JPH068134Y2 - 染色その他の処理用ボビン - Google Patents

染色その他の処理用ボビン

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JPH068134Y2
JPH068134Y2 JP1990053040U JP5304090U JPH068134Y2 JP H068134 Y2 JPH068134 Y2 JP H068134Y2 JP 1990053040 U JP1990053040 U JP 1990053040U JP 5304090 U JP5304090 U JP 5304090U JP H068134 Y2 JPH068134 Y2 JP H068134Y2
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JP
Japan
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bobbin
spindle
peripheral surface
cheese
dyeing
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JP1990053040U
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English (en)
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JPH0412468U (ja
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洋一 加藤
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Hisaka Works Ltd
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Hisaka Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、染色その他の処理用ボビンに関し、特にチー
ズの染色や乾燥その他の処理に用いるボビンに関する。
〔従来の技術〕
チーズ染色の自動化システムが提案されている。かかる
システムにおける従来のチーズ自動装填装置にあって
は、チーズはキャリアの上方から垂直に落下されてスピ
ンドルに自動的に装填される(例えば、特開昭62−2162
7号および特開昭62−21618号)。この場合、チーズはス
ピンドルの高さに相当する距離だけ自重落下することと
なり、チーズの型くずれやボビンずれまたはボビンはず
れ等を起こすという問題があった。
かかる問題を解消するためにキャリアスピンドルを水平
にした状態でチーズを装填する装置が提案されている
(例えば、特開昭59−192765号)が、このような装置に
おいて、従来の截頭円錐形のボビンをスペーサを挟んで
装填しようとすると、ボビン内周面がスピンドル外周面
で支持されるようになるため、ボビンとスペーサとの嵌
合が外れるという問題が生じる。
一方、実開昭64−18183号には、截頭円錐形のボビンに
よる処理におけるスペーサレスを実現するために、ボビ
ン底部大径部側にボビン頂部小径部が嵌挿着できるよう
なリング体を用いることが開示されている。この装置に
よれば、上記の問題は生じないけれども、リング体を別
途に製造するものであるためコスト高となり、また使用
に際してはこのリング体の組み付けに手間を要するとい
う問題がある。
また、実公昭61−4555号には、ストレートボビンの使用
におけるスペーサレスを実現するために、ボビン内周面
にボビン本体と一体的に形成された突起部を設けること
が開示されているけれども、截頭円錐形のボビンに関し
ては何らの開示も存在しない。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、極めて単純な構造を有するにも関わらず、キ
ャリアスピンドルを水平にしもしくは傾斜させた状態で
チーズを装填する場合にも上記の如き問題を生じること
のない、截頭円錐形のボビンを提供しようとするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案によれば、上記課題を解決するため、周面に多数
の貫通孔を有する截頭円錐形の合成樹脂製ボビンにおい
て、前記ボビンの少なくとも底部大径部内周面に、前記
ボビンをスピンドルに嵌挿着したときに前記ボビンの中
心軸線が前記スピンドルの中心軸線とほぼ一致するよう
に前記ボビンを保持することのできる複数の突起部を設
けたことを特徴とする染色その他の処理用ボビンが提供
される。
〔作用〕
本考案のボビンは、その内周面に設けられた複数の突起
部がスピンドル外周面に対してこのボビンを支持して両
者間に軸線のずれを生じさせることがないので、キャリ
アスピンドルを水平にしもしくは傾斜させた状態でスペ
ーサを挟んでチーズを装填する場合にも、ボビンとスペ
ーサとの嵌合が外れるという問題を生じることはない。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら、本考案の実施例について説
明する。
第1図は、本考案のボビンの一実施例を示す図であり、
イはその平面図、ロは縦断面図、ハはA−A矢視横断面
図である。合成樹脂製のボビン本体の周面には多数の貫
通孔1が設けられ、またその内周面には頂部小径部から
底部大径部に垂下する複数のリブ状の突起部2が形成さ
れている。このリブの内接円の径は、長さ方向全体にわ
たってほぼ同一であり、スピンドルの外周面に過大の遊
びを生じることなく嵌挿着されるのに適当なものであ
る。なお、この突起部は、必ずしも、上記例示の如きリ
ブ状である要はなく、またボビンの長さ方向のほぼ全体
にわたり形成されている要もないことは容易に理解され
るところである。
しかるに、従来の截頭円錐形のボビンでは、第3図に示
すように、キャリアスピンドル3を水平にした状態でチ
ーズ4を装填する場合には、ボビン5に芯ずれが生じ、
ボビン5とスペーサ6との嵌合が外れるという問題が生
じる。しかし、本考案のボビンでは、第2図に示すよう
に、ボビン5は、その突起部によりスピンドル3の外周
面に対して支持されるので、芯ずれを生じることなく、
ボビン5とスペーサ6との嵌合は終始維持されるのであ
る。また、このような構成のボビンは、製造に際して合
成樹脂により容易に一体成形することができるので、コ
ストを過大に増大せしめることがない。
〔考案の効果〕
本考案によれば、安価なボビンをもってチーズの処理を
行うことができ、その際チーズのキャリアスピンドルへ
の自動装填を容易かつ効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ボビンの一実施例を示す図、第2図は第
1図のボビンを水平に保持したキャリアスピンドルに装
填した状態を説明する模式図、そして第3図は従来のボ
ビンを水平に保持したキャリアスピンドルに装填した状
態を説明する模式図である。 1…貫通孔、2…突起部、3…スピンドル、4…チー
ズ、5…ボビン、6…スペーサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】周面に多数の貫通孔を有する截頭円錐形の
    合成樹脂製ボビンにおいて、前記ボビンの少なくとも底
    部大径部内周面に、前記ボビンをスピンドルに嵌挿着し
    たときに前記ボビンの中心軸線が前記スピンドルの中心
    軸線とほぼ一致するように前記ボビンを保持することの
    できる複数の突起部を設けたことを特徴とする染色その
    他の処理用ボビン。
JP1990053040U 1990-05-23 1990-05-23 染色その他の処理用ボビン Expired - Lifetime JPH068134Y2 (ja)

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JPH0412468U JPH0412468U (ja) 1992-01-31
JPH068134Y2 true JPH068134Y2 (ja) 1994-03-02

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5142528Y2 (ja) * 1974-06-24 1976-10-15
JPS5322067Y2 (ja) * 1974-09-17 1978-06-08

Also Published As

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JPH0412468U (ja) 1992-01-31

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