JPH0719335Y2 - 押入れ用ハンガー掛け装置 - Google Patents

押入れ用ハンガー掛け装置

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JPH0719335Y2
JPH0719335Y2 JP1990003680U JP368090U JPH0719335Y2 JP H0719335 Y2 JPH0719335 Y2 JP H0719335Y2 JP 1990003680 U JP1990003680 U JP 1990003680U JP 368090 U JP368090 U JP 368090U JP H0719335 Y2 JPH0719335 Y2 JP H0719335Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pole
hanger
supported
closet
guide groove
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990003680U
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English (en)
Other versions
JPH0394173U (ja
Inventor
恭平 来田
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Sekisui Jushi Corp
Original Assignee
Sekisui Jushi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は押入れの奥行き方向に取付けられ、そのハンガ
ー掛け本体を押入れから手前に引出して押入れ奥部に吊
した服等を取出しやすくした押入れ用ハンガー掛け装置
に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の押入れ用ハンガー掛け装置は、例えば第
7図の如く、押入れ(4)の奥行き方向に対向する壁面
(41),(41)間に取付けられるポール(5)と、この
ポール(5)とほぼ平行してポール(5)の下方に摺動
可能に支持される線材製のハンガー掛け本体(6)とか
らなり、ハンガー掛け本体(6)の長さ方向の後端部及
び中間部の上辺部がそれぞれ支持部材(7),(7)に
よりポール(5)に支持されると共に、上記支持部材
(7)がハンガー掛け本体(6)とは別体の複数部材か
ら形成されたものであった。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、かかる従来の押入れ用ハンガー掛け装置
は、ハンガー掛け本体(6)の長さ方向の後端部及び中
間部のみがポール(5)に支持されているだけであるた
め、ハンガー掛け本体(6)の前端側に第7図の如く荷
重(W)がかかると、収納時にクリープが発生し安定し
た状態でハンガー、服等を支持できなくなる問題点があ
った。しかも、ハンガー掛け本体(6)の前端部が支持
されず常に自由端となされていることから、ハンガー掛
け本体(6)をポール(5)に沿って押入れ(4)から
矢印(A)方向に引出す際にも引出しにくい問題点があ
った。又、ハンガー掛け本体(6)をポール(5)に支
持する支持部材(7)がハンガー掛け本体(6)とは別
体の複数部材から形成されているので、組立てに際して
手間がかかる問題点があった。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本考案押入れ用ハンガー掛け
装置は、押入れの奥行き方向に対向する壁面間に取付け
られるポールと、このポールとほぼ平行してポールの下
方に摺動可能に支持されるハンガー掛け本体とからなる
押入れ用ハンガー掛け装置において、ハンガー掛け本体
は、長さ方向の後端部及び中間部の上縁部にそれぞれ突
設一体化された筒状支持部がポールに挿通され、長さ方
向の前端部上縁部がポールの前端部に固定された支持具
のガイド溝に嵌め込まれて支持され、長さ方向の前端部
から中間部に亘る上縁部が順次この支持具のガイド溝内
に支持されながら摺動可能となされたものである。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本考案について説明する。
図面において、(1)はポールであって、押入れ(4)
の奥行き方向に対向する壁面(41),(41)間に取付け
られるようになされている。ポール(1)は汎用の圧着
式ポール、すなわち長さ方向に伸縮自在となされ、上記
壁面(41),(41)に突張って固定されるようになされ
ており、両端部には固定用釘穴やすべり止めゴムが設け
られたブラケット(11),(11)が取付けられている。
なお、このポール(1)は伸縮しない予め所定長さのポ
ールとなされて上記壁面(41),(41)間に固定されて
もよい。
(2)はハンガー掛け本体であって、一般に合成樹脂成
形品となされている。ハンガー掛け本体(2)は第1図
及び第3図の如く、周縁部にリブ(22)を有する断面I
形状の長尺板状基体(21)の長さ方向の後端部及び中間
部の上端部にそれぞれ筒状支持部(23),(23)が突設
一体化されている。基体(21)は長さ方向に沿って適宜
間隔をおいてハンガー掛け用孔(24),(24)…が列設
され、長さ方向の前端部に環状の把手(25)が設けられ
ている。筒状支持部(23)は基体(21)の上方へ延設さ
れた起立片の上端部にポール(1)が挿通される筒状部
が設けられて形成されている。
(3)は支持具であって、ハンガー掛け本体(2)の前
端部をポール(1)に支持するためのものである。支持
具(3)は合成樹脂、金属等から作製され、第4図の如
く1対の支持部材(31),(31)が嵌合されると共にボ
ルト(32)、ナット(33)により一体化されるようにな
されている。支持部材(31)はボルト孔(35)を有する
締付部(34)の上側にポール(1)に適合する嵌合湾曲
部(36)が設けられ、締付部(34)の下側にハンガー掛
け本体(2)の基体(21)の上縁リブ(22)が嵌まるガ
イド溝(37)が設けられている。
しかして、上記ハンガー掛け本体(2)は、長さ方向の
後端部及び中間部の筒状支持部(23),(23)がポール
(1)に挿通され、長さ方向の前端部がポール(1)の
前端部に固定された支持具(3)に支持されている。上
記支持具(3)は第5図及び第6図の如く支持部材(3
1),(31)の嵌合湾曲部(36),(36)どうしがポー
ル(1)を挟んで嵌合され、ボルト(32)、ナット(3
3)により締付けられてポール(1)に固定され、対向
するガイド溝(37),(37)内にハンガー掛け本体
(2)の基体(21)の上縁リブ(22)が嵌め込まれてい
る。又、ハンガー掛け本体(2)は上記ガイド溝(3
7),(37)及びリブ(22)をガイドとし、長さ方向の
前端部から中間部に亘る上縁リブ(22)が順次ガイド溝
(37),(37)内に支持されながらポール(1)の長さ
方向に沿って摺動可能となされている。
次に本考案ハンガー掛け装置の使用状態について説明す
ると、ポール(1)が押入れ(4)の奥行き方向に対向
する壁面(41),(41)に取付けられ、このポール
(1)とほぼ平行してポール(1)の下方にハンガー掛
け本体(2)が摺動可能に支持されており、第1図の如
く服等の収納時にハンガー掛け本体(2)が長さ方向の
後端部、中間部、前端部がポール(1)に支持された状
態となされる。又、押入れ(4)の奥側に吊した服を取
出す場合には、第2図の如くハンガー掛け本体(2)の
前端部把手(25)を持ってハンガー掛け本体(2)を矢
印の如く手前に引出せばよく、このときハンガー掛け本
体(2)がポール(1)前端部の支持具(3)をガイド
にして引出される。
(考案の効果) 以上詳述した如く、本考案ハンガー掛け装置は、ハンガ
ー掛け本体の長さ方向の後端部及び中間部が筒状支持部
によりポールに支持され、長さ方向の前端部が支持具に
よりポールに支持されているので、ハンガー掛け本体を
ポールに安定した状態で支持でき、従来の如くハンガー
掛け本体の前端部に荷重がかかってもクリープが発生し
がたく耐久性を向上させることができる。
又、ハンガー掛け本体がその前端部上縁部がポールの前
端部に固定された支持具のガイド溝内に支持されると共
に、前端部から中間部に亘る上縁部が順次上記ガイド溝
内に支持されながら摺動可能となされているので、ハン
ガー掛け本体をポールに沿って押入れから引出しあるい
は収納しやすい。
さらに、ハンガー掛け本体に筒状支持部が突設一体化さ
れているので、従来に比べ部材数が少なくなり組立てに
手間がかからず、コスト的にも割安とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案ハンガー掛け装置の一実施例を
示す正面図、第3図は本考案におけるハンガー掛け本体
の基体の断面図、第4図は本考案における支持具の分解
斜視図、第5図は本考案ハンガー掛け装置の前端部を示
す一部切欠正面図、第6図は第5図VI-VI線における拡
大断面図、第7図は従来のハンガー掛け装置の例を示す
正面図である。 1……ポール、2……ハンガー掛け本体、21……基体、
22……リブ、23……筒状支持部、3……支持具、31……
支持部材、37……ガイド溝、4……押入れ、41……壁
面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】押入れ(4)の奥行き方向に対向する壁面
    (41),(41)間に取付けられるポール(1)と、この
    ポール(1)とほぼ平行してポール(1)の下方に摺動
    可能に支持されるハンガー掛け本体(2)とからなる押
    入れ用ハンガー掛け装置において、ハンガー掛け本体
    (2)は、長さ方向の後端部及び中間部の上縁部にそれ
    ぞれ突設一体化された筒状支持部(23),(23)がポー
    ル(1)に挿通され、長さ方向の前端部上縁部がポール
    (1)の前端部に固定された支持具(3)のガイド溝
    (37)に嵌め込まれて支持され、長さ方向の前端部から
    中間部に亘る上縁部が順次支持具(3)のガイド溝(3
    7)内に支持されながら摺動可能となされたことを特徴
    とする押入れ用ハンガー掛け装置。
JP1990003680U 1990-01-18 1990-01-18 押入れ用ハンガー掛け装置 Expired - Lifetime JPH0719335Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1990003680U JPH0719335Y2 (ja) 1990-01-18 1990-01-18 押入れ用ハンガー掛け装置

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JP1990003680U JPH0719335Y2 (ja) 1990-01-18 1990-01-18 押入れ用ハンガー掛け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0394173U JPH0394173U (ja) 1991-09-25
JPH0719335Y2 true JPH0719335Y2 (ja) 1995-05-10

Family

ID=31507487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990003680U Expired - Lifetime JPH0719335Y2 (ja) 1990-01-18 1990-01-18 押入れ用ハンガー掛け装置

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JP (1) JPH0719335Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0425027Y2 (ja) * 1987-05-06 1992-06-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0394173U (ja) 1991-09-25

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