JPH0684577U - 磁気テープカセット - Google Patents

磁気テープカセット

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JPH0684577U
JPH0684577U JP2373293U JP2373293U JPH0684577U JP H0684577 U JPH0684577 U JP H0684577U JP 2373293 U JP2373293 U JP 2373293U JP 2373293 U JP2373293 U JP 2373293U JP H0684577 U JPH0684577 U JP H0684577U
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JP
Japan
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tape
case
magnetic tape
supply reel
slider
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JP2373293U
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English (en)
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孝輝 佐藤
晴男 芝
洋樹 鈴木
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】録音・再生時間の調節ができる磁気テープカセ
ットに用いられる操作用の調節ボタンのON−OFF操
作の誤操作が発生することなく、耐久性を大巾に向上さ
せる。 【構成】調節ボタン6のセット・リセットのON−OF
Fを行なうスライダ141 をケース1の穴部14に摺動
自在に設けた磁気テープカセットにおいて、該スライダ
141 にON−OFF操作部20を設け、この操作部2
0のOFF方向操作端縁201 を覆う天井壁部21と、
該操作端縁201 の一部を露呈する切欠部22とをケー
ス1に設けたことにより、テープ走行を停止するのに連
動板に係止されている調節ボタンのセット・リセットの
操作を行うスライダのON−OFF動作の誤操作を防止
し、ロック機構を確実化し、軽量で耐久性の高い安価な
ものとする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、オーディオなどの磁気テープ類を巻装収納したテープカセット内に おいて、テープの記録再生時間の調節ができる制御ピンを備えた磁気テープカセ ットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、テープカセット自体で録音・再生時間を自由に調節できるものとして、 図10に示すように本出願人が先に提案(実願平2−72496号)したものに 、テープaの供給リールbの凹所に調節ボタンc及びテープ制御ピンdのある連 動板eを回動自在に嵌装し、スライダfで開口を閉じ、調節ボタンcをケース内 面にもぐらせて、該調節ボタンcを前記凹所に備えた連結用凸部に係脱させて、 供給リールbと連動板eとを一体回転或いは相対回転ができるようにし、テープ の送出を制御ピンdにより、所定位置で停止させるテープカセットがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このテープaの長さ方向の任意の位置でテープの送出を停止するの に、ケースの開口をスライダfで閉じることで、調節ボタンcを押し込み上ケー ス内面に潜らせたロックON位置にすると、供給リールbと連動板eとが一体と なって回転し、同時に制御ピンdも移動して、時間の調節位置まで再生、早送り でテープを送ると、制御ピンがテープにテンションを掛けて走行を止めることと なるが、スライダfを移動して開口を開けると、調節ボタンcが嵌入されて連動 板eが、供給リールbから分離されて静止状態のOFF位置となる。即ち、ロッ クONにして制御ピンdが、テープaに巻きこまれた状態でスライダfをOFF 側に移動すると、調節ボタンcは上ケース開口にはまり、今まで一体で回転して いた連動板eとリールbはロックが解かれ、相互回転可能な状態となる。ところ が、連動板eに軸支されている制御ピンdは、リールbに巻かれたテープaの中 に巻きこまれたままにあるために、テープaはここで走行しなくなってしまうも ので、従来では、ロックONにもロックOFFにもどちらにも簡単にスライダf を移動させることができたため、制御ピンdがテープaの中に巻き込まれ状態に あるときに間違ってロックOFF側にスライダfを移動させるといった誤操作に より、テープ走行不良や停止のトラブルが発生し問題であった。 本考案は、これら欠点を適確に排除しようとするもので、録音・再生時間の調 節ができる磁気テープカセットとするための、テープの送出を停止する調節ボタ ンのロックON方向への操作は簡単にでき、ロックOFF方向への操作は難しく して、ユーザーに誤動作の警告を与え、誤操作を防止し、安全な形態とした磁気 テープカセットを提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、カセットケース1内に磁気テープ2が、回転可能の供給リール3と 巻取リール4とに巻装されて収納され、該供給リール3に連動板5を回転自在に 設け、かつ供給リール3と連動板5とを係脱する調節ボタン6と、テープ送出停 止用の制御ピン7とを連動板5に備えると共に、前記調節ボタン6のセット、リ セットのON−OFFを行なうスライダ141 をケースの穴部14に摺動自在に 設けた磁気テープカセットにおいて、該スライダ141 にON−OFF操作部2 0を設け、この操作部20のOFF方向操作端縁201 を覆う天井壁部21と、 該操作端縁201 の一部を露呈する切欠部22とをケース1に設けたことを特徴 とする磁気テープカセットである。
【0005】
【作用】
供給リール3の凹所13にある連動板5は、係止部11で回動自在に嵌装され 、軸方向に抜き出ないようになっていて、調節ボタン6が、ケース1に形成した 穴部14内に嵌入されている第1の位置(ロックOFF)にあるときは、連動板 5は供給リール3から分離されていて静止した状態にあり、制御ピン7の自由端 部72 は磁気テープ2の半径方向外方に離れた位置で、かつピンガイド部材17 と、テープ2の接線方向に伸びる部分とにはさまれたところに位置し、一方、供 給リール3は自由に回転できる。この状態では、磁気テープ2は供給リール3と 巻取リール4の間で磁気テープ2の始端から終端の全長にわたって自由な往復走 行が可能である。 また、スライダ141 で穴部14を閉じることにより調節ボタン6を押し込み 、上ケース内面にもぐらせた第2の位置(ロックON)とすると、供給リール3 の凸部15に係合して供給リール3と連動板5は一体になって回転し、この連動 板5の回転と同時に制御ピン7も回転する。もともと、制御ピン7はロックOF F時にピンガイド部材と、テープ2の接線方向に伸びる部分とにはさまれたとこ ろに位置していたので、そのまま連動板5が回転すれば、連動板5に軸支された 制御ピン7の自由端部72 が、ピンガイド部材17に係合して、さらに回動規制 リブ9に当たって停止し、供給リール3の回転を止め、それにより、テープレコ ーダの張力検出機構(図示せず)が作動してテープ2の走行が停止され、テープ のこすれがなく安定した切替ができる。 このようなON−OFF操作の際に、スライダ141 にある操作部20でON 方向へは簡単に摺動操作できるが、一旦ON方向に移動して穴部14を閉ぐと操 作部20が天井壁部21に潜り込んでカバーされ、操作しにくくなっていて、簡 単には開けられない。しかし、OFF操作の必要時にはシャープペンの先端など 尖ったもので、切欠部22から挿入して前記操作部20のごく一部露呈した操作 端縁201 に引掛けて移動し、スライダ141 をOFF方向へ操作し、穴部14 を開放して調節ボタン6を嵌め込むことができるが、その操作が比較的難しく、 一旦ロックONとしたらロック解除のOFF操作がやっかいで、ユーザーに誤操 作の警告をすることができる。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を図1乃至図9で説明すると、テープカセットはカセットケー ス1と、その内部にそれぞれ回転可能に収納された一対の供給リール3と巻取リ ール4とに巻装された磁気テープ2とより構成されている。各リール3,4は磁 気テープ2の走行方向によって供給側、或いは巻き取り側のいずれともなり得る が、供給リール3及び巻取リール4には、両端の一方がそれぞれ固定された所定 長さの磁気テープ2が巻装されている。そして、供給リール3には、その中心部 にテープレコーダーからの回転を受ける放射状に内方に伸びる突起が、一体に形 成されているとともに、リール3の巻取ドラム部の内側には凹所13が形成され 、この凹所13を画成している円筒状の内壁には半径方向内方に張り出した係止 用の凸部15が等間隔に複数設けられている。
【0007】 前記供給リール3の凹所13内には、円環状の連動板5が回動自在にリングま たは爪の係止部11で嵌装されている。この連動板5は合成樹脂材からなり円筒 壁上縁に外方に突設される環状フランジ部51 と、下縁に内方に突設される環状 フランジ部52 とを備えたドーナッツ状のもので、該環状フランジ部51 の上面 外周部には制御ピン7が溶着部8で回動自在に備えられており、その直径方向反 対側の外周部には支え用のロックバネ61 を介して調節ボタン6が金属バネなど の可撓性材で備えられている。
【0008】 この調節ボタン6は、ロックバネ61 と一体に形成されていてしぼり加工部6 2 を備え、ロックバネ61 の両端にある取付孔63 で連動板5の溶着ピン53 に 嵌着してある。 また、前記調節ボタン6は、半円弧状のロックバネ61 の中央部分に折曲げ、 立ち上がらせた折曲部と、係止片部16とからなり、リールの凸部15に係止で きるようにし、前記折曲部の両側部分にしぼり加工部62 を形成してある。
【0009】 また、調節ボタン6のセット、リセットのON−OFFを行なう前記スライダ 141 をケース1の穴部14に摺動自在に設けてあるが、該スライダ141 にO N−OFF操作部20を設け、この操作部20のOFF方向操作端縁201 を覆 う天井壁部21と、該操作端縁201 の一部を露呈する切欠部22とをケース1 に設けてある。 前記天井壁部21としては、ケース1に形成された穴部14の一端縁の内面側 に形成された係合凹部で造られた突壁であって、中央部分に前記切欠部22を設 けて、操作端縁201 の一部を露呈させ、凸状操作部20をケースに潜り込ませ るように対設され、簡単にはOFF方向に操作部20で摺動操作できないように し、OFF操作の必要時にはシャープペンの先端など尖ったもので、切欠部22 から挿入して操作部20の操作端縁201 に引掛けて移動できるようにしてある 。
【0010】 なお、前記制御ピン7は、供給リール3の回転軸線に平行な連動板5に突設さ れた環状フランジ部51 に旋回自在に支承された取付基部71 と、さらに軸孔と 平行に下方に伸びる巻込テープの周面に沿う先端自由端部72 とから構成されて いる。そして、制御ピン7は、取付基部71 を中心として旋回して、その自由端 部72 が磁気テープ2の表面或いはピンガイド部材17に接触することができる 。この制御ピン7は、非磁性の金属材料から構成するのがよく、先端の自由端部 72 が断面円形であって、取付基部71 には連動板5の環状フランジ部51 に突 設された溶着部8に係合する穴が設けられ、その溶着部8をカシメ溶着すること によって取り付けられ、制御ピン7は、前記取付基部71 の溶着部8で旋回自在 に定着されている。 この制御ピン7によって、ケース1に回動自在に設けたピンガイド部材17を 介してテープ送出を停止する構成とし、前記制御ピン7の回動を停止する回動規 制リブ9をケース内面に設けて、制御ピン7を強制的に止めるようにしてあり、 調節ボタン6の停止位置をテープ巻径の大小に拘らず常に一定にできるようにし てある。
【0011】 この場合、前記回動制御リブ9としては、前記ケース1に突設したテープガイ ドピン10と、前記ピンガイド部材17の支軸171 との間に設けられ、制御ピ ン7の自由端部72 を支承する立壁となっていて、テープガイドピン10と一体 でも別個体でもよく、ケースに装備されるガイドローラ12の近接位置まで延設 されている。
【0012】 また磁気テープ2にテンションの掛かった状態において、磁気テープ2のテー プ磁性面側とテープバック面側との両面に常時先端が接触しているように、テー プ接触端のあるピンガイド部材17を支軸171 で回動自在にケースに配備して あるが、この制御ピンガイド部材17としては、先端部を弧状に弯曲したレバー であって、該先端部のテープ接触端をアールに丸めてあるが、テープ接触端のア ールを前記制御ピン7の先端の自由端部72 のアールより小径の丸味を持たせ、 制御ピン7がピンガイド部材17の内方にもぐり込まないようにしたものがよく 、さらに磁気テープ2に接触させる関係から、この前記ピンガイド部材17は、 テープ幅を持った帯状片であって、帯電防止処理が施されているのを用いるのが 好ましい。また該ピンガイド部材17をリールハブ軸芯方向にバネ(図示せず) で付勢させることを配慮するのも好ましい形態となる。
【0013】 また、前記連動板5の係止部としては、係止部11を嵌合して用いてあるが、 供給リール3のドラム内筒部31 の外周に突設されたリング、またはアンダーカ ット爪を用いてもよく、前記連動板5の円筒壁下縁に形成される環状フランジ部 52 に係止されるもので、連動板5が凹所13で回動自在に嵌装され抜出防止構 造としてある。
【0014】 前記供給リール3の凹所13内に納められた連動板5は、その中心穴が供給リ ール3に形成された内側の円筒部31 に緩く嵌入されており、円筒部31 に突設 された係止部11によって、上下方向に位置決めされており、安定して回転でき るようにされている。前記調節ボタン6が、第1の位置(ロックOFF)にある とき、即ちケース1に形成した穴部14内に嵌入されているとき〔図2〕は、連 動板5は供給リール3に形成した凸部15と係合しないで供給リール3に対し、 その回転軸線まわりの相対回転が可能であるし、制御ピン7は、制御ピンガイド 部材17と、テープ2の接線方向に伸びる部分とにはさまれたところに位置し、 フリー状態となってテープにテンションをかけない状態となっている。
【0015】 また、調節ボタン6が下方に押し込まれて第2の位置(ロックON)となった とき、即ち、ケース1の内面にもぐりこんだとき〔図4〕は、連動板5に設けた 調節ボタン6の係止片部16が供給リール3に形成した凸部15の1つと係合し て、連動板5と供給リール3の相対回転は不可能となる。 なお、調節ボタン6を上ケース内面にもぐらせたときには、ケース1の開口1 4は、スライダ141 で閉じて連動板5の回転操作に支障がないようになってい るし、制御ピン7はピンガイド部材17に引掛けられて供給リール3が止まる直 前から直後に変位してピンガイド部材17で係止されてテープにテンションをか ける状態となる。 そして前記調節ボタン6が、ケース1に形成した穴部14内にある第1の位置 にあるときは、供給リール3と巻取リール4との間で磁気テープの往復走行が自 由にできる。
【0016】 例えば、既に録音済の磁気テープ2の全長のうち、特定範囲に限って再生を繰 り返したい場合には、再生対象の最後の磁気テープ位置でテープ長さ調節装置を 作動させる。まず、テープカセットをテープレコーダにローディングして再生操 作を行ない、再生対象範囲の最後に到達した時点でテープの走行を停止する。テ ープレコーダからカセットテープを取り出し、スライダ141 で穴部14を閉じ ることにより、調節ボタン6を押し込み第2の位置とする。そして、このテープ カセットをテープレコーダに再装填する。テープレコーダを操作して、再生また は早送りによりテープカセットを取り出し前と同じ方向に走行させる。テープレ コーダから回転力を受けて、供給リール3は反時計方向に回転し始めるが、調節 ボタン6に隣接した供給リール3の凸部15がただちに係止片部16を介して調 節ボタン6に係合して、供給リール3と連動板5は一体になって回転し、制御ピ ン7がピンガイド部材17に引掛けられて移動し、同時にピンガイド部材17に 係合して、回動規制リブ9に当たって停止し、それによりテープ2に作用する張 力を増大してテープ走行が停止される。
【0017】 この状態でテープ2を巻取リール4から供給リール3の方向に巻き戻すと、調 節ボタン6は、押し込まれた第2の位置にあるので、供給リール3と連動板5は 一体となって時計方向に回転する。制御ピン7の自由端部72 は、ピンガイド部 材17に案内されて、テープ2の接線方向に伸びる部分の内面に接触し、さらに 供給リール3と連動板5が回転すると、制御ピン7は、取付基部71 を中心とし て、反時計方向に回動して自由端部72 をテープにはさみ込んだ状態で、そのま ま供給リール3にテープ2を巻き取り続けることができる。 そしてまた、この巻き戻したテープ2を再生または早送りにより供給リール3 から巻取リール4の方向に走行させると、先に制御ピン7を停止位置としてセッ トしたテープの長さ方向の位置になる直前に、制御ピン7の自由端部72 が、ピ ンガイド部材17に案内され、ピンガイド部材17と、テープ2の接線方向に伸 びる部分とに、はさまれた位置に出て来て、セット位置となった時点で制御ピン 7の自由端部72 は、ピンガイド部材17に係合して、回動規制リブ9に当たっ て停止し、それにより、テープ2に作用する張力が増大して、テープ2の走行が 再び停止されることとなる。
【0018】 なお、一旦、設定した送り出し停止位置を変更したり、設定を解除したりする 場合には、送り出し停止位置で停止したテープカセットをテープレコーダから取 り出し、シャープペンの先などでスライダ141 を移動して穴部14を開けると 、調節ボタン6はテープ巻径によらず常に穴部14の位置にあるため、調節ボタ ン6が穴部14に入って第1の位置(ロックOFF)に復帰する。
【0019】
【考案の効果】
本考案は、カセットケース内に磁気テープが一対の回転可能のリールに巻装さ れて収納され、該リールに連動板を回転自在に設け、かつ供給リールと連動板と を係脱する調節ボタンと、テープ送出停止用の制御ピンとを連動板5に備えると 共に、前記調節ボタンのセット、リセットのON−OFFを行なうスライダをケ ースの穴部に摺動自在に設けた磁気テープカセットにおいて、該スライダにON −OFF操作部20を設け、この操作部のOFF方向操作端縁を覆う天井壁部と 、該操作端縁の一部を露呈する切欠部とをケースに設けたことにより、ケース内 で、テープ走行を停止するのに連動板に係止されている調節ボタンで簡単にでき るが、セット・リセットのための調節ボタンのロックON−OFF操作の際に、 スライダにある操作部でON方向へは簡単に摺動操作できるが、一旦ON方向に 移動して穴部を閉ぐと操作部が天井壁部に潜り込んで操作しにくくなっていて、 OFF方向へは簡単には操作して開けられず、誤操作してみだりにテープ走行が 停止したり、走行不良を起こすことなく、安全に用いられ、従ってロック解除の OFF操作がやっかいなのでユーザーに誤操作の警告をすることができ、ロック 機構を確実化し、軽量で耐久性の高い安価なものとし、見映を良好にした録音・ 再生時間の調節可能の磁気テープカセットとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例のロックOFF状態の平面図で
ある。
【図2】図1のA−A線における拡大縦断面図である。
【図3】図1の例のロックON状態の平面図である。
【図4】図3のB−B線における拡大縦断面図である。
【図5】図4の一部の拡大詳細説明図である。
【図6】図5の例の一部の斜視図である。
【図7】図1の例の上ケースを除いた平面図で、巻取リ
ールの巻始め状態を示す。
【図8】図1の例の上ケースを除いた平面図で、テープ
停止位置を特定した状態を示す。
【図9】図1の例の供給リールの分離状態を示す斜視図
である。
【図10】従来例の上ケースを除いた平面図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 磁気テープ 3 供給リール 31 内筒部 4 巻取リール 5 連動板 51 環状フランジ部 52 環状フランジ部 6 調節ボタン 61 ロックバネ 62 しぼり加工部 7 制御ピン 71 取付基部 72 自由端部 8 溶着部 9 回動規制リブ 10 テープガイドピン 11 係止部 12 ガイドロール 13 凹所 14 穴部 141 スライダ 15 凸部 16 係止片部 17 制御ピン案内部材 171 支軸 20 操作部 201 操作端縁 21 係合部 22 切欠部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットケース1内に磁気テープ2が、
    回転可能の供給リール3と巻取リール4とに巻装されて
    収納され、該供給リール3に連動板5を回転自在に設
    け、かつ供給リール3と連動板5とを係脱する調節ボタ
    ン6と、テープ送出停止用の制御ピン7とを連動板5に
    備えると共に、前記調節ボタン6のセット、リセットの
    ON−OFFを行なうスライダ141 をケースの穴部1
    4に摺動自在に設けた磁気テープカセットにおいて、該
    スライダ141 にON−OFF操作部20を設け、この
    操作部20のOFF方向操作端縁201 を覆う天井壁部
    21と、該操作端縁201 の一部を露呈する切欠部22
    とをケース1に設けたことを特徴とする磁気テープカセ
    ット。
  2. 【請求項2】 前記天井壁部21が、ケース1に形成さ
    れた穴部14の一端縁の内面側に形成された係合凹部で
    造られた突壁であって、中央部に前記切欠部22を設け
    て、操作端縁201 の一部を露呈させ、凸状操作部20
    をケースに潜り込ませるように対設されている請求項1
    記載の磁気テープカセット。
JP2373293U 1993-04-12 1993-04-12 磁気テープカセット Withdrawn JPH0684577U (ja)

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Effective date: 19970703