JPH0680245U - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

プラズマディスプレイパネル

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JPH0680245U
JPH0680245U JP2063493U JP2063493U JPH0680245U JP H0680245 U JPH0680245 U JP H0680245U JP 2063493 U JP2063493 U JP 2063493U JP 2063493 U JP2063493 U JP 2063493U JP H0680245 U JPH0680245 U JP H0680245U
Authority
JP
Japan
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plasma display
display device
discharge
transparent conductor
display panel
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Pending
Application number
JP2063493U
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English (en)
Inventor
秀司 笹井
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁妨害が発生しないプラズマディスプレイ
装置を提供すること。 【構成】 プラズマディスプレイ装置のパネル前面、ま
たは光学フィルターパネル面に大面積の金属の平面体を
透明導電体として印刷あるいは蒸着等の手段によって配
設し、かつ、接地することにより電磁波の漏洩を防止す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プラズマディスプレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、従来のブラウン管に代わるものとしてプラズマディスプレイを使用した ものの商品開発が行われるようになった。従来、プラズマディスプレイによる表 示装置は、図3に示すように前面ガラス基板21の同一面上に互いに平行になる ように配設した電極22により面放電を行い、ガス管24の内部に希ガス26を 封入した構造になっていて、前記電極22相互間に電圧を印加することにより、 電極上に形成された誘電体層23、保護層25の表面で放電30をおこない、こ れによって紫外線を発生させる。この紫外線により背面ガラス基板31に塗布さ れている蛍光体27を励起発光し、前記蛍光体の塗り分けによってカラー表示を するようになっている。プラズマ状態に励起したガスに高電圧を印加すると、そ の時に発生する紫外線29により蛍光体が励起され発光し、この光28によって 蛍光体の発光面の最も明るい側を見ることができる構造になっていて、高輝度表 示が可能となる。この構造は蛍光体が放電領域に直接に曝されないので放電時の イオン衝撃による蛍光体の劣化が無く、長寿命であり、放電面に蛍光体などの不 安定なものが存在しないため放電特性が安定である等の優れた面を有している。 しかしながら上記の構造において、プラズマ状態に励起したガスに高電圧を印加 して放電を発生させるので、この放電による電流が瞬間的に断続することによっ て発生する妨害電磁波とプラズマ状態の陰、陽イオン物質の摩擦または接触によ り高電圧が発生し、これによって放電したものが電磁波ノイズを発生する。この ように放電電流によってランダム性の妨害電波を発生し、この電波の周波数が高 い場合には前記妨害電波のエネルギーはプラズマディスプレイ装置の外部の空間 に漏洩することになる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 上記のように、従来のプラズマディスプレイによる表示装置はプラズマ放電に よるランダム性の電磁妨害が発生する。このため周囲の電子機器に悪影響を与え る可能性があるという問題を有していた。本考案は上述の問題を解決し、電磁妨 害の発生しないプラズマディスプレイ装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上述の課題を解決するためプラズマディスプレイ装置のパネル前面 に印刷あるいは蒸着等の手段によって大面積の金属の平面体を透明導電体として 配設し、かつ、接地する。
【0005】
【作用】
上記のように、プラズマディスプレイ装置のパネル前面に透明導電体を配設し 、かつ、接地することによって、プラズマディスプレイ装置内部で発生する妨害 電磁波を外部に対して遮蔽することが出来る。
【0006】
【実施例】
以下、図に基づいて本考案によるプラズマディスプレイの実施例を詳細に説明 する。図1のプラズマディスプレイ装置において、1は前面ガラス基板で、2は 放電用電極で、3は誘電体層で、4は内部に希ガス6を封入したガス管である。 前記電極2相互間に電圧を印加することにより電極上に形成された誘電体層3、 保護層5の表面で放電10を発生させ、これによって紫外線9を発生させる。こ の紫外線により背面ガラス基板11に塗布されている蛍光体7を励起発光するよ うになっている。この蛍光体の励起発光した光8によって蛍光体の発光面の最も 明るい側を見ることができる。
【0007】 本考案は、上記前面ガラス基板1の表面に透明導電体12を配設し、これによ り妨害電磁波がプラズマディスプレイ装置の外部に漏洩するのを遮蔽するように 構成する。前記透明導電体12は、例えば、スズやインジウム等を酸化した酸化 膜を用い、これにより反射率を低下させるようにしているので画面が光ってみず らいという問題はない。さらに、この電磁シールドを完全にするには、導体によ ってプラズマディスプレイ装置全体を完全に遮蔽するようにしなければならない が、プラズマディスプレイ装置の後面及び横方向は回路等のシールドが施されて いて電磁的にほぼ遮蔽されている状態であるため上記のような構造でも十分なシ ールド効果がある。
【0008】 従来からプラズマディスプレイ装置のパネル前面には、外部からの反射光の低 減と予備放電(ガスの分布を一様にし、放電による輝度ムラを無くするために行 われる)の際に発生する内部からの光を遮蔽するために保護板(光学フィルター パネル)が使用されているので、本考案において図2に示すように、この保護板 の前面に印刷あるいは蒸着等の手段によって前記透明導電体を配設する。(図中 、符号は図1と同様のものを使用する)また、前記保護板を2重とし、その中間 層に前記透明導電体を配設することもできる。
【0009】
【考案の効果】
以上に説明したように、本考案によるプラズマディスプレイ装置によれば、プ ラズマディスプレイ装置のパネル前面に透明導電体を配設し、かつ、この透明導 電体を接地することによってプラズマディスプレイ装置全体をシールドしたこと になり、これによって装置内部で発生する妨害電磁波を遮蔽し、内部で発生する 電磁波を外部に放射させないようにすることができるので他の電子機器に電磁的 な悪影響を与えないようにすることができるという効果がある。
【考案の効果】 【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるプラズマディスプレイ装置の電磁
シールド方法の図である。
【図2】本考案によるプラズマディスプレイ装置の電磁
シールド方法の図である。
【図3】従来のプラズマディスプレイ装置の図である。
【符号の説明】
1 前面ガラス基板 2 電極 3 誘電体層 4 ガス管 5 保護層 6 希ガス 7 蛍光体 8 光 9 紫外線 10 放電 11 背面ガラス基板 12 透明導電体 13 前面保護板

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラズマディスプレイ装置の表示面に透
    明導電体を配設したことを特徴とするプラズマディスプ
    レイパネル。
  2. 【請求項2】 前記プラズマディスプレイ装置の表示面
    に装着する保護板に透明導電体を配設したことを特徴と
    するプラズマディスプレイパネル。
  3. 【請求項3】 前記保護板を2重とし、その中間に透明
    導電体を配設したことを特徴とする請求項2記載のプラ
    ズマディスプレイパネル。
JP2063493U 1993-04-21 1993-04-21 プラズマディスプレイパネル Pending JPH0680245U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10153964A (ja) * 1996-05-09 1998-06-09 Sumitomo Chem Co Ltd ディスプレイ前面板
JP2005099837A (ja) * 1996-04-18 2005-04-14 Kanebo Ltd 近赤外線吸収フィルム及び当該フィルムを含む多層パネル
JP2009151331A (ja) * 1996-09-26 2009-07-09 Asahi Glass Co Ltd プラズマディスプレイ用保護板とその製造方法

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