JPH0681580U - 遊戯機械

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(57)【要約】【目的】従来のパチンコ台になかった釘の無いパチン
コ台によって不思議でおもしろい遊戯機器を提供するこ
とを目的とする。【構成】パチンコ台盤面のうら側に磁石を複数個設け
ることによって盤面の釘を取り去って磁力によってパチ
ンコの玉の動きを調整するように機器構成されているも
のである。

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、遊戯機器に磁力を利用したものである。

【０００２】

【従来の技術】

遊戯機器であるパチンコの機械は近年目覚ましく変革をとげてきた、最近ではあらゆるさいせんたんの、エレクトロニクス技術を取りいれておりはなやかになってはいるが、パチンコ玉の落下の経路を変化させるものは、いわゆる釘というものを使用している。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来のパチンコ台は釘のみにおいて玉の落下の経路を制御しているがパチンコの玉が磁力に対して反応することを考えにいれるならば釘のみにこだわる必然性はない。

【０００４】本考案はパチンコ玉の落下経路の制御を磁力によっておこなうことにより、玉の落下に関して極めて不思議で興味深くおもしろい、大衆娯楽機器を提供することを目的とするものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案は複数個の磁石をパチンコ台の盤面のうら側に配置して磁力を盤面の方向へ作用させて、パチンコ玉の落下経路を制御するようにする。

【０００６】磁力ちょうせいできるように磁石及び電磁石の磁力の強さを調整できるように機械的可動部と雪気的回路部とを設けて機械的可動部と電気的回路部とを併用してパチンコ玉の落下を目的の方向へ落下するようにする。

【０００７】

【作用】本考案はパチンコ台の盤面のうら側に磁石を配置することによって、盤面には釘が一つもなくなり、しかもパチンコの玉は自由落下ではなくあたかも落下経路に何等かの物体があるように鉛直方向へ向かって複雑な動きをしながら、移動してゆくので、非常に不思議な感覚で見ているだけでも楽しい遊戯となる。

【０００８】

【実施例】

図１は本考案の一実施例の概観図である。

【０００９】この実施例ではパチンコ台本体１にその内側に磁石３と４、外側に盤面２と、磁石位置調節可動部５と電磁石６、とが設けられている。

【００１０】磁石３と４及び電磁石６は磁石位置調節可動部５によって任意に盤面の板との距離、位置が調節出来るようになっている、また電磁石はその磁力を電気的に調節可能になっている。

【００１１】図２においては盤面１と盤面のうらにある磁石２と玉３と玉の運動方向を示す矢印の線があり具体的な磁石による玉の運動を示してある。

【００１２】図３は上記実施例におけることがらをもとにパチンコ台盤面上の玉の動きを図にしたものである、玉７は釘の無い盤面上で玉の落下を示す線８の様に鉛直方向へと落下していき、釘がないのでどこで玉が曲がるかを見るのが実におもしろい、玉の最初の落下位置によって８の線はいろいろと変化する。

【００１３】

【考案の効果】

木考案によってパチンコ台の釘がなくなるので、釘のあった部分にも新しく絵やその他の装飾を施すことが出来、さらに今までに体験したことの無い玉の動きを体験しながら、非常におもしろいパチンコ遊戯ができるのである。

【図面の簡単な説明】

【図１】木考案における一実施例における大まかな構造
概観図である。

【図２】上記構造図によるパチンコ玉と磁石による相対
的な力学的関係における玉の運動の基本的部分の図であ
る。

【図３】図１及び図２によって具体的にパチンコ台の盤
面上でのパチンコ玉の動きの一部をあらわした図であ
る。

【符号の説明】

１．．．パチンコ台本体２．．．盤面３．．．磁石４．．．磁石５．．．磁石位置調整可動部６．．．電磁石７．．．パチンコ玉８．．．玉の落下運動を示す線９．．．ポケット１０．．玉の移動方向の矢印

【実用新案登録請求の範囲】