JPH0684332U - 定温式熱感知器 - Google Patents

定温式熱感知器

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JPH0684332U
JPH0684332U JP3123293U JP3123293U JPH0684332U JP H0684332 U JPH0684332 U JP H0684332U JP 3123293 U JP3123293 U JP 3123293U JP 3123293 U JP3123293 U JP 3123293U JP H0684332 U JPH0684332 U JP H0684332U
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JP
Japan
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heat
constant temperature
sensor
temperature type
heat sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP3123293U
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English (en)
Inventor
清治 壺内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nittan Co Ltd
Original Assignee
Nittan Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nittan Co Ltd filed Critical Nittan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定温式感知器の保守点検を遠隔的に行えるよ
うにすること。 【構成】 定温式熱感知器の感熱素子と隣接した位置に
発熱体を備え、感熱素子と発熱体を一体成形し、保守点
検時には、受信機又は遠隔試験装置からの試験信号によ
って、発熱体を発熱させることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、火災に伴う温度変化を感熱素子を用いて検出する定温式熱感知器に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
熱感知器において、火災によって生じる熱を検出する素子として、サーミスタ 等の感熱素子を用いた定温式熱感知器が知られている。また感熱素子の腐食損傷 防止や、防水のために樹脂コーティング等の保護手段を施した検出部を備える定 温式熱感知器が既に公知になっている。 このような定温式熱感知器の保守点検時には、最低2人の保守点検者で受信機 側と感知器側とに分かれ、感知器側の保守点検者があぶり棒等の試験器具を用い て直接感知器の素子部に熱を加えて試験を行い、受信機と感知器間の通電及び感 知器の動作等をチェックしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の試験方法においては、感知器側の点検者が感知器一つ一つを巡 回しなければならず、感知器側の保守点検者は大変な労力を要し、それにともな い時間も大変かかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の点にかんがみ、監視空間の温度変化によって抵抗値が変化す る感熱素子を有し、該感熱素子にガラスコーティングや樹脂モールド等の保護手 段を施した定温式熱感知器において、上記感熱素子の隣接した位置に発熱体を備 え、上記感熱素子と前記発熱体とに上記保護手段を施したことにより、一体成形 としたことにより、上記の問題を解決するものである。
【0005】
【実施例】 本考案の実施例を図面により説明する。 図1は、感知器1の外観図であり、感知器の本体11は、温度変化を検出する 感熱素子としてのサーミスタを備えた検出部2と、検出部2を外側から指等で触 れられることのないよう且つ、検出部2に向かってくる室内の気流を遮る事のな いように保護するプロテクタ12とから構成される。そして本体11は、天井に 付設されるベース13に電気的に接続される。
【0006】 図2は、検出部2の構成を示す図であり、検出部2は、監視空間の温度を検出 する感熱素子としてのサーミスタ22と、遠隔からの試験信号により発熱する発 熱体としてのセラミックヒータ23と、サーミスタ22とセラミックヒータ23 を一体成形する保護手段としてのモールド部21とから構成される。
【0007】 図3は、本考案の一点検方法を示す実施例であり、各感知器1a〜1dは、感 知器及びその他の防災機器を集中監視する受信機3に、該受信機3から引き出さ れた一対の電源兼信号線31と、中継器4を介して接続される。さらに、中継器 4から伸びた試験線51は各感知器1a〜1dに個々に接続される。また、感知 器に試験信号を送出する遠隔試験装置5が中継器4に接続される。
【0008】 通常、監視時において、受信機3は、中継器4を介した各感知器1a〜1dの 火災検出信号に基づいて、各監視空間の火災の有無の監視を行っている。そして 、感知器1a〜1dの何れかが火災と判断したときに、火災警報を発する。
【0009】 そして、保守点検時には、各回線毎に備えた遠隔試験装置5を操作することに より、試験信号が中継器4に入力される。中継器4は試験線51を介して各感知 器1a〜1dのセラミックヒータ23に所定の電圧を加える。検出部2に試験電 圧が印加されると、セラミックヒータ23が発熱しモールド部21を介して、ま たは、直接サーミスタ22を温め疑似的な火災状況をつくる。
【0010】 サーミスタ22がセラミックヒータ23からの熱により温まり、所定以上の温 度を検出した時の火災検出信号、または、温度を示すアナログ信号を中継器4を 介して受信機3に送出する。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように、感熱素子の隣接した位置に発熱体を備えたことにより、 感知器側の保守点検者が、感知器一つ一つを巡回しないですむから、保守点検者 の労力と、時間とが軽減できる。また、感熱素子と発熱体とを保護手段で一体成 形としたことにより、発熱体から発する熱が検出部以外に放熱されることなく効 率よく感熱素子を加熱するという効果がある。
【0012】 上記の実施例では、中継器に遠隔試験装置を接続したが、遠隔試験装置を受信 機内に組み込むか、もしくは受信機から試験信号を送出する手段を取れば、感知 器側の保守点検者が必要となくなり一人で保守点検を行うこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】定温式熱感知器の外観図を示した図である。
【図2】本考案の定温式熱感知器の検出部を示した図で
ある。
【図3】本考案の定温式熱感知器の試験方法を示した図
である。
【符号の説明】
1,1a〜1d 感知器 2 検出部 3 受信機 4 中継器 5 遠隔試験装置 11 本体 12 プロテクタ 13 ベース 21 モールド部 22 サーミスタ 23 セラミックヒータ 31 電源兼信号線 51 試験線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視空間の温度変化によって抵抗値が変
    化する感熱素子を有し、該感熱素子にガラスコーティン
    グや樹脂モールド等の保護手段を施した定温式熱感知器
    において、上記感熱素子の隣接した位置に発熱体を備
    え、上記感熱素子と前記発熱体とに上記保護手段を施し
    たことにより、一体成形としたことを特徴とする定温式
    熱感知器。
JP3123293U 1993-05-20 1993-05-20 定温式熱感知器 Pending JPH0684332U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007200111A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Hochiki Corp 熱感知器
JP2012211867A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Kumagai Gumi Co Ltd エージング機能付きセンサー

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