JPH0683797B2 - 固体燃料スラリ製造装置 - Google Patents
固体燃料スラリ製造装置Info
- Publication number
- JPH0683797B2 JPH0683797B2 JP61088939A JP8893986A JPH0683797B2 JP H0683797 B2 JPH0683797 B2 JP H0683797B2 JP 61088939 A JP61088939 A JP 61088939A JP 8893986 A JP8893986 A JP 8893986A JP H0683797 B2 JPH0683797 B2 JP H0683797B2
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- JP
- Japan
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- slurry
- solid fuel
- coarse
- coal
- mill
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- Expired - Lifetime
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- Crushing And Grinding (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は固体燃料スラリ製造装置に係り、特に石炭や石
油コークスなどの固体燃料を、水などの液体と混合して
粉砕し、固体燃料スラリをつくるミル（粉砕機）を備え
た装置において、ストレーナ装置にスラリを送給する前
にスラリ排出部に設けたスクリーン装置により摩耗ボー
ルミルを含む粗大固形分を濾別し、さらに該粗大固形分
から、粗大固体燃料のみを分離し、回収して再利用でき
るようにした固体燃料スラリ製造装置に関するものであ
る。
油コークスなどの固体燃料を、水などの液体と混合して
粉砕し、固体燃料スラリをつくるミル（粉砕機）を備え
た装置において、ストレーナ装置にスラリを送給する前
にスラリ排出部に設けたスクリーン装置により摩耗ボー
ルミルを含む粗大固形分を濾別し、さらに該粗大固形分
から、粗大固体燃料のみを分離し、回収して再利用でき
るようにした固体燃料スラリ製造装置に関するものであ
る。
（従来の技術） ボイラなどの燃焼装置で使用する燃料としては、重油や
LNG等の流体燃料が盛んに使われていたが、昭和48年の
石油ショックを契機として、石炭燃料の見直しが行なわ
れ、ボイラ燃料として微粉炭が使われるようになった。
しかしながら、微粉炭を燃料とするには広大な貯炭場を
必要とし、また、微粉炭の安全な保管という問題もあ
る。そこで、微粉炭と重油を混合したCOM燃料は液体燃
料として取扱えることから開発が進められてきた。しか
し、COMは値段的にメリットが少ないということから、
微粉炭を界面活性剤などの添加剤と水で混合してスラリ
化した石炭・水スラリは、輸送や貯蔵などの面で取扱い
が容易となるので、ボイラなどの燃焼装置用燃料として
研究が進められている。石炭・水スラリは一般にCWM（C
oal Water Mixture）と呼ばれている。CWMを燃焼させる
ためにはできるだけ水分を少なくすることが熱効率的に
有利であるため、その石炭濃度を高くする努力が払われ
ている。また、燃焼性をよくするために石炭の粒度をあ
る値以下にすることが行なわれている。また、CWMを燃
焼させるには、燃焼炉内にCWMを微細に噴霧するが、こ
の噴霧はバーナに設けた小さなノズル孔を通して行な
う。したがって、CWMを構成する石炭粒子がノズル孔を
閉塞することがあってはならない。
LNG等の流体燃料が盛んに使われていたが、昭和48年の
石油ショックを契機として、石炭燃料の見直しが行なわ
れ、ボイラ燃料として微粉炭が使われるようになった。
しかしながら、微粉炭を燃料とするには広大な貯炭場を
必要とし、また、微粉炭の安全な保管という問題もあ
る。そこで、微粉炭と重油を混合したCOM燃料は液体燃
料として取扱えることから開発が進められてきた。しか
し、COMは値段的にメリットが少ないということから、
微粉炭を界面活性剤などの添加剤と水で混合してスラリ
化した石炭・水スラリは、輸送や貯蔵などの面で取扱い
が容易となるので、ボイラなどの燃焼装置用燃料として
研究が進められている。石炭・水スラリは一般にCWM（C
oal Water Mixture）と呼ばれている。CWMを燃焼させる
ためにはできるだけ水分を少なくすることが熱効率的に
有利であるため、その石炭濃度を高くする努力が払われ
ている。また、燃焼性をよくするために石炭の粒度をあ
る値以下にすることが行なわれている。また、CWMを燃
焼させるには、燃焼炉内にCWMを微細に噴霧するが、こ
の噴霧はバーナに設けた小さなノズル孔を通して行な
う。したがって、CWMを構成する石炭粒子がノズル孔を
閉塞することがあってはならない。
ボイラ用燃料として考えられているCWMは、その石炭濃
度は約60重量％以上の高濃度であり、その粒度は200メ
ッシュ通過量（74μｍ以下）約70〜80重量％であるが、
その最大粒子の粒径が噴霧ノズルのノズル孔を塞ぐもの
であってはならない。
度は約60重量％以上の高濃度であり、その粒度は200メ
ッシュ通過量（74μｍ以下）約70〜80重量％であるが、
その最大粒子の粒径が噴霧ノズルのノズル孔を塞ぐもの
であってはならない。
CWM製造装置の系統を第５図に示す。この装置は、複数
個のボール10を内蔵したミル３を回転する動力を供給す
る電動機１と、電動機の回転速度を減速し、かつ、その
回転力をミルに伝えるガースギヤ２と、ミルに石炭（あ
るいは石油コークス）12や界面活性添加剤13および水15
などを供給する供給口を備えたミル入口部４と、製造さ
れたスラリを取出すスラリ排出部５と、ミルから取出さ
れたスラリを一時貯留するサンプタンク６と、サンプタ
ンク６のスラリをストレーナ（濾過装置）８に送給する
サンプポンプ７とを有する。
個のボール10を内蔵したミル３を回転する動力を供給す
る電動機１と、電動機の回転速度を減速し、かつ、その
回転力をミルに伝えるガースギヤ２と、ミルに石炭（あ
るいは石油コークス）12や界面活性添加剤13および水15
などを供給する供給口を備えたミル入口部４と、製造さ
れたスラリを取出すスラリ排出部５と、ミルから取出さ
れたスラリを一時貯留するサンプタンク６と、サンプタ
ンク６のスラリをストレーナ（濾過装置）８に送給する
サンプポンプ７とを有する。
ストレーナ８に供給されたスラリは、モータ11により回
転されるかき取り装置を備えた金網8aにより所定粒度以
下のものが濾過されCWMの製品14として送り出される。
金網8aで濾過されなかった粒度の大きい石炭粒子は、戻
り配管９を経てミル３に戻される。
転されるかき取り装置を備えた金網8aにより所定粒度以
下のものが濾過されCWMの製品14として送り出される。
金網8aで濾過されなかった粒度の大きい石炭粒子は、戻
り配管９を経てミル３に戻される。
（発明が解決しようとする問題点） ミル出口５から取出されるスラリ中には、まだよく粉砕
されていない粗大な石炭粒子や石炭中に混入している粗
粒の石など、あるいは、ミル内に納められている石炭粉
砕用の鉄製のボールの摩耗して小さくなったものなどが
混入しており、これらが混入したままでストレーナ８に
送られると、金網8aにかかる負担が過大となり、金網8a
の濾過能力を相当余裕をもって設計していても、しばし
ば閉塞したり、場合によっては過大な負荷のため破損す
る。このストレーナ装置の故障は、CWM製造装置全体の
運転停止をもたらすので解決が急がれていた。
されていない粗大な石炭粒子や石炭中に混入している粗
粒の石など、あるいは、ミル内に納められている石炭粉
砕用の鉄製のボールの摩耗して小さくなったものなどが
混入しており、これらが混入したままでストレーナ８に
送られると、金網8aにかかる負担が過大となり、金網8a
の濾過能力を相当余裕をもって設計していても、しばし
ば閉塞したり、場合によっては過大な負荷のため破損す
る。このストレーナ装置の故障は、CWM製造装置全体の
運転停止をもたらすので解決が急がれていた。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し、スト
レーナ装置にスラリを送給する前に、スラリ排出部に設
けたスクリーン装置により粗大固形分を濾別してストレ
ーナ装置等における詰まり、閉塞を防止し、また該粗大
固形分から粗粉砕燃料のみを容易に回収して再利用に供
することができる固体燃料スラリ製造装置を提供するこ
とにある。
レーナ装置にスラリを送給する前に、スラリ排出部に設
けたスクリーン装置により粗大固形分を濾別してストレ
ーナ装置等における詰まり、閉塞を防止し、また該粗大
固形分から粗粉砕燃料のみを容易に回収して再利用に供
することができる固体燃料スラリ製造装置を提供するこ
とにある。
（問題点を解決するための手段） 本発明は、上記した問題点を解決するため、ミル出口に
スクリーン装置を設け、スラリ中の粗大固形分を分離
し、さらに該スクリーン装置の排出部に、該粗大固形分
中のよく粉砕されていない粗大な石炭粒子を、石炭中に
混入している石や、ボールが磨滅して小さくなったもの
から分離する粗粒室を設け、該粗大石炭粒子を回収して
再利用ができるようにしたものである。
スクリーン装置を設け、スラリ中の粗大固形分を分離
し、さらに該スクリーン装置の排出部に、該粗大固形分
中のよく粉砕されていない粗大な石炭粒子を、石炭中に
混入している石や、ボールが磨滅して小さくなったもの
から分離する粗粒室を設け、該粗大石炭粒子を回収して
再利用ができるようにしたものである。
すなわち、本発明は、固体燃料を液体とともに供給して
粉砕し固体燃料スラリをつくる、内部に複数個のボール
を備えたミル装置と、該ミル装置から上記スラリを排出
するスラリ排出部と、該排出スラリをストレーナ装置に
送る送給装置と、この送給されたスラリを濾過して所定
粒径以上の固体燃料を除去するストレーナ装置と、濾過
された所定粒径以下の固体燃料と液体よりなるスラリの
送出装置とを備えた固体燃料スラリ製造装置において、
前記スラリ排出部に、該排出スラリ中の粗大固体燃料と
摩耗ボールを分離するスクリーン装置を設け、さらに該
スクリーン装置の排出部に、該粗大固体燃料を摩耗ボー
ルから分離する粗粒室を設けたことを特徴とする固体燃
料スラリ製造装置に関する。
粉砕し固体燃料スラリをつくる、内部に複数個のボール
を備えたミル装置と、該ミル装置から上記スラリを排出
するスラリ排出部と、該排出スラリをストレーナ装置に
送る送給装置と、この送給されたスラリを濾過して所定
粒径以上の固体燃料を除去するストレーナ装置と、濾過
された所定粒径以下の固体燃料と液体よりなるスラリの
送出装置とを備えた固体燃料スラリ製造装置において、
前記スラリ排出部に、該排出スラリ中の粗大固体燃料と
摩耗ボールを分離するスクリーン装置を設け、さらに該
スクリーン装置の排出部に、該粗大固体燃料を摩耗ボー
ルから分離する粗粒室を設けたことを特徴とする固体燃
料スラリ製造装置に関する。
（実施例） 本発明の実施例を第１〜４図により説明する。第１図は
その軸方向を水平にして据付けられた円筒形のミル３に
おける、スラリを取出すミル出口５付近の正面図、第２
図は第１図のミルを上から見た正面図である。
その軸方向を水平にして据付けられた円筒形のミル３に
おける、スラリを取出すミル出口５付近の正面図、第２
図は第１図のミルを上から見た正面図である。
ミル出口５は軸受102で回転可能に支持されている。ミ
ルから出てきた石炭・水スラリ30は、円筒形金網のスク
リーン108で濾過され、比較的微細な微粒スラリ17はス
クリーン108の外周面から落下し、サンプタンク６の微
粒スラリ室106に貯蔵される。スクリーン108を通過でき
なかった粗大な石炭や石、ミルボール等は、スクリーン
108の先端部に設けた粗粒排出口114から排出され、サン
プタンク６の粗粒室110に貯えられる。スクリーン108の
金網の編目は16メッシュ程度としており、さきに説明し
た第５図におけるスクリーン８の金網8aの20〜30メッシ
ュに比較して粗くなっている。室106内の微粒スラリは
第５図に示すようにサンプポンプ７によりストレーナ８
に送られ、回転式金網8a（網目の大きさ約30メッシュ）
で濾過され製品COM14として貯蔵タンクに送り出され、
濾過されなかった粗粒は配管９を経てミル３に戻され
る。
ルから出てきた石炭・水スラリ30は、円筒形金網のスク
リーン108で濾過され、比較的微細な微粒スラリ17はス
クリーン108の外周面から落下し、サンプタンク６の微
粒スラリ室106に貯蔵される。スクリーン108を通過でき
なかった粗大な石炭や石、ミルボール等は、スクリーン
108の先端部に設けた粗粒排出口114から排出され、サン
プタンク６の粗粒室110に貯えられる。スクリーン108の
金網の編目は16メッシュ程度としており、さきに説明し
た第５図におけるスクリーン８の金網8aの20〜30メッシ
ュに比較して粗くなっている。室106内の微粒スラリは
第５図に示すようにサンプポンプ７によりストレーナ８
に送られ、回転式金網8a（網目の大きさ約30メッシュ）
で濾過され製品COM14として貯蔵タンクに送り出され、
濾過されなかった粗粒は配管９を経てミル３に戻され
る。
第３図はサンプタンクの詳細説明図である。微粒スラリ
室106のコーナ部にはコーナ湾曲プレート113を設け、第
２図に示すように攪拌機107でスラリを攪拌した際、コ
ーナ部にスラリが堆積して、長期間にわたる場合にスラ
リが固着するのを防止する。粗粒排出口114から排出さ
れた粗大な石炭粒子や石、あるいは摩耗して小さくなっ
たボールなどの混合物は、粗粒室内に設けた傾斜板109
上に落下する。傾斜板109は水平面に対し適当な角度で
傾斜して取付けられており、その先端109aの前方には粗
粒落下口111が設けられている。傾斜板109に落下した上
記混合物は、その斜面を下方に向けて転落していく。石
炭粒子は、石やボールに比し比重が小さいのでコガリ力
（速度）が小さい。また、ボールは形状的にも球形に近
く比重も大きいので一番コガリ力が大きい。
室106のコーナ部にはコーナ湾曲プレート113を設け、第
２図に示すように攪拌機107でスラリを攪拌した際、コ
ーナ部にスラリが堆積して、長期間にわたる場合にスラ
リが固着するのを防止する。粗粒排出口114から排出さ
れた粗大な石炭粒子や石、あるいは摩耗して小さくなっ
たボールなどの混合物は、粗粒室内に設けた傾斜板109
上に落下する。傾斜板109は水平面に対し適当な角度で
傾斜して取付けられており、その先端109aの前方には粗
粒落下口111が設けられている。傾斜板109に落下した上
記混合物は、その斜面を下方に向けて転落していく。石
炭粒子は、石やボールに比し比重が小さいのでコガリ力
（速度）が小さい。また、ボールは形状的にも球形に近
く比重も大きいので一番コガリ力が大きい。
このため、転落する物体のうち、石炭粗粒は粗粒落下口
111より粗粒室110中に落下する。一方ボールは落下口11
1を越えて摩耗ボール室112に落下する。石は比較的大き
いものは室112内に、小さいものは110室に落下する。11
4から上記混合物と一緒に排出された水分は粗粒室110内
に流下する。粗粒室内の粗粒炭は再度ミル内に戻され粉
砕される。なお、スラリ排出部から排出されるスラリ中
に摩耗ボールや、石などがない場合は、スクリーン108
は微粒スラリ17を微粒スラリ室106に、粗粒スラリは、
粗粒室110に分離して排出することになる。
111より粗粒室110中に落下する。一方ボールは落下口11
1を越えて摩耗ボール室112に落下する。石は比較的大き
いものは室112内に、小さいものは110室に落下する。11
4から上記混合物と一緒に排出された水分は粗粒室110内
に流下する。粗粒室内の粗粒炭は再度ミル内に戻され粉
砕される。なお、スラリ排出部から排出されるスラリ中
に摩耗ボールや、石などがない場合は、スクリーン108
は微粒スラリ17を微粒スラリ室106に、粗粒スラリは、
粗粒室110に分離して排出することになる。
第３図は鎖線Ｉ−Ｉ′を含む垂直面で切った仮想断面内
の視図により上記状況を示したのが第４図である。図
中、116は粗粒炭、115が摩耗ボールを示す。
の視図により上記状況を示したのが第４図である。図
中、116は粗粒炭、115が摩耗ボールを示す。
（発明の効果） 本発明によれば、ミルから取出されたスラリを、スクリ
ーンで濾過して、スラリ中の摩耗ボールや粗粒固体燃料
を除去したのち、最終製品ストレーナに供給して、所定
粒度以下のスラリ燃料を得るようにしたので、高価な最
終製品ストレーナにかかる負担を軽減することができ、
これにより、ストレーナの故障が少なくプラントの運転
停止を防止することができるとともに、スクリーンで分
離された粗粒石炭と摩耗ボールも選別可能としているの
で、粗粒石炭のみを容易に再利用することができる。
ーンで濾過して、スラリ中の摩耗ボールや粗粒固体燃料
を除去したのち、最終製品ストレーナに供給して、所定
粒度以下のスラリ燃料を得るようにしたので、高価な最
終製品ストレーナにかかる負担を軽減することができ、
これにより、ストレーナの故障が少なくプラントの運転
停止を防止することができるとともに、スクリーンで分
離された粗粒石炭と摩耗ボールも選別可能としているの
で、粗粒石炭のみを容易に再利用することができる。
第１図は、本発明の実施例であるスクリーン装置を備え
たミル出口正面図、第２図は、第１図の平面図、第３図
は、第１図の構成を詳細に説明するための斜視図、第４
図は、第３図のＩ−Ｉ′線を含む仮想垂直断面内の分離
機構の説明図、第５図は、CWM製造装置の系統図であ
る。 ３…ミル、５…スラリ排出部、６…サンプタンク、７…
サンプポンプ、８…ストレーナ、10…ボール、12…石
炭、13…界面活性添加剤、14…製品スラリ、15…水、10
6…微粒スラリ室、108…スクリーン、109…傾斜板、110
…粗粒室、111…粗粒落下口、112…摩耗ボール室、114
…粗粒排出口。
たミル出口正面図、第２図は、第１図の平面図、第３図
は、第１図の構成を詳細に説明するための斜視図、第４
図は、第３図のＩ−Ｉ′線を含む仮想垂直断面内の分離
機構の説明図、第５図は、CWM製造装置の系統図であ
る。 ３…ミル、５…スラリ排出部、６…サンプタンク、７…
サンプポンプ、８…ストレーナ、10…ボール、12…石
炭、13…界面活性添加剤、14…製品スラリ、15…水、10
6…微粒スラリ室、108…スクリーン、109…傾斜板、110
…粗粒室、111…粗粒落下口、112…摩耗ボール室、114
…粗粒排出口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ１０Ｌ 1/32 Ｃ 6958−4Ｈ
Claims (1)
- 【請求項１】固体燃料を液体とともに供給して粉砕し固
体燃料スラリをつくる、内部に複数個のボールを備えた
ミル装置と、該ミル装置から上記スラリを排出するスラ
リ排出部と、該排出スラリをストレーナ装置に送る送給
装置と、この送給されたスラリを濾過して所定粒径以上
の固体燃料を除去するストレーナ装置と、濾過された所
定粒径以下の固体燃料と液体よりなるスラリの送出装置
とを備えた固体燃料スラリ製造装置において、前記スラ
リ排出部に、該排出スラリ中の粗大固体燃料と摩耗ボー
ルを分離するスクリーン装置を設け、さらに該スクリー
ン装置の排出部に、該粗大固体燃料を摩耗ボールから分
離する粗粒室を設けたことを特徴とする固体燃料スラリ
製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61088939A JPH0683797B2 (ja) | 1986-04-17 | 1986-04-17 | 固体燃料スラリ製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61088939A JPH0683797B2 (ja) | 1986-04-17 | 1986-04-17 | 固体燃料スラリ製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62244454A JPS62244454A (ja) | 1987-10-24 |
| JPH0683797B2 true JPH0683797B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=13956852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61088939A Expired - Lifetime JPH0683797B2 (ja) | 1986-04-17 | 1986-04-17 | 固体燃料スラリ製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0683797B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9604182B2 (en) * | 2013-12-13 | 2017-03-28 | General Electric Company | System for transporting solids with improved solids packing |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6157251A (ja) * | 1984-08-30 | 1986-03-24 | バブコツク日立株式会社 | 湿式チユ−ブミル |
-
1986
- 1986-04-17 JP JP61088939A patent/JPH0683797B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62244454A (ja) | 1987-10-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |