JPH0679638B2 - ミシンの下糸残量検知装置 - Google Patents
ミシンの下糸残量検知装置Info
- Publication number
- JPH0679638B2 JPH0679638B2 JP25180085A JP25180085A JPH0679638B2 JP H0679638 B2 JPH0679638 B2 JP H0679638B2 JP 25180085 A JP25180085 A JP 25180085A JP 25180085 A JP25180085 A JP 25180085A JP H0679638 B2 JPH0679638 B2 JP H0679638B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detector
- bobbin
- remaining amount
- sewing machine
- bobbin thread
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B73/00—Casings
- D05B73/04—Lower casings
- D05B73/12—Slides; Needle plates
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明はミシンの下糸残量装置に関するものであり、更
に詳しくは、該装置の作動を全からしめるための手段に
関するものである。
に詳しくは、該装置の作動を全からしめるための手段に
関するものである。
（従来の技術） 従来の下糸残量検知装置、例えば、特公昭57−40800号
公報にて開示されたものは、第６図に示すように、ボビ
ンケースＡ内に挿着されたボビンＢの下糸残量が少なく
なると、糸検知体ＣはそのピンC1を介し糸検知体バネＤ
により、図でみて左方（点線示）へ変位する。この動き
に連動し、被検知体Ｅも同様に左方点線示位置まで変位
する。この変位により、検知器Ｆとの間隔が狭くなり、
検知器Ｆの発光部F1から発せられる光が、被検知体Ｅに
反射したのち、検知器Ｆの受光部F2に検知され、検知器
Ｆが働いて下糸消費の警報を発するものである。
公報にて開示されたものは、第６図に示すように、ボビ
ンケースＡ内に挿着されたボビンＢの下糸残量が少なく
なると、糸検知体ＣはそのピンC1を介し糸検知体バネＤ
により、図でみて左方（点線示）へ変位する。この動き
に連動し、被検知体Ｅも同様に左方点線示位置まで変位
する。この変位により、検知器Ｆとの間隔が狭くなり、
検知器Ｆの発光部F1から発せられる光が、被検知体Ｅに
反射したのち、検知器Ｆの受光部F2に検知され、検知器
Ｆが働いて下糸消費の警報を発するものである。
（発明が解決しようとする問題点） ところが、ボビンを保持するボビンケースの外周は、上
糸が可成のスピードで廻る為、釜の周辺は糸ほこりや、
縫製物からのほこりが集積する。そうすると、ボビンの
近くにある検知器も、ほこりの為、発受光が損なわれ、
下糸が減少していても、その旨の警報を発しないように
なるおそれがある。
糸が可成のスピードで廻る為、釜の周辺は糸ほこりや、
縫製物からのほこりが集積する。そうすると、ボビンの
近くにある検知器も、ほこりの為、発受光が損なわれ、
下糸が減少していても、その旨の警報を発しないように
なるおそれがある。
それ故に、本発明は、検知器に付着したほこりを除去す
るようにすることを、技術的課題とするものである。
るようにすることを、技術的課題とするものである。
（問題点を解決するための手段） 上記技術的課題を解決する為に講じた技術的手段は、ボ
ビンに巻回された下糸残量を光学的に検知する検知器を
針板下面に設け、針板をミシンベツド上でスライドさせ
ると、検知器がハケにより払われるようにしたことであ
る。
ビンに巻回された下糸残量を光学的に検知する検知器を
針板下面に設け、針板をミシンベツド上でスライドさせ
ると、検知器がハケにより払われるようにしたことであ
る。
（作用） しかして、針板は、ボビン交換時には必ずスライドされ
るので、検知器に付着したほこりは、必ず定期的に払拭
されることになり、ほこりの為に、検知器の作動が損な
われるようなことはない。
るので、検知器に付着したほこりは、必ず定期的に払拭
されることになり、ほこりの為に、検知器の作動が損な
われるようなことはない。
（実施例） 以下、本発明の一実施例を第１図ないし第５図にもとず
いて説明する。
いて説明する。
ミシンのベツド10の表面に形成された溝11に沿つて滑動
する針板12は、周知のように、ベツド10の上方に比較的
広範囲に亘つて形成された凹部13の開口部13aを開閉す
る。しかして、この凹部13内に配設された水平回転釜15
に保持された内釜16内には、糸17が巻回されたボビン18
が装架されている。
する針板12は、周知のように、ベツド10の上方に比較的
広範囲に亘つて形成された凹部13の開口部13aを開閉す
る。しかして、この凹部13内に配設された水平回転釜15
に保持された内釜16内には、糸17が巻回されたボビン18
が装架されている。
ボビン18は、市販されているものと同一タイプのもので
あつて、軸方向に対向する２つのフランジ18aおよび18b
を備えている。針板12の下面と対向するフランジ18aに
は、円周方向に、所定のピツチで複数の抜き穴18cが穿
設されている。針板12の下面には、検知器たる拡散光型
フオトカプラー19が取り付けられており、ボビン18の抜
き穴18cの一と対向する。しかして、検知器19は、発光
部19aおよび受光部19bを備えており、ブザー20をそなえ
た制御回路21に連結されている。
あつて、軸方向に対向する２つのフランジ18aおよび18b
を備えている。針板12の下面と対向するフランジ18aに
は、円周方向に、所定のピツチで複数の抜き穴18cが穿
設されている。針板12の下面には、検知器たる拡散光型
フオトカプラー19が取り付けられており、ボビン18の抜
き穴18cの一と対向する。しかして、検知器19は、発光
部19aおよび受光部19bを備えており、ブザー20をそなえ
た制御回路21に連結されている。
検知器19の発光部19aからボビン18の抜き穴18cに向けて
発せられた光は、糸17に反射したのち、受光部19bにて
受光される。このとき、検知器19の出力は、第５図
（ａ）に示すように電圧変動が少なく、このような信号
が制御回路21に印加されても、比較部21aにて制御回路2
1を作動せしめないようになつている。しかし、検知器1
9の発光部19aから光が発せられているにも拘らず、受光
部19bに光が届かないこと、検知器19の出力の電圧変動
が大きくなり、この場合、第５図（ｂ）に示すようなＬ
型パルス信号が制御部21bにて発生し、この信号は、表
示部21cにて第５図（ｃ）のように変換されて、ブザー2
0をして、下糸残量が少なくなつた旨の警報を発せしめ
るようになつている。
発せられた光は、糸17に反射したのち、受光部19bにて
受光される。このとき、検知器19の出力は、第５図
（ａ）に示すように電圧変動が少なく、このような信号
が制御回路21に印加されても、比較部21aにて制御回路2
1を作動せしめないようになつている。しかし、検知器1
9の発光部19aから光が発せられているにも拘らず、受光
部19bに光が届かないこと、検知器19の出力の電圧変動
が大きくなり、この場合、第５図（ｂ）に示すようなＬ
型パルス信号が制御部21bにて発生し、この信号は、表
示部21cにて第５図（ｃ）のように変換されて、ブザー2
0をして、下糸残量が少なくなつた旨の警報を発せしめ
るようになつている。
水平回転釜15の右側に位置する段部10aには、基体22が
埋設されており、その先端部22aにはハケないしブラシ2
3が植毛されている。しかして、ハケ23の先端の高さ
は、検知器19の下面よりも高くなつている。
埋設されており、その先端部22aにはハケないしブラシ2
3が植毛されている。しかして、ハケ23の先端の高さ
は、検知器19の下面よりも高くなつている。
以上の構成における作用を述べると、ミシンの使用に従
つて、下糸17が費消せられ、その巻量が第２図示のよう
に、ボビン18の抜き穴18cの内方になると、制御回路21
が作動し、その旨の警報がブザー20にて発せられる。そ
して、その時点で、ボビン18を交換すべく針板12を図で
見て右方向に移動させると、第３図に示されるように、
検知器19がハケ23の中を通過するので、その際に、検知
器19の発光部19aおよび受光部19bに付着しているほこり
が払拭される。
つて、下糸17が費消せられ、その巻量が第２図示のよう
に、ボビン18の抜き穴18cの内方になると、制御回路21
が作動し、その旨の警報がブザー20にて発せられる。そ
して、その時点で、ボビン18を交換すべく針板12を図で
見て右方向に移動させると、第３図に示されるように、
検知器19がハケ23の中を通過するので、その際に、検知
器19の発光部19aおよび受光部19bに付着しているほこり
が払拭される。
前記した技術的課題を解決する為には、検知器の発・受
光部に付着したほこりを、エアーでもつて取除くことも
考えられるが、これだと、検知器に吹き付けるエアーを
吐出するパイプを、ミシン休止時のみに、検知器へ近つ
けるようにせねばならず、構成が複雑となる。これに対
して、本発明においては、検知器を針板下面に取り付
け、ボビン交換時、針板の移動時に検知器をハケにて清
掃するだけであるので、構成が至つて簡単である。
光部に付着したほこりを、エアーでもつて取除くことも
考えられるが、これだと、検知器に吹き付けるエアーを
吐出するパイプを、ミシン休止時のみに、検知器へ近つ
けるようにせねばならず、構成が複雑となる。これに対
して、本発明においては、検知器を針板下面に取り付
け、ボビン交換時、針板の移動時に検知器をハケにて清
掃するだけであるので、構成が至つて簡単である。
第１図は本発明に係る下糸残量検知装置の断面図、第２
図および第３図は第１図示装置の作動説明図、第４図は
第１図示装置に連結される制御システムのブロツク図、
第５図は信号の波形図、ならびに第６図は従来の下糸残
量検知装置の一例図である。 10……ベツド,12……針板,17……下糸,18……ボビン,23
……ハケ
図および第３図は第１図示装置の作動説明図、第４図は
第１図示装置に連結される制御システムのブロツク図、
第５図は信号の波形図、ならびに第６図は従来の下糸残
量検知装置の一例図である。 10……ベツド,12……針板,17……下糸,18……ボビン,23
……ハケ
Claims (1)
- 【請求項１】ボビンに巻回された下糸の残量を光学的に
検知する検知器を針板下面に設け、前記針板をミシンベ
ツド上をスライドさせた時、前記検知器がハケと接する
ようにしてなる、ミシンの下糸残量検知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25180085A JPH0679638B2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | ミシンの下糸残量検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25180085A JPH0679638B2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | ミシンの下糸残量検知装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62112590A JPS62112590A (ja) | 1987-05-23 |
| JPH0679638B2 true JPH0679638B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=17228113
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25180085A Expired - Fee Related JPH0679638B2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | ミシンの下糸残量検知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0679638B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110453389A (zh) * | 2019-09-04 | 2019-11-15 | 杰克缝纫机股份有限公司 | 底线检测清理装置 |
| CN110438678B (zh) * | 2019-09-04 | 2021-05-04 | 杰克缝纫机股份有限公司 | 底线检测防线毛干扰装置 |
-
1985
- 1985-11-08 JP JP25180085A patent/JPH0679638B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62112590A (ja) | 1987-05-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |