JPH0679916A - 画像斜行補正装置 - Google Patents
画像斜行補正装置Info
- Publication number
- JPH0679916A JPH0679916A JP4233720A JP23372092A JPH0679916A JP H0679916 A JPH0679916 A JP H0679916A JP 4233720 A JP4233720 A JP 4233720A JP 23372092 A JP23372092 A JP 23372092A JP H0679916 A JPH0679916 A JP H0679916A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- transfer
- scanning direction
- skew
- electrostatic latent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Laser Beam Printer (AREA)
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】転写材搬送系の斜行補正機構を不要とし、か
つ、画質および生産性を向上させる。 【構成】レーザービームにより像担持体11上に静電潜
像48を形成し静電潜像48を現像した後、該現像像を
転写部37において転写材38に転写する画像形成装置
において、転写部37に搬送される転写材38の斜行量
を検知する斜行量検知センサ39、40と、斜行量θに
応じて前記レーザービームの主走査方向Xの照射角度を
傾斜させる手段43と、斜行量θと像担持体11の回転
角または時間Lによって主走査方向Xの書き込み開始位
置Kを演算する手段とを備える。
つ、画質および生産性を向上させる。 【構成】レーザービームにより像担持体11上に静電潜
像48を形成し静電潜像48を現像した後、該現像像を
転写部37において転写材38に転写する画像形成装置
において、転写部37に搬送される転写材38の斜行量
を検知する斜行量検知センサ39、40と、斜行量θに
応じて前記レーザービームの主走査方向Xの照射角度を
傾斜させる手段43と、斜行量θと像担持体11の回転
角または時間Lによって主走査方向Xの書き込み開始位
置Kを演算する手段とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、露光手段としてレーザ
ー書き込み装置を用いる電子写真複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ等の画像形成装置において、転写材が斜行し
た場合の画像斜行補正装置に関する。
ー書き込み装置を用いる電子写真複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ等の画像形成装置において、転写材が斜行し
た場合の画像斜行補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記画像形成装置においては、像担持体
の周囲にチャージコロトロン、露光装置、現像機、転写
コロトロン、クリーニング装置、除電ランプ等が配設さ
れており、チャージコロトロンにより像担持体に一様に
帯電した後、露光装置により像担持体上に静電潜像を形
成し、この静電潜像を現像機によりトナー像に現像した
後、このトナー像を搬送されてくる転写材に転写コロト
ロンにより転写した後、転写像を定着し、一方、像担持
体においては、クリーニング装置により像担持体上の残
留トナーを除去した後、除電ランプにより像担持体の電
荷を除去するという一連のプロセスで画像形成を行って
いる。
の周囲にチャージコロトロン、露光装置、現像機、転写
コロトロン、クリーニング装置、除電ランプ等が配設さ
れており、チャージコロトロンにより像担持体に一様に
帯電した後、露光装置により像担持体上に静電潜像を形
成し、この静電潜像を現像機によりトナー像に現像した
後、このトナー像を搬送されてくる転写材に転写コロト
ロンにより転写した後、転写像を定着し、一方、像担持
体においては、クリーニング装置により像担持体上の残
留トナーを除去した後、除電ランプにより像担持体の電
荷を除去するという一連のプロセスで画像形成を行って
いる。
【0003】ところで、給紙トレイから給紙される転写
材に像担持体から適正に像を転写するためには、転写部
において転写材の先端を像担持体の軸と平行に搬送させ
る必要があり、転写材が斜行して転写部に搬送された場
合には、画像が斜めに転写されたり、カラー画像におい
ては色ズレが発生してしまう。
材に像担持体から適正に像を転写するためには、転写部
において転写材の先端を像担持体の軸と平行に搬送させ
る必要があり、転写材が斜行して転写部に搬送された場
合には、画像が斜めに転写されたり、カラー画像におい
ては色ズレが発生してしまう。
【0004】この問題を解決するための従来の方式は、
矯正ローラにより転写材の斜行を矯正し、像担持体に対
して平行に転写部へ送り込む方式が一般的であるが、周
囲の温度および湿度或いは転写材のサイズ、紙質によ
り、完全に矯正することは困難であり、結局は品質の低
い画像となっていた。
矯正ローラにより転写材の斜行を矯正し、像担持体に対
して平行に転写部へ送り込む方式が一般的であるが、周
囲の温度および湿度或いは転写材のサイズ、紙質によ
り、完全に矯正することは困難であり、結局は品質の低
い画像となっていた。
【0005】そのために、特開昭64−82969号公
報においては、画像情報データを一旦メモリに格納して
おき、転写材の斜行量を検知、演算し、この斜行量に基
づいて元の画像情報データを変換し、この変換した画像
情報データを記録ヘッドにより転写材に転写するように
している。
報においては、画像情報データを一旦メモリに格納して
おき、転写材の斜行量を検知、演算し、この斜行量に基
づいて元の画像情報データを変換し、この変換した画像
情報データを記録ヘッドにより転写材に転写するように
している。
【0006】この方式の画像変換プロセスを図5により
詳述すると、実線に示すようにシート59が傾いた状態
でそのままプリントすると、シート面に対して傾いた画
像(点線)を描くため、シート59の傾き量θ、すなわ
ち斜行量に応じて所定のドット数を1ラインに打つと、
記録ヘッドは左へ走査してその前のラインの1番下のド
ットの左横からまた同じ数のドットを打ちながら記録ヘ
ッドは左へ進むことになる。これが繰り返されることに
より、変換画像データが元の画像状態でシート59にプ
リントされることになる。
詳述すると、実線に示すようにシート59が傾いた状態
でそのままプリントすると、シート面に対して傾いた画
像(点線)を描くため、シート59の傾き量θ、すなわ
ち斜行量に応じて所定のドット数を1ラインに打つと、
記録ヘッドは左へ走査してその前のラインの1番下のド
ットの左横からまた同じ数のドットを打ちながら記録ヘ
ッドは左へ進むことになる。これが繰り返されることに
より、変換画像データが元の画像状態でシート59にプ
リントされることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭64−82969号公報の方式においては、少なく
とも1画面分のメモリが必要になり、かつ、画像データ
の変換に時間を要するため生産性(時間当たりの画像形
成枚数)が低下するという問題を有し、また、画像デー
タの変換は、デジタル値であるビットイメージをずらす
だけなので画像を回転させると、画像が階段状になって
しまい、画質が良くないという問題を有している。
開昭64−82969号公報の方式においては、少なく
とも1画面分のメモリが必要になり、かつ、画像データ
の変換に時間を要するため生産性(時間当たりの画像形
成枚数)が低下するという問題を有し、また、画像デー
タの変換は、デジタル値であるビットイメージをずらす
だけなので画像を回転させると、画像が階段状になって
しまい、画質が良くないという問題を有している。
【0008】本発明は、上記問題を解決するものであっ
て、転写部に搬送されてくる転写材の斜行に関係なく、
斜行補正を行うことにより転写材搬送系の斜行補正機構
を不要とし、かつ、画像データをアナログ値で補正する
ことにより、画質および生産性の高い画像斜行補正装置
を提供することを目的とする。
て、転写部に搬送されてくる転写材の斜行に関係なく、
斜行補正を行うことにより転写材搬送系の斜行補正機構
を不要とし、かつ、画像データをアナログ値で補正する
ことにより、画質および生産性の高い画像斜行補正装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像斜行補正装置は、レーザービームによ
り像担持体上に静電潜像を形成し該静電潜像を現像した
後、該現像像を転写部において転写材に転写する画像形
成装置において、転写部に搬送される転写材の斜行量を
検知する斜行量検知センサと、前記斜行量に応じて前記
レーザービームの主走査方向の照射角度を傾斜させる手
段と、前記斜行量と像担持体の回転角または時間によっ
て主走査方向の書き込み開始位置を演算する手段とを備
えることを特徴とする。
に、本発明の画像斜行補正装置は、レーザービームによ
り像担持体上に静電潜像を形成し該静電潜像を現像した
後、該現像像を転写部において転写材に転写する画像形
成装置において、転写部に搬送される転写材の斜行量を
検知する斜行量検知センサと、前記斜行量に応じて前記
レーザービームの主走査方向の照射角度を傾斜させる手
段と、前記斜行量と像担持体の回転角または時間によっ
て主走査方向の書き込み開始位置を演算する手段とを備
えることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明においては、レーザービームを傾斜させ
ることにより、静電潜像の主走査方向の傾斜角度を転写
材の斜行量に応じて補正し、かつ、副走査方向において
は、次の主走査方向の書き込み開始位置を斜行量と像担
持体の回転角または時間によって順次ずらすことによ
り、静電潜像の形状が長方形となるようにする。
ることにより、静電潜像の主走査方向の傾斜角度を転写
材の斜行量に応じて補正し、かつ、副走査方向において
は、次の主走査方向の書き込み開始位置を斜行量と像担
持体の回転角または時間によって順次ずらすことによ
り、静電潜像の形状が長方形となるようにする。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図4は、本発明が適用される画像形成装置とし
てカラー電子写真複写機の例を示す構成図である。な
お、本発明はこのようなカラー電子写真複写機に限定さ
れるものではなく、単色の種々画像形成装置にも適用可
能である。
明する。図4は、本発明が適用される画像形成装置とし
てカラー電子写真複写機の例を示す構成図である。な
お、本発明はこのようなカラー電子写真複写機に限定さ
れるものではなく、単色の種々画像形成装置にも適用可
能である。
【0012】図4において、画像形成装置は、自動原稿
供給装置1、画像入力部2、画像出力部3及び給紙トレ
イ4a〜4c、中間トレイ4dを有する転写材供給部4
からなる。カラー原稿は、自動原稿供給装置1によりプ
ラテンガラス5上に載置される。
供給装置1、画像入力部2、画像出力部3及び給紙トレ
イ4a〜4c、中間トレイ4dを有する転写材供給部4
からなる。カラー原稿は、自動原稿供給装置1によりプ
ラテンガラス5上に載置される。
【0013】画像入力部2は、イメージングユニット
6、該ユニットを駆動するためのワイヤ7、駆動プーリ
9等からなり、イメージングユニット6内のCCDライ
ンセンサ、カラーフィルタを用いて、4色フルカラーの
場合には、カラー原稿を光の原色であるB(青)、G
(緑)、R(赤)毎に読みとり、デジタル画像信号に変
換した後、この反射率情報を濃度情報に変換し、さら
に、色、階調、精細度等の再現性を高めるために、種々
のデータ処理を施した後、トナーの原色であるY(イェ
ロー)、C(シアン)、M(マゼンダ)、K(ブラッ
ク)の画素信号に変換し、この信号に応じて画素毎にレ
ーザーのオン時間を決め画像出力部3に出力する。
6、該ユニットを駆動するためのワイヤ7、駆動プーリ
9等からなり、イメージングユニット6内のCCDライ
ンセンサ、カラーフィルタを用いて、4色フルカラーの
場合には、カラー原稿を光の原色であるB(青)、G
(緑)、R(赤)毎に読みとり、デジタル画像信号に変
換した後、この反射率情報を濃度情報に変換し、さら
に、色、階調、精細度等の再現性を高めるために、種々
のデータ処理を施した後、トナーの原色であるY(イェ
ロー)、C(シアン)、M(マゼンダ)、K(ブラッ
ク)の画素信号に変換し、この信号に応じて画素毎にレ
ーザーのオン時間を決め画像出力部3に出力する。
【0014】画像出力部3は、レーザースキャナユニッ
ト10、感光体ドラム11等の静電潜像担持体を有し、
感光体ドラム11の周囲には、感光体ドラム11に一様
に帯電させるための帯電器12、静電潜像をトナー像に
現像させるための現像装置13、トナー像を転写材に転
写させるための転写装置15、転写されなかった残留ト
ナーを回収するためのクリーニング装置16が配置さ
れ、感光体ドラム11は電動モータにより図示矢印の如
く回転駆動される。
ト10、感光体ドラム11等の静電潜像担持体を有し、
感光体ドラム11の周囲には、感光体ドラム11に一様
に帯電させるための帯電器12、静電潜像をトナー像に
現像させるための現像装置13、トナー像を転写材に転
写させるための転写装置15、転写されなかった残留ト
ナーを回収するためのクリーニング装置16が配置さ
れ、感光体ドラム11は電動モータにより図示矢印の如
く回転駆動される。
【0015】レーザースキャナユニット10の出力部1
0aにおいて、前記画像入力部2からの例えばイェロー
の画像信号を光信号に変換し、ポリゴンミラー10b、
f/θレンズ10c及び反射レンズ10dを介して感光
体ドラム11上に原稿画像に対応した潜像を形成させ
る。このイェローの潜像が現像を経て転写材に転写され
れば、感光体ドラム11はクリーナ16により残留トナ
ーが除去された後、帯電器12により帯電され、レーザ
出力部10aは、シアンの画像信号を出力する。以下、
マゼンダ、ブラックの各画像信号の潜像を順番に形成さ
せる。
0aにおいて、前記画像入力部2からの例えばイェロー
の画像信号を光信号に変換し、ポリゴンミラー10b、
f/θレンズ10c及び反射レンズ10dを介して感光
体ドラム11上に原稿画像に対応した潜像を形成させ
る。このイェローの潜像が現像を経て転写材に転写され
れば、感光体ドラム11はクリーナ16により残留トナ
ーが除去された後、帯電器12により帯電され、レーザ
出力部10aは、シアンの画像信号を出力する。以下、
マゼンダ、ブラックの各画像信号の潜像を順番に形成さ
せる。
【0016】現像装置13は、イェロー用現像器13
Y、シアン用現像器13C、マゼンダ用現像器13M、
ブラック用現像器13Kを有し、各現像器は回転軸の周
囲に配設されている。そして、例えばイェローのトナー
像を形成するときは、図の位置でイェロー用現像器13
Yにより現像を行い、シアンのトナー像を形成するとき
は、現像装置13を回転させて、感光体ドラム11に接
する位置にシアン用現像器13Cを配置させる。マゼン
ダ、ブラックの現像も同様にして動作させる。
Y、シアン用現像器13C、マゼンダ用現像器13M、
ブラック用現像器13Kを有し、各現像器は回転軸の周
囲に配設されている。そして、例えばイェローのトナー
像を形成するときは、図の位置でイェロー用現像器13
Yにより現像を行い、シアンのトナー像を形成するとき
は、現像装置13を回転させて、感光体ドラム11に接
する位置にシアン用現像器13Cを配置させる。マゼン
ダ、ブラックの現像も同様にして動作させる。
【0017】転写材保持体を構成する転写ドラム15の
外周には、誘電体フィルムからなる転写材担持体が張ら
れており、転写ドラム15は、専用の電動モータ或いは
感光体ドラム11と歯車によって連結され、図示矢印の
如く回転駆動される。転写ドラム15の周囲には、転写
帯電器17、トナー電荷制御用除電器19、剥離爪2
0、除電器21、クリーナ22、吸着用ロール23、吸
着用帯電器25が配置されている。そして、転写材は、
給紙トレイ4a〜4cから、取り込み用のナジャーロー
ル31、供給用のフィードロール32、捌き用のリター
ドロール33、搬送ロール34、ループ形成用のプリレ
ジロール35、転写部同期用のレジストロール36を経
て転写ドラム15へ搬送され、吸着用帯電器25のコロ
ナ放電により誘電体フィルムに吸着される。
外周には、誘電体フィルムからなる転写材担持体が張ら
れており、転写ドラム15は、専用の電動モータ或いは
感光体ドラム11と歯車によって連結され、図示矢印の
如く回転駆動される。転写ドラム15の周囲には、転写
帯電器17、トナー電荷制御用除電器19、剥離爪2
0、除電器21、クリーナ22、吸着用ロール23、吸
着用帯電器25が配置されている。そして、転写材は、
給紙トレイ4a〜4cから、取り込み用のナジャーロー
ル31、供給用のフィードロール32、捌き用のリター
ドロール33、搬送ロール34、ループ形成用のプリレ
ジロール35、転写部同期用のレジストロール36を経
て転写ドラム15へ搬送され、吸着用帯電器25のコロ
ナ放電により誘電体フィルムに吸着される。
【0018】転写ドラム15は、感光体ドラム11と同
期して回転しており、例えばイェローで現像されたトナ
ー像は転写帯電器17により転写材に転写され、さら
に、転写ドラム15の回転により順次他の色が転写され
る。転写ドラム15が4回転し4色の転写が終了する
と、転写ドラム15の内側及び外側に設けられた分離用
放電器19により除電され、転写材は剥離爪20により
分離され、搬送ベルト27により定着器29に送られ熱
圧ローラ30によりトナー像が溶融定着され、コピーサ
イクルが終了する。
期して回転しており、例えばイェローで現像されたトナ
ー像は転写帯電器17により転写材に転写され、さら
に、転写ドラム15の回転により順次他の色が転写され
る。転写ドラム15が4回転し4色の転写が終了する
と、転写ドラム15の内側及び外側に設けられた分離用
放電器19により除電され、転写材は剥離爪20により
分離され、搬送ベルト27により定着器29に送られ熱
圧ローラ30によりトナー像が溶融定着され、コピーサ
イクルが終了する。
【0019】図1は本発明の画像斜行補正装置の1実施
例を示し、図Aは構成図、図Bは画像書き込み方法を説
明するための図である。
例を示し、図Aは構成図、図Bは画像書き込み方法を説
明するための図である。
【0020】図1Aにおいて、レジストロール36と転
写部37(感光体ドラム11と転写ドラム15の接触
部)との間には、転写材38の斜行量を検知するための
2つの斜行量検知センサ39、40が設けられる。ま
た、レーザースキャナユニット10は、支持部材41の
軸に回転自在に支持されており、その反対側にはラック
ギヤ42が形成されている。このラックギヤ42には、
ステッピングモータ43により回転されるウォームギヤ
44が噛み合わされている。斜行量検知センサ39、4
0の検知信号は、アンプ45で増幅され制御装置46に
送られ、ここで転写材38の斜行量に基づいて後述する
制御値が演算され、制御信号がステッピングモータ43
を駆動するドライバ47およびレーザースキャナユニッ
ト10のレーザー出力部に出力される。前記の構成によ
りレーザースキャナユニット10は、ステッピングモー
タ43により傾斜可能になっており、感光体ドラム11
上に傾斜したレーザービームを照射して静電潜像48を
書き込み可能にしている。
写部37(感光体ドラム11と転写ドラム15の接触
部)との間には、転写材38の斜行量を検知するための
2つの斜行量検知センサ39、40が設けられる。ま
た、レーザースキャナユニット10は、支持部材41の
軸に回転自在に支持されており、その反対側にはラック
ギヤ42が形成されている。このラックギヤ42には、
ステッピングモータ43により回転されるウォームギヤ
44が噛み合わされている。斜行量検知センサ39、4
0の検知信号は、アンプ45で増幅され制御装置46に
送られ、ここで転写材38の斜行量に基づいて後述する
制御値が演算され、制御信号がステッピングモータ43
を駆動するドライバ47およびレーザースキャナユニッ
ト10のレーザー出力部に出力される。前記の構成によ
りレーザースキャナユニット10は、ステッピングモー
タ43により傾斜可能になっており、感光体ドラム11
上に傾斜したレーザービームを照射して静電潜像48を
書き込み可能にしている。
【0021】ところで、レーザースキャナユニット10
を傾斜させ、感光体ドラム11上に傾斜した静電潜像4
8を書き込むと、図3に示すように、主走査方向Xに対
しては転写材の斜行量に応じて補正できるが、副走査方
向Yにおいて次の主走査方向の書き込み開始位置が同じ
ため、得られる静電潜像が平行四辺形になり画像の乱れ
が発生してしまう。そこで、本発明においては、図1B
に示すように、斜行量をθ、書き込み開始位置から像担
持体の周方向Zの距離をLとすると、副走査方向Yにお
いて、次の主走査方向Xの書き込み開始位置をK=Lt
anθだけ順次ずらすことにより、静電潜像の形状が長
方形となるようにする。このとき、静電潜像の副走査方
向の長さが[(1/cosθ)−1]Lだけ長くなる
が、θはそれほど大きくないので画像には殆ど影響しな
い。つまり、画像の送り方向の倍率が若干変わってしま
うが、例えば感光体ドラムの駆動をDCサーボモータで
行っている場合、駆動速度をずれた分だけ速くすること
により解決することも可能である。なお、距離Lは像担
持体の回転角または時間で与えることができる。
を傾斜させ、感光体ドラム11上に傾斜した静電潜像4
8を書き込むと、図3に示すように、主走査方向Xに対
しては転写材の斜行量に応じて補正できるが、副走査方
向Yにおいて次の主走査方向の書き込み開始位置が同じ
ため、得られる静電潜像が平行四辺形になり画像の乱れ
が発生してしまう。そこで、本発明においては、図1B
に示すように、斜行量をθ、書き込み開始位置から像担
持体の周方向Zの距離をLとすると、副走査方向Yにお
いて、次の主走査方向Xの書き込み開始位置をK=Lt
anθだけ順次ずらすことにより、静電潜像の形状が長
方形となるようにする。このとき、静電潜像の副走査方
向の長さが[(1/cosθ)−1]Lだけ長くなる
が、θはそれほど大きくないので画像には殆ど影響しな
い。つまり、画像の送り方向の倍率が若干変わってしま
うが、例えば感光体ドラムの駆動をDCサーボモータで
行っている場合、駆動速度をずれた分だけ速くすること
により解決することも可能である。なお、距離Lは像担
持体の回転角または時間で与えることができる。
【0022】図2は図1の制御装置における制御フロー
図を示し、先ず、ステップS1で斜行量検知センサ3
9、40の信号を読み込み、ステップS2で転写材38
の斜行量θを演算し、ステップS3で主走査方向の書き
込み開始位置Kを演算し、ステップS4で前記斜行量θ
に応じてステッピングモータ43を回転させてレーザー
スキャナユニット10を傾斜させ、ステップS5でレー
ザースキャナユニット10は、像担持体の回転角または
時間によって前記書き込み開始位置Kに基づいて書き込
みを開始する。
図を示し、先ず、ステップS1で斜行量検知センサ3
9、40の信号を読み込み、ステップS2で転写材38
の斜行量θを演算し、ステップS3で主走査方向の書き
込み開始位置Kを演算し、ステップS4で前記斜行量θ
に応じてステッピングモータ43を回転させてレーザー
スキャナユニット10を傾斜させ、ステップS5でレー
ザースキャナユニット10は、像担持体の回転角または
時間によって前記書き込み開始位置Kに基づいて書き込
みを開始する。
【0023】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、種々の変更が可能である。例えば、上記実
施例においては、レーザースキャナユニット10を傾斜
させているが、ユニットを構成するポリゴンミラーへの
レーザー出力部のみを上記と同様の方法で動かして、ポ
リゴンミラーへの入射角を主走査時に順次ずらしてもよ
く、要するにレーザービームを主走査方向に傾斜可能に
させるようにすればよい。
のではなく、種々の変更が可能である。例えば、上記実
施例においては、レーザースキャナユニット10を傾斜
させているが、ユニットを構成するポリゴンミラーへの
レーザー出力部のみを上記と同様の方法で動かして、ポ
リゴンミラーへの入射角を主走査時に順次ずらしてもよ
く、要するにレーザービームを主走査方向に傾斜可能に
させるようにすればよい。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、レーザービームにより像担持体上に静電潜像を
形成し該静電潜像を現像した後、該現像像を転写部にお
いて転写材に転写する画像形成装置において、転写部に
搬送される転写材の斜行量を検知する斜行量検知センサ
と、前記斜行量に応じて前記レーザービームの主走査方
向の照射角度を傾斜させる手段と、前記斜行量と像担持
体の回転角または時間によって主走査方向の書き込み開
始位置を演算する手段とを備えるため、転写部に搬送さ
れてくる転写材の斜行に関係なく、画像の斜行補正を行
うことにより従来のように転写材搬送系の斜行補正機構
を不要とし、かつ、画像データをアナログ値で補正する
ことにより、メモリーを不要にするとともに画質および
生産性の高い画像斜行補正装置を提供することができ
る。
よれば、レーザービームにより像担持体上に静電潜像を
形成し該静電潜像を現像した後、該現像像を転写部にお
いて転写材に転写する画像形成装置において、転写部に
搬送される転写材の斜行量を検知する斜行量検知センサ
と、前記斜行量に応じて前記レーザービームの主走査方
向の照射角度を傾斜させる手段と、前記斜行量と像担持
体の回転角または時間によって主走査方向の書き込み開
始位置を演算する手段とを備えるため、転写部に搬送さ
れてくる転写材の斜行に関係なく、画像の斜行補正を行
うことにより従来のように転写材搬送系の斜行補正機構
を不要とし、かつ、画像データをアナログ値で補正する
ことにより、メモリーを不要にするとともに画質および
生産性の高い画像斜行補正装置を提供することができ
る。
【図1】本発明の画像斜行補正装置の1実施例を示し、
図Aは構成図、図Bは画像書き込み方法を説明するため
の図
図Aは構成図、図Bは画像書き込み方法を説明するため
の図
【図2】図1の制御装置における制御フロー図
【図3】レーザースキャナユニットを傾斜したときに形
成される静電潜像を説明するための図
成される静電潜像を説明するための図
【図4】本発明が適用される画像形成装置としてカラー
電子写真複写機の例を示す構成図
電子写真複写機の例を示す構成図
【図5】従来の画像斜行補正方法を説明するための図
10…レーザースキャナユニット、11…像担持体、3
6…レジストロール 37…転写部、38…転写材、39、40…斜行量検知
センサ 43…ステッピングモータ、46…制御装置、48…静
電潜像 X…主走査方向、Y…副走査方向、Z…像担持体の周方
向、θ…斜行量
6…レジストロール 37…転写部、38…転写材、39、40…斜行量検知
センサ 43…ステッピングモータ、46…制御装置、48…静
電潜像 X…主走査方向、Y…副走査方向、Z…像担持体の周方
向、θ…斜行量
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/04 116 9122−2H H04N 1/23 103 Z 9186−5C
Claims (1)
- 【請求項1】レーザービームにより像担持体上に静電潜
像を形成し該静電潜像を現像した後、該現像像を転写部
において転写材に転写する画像形成装置において、転写
部に搬送される転写材の斜行量を検知する斜行量検知セ
ンサと、前記斜行量に応じて前記レーザービームの主走
査方向の照射角度を傾斜させる手段と、前記斜行量と像
担持体の回転角または時間によって主走査方向の書き込
み開始位置を演算する手段とを備えることを特徴とする
画像斜行補正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4233720A JPH0679916A (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 画像斜行補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4233720A JPH0679916A (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 画像斜行補正装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0679916A true JPH0679916A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=16959509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4233720A Pending JPH0679916A (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 画像斜行補正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0679916A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7477869B2 (en) * | 2004-05-28 | 2009-01-13 | Ricoh Company, Ltd. | Electrophotographic printing apparatus and printing system |
US8326206B2 (en) | 2005-01-24 | 2012-12-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
-
1992
- 1992-09-01 JP JP4233720A patent/JPH0679916A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7477869B2 (en) * | 2004-05-28 | 2009-01-13 | Ricoh Company, Ltd. | Electrophotographic printing apparatus and printing system |
US8326206B2 (en) | 2005-01-24 | 2012-12-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0163791B1 (en) | Colour xerography apparatus | |
US5926670A (en) | Image forming apparatus cleaning an intermediate transfer member carrying a concurrently existing plurality of toner image pages | |
US5819143A (en) | Color image forming apparatus and method | |
US7054490B2 (en) | Image processing apparatus and image processing system | |
JPH02170766A (ja) | 画像形成装置 | |
US7012628B2 (en) | Image forming method | |
EP0371441B1 (en) | Multicolor image forming apparatus | |
JPH0679916A (ja) | 画像斜行補正装置 | |
JP2000275555A (ja) | 画像形成装置における光走査装置の位置調整方法 | |
JP3542371B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US5485257A (en) | Image forming apparatus with endless transfer member | |
US20070201889A1 (en) | Image forming apparatus | |
JP3226718B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JPH0680263A (ja) | 画像形成装置の給紙装置 | |
JPH05265298A (ja) | 画像記録装置 | |
JP3212693B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2538121B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3024019B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH09191674A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005010434A (ja) | 両面印刷機能がある画像形成装置 | |
JP3262344B2 (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP2608060B2 (ja) | カラー複写装置 | |
JPH1132221A (ja) | 画像形成装置の階調特性調整方法及び画像形成装置 | |
JPH01296274A (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP3527353B2 (ja) | 画像形成装置 |