JPH0683270B2 - ノイズ防御装置 - Google Patents

ノイズ防御装置

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JPH0683270B2
JPH0683270B2 JP63308718A JP30871888A JPH0683270B2 JP H0683270 B2 JPH0683270 B2 JP H0683270B2 JP 63308718 A JP63308718 A JP 63308718A JP 30871888 A JP30871888 A JP 30871888A JP H0683270 B2 JPH0683270 B2 JP H0683270B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はデジタル信号を伝送する信号伝送線に誘起され
るノイズを簡便に排除するノイズ防御装置に関する。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題] 静電誘導によるノイズが伝送線路に混入するのを防止す
る従来方法は、専らノイズから逃れようとするものであ
り、遮蔽ケーブルを用いる方法及び光ファイバを用いる
方法等があった。
第2図は従来のノイズ防御方法を示す図である。遮蔽ケ
ーブルを用いる方法は、第2図(a)に示すように信号
源1から遮蔽ケーブル21を介して信号を伝送し、ノイズ
発生源15による電磁誘導ノイズ電流Nを遮蔽ケーブル21
の静電遮蔽層を介してアースに落としてしまうというも
のである。
しかし、遮蔽ケーブル21による遮蔽は静電誘導によるノ
イズに対しては充分な効果があるが、電磁誘導によるノ
イズに対しては、殆ど効果がないという問題点があっ
た。
このため、遮蔽ケーブル21を用いたものは専ら電磁誘導
によるノイズの少ない広場におけるマイクロフォン用ケ
ーブルや実験室、研究室内等における計測器類の接合用
に用いられていた。
強いて、電磁誘導によるノイズが発生する場所で使用す
るときは、第2図(b)に示すように遮蔽ケーブル21を
電磁遮蔽用の鋼鉄管路22等に収容する必要があり、遮蔽
ケーブル21の可撚性が著しく失なわれてしまう。このた
め、移動機械装置の接合が極めて困難になるという問題
点があった。
又、光ファイバーケーブルを用いる方法は、第2図
(c)に示すように、信号源1が出力する信号を電気/
光変換器23によって光信号に変換して、光ファイバ24を
介して光信号を伝送し、受信側で光信号を光/電気変換
器25によって電気信号に変換するというものである。
この光ファイバーケーブルを用いる方法は基本的に全て
の誘導ノイズの影響を受けないという特徴があり、固定
装置間を接合する手段として秀れた伝送特性を有する。
しかし、光ケーブル24自体の物理的強度が極めて弱いの
で、布設条件として多くの制約を受けるという問題点が
あった。
又、移動機械装置との接合に伴なって、光ケーブル24自
体が屈曲したり、光ケーブル24に引張り力が加わること
が許されないので、ロータリージョイント装置26等が別
途必要になり、装置全体の構造が複雑になり、かつ取扱
いも高度な技術を必要とするので、手軽に利用すること
が困難であるという問題点があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、
信号伝送線に誘起されるノイズを容易に排除できるノイ
ズ防御装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るノイズ防御装置は、デジタル電圧信号が1
次側に入力され、2次側から前記デジタル信号の立上が
り及び立下がりに対応した、急俊な尖頭波形状の立上り
及び立下がりを有するピーク波電圧信号を出力する第1
の絶縁型パルス変圧器と、第1の絶縁型パルス変圧器の
2次側に平行2線伝送線を介して1次側が接続される第
2の絶縁型パルス変圧器と、第2の絶縁型パルス変圧器
から出力される急俊な尖頭波形状のピーク波電圧信号の
立ち上がりによりセットされ、第2の絶縁型パルス変圧
器から出力される急俊な尖頭波形状のピーク波電圧信号
の急俊な尖頭波形状のピーク波電圧信号の立下がりによ
りリセットされ、セットからリセットまでの期間に対応
するパルス幅のパルス信号を出力することにより、デジ
タル電圧信号を再現する信号再現手段とを備えたもので
ある。
[作 用] 上記構成のノイズ防御装置においては、デジタル電圧信
号が1次側に入力される第1の絶縁型パルス変圧器によ
り、2次側から前記デジタル信号の立上がり及び立下が
りに対応した、急俊な尖頭波形状の立上り及び立下がり
を有するピーク波電圧信号が出力され、第1の絶縁型パ
ルス変圧器の2次側に平行2線伝送線を介して第2の絶
縁型パルス変圧器の1次側が接続され、信号再現手段に
より、第2の絶縁型パルス変圧器から出力される急俊な
尖頭波形状のピーク波電圧信号の立ち上がりによりセッ
トされ、第2の絶縁型パルス変圧器から出力される急俊
な尖頭波形状のピーク波電圧信号の急俊な尖頭波形状の
ピーク波電圧信号の立下がりによりセットされ、セット
からリセットまでの期間に対応するパルス幅のパルス信
号を出力することにより、デジタル電圧信号が再現され
る。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を添付図面を参照して詳細に説
明する。
第1図は本発明の一実施例に係るノイズ防御装置を備え
た信号伝送回路の回路図である。第1図において、1は
パルス電圧信号Pを出力する信号源、2は信号出力側の
パルス変圧器、3は平行2線伝送線、4は信号入力側の
パルス変換器であって、二次側に中間タップCを有して
いる。
5、6は定電流ダイオード、7、8はダイオード、9、
10はトランジスタ、11、12は電圧降下用の抵抗器、13は
セット端子Sがトランジスタ9に、リセット端子Rがト
ランジスタ10にそれぞれ接続されているフリップフロッ
プである。14は電源、15はノイズ発生源である。
次に、第1図に示したノイズ防御装置を備えた信号伝送
回路の動作について説明する。
まず、信号源1は伝送信号として、所定幅wのパルス電
圧信号Pを出力する。
パルス変圧器2は一次側にパルス電圧信号Pが印加され
ると、パルス電圧信号Pの立上りに対して急俊な尖頭波
形状の立上りを呈するとともに、デジタル電圧信号Pの
立下りに対して急俊な尖頭波形状の立下りを呈するピー
ク波電圧信号PPを二次側に出力する。
平行2線伝送線3はこのピーク波電圧信号PPを信号入力
側に伝送する。この場合、パルス電圧信号Pのパルス幅
wが相当長い場合でも、パルス電圧信号Pをそのまま伝
送したときに、出力側と入力側とで全く波形が異なって
しまうというような弊害は生じない。
信号入力側のパルス変圧器4は二次側巻線PC間にピーク
波電圧信号PPと同極性のピーク波パルス電圧信号PPO
出力するとともに、二次側巻線QC間にピーク波電圧信号
PPと逆極性のピーク波パルス電圧信号PNEを出力する。
トランジスタ9は定電流ダイオード5を介してピーク波
パルス電圧信号PPOが印加されると、ピーク波電圧信号P
POの急俊な尖頭波形状の立上りによりオンになる。この
場合、定電流ダイオード5はパルス電圧信号Pの波高値
が極めて高いときに、これに比例してトランジスタ9の
ベース電流が必要以上に増加するのを防止する。
トランジスタ9がオンになると、トランジスタ9のコレ
クタ電圧が0電位になり、フリップフロップ13がセット
される。このとき、フリップフロップ13の出力Qは高電
位に切り換り、その電位を保持する。
一方、トランジスタ10は定電流ダイオード6を介してピ
ーク波パルス電圧信号PNEが印加されると、ピーク波パ
ルス電圧信号PNEの急俊な尖頭波形状の立下りによりオ
ンになる。トランジスタ10がオンになるタイミングは、
ドランジスタ9がオンになった後、パルス電圧信号Pの
パルス幅wに対応する時間の経過後である。
トランジスタ10がオンになると、トランジスタ10のコレ
クタ電圧が0電位になり、フリップフロップ13がリセッ
トされる。このとき、フリップフロップ13の出力Qは0
電位に切り換り、その電位を保持する。
従って、フリップフロップ13の出力Qはパルス電圧信号
Pのパルス幅wに対応する時間だけ高電位になっている
ことになる。即ち、パルス信号電圧Pを再現したことに
なる。
なお、本実施例ではパルス幅wのパルス電圧信号Pの伝
送について説明したが、パルス幅が大幅に変化する不等
間隙のパルス電圧信号であっても、一般用の制御ケーブ
ル又は通信ケーブルを用いて、誘導ノイズの影響を受け
ることなく、パルス電圧信号を確実に伝送、即ち再現で
きる。
なお、ダイオード7、8はトランジスタ9、10のエミッ
タ・ベース間に加わる逆電圧によるトランジスタ9、10
の破損を防止する。
ところで、静電誘導によりノイズ発生源15のノイズ電圧
Enが伝送線路3に混入したときは、直接ac間又はbd間に
ノイズ発生源15を接続したものと見做せる。ノイズ電圧
Enが混入した場合、従来のノイズ防止方法にあっては、
b及びdを接地したときと同等の回路になる。このた
め、ac間に加わるノイズ発生源15のノイズ電圧Enはab
間、cd間に加わることになり、パルス変圧器2の一次側
及びパルス変圧器4の二次側にそれぞれノイズ電圧Enを
伝達してしまう。
これに対して、本実施例では平行2線伝送線3の両端末
をそれぞれパルス変圧器2、4で終端して大地から完全
に絶縁して、ノイズ源Enの閉鎖回路を遮断したので、平
行2線伝送線3に誘導された大地間のノイズ電圧Enは打
ち消され、パルス変圧器2の一次側及びパルス変圧器4
の二次側にノイズ電圧が伝達されないことになる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、デジタル電圧信号
が1次側に入力される第1の絶縁型パルス変圧器によ
り、2次側から前記デジタル信号の立上がり及び立下が
りに対応した、急俊な尖頭波形状の立上り及び立下がり
を有するピーク波電圧信号を出力し、第1の絶縁型パル
ス変圧器の2次側に平行2線伝送線を介して第2の絶縁
型パルス変圧器の1次側を接続し、信号再現手段によ
り、第2の絶縁型パルス変圧器から出力される急俊な尖
頭波形状のピーク波電圧信号の立ち上がりによりセット
され、第2の絶縁型パルス変圧器から出力される急俊な
尖頭波形状のピーク波電圧信号の急俊な尖頭波形状のピ
ーク波電圧信号の立下がりによりリセットされ、セット
からリセットまでの期間に対応するパルス幅のパルス信
号を出力することにより、デジタル電圧信号を再現する
ようにしたので、平行2線伝送線に混入したノイズを第
1及び第2の絶縁型パルス変圧器により遮断され、デジ
タル電圧信号をノイズの影響を受けずに伝送することが
できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るノイズ防御装置を備え
た信号伝送回路の回路図、第2図は伝送線路への誘導ノ
イズを防ぐ従来方法の説明図である。 1……信号源、2、4……パルス変圧器、3……平行2
線伝送線、5、6……定電流ダイオード、7、8……ダ
イオード、9、10……トランジスタ、11、12……抵抗
器、13……フリップフロップ、14……電源、15……ノイ
ズ発生源。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタル電圧信号が1次側に入力され、2
    次側から前記デジタル信号の立上がり及び立下がりに対
    応した、急俊な尖頭波形状の立上り及び立下がりを有す
    るピーク波電圧信号を出力する第1の絶縁型パルス変圧
    器と、 該第1の絶縁型パルス変圧器の2次側に平行2線伝送線
    を介して1次側が接続される第2の絶縁型パルス変圧器
    と、 該第2の絶縁型パルス変圧器から出力される急俊な尖頭
    波形状のピーク波電圧信号の立ち上がりによりセットさ
    れ、前記第2の絶縁型パルス変圧器から出力される急俊
    な尖頭波形状のピーク波電圧信号の急俊な尖頭波形状の
    ピーク波電圧信号の立下がりによりリセットされ、前記
    セットからリセットまでの期間に対応するパルス幅のパ
    ルス信号を出力することにより、デジタル電圧信号を再
    現する信号再現手段と を備えたことを特徴とするノイズ防御装置。
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