JPH0682485A - 電流検出器 - Google Patents

電流検出器

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JPH0682485A
JPH0682485A JP4233485A JP23348592A JPH0682485A JP H0682485 A JPH0682485 A JP H0682485A JP 4233485 A JP4233485 A JP 4233485A JP 23348592 A JP23348592 A JP 23348592A JP H0682485 A JPH0682485 A JP H0682485A
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Katsuhiro Murata
克浩 村田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感磁素子を用い電流を検出する電流検出器に
おいて、交流・直流兼用で所定のしきい値で電流の有無
を検出し、電流断後一定時間出力を保持する。 【構成】 感磁素子1の出力を増幅した後シュミットト
リガ回路3を通りトランジスタ4のベースに入力してコ
レクタから方形波を出力する。そして、トランジスタ4
の出力を単安定マルチバイブレータ8に入力する。その
リセット端子が“L”である限り出力は“L”に保持さ
れ、リセット端子のポジティブエッジでリセットがはず
れ、時間tだけ出力を“H”に保持した後“L”にな
る。この出力を“H”に保持する時間は遅延時間調整回
路9により決定される。この単安定マルチバイブレータ
8と反転回路6の出力によりトランジスタ10とトラン
ジスタ11をオンオフさせ、電流が流れている間は常に
“L”、電流が切れるとある時間出力を“L”に保った
後“H”になる出力が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、強磁性体コア内に電
流を流し、この時発生する磁束を感磁素子を用いて検出
する電流検出器のうち、交流電流或いは直流電流のしき
い値により電流の有無を検出する電流検出器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、電路に流れる電流を磁界によって
検出するようにしたこの種の電流検出器としては、被検
出電流に比例したリニアな出力を得る構成としたものが
多数考案されてきた。図4はこの種の電流検出器の構成
を示す図であり、また、図5は感磁素子の動作を示す
図、さらに図6は実開平2−57069号公報に示された従
来の電流検出器の内部回路図の例である。
【0003】これら図4と図5及び図6を用いてこの種
の電流検出器の動作を説明する。図4に於いて、1は感
磁素子、19は強磁性体コア、20は被検出電流を流す
一次導体、21は磁気ギャップ、22は磁束である。
今、一次導体20に電流Iが流れると、磁気ギャップ2
1には電流Iに比例した強さの磁束が生じるとともに感
磁素子1を貫通する。感磁素子1は、図5に示すよう
に、制御電流Icを流してやることにより素子を貫通す
る磁束の強さに比例した電圧VHに変換する。
【0004】従って、感磁素子1からは電流Iに比例し
た強さの電圧を得ることができる。この電圧は通常数十
mVと微少電圧である為、図6のような増幅回路が必要
となる。図6に於ける増幅器23で増幅して外部に出力
することにより、結果として電流Iに比例したリニアな
出力を得ることができる。また、この例では内部回路は
片電源で構成されているが、これを両電源で構成した正
負両方向の入力電流に対し、リニアな出力を得る回路構
成も多数みられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】最近の動向として、例
えば各種照明の球切れ検出や自動車のランプの断線検出
或いは交・直流電源断の検出等に用いられる電流検出器
として、所定のしきい値との比較に基づいてによる電流
の有無を検出できる電流検出器の需要が非常に高まって
いる。
【0006】このような電流検出器のひとつの用途例と
して、エンジン発電溶接機をより効率よく使用しようと
する時のことを考える。今、エンジンが回転し発電状態
に入っており、また、溶接しようとする金属に接触して
いる時(電流が流れている)のみエンジンが高回転し、
接触していない時(電流は流れていない)にはエンジン
の回転が下がるよう設計すれば、不必要な時にエンジン
の回転が下がり燃料の消費量を少なくすることができる
と考えられる。
【0007】しかし、通常、溶接する時は一度に何個所
も溶接するので、溶接個所を変える度に電流が入切する
ことにより、頻繁にエンジンの回転が上下する為、かえ
って作業効率が悪くなることが考えられる。そこで、電
流検出器の出力を、電流断後も一定時間あたかも電流が
流れているように保つことができれば、その間はエンジ
ンの回転は下がらないので効率よく作業することができ
る。そして、一定時間を過ぎても溶接が再開されない時
には、エンジンの回転が下がるため燃費の向上を図るこ
とができる。
【0008】上述した図6のように構成された電流検出
器では、リニアな電流検出は可能だが、あるしきい値に
より電流の有無を検出する断線或いは通電の検出には対
応できない。上述したような電流検出器を用いてしきい
値による検出を行おうとすると、外部に比較回路が必要
となる。しかし、比較回路だけでは直流電流の検出はで
きるが、交流電流の検出はできず、交流電流も同じよう
に検出しようとすると更に部品が必要となり、全体とし
てコストが高くなり部品点数も増えるという実用上の問
題点があった。
【0009】また、前述の遅延機能を持った電流検出器
を、従来のリニアな出力を得る電流検出器を用いて実現
しようとすると、タイマ及びタイマにトリガをかける為
のリニア出力を矩形波に変換する回路等が必要となる。
その結果、コストが高くなり全体の部品点数が多くなる
ばかりでなく広い実装スペースが必要となり、装置の小
型化が進む世の中の動きに相反するものとなり好ましく
ない。
【0010】この発明は、このような問題点を解消する
ためになされたものであり、交流・直流兼用であり、所
定のしきい値により電流の有無を検出でき、また電流断
後ある一定時間出力を保持することができる電流検出器
を小型、且つ廉価にて提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る電流検出器は、強磁性体コアの環状磁路の一部に設け
た磁気ギャップ内に感磁素子を配置すると共に、上記環
状磁路の環内を貫通する一次導体を備え、この一次導体
に被検出電流として交流または直流電流を流してその通
電状態を上記感磁素子の出力に基づいて検出する電流検
出器において、上記感磁素子の出力を矩形波に変換する
矩形波変換手段と、その矩形波によりトルガされ所定時
間出力を保持する単安定マルチバイブレータと、この単
安定マルチバイブレータの出力と上記矩形波とに基づい
て交互にオンオフされるようワイヤードオア接続された
2つのトランジスタと、上記感磁素子、上記矩形波変換
手段、上記単安定マルチバイブレータ及び上記2つのト
ランジスタに接続された片電源とを備えたものである。
【0012】また、請求項2に係る電流検出器は、強磁
性体コアの環状磁路の一部に設けた磁気ギャップ内に感
磁素子を配置すると共に、上記環状磁路の環内を貫通す
る一次導体を備え、この一次導体に被検出電流として交
流または直流電流を流してその通電状態を上記感磁素子
の出力に基づいて検出する電流検出器において、上記感
磁素子の出力を矩形波に変換する矩形波変換手段と、そ
の矩形波によりトルガされ所定時間出力を保持する単安
定マルチバイブレータと、この単安定マルチバイブレー
タの出力と上記矩形波とに基づいて交互にオンオフされ
るようワイヤードオア接続された2つのトランジスタ
と、上記感磁素子、上記矩形波変換手段、上記単安定マ
ルチバイブレータ及び上記2つのトランジスタに接続さ
れた片電源とを備えると共に、上記感磁素子と上記矩形
波変換手段とを一体化した磁気検出ブロックで構成した
ものである。
【0013】さらに、請求項3に係る電流検出器は、強
磁性体コアの環状磁路の一部に設けた磁気ギャップ内に
感磁素子を配置すると共に、上記環状磁路の環内を貫通
する一次導体を備え、この一次導体に被検出電流として
交流または直流電流を流してその通電状態を上記感磁素
子の出力に基づいて検出する電流検出器において、上記
感磁素子の出力を矩形波に変換する矩形波変換手段と、
その矩形波によりトルガされ所定時間出力を保持すると
共に、その出力保持時間が調整可能な単安定マルチバイ
ブレータと、この単安定マルチバイブレータの出力と上
記矩形波とに基づいて交互にオンオフされるようワイヤ
ードオア接続された2つのトランジスタと、上記感磁素
子、上記矩形波変換手段、上記単安定マルチバイブレー
タ及び上記2つのトランジスタに接続された片電源とを
備えたものである。
【0014】
【作用】この発明の請求項1においては、内部回路を片
電源で構成したことにより、交流電流入力時でも感磁素
子からは単一方向の出力を得ることができ、容易に矩形
波を得ることができ、この矩形波により周期的に単安定
マルチバイブレータにトリガがかかり、この単安定マル
チバイブレータの出力と上記矩形波により、2つのトラ
ンジスタが交互にオンオフすることにより、直交両用の
あるしきい値による電流検出を可能にする。
【0015】また、請求項2においては、感磁素子と矩
形波変換手段とを一体化した磁気検出ブロックで構成す
ることにより、検出値変換要因を除去して検出精度を高
める。
【0016】さらに、請求項3においては、単安定マル
チバイブレータ出力を保持する時間を調整可能にするこ
とにより、電流断後任意の時間出力を保持する。
【0017】
【実施例】
実施例1.次に、この発明の実施例について図面を参照
して説明する。本実施例1の構成は図4と同様であり、
この図に於いて、19は強磁性体コア、20は被検出電
流を流す一次導体、21は磁気ギャップ、22は磁束、
1は感磁素子である。今、一次導体20に電流Iが流れ
ると、磁気ギャップ21には電流Iに比例した強さの磁
束が生じるとともに感磁素子1を貫通する。感磁素子1
は、図5に示すように、制御電流Icを流してやること
により素子を貫通する磁束の強さに比例した電圧VH
変換する。従って、感磁素子1からは電流Iに比例した
強さの電圧を得ることができる。
【0018】図1は本実施例の内部回路の構成ブロック
図であり、この例では感磁素子1の出力を方形波に変換
する手段として、出力を増幅した後シュミットトリガ回
路を用いて方形波に変換しトランジスタで出力してい
る。また、図2は交流電流入力時の各点の波形、図3は
直流電流入力時の各点の波形である。
【0019】図1に於いて、1は感磁素子、2は増幅
器、3はシュミットトリガ回路、4,10,11はトラ
ンジスタ、5,12はプルアップ抵抗、6は反転回路、
8は単安定マルチバイブレータ、9は遅延時間調整回路
である。
【0020】上記構成において、感磁素子1の出力は増
幅器2で増幅されシュミットトリガ回路3に入力され
る。シュミットトリガ回路3に於いて、この入力はある
しきい値と比較されその結果を出力する。シュミットト
リガ回路3の出力はトランジスタ4のベースに入力さ
れ、これによりトランジスタ4がオンオフする。トラン
ジスタ4は抵抗5によりプルアップされている。
【0021】反転回路6はトランジスタ4のオンオフを
反転させる為の回路であり、反転回路6としてはインバ
ータを用いてもよいし、トランジスタを用いて構成して
もよい。単安定マルチバイブレータ8はトランジスタ4
の出力によりトリガされ、遅延時間調整回路9により決
定される遅延時間tを発生しその時間出力を保持する。
この遅延時間調整回路9は抵抗とコンデンサで構成され
ている。
【0022】上記単安定マルチバイブレータ8の出力と
反転回路6の出力は、それぞれトランジスタ10とトラ
ンジスタ11のベースに入力され、これによりトランジ
スタ10とトランジスタ11がオンオフする。トランジ
スタ10とトランジスタ11はワイヤードオア接続され
ており、また、オープンコレクタとなっていて、抵抗1
2によってプルアップされている。
【0023】次に、図2及び図3を用いて動作を説明す
る。前述の回路は片電源で構成されているので、感磁素
子1は単一方向の電流入力時にのみ反応し微小電圧を出
力する。今、被検出電流として、図2(a)に示すよう
な交流電流が入力された場合、感磁素子1からは、半波
整流された形の微少電圧が出力される。
【0024】この出力は増幅された後シュミットトリガ
回路3を通りトランジスタ4のベースに入力されるた
め、トランジスタ4のコレクタには図2(b)のような
方形波が出力される。反転回路6によってこの出力は反
転するので、この反転回路6の出力には図2(c)に示
すような波形が出力される。
【0025】そして、トランジスタ4の出力が単安定マ
ルチバイブレータ8のトリガ端子とリセット端子に入力
され、そのネガティブエッジで単安定動作が始まる。し
かし、リセット端子が“L”である限り出力は“L”に
保持され、リセット端子のポジティブエッジでリセット
がはずれ、時間tだけ出力を“H”に保持した後“L”
になる。単安定マルチバイブレータ8の出力の波形を図
2(d)に示す。
【0026】この単安定マルチバイブレータ8の出力を
“H”に保持する時間tは遅延時間調整回路9により決
定される。この単安定マルチバイブレータ8と反転回路
6の出力によりトランジスタ10とトランジスタ11が
オンオフするので、ワイヤードオア接続され抵抗12に
よりプルアップされたコレクタには、図2(e)に示す
ように電流が流れている間は常に“L”、電流が切れる
とある時間出力を“L”に保った後“H”になるという
出力が得られる。
【0027】また、被検出電流として、図4に示すよう
な直流電流が入力された場合も基本的には前述の動作と
同じである。直流電流が流れている間は反転回路6から
は“H”が出力される。そして、電流が切れると単安定
マルチバイブレータ8が動作を始め、時間tだけ出力を
“H”に保持した後“L”になる。
【0028】上記反転回路6と単安定マルチバイブレー
タ8の出力により、トランジスタ10とトランジスタ1
1のコレクタには交流電流入力時と同じように、電流が
流れている間は常に“L”、電流が切れるとある時間出
力を“L”に保った後“H”になるという出力を得るこ
とができる。
【0029】実施例2.また、この発明の別の実施例で
は、図1の回路に於いて、破線7で囲まれた感磁素子1
と、増幅器2、シュミットトリガ回路3、そして出力段
トランジスタ4までを一体化した検出ブロックとして構
成されたものを使用したものであり、図4の構成図に於
いては、感磁素子1のかわりにこの検出ブロック(通
称;ホールIC)7を磁気ギャップ21に挿入すること
により、検出値の変動要因を除去して検出精度を高める
ことができる。
【0030】実施例3.また、この発明の別の実施例で
は、図1の回路に於ける遅延時間調整回路9の抵抗或い
はコンデンサを可変とし、遅延時間tを調整可能とし、
電流断後任意の時間出力を保持することができる。ま
た、該当端子を外部調整用として外部に出してもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
1によれば、内部回路を片電源で構成し、感磁素子の出
力を方形波に変換する手段と、トランジスタ、反転回
路、単安定マルチバイブレータを組み合わせることによ
り、直交両用のしきい値による電流検出器を小型でしか
も安く提供することができる。
【0032】また、請求項2によれば、感磁素子と矩形
波変換手段とを一体化した検出ブロックで構成すること
により、検出値の変動要因を除去した検出精度を高める
ことができる。
【0033】さらに、請求項3によれば、単安定マルチ
バイブレータの遅延時間を調整可能とすることにより、
電流断後、任意の時間出力を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の内部回路構成ブロック図
である。
【図2】交流電流入力時の各点の波形図である。
【図3】直流電流入力時の各点の波形図である。
【図4】電流検出器の動作説明図である。
【図5】感磁素子の動作説明図である。
【図6】従来の電流検出器の内部回路図である。
【符号の説明】
1 感磁素子 2 増幅器 3 シュミットトリガ回路 4 トランジスタ 7 検出ブロック 8 単安定マルチバイブレータ 19 強磁性体コア 20 一次導体 21 磁気ギャップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強磁性体コアの環状磁路の一部に設けた
    磁気ギャップ内に感磁素子を配置すると共に、上記環状
    磁路の環内を貫通する一次導体を備え、この一次導体に
    被検出電流として交流または直流電流を流してその通電
    状態を上記感磁素子の出力に基づいて検出する電流検出
    器において、上記感磁素子の出力を矩形波に変換する矩
    形波変換手段と、その矩形波によりトルガされ所定時間
    出力を保持する単安定マルチバイブレータと、この単安
    定マルチバイブレータの出力と上記矩形波とに基づいて
    交互にオンオフされるようワイヤードオア接続された2
    つのトランジスタと、上記感磁素子、上記矩形波変換手
    段、上記単安定マルチバイブレータ及び上記2つのトラ
    ンジスタに接続された片電源とを備えたことを特徴とす
    る電流検出器。
  2. 【請求項2】 強磁性体コアの環状磁路の一部に設けた
    磁気ギャップ内に感磁素子を配置すると共に、上記環状
    磁路の環内を貫通する一次導体を備え、この一次導体に
    被検出電流として交流または直流電流を流してその通電
    状態を上記感磁素子の出力に基づいて検出する電流検出
    器において、上記感磁素子の出力を矩形波に変換する矩
    形波変換手段と、その矩形波によりトルガされ所定時間
    出力を保持する単安定マルチバイブレータと、この単安
    定マルチバイブレータの出力と上記矩形波とに基づいて
    交互にオンオフされるようワイヤードオア接続された2
    つのトランジスタと、上記感磁素子、上記矩形波変換手
    段、上記単安定マルチバイブレータ及び上記2つのトラ
    ンジスタに接続された片電源とを備えると共に、上記感
    磁素子と上記矩形波変換手段とを一体化した磁気検出ブ
    ロックで構成したことを特徴とする電流検出器。
  3. 【請求項3】 強磁性体コアの環状磁路の一部に設けた
    磁気ギャップ内に感磁素子を配置すると共に、上記環状
    磁路の環内を貫通する一次導体を備え、この一次導体に
    被検出電流として交流または直流電流を流してその通電
    状態を上記感磁素子の出力に基づいて検出する電流検出
    器において、上記感磁素子の出力を矩形波に変換する矩
    形波変換手段と、その矩形波によりトルガされ所定時間
    出力を保持すると共に、その出力保持時間が調整可能な
    単安定マルチバイブレータと、この単安定マルチバイブ
    レータの出力と上記矩形波とに基づいて交互にオンオフ
    されるようワイヤードオア接続された2つのトランジス
    タと、上記感磁素子、上記矩形波変換手段、上記単安定
    マルチバイブレータ及び上記2つのトランジスタに接続
    された片電源とを備えたことを特徴とする電流検出器。
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