JPH0686265A - 符号化画像信号切換装置 - Google Patents

符号化画像信号切換装置

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JPH0686265A
JPH0686265A JP25354092A JP25354092A JPH0686265A JP H0686265 A JPH0686265 A JP H0686265A JP 25354092 A JP25354092 A JP 25354092A JP 25354092 A JP25354092 A JP 25354092A JP H0686265 A JPH0686265 A JP H0686265A
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signal
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 1GOP分の信号を書込/読出するメモリ
3,23と、このメモリ3,23を制御するコントロー
ラ12とを有し、第1のチャンネルから第2のチャンネ
ルへの切り換えを行う際に、コントローラ12は、FI
FOコントロール回路5,25を介してこれらメモリ
3,23を制御することで、第1のチャンネルの画像信
号のフレームの完結直後に、第2のチャンネルの画像信
号のイントラフレーム以後のデータを接続するようにす
る。 【効果】 フレーム間符号化が適用される複数チャンネ
ルのディジタル符号化画像信号を適正に切り換えること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数チャンネルの圧縮
されたディジタル符号化画像信号を切り換える符号化画
像信号切換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像信号を圧縮符号化する手法として
は、種々提案されているが、その画像信号の圧縮符号化
の1方式として、例えばフレーム間符号化方式が存在す
る。
【0003】このフレーム間符号化方式の場合は、符号
化による誤差の伝搬を防ぐために、通常、数フレームに
1枚のフレーム内符号化画像(イントラフレーム,リフ
レッシュフレーム)が挿入される。すなわち、一定のイ
ンターバル毎に1枚のイントラフレームが挿入される。
【0004】ここで、上記フレーム間符号化方式の一具
体例として、例えば、いわゆるMPEG(Moving Pictu
re Experts Group)による標準化案では、いわゆるディ
ジタルストレージメディア用の画像信号の高能率符号化
方式が規定されている。ここで、当該方式で対象として
いるストレージメディアは、いわゆるCD(コンパクト
ディスク)やDAT(ディジタルオーディオテープレコ
ーダ),ハードディスク等のように、連続的な転送速度
が約1.5Mbit/sec 以下のものである。また、これ
は、直接復号器に接続されるだけでなく、コンピュータ
のバス,LAN(ローカル・エリア・ネットワーク),
テレコミュニケーション等の伝送媒体を介して接続され
ることや、衛星伝送等も想定されており、更に、正順再
生だけでなく、ランダムアクセスや高速再生、逆順再生
等のような特殊機能についても考慮されている。
【0005】上記MPEGによる画像信号の高能率符号
化方式の原理は、以下に示すようなものである。
【0006】すなわち、この高能率符号化方式では、先
ず、画像間の差分を取ることで時間軸方向の冗長度を落
とし、その後、いわゆる離散コサイン変換(DCT)処
理と可変長符号とを使用して空間軸方向の冗長度を落と
すようにしている。
【0007】先ず、上記時間軸方向の冗長度について以
下に述べる。
【0008】一般に、連続した動画では、時間的に前後
の画像と、ある注目している画像(すなわちある時刻の
画像)とは良く似ているものである。このため、例えば
図4に示すように、今から符号化しようとしている画像
と、時間的に前方の画像との差分を取り、その差分を伝
送するようにすれば、時間軸方向の冗長度を減らして伝
送する情報量を少なくすることが可能となる。このよう
にして符号化される画像は、後述する前方予測符号化画
像(Predictive-coded picture、Pピクチャ或いはPフ
レーム)と呼ばれる。同様に、上述の今から符号化しよ
うとしている画像と、時間的に前方或いは後方若しく
は、前方及び後方から作られた補間画像との差分をと
り、それらのうち小さな値の差分を伝送するようにすれ
ば、時間軸方向の冗長度を減らして伝送する情報量を少
なくすることが可能となる。このようにして符号化され
る画像は、後述する両方向予測符号化画像(Bidirectio
nallyPredictive-coded picture、Bピクチャ或いはB
フレーム)と呼ばれる。なお、この図4において、図中
Iで示す画像は後述する画像内符号化画像(イントラ符
号化画像:Intra-coded picture 、Iピクチャ或いはI
フレーム)を示し、図中Pで示す画像は上記Pピクチャ
を示し、図中Bで示す画像は上記Bピクチャを示してい
る。
【0009】また、各予測画像を作るためには、いわゆ
る動き補償が行われる。すなわちこの動き補償によれ
ば、例えば8×8画素の単位ブロックにより構成される
例えば16×16画素のブロック(以下マクロブロック
と呼ぶ)を作り、前画像の当該マクロブロックの位置の
近傍で一番差分の少ないところを探索し、この探索され
たマクロブロックとの差分をとることにより、送らなけ
ればならないデータを削減することができる。実際に
は、例えば、上記Pピクチャ(前方予測符号化画像)で
は、動き補償後の予測画と差分をとったものと、当該動
き補償後の予測画と差分をとらないものとのうち、デー
タ量の少ないものを上記16×16画素のマクロブロッ
ク単位で選択して符号化する。
【0010】しかし、上述のような場合、例えば物体が
動いた後ろから出てきた部分(画像)に関しては、多く
のデータを送らなければならない。そこで、例えば上記
Bピクチャ(両方向予測符号化画像)では、既に復号化
された動き補償後の時間的に前方或いは後方の画像及
び、その両者を足して作った補間画像と上記今から符号
化しようとしている画像との差分と、当該差分を取らな
いものすなわち今から符号化しようとしている画像の四
者のうち、一番データ量の少ないものが符号化される。
【0011】次に、上記空間軸方向の冗長度について以
下に述べる。
【0012】画像データの差分は、そのまま伝送するの
ではなく、上記8×8画素の単位ブロック毎に離散コサ
イン変換(DCT)をかける。当該DCTは、画像を画
素レベルでなく、コサイン関数のどの周波数成分がどれ
だけ含まれているかで表現するものであり、例えば2次
元DCTにより、8×8画素の単位ブロックのデータ
は、2次元DCTにより8×8のコサイン関数の成分の
係数ブロックに変換される。例えば、テレビカメラで撮
影したような自然画の画像信号は滑らかな信号になるこ
とが多く、この場合、当該画像信号に対して上記DCT
処理を施すことにより効率良くデータ量を落とすことが
できる。
【0013】すなわち例えば、上述の自然画の画像信号
のような滑らかな信号の場合、上記DCTをかけること
により、ある係数の回りに大きな値が集中するようにな
る。この係数を量子化すると、上記8×8の係数ブロッ
クは殆どが0になり、大きな係数のみが残るようにな
る。そこで、この8×8の係数ブロックのデータを伝送
する際には、いわゆるジグザグスキャンの順で、非零係
数とその係数の前にどれだけ0が続いたかを示すいわゆ
る0ランを一組としたいわゆるハフマン符号で送るよう
にすることで、伝送量を減らすことが可能となる。ま
た、復号器側では、逆の手順で画像を再構成する。
【0014】ここで、上述の高能率符号化方式が取り扱
うデータの構造を図5に示す。すなわち、この図5に示
すデータ構造は、下から順に、ブロック層と、マクロブ
ロック層と、スライス層と、ピクチャ層と、グループオ
ブピクチャ(GOP:Groupof Picture)層と、ビデオ
シーケンス層とからなる。以下、この図45において下
の層から順に説明する。
【0015】先ず、上記ブロック層において、当該ブロ
ック層のブロックは、輝度又は色差の隣合った8×8の
画素(8ライン×8画素の画素)から構成される。上述
したDCT(離散コサイン変換)は、この単位ブロック
毎にかけられる。
【0016】上記マクロブロック層において、当該マク
ロブロック層のマクロブロックは、左右及び上下に隣合
った4つの輝度ブロック(輝度の単位ブロック)Y0 ,
Y1,Y2 ,Y3 と、画像上では上記輝度ブロックと同
じ位置に当たる色差ブロック(色差の単位ブロック)C
r ,Cb との全部で6個のブロックで構成される。これ
らブロックの伝送の順は、Y0 ,Y1 ,Y2 ,Y3 ,C
r ,Cb の順である。ここで、当該符号化方式におい
て、予測画(差分をとる基準の画像)に何を用いるか、
或いは差分を送らなくても良いか等は、このマクロブロ
ック単位で判断される。
【0017】上記スライス層は、画像の走査順に連なる
1つ又は複数のマクロブロックで構成されている。この
スライスの頭(ヘッダ)では、画像内における動きベク
トル及びDC(直流)成分の差分がリセットされ、ま
た、最初のマクロブロックは、画像内での位置を示すデ
ータを持っており、したがってエラーが起こった場合で
も復帰できるようになされている。そのため、上記スラ
イスの長さや始まる位置は任意となり、伝送路のエラー
状態によって変えられるようになっている。
【0018】上記ピクチャ層において、ピクチャすなわ
ち1枚1枚の画像は、少なくとも1つ又は複数の上記ス
ライスから構成される。そして、それぞれが符号化の方
式にしたがって、上述のようなイントラ符号化画像(I
ピクチャ或いはIフレーム),上記前方予測符号化画像
(Pピクチャ或いはPフレーム),両方向予測符号化画
像(Bピクチャ或いはBフレーム),DCイントラ符号
化画像(DC coded (D)picture)の4種類の画像に分類
される。
【0019】ここで、上記イントラ符号化画像(Iピク
チャ)においては、符号化される時に、その画像1枚の
中だけで閉じた情報のみを使用する。したがって、言い
換えれば、復号化する時にIピクチャ自身の情報のみで
画像が再構成できることになる。実際には、差分を取ら
ずにそのままDCT処理して符号化を行う。この符号化
方式は、一般的に効率が悪いが、これを随所に入れてお
けば、ランダムアクセスや高速再生が可能となる。
【0020】上記前方予測符号化画像(Pピクチャ)に
おいては、予測画像(差分をとる基準となる画像)とし
て、入力で時間的に前に位置し既に復号化されたIピク
チャ又はPピクチャを使用する。実際には、動き補償さ
れた予測画像との差を符号化するのと、差を取らずにそ
のまま符号化する(イントラ符号)のと何れか効率の良
い方を上記マクロブロック単位で選択する。
【0021】上記両方向予測符号化画像(Bピクチャ)
においては、予測画像として時間的に前に位置し既に復
号化されたIピクチャ又はPピクチャ及び、その両方か
ら作られた補間画像の3種類を使用する。これにより、
上記3種類の動き補償後の差分の符号化とイントラ符号
との中で一番効率の良いものをマクロブロック単位で選
択できる。
【0022】上記DCイントラ符号化画像は、DCTの
DC係数のみで構成されるイントラ符号化画像であり、
他の3種の画像と同じシーケンスには存在できないもの
である。
【0023】上記グループオブピクチャ(GOP)層
は、1又は複数枚のIピクチャと、0又は複数枚の非I
ピクチャとから構成されている。ここで、符号器への入
力順を、例えば、1I,2B,3B,4P*5B,6
B,7I,8B,9B,10I,11B,12B,13
P,14B,15B,16P*17B,18B,19
I,20B,21B,22Pのようにした時、当該符号
器の出力すなわち復号器の入力は、例えば、1I,4
P,2B,3B*7I,5B,6B,10I,8B,9
B,13P,11B,12B,16P,14B,15B
*19I,17B,18B,22P,20B,21Bと
なる。このように符号器の中で順序の入れ換えがなされ
るのは、例えば、上記Bピクチャを符号化又は復号化す
る場合には、その予測画像となる時間的には後方である
上記Iピクチャ又はPピクチャが先に符号化されていな
くてはならないからである。ここで、上記Iピクチャの
間隔(例えば9)及び、Iピクチャ又はBピクチャの間
隔(例えば3)は自由である。また、Iピクチャ又はP
ピクチャの間隔は、当該グループオブピクチャ層の内部
で変わってもよいものである。なお、グループオブピク
チャ層の切れ目は、上記*で表されている。また、上記
IはIピクチャ、上記PはPピクチャ、上記BはBピク
チャを示している。
【0024】上記ビデオシーケンス層は、画像サイズ、
画像レート等が同じ1又は複数のグループオブピクチャ
層から構成される。
【0025】上述したように、上記MPEGによる高能
率符号化方式で標準化された動画像を伝送する場合に
は、先ず1枚の画像をピクチャ内で圧縮した画像が送ら
れ、次にこの画像を動き補償した画像との差分が伝送さ
れる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】ところで、将来のディ
ジタルテレビジョン放送は、ビットレートが低くかつ多
チャンネル化が期待できる上述したようなフレーム間符
号化方式による圧縮符号化画像信号で行われる可能性が
ある。したがって、例えば、放送局,ケーブルテレビジ
ョン局や、ローカルの分配局等では、このフレーム間符
号化方式が採用されたディジタル符号化画像信号の放送
を行う場合に、例えば、複数チャンネルの切り換え操作
(各地のプログラムサプライヤから送られてきた符号化
されたプログラムを切り換えたり、独自のローカルプロ
グラムやいわゆるCMを挿入したりすること)が行われ
るようになる可能性がある。
【0027】ところが、上記フレーム間符号化方式で
は、前述したように、一定のインターバルで挿入される
イントラフレームを除く他のフレームが、時間的に以前
のデータに依存しているので、上述のように複数チャン
ネルの信号系列を切り換える場合に任意のタイミングで
切り換えたのでは、切り換えの前後の信号同士がうまく
繋がり難い(破綻なく信号を繋げることができない)と
いう問題がある。
【0028】なお、現在のところ、フレーム間符号化が
適用されるディジタル符号化画像信号を切り換えること
は将来の必要生として論じられているが、装置として発
表されているものはない。
【0029】そこで本発明は、このような実情に鑑みて
なされたものであり、フレーム間符号化が適用される複
数チャンネルのディジタル符号化画像信号を適正に切り
換えることができる(破綻なく信号を繋げることができ
る)符号化画像信号切換装置を提供することを目的とす
るものである。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明の符号化画像信号
切換装置は、上述の目的を達成するために提案されたも
のであり、フレーム間符号化により圧縮符号化された複
数チャンネルのディジタル符号化画像信号を切り換える
符号化画像信号切換装置において、各チャンネル毎に設
けられると共に少なくともイントラフレーム間のインタ
ーバルの期間分の上記ディジタル符号化画像信号を書込
/読出するメモリ手段と、第1のチャンネルのディジタ
ル符号化画像信号から第2のチャンネルのディジタル符
号化画像信号への切り換えを行う際に、イントラフレー
ムから読み出すように上記第2のチャンネルに対応する
上記メモリ手段を制御する制御手段とを有してなるもの
である。
【0031】また、本発明の符号化画像信号切換装置
は、上記ディジタル符号化画像信号からフレームの完結
を示す情報を取り出すフレーム完結情報取り出し手段を
も有し、第1のチャンネルのディジタル符号化画像信号
から第2のチャンネルのディジタル符号化画像信号への
切り換えを行う際に、上記制御手段は、上記フレーム完
結情報取り出し手段からの情報に基づいて、上記第1の
チャンネルのディジタル符号化画像信号のフレームが完
結するまで読み出すように当該第1のチャンネルに対応
するメモリ手段を制御するようにもしている。
【0032】ここで、上記各チャンネルのディジタル符
号化画像信号を衛星伝送信号又は光ファイバからの伝送
信号又はランダムアクセス可能な記録媒体からの伝送信
号とする場合に、上記メモリ手段は上記ランダムアクセ
ス可能な記録媒体からの伝送信号に対応するチャンネル
を除くチャンネルのみに設けるようにする。したがっ
て、上記ランダムアクセス可能な記録媒体からの伝送信
号のチャンネルに切り換える際の上記制御手段は、上記
イントラフレームから読み出すように上記ランダムアク
セス可能な記録媒体の再生を制御するようにする。
【0033】すなわち、複数チャンネルの圧縮されたデ
ィジタル符号化画像信号を切り換える本発明の符号化画
像信号切換装置においては、各チャンネルのディジタル
符号化画像信号を復号化せずに切り換えるようにしてい
る。
【0034】換言すれば、本発明の符号化画像信号切換
装置は、フレーム間符号化によって情報圧縮された複数
チャンネルのディジタル符号化画像信号を切り換える符
号化画像信号切換装置であって、互いに非同期の第1の
チャンネルのディジタル符号化画像信号から第2のチャ
ンネルのディジタル符号化画像信号へ切り換える時に、
第1のチャンネルのディジタル符号化画像信号の適当な
ビデオフレームの終わりを探して切り、第2のチャンネ
ルのディジタル符号化画像信号では予めメモリ手段(F
IFOメモリ)にストアした画像信号から直前のリフレ
ッシュフレーム(イントラフレーム)を探して繋げるよ
うにするものである。
【0035】
【作用】本発明によれば、フレーム間符号化の場合、イ
ントラフレームを用いることで後に正常な復号化を行う
ことができるため、第1のチャンネルから第2のチャン
ネルへの切り換えを行うときには、第2のチャンネルの
ディジタル符号化画像信号のイントラフレームから読み
出すようにメモリ手段を制御する。これにより、切り換
えられた第2のチャンネルのディジタル符号化画像信号
はイントラフレーム以後の信号となり、したがって切り
換えられた第2のチャンネルのディジタル符号化画像信
号はこのイントラフレームを用いることで後に正常な画
像信号として復号することができるようになる。
【0036】また、本発明によれば、第1のチャンネル
から第2のチャンネルへの切り換えを行う際には、第1
のチャンネルのディジタル符号化画像信号のフレームが
完結するまで、この第1のチャンネルに対応するメモリ
手段からの読み出しを続け、第1のチャンネルのディジ
タル符号化画像信号のフレームが完結した直後に、第2
のチャンネルのディジタル符号化画像信号への切り換え
を行うようにしているため、切り換えられる直前の第1
のチャンネルのディジタル符号化画像信号も後に正常に
復号化することができるようになる。
【0037】さらに、各チャンネルのディジタル符号化
画像信号系統のうち、ランダムアクセス可能な記録媒体
からの伝送信号系統については、イントラフレームから
読み出すようにランダムアクセス可能な記録媒体の再生
を制御することで、メモリ手段が不要となる。
【0038】すなわち、本発明によれば、各チャンネル
のディジタル符号化画像信号を復号化せずに切り換える
ようにしているため、チャンネルの切り換えの後にエラ
ー訂正等ができるようになり、復号化した後に切り換え
る場合に比べて画質の劣化が少なくなる。
【0039】
【実施例】以下、本発明の符号化画像信号切換装置の実
施例を図面を参照しながら説明する。なお、本実施例で
は、フレーム間符号化方式として、例えば前述したMP
EGによる標準化案での符号化方式を採用している。ま
た、本実施例では、各チャンネルのディジタル符号化画
像信号として、衛星伝送によるディジタル符号化画像信
号及び、ランダムアクセス可能な記録媒体としての例え
ばディジタルビデオディスクからのディジタル符号化画
像信号を例に挙げている。
【0040】すなわち、図1において、例えば衛星から
のディジタルテレビジョン放送電波は、アンテナ10,
20により受信される。これらアンテナ10,20で受
信されたディジタル衛星放送用に変調されている信号
は、それぞれ復調回路1,21によって復調された後、
さらにチャンネルデコーダ2,22によってチャンネル
デコードされることにより、ディジタル符号化画像信号
(ディジタルビデオビットストリーム)SGA ,SGB
となされる。これらのチャンネルデコーダ2,22から
の信号SGA ,SGB は、例えば、図2のaに示すよう
に、画像データの他に、図中斜線部ADに示すようなタ
イムスロットに音声データや制御データや誤り訂正符号
等が含まれたものである。
【0041】また、上記図2のaに示す画像データは、
この図2のaの画像データのみを取り出して示す図2の
bのように、各ピクチャの先頭にピクチャシンクpsと
いう同期信号と、それに続いて前記Iピクチャ,Bピク
チャ,Pピクチャのピクチャタイプptを示すコードが
付加されている。
【0042】さらに、図2のcに示すように、1GOP
の先頭(イントラフレームのピクチャシンクpsの前)
には、当該GOPの同期を示すGOPシンクコードgs
と、GOPヘッダghとが付加されている。
【0043】このようなディジタル符号化画像信号SG
A ,SGB が、本実施例の符号化画像信号切換装置8の
入力端子(チャンネル入力端子)6,26に供給される
ようになっている。また、もう一つのチャンネルの入力
端子36には、ディジタルビデオディスク再生装置30
からのディジタル符号化画像信号SGC が供給されるよ
うになっている。
【0044】本実施例の符号化画像信号切換装置8は、
これらMPEGによる標準化案での符号化方式により圧
縮されたディジタル符号化画像信号SGA ,SGB ,S
Cのような複数チャンネルの信号を切り換える切換装
置であって、上記ディジタル符号化画像信号SGA ,S
B の各チャンネル毎に設けられると共に少なくともイ
ントラフレーム(Iピクチャ,リフレッシュフレーム)
間のインターバルの期間分(MPEGによる標準化案で
の符号化方式の場合は上記1GOP分)の上記ディジタ
ル符号化画像信号SGA ,SGB を書込/読出するメモ
リ手段であるFIFO(firsr-in firsr-out)メモリと
しての機能を有するメモリ3,23と、第1のチャンネ
ルのディジタル符号化画像信号から第2のチャンネルの
ディジタル符号化画像信号への切り換えを行う際に、上
記イントラフレーム(Iピクチャ)から読み出すように
上記第2のチャンネルに対応するメモリを制御する制御
手段としてのコントローラ12とを有してなるものであ
る。
【0045】また、本実施例の符号化画像信号切換装置
は、さらに上記ディジタル符号化画像信号SGA ,SG
B ,SGC からフレームの完結を示す情報(MPEGに
よる標準化案での符号化方式の場合の各ピクチャ毎のピ
クチャシンクps)を取り出すと共に上記ピクチャタイ
プptの情報も取り出すフレーム完結情報取り出し手段
であるピクチャシンク検出回路4,24,34を有し、
上記第1のチャンネルのディジタル符号化画像信号から
上記第2のチャンネルのディジタル符号化画像信号への
切り換えを行う際に、上記コントローラ12は、上記第
1のチャンネルに対応するピクチャシンク検出回路から
の情報(ピクチャシンク検出信号)に基づいて、上記第
1のチャンネルのディジタル符号化画像信号のフレーム
が完結するまで読み出すように当該第1のチャンネルに
対応する上記メモリを制御するようにしている。
【0046】さらに、本実施例の符号化画像信号切換装
置8は、上述したコントローラ12とメモリ3,23と
ピクチャシンク検出回路4,24,34の他に、以下の
構成要素をも有しているものである。
【0047】すなわち、本実施例の符号化画像信号切換
装置8には、オペレータと当該装置8との間のインター
フェースのために設けられると共に少なくともオペレー
タによるチャンネル切換指定入力動作をチャンネル切換
指定入力信号として上記コントローラ12に伝送するマ
ン/マシンインターフェース11と、上記ディジタル符
号化画像信号SGA ,SGB のチャンネルの系統に設け
られると共にそれぞれ上記GOPシンクコードgsを検
出するGOPシンク検出回路7,27と、これらGOP
シンク検出回路7,27に併設されると共にそれぞれ上
記GOPシンク検出回路7,27で検出されたGOPシ
ンクコードgsのタイミング及び上記コントローラ12
からの制御信号に基づいて上記メモリ3,23の書込/
読出をコントロールするFIFOコントロール回路5,
25と、上記チャンネル切換指定入力信号に基づいて上
記コントローラ12から供給されるチャンネル切換制御
信号に応じて上記ディジタル符号化画像信号SGA ,S
B ,SGC を切り換えるスイッチ回路40をも有して
いる。
【0048】ここで、以後は、本実施例装置8におい
て、例えば、第1のチャンネルとしての上記ディジタル
符号化画像信号SGA から第2のチャンネルとしての上
記ディジタル符号化画像信号SGB への切り換えを行う
場合を例に挙げて説明する。
【0049】先ず、上記チャンネル入力端子6に供給さ
れた上記切り換えられる側の第1のチャンネルのディジ
タル符号化画像信号SGA は、上記1GOP分の容量を
有しかつFIFOメモリとしての機能を有するメモリ3
に供給されると共に、上記GOPシンクコードgsを検
出するGOPシンク検出回路7にも送られる。当該GO
Pシンク検出回路7で検出されたGOPシンクコードg
sは、上記FIFOコントロール回路5に送られる。
【0050】また、現時点では未だ上記マン/マシンイ
ンターフェース11からチャンネル切換指定入力動作が
なされていないとする。すなわち、上記コントローラ1
2には、当該マン/マシンインターフェース11からの
チャンネル切換指定入力信号が未だ供給されていない。
【0051】この時の上記コントローラ12は、上記メ
モリ3で1GOP分のデータの書込/読出が行われたな
らば続けて次の1GOP分のデータの書込/読出が行わ
れるようなメモリ制御信号を出力させるように、上記F
IFOコントロール回路5を制御する。言い換えれば、
上記切り換えられる側の第1のチャンネル系統のFIF
Oコントロール回路5は、上記マン/マシンインターフ
ェース11からのチャンネル切換指定入力信号が上記コ
ントローラ12に供給されていない間は、上記メモリ3
において上記GOPシンクコードgsに基づくタイミン
グで上記ディジタル符号化画像信号SGA の書込/読出
がなされるような当該メモリ3に対するメモリ制御信号
(アドレス制御信号)を出力する。すなわち、この時の
上記FIFOコントロール回路5からは、データ書き込
みの際には上記1GOPの先頭のイントラフレーム(I
ピクチャ)の先頭のデータから順にアドレスの0番地,
1番地,2番地,・・・に記憶され、データ読み出しの
際には上記アドレスの0番地から順に1GOP分のデー
タが読み出されるような上記メモリ3へのメモリ制御信
号が出力される。また、上記メモリ3へ1GOP分のデ
ータの書込/読み出しが終了した後は、順次次の1GO
P分のデータの書込/読出が行われて行く。
【0052】このメモリ3から読み出されたデータは、
チャンネル切換スイッチ8に送られ、このチャンネル切
換スイッチ8を介して出力端子41に送られる。この出
力端子41からの出力信号は、チャンネルコーディング
回路61,変調回路62を介し、さらにケーブル(例え
ばいわゆるケーブルテレビジョン用のケーブル)63に
より後段の構成に伝送されるようになっている。
【0053】また、上記コントローラ12に上記マン/
マシンインターフェース11からのチャンネル切換指定
入力信号が未だ供給されていない場合は、上記チャンネ
ル入力端子26に供給されたディジタル符号化画像信号
SGB も、上記メモリ3と同様の1GOP分の容量を有
しかつFIFOメモリとしての機能を有するメモリ23
に供給されると共に、上記GOPシンクコードgsを検
出するGOPシンク検出回路27に送られている。当該
GOPシンク検出回路27で検出されたGOPシンクコ
ードgsは、上記FIFOコントロール回路25に送ら
れる。
【0054】この時、上記インターフェース11からの
チャンネル切換指定入力信号が未だ供給されていない時
点での上記コントローラ12は、上記切り換わる側の第
2のチャンネルのディジタル符号化画像信号SGB の系
統の上記FIFOコントロール回路25に対して、上記
メモリ3で1GOP分の書込が行われたならば当該メモ
リ23内をリセットさせ、続けて次の1GOP分の書込
が行われるようなメモリ制御信号を出力させるような制
御信号を出力する。言い換えれば、切り換わる側の第2
のチャンネル系統の上記FIFOコントロール回路25
は、上記マン/マシンインターフェース11からのチャ
ンネル切換指定入力信号が上記コントローラ12に供給
されていない間は、上記メモリ23において上記GOP
シンクコードgsに基づくタイミングで上記ディジタル
符号化画像信号SGB の書込のみがなされるような当該
メモリ23に対するメモリ制御信号(アドレス制御信
号)を出力する。すなわち、この時の上記FIFOコン
トロール回路25からは、データ書き込みについては上
記1GOPの先頭のイントラフレーム(Iピクチャ)の
先頭のデータから順にアドレスの0番地,1番地,2番
地,・・・に記憶されるが、データ読み出しは行われ
ず、上記1GOP毎に書込リセットがかけられるような
上記メモリ23へのメモリ制御信号が出力される。
【0055】ここで、例えば、オペレータがチャンネル
切換指定入力動作(第1のチャンネルの信号SGA から
第2のチャンネルの信号SGB への切換要求)行うと、
上記マン/マシンインターフェース11からは上記コン
トローラ12に対してチャンネル切換指定入力信号が送
られるようになる。
【0056】上記チャンネル切換指定入力信号が供給さ
れると、上記コントローラ12は、上記切り換えられる
側の第1のチャンネル系統の上記ピクチャシンク検出回
路4からの上記ピクチャシンクps及びピクチャタイプ
ptの情報に基づき、上記FIFOコントロール回路5
に対して、上記メモリ3にストアされているデータのう
ちから上記フレームの完結する直後(フレームの完結直
後)のデータまでを読み出させるようなメモリ制御信号
を出力させる。言い換えれば、上記チャンネル切換指定
入力信号が上記コントローラ12に供給された後の当該
切り換えられる側の第1のチャンネル系統の上記FIF
Oコントロール回路5は、上記メモリ3から上記フレー
ムが完結するまでのデータを上記GOPシンクコードg
sに基づくタイミングで読み出させるようなメモリ制御
信号を出力する。その後は、上記メモリ3において上記
GOPシンクコードgsに基づくタイミングで上記ディ
ジタル符号化画像信号SGA の書込のみがなされるよう
な当該メモリ3に対するメモリ制御信号(アドレス制御
信号)を出力する。
【0057】また、上記チャンネル切換指定入力信号が
供給されると、上記コントローラ12は、上記切り換わ
る側の第2のチャンネル系統の上記FIFOコントロー
ル回路25に対して、上記メモリ3から上記フレームの
完結した(フレームの完結)データが読み出された直後
に、上記メモリ23から1GOP分のデータを先頭から
(イントラフレームの先頭から)読み出させるようなメ
モリ制御信号を出力させるように制御する。言い換えれ
ば、上記マン/マシンインターフェース11からのチャ
ンネル切換指定入力信号が上記コントローラ12に供給
された後の当該切り換わる側の第2のチャンネル系統の
上記FIFOコントロール回路25は、上記メモリ3か
ら上記フレームの完結した(フレームの完結)データが
読み出された直後に、上記メモリ23において既にスト
アされている1GOP分のデータを上記GOPシンクコ
ードgsに基づくタイミングで当該メモリ23から順に
読み出させる。その後は、上記メモリ23において上記
GOPシンクコードgsに基づくタイミングで上記ディ
ジタル符号化画像信号SGB の書込/読出がなされるよ
うな当該メモリ23に対するメモリ制御信号(アドレス
制御信号)を出力する。
【0058】さらに、上記チャンネル切換指定入力信号
が供給された上記コントローラ12は、上記スイッチ回
路40に対して、上記メモリ3から読み出された上記フ
レームが完結した最後(フレームの最後)のデータに、
上記メモリ23から読み出された1GOPのイントラフ
レームの先頭のデータを繋げるようなチャンネル切換制
御信号を出力する。
【0059】これにより、当該チャンネル切換指定入力
動作の前後で切り換えられた第1,第2のチャンネル間
で破綻なく信号を繋げることができるようになる。
【0060】すなわち、本実施例装置8によれば、例え
ば、前記図2のbのデータ系列をチャンネル切換指定入
力動作前後における上記切り換えられる側の第1のチャ
ンネルの上記ディジタル符号化画像信号SGA とし、図
2のcのデータ系列を上記チャンネル切換指定入力動作
前後における上記切り換わる側の第2のチャンネルのデ
ィジタル符号化画像信号SGB とした場合において、例
えば図2のbの図中矢印TSで示すタイミングで上記コ
ントローラ12へチャンネル切換指定入力信号が供給さ
れると、上記チャンネル切換指定入力信号のタイミング
が属するフレームの完結時点で上記ディジタル符号化画
像信号SGA の上記メモリ3からの読み出しが停止さ
れ、その後、図2のdに示すように、上記メモリ23に
ストアされていた上記第2のチャンネルのディジタル符
号化画像信号SGB のGOPの先頭からの読み出しが開
始(図2のdの図中矢印RRで示すタイミングで読み出
し開始)されて、上記第1のチャンネルのディジタル符
号化画像信号SGA のフレームの最後と繋がれるように
なる。なお、図2のcの図中矢印WRは上記チャンネル
切換前の上記メモリ23での書込リセットのタイミング
を示している。
【0061】ところで、上記MPEGによる標準化案で
の符号化方式の場合、前述したように、Iピクチャ(イ
ントラフレーム)ではこのピクチャのみで自己完結して
いるが、Pピクチャは直前のIピクチャかPピクチャに
依存し、Bピクチャは直前の2つのIピクチャ又はPピ
クチャに依存している。したがって、本実施例では、チ
ャンネル切換指定入力動作のタイミングが図3の図中矢
印TSに示す時刻で与えられた場合、切り換えられる側
の第1のチャンネルのディジタル符号化画像信号SGA
側では、次のIピクチャかPピクチャの直前で切ること
が必要となる。すなわち、図3の例では、PA8ピクチャ
の直前で切るようにする。一方、切り換わる側の第2の
チャンネルのディジタル符号化画像信号SGB では、時
間的に遡って直前のIピクチャの先頭から繋げられる
(切り換えられる)ことが必要となる。すなわち、図3
の例では、IB2ピクチャの先頭から繋げられるようにす
る。MPEGのフォーマットでは、上述のような切り換
えを行うことで良好に繋がれた信号SWを得ることがで
きるようになる。
【0062】さらに、上述した実施例では、衛星伝送を
例に挙げているが、光ファイバによる伝送にも対応で
き、また、ランダムアクセス可能な記録媒体からの再生
信号SGC に対しても対応できる。このとき、本実施例
装置8は、上記ランダムアクセス可能な記録媒体である
ディジタルビデオディスク再生装置(或いは記録再生装
置)30からの伝送信号系には上記メモリ手段を設けな
いようにすることができる。すなわち、上記メモリ手段
は、上記ディジタルビデオディスク再生装置30からの
伝送信号SGC に対応するチャンネルを除くチャンネル
のみに設けるようにする。この場合の上記コントローラ
12は、上記ディジタルビデオディスク再生装置30か
らの伝送信号SGC のチャンネルに切り換える際に、上
記イントラフレームから読み出すように上記再生装置3
0の再生を制御する制御信号を端子37を介して当該再
生装置30に送る。
【0063】また、上述した実施例では、MPEGによ
る標準化案の符号化画像信号を用いているが、これに限
らず他のフォーマットのディジタル符号化画像信号にも
対応できる。
【0064】上述したように、本実施例装置によれば、
破綻なく信号の切り換えを可能としているため、例え
ば、CATV局ヘッドエンド等、ローカルの分配局等に
おいて、各地のプログラムサプライヤから送られてきた
符号化されたプログラムを切り換えたり、独自のローカ
ルプログラムやCMを挿入したりすることが可能とな
る。
【0065】さらに、本実施例によれば、各チャンネル
のディジタル符号化画像信号を復号化せずに切り換える
ようにしているため、チャンネルの切り換えの後にエラ
ー訂正等ができるようになり、したがって、復号化した
後に切り換える場合に比べて画質の劣化が少なくなる。
【0066】
【発明の効果】上述のように、本発明の符号化画像信号
切換装置においては、第1のチャンネルから第2のチャ
ンネルへの切り換えを行う際に、切り換えられる側の第
1のチャンネルのディジタル符号化画像信号のフレーム
の完結直後に、切り換わる側の第2のチャンネルのディ
ジタル符号化画像信号のイントラフレーム以後のデータ
を接続することで、フレーム間符号化が適用される複数
チャンネルのディジタル符号化画像信号を適正に切り換
えることができる(破綻なく信号を繋げることができ
る)。
【0067】さらに、各チャンネルのディジタル符号化
画像信号系統のうち、ランダムアクセス可能な記録媒体
からの伝送信号系統については、イントラフレームから
読み出すようにランダムアクセス可能な記録媒体の再生
を制御することで、メモリ手段が不要となり、構成を簡
略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の符号化画像信号切換装置の概略構成
を示すブロック回路図である。
【図2】本実施例装置におけるチャンネル切換の様子を
説明するための図である。
【図3】本実施例で用いた信号フォーマットに対応する
切り換えの様子を説明するための図である。
【図4】各予測画像を説明するための図である。
【図5】データ構造を示す図である。
【符号の説明】
3,23・・・・・・・メモリ 4,24,34・・・・ピクチャシンク検出回路 5,25・・・・・・・FIFOコントロール回路 7,27・・・・・・・GOPシンク検出回路 11・・・・・・・・・マン/マシンインターフェース 12・・・・・・・・・コントローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム間符号化により圧縮符号化され
    た複数チャンネルのディジタル符号化画像信号を切り換
    える符号化画像信号切換装置において、 各チャンネル毎に設けられると共に少なくともイントラ
    フレーム間のインターバルの期間分の上記ディジタル符
    号化画像信号を書込/読出するメモリ手段と、 第1のチャンネルのディジタル符号化画像信号から第2
    のチャンネルのディジタル符号化画像信号への切り換え
    を行う際に、イントラフレームから読み出すように上記
    第2のチャンネルに対応する上記メモリ手段を制御する
    制御手段とを有してなることを特徴とする符号化画像信
    号切換装置。
  2. 【請求項2】 上記ディジタル符号化画像信号からフレ
    ームの完結を示す情報を取り出すフレーム完結情報取り
    出し手段を有し、 第1のチャンネルのディジタル符号化画像信号から第2
    のチャンネルのディジタル符号化画像信号への切り換え
    を行う際に、上記制御手段は、上記フレーム完結情報取
    り出し手段からの情報に基づいて、上記第1のチャンネ
    ルのディジタル符号化画像信号のフレームが完結するま
    で読み出すように当該第1のチャンネルに対応するメモ
    リ手段を制御することを特徴とする請求項1記載の符号
    化画像信号切換装置。
  3. 【請求項3】 上記各チャンネルのディジタル符号化画
    像信号を衛星伝送信号又は光ファイバからの伝送信号又
    はランダムアクセス可能な記録媒体からの伝送信号とす
    ると共に、上記メモリ手段は上記ランダムアクセス可能
    な記録媒体からの伝送信号に対応するチャンネルを除く
    チャンネルのみに設けることを特徴とする請求項1又は
    2記載の符号化画像信号切換装置。
  4. 【請求項4】 複数チャンネルの圧縮されたディジタル
    符号化画像信号を切り換える符号化画像信号切換装置に
    おいて、 各チャンネルのディジタル符号化画像信号を復号化せず
    に切り換えることを特徴とする符号化画像信号切換装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003500906A (ja) * 1999-05-17 2003-01-07 オミクロン セティ エービー デジタル・テレビジョン受信システムにおけるチャネル変更のための装置
US6791602B1 (en) 1999-04-30 2004-09-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Frame switcher and method of switching, digital camera and monitoring system
JP2010526516A (ja) * 2007-05-04 2010-07-29 クゥアルコム・インコーポレイテッド デジタルマルチメディアチャネル切り替え
JP2012231478A (ja) * 2004-12-13 2012-11-22 Ipg Electronics 503 Ltd ストリーミングデータ配信

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