JPH0685748U - 切粉飛散防止カバー - Google Patents

切粉飛散防止カバー

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Publication number
JPH0685748U
JPH0685748U JP2883493U JP2883493U JPH0685748U JP H0685748 U JPH0685748 U JP H0685748U JP 2883493 U JP2883493 U JP 2883493U JP 2883493 U JP2883493 U JP 2883493U JP H0685748 U JPH0685748 U JP H0685748U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
saddle
scattering prevention
cutting
chip
Prior art date
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Pending
Application number
JP2883493U
Other languages
English (en)
Inventor
川 裕 細
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
Priority to JP2883493U priority Critical patent/JPH0685748U/ja
Publication of JPH0685748U publication Critical patent/JPH0685748U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テーブル回りを切粉、切削剤が外部に飛散し
ないように広くカバーで取り囲められるようにして切
粉、切削剤の飛散を効果的に防止し得る切粉飛散防止カ
バーを提供する。 【構成】 工作機械のテーブルの周囲を囲むようにカバ
ーを配設し切粉、切削剤のテーブル回りへの飛散を防止
するようにした切粉飛散防止カバーにおいて、テーブル
が搭載されるサドル10に対して、前記カバー11、1
2、13をサドル10に連結される支持部材15a、1
5b、16a、16bを介して固定している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、工作機械のテーブルの回り囲むようにして設け、切粉剤の周囲への 飛散を防ぐ切粉飛散防止カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
工作機械のテーブルでは、加工中に切削剤や切粉が飛散しないようチップカバ ーと呼ばれるカバーを用いてテーブルの回りを取り囲んでいる。 図3は、立形マシニングセンタにおけるチップカバーを平面図に表したもので 、図4は、チップカバーの側面を表した図である。 これらの図において、符号1でテーブルを、符号2でサドルを、符号3で主軸 を示す。チップカバー4は図に示すように筺体状のカバーで、テーブル1の三方 からテーブル1を取り囲みむようにして、テーブル1に対して固定されている。 また、サドル2の下方を取り囲むように、切削剤および切粉を集めるオイルパン 5が配置されている。
【0003】 切削剤は図示しない切削剤供給装置のタンクからポンプを介して工具の刃先ま たはワークに噴出され、加工中に飛散した切削剤および切粉はチップカバー4を 伝わってオイルパン5に集められるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来は、チップカバー4はテーブル1に固定されていたので、加工中はテーブ ルとともに移動することになる。したがって、チップカバー4の幅を大きくする と、移動する範囲は大きくなる。ところが、工作機械の設置スペースによる制約 があるので、実際はカバーの幅をそれほど大きくとることができない。そのため 、従来は、チップカバー4を取り付けても、切粉や切削剤がチップカバー4を越 えてテーブル周りに飛び散ってしまっていた。 そこで、本考案の目的は、前記従来技術の有する問題点を解消し、工作機械の 設置スペースの範囲内で、切粉、切削剤がテーブル周りに飛散しないように広く カバーで取り囲められるようにして切粉、切削剤の飛散を効果的に防止し得る切 粉飛散防止カバーを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案は、工作機械のテーブルの周囲を囲むよう にカバーを配設し切粉、切削剤のテーブル回りへの飛散を防止するようにした切 粉飛散防止カバーにおいて、テーブルが搭載されるサドルに対して、前記カバー をサドルに連結される支持部材を介して固定したことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
本考案によれば、カバーは全体としてサドルに固定されているので、サドルの 移動方向にのみサドルとともに移動することになる。このため、加工中は、従来 のようにカバーがテーブルとともに移動するようなことがないので、サドルが移 動しない方向については、カバーの幅を工作機械の幅まで広げてテーブルとの間 に十分なスペースをとることができるので、カバーの外側への切粉や切削剤の飛 散を確実に防止できる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案による切粉飛散防止カバーの一実施例について添付の図面を参照 して説明する。 図1は、切粉飛散防止カバーを工作機械側から表した斜視図であり、図2は、 切粉飛散防止カバーを外側から表した斜視図である。 これらの図において、符号10は図示しないテーブルが搭載されるサドルを表 している。この場合、サドル10はガイドレール18上をY軸方向に移動自在で あり、このサドル10上をテーブルはサドル10の移動方向と直交するX軸方向 に案内面を介して移動自在に設置されている。従って、テーブルは絶対座標系で はX軸、Y軸の2方向に移動するようになっている。
【0008】 本実施例による切粉飛散防止カバーは、正面側に配置されるパネル状の扉部1 1と、この扉部11の左右両側に配置される第1のカバー部12、第2のカバー 部13とを組合わせて、テーブルを取り巻くように配置されるものである。扉部 11には、加工状況を外部から監視できるように窓14が設けられている。
【0009】 一方、第1のカバー部12は、正面部12aと側面部12bとをL字形に曲折 して一体形成したパネル状のカバーであって、その側面部12aには扉部11が 摺動自在に係合するようになっており、これにより、扉部11を開閉することが できる。
【0010】 同様に、第2のカバー部13も正面部13aと側面部13bとを有し、側面部 13bに扉部11が摺動自在に係合している。
【0011】 このような切粉飛散防止カバーは、サドル10に対して固定されるものである 。すなわち、第1カバー部12の側面部12bには、アングル材を用いた支持部 材15a、15bの一端が連結され、この支持部材15a、15bの他端はサド ル10に対して固定されている。
【0012】 同様に、第2カバー部材13についても側面部13bに連結される支持部材1 6a、16bを介してサドル10に固定されている。
【0013】 なお、第1カバー部12、第2カバー部13とサドル10の間の下には、切粉 を収容するチップバケット16、17が設置されており、切粉および切削剤は、 このアングル材を用いた支持部材15a、15b、16a、16bの間からチッ プバケット16、17に導入され、そのうち切削剤はさらにチップバケットから 図示しないオイルパンに集められるようになっている。
【0014】 本実施例は、以上のように構成されるものであり、次に、その作用について説 明する。 まず、切削中は、切削剤が図示しない切削剤供給装置のタンクからポンプを介 して工具の刃先またはワークに噴出される。この場合、テーブルは、扉部11、 第1カバー部12、第2カバー部13によって取り囲まれているので、ワークの 加工中に飛散した切削剤および切粉は、外部に飛散せずにチップバケット16、 17のに導出される。切粉はチップバケット16、17に集められ、切削剤は図 示しないオイルパンに落下して処理される。
【0015】 また、切粉飛散防止カバーは、全体としてサドル10に固定されているので、 サドル10の移動方向、すなわち、Y軸方向にのみサドル10の移動とともに移 動することになる。このため、加工中は、従来のようにカバーがテーブルととも に移動するようなことがないので、サドル10が移動しないX軸方向については 、カバーの幅を工作機械の幅まで広げてテーブルとの間に十分なスペースをとる ことができるので、カバーの外側への切粉や切削剤の飛散を確実に防止できる。
【0016】 また、切粉飛散防止カバーの移動方向が一方向だけになるので、それだけ作 業員はカバーの移動に注意しやすくなるので、安全性が向上するものである。
【0017】 なお、扉部11の正面下側に前カバーを取り付けるように構成することもでき る。このカバーを付加することによって、従来、ベッドすべり面の保護カバーの 替わりとすることができる。
【0018】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、テーブルが登載されるサド ルに対して、切粉飛散防止カバーをサドルに連結される支持部材を介して固定す るように構成しているので、切粉飛散防止カバーがテーブルと同じ動きをしなく なり、工作機械の設置スペースの範囲内で、テーブル回りを切粉、切削剤が外部 に飛散しないように広く取り囲められるので、効果的に切粉、切削剤の飛散を防 止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による切粉飛散防止カバーの一実施例を
工作機械のテーブル側から示す斜視図。
【図2】本考案による切粉飛散防止カバーを外側から表
した斜視図。
【図3】従来技術によるチップカバーの工作機械におけ
る配置を示す平面図。
【図4】従来技術によるチップカバーを示す側面図。
【符号の説明】
10 サドル 11 扉部 12 第1カバー部 13 第2カバー部 14 窓 15a,b 支持部材 16a,b 支持部材 17 チップバケット 18 チップバケット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】工作機械のテーブルの周囲を囲むようにカ
    バーを配設し切粉、切削剤のテーブル回りへの飛散を防
    止するようにした切粉飛散防止カバーにおいて、 テーブルが搭載されるサドルに対して、前記カバーをサ
    ドルに連結される支持部材を介して固定したことを特徴
    とする切粉飛散防止カバー。
JP2883493U 1993-05-31 1993-05-31 切粉飛散防止カバー Pending JPH0685748U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2883493U JPH0685748U (ja) 1993-05-31 1993-05-31 切粉飛散防止カバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2883493U JPH0685748U (ja) 1993-05-31 1993-05-31 切粉飛散防止カバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0685748U true JPH0685748U (ja) 1994-12-13

Family

ID=12259413

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2883493U Pending JPH0685748U (ja) 1993-05-31 1993-05-31 切粉飛散防止カバー

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JP (1) JPH0685748U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101643987B1 (ko) * 2016-03-30 2016-08-10 주식회사 삼성파워텍 댐핑 기능을 갖는 면진배전반

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101643987B1 (ko) * 2016-03-30 2016-08-10 주식회사 삼성파워텍 댐핑 기능을 갖는 면진배전반

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