JPH0681319U - 照明器具の付いた傘 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 雨天の夜間でも、前方を良く照らし、自動
車、バイクからその存在を容易に確認し易い傘を作るの
が目的である。 【構成】 傘の握りの部分に照明器具を内蔵させ、電源
を握りの内部に設けた電池ケース内の電池からとるよう
にした。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、手元握り（４）の部分に照明器具を内蔵させた、傘に関するもので ある。

【０００２】

【従来の技術】

従来の傘は、主に風雨をしのぐ為の道具であった。 それ故、ダーク系の色の傘は、夜間、自動車・バイク等からその存在を確認す るのが困難な場合があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案はそのようなことをなくすため、傘に照明器具を内蔵させ、傘と照明器 具を一体化することを課題として研究した。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

歩行中その光が前方を照らすように、手元握り（４）の下部前方に（７）電球 を配置し、レンズ（８）で覆う。握り上部にスイッチ（３）を設け、中を中空に し電池ケース（５）として利用する。 電池は握りの下方より挿入し蓋（６）を設ける。 電池ケース（５）の位置は、柄（２）の下部を直角に曲げ、その部分に設けて も、構造上は単純になる利点がある。その場合は、電池ケース蓋（６）に反射板 （１０）を取り付ければ、交通安全上有為である。

【０００５】

【作用】

本考案は、以上のような構成であるから、夜間でも、その前方を良く照らし、 昼間でも、違和感はない。

【０００６】

【実施例】

本考案を実施するため、最初は傘に懐中電灯を取り付けてみた。しかし、見栄 えも悪く、不安定であったので、傘と一体化したデザインで、設計する必要があ った。

【０００７】

【考案の効果】

本考案はこのような構成であるから、雨天の夜間等には、前方を良く照らし、 交通安全及び、防犯上にもおおいに役立つものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の正面図である。

【図２】 本考案の側面図である。

【図３】 本考案の他の実施例を示す側面図である。

【符号の説明】

（１）傘 （２）柄 （３）スイッチ （４）手元握り （５）電池ケース （６）電池ケー
ス蓋 （７）電球 （８）レンズ （９）保護用縁
取り （１０）反射板

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 手元握り（４）の部分に照明器具を内蔵
   させた傘。