JPH0682314A - 水温検出装置およびその方法 - Google Patents

水温検出装置およびその方法

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JPH0682314A
JPH0682314A JP4242420A JP24242092A JPH0682314A JP H0682314 A JPH0682314 A JP H0682314A JP 4242420 A JP4242420 A JP 4242420A JP 24242092 A JP24242092 A JP 24242092A JP H0682314 A JPH0682314 A JP H0682314A
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JP
Japan
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water temperature
water
measurement
circuit
time
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JP4242420A
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English (en)
Inventor
Susumu Nishihara
進 西原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 釣人が容易に自分の釣ろうとしている場所の
水中温度を確認できる水温計を提供する。 【構成】 水温計は、測定する所望の水深にまで水温計
が沈むまでの時間が設定される第1タイマ回路21と、
第1タイマ回路21に設定された時間の経過後水温計に
よる温度測定を行なう計測回路22とを含む。第1タイ
マ回路21の設定時間経過後計測回路22が計測するの
に必要な時間を加えた時間が第2タイマ回路23に設定
され、第2タイマ回路23の設定時間が経過すると自動
的に計測回路22による計測が終了され、メモリ回路2
4に測定値がメモリされ、液晶ディスプレイ12に表示
される。釣人は水温計を水上に引上げ、その表示を見る
ことにより、自分が釣りを行なおうとしている部分の水
中温度を確認できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は表層面から浅海までの
水中温度の測定を必要とされる調査に使用される水温検
出装置に関し、特に、記憶装置が設けられた水温検出装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は魚介類の生息する適水温を魚介類
毎に示した図である。図から各魚介類にはそれぞれ最適
の水温域があることがわかる。したがって魚釣りをする
人は自分が釣りたい魚の種類に応じてその魚の棲む最適
温度領域がわかるため、自分が釣りをしている深さの水
温がわかれば所望の魚が釣れるか否かの判断が可能にな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の表層
面から浅海までの水中温度の測定は、中層水温計等を用
い、データ通信用回線を使用して重装備な機器を用いて
行なわれていた。これらの装置は高価であるだけでな
く、持ち運びが困難でかつ操作も困難であり、一般の釣
人には入手、使用ができなかった。したがって、一般の
釣人は自分が釣りたいと思っている魚がいるところに自
分の釣竿の先端があるのか否かを知ることができず、単
に勘に頼って釣りを行なっていた。
【0004】この発明の上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、一般の釣人が容易に自分の釣ろ
うとしている場所の水中温度を確認できるようにするこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1にか
かる水温検出装置は、水温を検出するための水温検出手
段と、水温検出手段を水上と水中の所望の深さの位置と
の間で上下させる手段と、所望の時間経過後から所定の
時間に水温検出手段が作動するよう制御する手段と検出
された水温を表示する手段とを含む。
【0006】請求項2にかかる水温検出方法は、水温を
検出する水温計を水中の所望の深さまで沈めるステップ
と、沈められた位置で水温を測定するステップと、測定
された水温を水温計に表示するステップと、沈められた
水温計を水上へ引上げるステップとを含む。
【0007】
【作用】請求項1にかかる水温検出装置においては、所
望の時間経過後所定の時間水中の所望の深さの位置で水
温を検出するよう水温検出手段が作動されるため、釣人
は水温検出手段が所望の深さに到達するのに必要な時間
を予め所望の時間として水温検出手段に設定できる。そ
して所望の深さにおける温度が水温検出手段に表示さ
れ、釣人は水温検出手段を水上に引上げることによっ
て、所望の深さの位置の表示された水温を認識すること
ができる。
【0008】請求項2にかかる水温検出方法において
は、水温計を沈めた所望の位置の温度が測定され、その
温度が表示された水温計が水上に引き上げられることに
よって、所望の深さの位置の水温を釣人が認識できる。
【0009】
【実施例】以下この発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1(A),(B)はこの発明にかかる水温検出
装置に用いられる水温計の模式図である。水温計1は不
使用時には(B)に示すように収納用のケース19に納
められ、使用時には(A)に示すようにケース19から
取り出される。図1(A)を参照して、この発明にかか
る水温計1は、水温計1に電源供給を開始するためのリ
ードスイッチ10と、タイマ設定スイッチ11と、水温
を検出するための水温センサ13と、水温センサ13に
よって検出された水温を表示する液晶ディスプレイ12
とを含む。水温計1の先端部には、水温計1をナスカン
等で導糸に支持することによって水中の所定の位置に沈
めるためのナスカン支持用の穴部18が設けられる。
【0010】図2は水温計1の図1(B)においてII
−IIで示した部分の断面図である。(A)はケース1
9に収納された状態、(B)はケース19から取り出さ
れた状態を示す。図2を参照して、本体に付属するケー
ス19にマグネット31aが装着されており、ケース1
9を図1(A)に示すように矢印方向に引張ることによ
って水温計1のマグネット31bがマグネット31aか
ら開放され、それによって図2(B)に示すようにリー
ドスイッチ10のマグネット10a,10bが接触す
る。その結果、水温計1の電源が入る。
【0011】ケース19はカラー強化プラスチックで液
晶ディスプレイ12の部分は透明になっている。水温計
1の内部には水温センサ13を含む測定機器とケース1
9の空間を水圧から耐えるように絶縁物を挿入してい
る。また、水温計1は密閉状態のため電池の取換えはで
きない使い捨て構造としている。しかしながら、水温計
1の構成はこれらの構成に限られるものではない。
【0012】図3は水温計1の制御部を示すブロック図
である。図3を参照して、水温計1の制御部はリードス
イッチ10と、タイマスイッチ11と、タイマスイッチ
11のONによって作動を開始する第1タイマ回路21
と、第1タイマ回路21に接続され、水温センサ13を
含む計測回路22と、第1タイマ回路21に接続された
第2タイマ回路23と、第2タイマ回路23および計測
回路22に接続され、計測回路22で得られたデータを
記憶するメモリ回路24と、メモリ回路24に接続さ
れ、計測回路22で計測された測定値を表示する液晶デ
ィスプレイ12とを含む。
【0013】リードスイッチ10は水温計1の電源のO
N/OFFおよびリセットの動作を行なう。第1タイマ
回路21は、設定されている時間内は計測回路22の動
作を止める。第1タイマ回路21の動作が開始されると
同時に第2タイマ回路23も動作を開始し、第1タイマ
回路21で設定されている時間が経過すると計測回路2
2は水温センサ13による計測を開始する。計測回路2
2では、所定の時間水温の計測を行なう。第2タイマ回
路23では、第1タイマ回路21で設定された時間経過
後メモリ回路24を動作させ、計測回路22で測定した
データをメモリに記憶する。メモリ回路24に記憶され
た測定データは液晶ディスプレイ12に表示される。
【0014】図4はこの発明にかかる水温計1を用いて
実際に水温を測定する場合の模式図である。図4を参照
して、この発明にかかる水温計1を組込んだ水温検出装
置は、水温計1と、水温計1を保持するナスカン15
と、ナスカン15および水温計1を所望の水深まで沈め
るためのおもり17および導糸16と、導糸16とを保
持する、リールおよび釣竿等からなる釣具14とを含
む。
【0015】図5はこの発明にかかる水温検出装置の動
作を示すフローチャートである。図1−図5を参照して
水温検出装置の動作について説明する。
【0016】まずリール付の釣具14を用いて導糸16
におもり17およびナスカン15を用いて水温計1を取
付ける。ここで釣具14は一般的な釣具で、底釣りがで
きる状態のものとする。また導糸16は、たとえば25
mおきに色分けされた水深カラー表示されたものを使用
し、水温計1までの導糸16を延ばした深さを目視で確
認できるものとする(S11)。
【0017】次に水温計1をケース19から抜きとるこ
とによって、リードスイッチ10をONする(S1
3)。次にタイマスイッチ11を用いてタイマセットを
行なう。タイマスイッチ11は押しボタンスイッチであ
り、これを押すことによって第1タイマ回路21のタイ
マセットが可能である。すなわち、タイマスイッチ11
を1回押す毎にたとえば10秒毎の設定ができるものと
する。タイマ設定後所定時間(たとえば2秒)タイマス
イッチ11を押すことによって第1タイマ回路21が作
動する(S15)。
【0018】次に水温計1の付いた導糸16を、水深カ
ラー表示を見ながら目標の水深まで沈める(S17)。
所望の水深値まで導糸16が沈められると第1タイマ回
路21に設定された時間になり(S19でYES)、自
動的に計測回路22で温度測定が開始される(S2
1)。所定の計測時間(約1分)経過すると自動的に計
測が終了し、メモリ回路24がONされる(S23,S
25)。ここで計測完了およびメモリ回路のONは、第
2タイマ回路23によって行なわれる。すなわち、第2
タイマ回路23は、第1タイマ回路21の作動開始によ
って作動開始され、計測回路22の動作開始するまでの
時間に計測時間を加えた時間が予め設定されているもの
とする。
【0019】次に測定値がメモリ回路24に記憶され
(S27)、液晶ディスプレイ12に測定値が表示され
る(S29)。
【0020】釣人は水温計1が所望の深さに到達するま
での時間と計測に必要な時間(すなわち第2タイマ回路
23の設定時間)経過後導糸16を引上げ(S31)、
測定結果を確認し(S33)、電源スイッチ11をOF
Fする(S35)。
【0021】なお、水温計1を水中に投下してから所望
の水深に到達するまでの時間を図6に示す。釣人は図6
に記載されたデータを参考にして第1タイマ回路21の
タイマ設定を行なう。
【0022】なお、図6は一般的な釣具14を用いて流
速が僅かな状態で実際に水温計1を海に沈めて得られた
データである。
【0023】表1にこの発明にかかる水温計の仕様の一
例を示す。
【0024】
【表1】
【0025】表1に示すように、水温計1の温度測定範
囲は0℃〜30℃であり、測定誤差は±0.2℃、測定
可能水深は150mとする。また、第1タイマ回路にお
けるタイマ設定可能時間は図6に示したデータを考慮し
て2分とした。
【0026】なお、上記実施例ではタイマスイッチ11
を用いて第1タイマ回路21のタイマセットを行なった
が、第1タイマ回路の設定値を一定としてタイマスイッ
チ11を省いてもよい。また電源スイッチとしてリード
スイッチを用いた例を示したが、これに限られるもので
はない。
【0027】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、所望の
時間経過後一定時間の温度を検出し、その値を表示する
よう水温検出手段が作動されるため、釣人は水温検出手
段が所望の深さに到達するのに必要な時間を予め設定
し、その時間および計測時間が経過した後水温検出手段
を引上げることにより、所望の深さの位置の水温を認識
できる。
【0028】その結果、釣人が自分の釣ろうとしている
場所の水中温度を知ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる水温計の外観を示す模式図で
ある。
【図2】図1(B)のII−IIで示す部分の断面図で
ある。
【図3】この発明にかかる水温計の制御部の要部を示す
ブロック図である。
【図4】この発明にかかる水温検出装置を示す模式図で
ある。
【図5】水温検出装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】水温計を水中に投下し、目的水深に到達するま
での時間を示す表である。
【図7】魚介類の適水温を示す図である。
【符号の説明】
1 水温計 10 リードスイッチ 11 タイマスイッチ 12 液晶ディスプレイ 13 水温センサ 14 釣具 15 ナスカン 16 導糸 17 おもり 21 第1タイマ回路 22 計測回路 23 第2タイマ回路 24 メモリ回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水温を検出するための水温検出手段
    と、 前記水温検出手段を水上と水中の所望の深さの位置との
    間で上下させる手段と、 所望の時間経過後から所定の時間に前記水温検出手段が
    作動するよう制御する制御手段と、 前記水温検出手段が作動されることによって検出された
    水温を表示する手段とを含む、水温検出装置。
  2. 【請求項2】 水温を検出する水温計を水中の所望の深
    さまで沈めるステップと、 前記沈められた位置で水温を測定するステップと、 前記測定された水温を前記水温計に表示するステップ
    と、 前記沈められた水温計を水上へ引上げるステップとを含
    む、水温検出方法。
JP4242420A 1992-07-17 1992-09-11 水温検出装置およびその方法 Pending JPH0682314A (ja)

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JP4242420A JPH0682314A (ja) 1992-07-17 1992-09-11 水温検出装置およびその方法

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6173592 1992-07-17
JP4-61735 1992-07-17
JP4242420A JPH0682314A (ja) 1992-07-17 1992-09-11 水温検出装置およびその方法

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JPH0682314A true JPH0682314A (ja) 1994-03-22

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JP4242420A Pending JPH0682314A (ja) 1992-07-17 1992-09-11 水温検出装置およびその方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102338666A (zh) * 2011-05-25 2012-02-01 刘继辉 一种茶杯用水温测量装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4930480B1 (ja) * 1970-12-30 1974-08-13

Patent Citations (1)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950516