JPH09318517A - 塗膜硬度測定装置 - Google Patents
塗膜硬度測定装置Info
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- JPH09318517A JPH09318517A JP15289096A JP15289096A JPH09318517A JP H09318517 A JPH09318517 A JP H09318517A JP 15289096 A JP15289096 A JP 15289096A JP 15289096 A JP15289096 A JP 15289096A JP H09318517 A JPH09318517 A JP H09318517A
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Links
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Landscapes
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 塗膜に対する鉛筆の押し付け角度及び押し付
け力が、個人差なく一定に得られるようにし、測定精度
を向上させる。 【解決手段】 底面に対する角度αが45度の傾斜面5
を前面に設定した鉛筆固定台6を備える。傾斜面5に位
置調整可能としたベースプレート8を介してガイドケー
シング11を、傾斜面5に沿い上下方向に設ける。ガイ
ドケーシング11内に、鉛筆4に対する押し付け板12
を長手方向へ摺動自在に収納する。押し付け板12を介
して鉛筆4に押し付け力を与えるスプリング14をガイ
ドケーシング11内に配設する。スプリング14の強さ
を変更するための調節用ねじ13をガイドケーシング1
1の上端部内側に螺着させる。
け力が、個人差なく一定に得られるようにし、測定精度
を向上させる。 【解決手段】 底面に対する角度αが45度の傾斜面5
を前面に設定した鉛筆固定台6を備える。傾斜面5に位
置調整可能としたベースプレート8を介してガイドケー
シング11を、傾斜面5に沿い上下方向に設ける。ガイ
ドケーシング11内に、鉛筆4に対する押し付け板12
を長手方向へ摺動自在に収納する。押し付け板12を介
して鉛筆4に押し付け力を与えるスプリング14をガイ
ドケーシング11内に配設する。スプリング14の強さ
を変更するための調節用ねじ13をガイドケーシング1
1の上端部内側に螺着させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は試験片に塗料を塗装
して形成させた塗膜の硬度を測定するために用いる塗膜
硬度測定装置に関するものである。
して形成させた塗膜の硬度を測定するために用いる塗膜
硬度測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】JISで定められた塗料の一般試験方法
の一つとして、塗膜の硬さを、鉛筆の芯で塗膜を引っか
いて調べ、鉛筆の硬度(濃度)記号で表わすようにした
ものがある。
の一つとして、塗膜の硬さを、鉛筆の芯で塗膜を引っか
いて調べ、鉛筆の硬度(濃度)記号で表わすようにした
ものがある。
【0003】かかる塗膜硬度測定方法は、図6にその概
要を示す如く、試験板2の片面に、試料をその製品規格
に規定する方法で塗装して乾燥させた後、1時間以上放
置したものを試験片1として用い、該試験片1を水平な
台の上に、塗膜3が上向きとなるようにして固定し、鉛
筆4を約45度の角度で持って、芯4aが折れない程度
にできる限り強く塗膜3面に押し付けながら、測定者の
前方(矢印X方向)に均一な早さ(約1cm/s )で約1
cm移動させて塗膜3面を引っかくようにし、1回引っか
く毎に鉛筆4の芯4aの先端を新たに研いで、同一の硬
度の鉛筆4で5回宛試験を繰り返すようにし、塗膜3の
破れで評価する場合は、5回の試験で2回以上試験片の
素地又は下塗り塗膜に届く破れが認められないときは、
上位の硬度記号の鉛筆4に取り替えて同様に試験を行
い、塗膜3の破れが2回以上になる鉛筆4を見つけ、そ
の鉛筆4の硬度記号より一段階下位の硬度記号を鉛筆引
っかき値として記録するようにし、一方、塗膜3のすり
傷で評価する場合は、5回の試験で2回以上塗膜3にす
り傷が認められないときは、上位の硬度記号の鉛筆4に
取り替えて同様に試験を行い、塗膜3のすり傷が2回以
上になる鉛筆4をみつけ、その鉛筆4の硬度記号より一
段階下位の硬度記号を鉛筆引っかき値として記録するよ
うにするものである。
要を示す如く、試験板2の片面に、試料をその製品規格
に規定する方法で塗装して乾燥させた後、1時間以上放
置したものを試験片1として用い、該試験片1を水平な
台の上に、塗膜3が上向きとなるようにして固定し、鉛
筆4を約45度の角度で持って、芯4aが折れない程度
にできる限り強く塗膜3面に押し付けながら、測定者の
前方(矢印X方向)に均一な早さ(約1cm/s )で約1
cm移動させて塗膜3面を引っかくようにし、1回引っか
く毎に鉛筆4の芯4aの先端を新たに研いで、同一の硬
度の鉛筆4で5回宛試験を繰り返すようにし、塗膜3の
破れで評価する場合は、5回の試験で2回以上試験片の
素地又は下塗り塗膜に届く破れが認められないときは、
上位の硬度記号の鉛筆4に取り替えて同様に試験を行
い、塗膜3の破れが2回以上になる鉛筆4を見つけ、そ
の鉛筆4の硬度記号より一段階下位の硬度記号を鉛筆引
っかき値として記録するようにし、一方、塗膜3のすり
傷で評価する場合は、5回の試験で2回以上塗膜3にす
り傷が認められないときは、上位の硬度記号の鉛筆4に
取り替えて同様に試験を行い、塗膜3のすり傷が2回以
上になる鉛筆4をみつけ、その鉛筆4の硬度記号より一
段階下位の硬度記号を鉛筆引っかき値として記録するよ
うにするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した塗
膜硬度測定方法の場合には、測定者の勘に頼っているた
め、鉛筆4の押し付け角度や押し付け力等が一定せず、
測定結果に個人差があって、測定値の信頼性に欠ける問
題がある。
膜硬度測定方法の場合には、測定者の勘に頼っているた
め、鉛筆4の押し付け角度や押し付け力等が一定せず、
測定結果に個人差があって、測定値の信頼性に欠ける問
題がある。
【0005】そこで、本発明は、塗膜に対する鉛筆の押
し付け角度や押し付け力が個人差なく一定に得られるよ
うにして測定値の信頼性を高めることができるような塗
膜硬度測定装置を提供しようとするものである。
し付け角度や押し付け力が個人差なく一定に得られるよ
うにして測定値の信頼性を高めることができるような塗
膜硬度測定装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、底面に対する角度を45度に設定した傾
斜面を前面に有する鉛筆固定台の該傾斜面に、筒状に形
成したガイドケーシングを上下方向に配置して取り付
け、該ガイドケーシング内に、鉛筆の後端に押し付ける
押し付け板を長手方向に摺動自在に収納し、且つ該押し
付け板の上部位置に押し付け板に下方への押し付け力を
付与するためのスプリングを配設すると共に、該スプリ
ングの強さを調節するための調節用ねじを、上記ガイド
ケーシングの上端部内側に螺着した構成とする。
決するために、底面に対する角度を45度に設定した傾
斜面を前面に有する鉛筆固定台の該傾斜面に、筒状に形
成したガイドケーシングを上下方向に配置して取り付
け、該ガイドケーシング内に、鉛筆の後端に押し付ける
押し付け板を長手方向に摺動自在に収納し、且つ該押し
付け板の上部位置に押し付け板に下方への押し付け力を
付与するためのスプリングを配設すると共に、該スプリ
ングの強さを調節するための調節用ねじを、上記ガイド
ケーシングの上端部内側に螺着した構成とする。
【0007】使用する鉛筆の硬度に合わせて調節用ねじ
によりスプリングの強さを調整した後、ガイドケーシン
グ内に鉛筆の後端側を挿入して塗膜面上に載置すると、
鉛筆の塗膜に対する押し付け角度がガイドケーシングを
介し傾斜面によって45度に保持され、鉛筆の塗膜に対
する押し付け力が押し付け板を介しスプリングにより付
与されて一定に維持される。
によりスプリングの強さを調整した後、ガイドケーシン
グ内に鉛筆の後端側を挿入して塗膜面上に載置すると、
鉛筆の塗膜に対する押し付け角度がガイドケーシングを
介し傾斜面によって45度に保持され、鉛筆の塗膜に対
する押し付け力が押し付け板を介しスプリングにより付
与されて一定に維持される。
【0008】又、押し付け板の下方への摺動位置を規制
するためのストッパを設けると、鉛筆の長さによらず、
スプリングの強さを精度よく調整できるようになる。
するためのストッパを設けると、鉛筆の長さによらず、
スプリングの強さを精度よく調整できるようになる。
【0009】一方、押し付け板に代えて、鉛筆の後端部
を嵌入させるキャップ型の鉛筆ホルダを設け、且つ該鉛
筆ホルダの側壁部にねじ孔を設けると共に、ガイドケー
シングに上記ねじ孔と対応する長孔を長手方向に沿い設
けて、長孔を通してねじ孔に鉛筆固定用の止めねじを螺
着し、該止めねじをストッパ兼用とした構成とすると、
止めねじで鉛筆を固定できるので、鉛筆の脱落を防ぐこ
とができる。
を嵌入させるキャップ型の鉛筆ホルダを設け、且つ該鉛
筆ホルダの側壁部にねじ孔を設けると共に、ガイドケー
シングに上記ねじ孔と対応する長孔を長手方向に沿い設
けて、長孔を通してねじ孔に鉛筆固定用の止めねじを螺
着し、該止めねじをストッパ兼用とした構成とすると、
止めねじで鉛筆を固定できるので、鉛筆の脱落を防ぐこ
とができる。
【0010】又、ガイドケーシングを鉛筆固定台の傾斜
面に沿い上下方向へ位置調整できるようにすると、ガイ
ドケーシングの位置調整範囲で長さの異なる鉛筆を使用
できるようになる。
面に沿い上下方向へ位置調整できるようにすると、ガイ
ドケーシングの位置調整範囲で長さの異なる鉛筆を使用
できるようになる。
【0011】更に、ガイドケーシングを固定とし、且つ
鉛筆ホルダ及び調節用ねじを円筒状に形成して鉛筆を挿
通させ得るようにした構成とすることによって、あらゆ
る長さサイズの鉛筆を支障なく使用できるようになる。
鉛筆ホルダ及び調節用ねじを円筒状に形成して鉛筆を挿
通させ得るようにした構成とすることによって、あらゆ
る長さサイズの鉛筆を支障なく使用できるようになる。
【0012】更に又、ガイドケーシングに、調節用ねじ
の螺着位置を検出する窓を長手方向に設け、該窓の縁
に、スプリングの強さを設定する目盛りを付した構成と
することにより、押し付け力の調節を容易に行うことが
できるようになる。
の螺着位置を検出する窓を長手方向に設け、該窓の縁
に、スプリングの強さを設定する目盛りを付した構成と
することにより、押し付け力の調節を容易に行うことが
できるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0014】図1乃至図3は本発明の実施の一形態を示
すもので、底面に対する角度αを45度に設定した傾斜
面5を前面に有する鉛筆固定台6の該傾斜面5に、周辺
部の四隅に上下方向の長孔7を設けたベースプレート8
を載置して、上記長孔7に対応させて傾斜面5に立設し
たねじ軸9を、長孔7を通してベースプレート8の上面
側へ突出させ、且つ該各ねじ軸9の突出部に、ベースプ
レート8の上下方向の位置決めを行うための蝶ねじ10
を螺着させる。
すもので、底面に対する角度αを45度に設定した傾斜
面5を前面に有する鉛筆固定台6の該傾斜面5に、周辺
部の四隅に上下方向の長孔7を設けたベースプレート8
を載置して、上記長孔7に対応させて傾斜面5に立設し
たねじ軸9を、長孔7を通してベースプレート8の上面
側へ突出させ、且つ該各ねじ軸9の突出部に、ベースプ
レート8の上下方向の位置決めを行うための蝶ねじ10
を螺着させる。
【0015】又、上記ベースプレート8上の中央部に、
筒状に形成したガイドケーシング11を、傾斜面5に沿
うよう上下方向へ向けて固設し、該ガイドケーシング1
1内に、鉛筆4の後端(上端)に前面となる下面を押し
付けるようにするための押し付け板12を、長手方向へ
摺動自在に収納し、該押し付け板12の後面側となる上
面側のガイドケーシング11内に、押し付け板12を前
方に押し下げて鉛筆4に塗膜3に対する押し付け力を付
与するためのスプリング14を収納すると共に、該スプ
リング14の強さを調節するための調節用ねじ13を、
上端部の内側に挿入して螺着し、更に、上記ガイドケー
シング11の側壁部所要位置に、長手方向に延びる長孔
15を設け、且つ該長孔15を通し上記押し付け板12
の端面にストッパとしてのピン16を固設し、押し付け
板12の下方への摺動位置がピン16を介して長孔15
の下端で規制されるようにする。
筒状に形成したガイドケーシング11を、傾斜面5に沿
うよう上下方向へ向けて固設し、該ガイドケーシング1
1内に、鉛筆4の後端(上端)に前面となる下面を押し
付けるようにするための押し付け板12を、長手方向へ
摺動自在に収納し、該押し付け板12の後面側となる上
面側のガイドケーシング11内に、押し付け板12を前
方に押し下げて鉛筆4に塗膜3に対する押し付け力を付
与するためのスプリング14を収納すると共に、該スプ
リング14の強さを調節するための調節用ねじ13を、
上端部の内側に挿入して螺着し、更に、上記ガイドケー
シング11の側壁部所要位置に、長手方向に延びる長孔
15を設け、且つ該長孔15を通し上記押し付け板12
の端面にストッパとしてのピン16を固設し、押し付け
板12の下方への摺動位置がピン16を介して長孔15
の下端で規制されるようにする。
【0016】更に、上記ガイドケーシング11の上端部
に、該ガイドケーシング11内にねじ込まれた調節用ね
じ13の先端位置を検出する窓17を長手方向に開口さ
せ、且つ該窓17の縁に、スプリング14の強さを設定
する目盛り18を付し、調節用ねじ13の先端位置を目
盛り18に合わせることによってスプリング14の強さ
を使用する鉛筆4の硬度に合わせられるようにする。
に、該ガイドケーシング11内にねじ込まれた調節用ね
じ13の先端位置を検出する窓17を長手方向に開口さ
せ、且つ該窓17の縁に、スプリング14の強さを設定
する目盛り18を付し、調節用ねじ13の先端位置を目
盛り18に合わせることによってスプリング14の強さ
を使用する鉛筆4の硬度に合わせられるようにする。
【0017】なお、上記長孔15及びピン16は周方向
で複数個所に設けるようにしてもよい。
で複数個所に設けるようにしてもよい。
【0018】塗膜3の硬度を測定する場合には、先ず、
使用する鉛筆4の硬度に合わせて、ガイドケーシング1
1の窓17から調節用ねじ13の先端位置を見ながら、
該調節用ねじ13の先端位置を所定の目盛り18に合わ
せるように調節用ねじ13の螺着位置を調節することに
より、スプリング14の強さを設定する。この際、押し
付け板12は、ピン16を介して長孔15の下端位置に
規制されている。しかる後、鉛筆4の後端側をガイドケ
ーシング11内に下端より挿入して、押し付け板12に
当接させる。この際、使用する鉛筆4の長さに応じて、
鉛筆4の先端部が鉛筆固定台6の底面から下方へ所要長
さ突出するように、ベースプレート8を、蝶ねじ10の
螺着調整を介して位置調整する。
使用する鉛筆4の硬度に合わせて、ガイドケーシング1
1の窓17から調節用ねじ13の先端位置を見ながら、
該調節用ねじ13の先端位置を所定の目盛り18に合わ
せるように調節用ねじ13の螺着位置を調節することに
より、スプリング14の強さを設定する。この際、押し
付け板12は、ピン16を介して長孔15の下端位置に
規制されている。しかる後、鉛筆4の後端側をガイドケ
ーシング11内に下端より挿入して、押し付け板12に
当接させる。この際、使用する鉛筆4の長さに応じて、
鉛筆4の先端部が鉛筆固定台6の底面から下方へ所要長
さ突出するように、ベースプレート8を、蝶ねじ10の
螺着調整を介して位置調整する。
【0019】上記のようにして鉛筆4をセットした状態
として、図3に示す如く、鉛筆固定台6を塗膜3面上に
載置すると、鉛筆4がスプリング14に抗し押し上げら
れてガイドケーシング11内に押し込まれることになっ
て、スプリング14が圧縮され、このスプリング14の
圧縮反力が押し付け板12を介し鉛筆4に作用すること
になるので、鉛筆4の芯4aが塗膜3面に押し付けられ
る。したがって、この姿勢のまま上記鉛筆固定台6を前
方へ移動させて、鉛筆4の芯4aで塗膜3面を引っかく
ようにさせることにより、硬度測定が行われる。
として、図3に示す如く、鉛筆固定台6を塗膜3面上に
載置すると、鉛筆4がスプリング14に抗し押し上げら
れてガイドケーシング11内に押し込まれることになっ
て、スプリング14が圧縮され、このスプリング14の
圧縮反力が押し付け板12を介し鉛筆4に作用すること
になるので、鉛筆4の芯4aが塗膜3面に押し付けられ
る。したがって、この姿勢のまま上記鉛筆固定台6を前
方へ移動させて、鉛筆4の芯4aで塗膜3面を引っかく
ようにさせることにより、硬度測定が行われる。
【0020】上記鉛筆4の塗膜3面への押し付け力はス
プリング14により一定に作用し、又、押し付け角はガ
イドケーシング11を介し鉛筆固定台6の傾斜面5によ
って45度に設定されているので、個人差がでることな
く精度よく硬度測定を行うことができる。
プリング14により一定に作用し、又、押し付け角はガ
イドケーシング11を介し鉛筆固定台6の傾斜面5によ
って45度に設定されているので、個人差がでることな
く精度よく硬度測定を行うことができる。
【0021】上記の測定作業で用いる鉛筆4は、硬度の
異なるものに取り替える必要があるので、スプリング1
4の強さもその都度調節する必要があるが、本発明で
は、調節用ねじ13の螺着位置を変更するだけの簡単な
操作で行うことができて、鉛筆4の硬度に応じた押し付
け力を容易に得ることができる。又、塗膜3の硬度測定
で鉛筆4の長さが短くなって来ると、ベースプレート8
の位置を下方へ調整するようにすればよい。
異なるものに取り替える必要があるので、スプリング1
4の強さもその都度調節する必要があるが、本発明で
は、調節用ねじ13の螺着位置を変更するだけの簡単な
操作で行うことができて、鉛筆4の硬度に応じた押し付
け力を容易に得ることができる。又、塗膜3の硬度測定
で鉛筆4の長さが短くなって来ると、ベースプレート8
の位置を下方へ調整するようにすればよい。
【0022】次に、図4は本発明の他の実施の形態を示
すもので、上記実施の形態で示したと同様な構成におい
て、押し付け板12に代えて、鉛筆4の後端部を嵌入さ
せるキャップ型の鉛筆ホルダ19を設け、且つガイドケ
ーシング11の長孔15の位置に対応させて、鉛筆ホル
ダ19の周壁部にねじ孔20を設けると共に、上記ガイ
ドケーシング11の外側より長孔15を通しねじ孔20
にストッパ兼用とした止めねじ21を螺合させ、止めね
じ21の先端を鉛筆4の後端部外周位置に押し付けて鉛
筆4を固定できるようにしたものである。
すもので、上記実施の形態で示したと同様な構成におい
て、押し付け板12に代えて、鉛筆4の後端部を嵌入さ
せるキャップ型の鉛筆ホルダ19を設け、且つガイドケ
ーシング11の長孔15の位置に対応させて、鉛筆ホル
ダ19の周壁部にねじ孔20を設けると共に、上記ガイ
ドケーシング11の外側より長孔15を通しねじ孔20
にストッパ兼用とした止めねじ21を螺合させ、止めね
じ21の先端を鉛筆4の後端部外周位置に押し付けて鉛
筆4を固定できるようにしたものである。
【0023】図4に示すように構成すると、止めねじ2
1の締め付け力で鉛筆4を固定することができるので、
鉛筆4の脱落を防止することができ、測定作業の円滑性
を図ることができる。なお、止めねじ21は長孔15内
を自由に移動できるので、鉛筆ホルダ19のガイドケー
シング11の長手方向に沿う摺動には何ら支障を来すこ
とはない。
1の締め付け力で鉛筆4を固定することができるので、
鉛筆4の脱落を防止することができ、測定作業の円滑性
を図ることができる。なお、止めねじ21は長孔15内
を自由に移動できるので、鉛筆ホルダ19のガイドケー
シング11の長手方向に沿う摺動には何ら支障を来すこ
とはない。
【0024】次いで、図5は本発明の更に他の実施の形
態を示すもので、図4に示したと同様な構成において、
ベースプレート8を不要として、ガイドケーシング11
を鉛筆固定台6の傾斜面5に直接固定し、且つ鉛筆ホル
ダとして、円筒状(リング状)の鉛筆ホルダ22を用
い、更に、調節用ねじとして円筒状の調節用ねじ23を
用い、鉛筆ホルダ22内と調節用ねじ23内に鉛筆4を
挿通させられるようにしたものである。
態を示すもので、図4に示したと同様な構成において、
ベースプレート8を不要として、ガイドケーシング11
を鉛筆固定台6の傾斜面5に直接固定し、且つ鉛筆ホル
ダとして、円筒状(リング状)の鉛筆ホルダ22を用
い、更に、調節用ねじとして円筒状の調節用ねじ23を
用い、鉛筆ホルダ22内と調節用ねじ23内に鉛筆4を
挿通させられるようにしたものである。
【0025】図1乃至図4に示したような構成とした場
合でも、ベースプレート8の位置調整によって、鉛筆4
の長さ変化にある程度対応できるが、図5に示すように
すると、鉛筆ホルダ22内と調節用ねじ23内に鉛筆4
を挿通させた状態で鉛筆4を鉛筆ホルダ22に固定保持
させることができるので、あらゆる長さサイズの鉛筆4
を支障なく使用することができる。
合でも、ベースプレート8の位置調整によって、鉛筆4
の長さ変化にある程度対応できるが、図5に示すように
すると、鉛筆ホルダ22内と調節用ねじ23内に鉛筆4
を挿通させた状態で鉛筆4を鉛筆ホルダ22に固定保持
させることができるので、あらゆる長さサイズの鉛筆4
を支障なく使用することができる。
【0026】なお、本発明は上記実施の形態のみに限定
されるものではなく、調節用ねじ13や23の螺着位置
を調整することだけで鉛筆4の硬度に応じた押し付け力
を得られないときには、ばね係数の異なるスプリングを
別途用意しておいてスプリングを交換すればよいこと、
図1乃至図3の実施の形態において、鉛筆4に一定長さ
のものを用いるようにすれば、ベースプレート8を位置
調整させなくてもよいこと、又、スプリング14の強さ
は調節用ねじ13により調整できるので、必ずしも押し
付け板12の下限位置を規制しなくてもよいこと、その
他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を
加え得ることは勿論である。
されるものではなく、調節用ねじ13や23の螺着位置
を調整することだけで鉛筆4の硬度に応じた押し付け力
を得られないときには、ばね係数の異なるスプリングを
別途用意しておいてスプリングを交換すればよいこと、
図1乃至図3の実施の形態において、鉛筆4に一定長さ
のものを用いるようにすれば、ベースプレート8を位置
調整させなくてもよいこと、又、スプリング14の強さ
は調節用ねじ13により調整できるので、必ずしも押し
付け板12の下限位置を規制しなくてもよいこと、その
他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を
加え得ることは勿論である。
【0027】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の塗膜硬度測定
装置によれば、次の如き優れた効果を発揮する。 (1) 底面に対する角度を45度に設定した傾斜面を前面
に有する鉛筆固定台の該傾斜面に、筒状に形成したガイ
ドケーシングを上下方向に配置して取り付け、該ガイド
ケーシング内に、鉛筆の後端に押し付ける押し付け板を
長手方向に摺動自在に収納し、且つ該押し付け板の上部
位置に押し付け板に下方への押し付け力を付与するため
のスプリングを配設すると共に、該スプリングの強さを
調節するための調節用ねじを、上記ガイドケーシングの
上端部内側に螺着した構成としてあるので、塗膜に対す
る鉛筆の押し付け角度及び押し付け力を個人差なく一定
に得ることができ、したがって、測定精度の向上を図る
ことができて測定値の信頼性を高めることができる。 (2) 押し付け板の下方への摺動位置を規制するためのス
トッパを設けた構成とすることにより、鉛筆の長さによ
らずスプリングの強さを精度よく調整できて、精度の高
い測定ができる。 (3) 押し付け板に代えて、鉛筆の後端部を嵌入させるキ
ャップ型の鉛筆ホルダを設け、且つ該鉛筆ホルダの側壁
部にねじ孔を設けると共に、ガイドケーシングに上記ね
じ孔と対応する長孔を長手方向に沿い設けて、長孔を通
してねじ孔に鉛筆固定用の止めねじを螺着し、該止めね
じをストッパ兼用とした構成とすることにより、止めね
じの締め付け力で鉛筆を固定することができ、取り扱い
時に鉛筆を脱落させることがなくて作業の円滑化、安定
化の向上に寄与し得る。 (4) ガイドケーシングを上下方向へ位置調整できるよう
にすることにより、鉛筆の長さが異なる場合でも、塗膜
に対する鉛筆の押し付け力を一定にすることができる。 (5) ガイドケーシングを固定とし、且つ鉛筆ホルダ及び
調節用ねじを円筒状に形成して鉛筆を挿通させ得るよう
にした構成とすることによって、あらゆる長さサイズの
鉛筆を支障なく使用することができる。 (6) ガイドケーシングに、調節用ねじの螺着位置を検出
する窓を長手方向に設け、該窓の縁に、スプリングの強
さを設定する目盛りを付した構成とすることにより、押
し付け力の調整を容易に行うことができる。
装置によれば、次の如き優れた効果を発揮する。 (1) 底面に対する角度を45度に設定した傾斜面を前面
に有する鉛筆固定台の該傾斜面に、筒状に形成したガイ
ドケーシングを上下方向に配置して取り付け、該ガイド
ケーシング内に、鉛筆の後端に押し付ける押し付け板を
長手方向に摺動自在に収納し、且つ該押し付け板の上部
位置に押し付け板に下方への押し付け力を付与するため
のスプリングを配設すると共に、該スプリングの強さを
調節するための調節用ねじを、上記ガイドケーシングの
上端部内側に螺着した構成としてあるので、塗膜に対す
る鉛筆の押し付け角度及び押し付け力を個人差なく一定
に得ることができ、したがって、測定精度の向上を図る
ことができて測定値の信頼性を高めることができる。 (2) 押し付け板の下方への摺動位置を規制するためのス
トッパを設けた構成とすることにより、鉛筆の長さによ
らずスプリングの強さを精度よく調整できて、精度の高
い測定ができる。 (3) 押し付け板に代えて、鉛筆の後端部を嵌入させるキ
ャップ型の鉛筆ホルダを設け、且つ該鉛筆ホルダの側壁
部にねじ孔を設けると共に、ガイドケーシングに上記ね
じ孔と対応する長孔を長手方向に沿い設けて、長孔を通
してねじ孔に鉛筆固定用の止めねじを螺着し、該止めね
じをストッパ兼用とした構成とすることにより、止めね
じの締め付け力で鉛筆を固定することができ、取り扱い
時に鉛筆を脱落させることがなくて作業の円滑化、安定
化の向上に寄与し得る。 (4) ガイドケーシングを上下方向へ位置調整できるよう
にすることにより、鉛筆の長さが異なる場合でも、塗膜
に対する鉛筆の押し付け力を一定にすることができる。 (5) ガイドケーシングを固定とし、且つ鉛筆ホルダ及び
調節用ねじを円筒状に形成して鉛筆を挿通させ得るよう
にした構成とすることによって、あらゆる長さサイズの
鉛筆を支障なく使用することができる。 (6) ガイドケーシングに、調節用ねじの螺着位置を検出
する窓を長手方向に設け、該窓の縁に、スプリングの強
さを設定する目盛りを付した構成とすることにより、押
し付け力の調整を容易に行うことができる。
【図1】本発明の塗膜硬度測定装置の実施の一形態を示
す切断側面図である。
す切断側面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】測定作業を行っている状態の切断側面図であ
る。
る。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す切断側面図であ
る。
る。
【図5】本発明の更に他の実施の形態を示す切断側面図
である。
である。
【図6】従来の塗膜硬度測定方法の一例を示す概要図で
ある。
ある。
4 鉛筆 5 傾斜面 6 鉛筆固定台 11 ガイドケーシング 12 押し付け板 13 調節用ねじ 14 スプリング 15 長孔 16 ピン(ストッパ) 17 窓 18 目盛り 19 鉛筆ホルダ 20 ねじ孔 21 止めねじ 22 鉛筆ホルダ 23 調節用ねじ
Claims (6)
- 【請求項1】 底面に対する角度を45度に設定した傾
斜面を前面に有する鉛筆固定台の該傾斜面に、筒状に形
成したガイドケーシングを上下方向に配置して取り付
け、該ガイドケーシング内に、鉛筆の後端に押し付ける
押し付け板を長手方向に摺動自在に収納し、且つ該押し
付け板の上部位置に押し付け板に下方への押し付け力を
付与するためのスプリングを配設すると共に、該スプリ
ングの強さを調節するための調節用ねじを、上記ガイド
ケーシングの上端部内側に螺着した構成を有することを
特徴とする塗膜硬度測定装置。 - 【請求項2】 押し付け板の下方への摺動位置を規制す
るためのストッパを設けた請求項1記載の塗膜硬度測定
装置。 - 【請求項3】 押し付け板に代えて、鉛筆の後端部を嵌
入させるキャップ型の鉛筆ホルダを設け、且つ該鉛筆ホ
ルダの側壁部にねじ孔を設けると共に、ガイドケーシン
グに上記ねじ孔と対応する長孔を長手方向に沿い設け
て、長孔を通してねじ孔に鉛筆固定用の止めねじを螺着
し、該止めねじをストッパ兼用とした請求項1記載の塗
膜硬度測定装置。 - 【請求項4】 ガイドケーシングを鉛筆固定台の傾斜面
に沿い上下方向へ位置調整できるようにした請求項1、
2又は3記載の塗膜硬度測定装置。 - 【請求項5】 底面に対する角度を45度に設定した傾
斜面を前面に有する鉛筆固定台の該傾斜面に、筒状に形
成したガイドケーシングを上下方向に固定し、該ガイド
ケーシング内に、鉛筆を挿通させるように筒状に形成し
た鉛筆ホルダを長手方向に摺動自在に収納し、該鉛筆ホ
ルダの側壁部にねじ孔を設けると共に、ガイドケーシン
グに上記ねじ孔と対応する長孔を長手方向に沿い設け
て、長孔を通してねじ孔に鉛筆固定用の止めねじを螺着
し、且つ上記鉛筆ホルダの上部位置に鉛筆ホルダに下方
への押し付け力を付与するためのスプリングを配設し、
更に、該スプリングの強さを調節するための調節用ねじ
を、鉛筆を挿通させ得るように筒状に形成して上記ガイ
ドケーシングの上端部内側に螺着した構成を有すること
を特徴とする塗膜硬度測定装置。 - 【請求項6】 ガイドケーシングに、調節用ねじの螺着
位置を検出する窓を長手方向に設け、該窓の縁に、スプ
リングの強さを設定する目盛りを付した請求項1、2、
3、4又は5記載の塗膜硬度測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15289096A JPH09318517A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 塗膜硬度測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15289096A JPH09318517A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 塗膜硬度測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09318517A true JPH09318517A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15550370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15289096A Pending JPH09318517A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 塗膜硬度測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09318517A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103364290A (zh) * | 2012-03-31 | 2013-10-23 | 海洋王(东莞)照明科技有限公司 | 导光板网点硬度测试方法 |
CN104297084A (zh) * | 2014-10-17 | 2015-01-21 | 上海集成电路研发中心有限公司 | 硅片硬度测试装置 |
JP2015031562A (ja) * | 2013-08-01 | 2015-02-16 | 大成建設株式会社 | 石綿含有吹付ロックウール除去面残留判定方法および判定に用いる治具 |
CN109556979A (zh) * | 2017-09-25 | 2019-04-02 | 上海宝钢工业技术服务有限公司 | 彩涂板铅笔硬度检测仪及检测方法 |
CN110595870A (zh) * | 2019-09-17 | 2019-12-20 | 华北水利水电大学 | 橡胶材料的力学性能测试设备 |
CN116678724A (zh) * | 2023-06-16 | 2023-09-01 | 浙江裕丰新材料有限公司 | 一种水性涂料涂膜硬度检测装置 |
-
1996
- 1996-05-27 JP JP15289096A patent/JPH09318517A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN109556979A (zh) * | 2017-09-25 | 2019-04-02 | 上海宝钢工业技术服务有限公司 | 彩涂板铅笔硬度检测仪及检测方法 |
CN109556979B (zh) * | 2017-09-25 | 2023-05-12 | 上海宝钢工业技术服务有限公司 | 彩涂板铅笔硬度检测仪及检测方法 |
CN110595870A (zh) * | 2019-09-17 | 2019-12-20 | 华北水利水电大学 | 橡胶材料的力学性能测试设备 |
CN110595870B (zh) * | 2019-09-17 | 2021-09-28 | 华北水利水电大学 | 橡胶材料的力学性能测试设备 |
CN116678724A (zh) * | 2023-06-16 | 2023-09-01 | 浙江裕丰新材料有限公司 | 一种水性涂料涂膜硬度检测装置 |
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