JPH068133Y2 - テープ用巻芯およびテープホルダー - Google Patents

テープ用巻芯およびテープホルダー

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JPH068133Y2
JPH068133Y2 JP1988121629U JP12162988U JPH068133Y2 JP H068133 Y2 JPH068133 Y2 JP H068133Y2 JP 1988121629 U JP1988121629 U JP 1988121629U JP 12162988 U JP12162988 U JP 12162988U JP H068133 Y2 JPH068133 Y2 JP H068133Y2
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JP
Japan
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tape
core
peripheral surface
core body
annular rotation
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JP1988121629U
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JPH0243881U (ja
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信介 立田
弘 宮田
孝三郎 中村
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Nichiban Co Ltd
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Nichiban Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は各種の粘着テープ、紙テープ、プラスチックテー
プ、布テープ等に使用されるテープ用巻芯および該巻芯
を装着したテープホルダーに関する。
従来粘着テープ、紙テープ等のテープ類は紙、プラスチ
ック製の短円筒状巻芯に巻回したものを、テープカッタ
ー、テープホルダー等のリール(回転ドラム)に、懸架
し、巻芯に巻回されたテープを巻戻し、その所要長を切
断して使用するようにしたものであるが、テープを巻芯
に巻回したものおよびこれを懸架したテープホルダー等
はかさばり携帯、その他手元において手軽に使用し難
い。また、上記のようなかさばりを軽減するため、キャ
タピラ状に回転する無端状巻芯に粘着テープを巻回した
粘着テープロールがあるが、構造が複雑で、製作に手数
を要する等の欠点がある(例えば、実開昭60−011
589号公報)。
本案は上記の如き欠点を解消するもので、巻芯の外周面
に環状回動帯(体)を嵌め合わせ、この環状回動帯を上
記外周面上で滑べらすようにして回動するようにした特
殊な巻芯を形成し、該巻芯上に粘着テープその他のテー
プを巻回するようにしたもので、構造簡単で、扁平状に
形成されたものでも、テープ巻戻しのさい巻芯全体を回
転させる必要がないので広い空間を必要とせず、巻芯本
体を固定した状態で環状回動帯を滑べらせながら巻戻し
が簡易にできるテープ巻芯およびこの巻芯を装着したホ
ルダー(カッター)を提供しようとするものである。
以下実施例を図面について説明すると、巻芯本体(1)の
周面(テープ巻回面)に沿って滑動的な環状回動帯(2)
が設けられ、本案の巻芯(3)が形成されている。上記巻
芯本体(1)と環状回動帯との接触面は少なくともその一
方が滑性を有し、両者間の摩擦抵抗を少なくし、接触面
上を円滑且つ容易に滑動することが必要である。このた
め両者間の接触面を滑性の大きな材料による形成が望ま
しいし、更に両者間の接触面積を適当に小さく形成して
一層円滑な滑動が得られる。
上記巻芯本体(1)は各種の硬質プラスチック、繊維強化
プラスチック、金属、木材、ガラスその他のセラミック
ス等により、その外形はそれ自身回転しないので紡錘
状、扁平状、長楕円形状、卵形状のほか、三角形状、四
角形状その他の多角形状等の中空体若しくは中実体など
種々な形状に形成できる。前記巻芯本体の周面とこの周
面に嵌め合わされる環状回動帯との接触面積を少なくす
る必要のある場合には、巻芯本体の周面に、例えば縦縞
状、横縞状、縦横縞状等の凹部(16)と凸部(17)を交互に
有する凹凸面(第12〜13図)等に形成できる。また
巻芯本体の周面は前記材料により所要の平滑面に形成で
きるほか、表面にシリコーン樹脂、弗素樹脂その他の滑
り性のよい樹脂その他の材料を塗布若しくは積層等して
滑り性のよい面にできる。
環状回動帯(2)は適度の可撓性、靱性、表面滑性等を有
する例えば、紙、布帛、合成樹脂加工紙若しくは加工
布、合成紙、硬質乃至半硬質プラスチックフィルム等で
形成でき、巻芯本体との接触面の滑性を更に増進するさ
いには、シリコーン樹脂、弗素樹脂その他の滑り性のよ
い表面を形成する材料をその接触面に塗布若しくは積層
加工等の処理を施すこともできる。また接触面積を少な
くするため適当な凹凸面にもできる。
このように形成された巻芯(3)の環状回動帯の上面に
は、従来の巻芯と同様に各種粘着テープのほか、紙テー
プ、布テープ、プラスチックテープ等の所定量のテープ
(4)が巻回される。得られたテープを巻回した巻芯(5)は
そのままでテープホルダーとなり、そのテープを巻戻し
て使用することができる。巻戻すさいには前記のテープ
を巻回した巻芯(5)の環状回動帯及びその上に巻回され
たテープを避けて巻芯本体の両側部(1a)、(1a)を一方の
手の2本の指で把持し、前記巻回されたテープ(4)の末
端を他方の手の指で把持し、これを引張れば、環状回動
帯は巻芯本体の周面上を滑って回動しながら次々とテー
プが引出されるから、所要長をカットすればよい。
上記の如くテープ類を巻回した巻芯(5)若しくはテープ
類を巻回しない巻芯(3)は支持枠(6)に適当な支持部(9)
により懸架して本案のテープホルダー(10)が形成され
る。前記支持部(9)は、例えば巻芯(3)を構成する巻芯本
体(1)の両側部(1a)、(1a)に支持用の凹入部(11)を間隙
を存して2個づつ設けておき、この巻芯に応当して嵌入
する中空部(7)を有する支持枠(6)の前記中空部を形成す
る対向側片(8)、(8)の各内側壁(8a)、(8a)に前記巻芯本
体の凹入部(11)に対応して嵌入する突起部(12)、(12)を
設け、前記突起部に巻芯本体の凹入部(11)、(11)を弾力
的に嵌入して、支持枠に巻芯が着脱可能且つ非回転的に
定着できる。(14)は支持枠に懸架されたテープ巻回巻芯
(5)のテープ(4)の引出し方向に当る中空部前片(13)に設
けられた切刃で、切断されたテープ端の仮着部(15)を存
している。図面では、支持枠の中空部を側片(8)、(8)と
前片(13)によって形成し、前片に対向する後片の部分(1
3a)が開放状になっているものを示しているが、後片を
有し閉止状に形成されたものでもよい。また中空部に対
し巻芯の定着は上記の如き凹凸部による嵌着以外に種々
の方法でできるもので、上記に限定されるものではな
い。
上記の如くして支持枠に懸架されたテープを巻戻すさい
は、支持枠を一方の手で把持し、他方の手でテープ端を
切刃方向に引張れば、テープは環状回動帯の滑動によっ
て引出されるから所要長をカットすればよい。なお、上
記では巻芯本体に環状回動帯を設けた巻芯(3)は支持枠
の左右両側片に対し左右各2対の支持部で懸架したが、
1対の支持部で、非回転的に懸架してもよく、テープは
前記同様に巻戻しができる。
本案は上記の如き構成で、巻芯に巻回されたテープ類を
巻戻して使用するさい、従来の如く巻芯全体を回転する
ことがないので、長楕円形状、扁平状に形成された巻芯
でも、テープホルダーの中空内に懸架されたまま引出し
て容易に使用でき、そのさい巻芯がテープホルダー外に
突出して巻戻しの邪魔になったり、巻戻し操作を困難に
したりすることがなく、構造簡単で、安価に製造でき
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の実施例を示し、第1図は巻芯の斜視図、第
2図は側面図、第3図は第1図のIII−III線断面図、第
4図は巻芯に粘着テープを巻回したテープホルダーの斜
視図、第5図〜第11図は変形例を示す巻芯の側面図、
第12図〜第13図は変形例を示す巻芯本体の斜面図、
第14図は第1図の巻芯を支持枠に懸架したテープホル
ダーの平面図、第15図は第14図のXV−XV線断面図で
ある。 (1)は巻芯本体、(1a)は巻芯本体の側部、(2)は環状回動
帯、(3)は巻芯、(4)はテープ、(5)はテープを巻回した
巻芯、(6)は支持枠、(7)は中空部、(8)は中空部側片、
(8a)は側壁、(9)は支持部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−150681(JP,A) 実開 昭52−24190(JP,U) 実開 昭61−172606(JP,U) 実公 昭44−25138(JP,Y1)

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】硬質プラスチックその他の適宜材料でテー
    プ幅に対応するような幅の周面を有する巻芯本体を形成
    し、該巻芯本体の上記周面上にこの上を回動しかつテー
    プが巻回されるべき環状回動帯を嵌め合わせ、上記巻芯
    本体の周面及び環状回動帯の内面の一方若しくは双方を
    良好な滑り性のものに形成したテープ用巻芯。
  2. 【請求項2】上記巻芯本体の周面は、環状回動帯との間
    の接触面積を減じるように凹凸面に形成している請求項
    1記載のテープ用巻芯。
  3. 【請求項3】硬質プラスチックその他の適宜材料でテー
    プ幅に対応するような幅の周面を有する巻芯本体を形成
    し、該巻芯本体の上記周面上にこの上を回動する環状回
    動帯を嵌め合わせ、該環状回動帯の表面にテープを巻回
    し、上記巻芯本体を支持枠に動かないように固着したテ
    ープホルダー。
  4. 【請求項4】上記巻芯本体の周面は、環状回動帯との間
    の接触面積を減じるように凹凸面に形成している請求項
    3記載のテープホルダー。
  5. 【請求項5】上記環状回動帯の表面に巻回したテープが
    粘着テープである請求項3又は4に記載のテープホルダ
    ー。
JP1988121629U 1988-09-19 1988-09-19 テープ用巻芯およびテープホルダー Expired - Lifetime JPH068133Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988121629U JPH068133Y2 (ja) 1988-09-19 1988-09-19 テープ用巻芯およびテープホルダー

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JP1988121629U JPH068133Y2 (ja) 1988-09-19 1988-09-19 テープ用巻芯およびテープホルダー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0243881U JPH0243881U (ja) 1990-03-27
JPH068133Y2 true JPH068133Y2 (ja) 1994-03-02

Family

ID=31368811

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5224190U (ja) * 1975-08-12 1977-02-19
JP2599607B2 (ja) * 1987-12-05 1997-04-09 ニチバン株式会社 粘着テープの巻回層を有する芯体の製造方法

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Publication number Publication date
JPH0243881U (ja) 1990-03-27

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