JPH0683542U - 入換表示装置 - Google Patents

入換表示装置

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JPH0683542U
JPH0683542U JP3124293U JP3124293U JPH0683542U JP H0683542 U JPH0683542 U JP H0683542U JP 3124293 U JP3124293 U JP 3124293U JP 3124293 U JP3124293 U JP 3124293U JP H0683542 U JPH0683542 U JP H0683542U
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JP
Japan
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light
emitting diode
interchange
display
replacement
Prior art date
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Pending
Application number
JP3124293U
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English (en)
Inventor
敏雄 斉藤
公一 高沢
浩 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
East Japan Railway Co
Original Assignee
East Japan Railway Co
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構内等に設置される機器数を減少させて設備
費および維持費の節減を可能とし、乗務員が確認すべき
選択範囲を狭めることで視認性と識別性を向上させ、表
示内容の自由度の向上により乗務員により多くの情報を
与える。 【構成】 多数の発光ダイオード素子をその集合発光面
が棒状になるように集合させることによって一発光ダイ
オードユニット4を構成し、複数の発光ダイオードユニ
ット4G,4Y1,4Y2,4Rを単一の表示面5に長
さ方向の向きが異なるように配置すると共に、長さ方向
の向きが同一の発光ダイオードユニット4相互間では発
光色を異なるものとし、複数の発光ダイオードユニット
のうちの各一、あるいは、二以上の組み合わせを、入換
信号機と入換標識の各現示に対応させている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、鉄道線路の構内等に設置される入換表示装置の改良に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
鉄道の駅構内、操車場、列車留置線など(以下構内等と称する)では通常多数 の分岐線路、交差線路、平行線路が網目状に設備されており、この構内等におけ る運転取扱および信号保安装置は一般の駅中間の線路における場合と設置方法が 異なる。
【0003】 構内等運転は25km/h以下の低速走行ではあるが、複雑な線路配線部分を 走行することになるので、進路の始端には入換信号機または入換標識(以下標識 類と称する)が設置されている。乗務員、あるいは、操車係(誘導員)は、この 標識類を確認することにより列車の進路情報を得る。
【0004】 入換信号機および入換標識は次のように区別して使用される。 (1)入換信号機・・・構内等の運転において、運転すべき進路の保安が確保さ れている場合に「進行」信号を現示する常置信号機の一種である。乗務員 が構内等において車両の運転をする場合には、この現示により運転条件・ 進路区別などの情報を得て車両の運転を行う。 (2)入換標識・・・車両の留置されている線路へ車両を連結しにいく場合、ま たは、車両を解放してくる場合、あるいは、その他車両の入換を行う場合 などにおいて、操車係に車両の移動承認を与えるものであり、発車後は操 車係の指示に従って構内等を運行することになる。
【0005】 すなわち、両者の違いは操作係の存否であり、入換信号機の場合は操作係が存 在しないが、入換標識の場合は操作係が存在することである。
【0006】 図5は、現用の標識類を示す図であり、図5(a)、図5(b)は入換標識、 図5(c)は入換信号機・入換標識兼用を示す。現用の標識類は灯列式であり、 灯列を構成する各灯火21の光源としては電球が使用される。また、電球前面の フレネルレンズは白色であり、それぞれ入換信号機または入換標識としてその用 途を区別する必要があるので、入換標識として使用される場合は図5(a)、図 5(b)に示すように使用され、両者を共用する場合、あるいは、入換信号機と する場合には、図5(c)に示すように、入換標識の下部に淡紫色の灯火による 入換信号機識別標識22(以下識別灯と称する)を付加することにより、入換標 識または入換信号機として機能させることもできる。
【0007】 いずれの場合も、灯列による進行現示と停止現示との区別は、線路が開通して いるときは図5(b)のように斜め右上がり方向に2つの灯火21が点火して進 行現示を行う。一方、線路が開通していないときは図5(a)、図5(c)のよ うに横方向に2つの灯火21が点灯して停止現示を行う。なお、左下の灯火21 は常時点灯している。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
一般に入換作業が行われる線路施設、すなわち、標識類を必要とする構内等の 環境は狭隘な場所が多く、標識類を機能別に多数設置するスペースを見出すのは 容易ではなく、また、標識類の下に識別灯を追加するだけの有効高さを標識類に 生み出すことも容易ではない。しかし、複雑となる車両の入換や構内運転をでき るだけ円滑に実施するために、現実には多数の標識類を雑多に設置せざるを得な い状況となっている。
【0009】 また、現用の灯列式標識類は、その構造および視認性から余り複雑な情報を表 示することはできず、表示できる運転条件は3種類までであり、車両の進路表示 については線路表示器を併設して3進路までを表示する。さらに多くの表示(多 進路表示)が必要となる場合には番号表示器を併設するか、あるいは、線路表示 式の入換標識を使用することになるが、後者は極めて大型の機器であり狭隘な環 境には適さない。
【0010】 このような課題を解決するためには、機器数の減少、表示方法の改善、表示の 視認性の向上などを図る必要があるが、現用の標識類のように灯列式の表示方法 ではその表現内容に限界があり、視認性と識別性を良好にした標識類を形成する ことは困難であると共に、電球の断線による機能停止とその復旧のための保守作 業などにも多くの問題がある。
【0011】 本考案の目的は、構内等に設置される機器数を減少させて設備費および維持費 の節減を可能とし、乗務員が確認すべき選択範囲を狭めることで視認性と識別性 を向上させ、表示内容の自由度の向上により乗務員により多くの情報を与えるこ とができる入換表示装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案は、多数の発光素子をその集合発光面が棒状になるように集合させるこ とによって一表示単位を構成し、複数の表示単位を単一の表示面に長さ方向の向 きが異なるように配置すると共に、長さ方向の向きが同一の表示単位相互間では 発光色を異なるものとし、複数の表示単位のうちの各一、あるいは、二以上の組 み合わせを、入換信号機と入換標識の各現示に対応させるようにしている。
【0013】
【作用】
本考案では、入換信号機と入換標識の各現示は、複数の表示単位のうちの各一 、あるいは、二以上の組み合わせが発光することによって行われる。たとえば、 入換信号機および入換標識の停止現示は、赤色で、横向きの表示単位が発光する ことによって、入換信号機の進行現示は、緑色で、縦向きの表示単位、および橙 色で、横向きの表示単位が発光することによって、入換標識の進行現示は、緑色 で、縦向きの表示単位、および橙色で、斜め向きの表示単位が発光することによ って、それぞれ行われる。
【0014】
【実施例】
図1は、本考案の一実施例である入換表示装置の正面図であり、図2は同じく その側面図である。
【0015】 入換表示装置1は堅牢な防水構造の灯箱本体2を備える。灯箱本体2の正面に は透明な表示窓3が設けられ、表示窓3の内側部に4組の発光ダイオードユニッ ト4(本考案の表示単位に相当)を装着した単一の表示面5が設けられる。
【0016】 発光ダイオードユニット4はそれぞれ多数の発光ダイオード素子をその集合発 光面が棒状になるようにマトリックス状に配列することによって形成され、長さ 方向の向きが異なるように配置される。そして、停止現示用には赤色の発光ダイ オードユニット4R、進行現示用には緑色の発光ダイオードユニット4Gおよび 2組の橙色の発光ダイオードユニット4Y1,4Y2が使用される。
【0017】 灯箱本体2の正面の表示窓3の上部および両側部には、昼間における視認性を 向上させるため深い庇6が設けられる。また、灯箱本体2の後部には通気口覆い 7を有する防水性の灯箱蓋8が取付けられる。そして、灯箱本体2の下部には配 線受口コネクタ9およびスタット10が設けられると共に灯箱台11が設けられ 、灯箱台11が地面に堅固に埋め込まれたポールなどの設置構造物に固定される 。
【0018】 図3は、発光ダイオードユニット4の配線図である。停止現示、および、入換 信号機としてまたは入換標識としての進行現示を行うためには、共通端子Dと該 当する発光ダイオードユニット4の接続端子A〜C間にそれぞれ選択的に電流が 供給され、規則正しい縦横のマトリックス状に配列された多数の発光ダイオード 素子が発光して棒状の図形表示を行う。
【0019】 図4は、本考案の一実施例である入換表示装置1の表示形態を示す図であり、 図4(a)および(c)は入換信号機および入換標識としての停止現示を示す図 、図4(b)は入換信号機としての進行現示を示す図、図4(d)は入換標識と しての進行現示を示す図である。
【0020】 停止現示を行うには、図3の停止用接続端子Aと共通端子D間に電流が供給さ れ、図4(a)および(c)に示すように停止現示用の赤色の発光ダイオードユ ニット4Rが発光して停止表示を行う。
【0021】 次に、入換信号機として進行現示を行うには、図3の入信用接続端子Bと共通 端子D間に電流が供給され、図4(b)に示すように緑色の発光ダイオードユニ ット4Gと橙色の発光ダイオードユニット4Y1が発光して入換信号機としての 進行表示を行う。
【0022】 さらに、入換標識として進行現示を行うには、図3の入標用接続端子Cと共通 端子D間に電流が供給され、図4(d)に示すように緑色の発光ダイオードユニ ット4Gと橙色の発光ダイオードユニット4Y2が発光して入換標識としての進 行表示を行う。
【0023】 このように、本考案では入換信号機と入換標識の両機能を単一の機器内に備え ることで入換信号機識別標識を不要とし、構内等に設置される機器数を減少させ ることにより設備費・維持費の節減を可能とすることができる。同時に、乗務員 が確認すべき表示の選択範囲を狭めると共に、入換表示に種々の色彩の縦横のマ トリックス状に配列された発光ダイオード素子群を採用することにより視認性を 向上させ、誤認性を減少させることができる。
【0024】 さらに、表示用の光源として発光ダイオード素子を使用することにより、表示 に必要な電力消費が従来の電球を使用する灯列式の約1/3となるので、電源ケ ーブルが従来より小断面のものでよく、従来の電力配線を使用するのであれば、 同一ケーブルでより多くの機器を制御する余裕が得られる。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、多数の発光素子をその集合発光面が棒 状になるように集合させることによって一表示単位を構成し、複数の表示単位を 単一の表示面に長さ方向の向きが異なるように配置すると共に、長さ方向の向き が同一の表示単位相互間では発光色を異なるものとし、複数の表示単位のうちの 各一、あるいは、二以上の組み合わせを、入換信号機と入換標識の各現示に対応 させるようにしているから、構内等に設置される機器数を減少させて設備費およ び維持費の節減を可能とし、乗務員が確認すべき選択範囲を狭めることで視認性 と識別性を向上させ、表示内容の自由度の向上により乗務員により多くの情報を 与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である入換表示装置の正面図
である。
【図2】本考案の一実施例である入換表示装置の側面図
である。
【図3】発光ダイオードユニットの配線図である。
【図4】本考案の一実施例である入換表示装置の表示形
態を示す図である。
【図5】現用の標識類を示す図である。
【符号の説明】
1 入換表示装置 2 灯箱本体 3 表示窓 4 発光ダイオードユニット(表示単位) 4G 緑色発光ダイオードユニット 4R 赤色発光ダイオードユニット 4Y1,4Y2 橙色発光ダイオードユニット 5 表示面 6 庇 7 通気口覆い 8 灯箱蓋 9 配線受口コネクタ 10 スタット 11 灯箱台 A 停止用接続端子 B 入信用接続端子 C 入標用接続端子 D 共通端子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入換信号機の機能と入換標識の機能とを
    兼ね備える入換表示装置であって、多数の発光素子をそ
    の集合発光面が棒状になるように集合させることによっ
    て一表示単位を構成し、複数の表示単位を単一の表示面
    に長さ方向の向きが異なるように配置すると共に、長さ
    方向の向きが同一の表示単位相互間では発光色を異なる
    ものとし、複数の表示単位のうちの各一、あるいは、二
    以上の組み合わせを、入換信号機と入換標識の各現示に
    対応させるようにした入換表示装置。
JP3124293U 1993-05-20 1993-05-20 入換表示装置 Pending JPH0683542U (ja)

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JP3124293U JPH0683542U (ja) 1993-05-20 1993-05-20 入換表示装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3124293U JPH0683542U (ja) 1993-05-20 1993-05-20 入換表示装置

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JPH0683542U true JPH0683542U (ja) 1994-11-29

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ID=12325919

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JP3124293U Pending JPH0683542U (ja) 1993-05-20 1993-05-20 入換表示装置

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JP (1) JPH0683542U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101159178B1 (ko) * 2011-05-13 2012-06-22 한국철도공사 일체형 입환표지 장치
JP5564137B1 (ja) * 2013-07-26 2014-07-30 株式会社エクスプロア 通行者注意喚起装置

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