JPH0682017B2 - 空気調和機等の遠隔操作装置 - Google Patents

空気調和機等の遠隔操作装置

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JPH0682017B2
JPH0682017B2 JP62294443A JP29444387A JPH0682017B2 JP H0682017 B2 JPH0682017 B2 JP H0682017B2 JP 62294443 A JP62294443 A JP 62294443A JP 29444387 A JP29444387 A JP 29444387A JP H0682017 B2 JPH0682017 B2 JP H0682017B2
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正美 林
誠 海原
保則 姫野
正樹 小山
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は空気調和機等の遠隔操作システムにかかわるも
のである。
従来の技術 従来、空気調和機の遠隔操作システムは第3図に示すご
とく、指令入力装置1′、判断装置2′、送信装置
3′、から或る遠隔操作装置A′と、受信装置4′、記
憶装置、判断装置5′駆動装置6′から成る空気調和機
B′とで構成されるもので、使用者が好みに合った状態
を指令入力装置1′により遠隔操作装置A′に入力する
と判断装置2′がその状態を送信装置3′により送信さ
せ、それを受信送置4′によって受信した空気調和機
B′がその判断装置5′により受信した内容に応じて駆
動装置6′によって運転をするシステムとなっていた。
発明が解決しようとする問題点 ところが、空気調和機B′の運転の指令というものは、
温度、風量等を快適と思われる値に種々設定しなければ
ならず、また、その快適感は、部屋の大きさ、使用者の
年令、性別、個体差、外気条件等によって様々に異なる
のものとなっており、各人が名様に設定を行なう必要が
あり非常に煩雑な操作となっていた。本発明はかかる空
気調和機等、個体差によって操作条件がかわり操作が煩
雑な機器の操作を誰でも簡便に操作できるようにするこ
とを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 かかる問題を解決するために本発明は、使用者の年令や
環境に応じて最適な運転状態を数種に分けて記憶した記
憶装置を具備した空気調和機と、番号とその存在を表示
しその一部が可とう性を有した複数の札と、札を保持す
る装置、札の番号、存在を検出する装置を具備し送信内
容を札の可とう性部分を介して指令入力装置を作動させ
るようにした遠隔操作装置とから構成したものである。
作用 この構成とすることにより使用者は自分の好みの札を選
び、遠隔操作装置に組込む事により空気調和機に札の存
在と番号が送信され、各々に応じた運転を行ないまた、
微調整を望まれる使用者には、札を介して指令入力装置
を動作する事も可能であり、更に個人に応じた運転を簡
便に行なうものである。
実施例 本発明による空気調和機等の遠隔操作システムの実施例
を第1図に示す。
すなわち、部屋の名称や使用者の年令層例えば「居
間」、「寝室」、「子供部屋」等と表現されたカード状
の札1a〜1gが7枚有り、各々に番号が1〜7まで表示さ
れている。その表示方法は例えば黒地に四角く白い塗料
2が四角形状に塗られ、その反射率の違いにより白なら
1、黒なら0と検出する原理を基本にし、3桁並んで配
置されれば、2進法により000が札なし、次いで001は1
番、010が2番となり111の7番まで検出することができ
る。次にAは遠隔操作装置で、これは札1a〜1gの保持装
置3、札の番号の検出装置4、指令入力装置5、判断装
置6、送信装置7から成っており、札1a保持装置3に乗
せて挿入すると検出装置4により札の番号が110すなわ
ち6番と読み込まれる。マイクロプロセッサ等により成
る判断装置6は、検出装置4からのその値を受けとり、
送信装置7を駆動する。この送信装置7は光線式で赤外
光を変調して送信する。
また1aを保持装置3に装着し、遠隔操作装置Aにセット
すれば、札1aにて前記指令入力装置5は穏れて見えなく
なり、使用者は指令入力装置5のスイッチを操作しなく
てもよいことが理解できる。
かつ、第2図に示すように、札1a〜1gにスリット13を設
け、部分12が可動することを可能にすることにより、例
えば指令入力装置5を温度調整ボタンとした場合には部
分12を押すことにより、札1aに入力されている送信プロ
グラムの内容の温度指令を調整することができる。これ
は、札1aの持つ決められた送信プログラムを更に微妙に
変更したい使用者の要望に応えるものである。
第1図中Bは空気調和機で、送信装置8、記憶装置9、
判断装置10、駆動装置11から成り、受信装置8は赤外光
線感応式で送信装置7より送られた信号を受けとりマイ
クロプロセッサ等より成る判断装置10により解読され
る。今、札番号という信号が送られてきたとすると、
判断装置10は記憶装置9に記憶されている運転モード
を読み込みに行き、その運転モード2に従って駆動装置
11を駆動し、温度設定、風量等を設定して運転するもの
である。
また札1a〜1gが遠隔操作装置に挿入されていない場合は
000が検出され札無しと送信される。この場合は指令入
力装置5により入力された温度設定や風量設定等の指示
に従い空気調和機Bの運転が行なわれる。
発明の効果 以上の説明により明らかなように、本発明による空気調
和機の遠隔操作装置は、番号と自らの存在を表示し、そ
の一部が可とう性を有した複数の札と、札の保持装置、
札の番号の検出装置、札の存在の検出装置、指令入力装
置、記憶装置、判断装置、送信装置から成る遠隔操作装
置と、受信装置、記憶装置、判断装置、駆動装置から成
る空気調和機の3者により構成され、遠隔操作装置に、
ある番号の札を保持させ、札によって指令入力装置を隠
す構成としさらにその存在と番号を検出し、空気調和機
にその存在と番号を送信し、空気調和機はその受信内容
に対し、記憶装置により記憶された運転内容に従って駆
動装置を動作させるもので、カード状の札に絵文字等に
て使用状態を例えば、家族の団らんや、就寝時等のよう
に表示してあれば、文字が読めない子供や文盲の人でも
容易にその人の活動状態や好みに合った札を選ぶことが
でき、しかもカード状の為、何枚も重ねてもスペースを
とらず、小さいスイッチを押し間違えそうになる老人等
にとって、スイッチに代ってカード札をセットする動作
により非常に操作性が簡単になるばかりでなくその複雑
な操作を行なうスイッチが穏されることにより安心して
操作ができかつ、決められた送信プログラムを微妙に変
更したい使用者に対しては札に設けた可動部を操作する
ことにより送信内容の微調整が簡単に行えるという種々
の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例における空気調和
機の遠隔操作装置の分解斜視図、第3図は従来例を示す
空気調和機の遠隔操作装置の分解斜視図である。 1a〜1g……札、4……検出装置、5……指令入力装置、
6……判断装置、7……送信装置、8……受信装置、9
……記憶装置、10……判断装置、11……駆動装置、12…
…札の可動可能部分、13……スリット、A……遠隔操作
装置、B……空気調和機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】番号と自らの存在を表示しその一部が可と
    う性を有した複数の札と、札の保持装置、札の番号の検
    出装置、札の存在の検出装置、指令入力装置、記憶装
    置、判断装置、送信装置から或る遠隔操作装置と受信装
    置記憶装置、判断装置、駆動装置とを具備した空気調和
    機において、前記遠隔操作装置に、ある番号の札を保持
    させ、指令入力装置の少なくとも1部をおおいかぶせて
    穏れるように配置し、その存在と番号を検出し、空気調
    和機にその存在と番号を送信し、空気調和機はその受信
    内容に対し、記憶装置により記憶された運転内容に従っ
    て駆動装置を動作させかつ、その送信内容を、札の可と
    う部分を介して、指令入力装置を動作させる構成とした
    空気調和機等の遠隔操作装置。
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JP2700016B2 (ja) * 1991-12-10 1998-01-19 株式会社富士通ゼネラル 磁気カード式空気調和機の制御システム
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