JPH067Y2 - 化粧塗布具 - Google Patents

化粧塗布具

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JPH067Y2
JPH067Y2 JP14572188U JP14572188U JPH067Y2 JP H067 Y2 JPH067 Y2 JP H067Y2 JP 14572188 U JP14572188 U JP 14572188U JP 14572188 U JP14572188 U JP 14572188U JP H067 Y2 JPH067 Y2 JP H067Y2
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JP
Japan
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applicator
leaf spring
shape
shape memory
support
Prior art date
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Application number
JP14572188U
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JPH0267918U (ja
Inventor
眞 重松
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Kose Corp
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Kose Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は化粧塗布具、さらに詳細には、塗布体を支持体
に着脱自在に装着して、塗布体の交換を簡便に行なうこ
とができ、しかも塗布体を確実に装着した化粧塗布具に
関する。
[従来の技術] 従来この種の化粧塗布具として種々の考案が案出されて
いる。例えば、袋状のブラシ体と、基部に挟着片を有す
る支持体と、該挟着片の突起部と掛合する掛合孔を有す
る柄とからなるブラシ(実公昭51-47912号公報)、中心
に孔をもつ略楕円形枠状の弾性のある取付部と、柄棒
と、袋状の摺接刷子とからなる化粧用アプリケーター
(実公昭53-24438号公報)、先端に筆先を有し基部に挿
入片を有する筆先支持体と、先端に挿入穴を有する柄と
からなる化粧用筆具(実公昭61-38499号公報)などがみ
られる。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、実公昭51-47912号公報のブラシにおいて
は、複雑な支持体ならびに柄の構成によりブラシ体の交
換が容易ではないという欠点を有していた。また実公昭
53-24438号公報の化粧用アプリケーターにおいては、袋
状摺接刷子を刷子保持体より取外す場合に、摺接刷子を
指先で摘んで軽く引いて、刷子保持体の係合突部と摺接
刷子との係合を解除するのであるが、摺接刷子が刷子保
持体と同様に変形してしまいうまく取外せない場合もあ
った。また交換中、柄から刷子保持体が抜けやすいとい
う欠点もあった。次に実公昭61-38499号公報の化粧用筆
具においては、筆体を交換しようとする場合、筆体のみ
を交換することができず、筆先支持体とともに交換しな
ければならず非常に不経済なものであった。
以上の如く、塗布体の交換をより簡便に行うことがで
き、かつ塗布体を確実に装着した化粧塗布具の提供が望
まれていた。
[課題を解決する為の手段] 本考案者は係る点に鑑み、鋭意検討の結果、本考案を案
出するに至った。
すなわち本考案は、袋状の塗布体と支持体とからなる化
粧塗布具であって、前記支持体の一端に塗布体取付部を
形設し、かつ該塗布体取付部の両側に形状記憶物質製板
バネを形設して、一定温度以下で前記形状記憶物質製板
バネにより塗布体取付部に塗布体を挟持させ、また一定
温度以上では形状記憶物質製板バネの挟持力が解除され
るように形成したことを特徴とする化粧塗布具である。
[作用] 本考案は以上の如く構成したので、塗布体を交換するに
は、まず支持体の両側に形設されている形状記憶物質製
板バネを、一定温度以上、例えば50℃以上に加熱す
る。すると形状記憶物質製板バネは記憶状態である塗布
体取付部の塗布体を挟持しない状態(屈曲形状)に変化
する。そこで塗布体を塗布体取付部から取り外すことが
でき、新しい塗布体と交換する。形状記憶物質製板バネ
は、一定温度以下、例えば室温に冷却されると、もとの
直線形状にもどり、塗布体取付部の新しい塗布体を再び
挟持するようになる。
[実施例] 以下本考案の構造をその一実施例を示す図面に基づき説
明する。
1は袋状の塗布体であって、スポンジ・エラストマー・
不織布等から成形されている。
2は支持体であって、一端に塗布体取付部3が形設され
ており、前記袋状の塗布体1が取り付けられる。
4は支持体2の一端でかつ、塗布体取付部3の両側に形
設された形状記憶物質製板バネである。形状記憶物質製
板バネは、一定温度以下、例えば室温においては、支持
体2の塗布体取付部3に取り付けられている塗布体1を
挟持している。しかして、塗布体1は支持体2に確実に
装着される。
また、形状記憶物質製板バネ4は、一定温度以上、例え
ば50℃以上に、ドライヤーや温水などで加熱される
と、記憶状態である塗布体取付部3の塗布体1を挟持し
ない状態(屈曲形状)に変化する。
なお、形状記憶物質製板バネ4は、一定温度以下、例え
ば室温にまで冷却(急冷、徐冷を問わず)されればもと
の直線形状にもどり、しっかりと塗布体1を挟持するよ
うになる。
本考案の形状記憶物質製板バネ4は、形状記憶合金や形
状記憶樹脂等が利用できる。また、形状記憶物質製板バ
ネ4の形態は、板状、丸棒状、角棒状等特にその形態は
限定するものではない。
本考案の形状記憶物質製板バネ4の加工については、例
えば形状記憶合金製板バネを利用する場合、ニッケル・
チタン合金や、銅・亜鉛、アルミニウム合金が利用で
き、この合金のマルテンサイト変態開始温度は組成を変
化させることにより調節することができる。
一定温度以上で屈曲形状であり、一定温度以下で直線形
状に変化するように設計する場合、その一定温度はその
合金のマルテンサイト相が母相に逆変態する温度に対応
している。まず、直線形状の合金は曲げを加えて屈曲形
状とし、それをベータ化温度まで加熱し、急冷し、合金
をマルテンサイト相とする。ここで曲げを伸ばして、応
力下におけるマルテンサイトとし、本考案の形状記憶物
質製板バネ4を得ることができる。
本考案の化粧塗布具において、塗布体1を交換するとき
は、まず形状記憶物質製板バネ4を一定温度以上に加熱
して、屈曲形状に変化させる。このとき塗布体1を指先
で摘んで軽く引いて、支持体2の塗布体取付部3から容
易に取り外すことができる。そうして新しい塗布体1を
取り付ける。
次いで、形状記憶物質製板バネ4を冷却すれば、屈曲形
状がもとの直線形状にもどるので、塗布体1は形状記憶
物質製板バネ4によりしっかりと挟持される。しかし
て、塗布体1は支持体2に確実に装着される。
[考案の効果] 以上詳述せる如く、本考案の化粧塗布具は、形状記憶物
質製板バネの温度差による挟持力のコントロールによ
り、塗布体の交換を極めて簡便にしている。また、塗布
体を支持体に確実に装置することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は同断
面図、第3図は塗布体を取り外したときの斜視図であ
る。 1……塗布体、 2……支持体、 3……塗布体取付部、 4……形状記憶物質製板バネ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】袋状の塗布体1と支持体2とからなる化粧
    塗布具であって、前記支持体2の一端に塗布体取付部3
    を形設し、かつ該塗布体取付部3の両側に形状記憶物質
    製板バネ4を形設して、一定温度以下で前記形状記憶物
    質製板バネ4により塗布体取付部3に塗布体1を挟持さ
    せ、また一定温度以上では形状記憶物質製板バネ4の挟
    持力が解除されるように形成したことを特徴とする化粧
    塗布具。
JP14572188U 1988-11-08 1988-11-08 化粧塗布具 Expired - Lifetime JPH067Y2 (ja)

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JP14572188U JPH067Y2 (ja) 1988-11-08 1988-11-08 化粧塗布具

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JP14572188U JPH067Y2 (ja) 1988-11-08 1988-11-08 化粧塗布具

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JPH0267918U JPH0267918U (ja) 1990-05-23
JPH067Y2 true JPH067Y2 (ja) 1994-01-05

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ID=31414559

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JP2020162887A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 株式会社吉野工業所 化粧料塗布具

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JPH0267918U (ja) 1990-05-23

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