JPH0686003U - 鉛筆削り付メジャー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 建築現場等に於てメジャーを用いて長さを測
り鉛筆で線を引く場合に、鉛筆の芯がなくなった時にい
つでもどこでも芯を削ることができる、鉛筆削り付メジ
ャーを提供せんとするものである。 【構成】 簡易式鉛筆削り２をメジャー１の中心部、或
いは外周部に固着してなる伸縮自在の鉛筆削り付メジャ
ー。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、建築現場で長さを計り、線引きにつかう鉛筆削り付メジャーに関す るものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、建築現場で長さを計るときはメジャーを用いて建築材料に寸法の印の線 を鉛筆を用いて表示していたものである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

ところが従来のこのような方法では、メジャーと鉛筆を別々に用いて寸法の印 の線を付けていたのであるが、建築現場で鉛筆を用いて線を付けていると、どう しても鉛筆の芯は折れやすいのでたくさんの鉛筆を用意する必要があった。ある いは芯の折れた鉛筆を刃物を用いて芯を削っていた。又、鉛筆を削るため鉛筆削 りを常に持ち運ばなくてはならなかった。 さりとて、ポールペンを用いたのでは、建築材料にインクの跡が後々迄も残るの でボールペンの様なものは使用出来なかった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は上記問題点に鑑み、簡易式鉛筆削りをメジャーの中心部、或いは外周 部に取付け、いつでもどこでも簡単に鉛筆を削れるようにした鉛筆削り付メジャ ーを提供するものである。

【０００５】

【作用】

本考案に係る鉛筆削り付メジャーを使用するには、図１に示されるメジャーに 取付けられた簡易式鉛筆削りに芯が磨耗した使用済みの鉛筆を差し込みやさしく 廻せば、鉛筆の芯は真新しく削られ、再び使用することができるものである。

【０００６】

【実施例】

本考案の実施の一例を図面に付き説明すれば下記の通りである。 図中１は伸縮自在のメジャーであり、図中２は簡易式鉛筆削りで、接着剤３に より伸縮自在のメジャー１の中心部、或いは外周部に取付けてある。

【０００７】

【考案の効果】

本考案に係る鉛筆削り付メジャーは上記の様に構成されているので、下記の様 に優れた特徴を有する。 伸縮自在のメジャーと簡易式鉛筆削りが一体的に作られており、建築現場に於 いて必要に応じ簡単に鉛筆を削ることが出来るので、作業能率を高めることがで きる。又、簡易式鉛筆削りはメジャーの中心部或いは外周部に取付けてあるので 、携帯に便利で取扱いも簡単であり、然も安価に提供出来る等の大きな実用的効 果を発揮するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係る鉛筆削り付メジャーの実施例斜視
図。

【図２】本考案に係る鉛筆削り付メジャーの別の実施例
斜視図。

【符号の説明】

１ 伸縮自在のメジャー ２ 簡易式鉛筆削り ３ 接着剤

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 簡易式鉛筆削りをメジャーの中心部、或
   いは外周部に取付けてなる伸縮自在の鉛筆削り付メジャ
   ー。