JPH0685128U - 曲線引金具 - Google Patents

曲線引金具

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JPH0685128U
JPH0685128U JP3281493U JP3281493U JPH0685128U JP H0685128 U JPH0685128 U JP H0685128U JP 3281493 U JP3281493 U JP 3281493U JP 3281493 U JP3281493 U JP 3281493U JP H0685128 U JPH0685128 U JP H0685128U
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JP
Japan
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auxiliary arm
arm
main arm
auxiliary
supporting portion
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Pending
Application number
JP3281493U
Other languages
English (en)
Inventor
辺 明 生 渡
藤 豊 伊
本 文 男 沖
藤 昇 加
田 康 英 篠
本 圭 司 松
林 由 哲 若
井 良 夫 石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Tekki Corp
Dengyo Inc
Central Japan Railway Co
Original Assignee
Sanwa Tekki Corp
Dengyo Inc
Central Japan Railway Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 ［目的］ 曲線引金具の構成部材のうち、補助アームに
限って見られる問題点として、補助アーム３と、吊架線
保持クリップ９と、両者を接続係止するピン１０の三者
間で発生する異常摩耗があった。これを防止するのが目
的である。 ［構成］ 補助アーム３を主アームより短くし、かつ直
線状とする。これに対応して支持金具１は、振止パイプ
４への取付箇所直下を補助アーム３の取付箇所とし、こ
れより後退偏位した位置を主アーム２の取付箇所とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は電車線路の曲線引金具に関するもので、補助アーム先端部構成部材の 異常摩耗防止を目的とする。
【０００２】
【従来の技術】
曲線引金具は図３の如く振止パイプに固着される支持金具Ｋと、支持金具下端 に係止される主アームＡと、中間部に固着される補助アームＢとから成る。主ア ームはパンタとの抵触を避けるため上方に湾曲させてある。補助アームもこれに 対応して上方に湾曲させているが、車両通過の際トロリ線が車両走行に移動する 。いわゆる流れ現象も生じ、補助アームの湾曲部頂点に於いて左右方向の倒れを 起こす。このため補助アームＢと、その先端の吊架線保持クリップＣと、両者を 結合するピンＰの三者間で異常摩耗を起こし、これに電食が加わって長期の使用 に耐えないという問題があった。主アームは直接トロリ線を把持しているため、 これに類する問題は起こらない。
【０００３】
【課題解決の手段】
補助アームを短くし、かつ直線状とする。これに対応して支持金具への支持点 を、主アームは補助アームより後退偏位した位置にあるようにする。従来は両ア ームの支持点が近似的に同一垂線上にあった。
【０００４】
【実施例】
図１に於いて曲線引金具は支持金具１と主アーム２と、補助アーム３とから成 る。支持金具１は上端で振止パイプ４に固定され、その直下を補助アーム３の支 持部とし、下部にはそれより後退偏位して主アーム２の支持部を設けてある。主 アーム２は湾曲部２ａと直線部２ｂとから成り、湾曲部端でボルト５により支持 金具へ枢着される。この枢着点附近に制振用ばね装置６が附設してある。また他 端にはイヤ７が装着され、トロリ線Ｔを把持する。補助アーム３は一端がボルト ８で支持金具に固着され、この固着部を除いて主アームの直線部２ｂとほぼ平行 な直線形となっている。他端には吊架線Ｍを挾持するクリップ９が補助アーム端 平坦部へピン１０で係止してある。 補助アーム３は、従来のように吊架線の延線方向に倒れることなく、ピン１０に 対し引張力のみ作用して係止される。この状態で電車走行等による振動が加わっ てもピン１０の機械的摩耗を最小限にくい止めることができる。
【０００５】
【効果】
補助アームが短い上に直線形であるため、車両通過持の吊架線押上によっても 、従来あった左右倒れを起こす余地がなく、ピン１０附近部材に異常摩耗を起こ すこともない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の正面図である。
【図２】同側面図である。
【図３】従来例の正面図である。
【符号の説明】
１ 支持金具 ２ 主アーム ３ 補助アーム ４ 振止パイプ ５ ボルト ６ ばね装置 ７ イヤ ８ ボルト ９ クリップ １０ ピン Ｍ 吊架線 Ｔ トロリ線
フロントページの続き (72)考案者 伊 藤 豊 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目１番４号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)考案者 沖 本 文 男 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目１番４号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)考案者 加 藤 昇 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目１番４号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)考案者 篠 田 康 英 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目１番４号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)考案者 松 本 圭 司 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目１番４号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)考案者 若 林 由 哲 愛知県名古屋市中村区則武１丁目2203 株 式会社電業名古屋支店内 (72)考案者 石 井 良 夫 東京都品川区南品川６丁目５番19号 三和 テッキ株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 上端で振止パイプに固定されその直下を
    補助アーム支持部としこれより後退偏位して主アーム支
    持部を設けた支持金具と、湾曲部と直線部とから成り湾
    曲部端で支持金具の上記支持部に係止された主アーム
    と、一端で支持金具の上記支持部に固定され他端で吊架
    線保持クリップをピン止めし主アームの直線部とほぼ平
    行に位置する直線状補助アームとから構成された曲線引
    金具。
JP3281493U 1993-05-26 1993-05-26 曲線引金具 Pending JPH0685128U (ja)

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JPH0685128U true JPH0685128U (ja) 1994-12-06

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012140032A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Asaba Seisakusho:Kk 電車線用曲線引金具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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