JPH0680463U

JPH0680463U - 足蹴り乗板遊戯具

Info

Publication number: JPH0680463U
Application number: JP3433493U
Authority: JP
Inventors: 宏伊勢田
Original assignee: 宏伊勢田
Priority date: 1993-05-06
Filing date: 1993-05-06
Publication date: 1994-11-15

Abstract

(57)【要約】【目的】この考案は、足場板下部に車輪を付けた足蹴
り乗板遊戯具に関するものである。【構成】中空軸（２）の上部にハンドル（１）を付
け、下部に伸縮棒（４）を設け、その根元には足置板
（６）を固定すると共に、その裏面中央部には車支軸
（７）、及び車輪（８）を設ける。そして、車支軸が位
置する左右には走止金具嵌合部（１２）、その前方には
補助車輪嵌合部（１３）を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、足置板の裏面に車輪を付けた、足蹴り乗板遊戯具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、下部にコロを付けた遊戯具などはあったが、安全性の面からいえば、足首をねんざしたり、あるいは転倒したりして不適当であった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題点】

本案は、そうした欠点を除いて、安全第一の、しかも興味ある遊戯具を開発しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

いまその構成を図面を追いながら説明すると、（イ）中空軸（２）の上部にはハンドル（１）を付け、下部には適宜に穴（３）を設け、（ロ）その穴に嵌合可能な穴（５）を設けた伸縮棒（４）の下部には足置板（６）を設ける。（ハ）尚、中空軸（２）と伸縮棒（４）を固定するには、穴（３）、穴（５）に止め金具（９）を挿入し、締め付ける。（ニ）足置板（６）の裏面中心部には車支軸（７）を設け、その下部中心部には車輪（８）を設ける。（ホ）車輪（８）の左右には走止金具（１１）を嵌合固定するための走止金具嵌合部（１２）を設けると共に、（ヘ）その前方には補助車輪嵌合部（１３）を設ける。（ト）尚、走止金具嵌合部（１２）、補助車輪嵌合部（１３）の中心部には穴（１２^ａ）、穴（１３^ａ）を設ける。

【０００５】

【作用】

本案は以上のような構造であるから、これを使用するときは片足を足置板（６）に乗せ、片足で地面を蹴って勢いをつけたあと、片足も足置板（６）に乗せて走行する遊戯具である。若干の練習によって、誰でも自由に走行することができるようになる。

【０００６】

【実施例】

尚、本考案の実施に当たって次の如きことができる。（イ）初心者で走行することが容易にできない場合は、補助車輪（１０）を付けて練習すればよい。こうすると倒れる心配がないから、若年者でも安心して練習することができる。（ロ）補助車輪（１０）を取り付ける方法は、補助車輪嵌合部（１３）に補助車輪（１０）を嵌合して、穴（１０^ａ）、穴（１３^ａ）に止め金具を挿入し、締め付けるとよい。（ハ）本案は急な坂道での使用は厳禁であるが、平地でも片足を付いて止まることができない場合は、走止金具（１１）を取り付けて練習するとよい。足場板（６）を少し前方に倒せば、走止金具（１１）の先端部が地面に接触して停止することができる。（ニ）この走止金具（１１）の取り付け方は補助車輪（１０）の場合と同様であるが、走止金具（１１）の向きを反対にして取り付けることもできる。この場合は、後方に傾斜させれば停止する。

【０００７】

【考案の効果】

外で遊ぶことが少なくなった現代子にとって、本案は安全面からも万全であり、しかも全身運動になるばかりか、ストレス解消に役立つ興味深い遊戯具である。

【図面の簡単な説明】

【図１】補助車輪を付けた状態における本考案の正面図

【図２】足置板の裏面平面図

【図３】走止金具を取り付けた状態における本考案の斜
視図

【図４】走止金具を嵌合した状態における足置板の背面
図

【符号の説明】

１はハンドル２は中空軸３は穴４は伸縮棒５は穴６は足置板７は車支軸８は車輪９は止め金具１０は補助車輪１１は走止金具１２は走止金具嵌合部１２^ａは穴１３は補助車輪嵌合部１３^ａは穴１４は止め金具

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】（イ）穴（３）を設けた中空軸（２）の上部にハンドル
（１）を付け、下部には伸縮自在な伸縮棒（４）を設け
る。（ロ）穴（５）を設けた伸縮棒（４）の下部には足置板
（６）を設ける。（ハ）足置板（６）の裏面には穴（２^ａ）、穴（１
３^ａ）を設けた走止金具嵌合部（１２）、補助車輪嵌合
部（１３）を設ける。（ニ）足置板（６）の裏面中心部には車支軸（７）を設
け、その下部中心部には車輪（８）を設ける。以上の如く構成された、足蹴り乗板遊戯具。
【請求項２】足置板（６）の裏面に補助車輪（１０）を
設けた請求項１の足蹴り乗板遊戯具。
【請求項３】足置板（６）の裏面に走止金具（１）を設
けた請求項１の足蹴り乗板遊戯具。