JPH0684186A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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Publication number
JPH0684186A
JPH0684186A JP17443393A JP17443393A JPH0684186A JP H0684186 A JPH0684186 A JP H0684186A JP 17443393 A JP17443393 A JP 17443393A JP 17443393 A JP17443393 A JP 17443393A JP H0684186 A JPH0684186 A JP H0684186A
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JP
Japan
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light beam
optical disk
difference signal
track
signal
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Application number
JP17443393A
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English (en)
Inventor
Takaharu Yoshida
卓玄 吉田
Hisafumi Seo
尚史 瀬尾
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シーク動作およびトラッキング動作の安定化
を図ることができる光ディスク装置を提供するにある。 【構成】光学ヘッド13を光ディスク11の内周から外
周までの全トラック領域を移動させたときの、各領域に
おけるオフセット値をA/D変換回路65を介してCP
U68が読み取る。そして、それを各領域における補正
データとし、メモリ69内に格納する。一方、トラック
シーク時およびトラッキング時には、光学ヘッド13の
位置に対応する補正データをメモリ69内より読み出
し、この補正データでトラック差信号の中心を各領域ご
とに補正している。従って、

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は、記録媒体から情報を読み出す記録媒体処理
装置に係り、特に、光ディスクに記録されている情報を
光学的に読み出す光ディスク装置などの記録媒体処理装
置に関する。
【0001】
【従来の技術】周知のように、スパイラル状または同心
円状にグルーブと称する情報トラックが設けられた光デ
ィスクに対物レンズで光ビームが集光され、この光ビー
ムで情報トラック又は、情報トラックと情報トラックと
の間の領域に物理的な穴が形成され、または磁気的な特
性が変化された領域が形成され、もしくは金属の状態が
変化された領域が形成されて情報が書き込まれ、または
それらの領域からの反射光ビームの強度が変化されてそ
の領域から情報が読み出される光ディスク装置が実用化
されている。
【0002】従来、光ディスク上に形成されたトラック
に沿って情報が書き込まれたり、読み出される光ディス
ク装置においては、対物レンズが常にトラックに向けら
れてトラックが光ビームスポットで追跡されるように制
御される、いわゆるトラック制御が実行される。また、
光ビームで追跡されているトラックから離れたトラック
に情報の書き込みまたは読み出す場合には、対物レンズ
を含む移動光学系が移動されてその目標トラック上への
光ビームスポットの移動する、いわゆるシーク動作、換
言すれば、トラックアクセス動作が実行される。このシ
ーク動作中においては、光ビームスポットは、その移動
速度が制御されてトラックを横切って移動させられる。
【0003】このシーク動作中は、光ディスクからの光
ビームが検出光学系にガイドされ、検出光学系のトラッ
クを検出するための図13に示されるような検出器2の
一対の検出領域2A、2B上に光ビームスポット3が形
成される。検出領域2A、2Bで検出された検出信号の
差が作動アンプ4からプッシュプル信号として発生さ
れ、このプッシュプル信号に基づいてシーク動作が制御
される。このようにシーク動作時には、図14(a)に
示すように、トラック検出信号の差信号、即ち、プッシ
ュプル信号が発生され、このプッシュプル信号が所定レ
ベルで2値化されて2値化差信号が発生される。ビーム
スポットの移動速度は、図14(b)に示すようにこの
2値化差信号の間隔(Δt)が装置内で発生されるクロ
ックによって計数されて、そのカウント値の逆数が求め
れることにより検出される。
【0004】従来の装置においては、プッシュプル信号
は、図15(a)に示すようにあるオフセット値を有す
ることが知られている。これは、光ディスクが偏心して
回転されることから、或は、移動光学系が移動するに伴
い、移動光学系の光軸が僅かに傾き、図13に破線で示
すようにビームスポット5が検出領域2A、2B上でシ
フトされることから生じる。ビームスポットの速度検出
の際には、このオフセット値が補正される必要がある。
従来の装置においては、光ビームスポットが形成される
光ディスク上のある領域でのオフセット値が求められ、
図15(b)に示すようにトラックシーク時およびトラ
ッキング時に、このオフセット値が補正される。
【0005】しかしながら、図16(a)に示すように
光ディスクの内周と外周とでは、プッシュプル信号のオ
フセット値が必ずしも同一とは限らないため、たとえば
図16(b)で示すようにプシュプル信号が光ディスク
の中心付近で求めたオフセット値で補正されたとして
も、正確にプシュプル信号が補正されない問題がある。
したがって、光ディスクの内周と外周の領域では、プシ
ュプル信号が正しく2値化されず、安定したシーク動作
が実行されない問題がある。
【0006】また、同様に、記録及び再生時において
は、ヘッダ情報などの情報データが書き込まれている記
録トラックの真ん中でビームスポットをトラッキングさ
せることができず、動作が不安定となる等の問題があ
る。
【0007】このように、従来においては、記録媒体の
位置によってプッシュプル信号のオフセット値が異なる
場合、安定したシーク動作、および安定したトラッキン
グ動作が実行されない問題がある。
【0008】そこで、この発明は、記録媒体上の位置に
よらず、差信号のオフセットが十分正確に補正すること
ができ、安定したシーク動作、および安定したトラッキ
ング動作が可能な記録媒体からの信号を処理する装置を
提供するを目的としている。
【0009】
【課題を解決する手段】上記の目的を達成するために、
この発明の光ディスク装置は、トラッキングガイドを有
する光ディスクに光ビームを照射する照射手段と、光ビ
ームを検出して第1及び第2検出信号を発生する検出領
域及びこの検出領域間にトラッキングガイドの像に沿っ
て延出され、検出領域を分離する境界領域を有する光デ
ィスクから反射された光ビームに応答する応答手段と、
第1及び第2検出信号から、前記検出領域上での光ビー
ムの非対称性に起因して生じ、光ディスク上の光ビーム
照射位置に依存して変化するオフセットレベルを有する
差信号を発生する発生手段と、このオフセットレベルに
対応し、光ディスク上の光ビーム照射位置に関係する補
正データを記憶する記憶手段と、光ビームが照射されて
いる光ディスク上の位置に従って前記記憶手段から補正
データを選定する選定手段と、この選定された補正デー
タを差信号に付与してオフセットレベルを低下させる付
与手段と、この付与手段からの差信号に応答してトラッ
キングガイドを横切って前記照射手段を移動する移動手
段とを具備している。
【0010】また、この発明の光ディスク装置は、トラ
ッキングガイドを有する光ディスクに光ビームを照射す
る照射手段と、光ビームを検出して第1及び第2検出信
号を発生する検出領域及びこの検出領域間にトラッキン
グガイドの像に沿って延出され、検出領域を分離する境
界領域を有する光ディスクから反射された光ビームに応
答する応答手段と、第1及び第2検出信号から、前記検
出領域上での光ビームの非対称性に起因して生じ、光デ
ィスク上の光ビーム照射位置に依存して変化するオフセ
ットレベルを有する差信号を発生する発生手段と、トラ
ッキングガイドを横切って前記照射手段を移動する移動
手段と、この移動手段を付勢して光ビームで光ディスク
を走査し、光ディスク上の光ビーム照射位置及び差信号
からオフセットレベルを検出して光ディスク上の光ビー
ム照射位置及びオフセットレベルに関係する補正データ
を発生する付勢手段と、光ビーム照射位置に関係するこ
の補正データを記憶する記憶手段と、光ビームが照射さ
れている光ディスク上の位置に従って前記記憶手段から
補正データを選定する選定手段と、この選定された補正
データを差信号に付与してオフセットレベルを低下させ
てこの補正後の差信号に応答して前記移動手段を移動さ
せる付与手段とを具備している。
【0011】
【作用】この発明は、上記した手段により、記録媒体の
位置に応じてより正確にオフセットを補正できるように
なるため、高精度な制御が可能となるものである。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例に係る光ディスク
装置を図面を参照して説明する。図1は、この発明の一
実施例に係る光ディスク装置の回路構成を示している。
光ディスク装置においては、光ディスク11がモータコ
ントローラ8で制御されているモータ9によって例え
ば、一定の速度で回転駆動される。この光ディスク11
には、例えば、スパイラル状または同心円状にグルーブ
と称する情報トラックが設けられている。この情報トラ
ックには、所定の間隔を有して、複数のセクタマーク、
即ち、ヘッダ情報が予め記録されている。ここで、セク
タマークは、物理的な複数の穴の組み合わせから成り、
これに続く情報記録領域の番地(アドレス)、たとえば
トラック番号やセクタ番号を示している。
【0013】光ディスク11には、公知の光学ヘッド或
は、光ピックアップ13によって光ビームスポットが照
射され、この光ビームスポットによって情報が記録領域
に書き込まれ、または、この領域から情報が読み出され
る。光学ヘッド13の移動光学系13Bは、図示してい
ないアクチュエータによって図示矢印Iの方向、通常光
ディスク11の半径方向に移動される。即ち、トラック
シーク時には、アクチュエータの可動にともなって光学
ヘッド13の移動光学系13Bが光ディスク11の半径
方向に移動され、光ビームスポットで目標トラックがア
クセスされる。
【0014】ここで、図2、図3及び図4を参照して、
光学ヘッド13及びこの光学ヘッド13を組み込んだ光
ディスク装置の概略について説明する。図2に示すよう
に、光学ヘッド13は、固定されている固定部13A及
び図3に示されるようなそれ自体が移動される可動部1
3Bから成っている。光学ヘッド13の固定部13Aに
は、光ビームを発生する光源としての半導体レーザ31
が設けられている。また、光学ヘッド13の固定部に
は、半導体レーザ31からの光ビームをコリメートする
コリメートレンズ32、コリメートされた光ビームを透
過し、光ディスク11から反射された光ビームを反射す
るビームスプリッタ33、光ビームの偏向面を回転する
ビームシフト補正板34、光ビームの向きを変化させる
ガルバノミラー35が設けられている。更に、固定部1
3Aには、光ディスク11からの光ビームをフォーカス
及びトラッキングサーボの為のセグメント光ビームに分
離する検出光学系36、セグメント光ビームを検出する
検出器37、38、39及び光ディスク11に向かう光
ビームの一部を検出して半導体レーザ11で発生される
光ビームの強度を測定するAPC検出器40が設けられ
ている。また、可動部13Aには、ガルバノミラー35
からの光ビームを光ディスク11に向け、光ディスク1
1からの反射ビームを固定部13Aに戻す立ち上げミラ
ー41が設けられている。
【0015】光学ヘッド13の可動部13Bには、図3
に示すように、光ディスク11に向けて光ビームを照射
し、そのディスク面上に集光するための対物レンズ50
を保持するとともに、対物レンズ50を光軸方向(図示
Z方向)に駆動するためのフォーカスアクチュエータ5
1がキャリッジ52A上に設けられ、また、対物レンズ
50を光軸方向と直交する方向(図示X方向)に駆動す
るためのリニアモータ52のコイル56、56がキャリ
ッジ52Aに固定されている。
【0016】フォーカスアクチュエータ51では、対物
レンズ50がレンズフレーム53に取り付けられ、この
フレーム53にフォーカス信号に応答して駆動される一
対のフォーカシングコイル54が固定されている。フレ
ーム53を対物レンズ50の光軸に沿って移動可能に支
持する一対のリーフスプリング55、55がキャリッジ
52Aに固定されている。
【0017】リニアモータ52は、トラック信号に応答
して駆動されるリニアモータコイルとしてのトラッキン
グコイル56、56と、このコイル56、56のそれぞ
れの端部に設けられた一対のローラ57を介して、図4
に示すようにガイドレール58に沿って走行可能に搭載
されたキャリッジ52Aなどとから構成されている。
【0018】図4に示すようにキャリッジ52aが走行
される領域には、フォーカシングコイル54及びトラッ
キングコイル56から発生される磁界にそれぞれ鎖交す
る磁界を発生して、対物レンズ50を光軸に沿って移動
するための駆動力とキャリッジ52Aをガイドレールに
沿って走行させるための駆動力とを発生させる、フォー
カシング磁気回路45及びトラッキング磁気回路46が
設けられている。
【0019】このような構造体においては、トラッキン
グコイル56の剛性を強化するためのキャリッジ52A
は、筒状に形成され、内部を光ビームが通過するための
空洞部52Bが設けられている。そして、この空洞部5
2B内の、対物レンズ50の下方に、略楕円形状の反射
面を有する立ち上げミラー41が所定の反射角度をもっ
て配設されている。
【0020】上述した光学ヘッド13においては、半導
体レーザ31からの光ビームは、コリメートレンズ32
によって平行ビームに変換されてビームスプリッタ33
に入射される。このビームスプリッタ33に光ビームが
入射される際に、楕円形の断面を有する光ビームが円形
断面を有する光ビームに変換される。
【0021】このビームスプリッタ33内では、その偏
光面で僅かに反射され、その殆が偏光面を通過される。
偏光面で反射された一部の光ビームは、APC検出器4
0に向けられ、検出される。ビームスプリッタ33を通
過した光ビームは、ビームシフト補正板34を通過して
その偏向面が回転される。ビームシフト補正板34を通
過した光ビームは、その軸の周りを図示矢印IIで示す方
向にチルトされるガルバノミラー35で反射される。
【0022】このガルバノミラー35で反射された光ビ
ームは、キャリッジ52Aに向けられ、空洞部52b内
に固定された立ち上げミラー41で反射されて、対物レ
ンズ50に向けられる。そして、この対物レンズ50に
よって、平行な光ビームが光ディスク11のディスク面
に集光される。
【0023】光ディスク11で反射された発散性の光ビ
ームは、再び対物レンズ50で平行な光ビームに変換さ
れて立ち上げミラー41で反射され、空洞部52B内を
通過して、再度、ガルバノミラー35およびビームシフ
ト補正板34を介してビームスプリッタ33に戻され
る。このビームスプリッタ33に導かれた光ディスク1
1からの反射光ビームは、光ディスク11に向かう光ビ
ームとは、その偏向面が異なるため、ビームスプリッタ
33で反射されてフォーカス検出光学系を含む検出光学
系36に向けられる。検出光学系36において、光ビー
ムは、セグメント光ビームに分離されてそれぞれの検出
器38、39で検出される。検出器38は、図13に示
す検出器と同様に2つの検出領域を有し、この検出器3
8の検出領域は、図1に示されるトラック検出回路61
の減算器61a及び加算器61bに接続されている。検
出器38の2つの検出領域には、トラックの像が検出光
学系36によって形成されることから、後に説明するよ
うに検出器38の検出領域からの検出信号を処理するこ
とによってトラック信号が発生される。また、再生時に
は、検出器38の検出領域からの検出信号を加算して再
生信号が発生される。検出器39は、4つの検出領域を
有し、この検出領域は、フォーカス信号発生回路(図示
せず)に接続されている。検出器39の検出領域には、
検出光学系によって非点収差が与えられた光ビームセグ
メントが集光され、この領域上には、対物レンズ50の
光軸に沿った変位に伴い形状が変化されるビームスポッ
トが形成される。検出器39の検出領域からの検出信号
をフォーカス信号発生回路で処理することによってフォ
ーカス信号が発生される。即ち、フォーカス信号発生回
路からは、この検出器39上の光ビームスポットの形状
の変化に応じてフォーカス信号が発生される。
【0024】情報の記録及び再生時においては、フオー
カス検出回路からのフォーカス信号に応答してフォーカ
シングコイル54が駆動されて対物レンズ50が光軸方
向に沿って移動され、合焦状態に維持される。この結
果、対物レンズ50からの光ビームは、光ディスク11
上で最小ビームスポットを形成することになる。同様に
して、トラック検出回路からのトラック信号に応答して
トラッキングコイル56が駆動されてキャリッジ52a
が移動されるとともに、ガルバノミラー35が微小角回
転される。これにより、このミラー35から反射される
光ビームの向きがわずかに変化される。この結果、対物
レンズ50が合トラック状態に維持され、この対物レン
ズ50からの集束性の光ビームが光ディスク11上の所
望のトラックを追従することになる。このような合焦状
態及び合トラック状態において光ビームに含まれる情報
が光ディスク11に記録され、また、光ディスク11か
らの反射光ビームで情報が再生される。
【0025】次に検出器38、39からの検出信号の処
理に関して図1を参照して詳細に説明する。検出器38
の検出領域からの検出信号は、トラック検出回路61の
減算器61aで減算されて両者の差に相当するトラック
差信号、即ち、プッシュプル信号がこの減算器61aか
ら発生される。また、検出器38の検出領域からの検出
信号は、トラック検出回路61の加算器61bで加算さ
れてこの加算器61bからは、加算信号が発生される。
この加算信号は、A/D変換器65及びバス66を介し
てCPU68に供給され、ROM72に格納された所定
の手順に従ってCPU68で処理されて情報再生信号に
変換される。トラック信号は、図1に示されるトラック
検出回路61の減算器61aによって発生されるトラッ
ク差信号、即ち、プッシュプル信号に相当し、このトラ
ック差信号は、図1に示されるようにシーク信号を発生
するトラックシーク回路62に供給される。また、この
トラックシーク回路62には、トラック検出回路61の
加算器61bから加算信号が供給される。トラックシー
ク回路62は、トラック検出回路61の減算器61aか
らのトラック差信号と、加算器61bからのトラック和
信号で光学ヘッド13の目標トラックへのアクセスを制
御するシーク信号を発生する。この回路の詳細について
は後述する。
【0026】トラックシーク回路62には、シーク信号
に応じてトラッキングコイル56を駆動する駆動信号を
発生するドライブ回路63が接続されている。トラック
差信号は、トラック差信号からノイズを除去するフィル
タ回路64及びアナログのトラック差信号をディジタル
信号に変換するA/D変換回路65に供給される。
【0027】A/D変換回路65には、バス66を介し
て、ディジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変
換回路67、ディジタルシステムの全体の制御を司るC
PU68及び後に説明するオフセット補正データがオフ
セット補正テーブルとして記憶されているメモリ69が
接続されている。CPU68は、光学ヘッド13を光デ
ィスク11の内周から外周まで移動させる際、A/D変
換回路65で変換されたトラック差信号に対応するデジ
タル出力をバス66を介して取り込んで現在光ビームが
シークしている光ディスク11上の領域を特定し、この
特定されたトラック領域に応じてメモリ69から対応す
るオフセット値を選定してD/A変換器67に出力して
いる。フィルタ回路64及びD/A変換回路67には、
D/A変換回路67からのオフセット補正信号及びフイ
ルターされたトラック差信号を加算する加算回路70を
介して、ガルバノミラー35をチルトさせる駆動コイル
71を駆動するドライブ回路72が接続されている。従
って、トラックシーク時及びトラッキング時には、加算
回路70によってオフセット補正の施されたトラック差
信号に応じた駆動信号がドライブ回路72から駆動コイ
ル71に供給され、ガルバノミラー35が微小角回転さ
れて光ビームが対応するトラックに追従される。また、
ガルバノミラー35が微小角回転されることによってト
ラック検出用検出器39では、図13に破線で示すよう
なビームスポットが実線で示すようにシフトされる。即
ち、移動に伴う移動光学系のオフセットが補正されてビ
ームスポットが常に検出器39の2つの検出領域の境界
上にその中心が位置されるよう検出器39上に形成され
る。
【0028】トラックシーク回路62及びトラック検出
回路61の減算器61aに接続されたドライブ回路63
は、トラックシーク時に、トラックシーク回路62から
出力されるシーク信号及びトラック検出回路61の減算
器61aからのトラック差信号に応答してトラッキング
コイル56を駆動する駆動信号を発生する。従って、図
3に示されるキャリッジ52Aが光ディスク11の半径
に沿って移動され、対物レンズ11が目標とするトラッ
クに向けられる。
【0029】図5には、図1に示されたトラックシーク
回路62がブロックで示されている。図1及び図5を参
照してトラックシーク動作、アクセス動作を説明する。
入力装置、例えば、キーボード80から検索すべき情報
に関する条件が入力されると、CPU68でこの条件が
解読されて検索されるべきトラッキングガイドが決定さ
れる。従って、現在光学ヘッドが検索しているトラッキ
ングガイドのトラッキングアドレスと検索されるべきト
ラッキングガイドのトラッキングアドレスとの差が演算
でもとめられ、レーザビームが横切るべきトラッキング
ガイドの数が決定される。このトラッキングガイドの数
は、CPU68からトラックシーク回路62のトラック
カウンタ21に供給され、セットされる。トラックカウ
ンタ21には、このトラックカウンタ21の種々のセッ
ト値に対応したシーク速度のデータが格納されている。
従って、トラックカウンタ21がセットされると、この
ROM25では、セットされたトラッキングガイドの数
をアドレスとしてこの数に対応する参照速度信号がテー
ブルから読み出される。この参照速度信号は、D/Aコ
ンバータ26でアナログの参照速度信号に変換されて比
較回路24に供給される。この時点では、実際のシーク
速度は、ゼロの為シーク参照速度がこのD/Aコンバー
タ26からドライブ回路63に供給される。従って、ト
ラック用コイル56に駆動電流が供給され、可動部13
Bが光ディスク11の半径方向に沿って移動が開始され
る。
【0030】光学ヘッド13の可動部13Bの移動が開
始されると、加算及び減算器46から差信号及び和信号
がトラックシーク回路62に供給される。トラックシー
ク回路62においては、差信号及び和信号は、夫々フイ
ルタ15、16で高周波ノイズが除去されて2値化回路
17、18によって図6(a)及び図6(b)に示すよ
うに2値化される。図6(b)に示す2値化された差信
号は、トラックカウンタ21に供給されて既にセットさ
れたトラック数がこの差信号によってカウントダウンさ
れる。
【0031】シーク動作中に、光ディスク11の偏心に
より一時的に信号がレベル反転すると、その期間だけカ
ウンタ21はアップカウントし、カウント出力が修正さ
れる。また、逆に、トラックカウンタ21は、方向検出
回路20からの信号がアップカウントを指定していると
きは、プリセットされた−カウントデータを2値化回路
17の出力にともなってアップカウントする。すると、
光スポットが目標トラックに近づくにつれカウンタ21
のカウント出力の値が増加し、目標トラックに到達する
とカウント値はゼロになる。
【0032】このようなトラックカウンタ21からは、
トラックカウンタ21の数値に対応する残余カウント信
号が残りトラック数としてCPU47にも取り込まれ
る。図6(a) に示す2値化された和信号は、方向検出回
路20に供給される。方向検出器20には、2値化差信
号も供給され、2値化和信号の立ち上がり、又は、その
立ち下がりに同期して2値化差信号をホールドすること
によって光学ヘッド13の可動部13Bの移動方向が検
出される。図6(a)及び図6(b)の比較から明らか
なように2値化和信号と2値化差信号とは、常に位相が
90゜ずれ、両者間には、90゜の位相差がある。しか
も、可動部13Bが光ディスク11の内方に向かう場合
には、図6(a)及び図6(b)に示すように2値化差
信号の位相が2値化和信号に比べて進むこととなり、ま
た、可動部13Bが光ディスク11の外方に向かう場合
には、図7(a)及び図7(b)に示すように2値化差
信号の位相が2値化和信号に比べて遅れることとなる。
従って、2値化和信号の立ち上がりで2値化差信号をホ
ールドすると、図6(a)及び図6(b)に示すように
可動部13Bが光ディスク11の内方に向かう場合に
は、高レベルの信号がホールドされることとなり、図7
(a)及び図7(b)に示すように光学ヘッド13の可
動部13Bが光ディスク11の外方に向かう場合には、
低レベルの信号がホールドされることとなる。この高レ
ベル或は、低レベルの方向信号が方向検出器20からト
ラックカウンタ21に供給され、このトラックカウンタ
21は、この方向信号に応じて2値化差信号をカウンと
し、その内容をカウントアップ或は、カウントダウンし
ている。尚、上述した実施例においては、2値化和信号
の立ち上がり、又は、その立ち下がりで2値化差信号が
ホールドされているが、2値化差信号の立ち上がり、又
は、その立ち下がりで2値化和信号がホールドされても
良い。
【0033】また、2値化和信号及び2値化差信号は、
パルスジェネレータ22に供給される。このパルスジェ
ネレータ27には、トラックカウンタ21からの残余ト
ラック信号が供給され、この残余トラック信号に依存し
て2つのモードのいずれかで作動される。即ち、残余ト
ラック信号が意味する残りトラック数に応じてパルスジ
ェネレータ27は、高速モード及び低速モードのいずれ
かの動作モードが選定される。高速モード及び低速モー
ドのいずれかの動作モードが選定される理由は、速度制
御における目標速度は、残りトラック数によって決定さ
れ、残りトラック数が少なくなるほど、目標速度は遅く
なるように定められるからである。即ち、残りトラック
数が所定値よりも少ない場合にはディスク11上の光学
ヘッド13の可動部13Bの移動速度は、光学ヘッド1
3の移動速度は、低速に維持されることが要求され、逆
に残りトラック数が多い場合には、光学ヘッド13の移
動速度は、高速に維持されることが要求される。パルス
ジェネレータ22では、高速モードが選定された場合に
は、図8(a)に示す差信号の立ち上がりと立ち下がり
で図8(c)に示すようにパルスが発生される。また、
低速モードが選定された場合には、図8(a)に示す差
信号及び図8(b)に示す和信号の立ち上がり及び立ち
下がりで図8(d)に示すようにパルスが発生される。
【0034】パルスジェネレータ27で発生されたパル
スは、カウンタ28に供給され、このカウンタ28内に
おいて発生されるクロックでパルスの間隔がカウントさ
れる。即ち、高速モード時には、図8(c)に示すパル
スの間隔L1がカウントされ、低速モード時には、図8
(d)に示すパルスの間隔L2がカウントされる。この
カウントの結果は、カウント信号としてROM29に供
給される。このROM29では、カウント値をアドレス
としてカウント値の逆数に対応する実際の速度信号がテ
ーブルから読み出される。この実際の速度信号がD/A
コンバータ30に供給され、アナログ変換された実際の
速度信号が比較回路24に供給される。
【0035】参照速度信号発生器22では、同様にトラ
ックカウンタ21からの残余トラック信号がアドレスと
してROM25に供給されることから、残りトラック数
に応じた参照速度がROM25から読み出され、このア
ナログ参照速度が比較回路24に供給される。従って、
比較回路24からは、実際の速度と参照速度との差分に
相当する信号がドライバ63に与えられる。即ち、残り
トラック数が多い場合には、高速で可動部13Bが移動
され、残りトラック数が少ない場合には、低速で可動部
13Bが移動され、或は、可動部13Bに制動が与えら
れる。
【0036】上述したようにトラックシーク動作及びト
ラッキング動作が実行されるが、このシーク動作に際し
て差信号がメモリ69に格納されたオフセット補正デー
タで補正される。次に、このオフセット補正について図
9から図12を参照して説明する。
【0037】図9のステップ101で示すように装置が
作動されると、オフセット補正データを収集するために
光学ヘッド13の可動部13Bがホームポジションから
移動を開始し、図9のステップ102で示すように光デ
ィスク11の内周から外周までの全トラック領域を移動
されてオフセット値を求めるプリシークが実行される。
即ち、トラックシークおよびトラッキング動作を実行す
る前に、光学ヘッド13の可動部13Bが光ディスク1
1の内周から外周までの全トラック領域を移動される。
このプリシーク動作にともないトラック検出回路61の
減算器61aからは、図11(a)に示すようなトラッ
ク差信号、即ち、プッシュプル信号が発生され、このト
ラック差信号がA/D変換回路65を介してCPU68
に入力される。CPU68は、ROM72に格納した手
順に従ってステップ103に示すようにプッシュプル信
号の最大値及び最小値を次々と求め、ステップ104に
示すようにこの最大値及び最小値からプッシュプル信号
の中間値を定め、トラック番号をアドレスとしてメモリ
69にその中間値を格納する。ステップ106で示すよ
うに図10に示すようにトラック番号をグループ化し
て、例えば、100番毎のグループに分けて、そのグル
ープの中間値の平均を求め、ステップ107で示すよう
にその平均中間値をオフセット補正値を補正データテー
ブルとしてメモリ69に格納する。光ディスク13の可
動部13Bが光ディスク11の内周から外周までをプリ
シークし、このプリシークに伴い発生されるオフセット
補正バイアス値が補正データテーブルとしてメモリ69
に格納されると、ステップ108に示すようにオフセッ
ト補正値を求める一連の動作が終了される。
【0038】図10に示される格納テーブル69aは、
たとえばトラック差信号の振幅を16分割(0〜FF)
としたときの、その中心に対する補正データ即ち、オフ
セット値を、光ディスク11上の全トラック領域を10
0トラック単位の各領域ごとに記憶するものである。こ
の例の場合、次に記述するようにトラックシーク時およ
びトラッキング時において、1〜100トラックの領域
に対するトラック差信号がそれに対応する補正データ7
Dによってオフセット補正が施されることになる。
【0039】このプリシーク動作の終了した状態で、ト
ラックシーク或はトラッキングが開始されると、光学ヘ
ッド13の可動部13Bの位置に応じて対応する補正デ
ータがメモリ69内より読み出され、D/A変換回路6
7を加算回路70に出力される。即ち、ステップ111
で示されるようにトラックシーク或はトラッキングが開
始されると、ステップ112で示すように光ビームが照
射されているスタートトラックがCPU68で読み出さ
れる。ステップ113で示すようにこの読み出されたト
ラック番号がアドレスとされてメモリ69からそのトラ
ック番号に対応するグループの補正バイアスデータが読
み出される。ステップ114で示すように読み出された
補正バイアスデータがD/A変換器70からアナログ信
号として出力され、ステップ115に示すように差信号
に加算される。ステップ116で示すようにガルバノミ
ラー35がチルトされて光学系の偏倚に基づくオフセッ
トを補正するように光ビームの向きが僅かに変えられ
る。従って、図13に示すように光検出器39上では、
ビームスポットが僅かにシフトされ、光ビームスポット
のセンターと光検出器の検出領域の境界が略一致され
る。このような状態でステップ117で示すようにシー
ク或はトラック動作が続行されると、シーク回路62の
トラックカウンタ21の残余トラックのカウント値がダ
ウンカウントされる。このトラックカウンタ21の残余
トラック数は、ステップ118で示されるようにCPU
68で読み出される。CPU68は、この残余トラック
数とスタートトラックから現在光ビームが横切っている
トラックのトラック番号を演算により求める。再び、ス
テップ113で示すようにこの読み出されたトラック番
号がアドレスとされてメモリ69からそのトラック番号
に対応するグループの補正バイアスデータが読み出され
る。図14で示すオフセット補正動作が繰り返されて可
動部13Bがいずれの位置に移動されても正確に差信号
にオフセット補正が図11(b)に示すように施され
る。
【0040】
【発明の効果】上記したように、光ディスクの位置に応
じてより正確にオフセットが補正できる。すなわち、光
学ヘッドを光ディスクの内周から外周までの全トラック
領域を移動させたときの、各領域におけるオフセット値
を補正データとして予め記憶しておき、トラックシーク
時およびトラッキング時に、光学ヘッドの位置に対応す
る補正データによって各領域ごとにトラック差信号の中
心を補正するようにしている。これにより、トラック差
信号のスレッシュホールドのレベルを各領域ごとに変化
させることができるため、光ディスクの位置に左右され
ることなく、より正確なオフセット補正の施されたトラ
ック差信号を得ることが可能となる。したがって、高精
度な制御が可能となり、安定したシーク動作および安定
したトラッキング動作が実現できるものである。
【0041】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、発明の要旨を変えない範囲において、種
々変形実施可能なことは勿論である。以上、詳述したよ
うにこの発明によれば、記録媒体の位置によらず、差信
号のオフセット補正を正しく行うことができ、安定した
シーク動作、および安定したトラッキング動作が可能な
記録媒体処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる光ディスク装置を
概略的に示すブロック。
【図2】図1に示された光学ヘッドの光学系を示す概略
図。
【図3】図1に示された固定部と移動部に分離された光
学ヘッドの移動部の構造を概略的に示す斜視図。
【図4】図1に示された光ディスク装置を概略的に示す
斜視図、
【図5】図1に示されたトラックシーク回路を概略的に
示すブロック図。
【図6】(a)及び(b)は、光ディスクの可動部が光
ディスクの外方から内方に向かう際に図5に示されたト
ラックシーク回路で発生される2値化差信号及び和信号
を示す波形図、
【図7】(a)及び(b)は、光学ヘッドの可動部が光
ディスクの内方から外方に向かう際に図5に示されたト
ラックシーク回路で発生される2値化差信号及び和信号
を示す波形図、
【図8】(a)及び(b)は、図5に示されたトラック
シーク回路で発生される2値化差信号及び和信号を示す
波形図、及び(c)及び(d)は、(a)及び(b)に
示された2値化差信号及び和信号の立ち上がり及び立ち
下がりに応じて発生されるパルスであって光学ヘッドの
可動部の速度を計測する為に図5に示されたトラックシ
ーク回路で発生されるパルスを示す波形図。
【図9】図1に示された光ディスク装置のメモリに格納
されるオフセット補正データを得るためのプリシーク動
作を示すフローチャート。
【図10】図1に示された光ディスク装置のメモリに格
納されるオフセット補正データのテーブルの記述例を示
す図。
【図11】(a)及び(b)は、図1に示された光ディ
スク装置おけるプリシーク動作時に於ける差信号の波形
図、及びオフセット補正動作時に於ける差信号の波形
図。
【図12】図10に示されたオフセット補正データのテ
ーブルを用いる補正動作を示すフローチャート。
【図13】トラック検出用の検出器を示す平面図、
【図14】(a)及び(b)は、トラック検出用の検出
器からの検出信号の差信号及びその2値化信号を示す。
【図15】(a)及び(b)は、トラック差信号及び適
切にオフセット補正されたトラック差信号を示す。
【図16】(a)及び(b)は、トラック差信号及び不
十分なオフセット補正されたトラック差信号を示す。
【符号の説明】
11・・・光ディスク 13・・・光学ヘッド 13a・・・固定部 13b・・・可動部 17、18・・・2値化回路 20・・・方向検出器 21・・・トラックカウンタ 22・・・参照速度信号発生器 23・・・速度検出回路 31・・・半導体レーザ 35・・・ガルバノミラー 51・・・フォーカスアクチュエータ 52・・・リニアモータ 64・・・フイルタ回路 69・・・メモリ 70・・・加算器

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラッキングガイドを有する光ディスクに
    光ビームを照射する照射手段と、 光ビームを検出して第1及び第2検出信号を発生する検
    出領域及びこの検出領域間にトラッキングガイドの像に
    沿って延出され、検出領域を分離する境界領域を有する
    光ディスクから反射された光ビームに応答する応答手段
    と、 第1及び第2検出信号から、前記検出領域上での光ビー
    ムの非対称性に起因して生じ、光ディスク上の光ビーム
    照射位置に依存して変化するオフセットレベルを有する
    差信号を発生する発生手段と、 このオフセットレベルに対応し、光ディスク上の光ビー
    ム照射位置に関係する補正データを記憶する記憶手段
    と、 光ビームが照射されている光ディスク上の位置に従って
    前記記憶手段から補正データを選定する選定手段と、 この選定された補正データを差信号に付与してオフセッ
    トレベルを低下させる付与手段と、 この付与手段からの差信号に応答してトラッキングガイ
    ドを横切って前記照射手段を移動する移動手段と、 を具備することを特徴とする光ディスク上に記録された
    データを光学的に処理する光ディスク装置。
  2. 【請求項2】光ディスクから前記応答手段の検出領域に
    光ビームをガイドし、前記付与手段からの差信号に応答
    して光ビームを偏倚して前記検出領域上に光ビームを前
    記境界領域に関し略対称に照射するガイド手段を更に具
    備することを特徴とする請求項1の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】前記ガイド手段は、前記付与手段からの差
    信号に応答してトラッキングガイドに向けて光ビームを
    向ける手段を含むことを特徴とする請求項2の光ディス
    ク装置。
  4. 【請求項4】前記ガイド手段は、前記付与手段からの差
    信号に応答して傾動されるガルバノミラーを含むことを
    特徴とする請求項2の光ディスク装置。
  5. 【請求項5】前記第1及び第2検出信号を加算して加算
    信号を発生する加算手段と、 前記差信号及びこの加算信号を処理して光ディスク上で
    光ビームが移動する方向及び移動速度を検出する方向速
    度検出手段と、 を更に具備することを特徴とする請求項1の光ディスク
    装置。
  6. 【請求項6】光ビームによって光ディスク上で横切られ
    たトラッキングガイドの数を確認し、この数をセットす
    るセット手段と、 このセットされた数から光ビームが照射されているトラ
    ッキングガイドの位置を検出する位置検出手段と、 を更に具備することを特徴とする請求項1の光ディスク
    装置。
  7. 【請求項7】トラッキングガイドを有する光ディスクに
    光ビームを照射する照射手段と、 光ビームを検出して第1及び第2検出信号を発生する検
    出領域及びこの検出領域間にトラッキングガイドの像に
    沿って延出され、検出領域を分離する境界領域を有する
    光ディスクから反射された光ビームに応答する応答手段
    と、 第1及び第2検出信号から、前記検出領域上での光ビー
    ムの非対称性に起因して生じ、光ディスク上の光ビーム
    照射位置に依存して変化するオフセットレベルを有する
    差信号を発生する発生手段と、 トラッキングガイドを横切って前記照射手段を移動する
    移動手段と、 この移動手段を付勢して光ビームで光ディスクを走査
    し、光ディスク上の光ビーム照射位置及び差信号からオ
    フセットレベルを検出して光ディスク上の光ビーム照射
    位置及びオフセットレベルに関係する補正データを発生
    する付勢手段と、 光ビーム照射位置に関係するこの補正データを記憶する
    記憶手段と、 光ビームが照射されている光ディスク上の位置に従って
    前記記憶手段から補正データを選定する選定手段と、 この選定された補正データを差信号に付与してオフセッ
    トレベルを低下させてこの補正後の差信号に応答して前
    記移動手段を移動させる付与手段と、 を具備することを特徴とする光ディスク上に記録された
    データを光学的に処理する光ディスク装置。
  8. 【請求項8】光ディスクから前記応答手段の検出領域に
    光ビームをガイドし、前記付与手段からの差信号に応答
    して光ビームを偏倚して前記検出領域上に光ビームを前
    記境界領域に関し略対称に照射するガイド手段を更に具
    備することを特徴とする請求項7の光ディスク装置。
  9. 【請求項9】前記ガイド手段は、前記付与手段からの差
    信号に応答してトラッキングガイドに向けて光ビームを
    向ける手段を含むことを特徴とする請求項8の光ディス
    ク装置。
  10. 【請求項10】前記ガイド手段は、前記付与手段からの
    差信号に応答して傾動されるガルバノミラーを含むこと
    を特徴とする請求項8の光ディスク装置。
  11. 【請求項11】前記第1及び第2検出信号を加算して加
    算信号を発生する加算手段と、 前記差信号及びこの加算信号を処理して光ディスク上で
    光ビームが移動する方向及び移動速度を検出する方向速
    度検出手段と、 を更に具備することを特徴とする請求項7の光ディスク
    装置。
  12. 【請求項12】光ビームによって光ディスク上で横切ら
    れたトラッキングガイドの数を確認し、この数をセット
    するセット手段と、 このセットされた数から光ビームが照射されているトラ
    ッキングガイドの位置を検出する位置検出手段と、 を更に具備することを特徴とする請求項7の光ディスク
    装置。
  13. 【請求項13】光ディスクを回転する回転手段を更に具
    備することを特徴とする請求項7の光ディスク装置。
  14. 【請求項14】光ディスクを回転させる工程と、 回転されている光ディスクに光ビームを照射する工程
    と、 光ディスクのトラッキングガイドを横切るように光ビー
    ムを移動させ、 境界領域によって分離されている第1及び第2検出領域
    で光ディスクで反射された光ビームを検出して第1及び
    第2検出信号を発生させる工程と、 この第1及び第2検出信号から光ディスク上の光ビーム
    照射位置に依存して変化するオフセットレベルを有する
    差信号を発生させる工程と、 光ディスク上の光ビーム照射位置及び差信号のオフセッ
    トレベルを検出して光ディスク上の光ビーム照射位置及
    びオフセットレベルに関係する補正データを求め、これ
    を記憶する工程と、 光ディスク上の光ビーム照射位置で補正信号を選定し、
    選定された補正信号を差信号に付与してオフセットレベ
    ルを低下させる工程と、 この補正後の差信号に従ってトラッキングガイドを横切
    るように光ビームを移動させる工程と、 を具備する光ディスク上で予備走査を実行する方法。
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