JPH0683346B2 - 帯域圧縮方式型フアクシミリ装置 - Google Patents
帯域圧縮方式型フアクシミリ装置Info
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- JPH0683346B2 JPH0683346B2 JP57124997A JP12499782A JPH0683346B2 JP H0683346 B2 JPH0683346 B2 JP H0683346B2 JP 57124997 A JP57124997 A JP 57124997A JP 12499782 A JP12499782 A JP 12499782A JP H0683346 B2 JPH0683346 B2 JP H0683346B2
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- JP
- Japan
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- scanning
- scanning time
- memory
- time
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/04—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
- H04N1/17—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa the scanning speed being dependent on content of picture
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Signal Processing (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、例えば冗長度抑圧符号化方式を採用した帯域
圧縮方式型ファクシミリ装置に関する。
圧縮方式型ファクシミリ装置に関する。
低速あるいは中速フアクシミリ装置は、通常冗長度抑圧
符号化を行なわないため各主走査ライン(以下、単にラ
インという。)に対する走査時間が一定であり、等速の
紙送りによる副走査方式、いわゆる定速副走査方式が採
用されていた。又、冗長度抑圧符号化方式を採用する中
速フアクシミリ装置等では、1ラインに対する走査時間
が比較的長いため、この走査時間内の一部の時間で副走
査を行ない、かつ残りの時間で読取り又は記録等の主走
査を行なう間欠副走査方式も採用されていた。この前述
した2つの副走査方式は、双方とも比較的簡単な構成で
実現することができ、定速副走査方式では、低速走査ゆ
え各ライン間隔の送りむらや騒音が殆んどなく、又、間
欠副走査方式では、1ラインに対する走査時間が長いた
め本質的に送りむらや騒音を少なくすることができた。
符号化を行なわないため各主走査ライン(以下、単にラ
インという。)に対する走査時間が一定であり、等速の
紙送りによる副走査方式、いわゆる定速副走査方式が採
用されていた。又、冗長度抑圧符号化方式を採用する中
速フアクシミリ装置等では、1ラインに対する走査時間
が比較的長いため、この走査時間内の一部の時間で副走
査を行ない、かつ残りの時間で読取り又は記録等の主走
査を行なう間欠副走査方式も採用されていた。この前述
した2つの副走査方式は、双方とも比較的簡単な構成で
実現することができ、定速副走査方式では、低速走査ゆ
え各ライン間隔の送りむらや騒音が殆んどなく、又、間
欠副走査方式では、1ラインに対する走査時間が長いた
め本質的に送りむらや騒音を少なくすることができた。
しかしながら、近年フアクシミリ装置における高速伝送
の要求が高まり、主走査時間が短縮され、かつ冗長度抑
圧符号化方式を採用した高速フアクシミリ装置が普及
し、1ラインに対する最小走査時間が数msec程度の高速
処理が一般的となつてきた。
の要求が高まり、主走査時間が短縮され、かつ冗長度抑
圧符号化方式を採用した高速フアクシミリ装置が普及
し、1ラインに対する最小走査時間が数msec程度の高速
処理が一般的となつてきた。
このように冗長度抑圧符号化方式を採用した高速フアク
シミリ装置では、各ラインに対する走査時間が可変であ
るため定速副走査方式を採用することは困難であり、
又、1ラインに対する走査時間が例えば1msec程度の短
時間となるとこの走査時間を2分割して利用する間欠副
走査方式では、特に伝達系や紙等の機械的負荷の大きな
副走査において超高速、高出力のステツプモータ等の駆
動源を必要とし、経済的に不利になるばかりか高速間欠
動作をするために生ずる騒音、紙送りの起動遅れ、オー
バーシュートによる送り量の不均一に基く送りむら等を
低減することができなかつた。
シミリ装置では、各ラインに対する走査時間が可変であ
るため定速副走査方式を採用することは困難であり、
又、1ラインに対する走査時間が例えば1msec程度の短
時間となるとこの走査時間を2分割して利用する間欠副
走査方式では、特に伝達系や紙等の機械的負荷の大きな
副走査において超高速、高出力のステツプモータ等の駆
動源を必要とし、経済的に不利になるばかりか高速間欠
動作をするために生ずる騒音、紙送りの起動遅れ、オー
バーシュートによる送り量の不均一に基く送りむら等を
低減することができなかつた。
本発明は、上記事情に着目してなされたもので、簡単な
構成にて騒音、起動遅れ、送りむら等を低減することが
できる経済的にも有利な帯域圧縮方式型ファクシミリ装
置を提供することを目的とする。
構成にて騒音、起動遅れ、送りむら等を低減することが
できる経済的にも有利な帯域圧縮方式型ファクシミリ装
置を提供することを目的とする。
そこで、本発明は、所定数のラインに対応する情報が格
納されるメモリの情報蓄積量に基づき、副走査の加速度
が一定となるように設定された複数の走査時間が格納さ
れた走査時間メモリから対応する走査時間を読み出し、
この走査時間により副走査制御を行なうことで上記目的
を達成した。
納されるメモリの情報蓄積量に基づき、副走査の加速度
が一定となるように設定された複数の走査時間が格納さ
れた走査時間メモリから対応する走査時間を読み出し、
この走査時間により副走査制御を行なうことで上記目的
を達成した。
以下、図面を参照しながら本発明を説明する。第1図は
本発明を適用した帯域圧縮方式型フアクシミリ装置のブ
ロツク図で、(a)は送信機、(b)は受信機を示す。
同図において、1aは送信原稿に記された情報を光学的に
読取り生の画情報を出力する読取り部、2aはパルスモー
タ等より構成され送信原稿を所定長紙送りする副走査
部、3は複数のライン分の生の画情報を格納する画情報
メモリとしてのラインメモリ、4aはラインメモリ3に格
納された画情報を冗長度抑圧符号化処理する符号器、5
は符号化された画情報が格納される符号化情報メモリと
してのバツフアメモリ、6は副走査制御部、7aはバツフ
アメモリ5に格納された符号化情報を回線を介して伝送
する伝送制御部、8は15(N=15)段階の走査時間が設
定された走査時間メモリ、1bは記録紙に対し入力する生
の画情報に基づき記録を行なう記録部、2bはパルスモー
タ等より構成された記録紙を所定長紙送りする副走査
部、4bは符号化された画情報を復号処理し生の画情報に
変換する復号器、7bは伝送された符号化情報を受信しバ
ツフアメモリ5に格納する伝送制御部である。
本発明を適用した帯域圧縮方式型フアクシミリ装置のブ
ロツク図で、(a)は送信機、(b)は受信機を示す。
同図において、1aは送信原稿に記された情報を光学的に
読取り生の画情報を出力する読取り部、2aはパルスモー
タ等より構成され送信原稿を所定長紙送りする副走査
部、3は複数のライン分の生の画情報を格納する画情報
メモリとしてのラインメモリ、4aはラインメモリ3に格
納された画情報を冗長度抑圧符号化処理する符号器、5
は符号化された画情報が格納される符号化情報メモリと
してのバツフアメモリ、6は副走査制御部、7aはバツフ
アメモリ5に格納された符号化情報を回線を介して伝送
する伝送制御部、8は15(N=15)段階の走査時間が設
定された走査時間メモリ、1bは記録紙に対し入力する生
の画情報に基づき記録を行なう記録部、2bはパルスモー
タ等より構成された記録紙を所定長紙送りする副走査
部、4bは符号化された画情報を復号処理し生の画情報に
変換する復号器、7bは伝送された符号化情報を受信しバ
ツフアメモリ5に格納する伝送制御部である。
ここで、走査時間メモリ8は、下記第1表に示す如く15
段階(N=15)の走査時間が格納され、1ライン最小走
査時間を1ラインの画情報の最小伝送時間と対応させた
1msecとし、第i段階目の走査時間Tiは なる関係に設定されている。この(1)式なる関係を満
す走査時間は、副走査の加速度が一定となるように設定
されたものであることを以下に説明する。
段階(N=15)の走査時間が格納され、1ライン最小走
査時間を1ラインの画情報の最小伝送時間と対応させた
1msecとし、第i段階目の走査時間Tiは なる関係に設定されている。この(1)式なる関係を満
す走査時間は、副走査の加速度が一定となるように設定
されたものであることを以下に説明する。
まず1走査ライン間隔Pが一定の場合、走査時間Ti-1,T
iの間に速度が各々Vi-2からVi-1,Vi-1からViに変化した
とき、その加速度が等しければ、 なる関係式が得られる。
iの間に速度が各々Vi-2からVi-1,Vi-1からViに変化した
とき、その加速度が等しければ、 なる関係式が得られる。
そこで、副走査速度Viは、Vi=P/Ti-1であるから、この
式を(2)式に代入すると、 になる。
式を(2)式に代入すると、 になる。
よって、(1)式は、副走査の加速度が一定となるよう
に設定された走査時間の式である。
に設定された走査時間の式である。
ここで、時間軸t上の(i−1)段階目の走査時間T
i-1、i段階目の走査時間Tiでの副走査速度の遷移の様
子を第3図に図示する。
i-1、i段階目の走査時間Tiでの副走査速度の遷移の様
子を第3図に図示する。
(i−1)段階目の走査時間Ti-1では副走査速度は、Vi
-2からVi-1に遷移し、i段階目の走査時間Tiでは副走査
速度はVi-1からViに遷移する。
-2からVi-1に遷移し、i段階目の走査時間Tiでは副走査
速度はVi-1からViに遷移する。
次に、第1図(a)に示す送信機の動作について説明す
る。まず、読取り部1aから出力された生の画情報はライ
ンメモリ3に一担蓄積された後、符号器4aで符号化さ
れ、更にバツフアメモリ5に格納される。そして、伝送
制御部7aはバツフアメモリ5に格納された符号化情報を
読み出し回線を介して伝送する。副走査制御部6は、ラ
インメモリ3及びバツフアメモリ5の情報蓄積量(ここ
では、蓄積情報のビツト数)を検出し、これに基づき走
査時間メモリ8に予め設定登録された走査時間を選択
し、この選択した走査時間に対応するように副走査部2a
を制御する。
る。まず、読取り部1aから出力された生の画情報はライ
ンメモリ3に一担蓄積された後、符号器4aで符号化さ
れ、更にバツフアメモリ5に格納される。そして、伝送
制御部7aはバツフアメモリ5に格納された符号化情報を
読み出し回線を介して伝送する。副走査制御部6は、ラ
インメモリ3及びバツフアメモリ5の情報蓄積量(ここ
では、蓄積情報のビツト数)を検出し、これに基づき走
査時間メモリ8に予め設定登録された走査時間を選択
し、この選択した走査時間に対応するように副走査部2a
を制御する。
さて、この副走査制御部6の走査時間選択動作について
第2図を参照しながら簡単に説明する。ここで、説明の
簡単化のため、ラインメモリ3の蓄積容量をL2(ビツト
数)、バツフアメモリ5の蓄積容量をM2(ビツト数)と
し、ラインメモリ3をL1(ビツト数)で2つに分け0か
らL1を等速領域、L1からL2を減速領域とし、バツフアメ
モリ5をM1(ビツト数)で2つに分け0からM1を加速領
域、M1からM2を等速領域とする。即ち、加速メモリをバ
ツフアメモリ5で、減速メモリをラインメモリ3で構成
した。以下にこれら加速メモリ及び減速メモリの説明を
行なう。副走査制御部6は、走査時間メモリ8に設定さ
れた走査時間の選択をこれらL1,M1(L1<L2,M1<M2)を
基準に判断し、走査時間の加速度を行なう。この走査時
間の選択は、以下のような比較により行なう。各メモリ
3,5の蓄積量を検出し得られたラインメモリ3の蓄積量
をL、バツフアメモリ5の蓄積量をMとすると、副走査
制御部6はこのL,MとL1,M1とを比較し、 (a) 0≦L<L1,0≦M<M1の時には、前ラインの走
査時間Tiより1段階速いTi-1を選択し、(加速) (b) 0≦L<L1,M1≦M<M2の時には、前ラインの
走査時間Tiと同じTiを選択し、(等速) (c) L1≦L≦L2,0≦M≦M2の時には、前ラインの走
査時間Tiより1段階遅いTi+1を選択し、(減速) 次の走査時間を決定する。
第2図を参照しながら簡単に説明する。ここで、説明の
簡単化のため、ラインメモリ3の蓄積容量をL2(ビツト
数)、バツフアメモリ5の蓄積容量をM2(ビツト数)と
し、ラインメモリ3をL1(ビツト数)で2つに分け0か
らL1を等速領域、L1からL2を減速領域とし、バツフアメ
モリ5をM1(ビツト数)で2つに分け0からM1を加速領
域、M1からM2を等速領域とする。即ち、加速メモリをバ
ツフアメモリ5で、減速メモリをラインメモリ3で構成
した。以下にこれら加速メモリ及び減速メモリの説明を
行なう。副走査制御部6は、走査時間メモリ8に設定さ
れた走査時間の選択をこれらL1,M1(L1<L2,M1<M2)を
基準に判断し、走査時間の加速度を行なう。この走査時
間の選択は、以下のような比較により行なう。各メモリ
3,5の蓄積量を検出し得られたラインメモリ3の蓄積量
をL、バツフアメモリ5の蓄積量をMとすると、副走査
制御部6はこのL,MとL1,M1とを比較し、 (a) 0≦L<L1,0≦M<M1の時には、前ラインの走
査時間Tiより1段階速いTi-1を選択し、(加速) (b) 0≦L<L1,M1≦M<M2の時には、前ラインの
走査時間Tiと同じTiを選択し、(等速) (c) L1≦L≦L2,0≦M≦M2の時には、前ラインの走
査時間Tiより1段階遅いTi+1を選択し、(減速) 次の走査時間を決定する。
具体的な実施例として、第1表及び第2表を用いて説明
すると、第1表において設定された各々の走査時間Ti
は、本実施例の場合、1ラインの最小走査時間T1を1ラ
インの画情報の最小伝送時間としてT1=1.00[msec]、
1ラインの最小走査時間T15を1ラインの画情報の最大
伝送時間としてT15=17.11[msec]とした場合、T2から
T14までの走査時間Tiを式(1)から求めたものであ
る。
すると、第1表において設定された各々の走査時間Ti
は、本実施例の場合、1ラインの最小走査時間T1を1ラ
インの画情報の最小伝送時間としてT1=1.00[msec]、
1ラインの最小走査時間T15を1ラインの画情報の最大
伝送時間としてT15=17.11[msec]とした場合、T2から
T14までの走査時間Tiを式(1)から求めたものであ
る。
また、下記に示す第2表は、1走査ラインの間隔Pを現
在使用されているファクシミリ装置の1走査ラインの間
隔の1例として、P=65[μm(マイクロメートル)]
と設定し、第1表に示す各々の走査時間Tiを用いて副走
査速度Vi=P/Ti-1を求め、 (Vi+1−Vi)/Ti=ai の式に、走査時間Tiと副走査速度Vi+1及びViとを代入し
て求めた加速度aiを示す表であるが、T15は最大伝送時
間であり、式(1)から求めたものではないので、走査
時間T15における加速度は除くものとする。
在使用されているファクシミリ装置の1走査ラインの間
隔の1例として、P=65[μm(マイクロメートル)]
と設定し、第1表に示す各々の走査時間Tiを用いて副走
査速度Vi=P/Ti-1を求め、 (Vi+1−Vi)/Ti=ai の式に、走査時間Tiと副走査速度Vi+1及びViとを代入し
て求めた加速度aiを示す表であるが、T15は最大伝送時
間であり、式(1)から求めたものではないので、走査
時間T15における加速度は除くものとする。
この第2表にからもわかるように、副走査制御部6によ
り、i段階目の走査時間Tiのつぎに、1段階遅いTi+1が
選択されたとき、走査時間がTiからTi+1に変化し、走査
速度が遅くなったとしても、この減速の際の加速度が誤
差が約±0.5[μm(マイクロメートル)/msec2]の範
囲でほぼ一定となるように各々の走査時間Tiが設定され
ている。
り、i段階目の走査時間Tiのつぎに、1段階遅いTi+1が
選択されたとき、走査時間がTiからTi+1に変化し、走査
速度が遅くなったとしても、この減速の際の加速度が誤
差が約±0.5[μm(マイクロメートル)/msec2]の範
囲でほぼ一定となるように各々の走査時間Tiが設定され
ている。
また、i段階目の走査時間Tiのつぎに、1段階速いTi-1
が選択されたとき、走査時間がTiからTi-1に変化し、走
査速度が速くなったとしても、同様に、この加速の際の
加速度がほぼ一定になるように各々の走査時間Tiが設定
されていることがわかる。
が選択されたとき、走査時間がTiからTi-1に変化し、走
査速度が速くなったとしても、同様に、この加速の際の
加速度がほぼ一定になるように各々の走査時間Tiが設定
されていることがわかる。
なお、本実施例においては、1走査ラインの間隔PをP
=65[μm(マイクロメートル)]として設定したが、
式(1)からもわかるように走査時間Tiを設定する際に
おいては1走査ラインの間隔Pは依存しないものであ
る。
=65[μm(マイクロメートル)]として設定したが、
式(1)からもわかるように走査時間Tiを設定する際に
おいては1走査ラインの間隔Pは依存しないものであ
る。
また、本発明においては、式(1)からもわかるよう
に、走査時間Tiは、(i−1)段階目の走査時間Ti-1及
び、(i−2)段階目の走査時間Ti-2を用いて求める
が、初期設定として1ラインの最小走査時間T1を1ライ
ンの最小伝送時間と対応させて設定した場合、次の段階
の走査時間T2は、加速度を予め所定値、例えばaと設定
し、 (V3−V2)/T2=a V3=P/T2 V2=P/T1 という関係式に、走査時間T1及び、1走査ラインの間隔
Pを代入することによって求めることができる。
に、走査時間Tiは、(i−1)段階目の走査時間Ti-1及
び、(i−2)段階目の走査時間Ti-2を用いて求める
が、初期設定として1ラインの最小走査時間T1を1ライ
ンの最小伝送時間と対応させて設定した場合、次の段階
の走査時間T2は、加速度を予め所定値、例えばaと設定
し、 (V3−V2)/T2=a V3=P/T2 V2=P/T1 という関係式に、走査時間T1及び、1走査ラインの間隔
Pを代入することによって求めることができる。
つまり、初期設定した走査時間T1と上記した関係式から
求められた2段階目の走査時間T2とを式(1)に代入す
ることによりT3を求めることができ、以下各々の段階の
走査時間Tiは(i−1)段階目の走査時間Ti-1及び、
(i−2)段階目の走査時間Ti-2を用いて式(1)に代
入することにより設定することができるものである。
求められた2段階目の走査時間T2とを式(1)に代入す
ることによりT3を求めることができ、以下各々の段階の
走査時間Tiは(i−1)段階目の走査時間Ti-1及び、
(i−2)段階目の走査時間Ti-2を用いて式(1)に代
入することにより設定することができるものである。
よって、本発明においては、前述の(b)などの速度変
化がない場合はもとより、前述の(a)及び(c)の場
合など、副走査速度が変化しても、速度変化は等加速に
なるので、急激な速度変化を防ぐことができる。
化がない場合はもとより、前述の(a)及び(c)の場
合など、副走査速度が変化しても、速度変化は等加速に
なるので、急激な速度変化を防ぐことができる。
このように、副走査制御部6は、走査時間を選択し、副
走査が等加速となるように制御する。
走査が等加速となるように制御する。
尚、第1図(b)に示す受信機においても同様の副走査
制御がなされる。
制御がなされる。
以上説明したように、本発明によれば、N段階の走査時
間を設定しておき、このうちのいずれか1つを主走査ラ
インに対応する情報が格納されるメモリの蓄積量に基づ
き順次選択し、走査速度の移行を等加速度的に行なつて
いるので、パルスモータ等の駆動源にとつて高速領域に
おいても低速領域と同じ出力で良いことになり、比較的
安価な小型の駆動源で副走査を構成できる。又、急激な
速度変化がないため、振動、騒音、送りむらも低滅する
ことができる。
間を設定しておき、このうちのいずれか1つを主走査ラ
インに対応する情報が格納されるメモリの蓄積量に基づ
き順次選択し、走査速度の移行を等加速度的に行なつて
いるので、パルスモータ等の駆動源にとつて高速領域に
おいても低速領域と同じ出力で良いことになり、比較的
安価な小型の駆動源で副走査を構成できる。又、急激な
速度変化がないため、振動、騒音、送りむらも低滅する
ことができる。
さらに、走査ラインの間隔が一定であるために、副走査
時間によって副走査を制御できるので簡単な構成及び制
御にて等加速度的に副走査の移行を行なえる。
時間によって副走査を制御できるので簡単な構成及び制
御にて等加速度的に副走査の移行を行なえる。
第1図(a),(b)は本発明を適用した帯域圧縮方式
型フアクシミリ装置のブロツク図、第2図は副走査制御
部6の動作を説明するためのブロツク図である。第3図
は、時間軸t上の走査時間Ti-1、走査時間Tiでの副走査
速度の遷移の様子を示す模式図である。 3……ラインメモリ、5……バツフアメモリ、6……副
走査制御部、8……走査時間メモリ、2a,2b……副走査
部。
型フアクシミリ装置のブロツク図、第2図は副走査制御
部6の動作を説明するためのブロツク図である。第3図
は、時間軸t上の走査時間Ti-1、走査時間Tiでの副走査
速度の遷移の様子を示す模式図である。 3……ラインメモリ、5……バツフアメモリ、6……副
走査制御部、8……走査時間メモリ、2a,2b……副走査
部。
フロントページの続き (72)発明者 橋爪 弘 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 東 京芝浦電気株式会社日野工場内 (72)発明者 関根 章夫 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 東 京芝浦電気株式会社日野工場内 (56)参考文献 特開 昭56−17568(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】所定の間隔で設定される主走査ラインの所
定数分に対応する情報が格納されるメモリと、 最小走査時間と最大走査時間との間でi段階目(iは自
然数)の走査時間Tiが の関係を満すようにN段階(Nは自然数:i<N)の走査
時間が設定登録された走査時間メモリと、 i段目の走査時間Tiによる走査後の走査時間を前記メモ
リの蓄積情報量に基づき、(i−1)段階目、i段階
目、(i+1)段階目のいずれか一の走査時間であるの
か判別する手段と、 該手段の判別結果に基づき前記走査時間メモリから対応
する走査時間を読み出し、この走査時間により副走査制
御を行なう手段と を備えたことを特徴とする帯域圧縮方式型ファクシミリ
装置。 - 【請求項2】主走査ラインの所定数分に対応する情報が
格納されるメモリを、生の画情報が格納される画情報メ
モリと、符号化された画情報が格納される符号化情報メ
モリとより構成したことを特徴とする特許請求の範囲第
(1)項記載の帯域圧縮方式型ファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57124997A JPH0683346B2 (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | 帯域圧縮方式型フアクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57124997A JPH0683346B2 (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | 帯域圧縮方式型フアクシミリ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5916462A JPS5916462A (ja) | 1984-01-27 |
JPH0683346B2 true JPH0683346B2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=14899330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57124997A Expired - Lifetime JPH0683346B2 (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | 帯域圧縮方式型フアクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0683346B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02306764A (ja) * | 1989-05-22 | 1990-12-20 | Tokyo Electric Co Ltd | ファクシミリ装置 |
US5253077A (en) * | 1990-10-10 | 1993-10-12 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Method of controlling digital copying machine |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5919663B2 (ja) * | 1979-07-23 | 1984-05-08 | 日本電信電話株式会社 | フアクシミリの副走査方法 |
-
1982
- 1982-07-20 JP JP57124997A patent/JPH0683346B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5916462A (ja) | 1984-01-27 |
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