JPH0686064A - ビデオ信号2値化装置 - Google Patents

ビデオ信号2値化装置

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JPH0686064A
JPH0686064A JP4235891A JP23589192A JPH0686064A JP H0686064 A JPH0686064 A JP H0686064A JP 4235891 A JP4235891 A JP 4235891A JP 23589192 A JP23589192 A JP 23589192A JP H0686064 A JPH0686064 A JP H0686064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
threshold value
video signal
mtf correction
comparison
Prior art date
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Pending
Application number
JP4235891A
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English (en)
Inventor
Shinichi Nishimura
伸一 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノイズが大きくとも、地肌汚れや白抜け等が
発生することなく、必要部分にMTF補正を施して、鮮
明な画像が得られるようになる。 【構成】 第1しきい値発生回路2によって、注目画素
のビデオ信号レベルが、このレベルより白側ならばMT
F補正演算回路7の機能をオフにする所定のしきい値を
発生させ、第1比較回路8によって、注目画素のビデオ
信号レベルと前記しきい値とを比較し、注目画素のビデ
オ信号レベルがしきい値よりも白側の場合にMTF補正
演算機能をオフにして、ビデオ信号のノイズによる地肌
汚れの発生を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MTF(Modulation Tr
ansfer Function)補正が行われるビデオ信号2値化装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿情報読取装置において、原稿
を照明する光源の低コスト化のために光量を低下させる
と、ビデオ信号のS/N比が低下する。またノイズとし
ては暗電流等のランダムノイズの割合が大きくなる。こ
のような場合、均一な反射率の原稿を読み取り、オート
シェーディング補正を行ってもビデオ信号レベルが均一
にならず、MTF補正演算でのレベル差強調により、地
肌汚れや白抜けが発生し易くなる。
【0003】そこで、特開昭58−173974号公報に示され
た画像鮮明化処理方法では、注目画素と周辺画素とのレ
ベル差により、MTF補正のオン/オフあるいは強/弱
を制御することにより、ノイズ及び誤差等による誤補正
を防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の従来技術
では、ノイズ等が大きくなると、MTF補正を施しにく
くなり、画像の鮮明化を図ることができなくなるという
問題がある。
【0005】本発明の目的は、ノイズ等が大きくとも、
地肌汚れや白抜け等が発生することなく、必要部分にM
TF補正を施し、鮮明な画像が得られるビデオ信号2値
化装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、MTF補正演算回路を備えたビデオ信号2値化装置
において、所定のしきい値を発生する第1しきい値発生
回路と、この第1しきい値発生回路で発生したしきい値
と注目画素のビデオ信号レベルとを比較する第1比較回
路と、この第1比較回路での比較結果によって前記MT
F補正演算回路におけるMTF補正演算機能のオン/オ
フあるいは強弱の制御を行わせる手段とを備えたことを
特徴とする。
【0007】また前記第1しきい値発生回路と異なるし
きい値を発生する第2しきい値発生回路と、この第2し
きい値発生回路で発生したしきい値と注目画素のビデオ
信号レベルとを比較する第2比較回路と、前記第1比較
回路と前記第2比較回路での比較結果によって前記MT
F補正演算回路におけるMTF補正演算機能のオン/オ
フあるいは強弱の制御を行わせる手段とを備えたことを
特徴とするまた注目画素と隣接画素とのビデオ信号レベ
ルの差を検出するレベル差検出回路と、このレベル差検
出回路で検出したレベル差と、第3しきい値発生回路で
発生したしきい値とを比較する第3比較回路と、前記第
1比較回路と第2比較回路と第3比較回路での比較結果
によって、前記MTF補正演算回路におけるMTF補正
演算機能のオン/オフあるいは強弱の制御を行わせる手
段とを備えたことを特徴とする。
【0008】またMTF補正演算回路を注目画素ごとに
MTF補正演算機能のオン/オフあるいは強弱の制御を
可能にし、さらに前記MTF補正演算機能のオン/オフ
あるいは強弱によって、ビデオ信号を白黒2値化するた
めのしきい値を発生する第4しきい値発生回路を備えた
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記の手段によれば、注目画素のビデオ信号レ
ベルによって、MTF補正演算機能のオン/オフあるい
は強弱を制御するので、ビデオ信号のノイズによる地肌
汚れまたは白抜けの発生が抑えられる。
【0010】また注目画素のビデオ信号レベルと2つの
異なるしきい値との比較結果によって、MTF補正演算
機能を上記のように制御するので、ビデオ信号のノイズ
等による地肌汚れ及び白抜けの発生が、より確実に抑え
られる。
【0011】また注目画素のビデオ信号レベルと2つの
異なるしきい値との比較結果、及び注目画素と隣接画素
とのビデオ信号のレベル差とによって、MTF補正演算
機能を上記のように制御するので、ビデオ信号のノイズ
等による地肌汚れ,白抜け、及び白黒反転等の発生が抑
えられる。
【0012】さらに、MTF補正演算機能を注目画素ご
とにオン/オフあるいは強弱制御可能にし、またMTF
補正演算機能のオン/オフあるいは強弱の状態によっ
て、ビデオ信号白黒2値化のしきい値を異ならせている
ので、MTF補正演算機能の制御によっても均一な原稿
反射率で白黒の2値化が行われる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0014】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図であり、1は多階調ビデオ信号を受けてビデオ信
号のマトリクス(図2に例示したA〜Iの画素からなる
マトリクス,Eが注目画素)を作成するマトリクス構成
回路、2,3,4,5は、それぞれ異なるしきい値を発
生する第1しきい値発生回路,第2しきい値発生回路,
第3しきい値発生回路,第4しきい値発生回路、6は注
目画素と隣接画素とのビデオ信号のレベル差を検出する
レベル差検出回路、7はMTF補正演算機能のオン/オ
フあるいは強弱の制御が可能なMTF補正演算回路、
8,9,10,11は、前記しきい値発生回路2〜5から発
生するしきい値と、後述する各種レベル値とを比較する
第1比較回路,第2比較回路,第3比較回路,第4比較
回路、12は前記比較回路8〜11での比較結果によってM
TF補正演算回路7を制御するコントロール回路であ
る。
【0015】次に本実施例の動作を説明する。
【0016】マトリクス構成回路1は、シリアルに入力
される多階調ビデオ信号から、図2に示したようなビデ
オ信号のマトリクスを作成する。第1しきい値発生回路
2は、注目画素Eのビデオ信号レベルが、このレベルよ
り白側ならばMTF補正演算機能をオフにするという、
ある所定のしきい値(TH1)を発生する。第2しきい値
発生回路3は、注目画素Eのビデオ信号レベルが、この
レベルより黒側ならばMTF補正演算機能をオフにする
という、ある所定のしきい値(TH2)を発生する。第3
しきい値発生回路4は、注目画素Eと各隣接画素(例え
ば、B,D,F,H)とのレベル差が、このレベルより
全て小ならばMTF補正演算機能をオフにするという、
ある所定のしきい値(TH3)を発生する。
【0017】第1比較回路8は注目画素Eのビデオ信号
レベルと第1しきい値発生回路2からのしきい値(TH
1)とを比較する。第2比較回路9は注目画素Eのビデ
オ信号レベルと第2しきい値発生回路3からのしきい値
(TH2)とを比較する。
【0018】レベル差検出回路6は注目画素Eと各隣接
画素(例えば、B,D,F,H)とのレベル差(|E−B
|,|E−D|,|E−F|,|E−H|)を検出す
る。第3比較回路10は第3しきい値発生回路4からのし
きい値(TH3)とレベル差検出回路6からのレベル差(|
E−B|,|E−D|,|E−F|,|E−H|)とを
各々比較する。
【0019】コントロール回路12は、第1比較回路8,
第2比較回路9及び第3比較回路10からの比較結果によ
って、注目画素Eのビデオ信号レベルが前記TH1より
も白側、または前記TH2よりも黒側、または各隣接画
素とのレベル差の全てが前記TH3よりも小の場合にM
TF補正演算機能をオフにする。
【0020】MTF補正演算回路7は、注目画素Eと各
隣接画素(例えば、B,D,F,H)とでMTF補正演算
(例えば、3・E−(B+D+F+H)/2)を行うが、コ
ントロール回路12からの制御によりMTF補正演算のオ
ン(例えば、3・E−(B+D+F+H)/2を出力)、あ
るいはオフ(Eを出力)ができる。
【0021】第4しきい値発生回路5は、ビデオ信号を
白黒2値にするためのしきい値(TH4)を発生する。ま
たこのしきい値(TH4)はコントロール回路12からのM
TF補正演算機能のオン/オフ制御信号によって、異な
るしきい値(TH40)と(TH41)とを発生することもでき
る。第4比較回路11はMTF補正演算回路7からのビデ
オ信号レベルと第4しきい値発生回路5からのしきい値
(TH4)とを比較して白黒2値ビデオ信号を出力する。
【0022】図3は本実施例の動作に係るフローチャー
トであり、注目画素Eの信号レベルが第1しきい値発生
回路2からの第1しきい値(TH1)よりも白側か(S1
のYES)、または第2しきい値発生回路3からの第2しき
い値(TH2)よりも黒側か(S2のYES)、または注目画
素Eと各隣接画素(B,D,F,H)とのレベル差の全て
が第3しきい値発生回路4からの第3しきい値(TH3)
よりも小(S3のYES)の場合には、MTF補正演算機能
をオフにしてビデオ信号の白黒2値化を行い(S4)、こ
れ以外の場合には(S1のNO,S2のNO,S3のNO)、M
TF補正演算機能をオンにしてビデオ信号の白黒2値化
を行う(S5)。
【0023】このようにすることで、本実施例では、ビ
デオ信号2値化装置において、ビデオ信号レベルが、あ
る所定のレベルより白側、またはある所定のレベルより
黒側の場合にはMTF補正演算機能をオフにすることに
より、地肌汚れや白抜け等を発生しにくくすることがで
きる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、注目画素のビデオ信号レベルによって、M
TF補正演算機能のオン/オフあるいは強弱を制御する
ようにしているので、ビデオ信号のノイズによる地肌汚
れまたは白抜けの発生を抑えることができる。
【0025】また請求項2記載の発明によれば、注目画
素のビデオ信号レベルと2つの異なるしきい値との比較
結果によって、MTF補正演算機能のオン/オフあるい
は強弱を制御するようにしているので、ビデオ信号のノ
イズ等による地肌汚れ及び白抜けの発生を抑えることが
できる。
【0026】また請求項3記載の発明によれば、注目画
素のビデオ信号レベルと2つの異なるしきい値との比較
結果、及び注目画素と隣接画素とのビデオ信号のレベル
差とによって、MTF補正演算機能のオン/オフあるい
は強弱を制御するようにしているので、ビデオ信号のノ
イズ等による地肌汚れ,白抜け及び白黒反転等の発生を
抑えることができる。
【0027】さらに請求項4記載の発明によれば、MT
F補正演算機能を注目画素ごとにオン/オフあるいは強
弱制御可能にし、またMTF補正演算機能のオン/オフ
あるいは強弱の状態によって、ビデオ信号白黒2値化の
しきい値を異ならせているので、MTF補正演算機能が
オン/オフあるいは強弱変化しても均一な原稿反射率で
白黒2値化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のビデオ信号2値化装置の一実施例にお
ける構成を示すブロック図である。
【図2】ビデオ信号のマトリクスの説明図である。
【図3】本実施例の動作に係るフローチャートである。
【符号の説明】
1…マトリクス構成回路、 2…第1しきい値発生回
路、 3…第2しきい値発生回路、 4…第3しきい値
発生回路、 5…第4しきい値発生回路、 6…レベル
差検出回路、 7…MTF補正演算回路、 8…第1比
較回路、 9…第2比較回路、 10…第3比較回路、
11…第4比較回路、 12…コントロール回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MTF(Modulation Transfer Function)
    補正演算回路を備えたビデオ信号2値化装置において、
    所定のしきい値を発生する第1しきい値発生回路と、こ
    の第1しきい値発生回路で発生したしきい値と注目画素
    のビデオ信号レベルとを比較する第1比較回路と、この
    第1比較回路での比較結果によって前記MTF補正演算
    回路におけるMTF補正演算機能のオン/オフあるいは
    強弱の制御を行わせる手段とを備えたことを特徴とする
    ビデオ信号2値化装置。
  2. 【請求項2】 MTF補正演算回路を備えたビデオ2値
    化装置において、請求項1記載の第1しきい値発生回路
    と異なるしきい値を発生する第2しきい値発生回路と、
    この第2しきい値発生回路で発生したしきい値と注目画
    素のビデオ信号レベルとを比較する第2比較回路と、請
    求項1記載の第1比較回路と前記第2比較回路での比較
    結果によって前記MTF補正演算回路におけるMTF補
    正演算機能のオン/オフあるいは強弱の制御を行わせる
    手段とを備えたことを特徴とするビデオ信号2値化装
    置。
  3. 【請求項3】 MTF補正演算回路を備えたビデオ信号
    2値化装置において、注目画素と隣接画素とのビデオ信
    号レベルの差を検出するレベル差検出回路と、このレベ
    ル差検出回路で検出したレベル差と、第3しきい値発生
    回路で発生したしきい値とを比較する第3比較回路と、
    請求項2記載の第1比較回路と第2比較回路と前記第3
    比較回路での比較結果によって、前記MTF補正演算回
    路におけるMTF補正演算機能のオン/オフあるいは強
    弱の制御を行わせる手段とを備えたことを特徴とするビ
    デオ信号2値化装置。
  4. 【請求項4】 MTF補正演算回路を備えたビデオ信号
    2値化装置において、前記MTF補正演算回路を注目画
    素ごとにMTF補正演算機能のオン/オフあるいは強弱
    の制御を可能にし、さらに前記MTF補正演算機能のオ
    ン/オフあるいは強弱によって、ビデオ信号を白黒2値
    化するためのしきい値を発生する第4しきい値発生回路
    を備えたことを特徴とするビデオ信号2値化装置。
JP4235891A 1992-09-03 1992-09-03 ビデオ信号2値化装置 Pending JPH0686064A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8089529B2 (en) * 2008-02-14 2012-01-03 Ricoh Company, Ltd. Image pick up device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8089529B2 (en) * 2008-02-14 2012-01-03 Ricoh Company, Ltd. Image pick up device

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