JPH0686226A - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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Publication number
JPH0686226A
JPH0686226A JP4237044A JP23704492A JPH0686226A JP H0686226 A JPH0686226 A JP H0686226A JP 4237044 A JP4237044 A JP 4237044A JP 23704492 A JP23704492 A JP 23704492A JP H0686226 A JPH0686226 A JP H0686226A
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JP
Japan
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video signal
signal
reproduced video
circuit
output
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Pending
Application number
JP4237044A
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English (en)
Inventor
Masakazu Hamaguchi
昌和 濱口
Takashi Furuhata
隆 降旗
Hiroaki Takahashi
宏明 高橋
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH0686226A publication Critical patent/JPH0686226A/ja
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 同期信号が欠落して正確に時間軸変動補正で
きない場合でも、小規模な回路でかつ簡素な信号処理
で、画質劣化を軽減し良好な再生画を安定に得ることが
できるようにする。 【構成】 再生映像信号が有する時間軸変動を補正する
映像信号処理装置において、同期信号が欠落して正確に
時間軸変動を補正できないラインを検出する検出手段を
設け、この検出出力に基づき、当該ラインの再生映像信
号を正確に時間軸変動補正された相関性の高い他のライ
ンの再生映像信号で置換するようにした。 【効果】同期信号が欠落して正確に時間軸変動を補正で
きないラインの再生映像信号を、小規模回路でかつ簡素
な信号処理で、正確に時間軸変動補正された相関性の高
い他のラインの再生映像信号で置換することができ、画
質劣化を軽減し良好な再生画を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は映像信号を記録媒体に記
録再生するVTRなどの映像信号記録再生装置に係り、
再生映像信号の時間軸変動を補正し、かつ再生映像信号
がドロップアウトなどにより欠落した場合でも良好な再
生画を安定に得ることができる映像信号処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】VTRなどの映像信号記録再生装置にお
いては、磁気ヘッドなどの信号検出媒体と磁気テープな
どの記録媒体との相対的な位置変動によって、再生映像
信号にジッタやスキューなどの時間軸変動が生じ、再生
画の画質を著しく損なうという問題を持っている。
【0003】上記問題を解決する方法としては、例えば
日本放送出版協会編、放送技術双書第5巻VTR技術第
6章にも記載されているように、図10に示すような時
間軸補正装置が従来から公知である。以下、従来例につ
いて図10を用いて説明する。
【0004】図10において、時間軸補正装置は、A/
D変換回路503、同期信号分離回路504、バースト
信号分離回路505、AFC(Automatic frequency co
ntrol)回路506、APC(Automatic phase control)
回路507、書き込みアドレス制御回路508、メモリ
509、基準クロック生成回路510、D/A変換回路
511、および読み取りアドレス制御回路512から基
本的に構成されている。
【0005】この時間軸補正装置では、入力端子501
から時間軸変動を有する再生映像信号が入力され、A/
D変換器503、同期信号分離回路504、およびバー
スト信号分離回路505に供給される。同期信号分離回
路504は、時間軸変動を有する再生映像信号に多重さ
れた水平および垂直同期信号を分離し、そのうち水平同
期信号HSをAFC回路506に出力する。AFC回路
506は、上記水平同期信号HSに基づき、その水平走
査周波数に追従して、再生映像信号の水平走査周波数f
hのN倍(Nは正の整数)の周波数f1(f1=N×f
h)を有するクロックCK1を生成しAPC回路507
に出力する。また、このクロックCK1を1/N分周す
ることによって1水平走査周期の書き込みスタート信号
WSTを生成し書き込みアドレス制御回路508に出力
する。
【0006】他方、バースト信号分離回路505は、時
間軸変動を有する再生映像信号に多重されたバースト信
号BSを分離し、APC回路507に出力する。APC
回路507は、クロックCK1の位相がバースト信号B
Sの位相に同期するよう位相制御を行って、時間軸変動
を有する再生映像信号の水平走査周波数fhのN倍の周
波数であって再生映像信号が有する時間軸変動に追従し
た書き込みクロックWCKを生成する。
【0007】このように生成された書き込みクロックW
CKは、A/D変換器503、書き込みアドレス制御回
路508に供給される。書き込みアドレス制御回路50
8は、上記書き込みクロックWCKと書き込みスタート
信号WSTに基づいて書込みアドレスを生成する。した
がって、入力端子501から供給された時間軸変動を有
する再生映像信号は、上記書き込みクロックWCKに同
期してA/D変換器503で逐次ディジタル信号に変換
され、上記書き込みアドレスに応じてメモリ509に書
き込まれる。
【0008】一方、基準クロック生成回路510は、時
間軸変動のない周波数の安定な読み取りクロックRCK
(周波数f1)を生成し、D/A変換器511と読み取
りアドレス制御回路512に出力するとともに、この読
み取りクロックRCKを1/N分周することによって1
水平走査周期の読み取りスタート信号RSTを生成し、
読み取りアドレス制御回路512に出力する。読み取り
アドレス制御回路512は、上記読み取りクロックRC
Kと読み取りスタート信号RSTに基づいて読み取りア
ドレスを生成する。このため、メモリ509に格納され
ていた再生映像信号は、上記読み取りアドレスに応じて
順次読み取られた後、D/A変換器511で逐次アナロ
グ信号に変換される。この結果、出力端子502から
は、時間軸変動が除去された再生映像信号が出力され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来技術
では、ドロップアウトなどにより再生映像信号が欠落し
た場合に、以下に記す問題があった。
【0010】すなわち、ドロップアウトなどにより再生
映像信号に多重された水平同期信号HSあるいはバース
ト信号BSが欠落すると、時間軸変動補正の基準となる
信号が欠落するので、当該ラインにおいては、上記AF
C回路506、APC回路507によって生成される書
き込みクロックWCKは、再生映像信号の時間軸変動に
追従せず、もはや正確に時間軸変動補正を行うことがで
きない。このため、水平同期信号HSあるいはバースト
信号BSが欠落した当該ラインの再生映像は再生画面上
で水平方向にずれて見え、再生画の画質を損なう。ま
た、サーチなどの特殊再生時においても、トラックジャ
ンプなどにより水平同期信号HSあるいはバースト信号
BSが欠落するので、当該ラインにおいては上記と同様
に再生画の画質を損なう。
【0011】以上のように、上記従来技術は、ドロップ
アウトやトラックジャンプなどにより再生映像信号に多
重された時間軸変動補正の基準となる水平同期信号H
S、バースト信号BSが欠落した場合の映像信号処理に
ついては配慮が十分でなく、上記のように再生画の画質
を損なうという問題があった。
【0012】本発明の目的は、水平同期信号HSあるい
はバースト信号BSが欠落して正確に時間軸変動補正を
行うことができない場合においても、小規模な回路でか
つ簡素な信号処理によって、画質劣化を軽減し良好な再
生画を安定に得ることができる映像信号処理装置を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的は以下のように
して達成される。
【0014】すなわち、同期信号分離手段によって、再
生映像信号に多重された水平および垂直同期信号などを
分離するとともに、バースト信号分離手段によって再生
映像信号に多重されたバースト信号を分離する。分離し
た水平同期信号およびバースト信号に基づき、例えばA
FC回路およびAPC回路で構成される書き込みクロッ
ク生成手段で、時間軸変動を有する再生映像信号の水平
走査周波数fhのN倍の周波数であって、再生映像信号
が有する時間軸変動に追従した書き込みクロックを生成
し、この書き込みクロックに同期して再生映像信号をA
/D変換器で逐次アナログ信号からディジタル信号に変
換する。そして、書き込みアドレス制御手段で生成した
書き込みアドレスに応じて、ディジタル信号に変換した
再生映像信号をメモリの所定アドレス領域に書き込む。
【0015】メモリに書き込まれた再生映像信号は、時
間軸変動のない周波数の安定な読み取りクロックに基づ
き、読み取りアドレス制御手段で生成した読み取りアド
レスに応じてメモリから読み取り、D/A変換器で上記
読み取りクロックに同期して逐次ディジタル信号からア
ナログ信号に変換する。
【0016】ドロップアウトなどにより水平同期信号、
垂直同期信号およびバースト信号が欠落した場合には、
同期信号補正手段によって欠落した水平同期信号、垂直
同期信号を補い、書き込みアドレス制御手段からは所定
の書き込みアドレスを安定に出力する。さらに、水平同
期信号あるいはバースト信号が欠落したラインを検出す
る第1の検出手段によって、もはや正確に時間軸変動の
補正ができないラインを検出する。
【0017】そして、この第1の検出手段の検出出力に
基づき、水平同期信号あるいはバースト信号が欠落し
て、もはや正確に時間軸変動の補正ができないラインの
再生映像信号のメモリへの書込みを禁止することによっ
て、上記目的を達成することができる。
【0018】あるいは、この第1の検出手段の検出出力
に基づき、水平同期信号あるいはバースト信号が欠落し
て、もはや正確に時間軸変動の補正ができないラインの
再生映像信号を第1の置換手段によって特定のディジタ
ルデータに置換しメモリに書込み、メモリからの読み取
り時にこの置換した特定のディジタルデータを第2の検
出手段によって検出して、第2の置換手段によって正確
に時間軸変動補正できないラインの再生映像信号を正確
に時間軸変動補正された他のラインの再生映像信号と置
換することによって、上記目的を達成することができ
る。
【0019】
【作用】再生映像信号が有する時間軸変動に追従した書
き込みクロックに基づいて再生映像信号をA/D変換
し、メモリの所定アドレス領域に書込み、周波数の安定
な読み取りクロックに基づきこれを読み取り、D/A変
換することにより、再生映像信号が有する時間軸変動を
除去でき、時間軸変動のない再生映像信号を得ることが
できる。
【0020】ドロップアウトなどにより水平同期信号、
垂直同期信号が欠落した場合には、上記同期信号補正手
段は、欠落した水平同期信号、垂直同期信号を過不足な
く補い、欠落のない補正水平同期信号、補正垂直同期信
号を書込みアドレス制御手段に供給するよう動作する。
したがって、書き込みアドレス制御手段は、所定の書き
込みアドレスを安定に生成するよう動作するので、如何
なる場合であっても再生映像信号をメモリの所定アドレ
ス領域に確実に書き込むことができる。
【0021】さらに、時間軸変動補正の基準となる水平
同期信号あるいはバースト信号が欠落した場合には、水
平同期信号あるいはバースト信号が欠落したラインの再
生映像信号はもはや正確に時間軸変動補正できないが、
上記第1の検出手段は正確に時間軸補正できないライン
を検出するよう動作する。この第1の検出手段の検出出
力に基づいて正確に時間軸変動補正できないラインの再
生映像信号のメモリへの書込みを禁止することにより、
正確に時間軸変動補正できないラインの再生映像信号を
メモリに書き込まず、この書込み禁止期間に対応するア
ドレス領域に既に書き込まれていた再生映像信号を保持
することができる。したがって、正確に時間軸変動補正
できないラインの再生映像信号は、この保持された再生
映像信号で置換される。例えば、メモリがフィールドメ
モリである場合には、正確に時間軸補正できないライン
の再生映像信号は、相関性の高い1フィールド前の正確
に時間軸補正された再生映像信号で置換されるので、水
平同期信号あるいはバースト信号が欠落して正確に時間
軸変動補正を行うことができない場合においても、小規
模回路でかつ簡素な信号処理によって、画質劣化を軽減
し良好な再生画を安定に得ることができる。
【0022】あるいは、上記第1の置換手段は、上記第
1の検出手段の検出出力に基づき、もはや正確に時間軸
変動の補正ができないラインの再生映像信号を特定のデ
ィジタルデータに置換するよう動作する。このため、正
確に時間軸変動の補正ができないラインの再生映像信号
は、特定のディジタルデータに置換されてメモリの所定
アドレス領域に書き込まれる。また、上記第2の検出手
段は、メモリから読み取られる再生映像信号からこの置
換された特定のディジタルデータを検出するよう動作す
る。さらに、上記第2の置換手段は、この第2の検出手
段の検出出力に基づき、この特定のディジタルデータで
置換されたラインの再生映像信号を、例えば相関性の高
い1ライン前の正確に時間軸変動補正された再生映像信
号で置換するよう動作する。したがって、時間軸変動補
正の基準となる水平同期信号あるいはバースト信号が欠
落して、正確に時間軸変動補正できないラインの再生映
像信号は、メモリから読み取られた後、相関性の高い他
のラインの正確に時間軸補正された再生映像信号で置換
されるので、水平同期信号あるいはバースト信号が欠落
して正確に時間軸変動補正を行うことができない場合に
おいても、小規模回路でかつ簡素な信号処理によって、
画質劣化を軽減し、良好な再生画を安定に得ることがで
きる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0024】図1は、本発明による映像信号処理装置の
第1の実施例を示すブロック図である。
【0025】図1において、この第1の実施例に係る映
像信号処理装置は、図10に示した従来例に対して、ド
ロップアウト検出回路28、同期信号補正回路30、第
1の検出回路100、OR回路80を付加し、基準クロ
ック生成回路510の代わりに同期信号生成回路72、
読み取りクロック生成回路、および加算回路22を設け
たもので、その他の構成は、基本的に前述の従来例を同
様である。
【0026】このように構成された映像信号処理装置で
は、端子10からは時間軸変動を有する再生映像信号が
入力され、A/D変換器20、同期信号分離回路24お
よびバースト信号分離回路26に供給される。同期信号
分離回路24では再生映像信号に多重された垂直同期信
号VS、水平同期信号HSを分離出力し、バースト信号
分離回路26では再生映像信号に多重されたバースト信
号BSを分離出力する。書き込みクロック生成回路50
は、例えば図10の従来技術と同様にAFC回路506
およびAPC回路507などで構成されており、上記同
期信号分離回路24から供給される水平同期信号HSと
上記バースト信号分離回路26から供給されるバースト
信号BSに基づき、再生映像信号の時間軸変動に追従し
た書き込みクロックWCK(周波数fw)を生成する。
したがって、端子10から入力された時間軸変動を有す
る再生映像信は、上記書き込みクロック生成回路50か
ら出力された書き込みクロックWCKに同期して、A/
D変換器20で逐次アナログ信号からディジタル信号に
変換されてメモリ21に供給される。
【0027】他方、同期信号補正回路30には、上記同
期信号分離回路24で分離出力された垂直同期信号V
S、水平同期信号HSおよび上記書き込みクロック生成
回路50で生成された書き込みクロックWCKが供給さ
れる。同期信号補正回路30は、ドロップアウトやサー
チなどの特殊再生時におけるトラックジャンプなどによ
り垂直同期信号VS、水平同期信号HSが欠落した場合
に、欠落した同期信号を過不足なく補い、欠落補正され
た補正垂直同期信号VS’、補正水平同期信号HS’を
出力する。
【0028】図2に本発明における上記同期信号補正回
路30の具体的な一実施例を示す。図3、図4はその動
作説明用の波形図である。まず、ドロップアウトやサー
チなどの特殊再生時におけるトラックジャンプなどによ
り欠落した水平同期信号HSを補正する場合について説
明する。
【0029】図2において、同期信号補正回路30は、
カウンタ34,41、デコーダ35,42および2つの
OR回路36,43とから基本的に構成され、端子3
1,33にはそれぞれ上記水平同期信号HSおよび書き
込みクロックWCKが供給される。端子31から入力さ
れた水平同期信号HS(図3(a))はOR回路36に
供給され、端子33から入力された書き込みクロックW
CK(図3(b))はカウンタ34のクロック端子CK
に供給される。カウンタ34のリセット端子Rには、後
述するが、上記水平同期信号HSと補間水平同期パルス
HP(図3(c))とを論理加算した補正水平同期信号
HS’(図3(d))が供給される。このため、カウン
タ34は上記補正水平同期信号HS’により毎ライン計
数値が初期化された後、上記書き込みクロックWCKを
計数する。デコーダ35にはカウンタ34の計数出力C
P1が供給され、デコーダ35はこの計数出力CP1が
所定値になったとき、補間水平同期パルスHP(図3
(c))を出力するよう動作する。デコーダ35は、カ
ウンタ34が1H+Δτ1(ただし、1H:再生映像信
号の一水平走査期間、Δτ1≪1H)時間に相当するク
ロック数を計数したとき、補間水平同期パルスHPを出
力するようデコード値が設定されている。したがって、
図3に示すように、水平同期信号HS(図3(a))が
分離された場合には、カウンタ34は水平同期信号HS
によって毎ライン計数値が初期化されるので、計数出力
CP1はデコーダ35の設定値に達せず、補間水平同期
パルスHP(図3(c))は出力されない。しかし、水
平同期信号HSがドロップアウトなどにより欠落した場
合には、カウンタ34は水平同期信号HSによって計数
値が初期化されないので、図3(c)に示すように、欠
落した水平同期信号の直後に時間Δτ1遅れて補間水平
同期パルスHPが出力される。補間水平同期パルスHP
はOR回路36に供給され、水平同期信号HSと論理加
算されるとともに、端子37に出力される。
【0030】したがって、ドロップアウトやサーチなど
の特殊再生時におけるトラックジャンプなどにより水平
同期信号HSが欠落しても、欠落した水平同期信号はこ
れとほぼ同じタイミングで出力される上記補間水平同期
パルスHPで過不足なく補われ、欠落補正された補正水
平同期信号HS’がOR回路36から端子38に出力さ
れる。
【0031】次に、ドロップアウトやサーチなどの特殊
再生時におけるトラックジャンプなどにより欠落した垂
直同期信号VSを補正する場合について説明するが、水
平同期信号HSを補正する場合と同様にして実現でき
る。
【0032】図2において、端子32には上記垂直同期
信号VSが供給される。端子32から入力された垂直同
期信号VS(図4(a))はOR回路43に供給され、
端子33から入力された書き込みクロックWCK(図4
(b))はカウンタ41のクロック端子CKに供給され
る。カウンタ41のリセット端子Rには、後述するが、
上記垂直同期信号VSと補間垂直同期パルスVP(図4
(c))とを論理加算した補正垂直同期信号VS’(図
4(d))が供給される。このため、カウンタ41は上
記補正垂直同期信号VS’により毎フィールド計数値が
初期化された後、上記書き込みクロックWCKを計数す
る。デコーダ42にはカウンタ41の計数出力CP2が
供給され、デコーダ42はこの計数出力CP2が所定値
になったとき、補間垂直同期パルスVP(図4(c))
を出力するよう動作する。デコーダ42は、カウンタ4
1が1V+Δτ2(ただし、1V:再生映像信号の一垂
直走査期間、Δτ2≪1V)時間に相当するクロック数
を計数したとき、補間垂直同期パルスVPを出力するよ
うデコード値が設定されている。したがって、図4に示
すように、垂直同期信号VS(図4(a))が分離され
た場合には、カウンタ41は垂直同期信号VSによって
毎フィールド計数値が初期化されるので、計数出力CP
2はデコーダ42の設定値に達せず、補間垂直同期パル
スVP(図4(c))は出力されない。しかし、垂直同
期信号HSがドロップアウトなどにより欠落した場合に
は、カウンタ41は垂直同期信号VSによって計数値が
初期化されないので、図4(c)に示すように、欠落し
た垂直同期信号の直後に時間Δτ2遅れて補間垂直同期
パルスVPが出力される。補間垂直同期パルスVPはO
R回路43に供給され、垂直同期信号VSと論理加算さ
れるとともに、端子44に出力される。
【0033】したがって、ドロップアウトやサーチなど
の特殊再生時におけるトラックジャンプなどにより垂直
同期信号VSが欠落しても、欠落した垂直同期信号はこ
れとほぼ同じタイミングで出力される上記補間垂直同期
パルスVPで過不足なく補われ、欠落補正された補正垂
直同期信号VS’がOR回路43から端子44に出力さ
れる。
【0034】以上、本発明における同期信号補正回路3
0の具体的な一構成例を示したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、他の如何なる方式の同期信号補正
回路であってもよい。
【0035】図1に戻って、書き込みアドレス制御回路
60には、上記の欠落補正された補正垂直同期信号V
S’、補正水平同期信号HS’および書き込みクロック
WCKが供給される。書き込みアドレス制御回路60
は、カウンタなどで構成されており、供給された補正垂
直同期信号VS’、補正水平同期信号HS’および書き
込みクロックWCKに基づいて、A/D変換器20でデ
ィジタル信号に変換された再生映像信号をメモリ21の
所定アドレス領域に書き込むための書き込みアドレスW
Aを生成する。書き込みアドレス制御回路60は、ドロ
ップアウトやサーチなどの特殊再生時におけるトラック
ジャンプなどにより垂直同期信号VS、水平同期信号H
Sが欠落した場合であっても、補正垂直同期信号V
S’、補正水平同期信号HS’および書き込みクロック
WCKに基づいて書き込みアドレスWAを所定どおり更
新するよう動作するので、所定の書き込みアドレスWA
を安定に生成する。このため、メモリ21に供給された
再生映像信号は、如何なる場合においてもこの書き込み
アドレスWAに応じてメモリ21の所定のアドレス領域
に書き込まれる。
【0036】次に、ドロップアウトやサーチなどの特殊
再生時におけるトラックジャンプなどにより再生映像信
号に多重された時間軸変動補正の基準となる水平同期信
号HSあるいはバースト信号BSが欠落し、正確に時間
軸変動補正を行うことができないラインを検出する第1
の検出回路100について説明する。
【0037】第1の検出回路100には、同期信号分離
回路24で分離出力された水平同期信号HSと同期信号
補正回路30で生成された補間水平同期パルスHPが供
給される。また、端子12からは、磁気ヘッドによって
磁気テープから再生された再生高周波(RF)信号が入
力され、ドロップアウト検出回路28に供給される。ド
ロップアウト検出回路28は、例えば、再生高周波(R
F)信号のエンベロープを検波し、その振幅が所定レベ
ル以下まで低下したならばドロップアウトと判断し、ド
ロップアウト信号DOPを出力するものである。ドロッ
プアウト検出回路28から出力された再生映像信号のド
ロップアウト期間を示すドロップアウト信号DOPは、
第1の検出回路100に供給される。図5に本発明にお
ける上記第1の検出回路100の具体的な一実施例を示
す。図6はその動作説明用の波形図である。
【0038】図5において、第1の検出回路は、バース
トゲート110、AND回路112、OR回路116、
およびRSフリップフロップ116とによって構成さ
れ、端子101からは、図1の同期信号分離回路24で
再生映像信号(図6(a))から分離出力された水平同
期信号HS(図6(b))が入力される。端子102か
らは、図1および図2に示した同期信号補正回路30で
再生映像信号(図6(a))に多重された水平同期信号
HSがドロップアウトなどにより欠落した場合にこれを
補うよう生成された補正水平同期パルスHP(図6
(g))が入力される。端子103からは、再生映像信
号(図6(a))がドロップアウトなどにより欠落した
期間を示す上記ドロップアウト信号DOP(図6
(e))が入力される。
【0039】端子101から入力された水平同期信号H
Sは、バーストゲート信号生成回路110およびRSフ
リップフロップ116のリセット端子Rに供給される。
バーストゲート信号生成回路110は、例えばモノマル
チバイブレータなどで構成されており、供給された上記
水平同期信号HSをトリガパルスとして再生映像信号に
多重されたバースト信号BSの多重期間を示すバースト
ゲート信号BG(図6(d))を生成する。バーストゲ
ート信号BGは、上記水平同期信号HSに基づいて生成
されるので、再生映像信号に多重された水平同期信号H
Sがドロップアウトなどにより欠落した場合には生成さ
れず、正しく水平同期信号HSが分離出力された場合に
のみ生成される。
【0040】AND回路112には、上記バーストゲー
ト信号BGとドロップアウト信号DOPが供給され、信
号BN(図6(f))を出力する。信号BNは、バース
トゲート信号BGが「H」レベルである期間(すなわ
ち、再生映像信号に多重されたバースト信号BSの多重
期間)に、再生映像信号がドロップアウトなどにより欠
落したことを示すドロップアウト信号DOPが「H」レ
ベルである場合に、「H」レベルとなる信号である。換
言すれば、再生映像信号に多重されたバースト信号BS
の一部分でもドロップアウトなどにより欠落した場合に
は、再生映像信号に多重されたバースト信号BSの多重
期間内で「H」レベルとなる信号であって、バースト信
号BSが図1のバースト信号分離回路26で正しく分離
出力されないことを示す信号である。
【0041】OR回路114には、このように生成され
た信号BN(図6(f))と端子102から入力された
補正水平同期パルスHP(図6(g))が供給される。
OR回路114からは、信号BNと補正水平同期パルス
HPが論理加算された信号SP(図6(h))が出力さ
れる。したがって、信号SPは再生映像信号に多重され
た水平同期信号HSが欠落した場合には欠落した水平同
期信号HSとほぼ同じ位置で、あるいはバースト信号B
Sの一部分でも欠落した場合には欠落したバースト信号
BSの多重期間内で「H」レベルとなる信号であって、
水平同期信号HSあるいはバースト信号BSがドロップ
アウトなどにより欠落したことを示す信号である。
【0042】OR回路114から出力された上記信号S
Pは、RSフリップフロップ116のセット端子Sに供
給される。また、RSフリップフロップ116のリセッ
ト端子Rには、上記水平同期信号HSが供給される。R
Sフリップフロップ116は、再生映像信号から水平同
期信号HSが正しく分離された場合には、水平同期信号
HSによってリセットされ、ドロップアウトなどにより
水平同期信号HSが欠落したり、バースト信号BSの一
部分でも欠落した場合には、上記信号SPでセットされ
るので、RSフリップフロップ116の出力端子Qから
は、図6(i)に示す信号DT1が出力され、端子10
4に供給される。この信号DT1は、図6(i)から明
らかなように、水平同期信号HSが欠落したり、バース
ト信号BSの一部分でも欠落したラインを示す信号であ
る。換言すれば、時間軸変動補正の基準となる水平同期
信号HS、バースト信号BSの欠落によって、正しく時
間軸変動補正を行うことができないラインを示す信号で
あって、第1の検出回路100の検出信号として出力さ
れる。
【0043】再び図1に戻って、第1の検出回路100
から出力される上記信号DT1は、OR回路80に供給
される。また、OR回路80には端子12から入力され
たドロップアウト信号DOPが供給され、信号DT1と
ドロップアウト信号DOPが論理加算された信号WEが
出力される。信号WEは、図6(j)に示すように、ド
ロップアウトなどにより再生映像信号が欠落した期間、
および時間軸変動補正の基準となる水平同期信号HS、
バースト信号BSの欠落によって正しく時間軸変動補正
を行うことができないラインを示す信号である。この信
号WEは、メモリ21のライトイネーブル信号としてメ
モリ21に供給される。
【0044】メモリ21は、ライトイネーブル信号が
「L」レベルであるとき、A/D変換器20から供給さ
れる再生映像信号を、前記書き込みアドレス制御回路6
0で生成した書き込みアドレスWAに応じて、所定のア
ドレス領域に書き込むよう動作する。また、ライトイネ
ーブル信号が「H」レベルであるときには、A/D変換
器20から供給される再生映像信号を所定のアドレス領
域に書き込まないよう動作する。書き込みアドレスWA
は、前記のように、ドロップアウトなどにより再生映像
信号に多重された水平同期信号HS及び垂直同期信号V
Sが欠落しても、書き込みアドレス制御回路60で安定
に生成されるので、ライトイネーブル信号が「H」レベ
ルであっても、再生映像信号を格納するアドレス領域は
所定どおり順次更新される。このため、ライトイネーブ
ル信号が「H」レベルである期間に、新たに再生映像信
号が書き込まれなかったメモリ21のアドレス領域に
は、既に書き込まれていた再生映像信号が保持されるこ
とになる。したがって、例えば、メモリ21が1フィー
ルドの再生映像信号を格納することができる容量を有す
るフィールドメモリである場合には、ライトイネーブル
信号が「H」レベルである期間(すなわち、ドロップア
ウトなどにより再生映像信号が欠落した期間、および時
間軸変動補正の基準となる水平同期信号HS、バースト
信号BSの欠落によって正しく時間軸変動補正を行うこ
とができないライン)の再生映像信号は、新たにメモリ
21に書き込まれないので、既に書き込まれていた相関
性の高い1フィールド前の正確に時間軸変動補正された
良好な再生映像信号で置換されることになる。あるい
は、メモリ21が1フレームの再生映像信号を格納する
ことができる容量を有するフレームメモリである場合に
は、同様に相関性の高い1フレーム前の正確に時間軸変
動補正された良好な再生映像信号で置換されることにな
る。
【0045】以上の説明より明らかなように、上記信号
WEによってメモリ21への再生映像信号の書き込みを
制御することにより、ドロップアウト信号DOPで示さ
れる再生映像信号が欠落した期間だけでなく、時間軸変
動補正の基準となる水平同期信号HS、バースト信号B
Sが欠落して正しく時間軸変動補正を行うことができな
いラインの再生映像信号をも相関性の高い正確に時間軸
変動補正された良好な再生映像信号で置換することがで
きる。
【0046】次に、以上のようにしてメモリ21に書き
込まれた再生映像信号をメモリ21から読み取る場合に
ついて説明する。
【0047】図1において、読み取りクロック生成回路
70は、水晶発振回路や分周回路などで構成されてお
り、時間軸変動のない周波数の安定な読み取りクロック
RCK(周波数fr)を生成する。読み取りクロックR
CKは、同期信号生成回路72、読み取りアドレス制御
回路74およびD/A変換器23に供給される。同期信
号生成回路72は、カウンタなどで構成されており、供
給された読み取りクロックRCKを適宜分周して、時間
軸変動のない基準水平同期信号RHS、基準垂直同期信
号VSを生成し読み取りアドレス制御回路74に供給す
るとともに、基準複合同期信号RCSを生成し加算回路
22に供給する。読み取りアドレス制御回路74は、カ
ウンタなどで構成されており、供給された基準垂直同期
信号RVS、基準水平同期信号RHSおよび読み取りク
ロックRCKに基づいてメモリ21の所定アドレス領域
に書き込まれた再生映像信号を読み取るための読み取り
アドレスRAを生成する。
【0048】メモリ21の所定アドレス領域に書き込ま
れた再生映像信号は、メモリ21に供給された読み取り
アドレスRAに基づき、時間軸変動が補正されて順次読
み取られ、加算回路22に供給される。上記のように、
例えば、メモリ21がフィールドメモリである場合に
は、ドロップアウトなどにより再生映像信号が欠落した
期間、および時間軸変動補正の基準となる水平同期信号
HS、バースト信号BSの欠落によって正しく時間軸変
動補正を行うことができないラインの再生映像信号は、
メモリ21に書き込まれないので、既に書き込まれてい
た相関性の高い1フィールド前の正確に時間軸変動補正
された良好な再生映像信号で置換され読み出されること
になる。あるいは、メモリ21がフレームメモリである
場合には、同様に相関性の高い1フレーム前の正確に時
間軸変動補正された良好な再生映像信号で置換され読み
出されることになる。
【0049】加算回路22は、メモリ21から読み取ら
れた時間軸変動補正された再生映像信号に同期信号生成
回路72で生成された時間軸変動のない基準複合同期信
号RCSを付加するよう動作するので、時間軸変動補正
され、かつ基準複合同期信号RCSが付加された再生映
像信号が加算回路22からD/A変換器23に供給され
る。D/A変換器23に供給されたこの再生映像信号
は、上記読み取りクロックRCKに同期して、逐次ディ
ジタル信号からアナログ信号に変換されて、端子14に
出力される。
【0050】この結果、端子14からは、ドロップアウ
ト信号DOPで示される再生映像信号が欠落した期間お
よび時間軸変動補正の基準となる水平同期信号HS、バ
ースト信号BSが欠落して正しく時間軸変動補正を行う
ことができないラインの再生映像信号を相関性の高い正
確に時間軸変動補正された再生映像信号で置換し、かつ
時間軸変動を除去した、良好な再生映像信号が出力され
る。
【0051】以上の説明より明らかなように、図1に示
した本発明の映像信号処理装置では、時間軸変動補正を
行うとともに、小規模かつ簡素な信号処理の第1の検出
回路100を設けメモリ21への再生映像信号の書き込
みを制御するだけで、ドロップアウト信号DOPで示さ
れる再生映像信号が欠落した期間のみならず、時間軸変
動補正の基準となる水平同期信号HS、バースト信号B
Sが欠落して正しく時間軸変動補正を行うことができな
いラインの再生映像信号をも相関性の高い正確に時間軸
変動補正された再生映像信号によって置換することがで
き、小規模な回路でかつ簡素な信号処理によって画質劣
化を軽減し良好な再生映像信号を得ることができる。
【0052】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。
【0053】図7は、本発明による映像信号処理装置の
他の実施例を示すブロック図である。図7は図1と一部
共通であり、共通部分には同一符号を付し、その詳細説
明は省略する。
【0054】この第2の実施例は、概略的に言えば第1
の実施例に対してA/D変換器20とメモリ21との間
に第1の置換回路200を、また、メモリ21とD/A
変換器の間に第2の検出回路300と第2の置換回路4
00とを設けたもので、図7において、端子10からは
時間軸変動を有する再生映像信号が入力され、A/D変
換器20、同期信号分離回路24およびバースト信号分
離回路26に供給される。同期信号分離回路24は再生
映像信号に多重された垂直同期信号VS、水平同期信号
HSを分離出力し、バースト信号分離回路26は再生映
像信号に多重されたバースト信号BSを分離出力する。
書き込みクロック生成回路50では、上記分離出力され
た水平同期信号HSとバースト信号BSに基づき、再生
映像信号の時間軸変動に追従した書き込みクロックWC
K(周波数fw)が生成される。したがって、端子10
から入力された時間軸変動を有する再生映像信号は、上
記書き込みクロックWCKに同期して、A/D変換器2
0で逐次アナログ信号からディジタル信号に変換されて
第1の置換回路200に供給される。
【0055】他方、同期信号補正回路30は、ドロップ
アウトやサーチなどの特殊再生時におけるトラックジャ
ンプなどにより垂直同期信号VS、水平同期信号HSが
欠落した場合に、欠落した同期信号を過不足なく補い、
欠落補正された補正垂直同期信号VS’、補正水平同期
信号HS’および補正水平同期パルスHPを出力する。
書き込みアドレス制御回路60は、ドロップアウトやサ
ーチなどの特殊再生時におけるトラックジャンプなどに
より垂直同期信号VS、水平同期信号HSが欠落した場
合であっても、補正垂直同期信号VS’、補正水平同期
信号HS’および書き込みクロックWCKに基づき、所
定の書き込みアドレスWAを安定に生成する。このた
め、後述する第1の置換回路200からメモリ21に供
給された再生映像信号は、如何なる場合においてもこの
書き込みアドレスWAに応じてメモリ21の所定のアド
レス領域に書き込まれる。
【0056】さらに、第1の検出回路100は、図1に
示した実施例と同様に、水平同期信号HS、補正水平同
期パルスHPおよびドロップアウト信号DOPに基づ
き、時間軸変動補正の基準となる水平同期信号HS、バ
ースト信号BSの欠落によって、正しく時間軸変動補正
を行うことができないラインを示す信号DT1を出力す
る。そして、OR回路80で信号DT1とドロップアウ
ト信号DOPが論理加算され、ドロップアウト信号DO
Pで示される再生映像信号が欠落した期間、および時間
軸変動補正の基準となる水平同期信号HS、バースト信
号BSの欠落によって正しく時間軸変動補正を行うこと
ができないラインを示す信号WEが生成され、第1の置
換回路200に供給される。
【0057】次に、この第1の置換回路200について
説明する。上記のように、第1の置換回路200には、
A/D変換器20からの再生映像信号とOR回路80か
らの信号WEが供給される。第1の置換回路200は、
信号WEに応じて、ドロップアウト信号DOPで示され
る再生映像信号が欠落した期間、および時間軸変動補正
の基準となる水平同期信号HS、バースト信号BSの欠
落によって正しく時間軸変動補正を行うことができない
ラインの再生映像信号を、A/D変換器20でディジタ
ル信号に変換された再生映像信号に含まれない特定のデ
ィジタルデータに置換するものである。
【0058】図8に本発明における上記第1の置換回路
200の具体的な一実施例を示す。第1の置換回路20
0は、切り換え回路204と特定ディジタルデータ発生
回路205とからなり、端子201にはA/D変換器2
0でディジタル信号に変換された再生映像信号が入力さ
れ、切り換え回路204の一方の入力端子aに供給され
る。端子202にはOR回路80からの信号WEが入力
され、切り換え回路204の制御端子cに供給される。
【0059】特定ディジタルデータ発生回路205はA
/D変換器20でディジタル信号に変換された再生映像
信号に含まれない特定のディジタルデータを発生するも
のである。具体的には、例えば、A/D変換器20を8
ビットのA/D変換器とし、A/D変換器20に入力さ
れる再生映像信号の信号レベルを調整して、再生映像信
号のA/D変換値に16進数の「00」が含まれないよ
うにA/D変換する。そして、この再生映像信号のA/
D変換値に含まれない16進数の「00」を特定ディジ
タルデータRDとして、特定ディジタルデータ発生回路
205から出力する。発生された特定ディジタルデータ
RDは切り換え回路204の他方の入力端子bに供給さ
れる。
【0060】切り換え回路204は、制御端子cに供給
された信号WEが「L」レベルである場合には入力端子
aに供給された再生映像信号を、「H」レベルである場
合には入力端子bに供給された特定ディジタルデータR
Dを出力端子dに出力するよう動作する。したがって、
切り換え回路204の出力端子dからは、ドロップアウ
ト信号DOPで示される再生映像信号が欠落した期間、
および時間軸変動補正の基準となる水平同期信号HS、
バースト信号BSの欠落によって正しく時間軸変動補正
を行うことができないラインの再生映像信号について
は、これを特定ディジタルデータRD(例えば、上記の
ように16進数の「00」)で置換した再生映像信号が
出力され、端子203に供給される。
【0061】図7に戻って、上記第1の置換回路200
から出力された再生映像信号はメモリ21に供給され、
如何なる場合においても前記書き込みアドレスWAに応
じてメモリ21の所定のアドレス領域に書き込まれる。
メモリ21の所定アドレス領域に書き込まれた再生映像
信号は、図1に示した実施例と同様に、読み取りアドレ
ス制御回路74で生成された読み取りアドレスRAに基
づき、時間軸変動が補正されて順次読み取られ、第2の
検出回路300および第2の置換回路400に供給され
る。第2の検出回路300は、メモリ21から読み取ら
れた再生映像信号から上記特定ディジタルデータRDを
検出するもの(例えば、上記のように16進数の「0
0」を検出。この場合、第2の検出回路300はNOR
回路で実現できる。)であって、検出信号DT2は特定
ディジタルデータRDを検出した場合に「H」レベルと
なる信号とする。信号DT2は第2の置換回路400に
供給される。この信号DT2は、上記説明より明らかな
ように、ドロップアウト信号DOPで示される再生映像
信号が欠落した期間、および時間軸変動補正の基準とな
る水平同期信号HS、バースト信号BSの欠落によって
正しく時間軸変動補正を行うことができないラインを示
す信号である。第2の置換回路400は、この信号DT
2に基づき、ドロップアウト信号DOPで示される再生
映像信号が欠落した期間、および時間軸変動補正の基準
となる水平同期信号HS、バースト信号BSの欠落によ
って正しく時間軸変動補正を行うことができないライン
の再生映像信号を、相関性の高い正確に時間軸変動補正
された良好な再生映像信号で置換するものである。
【0062】図9に本発明における上記第2の置換回路
400の具体的な一実施例を示す。第2の置換回路40
0は、切り換え回路404と、1H遅延回路405とか
ら構成され、端子401にはメモリ21から読み取られ
た再生映像信号が入力され、切り換え回路404の一方
の入力端子aに供給される。端子402には上記第2の
検出回路300からの信号DT2が入力され、切り換え
回路404の制御端子cに供給される。切り換え回路4
04の出力端子dから出力される再生映像信号は、ライ
ンメモリなどで構成される1H遅延回路405を介して
切り換え回路404の他方の入力端子bに供給される。
【0063】切り換え回路404は、制御端子cに供給
された信号DT2が「L」レベルである場合には入力端
子aに供給された再生映像信号を、「H」レベルである
場合には入力端子bに供給された1H遅延回路405か
ら出力される再生映像信号を出力端子dに出力するよう
動作する。したがって、切り換え回路404の出力端子
dからは、ドロップアウト信号DOPで示される再生映
像信号が欠落した期間、および時間軸変動補正の基準と
なる水平同期信号HS、バースト信号BSの欠落によっ
て正しく時間軸変動補正を行うことができないラインの
再生映像信号については、これを1ライン前の相関性の
高い正確に時間軸変動補正された良好な再生映像信号で
置換した再生映像信号が出力され、端子203に供給さ
れる。
【0064】再び図7に戻って、上記に説明した第2の
置換回路400から出力された再生映像信号は、図1に
示した実施例と同様に、加算回路22で基準複合同期信
号RCSが付加され、さらにD/A変換器23で読み取
りクロックRCKに同期して逐次ディジタル信号からア
ナログ信号に変換されて端子14に出力される。
【0065】この結果、端子14からは、ドロップアウ
ト信号DOPで示される再生映像信号が欠落した期間お
よび時間軸変動補正の基準となる水平同期信号HS、バ
ースト信号BSが欠落して正しく時間軸変動補正を行う
ことができないラインの再生映像信号を1ライン前の相
関性の高い正確に時間軸変動補正された再生映像信号で
置換し、かつ時間軸変動を除去した、良好な再生映像信
号が出力される。
【0066】図9に示した第2の置換回路400の具体
的な実施例では、1H遅延回路405によって、ドロッ
プアウト信号DOPで示される再生映像信号が欠落した
期間および時間軸変動補正の基準となる水平同期信号H
S、バースト信号BSが欠落して正しく時間軸変動補正
を行うことができないラインの再生映像信号を、1ライ
ン前の相関性の高い正確に時間軸変動補正された再生映
像信号によって置換したが、本発明はこれに限定される
ものではない。例えば、1H遅延回路405の代わり
に、フィールドメモリなどにより1フィールド遅延回路
を構成して、1フィールド前の相関性の高い正確に時間
軸変動補正された再生映像信号によって置換するように
してもよい。さらに、ドロップアウト信号DOPで示さ
れる再生映像信号が欠落した期間および時間軸変動補正
の基準となる水平同期信号HS、バースト信号BSが欠
落して正しく時間軸変動補正を行うことができないライ
ンの再生映像信号を、その前後のラインを平均化した再
生映像信号で置換するようにしてもよい。
【0067】以上の説明より明らかなように、図7に示
した第2の実施例に係る映像信号処理装置では、時間軸
変動補正を行うとともに、小規模かつ簡素な信号処理の
第1の検出回路100、第1の置換回路200、第2の
検出回路300、第2の置換回路400を設けることに
よって、ドロップアウト信号DOPで示される再生映像
信号が欠落した期間のみならず、時間軸変動補正の基準
となる水平同期信号HS、バースト信号BSが欠落して
正しく時間軸変動補正を行うことができないラインの再
生映像信号をも相関性の高い正確に時間軸補正された再
生映像信号によって置換することができ、小規模な回路
でかつ簡素な信号処理によって画質劣化を軽減し良好な
再生映像信号を得ることができる。
【0068】
【発明の効果】これまでの説明で明らかなように、請求
項1記載の発明によれば、ドロップアウトの発生を検出
するドロップアウト検出手段と、入力再生映像信号に多
重された同期情報が欠落したラインを検出する欠落ライ
ン検出手段と、この欠落ライン検出手段からの出力とド
ロップアウト検出手段からの出力に基づいて入力再生映
像信号に多重された同期情報が欠落したラインと再生映
像信号のドロップアウト期間を検出する検出手段とを備
え、この検出手段の出力によりA/D変換された再生映
像信号のメモリへの書き込みを制御するようにしたの
で、再生映像信号に多重された時間軸変動補正の基準と
なる水平同期信号HSあるいはバースト信号BSが欠落
して、正確に時間軸変動補正を行うことができない場合
においても、小規模な回路でかつ簡素な信号処理によっ
て画質劣化を軽減し良好な再生映像信号を得ることがで
きる。
【0069】また、請求項2記載の発明によれば、ドロ
ップアウトの発生を検出するドロップアウト検出手段
と、入力再生映像信号に多重された同期情報が欠落した
ラインを検出する欠落ライン検出手段と、この欠落ライ
ン検出手段からの出力とドロップアウト検出手段からの
出力に基づいて入力再生映像信号に多重された同期情報
が欠落したラインと再生映像信号のドロップアウト期間
を検出する第1の検出手段と、この第1の検出手段から
の出力に応じてA/D変換されて出力された再生映像信
号を特定ディジタルデータに置換する第1の置換手段
と、メモリから出力された再生映像信号から特定ディジ
タルデータで置換された期間を検出する第2の検出回路
と、この第2の検出回路からの出力に応じて、特定ディ
ジタルデータで置換された期間の再生映像信号を相関性
の高い他の再生映像信号で置換する第2の置換回路とを
備え、第1の置換回路から出力された再生映像信号を書
込みアドレスに応じて逐次メモリの所定アドレス領域に
書き込み、読み取りアドレスに応じてメモリに書き込ま
れた再生映像信号を逐次読み取るとともに、ドロップア
ウト検出手段からの出力で示される期間の再生映像信号
を相関性の高い他の再生映像信号で置換するように構成
したので、再生映像信号に多重された時間軸変動補正の
基準となる水平同期信号HSあるいはバースト信号BS
が欠落して、正確に時間軸変動補正を行うことができな
い場合においても、小規模な回路でかつ簡素な信号処理
によって画質劣化を軽減し良好な再生映像信号を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】同期信号補正回路の一実施例を示すブロック図
である。
【図3】同期信号補正回路の動作を説明する波形図であ
る。
【図4】同期信号補正回路の動作を説明する波形図であ
る。
【図5】第1の検出回路の一実施例を示すブロック図で
ある。
【図6】第1の検出回路の動作を説明する波形図であ
る。
【図7】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図8】第1の置換回路の一実施例を示すブロック図で
ある。
【図9】第2の置換回路の一実施例を示すブロック図で
ある。
【図10】従来技術を示すブロック図である。
【符号の説明】
21 メモリ 24 同期信号分離回路 26 バースト信号分離回路 28 ドロップアウト検出回路 30 同期信号補正回路 50 書き込みクロック生成回路 60 書き込みアドレス制御回路 70 読み取りクロック生成回路 72 同期信号生成回路 74 読み取りアドレス制御回路 100 第1の検出回路 200 第1の置換回路 300 第2の検出回路 400 第2の置換回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】このように構成された映像信号処理装置で
は、端子10からは時間軸変動を有する再生映像信号が
入力され、A/D変換器20、同期信号分離回路24お
よびバースト信号分離回路26に供給される。同期信号
分離回路24では再生映像信号に多重された垂直同期信
号VS、水平同期信号HSを分離出力し、バースト信号
分離回路26では再生映像信号に多重されたバースト信
号BSを分離出力する。書き込みクロック生成回路50
は、例えば図10の従来技術と同様にAFC回路506
およびAPC回路507などで構成されており、上記同
期信号分離回路24から供給される水平同期信号HSと
上記バースト信号分離回路26から供給されるバースト
信号BSに基づき、再生映像信号の時間軸変動に追従し
た書き込みクロックWCK(周波数fw)を生成する。
したがって、端子10から入力された時間軸変動を有す
る再生映像信は、上記書き込みクロック生成回路50
から出力された書き込みクロックWCKに同期して、A
/D変換器20で逐次アナログ信号からディジタル信号
に変換されてメモリ21に供給される。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力再生映像信号を書き込みクロックに
    基づいてA/D変換し、書き込みクロックと入力再生映
    像信号に多重された同期信号に基づいて生成される書き
    込みアドレスに応じてA/D変換された再生映像信号を
    逐次メモリの所定アドレス領域に書き込み、所定周波数
    の読み取りクロックに基づいて生成された読み取りアド
    レスに応じて前記メモリに書き込まれた再生映像信号を
    逐次読み取ってD/A変換して出力する映像信号処理装
    置において、 ドロップアウトの発生を検出するドロップアウト検出手
    段と、 入力再生映像信号に多重された同期情報が欠落したライ
    ンを検出する欠落ライン検出手段と、 この欠落ライン検出手段からの出力とドロップアウト検
    出手段からの出力に基づいて入力再生映像信号に多重さ
    れた同期情報が欠落したラインと再生映像信号のドロッ
    プアウト期間を検出する検出手段と、 を備え、この検出手段の出力によりA/D変換された再
    生映像信号のメモリへの書き込みを制御するように構成
    したことを特徴とする映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】 入力再生映像信号を書き込みクロックに
    基づいてA/D変換し、書き込みクロックと入力再生映
    像信号に多重された同期信号に基づいて生成される書き
    込みアドレスに応じてA/D変換された再生映像信号を
    逐次メモリの所定アドレス領域に書き込み、所定周波数
    の読み取りクロックに基づいて生成された読み取りアド
    レスに応じて前記メモリに書き込まれた再生映像信号を
    逐次読み取ってD/A変換して出力する映像信号処理装
    置において、 ドロップアウトの発生を検出するドロップアウト検出手
    段と、 入力再生映像信号に多重された同期情報が欠落したライ
    ンを検出する欠落ライン検出手段と、 この欠落ライン検出手段からの出力とドロップアウト検
    出手段からの出力に基づいて入力再生映像信号に多重さ
    れた同期情報が欠落したラインと再生映像信号のドロッ
    プアウト期間を検出する第1の検出手段と、 この第1の検出手段からの出力に応じてA/D変換され
    て出力された再生映像信号を特定ディジタルデータに置
    換する第1の置換手段と、 前記メモリから出力された再生映像信号から前記特定デ
    ィジタルデータで置換された期間を検出する第2の検出
    回路と、 この第2の検出回路からの出力に応じて、前記特定ディ
    ジタルデータで置換された期間の再生映像信号を相関性
    の高い他の再生映像信号で置換する第2の置換回路と、 を備え、前記第1の置換回路から出力された再生映像信
    号を前記書込みアドレスに応じて逐次メモリの所定アド
    レス領域に書き込み、前記読み取りアドレスに応じてメ
    モリに書き込まれた再生映像信号を逐次読み取るととも
    に、前記ドロップアウト検出手段からの出力で示される
    期間の再生映像信号を相関性の高い他の再生映像信号で
    置換することを特徴とする映像信号処理装置。
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