JPH0683045U - 暗視装置つきヘルメットユニット - Google Patents

暗視装置つきヘルメットユニット

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JPH0683045U
JPH0683045U JP2663893U JP2663893U JPH0683045U JP H0683045 U JPH0683045 U JP H0683045U JP 2663893 U JP2663893 U JP 2663893U JP 2663893 U JP2663893 U JP 2663893U JP H0683045 U JPH0683045 U JP H0683045U
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JP
Japan
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helmet
vision device
night
infrared
night vision
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JP2663893U
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English (en)
Inventor
公一 中尾
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公一 中尾
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Abstract

(57)【要約】 【目的】レスキュー隊員等が、火災現場等において、視
界、柱、壁等を確認しつつ行動が取れるようにし、安
全、効率化に寄与する。 【構成】赤外線カメラ及び超音波検出装置などのセンサ
5をヘルメットの頂部に備え、映像視認装置4をフェイ
スマスク3の前面に備え、周辺機器8を背負い装置に備
えたヘルメットユニット1である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、火災現場等煙の多い現場、又は夜間暗い場所において救急隊員等が 携帯する暗視装置つきヘルメットユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来火災現場等において、人命救助を第1の任務としている消防隊員、警察、 海上保安庁、防衛庁等のレスキュー隊員は、酸素ボンベを背負い、フェースマス クを顔面に装着し、酸素供給マスクに酸素を供給し、酸素欠乏状態を回避しなが ら活躍している。
【0003】 しかしながら、現状の装備では激しい煙の中で周辺の状況を目で確かめること ができない。従って、レスキュー隊員は、四つんばいになったり手探りで、壁、 柱等を確認しながら、行動しなければならず、全くの盲目状態となることがしば しばある。状況によってはレスキュー隊員自身が、進行方向を見失い、危険な状 況に遭遇する場合も生じる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の酸素マスクだけの装備では、猛烈な煙の中で周辺の状況を確認すること ができないという問題がある。特に、人命救助を第1の任務としているレスキュ ー隊員の場合、煙の中での行動が著しく制約されることは、救助者の発見が遅れ ることとなるので、致命的な局面を迎えるおそれがある。
【0005】 本考案の目的は、このような問題点を抜本的に解決し、レスキュー隊員に安全 で確実な救助活動を行うことができる装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本考案の装置は、赤外線暗視装置及び超音波検出装置 を備えたことを特徴とする暗視装置つきヘルメットユニットである。
【0007】
【作用】
通常、火災現場では火災と煙が発生する。単に煙だけの場合は、赤外線暗視装 置を使用して、視界を確保する。赤外線暗視装置は発光光源からの赤外線が物体 から反射した物体像を蛍光面に表示するものである。波長が10μm帯域の赤外 線は、煙、塵埃を透過するので、本考案では、これを利用する。ヘルメットに赤 外線の発光及び受光装置を取りつけ、赤外線を対象物の表面に添って走査し、そ の画像を採取してディスプレイに表示する。
【0008】 しかしながら、激しい火災を伴なった現場では、火焔の影響により赤外線によ る画面の映像によって物体を確認することはできない。その場合には、超音波装 置を併用する。超音波は、こうもり、いるか等が使用しているといわれており、 反射波によって対象物の存在を発見することができる。この場合、超音波発信、 受信機を装着し、発信超音波の反射波を捕捉して柱、壁等の固定物の有無を識別 することができる。この反射波によって捕らえられた物体をディスプレイに表示 する。また、ドップラ効果によって、静止している物体と移動している物体とを 識別することができる。
【0009】 火災現場等においては、主として救助者の発見等に赤外線暗視装置を使用し、 壁・柱等の障害物確認のため超音波装置を使用するとよい。 本考案の暗視装置つきヘルメットユニットは、フェイスマスクの前のスクリー ンにヘルメット上部に取付けた赤外線カメラの画像並びに超音波画像を確認でき るバイザーディスプレイを取付けたものとする。また、赤外線発光、受光装置及 び超音波発信、受信装置並びに画像表示変換装置等の周辺機器の全てをコンパク トな可搬型に取纏め、作業員が装着できる大きさ、形状にする。
【0010】 本考案の暗視装置つきヘルメットユニットは、通常、酸素欠乏状態の現場で使 用する場合が多いので、現在使用中の酸素ボンベ並びに酸素供給ホースが接続し たフェイスマスクをそのまま活用することとしてもよい。この場合、作業員は現 場において酸素マスクを着用しているので、映像視認装置は酸素マスクの前面に 配置される。ヘルメットの前側上部には、はね上げ式暗視装置を取り付ける。こ れは、顔面を全てカバーできるもので通常スクリーンと呼ばれている。スクリー ンはヘッドアップディスプレイ(HUD)機構を組み込んだバイザーディスプレ イ仕様とし、的確な情報をスクリーンに写し出すことができる。
【0011】 ヘルメットにはカメラ(センサを含む)、赤外線の発光及び受光装置を取付け る。また、超音波の発信、受信装置を取り付ける。背負い装置及び腰ベルトには 電源部、クーラー、制御装置その他の機器を装着する。また、万一表示部である ディスプレイの不具合を考えるとき、別途コンパクトテレビをバックアップ用と して携帯使用することも除外するものでない。
【0012】
【実施例】
図1に本考案の暗視装置つきヘルメットユニット1を示した。 ヘルメットユニット1は、ヘルメット2、フェイスマスク3、映像視認装置4 、赤外線カメラ、超音波発信、受信装置などのセンサ5、信号及び制御ケーブル 6、7、周辺機器8から構成されている。これらの装置は、作業員が装着できる ように可搬型にする。
【0013】 映像視認装置4は酸素マスクの前面に配置される。映像視認装置4はヘルメッ トの前側上部に、はね上げ式に取り付ける。これは、顔面を全てカバーできるも ので通常スクリーンと呼ばれている。スクリーンはヘッドアップディスプレイ( HUD)機構を組み込んだバイザーディスプレイ仕様とし、的確な情報をスクリ ーンに写し出すことができる。
【0014】 ヘルメット2の頂部には、赤外線カメラ等の赤外線の発光及び受光装置、及び 赤外線カメラと並列に、超音波の発信、受信装置などのセンサ5を取り付ける。 電源部、クーラー、制御装置その他の周辺機器8は背負い装置及び腰ベルトに 装着する。 図2、3に本考案の装置のブロック図を示した。図2は赤外線暗視装置のブロ ック図である。発光装置は10ミクロンオーダーの赤外線を発光し、対象物の表 面を2次元スキャンする。その反射光は赤外線受光装置に受光され、画像処理装 置のメモリーに一時貯蔵され、ついで画像処理されてディスプレイに表示される 。図3は超音波装置のブロック図である。超音波発信装置は超音波を発信し、こ の超音波は壁、柱等の反射物によって反射される。反射波は超音波受信装置に捕 らえられる。制御装置はその方向、遅れを解析し、物体の存在を確認し、これを 画像化する。その画像はディスプレイに表示される。
【0015】
【考案の効果】
本考案の暗視装置つきヘルメットユニットは、上記のように構成されているの で、レスキュー隊員等が、火災現場等において、視界を確認しつつ行動すること を可能にした。また超音波により、柱、壁等を確認しつつ行動が取れるので、安 全、効率化に寄与するところが大である
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の暗視装置つきヘルメットユニットを示
す側面図である。
【図2】赤外線暗視装置のブロック図である。
【図3】超音波装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 ヘルメットユニット 2 ヘルメット 3 フェイスマスク 4 映像視認装
置 5 センサ 6 信号及び制
御ケーブル 7 制御ケーブル 8 周辺機器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線暗視装置及び/又は超音波検出装
    置を備えたしたことを特徴とする暗視装置つきヘルメッ
    トユニット。
JP2663893U 1993-05-21 1993-05-21 暗視装置つきヘルメットユニット Pending JPH0683045U (ja)

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JP2663893U JPH0683045U (ja) 1993-05-21 1993-05-21 暗視装置つきヘルメットユニット

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JPH0683045U true JPH0683045U (ja) 1994-11-29

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ID=12198995

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JP2663893U Pending JPH0683045U (ja) 1993-05-21 1993-05-21 暗視装置つきヘルメットユニット

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003533614A (ja) * 2000-05-22 2003-11-11 ギャレ エスア 防護ヘルメットおよびその付属品接続手段
JP2019502332A (ja) * 2015-10-07 2019-01-24 スコット テクノロジーズ インコーポレイテッドScott Technologies, Inc. マスク内フィードバックシステム

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US11420079B2 (en) 2015-10-07 2022-08-23 Scott Technologies, Inc. In-mask feedback system

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