JPH0679914U - コンクリ−ト打込用コンクリ−トブロック - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】コンクリ−ト打込用コンクリ−トブロックにお
いてその構成が比較的簡単なものでしかも強度が高く、
大量生産に適し、製造原価の軽減、輸送にも便利でしか
もコンクリ−ト打込用として空洞部が大で鉄筋の配筋自
由度の点でも良好であり組積されたブロックの望ましい
強度のものを得ること。 【構成】２個の相対し、平行するフエ−スシエルのア両
端部と中央部にそれぞれフエ−スシエルを連結するウエ
ブシエルを設置し、各ウエブシエルの上，下部はそれぞ
れ彎曲した切欠部を具備することを特徴とするコンクリ
−ト打込用コンクリ−トブロック。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、建築並びに土木用コンクリ−ト打込用コンクリ−トブロックに関す る。

【０００２】

【従来の技術】

従来、コンクリ−ト打込用のコンクリ−トブロックは数多くの種類が考えられ 、実用に供されているものも少なくないが、ブロックの構成が複雑であり、した がってブロックマシンの複雑性やブロック製造上のプロセスが多くなり、結果と して製造原価が上り、さらに職人の作業能率やブロックの輸送上の欠損を考える と、これらに満足すべきブロックは出現していない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

コンクリ−トブロックユニットの製造はマスプロ方式による大量生産であるが 、従来の限界を越えて更に倍増せしめ、製造原価の軽減、少数多品種生産の適応 、輸送コストの軽減を充分に考え、コンクリ−トブロックユニットの品質改良す ることにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

２個の相対し、平行するフエ−スシエルの両端部と中央部にそれぞれフエ−ス シエルを連結するウエブシエルを設置し、各ウエブシエルの上，下部はそれぞれ 彎曲した切欠部を具備することを特徴とするコンクリ−ト打込用コンクリ−トブ ロック。

【０００５】

【実施例】

以下図面にしたがって本考案にかかるコンクリ−ト打込用のコンクリ−トブロ ックについて説明する。 図１は本考案のコンクリ−トブロックの平面図、図２はその側面図、図３は斜 視図である。

【０００６】 図１は本考案にかかるコンクリ−トブロックにおいて、２個のフエ−スシエル １，２の両端部と中央部がウエブシエル３，４および５により連結された平面図 であり、２つの空洞部６が構成される。各ウエブシエルはいづれも、上、下部は 彎曲した切欠部を具備する。

【０００７】 図２は本考案のコンクリ−トブロックの側面図であり、３個のウエブシエルは 上，下部が彎曲面７，８を有する切欠部を具備する。図２には実施例の１つとし て円弧状を示したが、Ｕ字型であってもよい。

【０００８】 図３は本考案のコンクリ−トブロックの斜視図である。

【０００９】

【考案の効果】

以上の通りであるので本考案は次に記載するような効果がある。 １．本考案にかかるコンクリ−ト打込用コンクリ−トブロックは空洞部が大きい ので、ブロックを組積後上部より打込まれるコンクリ−トはタテ，ヨコ共流動し 易く、また鉄筋の配筋自由度の点でも良好であり、望ましい強度が得られる。 ２．製造上比較的容易であり、２個のフエ−スシエルの両端部がウエブシエルに かこまれているのであだかも箱状で、中央部が連結されているので強度が極めて 高い。

【図面の簡単な説明】

【図１】コンクリ−トブロックの平面図

【図２】側面図

【図３】斜視図

【符号の説明】

１，２ フエ−スシエル ３，４，５ ウエブシエル ６ 空洞部 ７，８ ウエブシエルの彎曲面

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ２個の相対し、平行するフエ−スシエル
   の両端部と中央部にそれぞれフエ−スシエルを連結する
   ウエブシエルを設置し、各ウエブシエルの上，下部はそ
   れぞれ彎曲した切欠部を具備することを特徴とするコン
   クリ−ト打込用コンクリ−トブロック。