JPH0683624U - ワークの間欠移送押出し装置 - Google Patents

ワークの間欠移送押出し装置

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JPH0683624U
JPH0683624U JP2574493U JP2574493U JPH0683624U JP H0683624 U JPH0683624 U JP H0683624U JP 2574493 U JP2574493 U JP 2574493U JP 2574493 U JP2574493 U JP 2574493U JP H0683624 U JPH0683624 U JP H0683624U
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JP
Japan
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transfer
work
pair
crank
transfer mechanism
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Pending
Application number
JP2574493U
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English (en)
Inventor
健二 小沢
明男 染谷
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Omori Machinery Co Ltd
Original Assignee
Omori Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 押出しアームの駆動速度を移送速度の半分に
なし得ると共に、機械振動バランスが良好なワークの間
欠移送押出し装置を提供する。 【構成】 間欠移送押出し装置1は、搬送開始位置から
搬送終端位置までワークwを間欠移送する無端ベルト1
04と、ワークwの両側を挟んでガイドする一対のガイ
ドレール102と、ガイドレール102の両側に共通の
軸103aを介して配置され、かつ無端ベルト104の
二回の停止動作毎に一回転する一対のクランクプレート
113にそれぞれ連繋して交互に往復動作する押出しア
ーム107と、各押出しアーム107の上部先端にL字
形をなして一体化され、ガイドレール102上を横切っ
た状態に配置されたプッシャ107bとからなり、無端
ベルト104の停止毎に、前記各プッシャ107bがガ
イドレール102の上部を平行に前進してワークwを排
出し、次いで上部側に円弧を描いて後退する軌跡で前記
各押出しアーム107を交互に往復動作させる構成とし
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ワークを搬送始端位置から搬送終端位置に間欠移送し、搬送終端位 置で次工程に押し出して受け渡す機構を備えたワークの間欠移送押出し装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
ワークを搬送始端位置から搬送終端位置に間欠的に整列搬送する間欠移送装置 として無端ベルト等でなるコンベアが良く知られているが、このような間欠移送 装置では、その搬送終端位置に供給されたワークを次々と次工程に受け渡すため の機構を必要とすることがある。
【0003】 そして、このような場合、受渡し機構には、間欠移送装置に同期して回転され るクランク軸と、一端が固定系に軸支された梃と、この梃の揺動端と前記クラン ク軸のクランク部とを連結する連接杆とからなるクランク機構を採用し、その連 接杆を押出しアームとしてその先端に取付けたプッシャで間欠移送装置の終端位 置に移送されてきたワークを次工程位置に押出すようにするのが一般的であり、 この際、プッシャは間欠移送装置の移送停止区間中に搬送終端位置上をほぼ水平 に前進移動してワークを押出し、次ぎの移送区間中には上方に退避しつつ後退し て円弧状に移動する往復運動軌跡を描くようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、移送機構が無端ベルト等のさほど機械振動が生じることがない 、いわゆる回転系であるのに対し、クランク機構は慣性力による機械振動を伴う 往復振動系であるので、移送速度を高速にするとクランク機構に過度な負担がか かると共に、振動や騒音などが過大になり、このため間欠移送装置側の能力に余 裕があるにもかかわらず、移送速度が制限されてしまうといった問題があった。
【0005】 本考案は以上の問題を解決するものであって、その目的は、押出しアームの駆 動速度を移送速度の半分になし得ると共に、機械的な振動バランスを良好に保ち 得、もって機械振動及び騒音の発生を可及的に低減できるワークの間欠移送押出 し装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案のワークの間欠移送押出し装置は、ワークを 搬送開始位置から搬送終端位置まで間欠移送する移送機構と、該移送機構に沿っ て設けられた一対のガイドレールと、該移送機構の搬送終端位置近傍に移送方向 に直交して配置され、該移送機構の二回の送り動作毎に一回転する回転軸と、該 ガイドレールの両外側に一対で配設され、該回転軸に相互に180度の位相角で 取付けられたクランク部に連繋されて出力端が交互に往復動作するクランク機構 と、該各クランク機構の出力端に一体的に取付けられて前記移送機構上を横切る プッシャと、からなり、該各プッシャは前記移送機構の停止毎に搬送終端位置上 を平行に前進して前記ワークを押出し、次いで上部側に円弧を描いて後退する軌 跡で交互に往復動作される、ことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
以上の構成によれば、回転軸の各クランク部が移送機構の1/2の同期速度で 一回転する間に、各クランク機構の出力端に取り付けたプッシャが交互に進退し て搬送終端位置に供給されたワークを次工程の供給位置に押出す。押出しアーム の先端に設けたプッシャの軌跡は前進時水平で後退時は上方に円弧状に退避する 軌跡であり、互いに干渉することなく、交互に押出し動作を行うことができる。 また、一対のクランク機構は相互に180°の位相角度をもって作動するから、 それぞれの往復振動系に生じる慣性力は互いに打ち消し合い、もって機械振動バ ランスが良好になって、振動及び騒音の発生が低減されると共に運転速度の限界 の向上が図れる。
【0008】
【実施例】 以下、本考案の一実施例を図面を用いて詳細に説明する。
【0009】 図1,2は本考案にかかるワークの間欠移送押出し装置をワークの抱合せ集積 移送装置に組み合わせて適用した場合を示すものである。この装置は錠剤を2× 5列に整列して包装したシート状のワークwを搬送始端位置から搬送終端位置で ある受渡し位置まで整列移送する本考案の間欠移送押出し装置1と、外周に捻回 可能に多数のクランプアーム2aが配置されて、移送装置1の搬送動作に同期し て間欠的に回動しつつ受渡し位置のワークwを受けとってこれを交互に反転させ つつ一方側に間欠回転するとともに、外周に多数のクランプアーム2aを捻回可 能に配置した回転ドラム2と、回転ドラム2に対する受渡し位置の180°対向 位置である受入位置で回転ドラム2と同期してワークwの受入動作を行い、ワー クw同士を抱合せ状態で順次積層状態に集積する集積装置3とから概略構成され ている。
【0010】 間欠移送押出し装置1は、移送方向に沿って水平配置された一対のメインフレ ーム101と、メインフレーム101の上部内側にこれと平行に配置固定された 一対のガイドレール102と、ガイドレール102の下部にあって、前記メイン フレーム101の前後端に回転可能に軸受されたプーリ103と、両プーリ10 3間に懸架され、ガイドレール102に平行に配置された搬送用の無端ベルト1 04と、ガイドレール102の搬送終端位置に配置された昇降フレーム106と 、ガイドレール102の両側部にあって、昇降フレーム106の上昇位置で終端 に搬送されたワークwを前記回転ドラム2側に交互に押出す一対の押出しアーム 107とからなっている。
【0011】 前記メインフレーム101,プーリ103,無端ベルト104,昇降フレーム 106等からなる移送機構の搬送開始位置は図示しないPTP包装装置に連続し 、ここから個々のシートに切り離されたワークwが供給される。
【0012】 そしてガイドレールの内側には図3に断面にして示すように、移送方向に沿っ てガイド溝102aが刻設され、ワークwの長手方向両端はこのガイド溝102 aに保持されて搬送ガイドされる。
【0013】 前記プーリ103は、間欠回転装置120にタイミングベルト121を介して 連繋し間欠的に回転する。また前記ベルト104の上部には前記のワークwを保 持する一対の突起104aが所定のピッチで多数突設され、プーリ103の間欠 回転によるベルト104の間欠移送動作によりワークwは順次その両端をガイド 溝102aに差し挾まれた状態で突起104aに押されて昇降フレーム106ま で順次整列搬送される。
【0014】 前記昇降フレーム106は、前記ガイドレール102の先端に昇降可能に配置 されたものであり、ガイドレール102の先端に連続する昇降フレーム106の 上部両側には前記ガイド溝102aに連通するガイド溝が刻設されているととも に、前部側はワークwの外形状に応じた溝形状の一対のL字形のワーク保持プレ ート108に対向している。
【0015】 昇降フレーム106の下部は、前記メインフレーム101の内側に一端を軸受 されたアーム109の先端にリンクレバー110を介して連結しているとともに 、前記間欠回転機構に連繋する軸111に設けたカム112のカムリード面にア ーム109に設けた一対のカムフォロア109aが摺接することで、昇降フレー ム106は前記ベルト104の停止毎にガイドフレーム102と同一面からその 上部に上昇してワーク保持プレート108に一致させる動作と、下降してガイド フレーム102と同一面に一致させる動作を繰返す。
【0016】 すなわち、昇降フレーム106は前記ベルト104の間欠回転動作に同期して 昇降し、前記ベルト102の送り動作時にはガイド溝102aと同列の高さ位置 で停止し、搬送終端のワークwをその一端側に保持し、引き続くベルト104の 停止時にはワーク保持プレート108まで上昇する動作を繰返す。
【0017】 前記各押出しアーム107は、後端を前記メインフレーム101を貫通して軸 受された共通の回転軸113aの両端に一体的に設けられたクランクプレート1 13に揺動可能に軸支されるとともに、先端を押出軌跡を作るための逆L字形の リンクレバー114の揺動端に連結したもので、これらクランクプレート113 ,押出しアーム107,リンクレバー114はいわゆるクランク機構を構成し、 その出力端となる押出しアーム107の上端にはこれと直交する形で前記ガイド レール102の上部に交差するアーム107aおよびこの先端に逆L字形をなし て移送方向に突出するプッシャ107bが固定配置されている。
【0018】 各押出しアーム107はその一方が前進位置に位置しているときに他方は後退 位置に位置すべく各クランクプレート113に連結されている。つまり、両側の クランクプレート113の各クランク部は相互に180°の位相角度が与えられ ている。
【0019】 また、一方のクランクプレート113にはギア115が一体に設けられ、この ギア115は歯数比が1/2のギア116に噛合し、このギア116は、タイミ ングベルト117およびプーリ118により昇降フレーム駆動用の軸111と同 一回転で回転し、これによってクランクプレート113は昇降フレーム106の 2往復毎に一回転する。
【0020】 この回転毎に、各押出しアーム107は昇降フレーム106の上昇停止時にお いて、その先端に設けられたプッシャ107bを図1および図4(a)〜(d) の想像線に示す軌跡[イ]で昇降フレーム106上と平行に前進させ、これをワ ークwの凸部に押し当てて昇降フレーム106からワーク保持プレート108側 に側に押出し、次いで上部側に円弧状の軌跡を描いて後退する動作を繰返す。
【0021】 この動作は一回転中で左右の押出しアーム107が交互に行い、一方のプッシ ャ107bが(a)のごとく後退位置に位置しているときは、他方は(c)のご とく前進位置に位置し、また前進時と後退時とでは各プッシャ107bは(b) ,(d)のごとく上下関係にあるため、互いに干渉することなく交互動作する。
【0022】 ワークwの押出し動作時においては、ワーク保持プレート108の内側にこれ と水平を保って前記クランプアーム2aが重畳して停止し、そのクランプ端を図 示しないアンクランプ機構によって開き、ワークwを挾み込む。次いで押出し動 作完了後のタイミングによりクランプし、回動することで次のクランプアーム2 aが受渡しプレート108の内側に位置するようになっており、順次クランプし たワークwを集積装置3側に回転させつつ移送する。
【0023】 各クランプアーム2aは回転ドラムに内蔵される図示しない傘歯車機構により 交互に反転しながら捻回されるもので、一方のクランプアーム2aは受渡しプレ ート108の内側で正位置に保持されている状態からこれと180°対向する受 入位置までの間に360°まで捻回され、同じく正位置で集積装置3側の受入位 置に停止する。また、他方のクランプアーム2aは受渡し位置では正位置に保持 され、これと180°対向する集積装置3側の受入位置までの間に360°+1 80°逆周り方向に捻回され、受入位置では裏返って停止する。
【0024】 したがって、集積装置3の受取位置ではこの表裏となって供給されたワークw を凹凸状に抱合せた状態で次々とその後部に配置された集積シュート3a内に積 層状態に集積し、次いで自動包装機などに供する。
【0025】
【考案の効果】
以上実施例によって詳細に説明したように、本考案にかかるワークの間欠移送 押出し装置にあっては、移送機構の1/2の同期速度でガイドレールの左右に配 置された各クランクが一回転する間に押出しアームが交互に進退して搬送終端位 置に供給されたワークを次工程の供給位置に順次押出す構成であるため、従来装 置と比較してその移送速度を同一とすれば、クランク機構でなる押出しアーム等 の往復振動系の動作速度は半分となり、移送速度に対するクランク機構系の負担 が軽減される。また、クランク機構でなる左右の往復振動系が相互に慣性力を打 ち消し合うので、機械振動バランスが良好になり、高速でワークを間欠移送し次 工程に受け渡すための機構として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るワークの間欠移送押出し装置を
ワークの抱合せ集積移送装置に適用した場合の全体構成
を示す説明図である。
【図2】同平面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】(a)〜(d)は押出しアームの動作を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 移送装置 102 ガイドフレーム 102a ガイド溝 104 無端ベルト 106 昇降フレーム 107 押出しアーム 107b プッシャ 113 クランクプレート 113a 軸 w ワーク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを搬送開始位置から搬送終端位置
    まで間欠移送する移送機構と、 該移送機構に沿って設けられた一対のガイドレールと、 該移送機構の搬送終端位置近傍に移送方向に直交して配
    置され、該移送機構の二回の送り動作毎に一回転する回
    転軸と、 該ガイドレールの両外側に一対で配設され、該回転軸に
    相互に180度の位相角で取付けられたクランク部に連
    繋されて出力端が交互に往復動作するクランク機構と、 該各クランク機構の出力端に一体的に取付けられて前記
    移送機構上を横切るプッシャと、 からなり、 該各プッシャは前記移送機構の停止毎に搬送終端位置上
    を平行に前進して前記ワークを押出し、次いで上部側に
    円弧を描いて後退する軌跡で交互に往復動作される、 ことを特徴とするワークの間欠移送押出し装置。
JP2574493U 1993-05-18 1993-05-18 ワークの間欠移送押出し装置 Pending JPH0683624U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021091531A (ja) * 2019-12-11 2021-06-17 日本電気硝子株式会社 ワークの移送方法及びワークの移送装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021091531A (ja) * 2019-12-11 2021-06-17 日本電気硝子株式会社 ワークの移送方法及びワークの移送装置

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