JPH0685570A - 演算増幅回路装置 - Google Patents

演算増幅回路装置

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Publication number
JPH0685570A
JPH0685570A JP4230935A JP23093592A JPH0685570A JP H0685570 A JPH0685570 A JP H0685570A JP 4230935 A JP4230935 A JP 4230935A JP 23093592 A JP23093592 A JP 23093592A JP H0685570 A JPH0685570 A JP H0685570A
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JP
Japan
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operational amplifier
amplifier circuit
circuit
mos transistor
channel mos
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Application number
JP4230935A
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English (en)
Inventor
Kazuhito Fujii
和仁 藤井
Nobutaka Kitagawa
信孝 北川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】入出力電圧が接地電位付近から電源電圧電位付
近まで動作することができ、しかも、少ない素子数によ
り構成でき、設計を容易化でき、低電圧動作、低消費電
力が要求される集積回路に内蔵し得る演算増幅回路装置
を実現する。 【構成】入力信号電圧が共通に入力し、それぞれの信号
出力ノードが共通に接続され、それぞれ独立に動作する
Pトップ型演算増幅回路30およびNトップ型演算増幅
回路40と、入力信号電圧のレベルがPトップ型演算増
幅回路の動作範囲内であるかNトップ型演算増幅回路の
動作範囲内であるかを検出し、Pトップ型演算増幅回路
の動作範囲内でない場合の検出出力によりPトップ型演
算増幅回路の内部回路の動作を停止させ、Nトップ型演
算増幅回路の動作範囲内でない場合の検出出力によりN
トップ型演算増幅回路の内部回路の動作を停止させる演
算増幅回路制御回路10とを具備することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路に内蔵
され、特に入力電圧が接地電位から電源電圧電位までの
範囲で動作可能なレール・ツー・レール型の演算増幅回
路装置の改良に係り、低電圧で動作し、低消費電流が要
求される半導体集積回路にに好適な演算増幅回路装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路に内蔵される演算増幅回路は、
様々の回路形式が提案されている。
【0003】CMOS FET(相補性絶縁ゲート型電
界効果トランジスタ)を用いた演算増幅回路の分野で
は、入力電圧がPチャネルトランジスタ(PMOSトラ
ンジスタ)のゲートに入力する回路形式のものをPトッ
プ型演算増幅回路と称し、入力電圧がNチャネルトラン
ジスタ(NMOSトランジスタ)のゲートに入力する回
路形式のものをNトップ型演算増幅回路と称する。図7
は、Pトップ型演算増幅回路の従来例を示している。
【0004】ここで、P1〜P5はPMOSトランジス
タ、N1〜N3はNMOSトランジスタ、R1およびR
2は抵抗、Cは容量、VDDは電源電圧電位、VSSは接地
電位、VIN+およびVIN−は同相入力電圧、Vout は出
力電圧である。
【0005】上記Pトップ型演算増幅回路の入力電圧範
囲は、入力端子にゲートが接続されているPチャネルト
ランジスタP4、P5がオンの時であり、入力電圧がV
DD−Vthp (Pチャネルトランジスタの閾値電圧)以下
でしか動作しない。換言すれば、入力電圧が電源電圧電
位付近では、PチャネルトランジスタP4、P5がオフ
状態になるので、動作が不可能になる。図8は、Nトッ
プ型演算増幅回路の従来例を示している。
【0006】ここで、N1〜N5はNMOSトランジス
タ、P1〜P3はPMOSトランジスタ、R1およびR
2は抵抗、Cは容量、VDDは電源電圧電位、VSSは接地
電位、VIN+およびVIN−は同相入力電圧、Vout は出
力電圧である。
【0007】上記Nトップ型演算増幅回路の入力電圧範
囲は、入力端子にゲートが接続されているNチャネルト
ランジスタN4、N5がオンの時であり、入力電圧がN
チャネルトランジスタの閾値電圧以上でしか動作しな
い。換言すれば、入力電圧が接地電位付近では、Nチャ
ネルトランジスタN4、N5がオフ状態になるので、動
作が不可能になる。
【0008】つまり、上記したような従来のPトップ型
演算増幅回路あるいはNトップ型演算増幅回路は、動作
が不可能な入力電圧範囲が広く存在し、この動作が不可
能な入力電圧範囲は動作電源電圧を低くしても狭くなら
ないので、低電圧動作には不適である。
【0009】入力電圧範囲が狭いという欠点を改善する
ものとして、入力電圧が接地電位付近から電源電圧電位
付近までの範囲で動作可能な演算増幅回路として、レー
ル・ツー・レール型の演算増幅回路が提案されており、
その一具体例が、J.N.BABANEZHAD, " A Rail-to-Rail C
MOS Op Amp " IEEE JOURNAL OF SOLID-STATE CIRCUITS,
VOL.23,NO.6,DECEMBER 1988 に開示されている。図9
は、上記文献に開示されているレール・ツー・レール型
演算増幅回路を示している。
【0010】ここで、M1〜M47はMOSトランジス
タ、Rは抵抗、C1およびC2は容量、VDDは電源電圧
電位、VSSは接地電位、VIN+およびVIN−は同相入力
電圧、VOUT は出力電圧である。図10は、図9のレー
ル・ツー・レール型演算増幅回路の基本構成を示す。
【0011】ここで、MP1〜MP10はPMOSトラ
ンジスタ、MN1〜MN10はNMOSトランジスタ、
R1およびR2は抵抗、C1およびC2は容量、VDDは
電源電圧電位、VSSは接地電位、VIN+およびVIN−は
同相入力電圧、VOUT は出力電圧、I、Ip1〜Ip3、I
n1〜In3は電流源回路の電流である。
【0012】この演算増幅回路において、入力端子はP
MOSトランジスタMP5およびMP6、NMOSトラ
ンジスタMN4およびMN5の各ゲートに接続されてい
る。そして、入力電圧がVDD付近では、NMOSトラン
ジスタMN3、MN6、MN8、PMOSトランジスタ
MP5、MP6がオフ状態になる。また、入力電圧がV
SS付近では、PMOSトランジスタMP3、MP4、M
P8、NMOSトランジスタMN4、MN5がオフ状態
になる。
【0013】即ち、入力電圧がNMOSトランジスタM
P5およびMP6の動作範囲内でなくなった時、NMO
SトランジスタMP9も動作しなくなり、電流Ip2が流
れなくなる。そこで、電流In1、Ip1、In3及びIp3と
入力電圧により変化するNMOSトランジスタMP3を
流れる電流In2が関係してノード電圧V6が変化し、演
算増幅回路として動作する。
【0014】同様に、入力電圧がNMOSトランジスタ
MN4およびMN5の動作範囲内でなくなった時、NM
OSトランジスタMN9も動作しなくなり、電流In2が
流れなくなる。そこで、電流Ip1、In1、In3及びIp3
と入力電圧により変化するNMOSトランジスタMN3
を流れる電流Ip2が関係してノード電圧V6が変化し、
演算増幅回路として動作する。
【0015】この演算増幅回路においては、定電流回路
の定電流性を改善するために、電流Ip1、In1、Ip3、
In3を制御しているMOSトランジスタMP2、MN
2、MP7、MN7のゲート電圧に安定なバイアス電圧
を供給している。
【0016】そして、図9の演算増幅回路においては、
上記PMOSトランジスタMP2、MP7にバイアス電
圧を供給するために、ゲート・ドレイン相互が接続され
た(ダイオード接続された)MOSトランジスタM4
0、M41がVDDノードとVSSノードとの間に2段直列
に接続されている箇所が存在する。同様に、前記NMO
SトランジスタMN2、MN7にバイアス電圧を供給す
るために、ダイオード接続されたMOSトランジスタM
44、M45がVDDノードとVSSノードとの間に2段直
列に接続されている箇所が存在する。この場合、1個の
ダイオード接続されたMOSトランジスタが動作するに
は、MOSトランジスタの閾値電圧(例えば約0.8
V)以上の電圧(例えば約1V)が印加される必要があ
る。
【0017】しかし、上記したようにダイオード接続さ
れたMOSトランジスタが2段直列に接続されている
と、動作電圧の下限は約3V程度であり、上記レール・
ツー・レール型演算増幅回路は低電圧動作には不適であ
る。
【0018】また、従来のレール・ツー・レール型演算
増幅回路は、使用素子数が多く、動作に影響しない電流
(例えばIp1、In1、Ip3、In3)が常に流れる直流電
流パスが多く存在するので、消費電流が大きい。また、
上記演算増幅回路は、非使用時にも直流電流パスが存在
するにも拘らず、必要時以外に動作を停止させるための
制御回路を持たないので、この点でも消費電流が大き
い。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
レール・ツー・レール型演算増幅回路は、低電圧動作に
は不適であり、使用素子数が多く、動作に影響しない電
流を消費する直流電流パスが多く存在するので、消費電
流が大きくなるという問題があった。
【0020】本発明は上記の問題点を解決すべくなされ
たもので、入出力電圧が接地電位付近から電源電圧電位
付近まで動作することができ、しかも、少ない素子数に
より構成でき、設計を容易化でき、低電圧動作、低消費
電力が要求される集積回路に内蔵し得る演算増幅回路装
置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の演算増幅回路装
置は、入力信号電圧が共通に入力し、それぞれの信号出
力ノードが共通に接続され、それぞれ独立に動作するP
チャネルMOSトランジスタ入力型演算増幅回路および
NチャネルMOSトランジスタ入力型演算増幅回路と、
上記入力信号電圧のレベルが上記PチャネルMOSトラ
ンジスタ入力型演算増幅回路の動作範囲内であるか上記
NチャネルMOSトランジスタ入力型演算増幅回路の動
作範囲内であるかを検出し、PチャネルMOSトランジ
スタ入力型演算増幅回路の動作範囲内でない場合を検出
した出力により上記PチャネルMOSトランジスタ入力
型演算増幅回路の内部回路の動作を停止させるように制
御し、NチャネルMOSトランジスタ入力型演算増幅回
路の動作範囲内でない場合を検出した出力によりNチャ
ネルMOSトランジスタ入力型演算増幅回路の内部回路
の動作を停止させるように制御する演算増幅回路制御回
路とを具備することを特徴とする。
【0022】
【作用】入力信号電圧のレベルがPチャネルMOSトラ
ンジスタ入力型演算増幅回路の動作範囲内であると共に
NチャネルMOSトランジスタ入力型演算増幅回路の動
作範囲内である場合には、PチャネルMOSトランジス
タ入力型演算増幅回路の信号出力電圧とNチャネルMO
Sトランジスタ入力型演算増幅回路の信号出力電圧との
合成出力が得られる。
【0023】これに対して、入力信号電圧のレベルが、
NチャネルMOSトランジスタ入力型演算増幅回路の動
作範囲内でなくPチャネルMOSトランジスタ入力型演
算増幅回路の動作範囲内である場合には、NチャネルM
OSトランジスタ入力型演算増幅回路は内部回路の動作
が停止して電流消費が大幅に抑制され、これとは独立に
動作しているPチャネルMOSトランジスタ入力型演算
増幅回路の信号出力電圧のみが出力端子の出力電圧とし
て得られる。
【0024】また、入力信号電圧のレベルが、Pチャネ
ルMOSトランジスタ入力型演算増幅回路の動作範囲内
でなくNチャネルMOSトランジスタ入力型演算増幅回
路の動作範囲内である場合には、PチャネルMOSトラ
ンジスタ入力型演算増幅回路は内部回路の動作が停止し
て電流消費が大幅に抑制され、これとは独立に動作して
いるNチャネルMOSトランジスタ入力型演算増幅回路
の信号出力電圧のみが出力端子の出力電圧として得られ
る。
【0025】これにより、PチャネルMOSトランジス
タ入力型演算増幅回路およびNチャネルMOSトランジ
スタ入力型演算増幅回路は、それぞれ例えば約1.6V
程度の低電圧動作が可能であり、接地電位付近から電源
電圧電位付近までの入力電圧に対して動作することがで
きる。
【0026】この場合、動作していない方の演算増幅回
路は、電流を殆んど消費しないので、消費電力が少な
く、動作している方の演算増幅回路の動作に何ら悪影響
を及ぼすことがない。
【0027】また、PチャネルMOSトランジスタ入力
型演算増幅回路およびNチャネルMOSトランジスタ入
力型演算増幅回路は、それぞれ独立に動作するので、そ
の設計が容易になり、しかも、使用素子数が少ないの
で、製造上のコストダウンおよび歩留りの向上を図るこ
とができる。
【0028】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明の演算増幅回路装置の基本
構成を示すブロック図である。
【0029】Pトップ型演算増幅回路30およびNトッ
プ型演算増幅回路40は、入力信号電圧が共通に入力
し、それぞれの信号出力ノードが共通に接続され、それ
ぞれ独立に動作する。
【0030】演算増幅回路制御回路10は、上記入力信
号電圧のレベルが上記Pトップ型演算増幅回路1の動作
範囲内であるか上記Nトップ型演算増幅回路2の動作範
囲内であるかを検出し、Pトップ型演算増幅回路1の動
作範囲内でない場合を検出した出力により上記Pトップ
型演算増幅回路1の内部回路の動作を停止させるように
制御し、Nトップ型演算増幅回路2の動作範囲内でない
場合を検出した出力によりNトップ型演算増幅回路2の
内部回路の動作を停止させるように制御するものであ
る。図2は、本発明の第1実施例に係る演算増幅回路を
示す回路図である。
【0031】ここで、VDDは電源電圧電位、VSSは接地
電位、VIN+およびVIN−は同相入力電圧、Vout は出
力電圧、MP1〜MP15はPMOSトランジスタ、M
N2〜MN15はNMOSトランジスタ、R0 、Rp、
Rnは抵抗、CpおよびCnは容量、20は電流設定回
路部、21は差動回路部、22は制御回路部、23は出
力回路部、24は出力端子である。この演算増幅回路
は、Pトップ型演算増幅回路30よびNトップ型演算増
幅回路40を含んでいる。図3は、図2中のPトップ型
演算増幅回路30を取り出して示す。電流設定回路部2
0aの設定電流I0 は10〜100μAであり、抵抗R
0 は100KΩオーダーである。
【0032】差動回路部31は、各ソースが共通接続さ
れた入力用のPMOSトランジスタMP11およびMP12
と、上記PMOSトランジスタMP11のドレインにドレ
インが接続され、ソースがVSSノードに接続され、ドレ
イン・ゲート相互が接続された負荷用のNMOSトラン
ジスタMN6と、このNMOSトランジスタにカレント
ミラー接続され、前記PMOSトランジスタMP12のド
レインにドレインが接続された負荷用のNMOSトラン
ジスタMN7と、VDDノードと前記PMOSトランジス
タMP11およびMP12の共通ソースとの間にソース・ド
レイン間が接続された電流源用のPMOSトランジスタ
MP5とを有する。
【0033】制御回路部32は、ソースがVSSノードに
接続され、ドレイン・ゲート相互が接続されたNMOS
トランジスタMN4と、このNMOSトランジスタにカ
レントミラー接続されたNMOSトランジスタMN14
と、VDDノードと上記NMOSトランジスタMN4のド
レインとの間でそれぞれのソース・ドレイン間が直列に
挿入接続されたPMOSトランジスタMP4およびMP
10と、VDDノードと前記NMOSトランジスタMN14の
ドレインとの間にソース・ドレイン間が接続され、ゲー
ト・ドレイン相互が接続されたPMOSトランジスタM
P15と有する。
【0034】上記PMOSトランジスタMP4は前記電
流設定回路部20aのPMOSトランジスタMP1にカ
レントミラー接続されており、前記PMOSトランジス
タMP10のゲートは前記差動回路部31の一方の入力用
のPMOSトランジスタMP12のゲート(一方の入力ノ
ード)に接続されており、前記PMOSトランジスタM
P15には前記差動回路部31の電流源用のPMOSトラ
ンジスタMP5がカレントミラー接続されている。
【0035】出力回路部33は、前記出力端子24とV
SSノードとの間でそれぞれのドレイン・ソース間が直列
に挿入接続されたNMOSトランジスタMN9およびM
N13と、VDDノードと上記出力端子24との間で前記制
御回路部32のPMOSトランジスタMP15にカレント
ミラー接続された電流源用のPMOSトランジスタMP
8と、上記出力端子24と前記NMOSトランジスタM
N9のゲートとの間で直列に接続された位相補償用の抵
抗Rpおよび容量Cpを有する。
【0036】この場合、上記NMOSトランジスタMN
13は前記制御回路部32のNMOSトランジスタMN4
にカレントミラー接続されており、前記NMOSトラン
ジスタMN9のゲートは前記差動回路部31の入力用の
PMOSトランジスタMP12のドレインに接続されてい
る。上記抵抗Rpの値は1〜100KΩ程度、容量Cp
の値は1〜20pF程度である。
【0037】上記Pトップ型演算増幅回路30におい
て、通常は、制御回路部32には電流設定回路部20a
の設定電流I0 に比例した電流が流れ、差動回路部31
の電流源用のPMOSトランジスタMP5とMP8には
制御回路部32の電流に比例した電流が流れる。従っ
て、入力信号電圧のレベルがPトップ型演算増幅回路3
0の動作範囲内である場合には、Pトップ型演算増幅回
路30が動作する。
【0038】これに対して、入力信号電圧のレベルがP
トップ型演算増幅回路30の動作範囲内でない場合に
は、制御回路部32のPMOSトランジスタMP10がオ
フになり、出力回路33、制御回路部32および差動回
路部31がそれぞれオフになる。図4は、図2中のNト
ップ型演算増幅回路40を取り出して示す。
【0039】電流設定回路部20は、ソースがVDDノー
ドに接続され、ゲート・ドレイン相互が接続されたPM
OSトランジスタMP1と、このPMOSトランジスタ
のドレインとVSSノードとの間に接続された抵抗R0
と、ソースおよびゲートが上記PMOSトランジスタM
P1のソースおよびゲートに対応して共通接続(カレン
トミラー接続)されたPMOSトランジスタMP2と、
このPMOSトランジスタのドレインとVSSノードとの
間にドレイン・ソース間が接続され、ドレイン・ゲート
相互が接続されたNMOSトランジスタMN2とを有す
る。
【0040】差動回路部41は、各ソースが共通接続さ
れた入力用のNMOSトランジスタMN11およびMN12
と、上記NMOSトランジスタMN11のドレインにドレ
インが接続され、ソースがVDDノードに接続され、ゲー
ト・ドレイン相互が接続された負荷用のPMOSトラン
ジスタMP6と、このPMOSトランジスタにカレント
ミラー接続され、前記NMOSトランジスタMN12のド
レインにドレインが接続された負荷用のPMOSトラン
ジスタMP7と、前記NMOSトランジスタMN11およ
びMN12の共通ソースとVSSノードとの間にドレイン・
ソース間が接続された電流源用のNMOSトランジスタ
MN5とを有する。
【0041】制御回路部42は、ソースがVDDノードに
接続され、ゲート・ドレイン相互が接続されたPMOS
トランジスタMP3と、このPMOSトランジスタにカ
レントミラー接続されたPMOSトランジスタMP14
と、上記PMOSトランジスタMP3のドレインとVSS
ノードとの間でそれぞれのドレイン・ソース間が直列に
挿入接続されたNMOSトランジスタMN10およびMN
3と、前記PMOSトランジスタMP14のドレインとV
SSノードとの間にドレイン・ソース間が接続され、ドレ
イン・ゲート相互が接続されたNMOSトランジスタM
N15と有する。
【0042】上記NMOSトランジスタMN3は前記電
流設定回路部20のNMOSトランジスタMN2にカレ
ントミラー接続されており、前記NMOSトランジスタ
MN10のゲートは前記差動回路部41の一方の入力用の
NMOSトランジスタMN12のゲート(一方の入力ノ
ード)に接続されており、前記NMOSトランジスタM
N15には前記差動回路部41の電流源用のNMOSト
ランジスタMN15がカレントミラー接続されている。
【0043】出力回路部43は、VDDノードと出力端子
24との間でそれぞれのソース・ドレイン間が直列に挿
入接続されたPMOSトランジスタMP13およびMP9
と、上記出力端子24とVSSノードとの間で前記制御回
路部42のNMOSトランジスタMN15にカレントミラ
ー接続された電流源用のNMOSトランジスタMN8
と、上記出力端子24と前記PMOSトランジスタMP
9のゲートとの間で直列に接続された位相補償用の抵抗
Rnおよび容量Cnを有する。
【0044】この場合、上記PMOSトランジスタMP
13は前記制御回路部42のPMOSトランジスタMP3
にカレントミラー接続されており、前記PMOSトラン
ジスタMP9のゲートは前記差動回路部41の入力用の
NMOSトランジスタMN12のドレインに接続されてい
る。上記抵抗Rnの値は1〜100KΩ程度、容量Cn
の値は1〜20pF程度である。
【0045】上記Nトップ型演算増幅回路40におい
て、通常は、制御回路部42には電流設定回路部20の
設定電流I0 に比例した電流が流れ、差動回路部41の
電流源用のNMOSトランジスタMN5とMP8には制
御回路部42の電流に比例した電流が流れる。従って、
入力信号電圧のレベルがNトップ型演算増幅回路40の
動作範囲内である場合には、Nトップ型演算増幅回路4
0が動作する。
【0046】これに対して、入力信号電圧のレベルがN
トップ型演算増幅回路40の動作範囲内でない場合に
は、制御回路部42のNMOSトランジスタMN10がオ
フになり、制御回路部42、差動回路部41及び出力回
路43がそれぞれオフになる。
【0047】即ち、図2に示した演算増幅回路におい
て、入力信号電圧のレベルがPトップ型演算増幅回路3
0の動作範囲内であると共にNトップ型演算増幅回路4
0の動作範囲内である場合には、出力端子24の出力電
圧Vout として、Pトップ型演算増幅回路30の信号出
力電圧とNトップ型演算増幅回路40の信号出力電圧と
の合成出力が得られる。
【0048】これに対して、入力信号電圧のレベルが、
Nトップ型演算増幅回路40の動作範囲内でなくPトッ
プ型演算増幅回路30の動作範囲内である場合には、N
トップ型演算増幅回路40は内部回路の動作が停止して
電流消費が大幅に抑制され、これとは独立に動作してい
るPトップ型演算増幅回路30の信号出力電圧のみが出
力端子24の出力電圧Vout として得られる。
【0049】また、入力信号電圧のレベルが、Pトップ
型演算増幅回路30の動作範囲内でなくNトップ型演算
増幅回路40の動作範囲内である場合には、Pトップ型
演算増幅回路30は内部回路の動作が停止して電流消費
が大幅に抑制され、これとは独立に動作しているNトッ
プ型演算増幅回路40の信号出力電圧のみが出力端子2
4の出力電圧Vout として得られる。
【0050】上記実施例の演算増幅回路において、Pト
ップ型演算増幅回路30およびNトップ型演算増幅回路
40は、ダイオード接続されたMOSトランジスタがV
DDノードとVSSノードとの間に一段しか存在しないの
で、MOSトランジスタの閾値電圧が約0.8V程度と
すると、約1.6V程度の低電圧動作が可能である。
【0051】これにより、入出力電圧が約1.6V以上
あれば、接地電位付近から電源電圧電位付近まで動作す
ることができる。また、Pトップ型演算増幅回路30の
動作時の差動回路部31、制御回路部32、出力回路部
33の各電流I1 、I2 、I3 はそれぞれ10μAオー
ダー、Nトップ型演算増幅回路40の動作時の差動回路
部41、制御回路部42、出力回路部43の各電流I1
、I2 、I3 はそれぞれ10μAオーダーであり、従
来例のPトップ型演算増幅回路のみ、あるいは、Nトッ
プ型演算増幅回路のみの消費電流と比較して10μA〜
50μA程度しか増加しない。
【0052】この場合、動作していない方の演算増幅回
路は、非動作部分が電流を殆んど消費しないので、消費
電力が少なく、動作している方の演算増幅回路の動作に
何ら悪影響を及ぼすことがない。
【0053】しかも、Pトップ型演算増幅回路30およ
びNトップ型演算増幅回路40は独立に動作するように
形成されているので、従来例のPトップ型演算増幅回路
のみ使用する場合、あるいは、Nトップ型演算増幅回路
のみ使用する場合の設計方法と同様に設計を容易化でき
る。
【0054】また、上記実施例の演算増幅回路装置は、
従来例のレール・ツー・レール型演算増幅回路と比べ
て、使用素子数が少ないので、製造上のコストダウンお
よび歩留りの向上を図ることができる。
【0055】また、上記実施例の演算増幅回路装置の集
積回路化に際しては、従来例のPトップ型演算増幅回路
あるいはNトップ型演算増幅回路の製造プロセスと比べ
て、何ら新規なプロセスを必要としない。
【0056】なお、上記実施例の各MOSトランジスタ
として、ディプリーション型のものを用い、その閾値電
圧を例えば0.4V程度とすることにより、動作電圧を
1V以下にすることも可能である。図5は、本発明の第
2実施例に係るスタンバイ機能付き演算増幅回路装置を
示す回路図である。
【0057】この演算増幅回路装置は、図2を参照して
前述した演算増幅回路装置と比べて、次に述べる(a)
乃至(h)の点が異なり、その他は同じであるので図2
中と同一符号を付している。
【0058】(a)VDDノードとVSSノードとの間に直
列接続されたPMOSトランジスタMPAおよびNMO
SトランジスタMNAからなり、その各ゲートにスタン
バイ制御信号が入力するCMOSインバータ回路51が
付加されている。
【0059】(b)このインバータ回路51の出力ノー
ドにゲートが接続され、VDDノードと前記電流設定回路
部20のPMOSトランジスタMP1のドレインとの間
に接続されたPMOSトランジスタMPBが付加されて
いる。
【0060】(c)同じく前記インバータ回路51の出
力ノードにゲートが接続され、VDDノードと前記Nトッ
プ型演算増幅回路40の出力回路部43のPMOSトラ
ンジスタMP13のゲートとの間に接続されたPMOSト
ランジスタMPCが付加されている。
【0061】(c)同じく前記インバータ回路51の出
力ノードにゲートが接続され、VDDノードと前記Pトッ
プ型演算増幅回路30の出力回路部33の電流源用のP
MOSトランジスタMP8のゲートとの間に接続された
PMOSトランジスタMPDが付加されている。
【0062】(e)同じく前記インバータ回路51の出
力ノードにゲートが接続され、前記電流設定回路部20
の抵抗R0 の一端とVSSノードとの間に挿入接続された
NMOSトランジスタMNBが付加されている。
【0063】(f)前記電流設定回路部20のNMOS
トランジスタMN12のゲートとVSSノードとの間に接続
され、ゲートに前記スタンバイ制御信号が与えられるN
MOSトランジスタMNCが付加されている。
【0064】(g)前記Pトップ型演算増幅回路30の
出力回路部33のNMOSトランジスタMN13のゲート
とVSSノードとの間に接続され、ゲートに前記スタンバ
イ制御信号が与えられるNMOSトランジスタMNDが
付加されている。
【0065】(h)前記Nトップ型演算増幅回路40の
出力回路部43の電流源用のNMOSトランジスタMN
8のゲートとVSSノードとの間に接続され、ゲートに前
記スタンバイ制御信号が与えられるNMOSトランジス
タMNEが付加されている。
【0066】上記第2実施例の演算増幅回路装置によれ
ば、スタンバイ制御信号が“L”レベル(非活性状態)
の時には基本的には前記第1実施例の演算増幅回路装置
と同様の動作を行う。
【0067】これに対して、スタンバイ制御信号が
“H”レベル(活性状態)になると、CMOSインバー
タ回路51の出力が“L”レベルになり、PMOSトラ
ンジスタMPB〜MPDが全てオン状態になり、NMO
SトランジスタMNBがオフ状態、NMOSトランジス
タMNC〜MNEがオン状態になる。これにより、演算
増幅回路が非動作状態に制御され、直流電流パスがなく
なり、消費電流は零になり、出力端子24がハイインピ
ーダンス状態または電源電位あるいは接地電位に固定さ
れる。
【0068】即ち、外部から与えられるスタンバイ制御
信号に応じて制御されるスタンバイ制御回路を具備し、
スタンバイ状態の時には前記Pトップ型演算増幅回路3
0およびNトップ型演算増幅回路40のそれぞれの動作
を停止させ、演算増幅回路の出力端子24をハイインピ
ーダンス状態または電源電位あるいは接地電位に固定す
るように制御することが可能になり、演算増幅回路装置
の消費電力を一層抑制することができる。図6は、本発
明の第3実施例に係る内部ノード安定化抵抗付き演算増
幅回路装置を示す回路図である。
【0069】この演算増幅回路装置は、図2を参照して
前述した演算増幅回路装置と比べて、次の(a)、
(b)に述べるように高抵抗(例えば1MΩ〜10M
Ω)が付加されているの点が異なり、その他は同じであ
るので図2中と同一符号を付している。
【0070】(a)Pトップ型演算増幅回路30におい
て、差動回路部31の負荷用のNMOSトランジスタM
N6のゲートとVSSノードとの間に抵抗R1 、制御回路
部32のNMOSトランジスタMN4のゲートとVSSノ
ードとの間に抵抗R3 、VDDノードと出力回路部33の
電流源用のPMOSトランジスタMP8のゲートとの間
に抵抗R5 が接続されている。
【0071】(b)前記Nトップ型演算増幅回路40に
おいて、VDDノードと差動回路部41の負荷用のPMO
SトランジスタMP6のゲートとの間に抵抗R2 、VDD
ノードと制御回路部42のNMOSトランジスタMP3
のゲートとの間に抵抗R4 、出力回路部43の電流源用
のNMOSトランジスタMN8のゲートとVSSノードと
の間に抵抗R6 が接続されている。
【0072】上記演算増幅回路装置において、Pトップ
型演算増幅回路が非動作状態の時には、NMOSトラン
ジスタMN4、MN6の各ゲートはVSS電位、PMOS
トランジスタMP15のゲート電位はVDD電位に固定さ
れる。従って、出力回路部のPMOSトランジスタMP
8およびNMOSトランジスタMN13は完全にオフ状態
に維持される。
【0073】また、Nトップ型演算増幅回路が非動作状
態の時には、PMOSトランジスタMP3、MP6の各
ゲートはVDD電位、NMOSトランジスタMN15のゲ
ート電位はVSS電位に固定される。従って、出力回路部
のPMOSトランジスタMP13およびNMOSトランジ
スタMN8は完全にオフ状態に維持される。
【0074】即ち、上記第3実施例の演算増幅回路装置
によれば、前記Pトップ型演算増幅回路30またはNト
ップ型演算増幅回路40の動作が停止した場合にハイイ
ンピーダンス状態になる内部ノードと電源電位ノードあ
るいは接地電位ノードとの間に、通常動作時に上記内部
ノードに支障を与えない程度の値を有する高抵抗R1〜
R6 が接続されている。これにより、内部ノードの電圧
を安定させ、ノイズに対する安定性を増すことが可能で
ある。この場合、上記内部ノードに連なる直流電流パス
の電流が10μA〜100μAとすると、上記高抵抗に
流れる電流は0.1μA以下の微小になり、上記高抵抗
は回路動作に悪影響を及ぼさない。
【0075】従って、Pトップ型演算増幅回路30およ
びNトップ型演算増幅回路40のうち、非動作状態の一
方の演算増幅回路から動作中の他方の演算増幅回路に出
力変動などの悪影響を及ぼさないようになっている。
【0076】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、入出力
電圧が接地電位付近から電源電圧電位付近まで動作する
ことができ、しかも、少ない素子数により構成でき、設
計を容易化でき、低電圧動作、低消費電力が要求される
集積回路に内蔵し得る演算増幅回路装置を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の演算増幅回路装置の基本構成を示すブ
ロック図。
【図2】本発明の第1実施例に係る演算増幅回路装置を
示す回路図。
【図3】図2中のPトップ型演算増幅回路を取り出して
示す回路図。
【図4】図2中のNトップ型演算増幅回路を取り出して
示す回路図。
【図5】本発明の第2実施例に係る演算増幅回路装置を
示す回路図。
【図6】本発明の第3実施例に係る演算増幅回路装置を
示す回路図。
【図7】従来のPトップ型演算増幅回路を示す回路図。
【図8】従来のNトップ型演算増幅回路を示す回路図。
【図9】従来のレール・ツー・レール型演算増幅回路の
一具体例を示す回路図。
【図10】図9のレール・ツー・レール型演算増幅回路
の基本構成を示す回路図。
【符号の説明】
10…演算増幅回路制御回路、20、20a…電流設定
回路部、21、31、41…差動回路部、22、32、
42…制御回路部、23、33、43…出力回路部、2
4…出力端子、30…Pトップ型演算増幅回路、40…
Nトップ型演算増幅回路、MP1〜MP15、MPA〜M
PD…PMOSトランジスタ、MN2〜MN15、MNA
〜MNE…NMOSトランジスタ、R0 、Rp、Rn、
R1 〜R6 …抵抗、Cp、Cn…容量、VDD…電源電圧
電位、VSS…接地電位、VIN+、VIN−…同相入力電
圧、Vout …出力電圧。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号電圧が共通に入力し、それぞれ
    の信号出力ノードが出力端子に共通に接続され、それぞ
    れ独立に動作し、それぞれダイオード接続されたMOS
    トランジスタを2段以上直列接続した部分を持たないP
    チャネルMOSトランジスタ入力型演算増幅回路および
    NチャネルMOSトランジスタ入力型演算増幅回路と、 上記入力信号電圧のレベルが上記PチャネルMOSトラ
    ンジスタ入力型演算増幅回路の動作範囲内であるか上記
    NチャネルMOSトランジスタ入力型演算増幅回路の動
    作範囲内であるかを検出し、PチャネルMOSトランジ
    スタ入力型演算増幅回路の動作範囲内でない場合を検出
    した出力により上記PチャネルMOSトランジスタ入力
    型演算増幅回路の内部回路の動作を停止させるように制
    御し、NチャネルMOSトランジスタ入力型演算増幅回
    路の動作範囲内でない場合を検出した出力によりNチャ
    ネルMOSトランジスタ入力型演算増幅回路の内部回路
    の動作を停止させるように制御する演算増幅回路制御回
    路とを具備することを特徴とする演算増幅回路装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の演算増幅回路装置におい
    て、 前記PチャネルMOSトランジスタ入力型演算増幅回路
    およびNチャネルMOSトランジスタ入力型演算増幅回
    路のそれぞれは、定電流を設定する定電流設定回路部
    と、この定電流設定回路部により動作電流が設定され、
    同相入力電圧が入力する差動回路部と、上記同相入力電
    圧のレベルを検出し、上記差動回路部の動作電流をオン
    /オフ制御する制御回路部と、上記差動回路部の出力を
    バッファ増幅する出力回路部とを有し、上記定電流設定
    回路部は上記PチャネルMOSトランジスタ入力型演算
    増幅回路およびNチャネルMOSトランジスタ入力型演
    算増幅回路で共用されていることを特徴とする演算増幅
    回路装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の演算増幅回路装
    置において、 さらに、外部から与えられるスタンバイ制御信号に応じ
    て制御され、スタンバイ状態の時には前記PチャネルM
    OSトランジスタ入力型演算増幅回路およびNチャネル
    MOSトランジスタ入力型演算増幅回路のそれぞれの動
    作を停止させて消費電流をなくし、演算増幅回路の出力
    端子をハイインピーダンス状態または電源電位あるいは
    接地電位に固定するように制御するスタンバイ制御回路
    を具備することを特徴とする演算増幅回路装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の演算増幅回路装置におい
    て、 前記スタンバイ制御回路は、スタンバイ状態の時に、前
    記定電流設定回路部および制御回路部および出力回路部
    をオフ状態に制御することを特徴とする演算増幅回路装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の演算増幅回路装置におい
    て、 さらに、前記PチャネルMOSトランジスタ入力型演算
    増幅回路またはNチャネルMOSトランジスタ入力型演
    算増幅回路の動作が停止した場合にハイインピーダンス
    状態になる内部ノードと電源電位ノードあるいは接地電
    位ノードとの間に接続され、通常動作時に上記内部ノー
    ドに支障を与えない程度の値を有する高抵抗を具備する
    ことを特徴とする演算増幅回路装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または2記載の演算増幅回路装
    置において、 前記各MOSトランジスタとしてディプリージョン型M
    OSトランジスタまたは閾値電圧を下げたMOSトラン
    ジスタを使用してなることを特徴とする演算増幅回路装
    置。
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