JPH0683286U - ドリル・エンドミル立て - Google Patents

ドリル・エンドミル立て

Info

Publication number
JPH0683286U
JPH0683286U JP2866093U JP2866093U JPH0683286U JP H0683286 U JPH0683286 U JP H0683286U JP 2866093 U JP2866093 U JP 2866093U JP 2866093 U JP2866093 U JP 2866093U JP H0683286 U JPH0683286 U JP H0683286U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drill
frame
end mill
stored
shank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2866093U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2520658Y2 (ja
Inventor
一也 北川
Original Assignee
株式会社北川製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社北川製作所 filed Critical 株式会社北川製作所
Priority to JP1993028660U priority Critical patent/JP2520658Y2/ja
Publication of JPH0683286U publication Critical patent/JPH0683286U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2520658Y2 publication Critical patent/JP2520658Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドリルやエンドミルの保管の自由度を大幅に
向上し、しかもスムーズに保管し取出せるする。 【構成】 断面略コ字状のフレーム両側内面には複数の
保持毛が内方に向けて略水平にかつ先端間に保管すべき
最小ドリル径よりも小さい間隔をあけてフレーム長手方
向略全長にわたって設け、フレーム内に差し込まれたド
リル又はエンドミルのシャンクがその端面をフレーム底
面上に載置させた起立状態にて左右の保持毛間に弾性保
持されるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ドリルやエンドミルの保管の自由度を大幅に向上し、しかもスム ーズに保管し取出せるようにしたドリル・エンドミル立てに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、工場等でドリルを保管する場合、ドリル立ての上面に、ドルリ径に対 応して1mmずつ径の大きくなった丸穴を並べて明け、これにドリルを差し込み 、必要なドリルを容易に捜し出せるようにしていた。また、エンドミルについて も同様の保管方法が採用されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来のドリル・エンドミル立てでは、抜き差しの際にドリルやエンド ミルが丸穴の縁等に引っ掛かり易く、抜き差しがやりずらかった。
【0004】 また、ドリルやエンドミルの保管位置が径寸法毎に決まっていたので、頻繁に 使用されるドリル等を殆ど使用しないドリル等と一緒に保管しなければならず、 頻繁に使用するドリルを複数本用意し使用する場合にはその保管スペースがなく 、別途保管する必要があった。その結果、ドリル交換の度にドリルを取りに行か ねばならず、煩雑であった。
【0005】 さらに、作業中にドリルを交換した場合、作業者は使用済みのドリルをそれよ り径の大きな手近な丸穴に差し込みやすく、次に捜す際にドリル径の表示等に惑 わされて手間がかかるばかりでなく、正しい径の丸穴に差し込み直す必要があり 、この点でも煩雑であるという問題もあった。
【0006】 この考案は、かかる問題点に鑑み、ドリルやエンドミルの保管の自由度を大幅 に向上でき、しかもスムーズに保管し取出せるようにしたドリル・エンドミル立 てを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案に係るドリル・エンドミル立ては、フレームが両側面と底面とか らなる断面略コ字状を長手方向に連続させて形状をなし、その両側内面には保管 すべきドリル又はエンドミルの重量を支え得る弾性を有する複数の保持毛が内方 に向けて略水平にかつ先端間に保管すべき最小ドリル径よりも小さい間隔をあけ てフレーム長手方向略全長にわたって設けられており、フレーム内に差し込まれ たドリル又はエンドミルのシャンクがその端面をフレーム底面上に載置させた起 立状態にて左右の保持毛間に弾性保持されるようにしたことを特徴とする。
【0008】 保持毛はドリル等の重量を支えうる弾性を有するものであればよく、例えば金 属ワイヤや合成樹脂ワイヤを採用できる。この場合、複数の保持毛でドリル等の 重量を分散支持するので、かかる点を考慮して保持毛の弾性及び密度を設定すれ ばよい。フレームは両側面の間隔を大径のドリル等を保管する部分を小径のドリ ル等の保管する部分よりも大きくなるように形成してもよく、又その高さもドリ ル等のシャンク長さに応じて形成してもよい。
【0009】
【作用及び考案の効果】
フレーム内にドリル等のシャンクを差し込むと、シャンクは左右の保持毛間を 下方に抜け、その端面がフレーム底面に当たると、シャンクは保持毛によって起 立した状態に弾性保持される。ドリル等を抜く場合にはそのまま上方に引っ張れ ばドリル等のシャンクが保持毛から抜ける。従って、ドリルやエンドミルのシャ ンクが丸穴の縁等に引っ掛かることはなく、ドリル又はエンドミルを簡単かつス ムーズに抜き差しできる。
【0010】 また、従来のように保管位置が径寸法毎に決まっておらず、ドリルやエンドミ ルをフレーム長手方向の任意の位置に差し込めば保管できるので、頻繁に使用す るドリルを複数本用意し使用する場合にはそれをまとめて保管でき、作業性を向 上できる。
【0011】 さらに、作業中にドリルを交換する場合、使用済みのドリルをフレームの適当 な位置に差し込めばよいが、かかる場合、フレーム毎に保管すべきドリル径の寸 法範囲を定めて保管するか、あるいはフレーム長手方向を適当な範囲毎に分割し 、そこに保管すべきドリル径の寸法範囲を定めて保管するようにすると、次に所 望のドリル等をすぐに捜すことができ、しかもドリル等の差し込み直す必要がな く、非常に便利である。
【0012】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1及び図2は 本考案の一実施例によるドリル・エンドミル立てを示し、これはドリル立てに適 用した例である。図において、ドリル立て本体1は左右の側パネル2、背面パネ ル3及び底面パネル(図示せず)から構成され、底面パネルは四段の段階状に成 形され、又両側パネル2には荷重を受けるためのチャネル(図示せず)が取付け られている。
【0013】 上記底面パネルの各段にはフレーム4が載置されネジ等によって固定されてい る。このフレーム4は鉄板を用いて両側面40と底面41とからなる略コ字状の 両上端を内方に折り返した断面形状を長手方向に連続させた形状に折り曲げ形成 され、両側面40は保管すべきドリル6のシャンク60長さと略等しい高さに設 定されている。
【0014】 他方、取付パネル50はフレーム4の長さと略等しい長さを有し、該取付パネ ル50には保管すべきドリル6の重量を支え得る弾性を有する複数の金属ワイヤ 製の保持毛5が所定の密度でもってパネル50に対して略垂直に植毛されている 。この取付パネル50はフレーム4の両側内面に保持毛5を内方に向けかつその 先端間に保管すべき最小ドリル径よりも小さい間隔をあけてネジ等によって取付 けられている。なお、各段毎に保管するドリル径の寸法範囲が設定され、それに 応じてフレーム4等の寸法が設定されている。
【0015】 次に、作用効果について説明する。ドリル6を保管する場合、対応する段のフ レーム4内の適当な箇所にドリル6のシャンク60をその端面がフレーム底面4 1に当たるまで差し込む。すると、シャンク60は左右の保持毛5先端部分をか き分けながら下方に抜け、端面がフレーム底面41に当たると、シャンク60は 左右の保持毛5の弾性によって起立した状態に保持される。他方、ドリル6を抜 く場合にはそのまま上方に引っ張れば、ドリル6のシャンク60が保持毛5から 抜け出る。
【0016】 従って、従来のドリル立てのように、ドリルのシャンクが丸穴の縁等に引っ掛 かることはなく、ドリル6を簡単かつスムーズに抜き差しできる。
【0017】 また、従来のドリル立てのように保管位置がドリル径毎に決まっておらず、ド リル6を対応する段のフレーム4の任意の位置に差し込めば保管できるので、頻 繁に使用するドリル6を複数本使用する場合にはそれをまとめて保管することが できる。その結果、従来のドリル立てのように、別の場所に保管したドリル6を 取りにゆく必要がなく、手近なドリル立てから必要な同径のドリル6を取ること ができ、作業性を大幅に向上できる。
【0018】 さらに、作業中にドリル6を交換する場合、使用済みのドリル6を対応する段 のフレーム4の適当な位置に差し込めばよく、非常に便利であり、しかも次に所 望のドリル6をすぐに捜すことができ、さらにはドリル6の差し込み直す必要が ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例によるドリル立ての全体構
成を示す斜視図である。
【図2】 図1のAーA線断面図である。
【符号の説明】
1 トリル立て本体 4 フレーム 40 側面 41 底面 5 保持毛 6 ドリル 60 シャンク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームが両側面と底面とからなる断面
    略コ字状を長手方向に連続させた形状をなし、上記両側
    内面には保管すべきドリル又はエンドミルの重量を支え
    得る弾性を有する複数の保持毛が内方に向けて略水平に
    かつ先端間に保管すべき最小ドリル径よりも小さい間隔
    をあけてフレーム長手方向略全長にわたって設けられて
    おり、 上記フレーム内に差し込まれたドリル又はエンドミルの
    シャンクがその端面をフレーム底面上に載置させた起立
    状態にて左右の保持毛間に弾性保持されることを特徴と
    するドリル・エンドミル立て。
JP1993028660U 1993-04-30 1993-04-30 ドリル・エンドミル立て Expired - Lifetime JP2520658Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993028660U JP2520658Y2 (ja) 1993-04-30 1993-04-30 ドリル・エンドミル立て

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993028660U JP2520658Y2 (ja) 1993-04-30 1993-04-30 ドリル・エンドミル立て

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0683286U true JPH0683286U (ja) 1994-11-29
JP2520658Y2 JP2520658Y2 (ja) 1996-12-18

Family

ID=12254662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993028660U Expired - Lifetime JP2520658Y2 (ja) 1993-04-30 1993-04-30 ドリル・エンドミル立て

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2520658Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6344788U (ja) * 1986-09-10 1988-03-25
JPH0294086U (ja) * 1989-01-04 1990-07-26

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6344788U (ja) * 1986-09-10 1988-03-25
JPH0294086U (ja) * 1989-01-04 1990-07-26

Also Published As

Publication number Publication date
JP2520658Y2 (ja) 1996-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6935518B2 (en) System and apparatus for holding an item in storage
US6702128B2 (en) Storage system
EP1048245A2 (en) Slotted divider arrangement
US5396994A (en) Cap storage and display device
JPH0683286U (ja) ドリル・エンドミル立て
US5074420A (en) Free-standing rack assembly
WO1997046141A1 (en) Rim top table
JPH0747147Y2 (ja) 曲げ型キャビネット
JPH09172716A (ja) 配線用ダクト
CN215148933U (zh) 一种可对工具无差别固定的工具箱
CN216531767U (zh) 一种听力设备支架
JP6691997B1 (ja) ラック
CN220055843U (zh) 一种多用途绕线架
JP3015900U (ja) Tvゲーム機コントローラー用壁掛具
JPH0719335Y2 (ja) 押入れ用ハンガー掛け装置
JPH0455005Y2 (ja)
JPH0551191U (ja) 浴室収納具
US20070020970A1 (en) Pool Tool Organizer
JPH10174234A (ja) クランプホルダ−
US5566841A (en) Bar clamp holder
JP3090395U (ja) ティッシュペーパー箱の保持具
JP3479296B2 (ja) 押しピン式吊り下げ用具、及び、押しピン式吊り下げ用具の結束手段と分散手段を具備した器具。
JP3016282U (ja) 筆記具セット
JP2865492B2 (ja) 棚固定装置
JP3031850U (ja) 吊下げ式の整理袋