JPH0682374U - サッシ障子におけるコーナー部材の取付構造 - Google Patents

サッシ障子におけるコーナー部材の取付構造

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JPH0682374U
JPH0682374U JP2986893U JP2986893U JPH0682374U JP H0682374 U JPH0682374 U JP H0682374U JP 2986893 U JP2986893 U JP 2986893U JP 2986893 U JP2986893 U JP 2986893U JP H0682374 U JPH0682374 U JP H0682374U
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JP
Japan
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frame
corner member
mounting
vertical frame
web
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Application number
JP2986893U
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English (en)
Inventor
照雄 此島
敏美 安永
Original Assignee
新日軽株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】サッシ障子4の横框4aと縦框4bのうち連結
用のビスホール17を設けた方の框の端面に他方の框の
見込方向のウェブ21を当接し、ウェブからビスホール
17にネジを螺入して横框4aと縦框4bとを連結する
とともに、ビスホール17を設けた方の框の見込方向の
ウェブ21に、端面側に開口する取付用切欠部19を形
成し、その屋内外両側の側縁にコーナー部材6の取付用
溝11をスライド嵌合させ、コーナー部材6を横框4a
と縦框4bとの框組みによって固定した。 【効果】コーナー部材6は横框4aと縦框4bとの框組
みと同時に取付けられるので、ネジ止め等の面倒な作業
の必要がないから、取付けが非常に楽である。また、横
框4aの取付け用切欠部内に嵌合されるとともに、上げ
下げ障子4の横框4aと縦框4bとの框組みによって固
定されるので、十分強固に固定される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はサッシ障子の横框と縦框とのコーナー部にブロック状のコーナー部材 を取付ける取付構造に関するものである。
【0002】
【従来技術】
通常の上げ下げ戸等のサッシ障子は、縦框に沿って摺動するとともに屋内側に 傾倒するものであるが、そのための構成として、サッシ障子の横框と縦框との上 部のコーナー部にブロック状のコーナー部材を取付け、該コーナー部材を介して 縦枠と係脱させ、スライドや傾倒を行なっている。このようなコーナー部材はサ ッシ障子の開閉・傾倒等の動作時に外力が加わりやすいので、従来はネジで固定 していた。
【0003】 しかしながら、ネジ止めは最初のうちは強固であるが、年月の経過に伴ってだ んだんと緩みが生じてしまうほか、作業が非常に面倒である。
【0004】
【考案の目的】
本考案は前記欠点を解消し、コーナー部材をネジ止め作業によらず、しかも強 固にサッシ障子に固定することができるサッシ障子におけるコーナー部材の取付 構造に関する。
【0005】
【目的を達成するための手段】
前記目的を達成するため、本考案に係るサッシ障子におけるコーナー部材の取 付構造は、サッシ障子の横框と縦框とのコーナー部にブロック状のコーナー部材 を取付ける構造であって、横框と縦框のうち連結用のビスホールを設けた方の框 の端面に他方の框の見込方向のウェブを当接し、該ウェブからビスホールにネジ を螺入して横框と縦框とを連結するとともに、ビスホールを設けた方の框の見込 方向のウェブに、上記端面側に開口する取付用切欠部を形成し、該取付用切欠部 の屋内外両側の側縁に上記コーナー部材の屋内外両側に設けた取付用溝を上記取 付用切欠部の開口側からスライド嵌合させ、上記コーナー部材を上記横框と縦框 との框組みによって固定することを特徴とする。
【0006】
【作用】
前記構成によれば、上げ下げ障子のコーナー部材はその取付用溝とビスホール を設けた框の取付用切欠部の側縁とのスライド嵌合により、スライド方向と直交 する方向への移動は阻止され、上記取付用切欠部は上記框の見込方向のウェブに 形成されているから、コーナー部材は屋内側方向への移動も阻止され、さらにコ ーナー部材は框組みによって固定されるので、他の方向への移動も阻止される。
【0007】
【実施例】
図1〜3は上げ下げ窓を示すもので、この上げ下げ窓は上下の横枠1、2と左 右の縦枠3とを方形に枠組したサッシ窓枠Aに、屋内外に段違い状に上下の上げ 下げ障子4を配置したものである。
【0008】 窓枠Aの縦枠3には上げ下げ障子4を摺動させるための溝状のガイド部5が長 手方向に形成されている。これに対し、上げ下げ障子4の上部両側端のコーナー 部には上記ガイド部5に係脱するコーナー部材6が取付けられ、上記上げ下げ障 子4の下端両側には回動軸7aが側方に突設され、該回動軸7aは上記縦枠3の ガイド部5内に配置されたスライダー7bに回転可能に軸支されている。これに より、上げ下げ障子4をコーナー部材6とスライダー7bにより縦枠3のガイド 部5に沿って摺動させることができるとともに、コーナー部材6とガイド部5と の係合を解除させた後、上記回動軸7aを中心にしてほぼ水平に傾動することが できる。
【0009】 上記コーナー部材6は図4、図5に示されるように、ケース状のコーナー部材 本体6aと、該コーナー部材本体6aに出没自在に収納された係合体6bとから ブロック状に形成されている。
【0010】 図5、図6、図7に示すように、コーナー部材本体6aの上部は箱形に形成さ れ、上部底面の中央部には直方体状の係合体用収納部8が突出形成され、その一 側には係合片9がそれぞれ形成されている。上記収納部8の一端は外部に開口し 、両側壁の長手方向には突条10が形成され、該突条10と上部底面とによって 取付用溝11が形成されている。また、コーナー部材本体6aには、収納部8の 開口側の下面に垂直突片12が、反対側の端面に水平突片13がそれぞれ突出形 成されている。さらに、コーナー部材本体6aの屋内側の側面には指掛け片14 が形成されている。
【0011】 係合体6bは図4のように上記収納部8に嵌合され、コーナー部材本体6aの 側部に配置された操作部材15と一体に連結されている。そして、係合体6bは 上記収納部8に配置されたバネ16により常時上記開口から突出するように付勢 されているとともに、操作部材15を指掛け片14とともに手で摺動操作するこ とによってバネ16のバネ力に抗して収納部8内に没入させることができるよう に形成されている。
【0012】 次に、上げ下げ障子4は上下の横框4aと左右の縦框4bとを框組みしたもの で、上部横框4aは図6のように中空に形成され、ほぼ中央部には連結用のビス ホール17が形成され、さらに上面の見込方向のウェブ18には端面側に開口す るコ字形の取付用切欠部19が形成されている。なお、この取付用切欠部19の 開口幅はコーナー部材6の収納部8を嵌合する大きさに形成されている。
【0013】 また、縦框4bは断面コ字形のウェブ20を備え、見込方向のウェブ21には タイト材の取付片22が突出形成されているとともに、上端にはコーナー部材本 体6aの収納部8と係合片9とに対応する切欠部23a、23bが形成されてい る。
【0014】 前記構成の上げ下げ障子4の上部横框4aの端部と縦框4bの上端部とは、コ ーナー部材6とともに框組みされる。すなわち、図6、図7に示すように、まず 横框4aの取付用切欠部19にコーナー部材6の収納部8の屋内外両側に設けた 取付用溝11を上記取付用切欠部19の開口側からスライド嵌合させる。このと き、コーナー部材6の水平突片13は図5のように上記取付用切欠部19の端縁 の内側に係合する。次に、図5、図6、図8に示されるように上部横框4aの端 面に縦框4bの見込方向のウェブ21を当接し、縦框4bのウェブ21から貫通 させたビス24を横框4aに形成したビスホール17に螺入させる。このとき、 コーナー部材6の垂直突片12は縦框4bのウェブ21の内側に係合する。また 、係合片9は横框4aの見切り方向のウェブ24と縦框4bの見込方向のウェブ 21の切欠部23bに係合するとともに、係合体6bは切欠部23aから側方に 出没可能となる。
【0015】 前記取付構造によれば、上げ下げ障子4のコーナー部材6は取付用溝11と横 框4aの取付用切欠部19の側縁とのスライド嵌合及びコーナー部材6の水平突 片13と横框4aのウェブ18との係合によりスライド方向と直交する方向(垂 直方向)への移動は阻止され、またコーナー部材6が嵌合する取付用切欠部19 は上部横框4aの見込方向のウェブ21に形成されているので、コーナー部材6 の屋内側方向への移動も阻止され、さらにコーナー部材6の垂直突片12は縦框 4bのウェブの内面に係合しているので、横方向(水平方向)への移動も阻止さ れる(図5参照)。
【0016】 なお、上げ下げ障子4の使用にあたっては、通常は上記コーナー部材6の係合 体6bを図3、図4に示す突出位置に突出させて縦枠3のガイド部5内に係合さ せておくことにより、上げ下げ障子4は係合体6bとスライダー7bとによりガ イド部5に沿って上下方向に摺動することができる。また、コーナー部材6の係 合体6bを操作片により収納部8内に没入させて上記ガイド部5から離脱させる と、上げ下げ障子4の上端は縦枠3による支持を失うから、図2に点線で示され るように下端の回動軸7aを中心に屋内側にほぼ水平に傾倒させることができ、 障子ガラスの屋外面を拭き掃除することができる。
【0017】 なお、上述の例は上げ下げ障子4の例であるが、本考案はこれに限定されない 。コーナー部品を必要とする他のサッシ障子にも適用することができる。
【0018】
【効果】
本考案によれば、コーナー部材は上記横框と縦框との框組みと同時に取付けら れるので、ネジ止め等の面倒な作業の必要がないから、取付けが非常に楽である 。
【0019】 また、コーナー部材は横框の取付け用切欠部内に嵌合されるとともに、上げ下 げ障子の横框と縦框との框組みによって固定されるので、十分強固に固定される 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るコーナー部材を有する上げ下げ窓
の正面図
【図2】図1のXーX線上の拡大断面図
【図3】図1のYーY線上の拡大断面図
【図4】コーナー部材と縦枠との関係を示す平面図
【図5】コーナー部材の取り付け構造を示す正面図
【図6】上記取り付け構造の分解斜視図
【図7】図5のZーZ線上の断面図
【図8】上記取り付け構造の側面図
【符号の説明】
1 横框4a 3 縦框4b 4 上げ下げ障子 6 コーナー部材 11 取付用溝 17 ビスホール 19 取付用切欠部 21 見込方向のウェブ 24 ビス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サッシ障子の横框と縦框とのコーナー部
    にブロック状のコーナー部材を取付ける構造であって、
    横框と縦框のうち連結用のビスホールを設けた方の框の
    端面に他方の框の見込方向のウェブを当接し、該ウェブ
    からビスホールにネジを螺入して横框と縦框とを連結す
    るとともに、ビスホールを設けた方の框の見込方向のウ
    ェブに、上記端面側に開口する取付用切欠部を形成し、
    該取付用切欠部の屋内外両側の側縁に上記コーナー部材
    の屋内外両側に設けた取付用溝を上記取付用切欠部の開
    口側からスライド嵌合させ、上記コーナー部材を上記横
    框と縦框との框組みによって固定することを特徴とする
    サッシ障子におけるコーナー部材の取付構造。
JP2986893U 1993-05-12 1993-05-12 サッシ障子におけるコーナー部材の取付構造 Pending JPH0682374U (ja)

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