JPH06843Y2 - 反射型光センサ - Google Patents

反射型光センサ

Info

Publication number
JPH06843Y2
JPH06843Y2 JP14259888U JP14259888U JPH06843Y2 JP H06843 Y2 JPH06843 Y2 JP H06843Y2 JP 14259888 U JP14259888 U JP 14259888U JP 14259888 U JP14259888 U JP 14259888U JP H06843 Y2 JPH06843 Y2 JP H06843Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
convex lens
receiving element
light receiving
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP14259888U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0263561U (ja
Inventor
雄次 上野
克己 武藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP14259888U priority Critical patent/JPH06843Y2/ja
Publication of JPH0263561U publication Critical patent/JPH0263561U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH06843Y2 publication Critical patent/JPH06843Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、バーコード読取器の読取センサなどとして
用いられる反射型光センサに関する。
「従来の技術」 バーコード読取器の読取センサなどとして用いられる反
射型光センサは、従来、第5図に示すように、ケース3
1の一端側の互いに光学系全体の中心軸32に対して反
対側の中心軸32に対して等しい傾斜角の位置に発光素
子33および受光素子34が配され、中心軸32上にお
いてケース31の他端側の先端位置に集光用凸レンズと
してボールレンズ35が配され、ケース31の中央位置
に発光素子33から発した光をボールレンズ35に導く
とともに、外部の照光面で反射してボールレンズ35を
通った光を受光素子34に導く光ガイド36が配され、
光ガイド36のボールレンズ35側の端面36aからボ
ールレンズ35までの距離を端面36aの径やボールレ
ンズ35の径などとの関係で所定距離にするように、端
面36aとボールレンズ35との間においてケース31
に空間部37が形成され、光ガイド36に導かれて端面
36aを出た光のうちの中心軸32から大きく離れたも
のがボールレンズ35に入射するのを阻止するととも
に、外部からボールレンズ35に入射した光のうちの中
心軸32から大きく離れたものが端面36aに入射する
のを阻止するために、空間部37のボールレンズ35側
においてケース31にスリット38が形成された構成に
なっており、発光素子33から発した光が光ガイド36
に導かれて第6図の光線41,42および43などで示
すように端面36aから空間部37およびボールレンズ
35を通ってバーコード面などの照光面に入射し、照光
面で反射した光が第6図の光線44,45および46な
どで示すようにボールレンズ35および空間部37を通
って端面36aから光ガイド36に導かれて受光素子3
4に入射する。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、上述した従来の反射型光センサにおいて
は、発光素子33から発して照光面に入射する照光系の
光が光ガイド36のボールレンズ35側の端面36aか
ら空間部37を通るとともに、照光面で反射して受光素
子34に入射する受光系の光が空間部37を通って端面
36aに入射するので、照光系の発光素子33から端面
36aまでの部分の光軸42a上を通って端面36aで
屈折した第6図に示す光線42、および受光系の端面3
6aで屈折して端面36aから受光素子34までの部分
の光軸45a上を通る第6図に示す光線45の、それぞ
れ光学系全体の中心軸32に対してなす角θが大きな
角になるように、照光系の光が中心軸32に対して大き
く偏芯してボールレンズ35に入射するとともに、受光
系の光が中心軸32に対して大きく偏芯して端面36a
に入射する。
そのため、従来の反射型光センサにおいては、照光面が
第6図の照光面47aで示すようにボールレンズ35に
対して近接した位置にあるときには、第7図に示すよう
に、照光面47a上の照光エリア48aと受光素子34
で受光可能な照光面47a上の反射エリア49aが大き
くずれて、両者の重なり合う実際に受光素子34で受光
される照光面47a上の斜線を付して示す照光反射エリ
アの割合が少なくなり、受光素子34での受光量が少な
くなって、受光素子34から得られる電気信号のレベル
が小さくなり、照光面かが第6図の照光面47bで示す
ようにボールレンズ35に対して離れた位置にあるとき
には、第8図に示すように、照光面47b上の照光エリ
ア48bと受光素子34で受光可能な照光面47b上の
反射エリア49bがほとんどずれないで、両者の重なり
合う実際に受光素子34で受光される照光面47b上の
斜線を付して示す照光反射エリアの割合が大きくなり、
受光素子34での受光量が多くなって、受光素子34か
ら得られる電気信号のレベルが大きくなる、というよう
に、ボールレンズ35と照光面との距離に応じて受光素
子34での受光量、したがって受光素子34から得られ
る電気信号のレベルが大きく変化し、その電気信号を処
理するバーコード読取器などでの信号処理回路が複雑に
なる不都合がある。
そこで、この考案は、発光素子および受光素子と集光用
凸レンズと光ガイドとを備える反射型光センサにおい
て、受光素子での受光量、したがって受光素子から得ら
れる電気信号のレベルが集光用凸レンズと照光面との距
離に対して従来に比べて変化の小さい多大なものとな
り、その電気信号を処理する信号処理回路を簡単にする
ことができるようにしたものである。
「課題を解決するための手段」 この考案においては、光ガイドと集光用凸レンズとの間
に光ガイドの集光用凸レンズ側の端面に近接させて光路
補正用凸レンズを配する。
「作用」 上記のように構成された、この考案の反射型光センサに
おいては、照光系の光が光ガイドの集光用凸レンズ側の
端面で屈折した直後に光路補正用凸レンズの上記の端面
側の凸面でさらに屈折するとともに、受光系の光が光路
補正用凸レンズの上記の凸面で屈折した直後に上記の端
面でさらに屈折するので、照光系の発光素子から上記の
端面までの部分の光軸上を通って上記の端面および上記
の凸面で屈折した光線、および受光系の上記の凸面およ
び上記の端面で屈折して上記の端面から受光素子までの
部分の光軸上を通る光線の、それぞれ光学系全体の中心
軸に対してなす角が光路補正用凸レンズがない場合の同
様の角に比べて小さくなるように、照光系の光が光学系
全体の中心軸に対してそれほど偏芯しないで集光用凸レ
ンズに入射するとともに、受光系の光が光学系全体の中
心軸に対してそれほど偏芯しないで上記の端面に入射す
る。
したがって、照光面が集光用凸レンズに対して近接した
位置にあるときにも、集光用凸レンズに対して離れた位
置にあるときにも、照光面上の照光エリアと受光素子で
受光可能な照光面上の反射エリアがほとんどずれない
で、両者の重なり合う実際に受光素子で受光される照光
面上の照光反射エリアの割合が大きくなり、受光素子で
の受光量が多くなって、受光素子から得られる電気信号
のレベルが大きくなり、受光素子での受光量、したがっ
て受光素子から得られる電気信号のレベルが集光用凸レ
ンズと照光面との距離に対して従来に比べて変化の小さ
い多大なものとなって、その電気信号を処理する信号処
理回路を簡単にすることができる。
「実施例」 第1図は、この考案の反射型光センサの一例を示す。
この例の反射型光センサは、プラスチックなどにより形
成されたケース11の一端側の互いに光学系全体の中心
軸12に対して反対側の中心軸12に対して等しい傾斜
角の位置に発光ダイオードなどの発光素子13およびフ
ォトトランジスタやフォトダイオードなどの受光素子1
4が配され、中心軸12上においてケース11の他端側
の先端位置に集光用凸レンズとしてガラスや透明なポリ
カーボネイトなどにより形成されたボールレンズ15が
配され、ケース11の中央位置に発光素子13から発し
た光をボールレンズ15に導くとともに、外部の照光面
で反射してボールレンズ15を通った光を受光素子14
に導く透明なポリカーボネイトなどにより形成された光
ガイド16が配され、光ガイド16のボールレンズ15
側の端面16aからボールレンズ15までの距離を端面
16aの径やボールレンズ15の径などとの関係で所定
距離にするように、端面16aとボールレンズ15との
間においてケース11に空間部17が形成され、光ガイ
ド16に導かれて端面16aを出た光のうちの中心軸1
2から大きく離れたものがボールレンズ15に入射する
のを阻止するとともに、外部からボールレンズ15に入
射した光のうちの中心軸12から大きく離れたものが端
面16aに入射するのを阻止するために、空間部17の
ボールレンズ15側においてケース11にスリット18
が形成されるが、特に光ガイド16とボールレンズ15
との間の空間部17に端面16aに近接して光路補正用
凸レンズとしてガラスや透明なポリカーボネイトなどに
より形成されたボールレンズ19が配され、発光素子1
3から発した光が光ガイド16に導かれて第2図の光線
21,22および23などで示すように端面16aから
ボールレンズ19および15を通ってバーコード面など
の照光面に入射し、照光面で反射した光が第2図の光線
24,25および26などで示すようにボールレンズ1
5および19を通って端面16aから光ガイド16に導
かれて受光素子14に入射する。
この場合、発光素子13から発して照光面に入射する照
光系の光は端面16aで屈折した直後にボールレンズ1
9の端面16a側の凸面19aでさらに屈折するととも
に、照光面で反射して受光素子14に入射する受光系の
光は凸面19aで屈折した直後に端面16aでさらに屈
折するので、照光系の発光素子13から端面16aまで
の部分の光軸22a上を通って端面16aおよび凸面1
9aで屈折した光線22、および受光系の凸面19aお
よび端面16aで屈折して端面16aから受光素子14
までの部分の光軸25a上を通る光線25の、それぞれ
光学系全体の中心軸12に対してなす角θがボールレ
ンズ19がない場合の同様の角θに比べて小さくなる
ように、照光系の光は中心軸12に対してそれほど偏芯
しないでボールレンズ15に入射するとともに、受光系
の光は中心軸12に対してそれほど偏芯しないで端面1
6aに入射する。
したがって、照光面が第2図の照光面27aで示すよう
にボールレンズ15に対して近接した位置にあるときに
は第3図に示すように、照光面が第2図の照光面27b
で示すようにボールレンズ15に対して離れた位置にあ
るときには第4図に示すように、それぞれ、照光面27
a,27b上の照光エリア28a,28bと受光素子1
4で受光可能な照光面27a,27b上の反射エリア2
9a,29bがほとんどずれないで、両者の重なり合う
実際に受光素子14で受光される照光面27a,27b
上の斜線を付して示す照光反射エリアの割合が大きくな
り、受光素子14での受光量が多くなって、受光素子1
4から得られる電気信号のレベルが大きくなり、受光素
子14での受光量、したがって受光素子14から得られ
る電気信号のレベルがボールレンズ15と照光面との距
離に対して従来に比べて変化の小さい多大なものとなっ
て、その電気信号を処理するバーコード読取器などでの
信号処理回路を簡単にすることができる。
なお、この場合、ボールレンズ19によって照光系およ
び受光系の光の光ガイド16の端面16aよりボールレ
ンズ15側での中心軸12に対して垂直な方向への拡が
り範囲が小さくなり、ボールレンズ15を通る光の量が
増加することによっても、受光素子14での受光量が多
くなり、受光素子14から得られる電気信号のレベルが
大きくなる。
光路補正用凸レンズおよび集光用凸レンズとしては、そ
れぞれ両端が凸面にされた円柱状のものを用いてもよ
い。また、光路補正用凸レンズは、ケース11の内面で
軽く圧することによって、もしくは光路補正用凸レンズ
とケース11に互いに係合する凸部と凹部を形成して両
者を係合させることによって、または接着剤によりケー
ス11に取り付けることによって、ケース11に固定す
ることができる。
「考案の効果」 上述したように、この考案によれば、光ガイドと集光用
凸レンズとの間に光ガイドの集光用凸レンズ側の端面に
近接させて光路補正用凸レンズを配することによって、
受光素子での受光量、したがって受光素子から得られる
電気信号のレベルが集光用凸レンズと照光面との距離に
対して従来に比べて変化の小さい多大なものとなり、そ
の電気信号を処理する信号処理回路を簡単にすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の反射型光センサの一例を示す断面
図、第2図はその照光系および受光系の光路を示す図、
第3図および第4図はその照光面上における照光エリア
と反射エリアの関係を示す図、第5図は従来の反射型光
センサの一例を示す断面図、第6図はその照光系および
受光系の光路を示す図、第7図および第8図はその照光
面上における照光エリアと反射エリアの関係を示す図で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースと、 このケースの一端側の互いに光学系全体の中心軸に対し
    て反対側の位置に配された発光素子および受光素子と、 上記中心軸上において上記ケースの他端側の先端位置に
    配された集光用凸レンズと、 上記ケースの中央位置に配され、上記発光素子から発し
    た光を上記集光用凸レンズに導くとともに、外部の照光
    面で反射して上記集光用凸レンズを通った光を上記受光
    素子に導く光ガイドと、 この光ガイドと上記集光用凸レンズとの間において上記
    光ガイドの上記集光用凸レンズ側の端面に近接して配さ
    れた光路補正用凸レンズと、 を備える反射型光センサ。
JP14259888U 1988-10-31 1988-10-31 反射型光センサ Expired - Lifetime JPH06843Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14259888U JPH06843Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 反射型光センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14259888U JPH06843Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 反射型光センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0263561U JPH0263561U (ja) 1990-05-11
JPH06843Y2 true JPH06843Y2 (ja) 1994-01-05

Family

ID=31408691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14259888U Expired - Lifetime JPH06843Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 反射型光センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06843Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0263561U (ja) 1990-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5430286A (en) Intimate source and detector and apparatus employing same
US4682016A (en) Pen-type bar code reader
US5504317A (en) Optical reader
US6741234B2 (en) Optical mouse using a total reflection prism
EP1313222B1 (en) Method and apparatus for self-monitoring of proximity sensors
US4968876A (en) Laser beam reader having a projecting and receiving optical system
US5760905A (en) Distance measuring apparatus
JPH0514619A (ja) 画像読取装置
KR940003743B1 (ko) 반사형 센서
KR100374244B1 (ko) 광디바이스
JPH05182001A (ja) バーコードリーダ
US5825011A (en) Handle like reading unit for use in code reading apparatus and having plural light reflectors and direct light shielding plate
US5047625A (en) Optical system of laser beam reader
JPH06843Y2 (ja) 反射型光センサ
JPS6390866A (ja) 半導体受光装置
US7173235B2 (en) Apparatus for optically reading target
JPH08255536A (ja) 反射型光電センサ
KR920008507B1 (ko) 광학적패턴 검출장치
JPS62100744A (ja) カメラのレンズ情報伝達方式
JP3297968B2 (ja) 限定反射型光電センサ
JP2986635B2 (ja) 発光素子、受光素子および透過型光結合装置
JPH0562881U (ja) 反射型光電スイツチ
JP2567526Y2 (ja) 光学式センサ
JPH0277890A (ja) 光学読取装置
JPS6247016A (ja) 焦点距離検出方法