JPH0684602U - 前照灯の反射鏡 - Google Patents
前照灯の反射鏡Info
- Publication number
- JPH0684602U JPH0684602U JP3009893U JP3009893U JPH0684602U JP H0684602 U JPH0684602 U JP H0684602U JP 3009893 U JP3009893 U JP 3009893U JP 3009893 U JP3009893 U JP 3009893U JP H0684602 U JPH0684602 U JP H0684602U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- downward
- general
- viewing
- same
- dummy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来のダミー部が設けられた反射鏡であり、
且つそのダミー部に下向面が形成された場合には、この
下向面が外光を観視者側に向けて反射せず、これにより
下向面の部分が欠落しているように見えて違和感を生じ
る問題点を生じていた。 【構成】 本考案により、下向面4にはダミー部2の一
般面5と方向を略同一とする観視面41aが形成されて
逆階段状とされた階段面41が形成されている前照灯の
反射鏡1としたことで、一般面5と略同一方向とした観
視面41aにより外光を前記一般面5と略同一方向、同
一光量で観視者側に反射するものとして、前記下向面4
を統一感をもった状態で観視可能として課題を解決する
ものである。
且つそのダミー部に下向面が形成された場合には、この
下向面が外光を観視者側に向けて反射せず、これにより
下向面の部分が欠落しているように見えて違和感を生じ
る問題点を生じていた。 【構成】 本考案により、下向面4にはダミー部2の一
般面5と方向を略同一とする観視面41aが形成されて
逆階段状とされた階段面41が形成されている前照灯の
反射鏡1としたことで、一般面5と略同一方向とした観
視面41aにより外光を前記一般面5と略同一方向、同
一光量で観視者側に反射するものとして、前記下向面4
を統一感をもった状態で観視可能として課題を解決する
ものである。
Description
【0001】
本考案は車両用の前照灯に関するものであり、詳細には前記前照灯に構成の一 部として用いられる反射鏡の構成に係るものである。
【0002】
従来のこの種の反射鏡90の構成の例を示すものが図3であり、前記反射鏡9 0にはアウターレンズ30を透視して前照灯の内部が観視されるのを防止する目 的でフランジ状にダミー部91が設けられるものとされている。
【0003】 このときに、前記反射鏡90が水平方向のスパンが長いものである場合に、左 右方向への照準を行った場合の移動側の端部の移動量は極めて大きいものとなり 、例えばアウターレンズ30と当接する干渉状態を生じるものとなるので、前記 ダミー部91の上端側には上向面91aが、下端側には下向面91bが夫々に設 けられ、アウターレンズ30内に進入を可能として、前記した干渉状態を避ける ものとされている。
【0004】
しかしながら、前記した従来の下向面91bが設けられた反射鏡90において は、前記下向面91bに当たる光の反射光は全て下向きとなり、再び観視者側に 返ってくることがないものとなり、これにより、前記下向面91bが恰も切欠か れて削除されたように見え、著しく違和感を生じさせるものとなると言う問題点 を生じ、この点の解決が課題とされるものとなっていた。
【0005】
本考案は前記した従来の課題を解決するための具体的な手段として、アウター レンズを透視して観視されるダミー部が設けられる反射鏡であり且つ前記ダミー 部の一部に下向面を有する前照灯の反射鏡において、前記下向面には前記ダミー 部の一般面と方向を略同一とする観視面が形成されて逆階段状とされた階段面が 形成されていることを特徴とする前照灯の反射鏡を提供することで違和感を生じ させないものとして課題を解決するものである。
【0006】
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて詳細に説明する。図1及び図2 に符号1で示すものは本考案に係る反射鏡であり、この反射鏡1にはダミー部2 が設けられ、その一部に照準時の移動などに備えて上向面3と下向面4とが設け られている点は従来例のものと同様である。
【0007】 従って、前記反射鏡1のダミー部2としては、上向きとなる面を有する上向面 3、下向きとなる面を有する下向面4及び何れにも傾斜していない一般面5の三 面で構成されるものとなり、前記反射鏡1を前照灯として組立てて車体に取付け た状態では、前記下向面4が観視者側に光を反射せず、よって、この下向面4の 部分が恰も切欠かれて削除されているように観視されることが予想されるもので ある点も従来例と同様である。
【0008】 本考案は上記を解決すべくなされたものであり、その具体的な解決策として前 記下向面4のアウターレンズ6を透視して観視される部分には階段面41が設け られるものとされ、従って、この階段面41は恰も斜面の裏側に階段を形成した ような逆階段状となる。
【0009】 以下に上記の構成を更に詳細に説明を行えば、前記階段面41は図2に示すよ うに観視面41aと接続面41bとで構成されるものとされ、前記観視面41a は観視者側に光を反射させる目的で設けられるものであり、前記接続面41bは 前記観視面41a間を接続する。
【0010】 ここで、前記観視面41aはその面が向かう方向を前記一般面5と略同一とし て形成されるものとされているものであり、即ち、車体への取付状態で前記一般 面5が垂直面であるならば、前記観視面41aもまた略垂直面となるようにされ ている。
【0011】 次いで、上記の構成とした本考案の作用及び効果について説明を行えば、本考 案により前記下向面4に観視面41aを一般面5と略同一方向とする階段面41 を設けたことで、この下向面4に外光が照射されたときには、一般面5と同様に 反射光を観視者側に生じるものとなり、前記下向面4が欠落したように見えるの を防止する。
【0012】 このときに、前記観視面41aを一般面5と略同一方向としたことで、前記し た下向面4、即ち、観視面41aから生じる反射光の方向及び光量は一般面5か らの反射光とほヾ同一のものとなり、よって、一般面5と観視面41a(下向面 4)との観視状態に極端な差異が生じることがないものとなり、両面5、41a の統一感が得られるものとなる。
【0013】 尚、前記した一般面5と観視面41aの統一感は面仕上によっても左右される ものとなるので、例えば一般面5の側に梨地仕上或いはシボ加工など特別な面仕 上が行われているときには、前記観視面41aの側にも同等な面仕上を行うこと が好ましい。また、接続面41bの側は単に観視面41aを接続するものであり 、反射光などに対しては何等に作用しないものであるので、専らに成形性などを 考慮して形状などを設定すれば良く、当然に面仕上などは不要である。
【0014】
以上に説明したように本考案により、下向面にはダミー部の一般面と方向を略 同一とする観視面が形成されて逆階段状とされた階段面が形成されている前照灯 の反射鏡としたことで、一般面と略同一方向とした観視面により外光を前記一般 面と略同一方向、同一光量で観視者側に反射するものとして、前記下向面を統一 感をもった状態で観視可能とする。
【0015】 よって、従来例のもののように前記下向面が欠落したように観視されることが 防止できるものとなり、これにより観者に違和感を生じさせるのを防止して、こ の種の反射鏡が採用される車両用灯具の美観の向上に極めて優れた効果を奏する ものである。
【図1】 本考案に係る前照灯の反射鏡の一実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】 図1のA―A線に沿う断面図である。
【図3】 従来例を示す斜視図である。
1……反射鏡 2……ダミー部 3……上向面 4……下向面 41……階段面 41a……観視面 41b……接続面 5……一般面 6……アウターレンズ
Claims (1)
- 【請求項1】 アウターレンズを透視して観視されるダ
ミー部が設けられる反射鏡であり且つ前記ダミー部の一
部に下向面を有する前照灯の反射鏡において、前記下向
面には前記ダミー部の一般面と方向を略同一とする観視
面が形成されて逆階段状とされた階段面が形成されてい
ることを特徴とする前照灯の反射鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3009893U JP2564554Y2 (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 前照灯の反射鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3009893U JP2564554Y2 (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 前照灯の反射鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0684602U true JPH0684602U (ja) | 1994-12-02 |
JP2564554Y2 JP2564554Y2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=12294309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3009893U Expired - Fee Related JP2564554Y2 (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 前照灯の反射鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2564554Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-05-14 JP JP3009893U patent/JP2564554Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2564554Y2 (ja) | 1998-03-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5582481A (en) | Vehicular marker lamp lens configuration for providing a depth image | |
CN107856607A (zh) | 显示装置和车用门 | |
CN100494771C (zh) | 车辆用灯具 | |
JPH0741831U (ja) | 車輌用標識灯 | |
JPH0684602U (ja) | 前照灯の反射鏡 | |
EP0931697A2 (en) | Lighting fixture equipped with reflex reflector, for vehicles | |
JPH038511Y2 (ja) | ||
JP2002033010A (ja) | 車両用灯具 | |
JPH0132642Y2 (ja) | ||
JPS587526Y2 (ja) | 自動車用前照灯 | |
JP2548794Y2 (ja) | サイドターンシグナルランプ | |
JPS6119442Y2 (ja) | ||
JPS6139681B2 (ja) | ||
JP2558805Y2 (ja) | ポジション付ヘッドランプ | |
JPH0380902U (ja) | ||
JPH0741825U (ja) | 車両用灯具 | |
JP2000207910A (ja) | 自動車用灯具 | |
JP2761904B2 (ja) | 自動車用信号灯具 | |
JPH034401U (ja) | ||
JPH0626445Y2 (ja) | 自動車用前照灯 | |
JPH0545809U (ja) | 車両用前照灯 | |
JP2000100213A (ja) | ヘッドランプ | |
JPH05330384A (ja) | 鏡体及びそれを用いた車両用鏡 | |
CN101352270A (zh) | 安全帽帽檐的后视构造 | |
DE59908439D1 (de) | Vielgekrümmter fahrzeugrückblickspiegel ohne totwinkel |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |