JPH068510Y2 - テストペン装置 - Google Patents

テストペン装置

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Publication number
JPH068510Y2
JPH068510Y2 JP11250786U JP11250786U JPH068510Y2 JP H068510 Y2 JPH068510 Y2 JP H068510Y2 JP 11250786 U JP11250786 U JP 11250786U JP 11250786 U JP11250786 U JP 11250786U JP H068510 Y2 JPH068510 Y2 JP H068510Y2
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JP
Japan
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writing
pen
pressure
test
test pen
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP11250786U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6320035U (ja
Inventor
晃 木村
蔵 富田
Original Assignee
神崎製紙株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 神崎製紙株式会社 filed Critical 神崎製紙株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は感圧複写紙の発色性能のテスト等に用いるテス
トペン装置に関するものである。
(従来技術) 感圧複写紙の感度をテストするためには、一定の筆圧の
ボールペンで筆記を行う必要があり、また筆圧を任意の
値に精度良く設定できることが望ましい。しかしそのよ
うなテスト装置はかなり複雑で大形になるためにコスト
がかかり、また通常のボールペンのように手軽には扱え
ないという問題があった。従って通常は熟練と勘に頼っ
てテストを行っているが、個人差が避けられず、精度の
高い感度テストができないという問題があった。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上記の点に鑑み、筆圧を任意の値に精度良く設
定でき、しかも取り扱いに便利なテストペン装置を提供
するものである。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案のテストペン装置
は、筆胴1の内部に尖筆5を有しかつ上下摺動可能な摺
動部2,3と圧縮ばね4を収納し、上記尖筆5の先端が
上記筆胴1の下端面中央孔6から突出するようにすると
共に、筆胴1上部に螺着したねじ7によって上記圧縮ば
ね4の弾発力を調節可能にしてなるテストペンAと、該
テストペンAの筆胴1の下端を上端面で受ける環状体8
の内側に感圧素子9を配設してなる筆圧センサ部Bと、
該感圧素子9の出力を表示する表示部Cとで構成したも
のである。
(作用) 上記の構成によれば、一度ペン先を筆圧センサ部に当て
て調整ねじにより筆圧を調整した後は、テストペンのみ
を単独で感度テストに使用することができ、任意の筆圧
に設定できる上に筆記中は筆圧が一定し、しかも取り扱
いは通常のボールペンと同様にきわめて容易である。
(実施例) 図は本考案の一実施例を示したもので、感度テスト装置
はテストペンAと筆圧センサ部Bと表示部Cとで構成さ
れている。テストペンAは第1図に示すように、筆胴1
の内部に2個の摺動体2,3が上下動自在に嵌挿され
て、両摺動体2,3間に圧縮ばね4が介装されたもの
で、下側の摺動体3に保持された尖筆5の先端が筆胴1
の平坦な下端面に設けられた透孔6から外部に一定の長
さだけ突出しており、筆記する際にはこのペン先が圧縮
ばね4の弾発力に抗して筆胴1内に没入するようになっ
ている。筆胴1の上端面には筆圧調整ねじ7が螺着さ
れ、その下端が上側の摺動体2の上面に圧接しており、
筆圧調整ねじ7の螺入によって圧縮ばね4のばね圧が変
化するようになっている。
筆圧センサ部Bは、第2図及び第3図に示すように、テ
ストペンAの筆胴1の下端面周辺部を上端面で受ける環
状体8と、環状体8に嵌挿された上下摺動体10と、環
状体8の下端部に配設された感圧素子9とを備え、上下
摺動体10は、その下端面を感圧素子9に当接させると
共に、上端面が環状体8の上端面と同じ高さになるよう
にしてあり、上下摺動体10の上端面で尖筆5のの先端
を受けるようにしたもので、この筆圧センサ部Bと感圧
素子9の出力を表示する表示部Cとが基台11上に設置
されている。
上記のように構成された装置を用いて感圧複写紙の感度
テストを行う際には、第3図に示すように、まずテスト
ペンAを筆圧センサBの上面に形成された受け穴12に
差し込んで下向きに圧力を加えると、筆胴1の下端部が
環状体8の上端面に支承され、尖筆5の先端は筆胴の下
端面と同一面まで押し込められて、上下摺動体10を介
して感圧素子9にテストペンAの筆圧すなわち圧縮ばね
4のばね圧が伝えられ、この圧力が表示部Cに表示され
る。この状態で表示部Cを見ながら所望の筆圧になるよ
うに筆圧調整ねじ7を調節する。このようにして筆圧の
調整を終えたテストペンAを用いて、筆胴1の下端面を
紙面にスライドさせながら感圧複写紙に筆記を行えば、
筆圧は常に所定の値に維持され、高精度の感度テストを
行うことができる。
なお第1図において、テストペンAに上下の摺動体2,
3を設けない場合には、測定は可能であるが筆圧を調節
するべく筆圧調整ねじ7を回転させた時に、調整ねじ7
の先端部で圧縮ばね4に不必要なねじり力をかけること
になり、その測定結果にかなりの誤差を招くことにな
る。それ故、第1図のように上部の摺動体2を設けるこ
とによって、調整ねじ7を回転させてもねじり力が圧縮
ばね4に作用することが回避され、より精度の高い測定
が可能となるものである。
(考案の効果) 上述のように本考案によれば、テストペンと筆圧センサ
部とを別体として構成し、一度ペン先を筆圧センサ部に
当てて調整ねじにより筆圧を調整した後は、テストペン
のみを単独で感度テストに使用することができるので、
取り扱いは通常のボールペンと同様にきわめて容易であ
る上に、筆圧を任意の値で一定に維持することができ、
また多数のテストペンを1組の筆圧センサ部と表示部と
によって筆圧調整できるので、複数のテスト要員に同じ
性能のテストペンを配布するような場合、実質上低コス
トで提供できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示すテストペンの断面
図、第2図(a)(b)は同上の筆圧センサ部及び表示部の上
面図及び側面図、第3図は同上の使用状態を示す要部拡
大断面図である。 1……筆胴、2,3……摺動体、4……圧縮ばね、5…
…尖筆、6……透孔、7……筆圧調整ねじ、8……環状
体、9……感圧素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筆胴の内部に尖筆を有しかつ上下摺動可能
    な摺動部と圧縮ばねを収納し、上記尖筆の先端が上記筆
    胴の下端面中央孔から突出するようにすると共に、筆胴
    上部に螺着したねじによって上記圧縮ばねの弾発力を調
    節可能にしてなるテストペンと、該テストペンの筆胴の
    下端を上端面で受ける環状体の内側に感圧素子を配設し
    てなる筆圧センサ部と、該感圧素子の出力を表示する表
    示部とより成るテストペン装置。
JP11250786U 1986-07-22 1986-07-22 テストペン装置 Expired - Lifetime JPH068510Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11250786U JPH068510Y2 (ja) 1986-07-22 1986-07-22 テストペン装置

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JP11250786U JPH068510Y2 (ja) 1986-07-22 1986-07-22 テストペン装置

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Publication Number Publication Date
JPS6320035U JPS6320035U (ja) 1988-02-09
JPH068510Y2 true JPH068510Y2 (ja) 1994-03-02

Family

ID=30993450

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JP11250786U Expired - Lifetime JPH068510Y2 (ja) 1986-07-22 1986-07-22 テストペン装置

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JPS6320035U (ja) 1988-02-09

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