JPH0683204B2 - スクランブル・デスクランブル方式 - Google Patents
スクランブル・デスクランブル方式Info
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- JPH0683204B2 JPH0683204B2 JP61068715A JP6871586A JPH0683204B2 JP H0683204 B2 JPH0683204 B2 JP H0683204B2 JP 61068715 A JP61068715 A JP 61068715A JP 6871586 A JP6871586 A JP 6871586A JP H0683204 B2 JPH0683204 B2 JP H0683204B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、高速デジタルデータをBSI(Bit Sequence
Independency)化するためのスクランブル・デスクラン
ブル方式の改良に関する。
Independency)化するためのスクランブル・デスクラン
ブル方式の改良に関する。
(従来の技術) デジタル通信において、線路符号をBSI化することは必
要不可欠である。なぜなら、線路符号はマーク率が一定
で統計的に零連続が抑圧されていなければならず、もし
BSI化が十分でないと受信系においてジッタが発生した
り、送信系との同期が外れる確立が高くなるからであ
る。
要不可欠である。なぜなら、線路符号はマーク率が一定
で統計的に零連続が抑圧されていなければならず、もし
BSI化が十分でないと受信系においてジッタが発生した
り、送信系との同期が外れる確立が高くなるからであ
る。
そこで、従来より線路符号をBSI化する一手段としてス
クランブル・デスクランブル方式が用いられている。特
に、シフトレジスタと排他的論理和ゲートとによって構
成される回路により発生させた最大長周期符号系列信号
(以下M系列信号と称する)とデジタルデータとの排他
的論理和をとってスクランブルまたはデスクランブルを
かけるスクランブル・デスクランブル方式は、回路構成
が簡単であるうえ、線路符号のマーク率を一定化して統
計的零連続を制限し、かつジッタも抑圧するという優れ
た特徴をもっている。
クランブル・デスクランブル方式が用いられている。特
に、シフトレジスタと排他的論理和ゲートとによって構
成される回路により発生させた最大長周期符号系列信号
(以下M系列信号と称する)とデジタルデータとの排他
的論理和をとってスクランブルまたはデスクランブルを
かけるスクランブル・デスクランブル方式は、回路構成
が簡単であるうえ、線路符号のマーク率を一定化して統
計的零連続を制限し、かつジッタも抑圧するという優れ
た特徴をもっている。
しかし、このスクランブル・デスクランブル方式は、高
速データをスクランブルまたはデスクランブルする場合
に回路素子の動作速度の限界により制限を受ける。そこ
で従来、例えば第5図に示す如く高速シリアルデータを
分離回路1で並列データに変換して速度を下げ、この並
列データと並列M系列発生回路2から発生させた並列M
系列信号とを各系列毎に排他的論理和ゲート群3で各々
排他的論理和をとってスクランブルまたはデスクランブ
ルし、その後多重回路4でシリアルデータに変換するこ
とにより、高速デジタルデータをそのまま直列M系列信
号と排他的論理和をとってスクランブルまたはデスクラ
ンブルする場合と全く同じ効果をもつスクランブル・デ
スクランブル方式が用いられている。この方式で、従来
より採用されている並列M系例発生回路2としては、例
えば特公昭49−12786号に示されるように、互いに同一
パターンを有し、かつ相互間に所定の時間間係(位相関
係)を有するn個のM系列信号を所定の順序で順次繰返
し取出すことにより、n倍の速度を有する並列M系列信
号を得るものがある。
速データをスクランブルまたはデスクランブルする場合
に回路素子の動作速度の限界により制限を受ける。そこ
で従来、例えば第5図に示す如く高速シリアルデータを
分離回路1で並列データに変換して速度を下げ、この並
列データと並列M系列発生回路2から発生させた並列M
系列信号とを各系列毎に排他的論理和ゲート群3で各々
排他的論理和をとってスクランブルまたはデスクランブ
ルし、その後多重回路4でシリアルデータに変換するこ
とにより、高速デジタルデータをそのまま直列M系列信
号と排他的論理和をとってスクランブルまたはデスクラ
ンブルする場合と全く同じ効果をもつスクランブル・デ
スクランブル方式が用いられている。この方式で、従来
より採用されている並列M系例発生回路2としては、例
えば特公昭49−12786号に示されるように、互いに同一
パターンを有し、かつ相互間に所定の時間間係(位相関
係)を有するn個のM系列信号を所定の順序で順次繰返
し取出すことにより、n倍の速度を有する並列M系列信
号を得るものがある。
しかしながら、上述した従来方式では、並列M系列信号
を発生するシフトレジスタの段数または並列度が増加し
た場合に排他的論理和ゲートの数が非常に多くなる問題
があった。また、並列M系列信号は排他的論理和ゲート
の数に応じて発生タイミングが遅延することになるた
め、各系列間での排他的論理和ゲート数の差が大きくな
ると、それに応じて各系列間の遅延時間が大きくなって
スクランブル・デスクランブル動作に悪影響を与える問
題があった。
を発生するシフトレジスタの段数または並列度が増加し
た場合に排他的論理和ゲートの数が非常に多くなる問題
があった。また、並列M系列信号は排他的論理和ゲート
の数に応じて発生タイミングが遅延することになるた
め、各系列間での排他的論理和ゲート数の差が大きくな
ると、それに応じて各系列間の遅延時間が大きくなって
スクランブル・デスクランブル動作に悪影響を与える問
題があった。
(発明が解決しようとする問題点) 以上のように従来の方式は、スクランブル・デスクラン
ブル動作の高速化および安定化を図る上で難点を有する
もので、本発明はこの点に着目し、並列M系列信号の各
系列間の発生遅延時間差を無くしかつこの条件のもとに
発生遅延時間を最少にするようにし、これにより高速で
かつ安定性の高いスクランブルまたはデスクランブル動
作を行ない得て、データ速度が高速化した場合に特に好
適なスクランブル・デスクランブル方式を提供しようと
するものである。
ブル動作の高速化および安定化を図る上で難点を有する
もので、本発明はこの点に着目し、並列M系列信号の各
系列間の発生遅延時間差を無くしかつこの条件のもとに
発生遅延時間を最少にするようにし、これにより高速で
かつ安定性の高いスクランブルまたはデスクランブル動
作を行ない得て、データ速度が高速化した場合に特に好
適なスクランブル・デスクランブル方式を提供しようと
するものである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、疑似ランダムデータは互いに同一パターンを
有しかつ相互に所定の時間関係を有するn個(nは2の
K乗倍の自然数)の並列最大長周期符号系列信号を所定
の順序で繰返して取出すN段のシフトレジスタとQ個
(Qは1以上の自然数)の排他的論理和ゲートとからな
る回路から発生するように構成し、かつ排他的論理和ゲ
ートは発生すべき並列最大長周期符号系列信号を満足す
る複数種類のシフトレジスタとの接続組合わせに対して
各並列系列間の個数が均等となりかつそのうちで総数が
最少となるようにシフトレジスタに接続するようにした
ものである。
有しかつ相互に所定の時間関係を有するn個(nは2の
K乗倍の自然数)の並列最大長周期符号系列信号を所定
の順序で繰返して取出すN段のシフトレジスタとQ個
(Qは1以上の自然数)の排他的論理和ゲートとからな
る回路から発生するように構成し、かつ排他的論理和ゲ
ートは発生すべき並列最大長周期符号系列信号を満足す
る複数種類のシフトレジスタとの接続組合わせに対して
各並列系列間の個数が均等となりかつそのうちで総数が
最少となるようにシフトレジスタに接続するようにした
ものである。
すなわち、並列M系列信号を発生させるシフトレジスタ
のどの段間出力を取出して結合させれば排他的論理和ゲ
ート数が均等になるかを帰納的に解析し、並列M系列信
号の各系列間の排他的論理和ゲート数が相互に等しくな
るようにし、かつこの条件のもとで排他的論理和ゲート
の総数が最少になるように工夫したものである。
のどの段間出力を取出して結合させれば排他的論理和ゲ
ート数が均等になるかを帰納的に解析し、並列M系列信
号の各系列間の排他的論理和ゲート数が相互に等しくな
るようにし、かつこの条件のもとで排他的論理和ゲート
の総数が最少になるように工夫したものである。
(作用) この結果、並列M系列信号の発生タイミングの遅れ時間
は、各系列間で遅延時間差が無くかつ最少となり、これ
によりスクランブルまたはデスクランブル動作の高速化
および安定化が可能となる。
は、各系列間で遅延時間差が無くかつ最少となり、これ
によりスクランブルまたはデスクランブル動作の高速化
および安定化が可能となる。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例におけるスクランブル・デス
クランブル方式を適用したスクランブラの構成を示すも
のであるが、この実施例を説明する前に第2図乃至第4
図を参照して排他的論理和ゲートの数が各系列間で均等
でかつ総ゲート数が最少となる並列M系列を求める原理
について説明する。
クランブル方式を適用したスクランブラの構成を示すも
のであるが、この実施例を説明する前に第2図乃至第4
図を参照して排他的論理和ゲートの数が各系列間で均等
でかつ総ゲート数が最少となる並列M系列を求める原理
について説明する。
先ず、特公昭49−12786号によれば、互いに同一パター
ンを有し、かつ所定の相互時間関係を有するn個のM系
列信号を所定の順序を以て順次繰返し取出すことによっ
て上記M系列信号に対してn倍の速度を有するM系列信
号を得ることができ、上記n個のM系列信号はシフトレ
ジスタのいくつかの段間出力を排他的論理和ゲートで結
合すれば得られることが知られている。
ンを有し、かつ所定の相互時間関係を有するn個のM系
列信号を所定の順序を以て順次繰返し取出すことによっ
て上記M系列信号に対してn倍の速度を有するM系列信
号を得ることができ、上記n個のM系列信号はシフトレ
ジスタのいくつかの段間出力を排他的論理和ゲートで結
合すれば得られることが知られている。
具体的に説明すれば以下のようになる。一般に、M系列
をN段のシフトレジスタで発生させる場合、このNと並
列度nとが共通因数を持たず、特にnが2のべき乗、す
なわち2k(k=1,2,…)であるとき、n個の同一パタ
ーンのM系列信号間の位相差jを下式のようにとると、 j=2N−K n個のM系列信号を多重して得られるM系列は、もとの
M系列と同一パターンを有しながらその速度はn倍にな
る。
をN段のシフトレジスタで発生させる場合、このNと並
列度nとが共通因数を持たず、特にnが2のべき乗、す
なわち2k(k=1,2,…)であるとき、n個の同一パタ
ーンのM系列信号間の位相差jを下式のようにとると、 j=2N−K n個のM系列信号を多重して得られるM系列は、もとの
M系列と同一パターンを有しながらその速度はn倍にな
る。
次に、基準となる位相のM系列から位相がjビットだけ
進んだM系列を発生させるためには、N段のシフトレジ
スタのどの段間出力を取出して結合させればよいかを説
明する。第2図にN段シフトレジスタを用いたM系列発
生回路の構成を示す。F1〜FNはシフトレジスタを構成
するフリップフロップ、は排他的論理和ゲート、ai
(i=0,…,N)は定数乗算器で、ai=1で結線あり、
ai=0で結線無しとする。ここでaiは、M系列信号
の生成多項式f(x)がN次の原始多項式となるように
とられる。すなわち生成多項式は、 と表わされる。
進んだM系列を発生させるためには、N段のシフトレジ
スタのどの段間出力を取出して結合させればよいかを説
明する。第2図にN段シフトレジスタを用いたM系列発
生回路の構成を示す。F1〜FNはシフトレジスタを構成
するフリップフロップ、は排他的論理和ゲート、ai
(i=0,…,N)は定数乗算器で、ai=1で結線あり、
ai=0で結線無しとする。ここでaiは、M系列信号
の生成多項式f(x)がN次の原始多項式となるように
とられる。すなわち生成多項式は、 と表わされる。
f(x)=0の根、すなわち拡大ガロア体GF(2N)上
の原始根をNベクトルαとするとき、シフトレジスタの
時点Kにおける状態は、αK=(α1 K,α2 K,…,
αN K)で表わされる。ここでαi KはFiの状態にあ
る。ところで、任意のKに対しαKはf(α)で割った
剰余で表わされる。
の原始根をNベクトルαとするとき、シフトレジスタの
時点Kにおける状態は、αK=(α1 K,α2 K,…,
αN K)で表わされる。ここでαi KはFiの状態にあ
る。ところで、任意のKに対しαKはf(α)で割った
剰余で表わされる。
以上の理論を具体例を用いてさらに詳細に説明する。具
体例として第3図に示すように7段のシフトレジスタを
用いた並列度2のM系列を発生する場合を考える。原始
多項式として f(x)=x7+x4+1 を用いる。
体例として第3図に示すように7段のシフトレジスタを
用いた並列度2のM系列を発生する場合を考える。原始
多項式として f(x)=x7+x4+1 を用いる。
先ず、並列度n=21よりK=1となり、N=4よりj=
64が求まり、2つのM系列間の位相は互いに64ビットず
れたものであればよいことがわかる。ここで、基準とし
てF1の出力をα0と記し、以下Fiの出力をαi−1と
記すと、求める2並列のM系列はα0およびα64とな
る。次に、α64すなわちα0より64ビット位相の進んだ
M系列はどの段間出力を結合させればよいかを求める。
64が求まり、2つのM系列間の位相は互いに64ビットず
れたものであればよいことがわかる。ここで、基準とし
てF1の出力をα0と記し、以下Fiの出力をαi−1と
記すと、求める2並列のM系列はα0およびα64とな
る。次に、α64すなわちα0より64ビット位相の進んだ
M系列はどの段間出力を結合させればよいかを求める。
α64をα7+α4+1で割ると、余りはα6+α4+α
3+αとなるので、これよりα64は第3図に示すように
F7,F5,F4,F2の各段間出力を排他的論理和ゲートで結合
すれば発生できることが分かる。
3+αとなるので、これよりα64は第3図に示すように
F7,F5,F4,F2の各段間出力を排他的論理和ゲートで結合
すれば発生できることが分かる。
ところで、ある基準となるM系列およびそのM系列と64
ビット位相の進んだM系列の選び方は、少なくとも64通
りあり、これらのうちどれを採用するかで並列M系列発
生回路の回路規模および動作速度の限界等の特性が著し
く異なる。以下に、64通りの選び方を全て示す。但し、
生成多項式はx7+x4+1、最大周期は127、並列度は
2、位相の進みは64ビットとする。
ビット位相の進んだM系列の選び方は、少なくとも64通
りあり、これらのうちどれを採用するかで並列M系列発
生回路の回路規模および動作速度の限界等の特性が著し
く異なる。以下に、64通りの選び方を全て示す。但し、
生成多項式はx7+x4+1、最大周期は127、並列度は
2、位相の進みは64ビットとする。
α0=α0 α64=α6+α4+α3+α1 総ゲート数は3 α1=α1 α65=α5+α2+α0 総ゲート数は2 α2=α2 α66=α6+α3+α1 総ゲート数は2 α3=α3 α67=α2+α0 総ゲート数は1 α4=α4 α68=α3+α1 総ゲート数は1 α5=α5 α69=α4+α2 総ゲート数は1 α6=α6 α70=α5+α3 総ゲート数は1 α7=α4+α0 α71=α6+α0 総ゲート数は2 α8=α5+α1 α72=α5+α4+α0 総ゲート数は3 α9=α6+α2 α73=α6+α5+α1 総ゲート数は3 α10=α4+α3+α0 α74=α6+α4+α2+α0 総ゲート数は5 α11=α5+α4+α1 α75=α5+α4+α3+α1+α0 総ゲート数は6 α12=α6+α5+α2 α76=α6+α5+α4+α2+α1 総ゲート数は6 α13=α6+α4+α3+α0 α77=α6+α5+α4+α3+α2+α0 総ゲート数は8 α14=α5+α1+α0 α78=α6+α5+α3+α1+α0 総ゲート数は6 α15=α6+α2+α1 α79=α6+α2+α1+α0 総ゲート数は5 α16=α4+α3+α2+α0 α80=α4+α3+α2+α1+α0 総ゲート数は7 α17=α5+α4+α3+α1 α81=α5+α4+α3+α2+α1 総ゲート数は7 α18=α6+α5+α4+α2 α82=α6+α5+α4+α3+α2 総ゲート数は7 α19=α6+α5+α4+α3+α0 α83=α6+α5+α3+α0 総ゲート数は7 α20=α6+α5+α1+α0 α84=α6+α1+α0 総ゲート数は5 α21=α6+α4+α2+α1+α0 α85=α4+α2+α1+α0 総ゲート数は7 α22=α5+α4+α3+α2+α1+α0 α86=α5+α3+α2+α1 総ゲート数は8 α23=α6+α5+α4+α3+α2+α1 α87=α6+α4+α3+α2 総ゲート数は8 α24=α6+α5+α3+α2+α0 α88=α5+α3+α0 総ゲート数は6 α25=α6+α3+α1+α0 α89=α6+α4+α1 総ゲート数は5 α26=α2+α1+α0 α90=α5+α4+α2+α0 総ゲート数は5 α27=α3+α2+α1 α91=α6+α5+α3+α1 総ゲート数は5 α28=α4+α3+α2 α92=α6+α2+α0 総ゲート数は4 α29=α5+α4+α3 α93=α4+α3+α1+α0 総ゲート数は5 α30=α6+α5+α4 α94=α5+α4+α2+α1 総ゲート数は5 α31=α6+α5+α4+α0 α95=α6+α5+α3+α2 総ゲート数は6 α32=α6+α5+α4+α1+α0 α96=α6+α3+α0 総ゲート数は6 α33=α6+α5+α4+α2+α1+α0 α97=α1+α0 総ゲート数は6 α34=α6+α5+α4+α3+α2+α1+α0 α98=α2+α1 総ゲート数は7 α35=α6+α5+α3+α2+α1+α0 α99=α3+α2 総ゲート数は6 α36=α6+α3+α2+α1+α0 α100=α4+α3 総ゲート数は5 α37=α3+α2+α1+α0 α101=α5+α4 総ゲート数は4 α38=α4+α3+α2α1 α102=α6+α5 総ゲート数は4 α39=α5+α4+α3+α2 α103=α6+α4+α0 総ゲート数は5 α40=α6+α5+α4+α3 α104=α5+α4+α1+α0 総ゲート数は6 α41=α6+α5+α0 α105=α6+α5+α2+α1 総ゲート数は5 α42=α6+α4+α1+α0 α106=α6+α4+α3+α2+α0 総ゲート数は7 α43=α5+α4+α2+α1+α0 α107=α5+α3+α1+α0 総ゲート数は7 α44=α6+α5+α3+α2+α1 α108=α6+α4+α2+α1 総ゲート数は7 α45=α6+α3+α2+α0 α109=α5+α4+α3+α2+α0 総ゲート数は7 α46=α3+α1+α0 α110=α6+α5+α4+α3+α1 総ゲート数は6 α47=α4+α2+α1 α111=α6+α5+α2+α0 総ゲート数は5 α48=α5+α3+α2 α112=α6+α4+α3+α1+α0 総ゲート数は6 α49=α6+α4+α3 α113=α5+α2+α1+α0 総ゲート数は5 α50=α5+α0 α114=α6+α3+α2+α1 総ゲート数は4 α51=α6+α1 α115=α3+α2+α0 総ゲート数は3 α52=α4+α2+α0 α116=α4+α3+α1 総ゲート数は4 α53=α5+α3+α1 α117=α5+α4+α2 総ゲート数は4 α54=α6+α4+α2 α118=α6+α5+α3 総ゲート数は4 α55=α5+α54+α3+α0 α119=α6+α0 総ゲート数は4 α56=α6+α5+α4+α1 α120=α4+α1+α0 総ゲート数は5 α57=α6+α5+α4+α2+α0 α121=α5+α2+α1 総ゲート数は6 α58=α6+α5+α4+α3+α1+α0 α122=α6+α3+α2 総ゲート数は7 α59=α6+α5+α2+α1+α0 α123=α3+α0 総ゲート数は5 α60=α6+α4+α3+α2+α1+α0 α124=α4+α1 総ゲート数は6 α61=α5+α3+α2+α1+α0 α125=α5+α2 総ゲート数は5 α62=α6+α4+α3+α2+α1 α126=α6+α3 総ゲート数は5 α63=α5+α3+α2+α0 α127=α0 総ゲート数は3 以上の結果から、第3図のような7段シフトレジスタと
1個の排他的論理和ゲートとで構成される並列M系列発
生回路を用いて2並列のM系列を発生させるために必要
な排他的論理和ゲートの総数は、最多8個から最少1個
までとかなり開きがあることがわかる。また、2並列で
各々必要な排他的論理和ゲートの数は一致するとは限ら
ない。
1個の排他的論理和ゲートとで構成される並列M系列発
生回路を用いて2並列のM系列を発生させるために必要
な排他的論理和ゲートの総数は、最多8個から最少1個
までとかなり開きがあることがわかる。また、2並列で
各々必要な排他的論理和ゲートの数は一致するとは限ら
ない。
そこで、2並列をα0とα64とする代わりに一例として
α7とα71を選ぶと、並列M系列発生回路を第3図から
第4図のように変更することができる。この第4図の構
成では、排他的論理和ゲートの総数は1個削減でき、か
つ各系列M1,M2毎に使用する排他的論理和ゲートの数は
第3図の構成では0個と3個であったものが、同数の1
個ずつとなる。
α7とα71を選ぶと、並列M系列発生回路を第3図から
第4図のように変更することができる。この第4図の構
成では、排他的論理和ゲートの総数は1個削減でき、か
つ各系列M1,M2毎に使用する排他的論理和ゲートの数は
第3図の構成では0個と3個であったものが、同数の1
個ずつとなる。
このように本発明によれば、並列M系列信号を発生させ
るための排他的論理和ゲートの数を各系列間で等しくし
かつその総数を最少とするべく解析し、これによりスク
ランブラ(デスクランブラ)に使用する並列M系列発生
回路の回路規模を小さくし、かつ各系列間における信号
発生遅れの差をなくしてスクランブルまたはデスクラン
ブル動作に与える悪影響を低減することができる。
るための排他的論理和ゲートの数を各系列間で等しくし
かつその総数を最少とするべく解析し、これによりスク
ランブラ(デスクランブラ)に使用する並列M系列発生
回路の回路規模を小さくし、かつ各系列間における信号
発生遅れの差をなくしてスクランブルまたはデスクラン
ブル動作に与える悪影響を低減することができる。
次に、第1図を参照して本発明の一実施例におけるスク
ランブル・デスクランブル方式を説明する。この構成に
おいて、並列M系列発生回路20は前記第4図で示した回
路と同一構成になっている。すなわち、生成多項式をx7
+x4+1、最大周期を127、並列度を2および位相の進
みを64とし、この条件で2並列出力M1,M2としてα7と
α71とを選択したときの回路で、各並列出力M1,M2毎に
使用される排他的論理和ゲート21,22の数は各々1個と
なる。
ランブル・デスクランブル方式を説明する。この構成に
おいて、並列M系列発生回路20は前記第4図で示した回
路と同一構成になっている。すなわち、生成多項式をx7
+x4+1、最大周期を127、並列度を2および位相の進
みを64とし、この条件で2並列出力M1,M2としてα7と
α71とを選択したときの回路で、各並列出力M1,M2毎に
使用される排他的論理和ゲート21,22の数は各々1個と
なる。
このような構成であるから、高速デジタルデータDは先
ず分離回路1でシリアルデータから速度が1/2の並列デ
ータD1,D2に変換され、次に上記並列M系列発生回路20
から発生された各並列出力M1,M2と排他的論理和ゲート3
1,32で排他的論理和処理されてスクランブルまたはデス
クランブルされる。このとき、上記並列M系列発生回路
20から発生される2並列信号M1,M2は、共に1個の排他
的論理和ゲート21,22を経て発生されたものであるの
で、2並列信号M1,M2相互間の発生遅延時間差は理論的
には零である。このため、並列データD1,D2に対しては
全く同じタイミングでスクランブルまたはデスクランブ
ルが行なわれることになり、この結果スクランブルまた
はデスクランブルの高速動作上の悪影響は低減される。
また、並列M系列発生回路20の各並列系列出力M1,M2を
出力するために使用する排他的論理和ゲート21,22の総
数は2個であるため、各並列系列出力M1,M2の発生遅延
時間は小さく、これにより高速データに対しても十分対
応することができる。そうしてスクランブルまたはデス
クランブルされた並列データは、多重回路40で相互に多
重化されてシリアルデータに戻されたのちスクランブル
またはデスクランブル後の高速デジタルデータD′とし
て送出される。
ず分離回路1でシリアルデータから速度が1/2の並列デ
ータD1,D2に変換され、次に上記並列M系列発生回路20
から発生された各並列出力M1,M2と排他的論理和ゲート3
1,32で排他的論理和処理されてスクランブルまたはデス
クランブルされる。このとき、上記並列M系列発生回路
20から発生される2並列信号M1,M2は、共に1個の排他
的論理和ゲート21,22を経て発生されたものであるの
で、2並列信号M1,M2相互間の発生遅延時間差は理論的
には零である。このため、並列データD1,D2に対しては
全く同じタイミングでスクランブルまたはデスクランブ
ルが行なわれることになり、この結果スクランブルまた
はデスクランブルの高速動作上の悪影響は低減される。
また、並列M系列発生回路20の各並列系列出力M1,M2を
出力するために使用する排他的論理和ゲート21,22の総
数は2個であるため、各並列系列出力M1,M2の発生遅延
時間は小さく、これにより高速データに対しても十分対
応することができる。そうしてスクランブルまたはデス
クランブルされた並列データは、多重回路40で相互に多
重化されてシリアルデータに戻されたのちスクランブル
またはデスクランブル後の高速デジタルデータD′とし
て送出される。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例
えば各並列系列間の排他的論理和ゲートの数が均等とな
り、かつそのうち総数が最少となる他の組合わせがあれ
ばこれを選択して回路を構成してもよい。その他、並列
度やシフトレジスタの段数等については如何なる値であ
ってもよい。
えば各並列系列間の排他的論理和ゲートの数が均等とな
り、かつそのうち総数が最少となる他の組合わせがあれ
ばこれを選択して回路を構成してもよい。その他、並列
度やシフトレジスタの段数等については如何なる値であ
ってもよい。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、疑似ランダムデー
タは互いに同一パターンを有しかつ相互に所定の時間関
係を有するn個(nは2のK乗倍の自然数)の並列最大
長周期符号系列信号を所定の順序で繰返して取出すN段
のシフトレジスタとQ個(Qは1以上の自然数)の排他
的論理和ゲートとからなる回路から発生するように構成
し、かつ排他的論理和ゲートは発生すべき並列最大長周
期符号系列信号を満足する複数種類のシフトレジスタと
の接続組合わせに対して各並列系列間の個数が均等とな
りかつそのうちで総数が最少となるようにシフトレジス
タに接続するようにしたことによって、並列M系列信号
の各系列間の発生遅延時間差を無くしかつこの条件のも
とに発生遅延時間を最少にすることができ、これにより
高速でかつ安定性の高いスクランブルまたはデスクラン
ブル動作を行ない得て、データ速度が高速化した場合に
特に好適なスクランブル・デスクランブル方式を提供す
ることができる。
タは互いに同一パターンを有しかつ相互に所定の時間関
係を有するn個(nは2のK乗倍の自然数)の並列最大
長周期符号系列信号を所定の順序で繰返して取出すN段
のシフトレジスタとQ個(Qは1以上の自然数)の排他
的論理和ゲートとからなる回路から発生するように構成
し、かつ排他的論理和ゲートは発生すべき並列最大長周
期符号系列信号を満足する複数種類のシフトレジスタと
の接続組合わせに対して各並列系列間の個数が均等とな
りかつそのうちで総数が最少となるようにシフトレジス
タに接続するようにしたことによって、並列M系列信号
の各系列間の発生遅延時間差を無くしかつこの条件のも
とに発生遅延時間を最少にすることができ、これにより
高速でかつ安定性の高いスクランブルまたはデスクラン
ブル動作を行ない得て、データ速度が高速化した場合に
特に好適なスクランブル・デスクランブル方式を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例におけるスクランブル・デス
クランブル方式を適用したスクランブラ・デスクランブ
ラの構成を示す回路ブロック図、第2図はM系列発生回
路の基本構成図、第3図および第4図はそれぞれ本発明
の原理説明に使用する並列M系列発生回路の構成を示す
回路ブロック図、第5図は高速デジタルデータに対する
スクランブル・デスクランブル方式を示す図である。 10……分離回路、20……並列M系列発生回路、21,22,3
1,32……排他的論理和ゲート、40……多重回路、F1〜F7
……シフトレジスタ。
クランブル方式を適用したスクランブラ・デスクランブ
ラの構成を示す回路ブロック図、第2図はM系列発生回
路の基本構成図、第3図および第4図はそれぞれ本発明
の原理説明に使用する並列M系列発生回路の構成を示す
回路ブロック図、第5図は高速デジタルデータに対する
スクランブル・デスクランブル方式を示す図である。 10……分離回路、20……並列M系列発生回路、21,22,3
1,32……排他的論理和ゲート、40……多重回路、F1〜F7
……シフトレジスタ。
Claims (1)
- 【請求項1】高速シリアルデータを所定単位で並列デー
タに変換するとともに、各並列データに同期して発生さ
せた並列疑似ランダムデータと各並列データとの排他的
論理和を求め、その排他的論理和出力をシリアルデータ
に変換することにより、高速シリアルデータを疑似ラン
ダムデータでスクランブルまたはデスクランブルして出
力するスクランブル・デスクランブル方式において、前
記並列疑似ランダムデータは互いに同一パターンを有し
かつ相互に所定の時間関係を有するn個(nは2のK乗
倍の自然数)の並列最大長周期符号系列信号を所定の順
序で繰返して取出すN段のシフトレジスタとQ個(Qは
1以上の自然数)の排他的論理和ゲートとからなる回路
から発生するように構成し、かつ排他的論理和ゲートは
発生すべき並列最大長周期符号系列信号を満足する複数
種類のシフトレジスタとの接続組合わせに対して各並列
系列間の個数が均等とでかつその総数が最少となるよう
にシフトレジスタに接続したことを特徴とするスクラン
ブル・デスクランブル方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61068715A JPH0683204B2 (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | スクランブル・デスクランブル方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61068715A JPH0683204B2 (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | スクランブル・デスクランブル方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62226740A JPS62226740A (ja) | 1987-10-05 |
JPH0683204B2 true JPH0683204B2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=13381762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61068715A Expired - Lifetime JPH0683204B2 (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | スクランブル・デスクランブル方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0683204B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5355415A (en) * | 1993-03-15 | 1994-10-11 | Byeong Gi Lee | Parallel distributed sample scrambling system |
US6968493B1 (en) * | 1999-09-14 | 2005-11-22 | Maxtor Corporation | Randomizer systems for producing multiple-symbol randomizing sequences |
-
1986
- 1986-03-28 JP JP61068715A patent/JPH0683204B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62226740A (ja) | 1987-10-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |