JPH0684411A - フラットケーブル - Google Patents

フラットケーブル

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Publication number
JPH0684411A
JPH0684411A JP25539092A JP25539092A JPH0684411A JP H0684411 A JPH0684411 A JP H0684411A JP 25539092 A JP25539092 A JP 25539092A JP 25539092 A JP25539092 A JP 25539092A JP H0684411 A JPH0684411 A JP H0684411A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat cable
wire
cable
insulator
flat
Prior art date
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Pending
Application number
JP25539092A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Imamura
政幸 今村
Motohide Miyoshi
基秀 三好
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP25539092A priority Critical patent/JPH0684411A/ja
Publication of JPH0684411A publication Critical patent/JPH0684411A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部からのノイズの影響を受け難いフラット
ケーブルの提供を目的とする。 【構成】 帯状の絶縁体2の中に、その幅方向に所定間
隔を隔てて長手方向に平行に配置された複数本の芯線1
を有するフラットケーブルにおいて、その長手方向に一
定長Pおきに所定長さSだけ網状金属線12で被覆して
被覆部13を形成し、各被覆部13は芯線1以外の導線
8を用いて電気的に接続する。この結果、外部からのノ
イズがこの被覆部13によってシールドされ、フラット
ケーブルを流れる信号の特性変化が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はフラットケーブルに関
し、特に、外部からのノイズの影響を受けにくい構造の
フラットケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、エレクトロニクスの発達により、
電気機器の多くにはマイクロコンピュータ等の電子制御
装置が搭載され、電気機器を構成する部品間や、各電子
装置間で多くの種類の信号の授受が行われるようになっ
てきている。このような場合、各装置間を1本の芯線し
か備えられていない単線ケーブルで接続すると、ケーブ
ルの数が増えるばかりか、各装置への配線が面倒なもの
となる。フラットケーブルはこのような多くの種類の信
号の授受を1本のケーブルで行わせるためのものであ
る。
【0003】図4は従来のフラットケーブル40の構成
を示す平面図であり、図5は図4のC−C線における断
面図である。図4,5において、1は導体からなる芯
線、2はこの芯線1の周囲を覆う絶縁体であり、この例
のフラットケーブル40は、芯線1とこれを覆う絶縁体
2からなる複数本の単線を、所定間隔を隔てて絶縁体2
と同じ材質のスペーサ3で一体的に成形したものであ
る。芯線1は、この例では1本の導電線(モノフィラメ
ント)で構成されているが、複数本の導電線からなるよ
り線(マルチフィラメント)で構成されることもある。
なお、このようなフラットケーブル40では一般に、そ
の両端部にコネクタ4a,4bが取り付けられている。
【0004】次に、動作について説明する。図4に示す
ように、コネクタ4a,4bには、例えば、二点鎖線で
示すコネクタ5a,5bを介して送受信器6,7が接続
される。そして、送受信器6,7の間で、フラットケー
ブル40を介して複数種類の信号伝達が行われる。この
ように、フラットケーブル40は、複数の信号の授受を
行う装置間に簡単に取り付けることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のフラットケーブ
ルは、以上のように構成されているので、各信号線(芯
線1)を絶縁被覆(絶縁体2)で覆っているだけの簡便
なものであり、外部からの不要な電波(ノイズ)が信号
線で受信されてしまい、信号線を流れる信号電流にノイ
ズとして重畳されて装置が誤動作する恐れがあった。即
ち、従来のフラットケーブルはノイズに弱いという問題
点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、フラットケーブルの各信号線を
流れる信号電流が直接ノイズによって影響されることを
軽減することができるフラットケーブルを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるフラッ
トケーブルは、帯状の絶縁体の中に、その幅方向に所定
間隔を隔てて長手方向に平行に配置された複数本の芯線
を有するフラットケーブルにおいて、前記長手方向に一
定長おきに所定長さだけ網状金属線で被覆して被覆部を
形成し、各被覆部間を前記芯線以外の導電線を用いて電
気的に接続したことを特徴としている。
【0008】
【作用】この発明におけるフラットケーブルは、フラッ
トケーブルの長手方向に一定長おきに網状金属線を形成
し、また、各網状金属線の同士を、信号線とは別の導電
線によって接続したことにより、外部からのノイズはこ
の網状金属線で捕らえられて信号線まで達しない。この
結果、外部からのノイズが網状金属線とこれを結ぶ導電
線でシールドされ、ノイズの影響が少なくなる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図4,5において説明した従来のフラットケーブ
ル40と同じ構成部材については、同じ符号を付して説
明する。図1(a) は本発明のフラットケーブル10の一
実施例の平面図であり、図1(b) は図1(a) のA−A線
における断面図、図1(c) は図1(a) のB−B線におけ
る断面図であり、図2はこの実施例における導電線の斜
視図、図3は芯線を一様な絶縁体で覆って平坦に形成し
た別の実施例のフラットケーブルの構成例を示す断面図
である。
【0010】図1から図3において、1は導体からなる
芯線(信号線)、2はこの信号線1の周囲を覆う絶縁
体、3は信号線1とこれを覆う絶縁体2からなる複数本
の単線を所定間隔で隔てる絶縁体2と同じ材質のスペー
サ、4a,4bはコネクタ、8は導電線、9はこの導電
線8を覆う絶縁体、11は導電線8と絶縁体9とからな
るケーブル、12は網状金属線、13は網状金属線で被
覆された被覆部、30は信号線1を一様な絶縁体2で覆
って平坦に形成した別の実施例のフラットケーブル、4
0は従来と同じフラットケーブル、Dは被覆部13間の
間隙、Pは被覆部13の取付ピッチ、Sは被覆部13の
長さを示している。
【0011】図1(a) 〜(c) に示す実施例のフラットケ
ーブル10は、図4に示したフラットケーブル40の幅
方向の両側に、図2に示すようなケーブル11を設けて
これを両端部のコネクタ4a,4bに接続する。このケ
ーブル11には絶縁体9で被覆される部分と導電線8が
露出する部分を交互に設け、図1(a) 〜(c) に示すよう
に、この導電線8が露出する部分に網状金属線12を接
触させながら、フラットケーブルを網状金属線12で覆
って被覆部13を形成する。この実施例では、ケーブル
11における絶縁体9で被覆される部分(網状金属線1
2で覆う被覆部)13の長さSと、導電線8が露出する
部分Dの長さはどの部分でも同じにしてある。即ち、被
覆部13の取付ピッチPを一定にしてある。
【0012】なお、この実施例では信号線1および導電
線8は1本の導線(モノフィラメント)で構成している
が、複数本の導線からなる撚り線(マルチフィラメン
ト)で構成しても良い。また、フラットケーブル40
は、図3に示すように、信号線1を一様な絶縁体2で覆
って平坦に形成しても良い。
【0013】次に動作について説明する。図1(a) にお
いて、図示はしないが、コネクタ4a,4bには相互に
送受信機能を有する装置が接続されており、フラットケ
ーブル10によって信号伝達が行われている。また、被
覆部13にある各網状金属線12は、導電線8によって
接続され、さらに、コネクタ4a,4bを通じて前述の
送受信機能を有する装置のグランドに接地されている。
この結果、外部からのノイズはこの被覆部13の各網状
金属線12に吸収され、導電線8、コネクタ4a,4b
を通ってフラットケーブル10の両端に接続する装置の
グランドに流れるので、ノイズが信号線1に流れ難くな
り、信号線1がノイズの影響を受け難くなる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、フラ
ットケーブルの周囲に網状金属線による被覆部を形成し
た構成としたので、外部からのノイズによる影響を受け
にくいという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) はこの発明の一実施例によるフラットケー
ブルの平面図、(b) は(a) のA−A線における断面図、
(c) は(a) のB−B線における断面図である。
【図2】この発明の一実施例によるケーブルの構成を示
す斜視図である。
【図3】この発明のフラットケーブルの別の実施例の構
成を示す断面図である。
【図4】従来のフラットケーブルの構成を示す平面図で
ある。
【図5】図4のC−C線における断面図である。
【符号の説明】
1 芯線(信号線) 2,9 絶縁体 8 導電線 10 フラットケーブル 12 網状金属線 13 被覆部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状の絶縁体の中に、その幅方向に所定
    間隔を隔てて長手方向に平行に配置された複数本の芯線
    を有するフラットケーブルにおいて、 このフラットケーブルをその長手方向に一定長おきに所
    定長さだけ網状金属線で被覆して被覆部を形成し、各被
    覆部は前記芯線以外の導電線を用いて電気的に接続した
    ことを特徴とするフラットケーブル。
JP25539092A 1992-09-01 1992-09-01 フラットケーブル Pending JPH0684411A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25539092A JPH0684411A (ja) 1992-09-01 1992-09-01 フラットケーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25539092A JPH0684411A (ja) 1992-09-01 1992-09-01 フラットケーブル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0684411A true JPH0684411A (ja) 1994-03-25

Family

ID=17278101

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25539092A Pending JPH0684411A (ja) 1992-09-01 1992-09-01 フラットケーブル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0684411A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6531658B2 (en) * 2000-12-21 2003-03-11 Autonetworks Technologies, Ltd. Shielded cable
US6977344B2 (en) 2002-01-29 2005-12-20 Autonetworks Technologies, Ltd. Flat shield cable

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6531658B2 (en) * 2000-12-21 2003-03-11 Autonetworks Technologies, Ltd. Shielded cable
US6977344B2 (en) 2002-01-29 2005-12-20 Autonetworks Technologies, Ltd. Flat shield cable

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