JPH0686123U - ソロバン入力装置及び複数ソロバン置数処理装置並びにソロバン入力電卓 - Google Patents

ソロバン入力装置及び複数ソロバン置数処理装置並びにソロバン入力電卓

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JPH0686123U
JPH0686123U JP3281693U JP3281693U JPH0686123U JP H0686123 U JPH0686123 U JP H0686123U JP 3281693 U JP3281693 U JP 3281693U JP 3281693 U JP3281693 U JP 3281693U JP H0686123 U JPH0686123 U JP H0686123U
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悟 長島
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ソロバンを操作することによってコンピュー
タに数値を入力することを目的とする。 【構成】 ソロバンとソロバン玉12mnに対応した所
定数のセンサ16amn、16bmnを有する複数のソ
ロバン入力装置30とマルチプレクサ36及び信号処理
手段38を用いて複数ソロバン置数処理装置を構成でき
る。又、他の演算装置58と演算の種類を指定する演算
処理入力手段54と演算結果を表示するディスプレイ5
4を組み合わせてソロバン入力電卓を構成できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コンピュータの入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
入学試験、国家試験等の業務において答案の採点を能率良く行う方法としては 、一般的に各種の試験で用いられているマークシートを用いる方法が用いられて いる。 マークシートを用いる方法では、競技者又は受験者はマークシートの定められ た位置に答えの数字又は選択肢の番号を鉛筆でマークする。コンピュータは光学 的マーク読取り装置を介してマークシートのデータを読み取り、正解と照らし合 せた後、得点を出力する。このようにマークシートを用いる方法では、コンピュ ータによって能率良く採点業務が行われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のマークシートを用いる方法を珠算の競技又は検定試験に用い た場合、次の問題点がある。競技者又は受験者はソロバンで計算を行った後にマ ークシートに答えを記入する手間を要する。マークシートの記入に際してはマー クシート読み取り装置で正確にデータを読み込ませるためにきちんとマークしな ければならず、競技者又は受験者に少なからず負担を与える。
【0004】 したがって、本考案では、マークシートやキーボード等の入力手段を用いる必 要がなく、ソロバン上で計算された結果並びにソロバン上の置数を採点処理を行 うコンピュータに直接入力することのできるソロバン入力装置を提供することを 目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、ソロバンにソロバン玉の位置に応じた信号を出力 するための位置検出手段を設ける。この位置検出手段を設けることでソロバン上 で計算された結果並びにソロバン上の置数を直接コンピュータに入力することが 可能となる。 すなわち、ソロバンと、 前記ソロバンのソロバン玉中の各5玉が上がっている状態を検出するセンサ又 は前記各5玉が下がっている状態を検出するセンサのいずれか一方又は双方が前 記各5玉ごとに設けられ、前記ソロバン玉中の各1玉に対しては前記各1玉が上 がっている状態を検出するセンサ又は前記各1玉が下がっている状態を検出する センサのいずれか一方又は双方が前記各1玉ごとに設けられ、前記ソロバンの置 数に応じた信号を出力する位置検出手段を有するソロバン入力装置が提供される 。 また、ソロバンと、 前記ソロバンのソロバン玉中の各5玉が上がっている状態を検出するセンサ又 は前記各5玉が下がっている状態を検出するセンサのいずれか一方又は双方が前 記各5玉ごとに設けられ、 各桁の1玉に対しては1番上の1玉が下がっている状態又はその下の1玉が上 がっている状態のいずれかを検出するセンサと、 前記1番上の1玉の下の1玉が下がっている状態又はその下の1玉が上がって いる状態のいずれかを検出するセンサと、 前記1番上の1玉の2つ下の1玉が下がっている状態又は1番下の1玉が上が っている状態のいずれかを検出するセンサと、 1番上の1玉が上がっている状態を検出するセンサと、 1番下の1玉が下がっている状態を検出するセンサのうちの少なくとも4つが 設けられ、前記ソロバンの置数に応じた信号を出力する位置検出手段を有するソ ロバン入力装置が提供される。
【0006】
【実施例】
以下図面と共に本考案のソロバン入力装置の実施例について説明する。 図1(a)は第1実施例のソロバン入力装置30の正面図であり、図1(b) はその断面図である。図2(a)はソロバン玉12mn(1≦m≦M,1≦n≦ 5;Mはソロバン入力装置の全桁数)の正面図であり、図2(b)はその断面図 である。 図2(a)、(b)のソロバン玉12mnは通常のソロバン玉から輪の形をし ている中央外周部を取り除いたもの(図2(d))に中央外周部と同じ形状の永 久磁石24(図2(c))を接合したものである。この外周部の縁は鋭角的にな っているので、ソロバン玉12mnの外周部の半径方向には強い磁界が生じてい る。
【0007】 図1(b)において基板14がソロバン入力装置30の操作面と反対側の面に 取り付けられている。基板14にはソロバン玉12mnが上がっている状態、又 は下がっている状態にあるときの位置の近くに磁気抵抗素子16amn、16b mnがそれぞれ取り付けられている。この上がっている状態とは5玉にとっては ソロバン上で数を表現する上で無効な状態であり、1玉にとっては有効な状態で ある。下がっている状態とは5玉にとって有効な状態であり、1玉にとっては無 効な状態である。この磁気抵抗素子16amn、16bmnとソロバン玉12m nの永久磁石24はソロバン玉12mnの位置検出手段を構成している。
【0008】 このように磁気抵抗素子16amn、16bmnを配置する場合、枠10に一 端を発して1玉である4個のソロバン玉12m2、12m3、12m4、12m 5を貫通してはり28に至る1玉用の桁22の長さがソロバン玉12mnの桁方 向の長さの整数倍、例えば5倍であるとソロバン玉12mnが上がっている状態 にあるときにその中心部が占める位置と、このソロバン玉12mnの1つ上のソ ロバン玉12m(n−1)が下がっている状態にあるときにその中心部が占める 位置とが一致してしまい、各ソロバン玉12mnごとに磁気抵抗素子16amn 、16bmnを配置することができない。 したがって、1玉用の桁22の長さがソロバン玉12mnの桁方向の長さの整 数倍にならないように1玉用の桁22の長さが決められている。この例では1玉 用の桁22の長さはソロバン玉12mnの桁方向の長さの4.5倍になっている 。
【0009】 磁気抵抗素子16amn、16bmnは磁界の強さにより抵抗値Ramn、R bmnが変化する磁気センサでMRセンサとも呼ばれる。この例で使用されてい る磁気抵抗素子16amn、16bmnは強磁性体のものであり、磁界が加わる とその抵抗値Ramn、Rbmnは小さくなる。 図3にソロバン入力装置30の電気回路図を示す。 ソロバン玉12mnの上がっている状態又は下がっている状態にあるときの2 つの位置にそれぞれ対応する磁気抵抗素子16amn、16bmnは直列に接続 され、その両端に電源電圧Vが印加されている。この2つの磁気抵抗素子16a mn、16bmn間に出力端子Tmnが設けられており、出力端子Tmnとグラ ンドGND間の信号電圧Vmnが出力される。
【0010】 次に上記のソロバン入力装置30の動作について説明する。 出力端子TmnとグランドGND間の信号電圧Vmnは次式で表わされる。
【0011】
【数1】 Vmn=(Rbmn×V)/(Ramn+Rbmn) ={1−Ramn/(Ramn+Rbmn)}V (式1)
【0012】 ソロバン玉12mnの中心部が上がっている状態の位置と下がっている状態の 位置の中間の位置にあるとき、この2つの位置にそれぞれ対応する磁気抵抗素子 16amn、16bmnはソロバン玉12mnの永久磁石24の磁界の影響をあ まり受けないので、その抵抗値Ramn、Rbmnは磁界がない場合の値にほぼ 等しい。これらの値によって式1から信号電圧Vmn=V0が計算される。
【0013】 この状態からソロバン玉12mnが下がっている状態になったときその位置の 近くに設けられた磁気抵抗素子16bmnは、ソロバン玉12mnの磁界の影響 を受け、その抵抗値Rbmnは小さくなる。磁気抵抗素子16amnは磁界の影 響を受けないので抵抗値Ramnは変化しない。したがって、式1よりこのとき に出力される信号電圧Vmn=V1はV0より小さくなる。 逆にソロバン玉12mnが上がっている状態になったときその位置の近くに設 けられた磁気抵抗素子16amnはソロバン玉12mnの磁界の影響を受けて、 その抵抗値Ramnが小さくなる。磁気抵抗素子16bmnは磁界の影響を受け ないので抵抗値Rbmnは変化しない。したがって式1よりこのときに出力され る信号電圧Vmn=V2はV0より大きくなる。 このようにソロバン玉12mnの位置に応じて出力される信号電圧Vmnは互 いに異なり、信号電圧Vmnによってソロバン玉12mnの位置を伝達すること が可能である。
【0014】 上記の実施例では、各ソロバン玉12mnに対応する2つの磁気抵抗素子16 amn、16bmnで各ソロバン玉12mnの上がっている状態、下がっている 状態の両方を検出している。この場合、正確にソロバン玉12mnの状態を検出 することが可能であるが、必要とする磁気抵抗素子の数も多くなる。この磁気抵 抗素子の数を少なくするために、ソロバン玉12mnのどちらか一方の状態を検 出することによってソロバン上の置数を伝達することは可能である。ただし、こ の場合、ソロバン玉12mnの一方の状態を検出するので上記の実施例ほど正確 にソロバン玉12mnの状態を検出しない。
【0015】 この場合の例について説明すると、図3の電子回路図において磁気抵抗素子1 6am1、16bmn(2≦n≦5)に替えて可変抵抗器VRam1、VRbm n(2≦n≦5)を配置する。この回路において磁気抵抗素子16bm1、16 amn(2≦n≦5)の近くにソロバン玉12mnが位置したときにこれらの抵 抗値は変化し、これに応じて出力端子Tmnとグランド間の信号電圧Vmnも変 化する。 したがって、ソロバン玉12mnのうち5玉に対してはソロバン上で数を表現 する上で有効な状態である下がっている状態を検出でき、1玉に対してはソロバ ン上で数を表現する上で有効な状態である上がっている状態を検出することがで きる。上記の信号電圧Vmnは可変抵抗器VRam1、VRbmnによって調整 可能である。
【0016】 逆に、図3の電子回路において磁気抵抗素子16bm1、16amn(2≦n ≦5)に替えて可変抵抗器VRam1、VRbmn(2≦n≦5)を配置すると 、出力端子TmnとグランドGND間の信号電圧Vmnによって5玉に対しては 上がっている状態、1玉に対しては下がっている状態を検出することができる。 このとき、ソロバン玉12mnは上がっている状態と下がっている状態のどちら かに必ず属し、中間の状態はないものとする。したがって、5玉に対しては有効 な状態である下がっている状態を検出でき、1玉に対しては有効な状態である上 がっている状態を検出することができる。この状態を検出するための信号電圧V mnは可変抵抗器VRam1、VRbmnによって調整可能である。 このように、ソロバン玉12mnのどちらか一方の状態を検出することによっ てソロバンの置数を伝達することが可能である。
【0017】 次に第2実施例のソロバン入力装置31について説明する。 図4はソロバン入力装置31の断面図である。 第1実施例のソロバン入力装置30と異なるのは、1玉用の桁22の長さがソ ロバン玉12mnの桁方向の長さの整数倍になっていることと、磁気抵抗素子1 7ami、17bmi(1≦i≦7;iは自然数である)の配置方法である。こ の例では1玉用の桁22の長さはソロバン玉12mnの桁方向の長さの5倍にな っている。
【0018】 このソロバン入力装置31では、上から3個目、4個目又は5個目のソロバン 玉12mn(n=3,4,5)が上がっている状態にあるときにその中心部が占 める位置と、このソロバン玉12mnの1つ上のソロバン玉12m(n−1)が 下がっている状態にあるときにその中心部が占める位置は一致している。 これらの位置と、上から2個目のソロバン玉12m2(1番上の1玉)が上が っている状態にあるときにその中心部が占める位置、上から5個目のソロバン玉 12m5(1番下の1玉)が下がっている状態にあるときにその中心部が占める 位置、及び5玉として使用されるソロバン玉12m1が上下の状態にあるときに その中心部が占める位置の近くに強磁性体の磁気抵抗素子17amiが基板14 上に設けられている(m、iは磁気抵抗素子17amiが左からm個目、上から i個目に位置していることを示す)。
【0019】 したがって、上から1個目、2個目の磁気抵抗素子17am1、17am2は 、それぞれ5玉として使用されるソロバン玉12m1の上下の状態を検知するた めに用いられる。 上から3個目の磁気抵抗素子17am3は、1番上の1玉であるソロバン玉1 2m2が上がっている状態を検出するために用いられる。 上から4個目の磁気抵抗素子17am4は、1番上の1玉であるソロバン玉1 2m2が下がっている状態又はその下の1玉であるソロバン玉12m3が上がっ ている状態のいずれかの状態を検出するために用いられる。
【0020】 上から5個目の磁気抵抗素子17am5は1番上の1玉であるソロバン玉12 m2の下の1玉であるソロバン玉12m3が下がっている状態又はその下の1玉 であるソロバン玉12m4が上がっている状態のいずれかを検出するために用い られる。 上から6個目の磁気抵抗素子17am6は1番上の1玉であるソロバン玉12 m2の2つ下の1玉であるソロバン玉12m4が下がっている状態又は一番下の 1玉であるソロバン玉12m5が上がっている状態のいずれかを検出するために 用いられる。 上から7個目の磁気抵抗素子17am7は1番下の1玉であるソロバン玉12 m5が下がっている状態を検出するために用いられる。
【0021】 図5はソロバン入力装置31の電気回路図である。 磁気抵抗素子17amiは、その温度特性を補償するために磁気抵抗素子17 bmiと直列に接続されており、その両端に電源電圧Vが印加されている。磁気 抵抗素子17bmiはソロバン玉12mnの磁界の影響を受けないように基板1 4の裏側に取り付けられている。これらの磁気抵抗素子17ami、17bmi と永久磁石24はソロバン玉12mnの位置検出手段を構成する。この2つの磁 気抵抗素子17ami、17bmi間に出力端子Umiが設けられており、出力 端子UmiとグランドGND間の信号電圧vmiが出力される。 次に上記のソ ロバン入力装置31の動作について説明する。 出力端子UmiとグランドGND間の信号電圧vmiは次式で表わされる。
【0022】
【数2】 vmi=(rbmi×V)/(rami+rbmi) (式2)
【0023】 rami、rbmiは磁気抵抗素子17ami、17bmiの抵抗値である。 磁気抵抗素子17bmiは磁界の影響を受けない場所に配置されているので常に その抵抗値rbmiは磁界がない場合の値にほぼ等しい。ソロバン玉12mnが 磁気抵抗素子17amiに近接していないとき、磁気抵抗素子17amiはソロ バン玉12mnの磁界の影響をあまり受けないのでその抵抗値ramiは磁界が ない場合の値にほぼ等しい。この抵抗値rami及び式2によって信号電圧vm i=v0が計算される。
【0024】 ソロバン玉12mnが磁気抵抗素子17amiに近接しているとき磁気抵抗素 子17amiはソロバン玉12mnの磁界の影響を受けているのでその抵抗値r amiは磁界がない場合の値に比べて小さい。したがって、式2より信号電圧v mi=v1はソロバン玉12mnが磁気抵抗素子17amiに近接していないと きの信号電圧v0に比べて大きく、識別することができる。
【0025】 ソロバン玉12mnの位置の伝達方法を説明するために、ソロバン玉12mn が磁気抵抗素子17amiに近接しているときに出力される信号電圧vmiの状 態を“1”、ソロバン玉12mnが磁気抵抗素子17amiに近接していないと きに出力される信号電圧vmiの状態を“0”とする。ソロバン入力装置31の 第m桁目のソロバン玉12mnで0から9までの数字を表現した場合に、信号電 圧vm1から信号電圧vm7の順で作られる信号電圧vmiの状態の列を表1に 示す。
【0026】
【表1】
【0027】 表1でソロバン玉12mnで表現された各数字に対する信号電圧vmiの状態 の列は互に異なる。したがって、信号電圧vmiの状態の列によってソロバン玉 12mnの位置を伝達することが可能となる。
【0028】 この第2実施例では各桁につき14個の磁気抵抗素子が用いられているがこの 数を減らすことは可能である。ただし、第2実施例の場合ほど正確にはソロバン 玉12mnの状態を検出しない。 この例について説明すると、図5の電子回路図において磁気抵抗素子17am 1、17bm1の組及び磁気抵抗素子17am7、17bm7の組を省略し、更 に磁気抵抗素子17bmi(2≦i≦6)を可変抵抗器にする。
【0029】 この回路において磁気抵抗素子17ami(2≦i≦6)の近くにソロバン玉 12mnが位置したときに、これらの抵抗値は変化し、これに応じて出力端子T mnとグランドGND間の信号電圧vmiも変化する。表2は、表1のように第 m桁目のソロバン玉12mnにおける0から9までの数字を信号電圧vm2から vm6の順で作られる信号電圧vmi(2≦i≦6)の状態の列で表わしたもの である。 表2でソロバン玉12mnで表現された、各数字に対する信号電圧Vmiの状 態の列は互いに異なる。したがって、信号電圧vmiの状態の列によってソロバ ン玉12mnの位置を伝達することが可能である。
【0030】 この他に図5の電子回路で磁気抵抗素子17ami、17bmi(1≦i≦2 )の組のいずれか1組と磁気抵抗素子17ami、17bmi(3≦i≦7)の うちのいずれか1組を省略し、残りの磁気抵抗素子17bmiを可変抵抗器に替 えたものでもよい。このようにしても表2と同じように信号電圧vmiの状態の 列は互いに異なり、ソロバン玉12mnの位置を伝達することが可能である。す なわち、各桁の5玉に対しては1個のセンサで、各桁の1玉に対しては4個のセ ンサでソロバン玉12mnの状態を検出し、ソロバンの置数に応じた信号を出力 することができる。
【0031】
【表2】
【0032】 次に第1実施例のソロバン入力装置30を有する複数ソロバン置数処理装置を 用いたコンピュータネットワークシステムの実施例について説明する。 図6は、コンピュータネットワークシステムのうちのホストコンピュータ48 と1つの複数ソロバン置数処理装置及びこれらの周辺装置の構成図である。
【0033】 この複数ソロバン置数処理装置は、複数のソロバン入力装置30とソロバン入 力装置から入力される信号を順次選択して出力するマルチプレクサ部36と信号 処理手段である補助コンピュータを有している。 図6中のソロバン入力装置30k(1≦k≦p;pは自然数である)は第1実 施例のソロバン入力装置30と同じものである。 ソロバン入力装置30kから出力される信号電圧Vmnは、好ましくはソロバ ン入力装置30kの近くに設けられた波形整形部32kに出力される。
【0034】 波形整形部32kにはソロバン玉12mnが磁気抵抗素子16amn、16b mnに近接しているか否かを判断するための基準となるしきい値が設定されてい る。波形整形部32kでは、このしきい値とソロバン入力装置30kから出力さ れた信号電圧Vmnを比較して、その大小に応じたディジタル信号を補助コンピ ュータ38の近くに設けられたマルチプレクサ部36に電線を介して出力する。 他のソロバン入力装置30kの信号電圧Vmnの各々も同様に対応する比較部3 2kでしきい値と比較されてその大小に応じた信号がマルチプレクサ部36に出 力される。
【0035】 マルチプレクサ部36では、入力された信号が順に選択されて補助コンピュー タ38に出力される。補助コンピュータ38ではある一定の時間(t秒)ごとに 信号電圧Vmnに基づいたソロバン玉12mnの位置信号がモデム40a及びモ ニタ42に出力される。
【0036】 図7はこの補助コンピュータ38の動作を示すフローチャートである。 第1ステップS1でt秒経過したか否かがチェックされる。t秒経過するごと に第2ステップS2で位置信号をモデム40に出力し、第3ステップS3でソロ バン玉12mnの配列状態が示す数値又はイメージとしての配列状態をモニタ4 2に表示する。第4ステップS4では、キーボード46において所定のキー入力 がなされたか否かによってデータ出力を継続するか否かが決定される。
【0037】 モデム40aはディジタル信号として出力されたソロバン玉12mnの位置信 号をアナログ信号に変調して電話回線44を介してホストコンピュータ48用の モデム40bに出力する。モデム40bはアナログ信号化したソロバン玉12m nの位置信号をディジタル信号に復調してホストコンピュータ48に出力する。
【0038】 ホストコンピュータ48では、入力されたソロバン玉12mnの位置信号に基 づきキーボード50及びモニタ52を入出力手段として所定の処理が行われる。 このホストコンピュータ48には上記のソロバン入力装置30を入力手段とす る複数の補助コンピュータのシステムが電話回線44を介して接続されておりホ ストコンピュータ48を中心としたコンピュータネットワークシステムが形成さ れている。
【0039】 このコンピュータネットワークシステムによって、補助コンピュータ38とソ ロバン入力装置30k及びこれらを中継する装置を配置した会場に人を集めて珠 算競技会を開くことが可能である。競技者はソロバン入力装置30k、補助コン ピュータ38、電話回線44等を介して答えをホストコンピュータ48に送信す る。これを受けて、ホストコンピュータ48は各競技者の答えを即座に採点して 全競技者の成績をリストにし、効率良く珠算競技に関連した業務を処理すること ができる。
【0040】 また、上記のシステムを用いてソロバンの指導を行うことも可能である。この 場合、指導者の側にはホストコンピュータ48及び周辺装置が配置され、生徒の 側にはソロバン入力装置30k、補助コンピュータ28及び周辺装置が配置され る。生徒がソロバン入力装置を介して入力する答えが実時間処理でホストコンピ ュータ48に入力されるので、指導者はホストコンピュータ48側のモニタ52 に生徒の答えを表示することが可能である。指導者はこれを見て電話等の音声伝 達手段で指導するのである。
【0041】 次に、第1実施例のソロバン入力装置30を入力部とするソロバン入力電卓の 実施例にていて説明する。このソロバン入力電卓は、数字の入力に関しては通常 の置数キーの入力に比べてソロバン入力の方が早いということに着目したもので ある。 図8はソロバン入力電卓の構成図である。 波形整形部53はソロバン入力装置から入力されたソロバン玉12mnの位置 信号Vmnをしきい値と比較し、その大小に応じたディジタル信号を演算装置5 8に出力する。この波形整形部53は複数ソロバン置数処理装置の波形整形部3 2kと同じ機能を有している。補助入力部54は四則演算キー、ファンクション キー及びメモリキー等を有する演算処理入力手段であって、演算の種類を指定す る信号を演算装置58に出力する。 演算装置58は、制御回路58a、演算回路58b、レジスタ58c及びメモ リ58dを有し、波形整形部53と補助入力部54から入力された信号に基づき 演算を行い、その結果をディスプレイ60に出力する。
【0042】 上記のコンピュータネットワークシステム又はソロバン入力電卓において第1 実施例のソロバン入力装置30を用いたが、第2実施例のソロバン入力装置31 を用いても構わない。 上記の実施例では中央外周部に永久磁石を設けたソロバン玉12mnを用いた が、磁性粉をプラスチックに混ぜて磁場をかけながら成形して得られるプラスチ ック磁石のソロバン玉も使用可能である。 また、磁気抵抗素子16amn、16bmn、17amn、17bmnとして 強磁性体のものを用いたが半導体のものでも構わない。 第2実施例で磁気抵抗素子17bmnは磁気抵抗素子17amnの温度特性を 補償するために用いられているが、温度変化が大きくなければ、この代りに普通 の抵抗器を用いることができる。
【0043】
【考案の効果】
以上説明したように本考案のソロバン入力装置によれば、ソロバンの値数に応 じた信号をコンピュータに入力することが可能となる。 請求項1のソロバン入力装置では、第1実施例で示したようにソロバン玉の位 置を検出するためのセンサが各ソロバンごとに設けられており、このセンサを有 する位置検出手段の出力する信号によってソロバン玉の配列状態すなわち値数を 伝達することが可能となる。
【0044】 請求項2のソロバン入力装置では、第2実施例で示したようにソロバン玉の位 置を検出するための複数のセンサが各桁ごとに設けられており、このセンサを有 する位置検出手段の出力する信号の組み合わせによってソロバンの配列状態すな わち値数を伝達することが可能となる。
【0045】 また、本考案のソロバン入力装置を有する複数ソロバン置数処理装置を用いて 複数の会場で珠算の競技又は検定試験を行なうことを目的としたコンピュータネ ットワークシステムを構成することができる。このシステムにおいてはソロバン 入力装置によって置数をコンピュータに直接入力するので答えを書き写すための 答案が必要でなくなり、採点処理が効率良く行なえる。 珠算競技会でこのシステムを用いた場合、ソロバン入力装置によって実時間処 理で各競技者の答えがホストコンピュータに入力されるので、所定の問題に対し てどの競技者が一番に答えたかを知ることもできる。 上記のシステムを用いて、指導者が別の場所にいる生徒にソロバンの指導を行 なうことも可能である。
【0046】 又、本考案のソロバン入力装置を用いてソロバン入力電卓を構成することが可 能である。 乗除算の計算をする場合、ソロバンに対する習熟度にもよるが、一般にソロバ ンで計算するよりも電卓で計算する方が速い。したがって加減算の結果を用いて 乗除算を行う計算では、ソロバン入力電卓のソロバン上で加減算をしておくと、 ソロバン上の置数は自動的にソロバン入力電卓の演算装置に入力されるので、す ぐに乗除算を行うことが可能である。 ソロバン上に数字を置く速さについても一般に電卓に数字を入力する場合より も速いと言われているので、ソロバン入力電卓のソロバン入力装置で入力してお き、演算装置部で計算することによって計算を速く行うことが可能である。 このように本考案のソロバン入力装置を用いて複数ソロバン置数処理装置及び ソロバン入力電卓を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例のソロバン入力装置30の
正面図(a)とI−I方向の断面図(b)である。
【図2】本考案の第1実施例のソロバン入力装置30に
おけるソロバン玉12mnの正面図(a)と断面図
(b)とソロバン玉12mnの中央外周部の輪の形をし
ている部材の正面図(c)と通常のソロバン玉から中央
外周部の輪の形状をしている部分を取り除いた部材の正
面図(d)である。
【図3】本考案の第1実施例のソロバン入力装置30の
電気回路図である。
【図4】本考案の第2実施例のソロバン入力装置31の
断面図である。
【図5】本考案の第2実施例のソロバン入力装置31の
電気回路図である。
【図6】本考案の第1実施例のソロバン入力装置30を
有する複数ソロバン置数処理装置を用いたコンピュータ
ネットワークシステムの構成図である。
【図7】本考案の第1実施例のソロバン入力装置30を
有する複数ソロバン置数処理装置を用いたコンピュータ
ネットワークシステムにおける補助コンピュータ38の
動作を示すフローチャートである。
【図8】本考案の第1実施例のソロバン入力装置30を
用いたソロバン入力電卓の構成図である。
【符号の説明】
10 枠 12mn ソロバン玉 14 底板 16am1,…,16am5,16bm1,…,16b
m5,17am1,…,17am7,17bm1,…,
17bm7 磁気抵抗素子 20 5玉用の桁 22 1玉用の桁 24 永久磁石 26 底板 28 はり 29 出力信号・電源用コネクタ 30,31,30l,…,30k,…,30p ソロバ
ン入力装置 36 マルチプレクサ部 38 補助コンピュータ(信号処理手段) 40a,40b モデム 42,52 モニタ 46,50 キーボード 48 ホストコンピュータ 53,321,…,32k,…,32p 波形整形部 54 補助入力部(演算種類入力手段) 58 演算装置 58a 制御回路 58b 演算回路 58c レジスタ 58d メモリ 60 ディスプレイ(表示部) Tm1,…,Tm5,Um1,…,Um7 出力端子 V 電源電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/02 310 D 7343−5L

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソロバンと、 前記ソロバンのソロバン玉中の各5玉が上がっている状
    態を検出するセンサ又は前記各5玉が下がっている状態
    を検出するセンサのいずれか一方又は双方が前記各5玉
    ごとに設けられ、前記ソロバン玉中の各1玉に対しては
    前記各1玉が上がっている状態を検出するセンサ又は前
    記各1玉が下がっている状態を検出するセンサのいずれ
    か一方又は双方が前記各1玉ごとに設けられ、前記ソロ
    バンの置数に応じた信号を出力する位置検出手段を有す
    るソロバン入力装置。
  2. 【請求項2】 ソロバンと、 前記ソロバンのソロバン玉中の各5玉が上がっている状
    態を検出するセンサ又は前記各5玉が下がっている状態
    を検出するセンサのいずれか一方又は双方が前記各5玉
    ごとに設けられ、 各桁の1玉に対しては1番上の1玉が下がっている状態
    又はその下の1玉が上がっている状態のいずれかを検出
    するセンサと、 前記1番上の1玉の下の1玉が下がっている状態又はそ
    の下の1玉が上がっている状態のいずれかを検出するセ
    ンサと、 前記1番上の1玉の2つ下の1玉が下がっている状態又
    は1番下の1玉が上がっている状態のいずれかを検出す
    るセンサと、 1番上の1玉が上がっている状態を検出するセンサと、 1番下の1玉が下がっている状態を検出するセンサのう
    ちの少なくとも4つが設けられ、前記ソロバンの置数に
    応じた信号を出力する位置検出手段を有するソロバン入
    力装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2のいずれか1つに
    記載の複数の前記ソロバン入力装置と、前記ソロバン入
    力装置から入力される前記置数に応じた信号を前記ソロ
    バン入力装置ごとに順次選択して出力するマルチプレク
    サ部と、前記マルチプレクサ部から入力される前記信号
    によって所定の処理を行う信号処理手段とを有する複数
    ソロバン置数処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2のいずれか1つに
    記載の前記ソロバン入力装置と、演算の種類を指定する
    演算種類入力手段と、前記ソロバン入力装置から入力さ
    れる前記置数と前記演算種類入力手段から入力される演
    算の種類に応じた各信号によって演算処理を行う演算装
    置と演算結果を表示する表示部を有するソロバン入力電
    卓。
JP3281693U 1993-05-26 1993-05-26 ソロバン入力装置及び複数ソロバン置数処理装置並びにソロバン入力電卓 Withdrawn JPH0686123U (ja)

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