JPH0682467B2 - 光学式情報読取装置 - Google Patents
光学式情報読取装置Info
- Publication number
- JPH0682467B2 JPH0682467B2 JP32397687A JP32397687A JPH0682467B2 JP H0682467 B2 JPH0682467 B2 JP H0682467B2 JP 32397687 A JP32397687 A JP 32397687A JP 32397687 A JP32397687 A JP 32397687A JP H0682467 B2 JPH0682467 B2 JP H0682467B2
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- JP
- Japan
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- disk
- optical system
- optical
- tilt
- reading
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- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、チルトサーボ機構を備えた光学情報読取装置
に係り、特に情報記録デイスクの内外周各トラツクにお
けるトラツキングエラー信号の振幅変動を最小におさえ
るに好適な機構を設けた光学式情報読取装置に関する。
に係り、特に情報記録デイスクの内外周各トラツクにお
けるトラツキングエラー信号の振幅変動を最小におさえ
るに好適な機構を設けた光学式情報読取装置に関する。
従来の装置は、光学式情報読取装置の読取光学系をデイ
スクの半径方向に移動可能とする送り機構及び上記読取
光学系の光軸がデイスクに垂直に入射可能に読取光学系
あるいは、読取光学系を保持する送り機構全体を揺動可
能とするチルト機構を備えているが、デイスクの接線方
向に対し読取光学系は固定である。なお、この種の装置
を記載したものとして例えば実開昭60−155017号公報等
が挙げられる。
スクの半径方向に移動可能とする送り機構及び上記読取
光学系の光軸がデイスクに垂直に入射可能に読取光学系
あるいは、読取光学系を保持する送り機構全体を揺動可
能とするチルト機構を備えているが、デイスクの接線方
向に対し読取光学系は固定である。なお、この種の装置
を記載したものとして例えば実開昭60−155017号公報等
が挙げられる。
上記従来技術は、上記読取光学系を保持する送り機構及
び送り機構全体を保持するチルト機構等の各構成部材の
寸法精度いかんで、上記光学系がデイスクの内周にあ
り、光学系の光軸がデイスクと交差する点と、上記光学
系がデイスク外周にあり、光学系の光軸がデイスクと交
差する点の2点を結んだ直線が、デイスクの中心を通過
しないという上記光学系とデイスク中心との間のオフセ
ンタに対して配慮がされておらず、デイスクの内周から
外周までの各トラツクにおいてトラツキングエラー信号
の振幅が変動し、トラツキングサーボに悪影響を与える
という問題があつた。
び送り機構全体を保持するチルト機構等の各構成部材の
寸法精度いかんで、上記光学系がデイスクの内周にあ
り、光学系の光軸がデイスクと交差する点と、上記光学
系がデイスク外周にあり、光学系の光軸がデイスクと交
差する点の2点を結んだ直線が、デイスクの中心を通過
しないという上記光学系とデイスク中心との間のオフセ
ンタに対して配慮がされておらず、デイスクの内周から
外周までの各トラツクにおいてトラツキングエラー信号
の振幅が変動し、トラツキングサーボに悪影響を与える
という問題があつた。
本発明の目的は、上記オフセンタをなくし、デイスク内
外周でのトラツキングエラー信号振幅の変動を最小にお
さえることのできる光学式情報読取装置を提供すること
にある。
外周でのトラツキングエラー信号振幅の変動を最小にお
さえることのできる光学式情報読取装置を提供すること
にある。
上記目的は、光学式情報読取装置の読取光学系を保持す
る送り機構と、それを保持するチルト機構の全体をチル
ト機構の支点の軸方向に平行移動可能とする機構を設け
ることにより、達成される。
る送り機構と、それを保持するチルト機構の全体をチル
ト機構の支点の軸方向に平行移動可能とする機構を設け
ることにより、達成される。
本発明は、光学式情報読取装置の読取光学系を保持する
送り機構と、送り機構を保持するチルト機構の全体をチ
ルト機構の支点の軸方向に平行移動させることにより、
読取光学系の光軸がデイスク内周で交差する点と、読取
光学系の光軸がデイスク外周で交差する点を結ぶ直線が
デイスク中心を通過するよう調整することができる。そ
れによつて読取光学系がデイスクの情報を読取る際に、
デイスクトラツクの曲率の影響を受けなくなるため、RF
信号・トラツキング信号等が劣化することはない。
送り機構と、送り機構を保持するチルト機構の全体をチ
ルト機構の支点の軸方向に平行移動させることにより、
読取光学系の光軸がデイスク内周で交差する点と、読取
光学系の光軸がデイスク外周で交差する点を結ぶ直線が
デイスク中心を通過するよう調整することができる。そ
れによつて読取光学系がデイスクの情報を読取る際に、
デイスクトラツクの曲率の影響を受けなくなるため、RF
信号・トラツキング信号等が劣化することはない。
以下、本発明の実実施例について説明する。
第2図は、読取光学系がデイスク中心に対し、オフセン
タしている状態を示す図であり、1は対物レンズ,2は光
学系,3はガイドシヤフト,4は光デイスク、である。同図
において、オフセンタがゼロの場合には、読取光学系の
対物レンズ1の中心は、読取光学系を送りのガイドシヤ
フト3に沿つてデイスク4の内周から外周に移送した場
合に、図に示すl−l′の軸に一致する。これに対し上
記読取光学系の対物レンズ1の中心がデイスク中心に対
してオフセンタしている場合は、図に示すm−m′の軸
に一致する。
タしている状態を示す図であり、1は対物レンズ,2は光
学系,3はガイドシヤフト,4は光デイスク、である。同図
において、オフセンタがゼロの場合には、読取光学系の
対物レンズ1の中心は、読取光学系を送りのガイドシヤ
フト3に沿つてデイスク4の内周から外周に移送した場
合に、図に示すl−l′の軸に一致する。これに対し上
記読取光学系の対物レンズ1の中心がデイスク中心に対
してオフセンタしている場合は、図に示すm−m′の軸
に一致する。
トラツキングエラー信号を回折格子を用いた3スポツト
法による光学系で得る場合に、トラツキング用のサブス
ポツト(±1次光)は、デイスクのトラツクに対し第3
図に示す角度αだけ傾いて照射される。但し、第3図に
おいて、5はトラツキングサブスポツト,6は読取スポツ
トである。読取光学系が第2図に示すように、Δxだけ
オフセンタしていると、デイスクの内外周においてトラ
ツキングサブスポツトがデイスクトラツクに対してなす
角αは、第2図に示す(−θ)だけ変化し、このため
にデイスク内外周(厳密には各トラツクごと)でトラツ
キングサブスポツトがデイスクのトラツク(ピツト列)
により回折される量が異なり、結果としてトラツキング
エラー信号振幅が変動する。
法による光学系で得る場合に、トラツキング用のサブス
ポツト(±1次光)は、デイスクのトラツクに対し第3
図に示す角度αだけ傾いて照射される。但し、第3図に
おいて、5はトラツキングサブスポツト,6は読取スポツ
トである。読取光学系が第2図に示すように、Δxだけ
オフセンタしていると、デイスクの内外周においてトラ
ツキングサブスポツトがデイスクトラツクに対してなす
角αは、第2図に示す(−θ)だけ変化し、このため
にデイスク内外周(厳密には各トラツクごと)でトラツ
キングサブスポツトがデイスクのトラツク(ピツト列)
により回折される量が異なり、結果としてトラツキング
エラー信号振幅が変動する。
次に、光学系を保持する送り機構と、送り機構を保持す
るチルト機構全体をチルト支点の軸方向に平行移動する
機構(つまり本発明により設ける機構)について説明す
る。従来の装置は第4図に見られるように光学系2をデ
イスク半径方向に移送する図示されない送りモータ及び
連結部材を保持する送り機構全体が部材8により保持さ
れており、デイスク4に合せて光学系2を傾け光学系2
の光軸をデイスク4に垂直に入射させるために、部材8
をチルトモータ15と連結部材を介して接続されたネジ16
により支点12を中心にして部材8を押し上げ、あるいは
引下げることにより回動させるチルト機構を有してい
た。第3図で、9はデイスクモータ,10はターンテーブ
ル,11はチルド軸受,12はチルド支点,7は軸受,である。
るチルト機構全体をチルト支点の軸方向に平行移動する
機構(つまり本発明により設ける機構)について説明す
る。従来の装置は第4図に見られるように光学系2をデ
イスク半径方向に移送する図示されない送りモータ及び
連結部材を保持する送り機構全体が部材8により保持さ
れており、デイスク4に合せて光学系2を傾け光学系2
の光軸をデイスク4に垂直に入射させるために、部材8
をチルトモータ15と連結部材を介して接続されたネジ16
により支点12を中心にして部材8を押し上げ、あるいは
引下げることにより回動させるチルト機構を有してい
た。第3図で、9はデイスクモータ,10はターンテーブ
ル,11はチルド軸受,12はチルド支点,7は軸受,である。
ここで、このチルト機構の支点12は、第5図にその斜視
図を示すような軸受にて固定されていた。ここで11はチ
ルト軸受,12はチルト支点,13は止めネジ,である。2組
あるのは、チルト部材8を両側より支持するためであ
る。これを第1図に示すような軸受構造とすることによ
り、部材8の両側に設けられた支点12のうち一方をネジ
14により押す(このとき他方はネジ14を引抜く)という
操作を行うことによりチルト機構全体をチルト支点12の
軸方向に平行移動させることができる。
図を示すような軸受にて固定されていた。ここで11はチ
ルト軸受,12はチルト支点,13は止めネジ,である。2組
あるのは、チルト部材8を両側より支持するためであ
る。これを第1図に示すような軸受構造とすることによ
り、部材8の両側に設けられた支点12のうち一方をネジ
14により押す(このとき他方はネジ14を引抜く)という
操作を行うことによりチルト機構全体をチルト支点12の
軸方向に平行移動させることができる。
本発明によれば、部材8の加工精度による光学系のオフ
センタ量が問題とならないため、部材8を精度はでにく
いが、安価なプレス品にできるという価格低減効果を得
られる。
センタ量が問題とならないため、部材8を精度はでにく
いが、安価なプレス品にできるという価格低減効果を得
られる。
第1図は本発明の一実施例の要部を示す斜視図、第2図
は光学系のオフセンタ状態を示す説明図、第3図は、光
学系のレーザ光がデイスクのトラツクに照射された状態
を示す説明図、第4図は、従来の光学的情報読取装置の
構成を示す側面図、第5図は、従来のチルト支点軸受部
を示す斜視図である。 1……対物レンズ、2……光学系、3……ガイドシヤフ
ト、4……デイスク、5……トラツキングサブスポツ
ト、7……軸受、8……チルト部材、9……デイスクモ
ータ、10……ターンテーブル、11……チルト軸受、12…
…チルト支点、15……チルトモータ、16……チルトネジ
は光学系のオフセンタ状態を示す説明図、第3図は、光
学系のレーザ光がデイスクのトラツクに照射された状態
を示す説明図、第4図は、従来の光学的情報読取装置の
構成を示す側面図、第5図は、従来のチルト支点軸受部
を示す斜視図である。 1……対物レンズ、2……光学系、3……ガイドシヤフ
ト、4……デイスク、5……トラツキングサブスポツ
ト、7……軸受、8……チルト部材、9……デイスクモ
ータ、10……ターンテーブル、11……チルト軸受、12…
…チルト支点、15……チルトモータ、16……チルトネジ
Claims (1)
- 【請求項1】情報読み取りのための光学系を搭載した光
学ブロックを光ディスクの半径方向に沿って移動可能に
保持するガィドと、前記ガイドにおける光学ブロックの
移動方向と交叉した軸方向を持つ軸(チルド軸)を中心
として、ガイドに保持された前記光学ブロックを回動さ
せて光ディスク面に接近させたり遠ざけたりするチルド
機構と、を備えた光学式情報読取装置において、 前記チルド軸の軸方向に沿つて、ガイドに保持された前
記光学ブロックをチルド軸の両端に設けたネジを調整す
ることで、平行移動可能に保持する保持機構を具備した
ことを特徴とする光学式情報読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32397687A JPH0682467B2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 光学式情報読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32397687A JPH0682467B2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 光学式情報読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01166336A JPH01166336A (ja) | 1989-06-30 |
JPH0682467B2 true JPH0682467B2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=18160730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32397687A Expired - Lifetime JPH0682467B2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 光学式情報読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0682467B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0416670U (ja) * | 1990-05-29 | 1992-02-12 | ||
KR980011109A (ko) * | 1996-07-30 | 1998-04-30 | 김광호 | 광 기록 재생 장치 |
-
1987
- 1987-12-23 JP JP32397687A patent/JPH0682467B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01166336A (ja) | 1989-06-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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