JPH0679599B2 - Ｘ線撮像装置 - Google Patents
Ｘ線撮像装置Info
- Publication number
- JPH0679599B2 JPH0679599B2 JP60024370A JP2437085A JPH0679599B2 JP H0679599 B2 JPH0679599 B2 JP H0679599B2 JP 60024370 A JP60024370 A JP 60024370A JP 2437085 A JP2437085 A JP 2437085A JP H0679599 B2 JPH0679599 B2 JP H0679599B2
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- Japan
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- ray
- image
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- frame memory
- scanning
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- Expired - Lifetime
Links
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- 230000004907 flux Effects 0.000 claims description 14
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- 238000000333 X-ray scattering Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は複数のＸ線スリツトで被写体を走査しそのＸ線
束による縞状Ｘ線像を集積して、被写体のＸ線像として
再現する被写体による散乱Ｘ線及びＸ線イメージ管のベ
ーリンググレアの除去された鮮明なＸ線像を得るＸ線撮
像装置に関する。
束による縞状Ｘ線像を集積して、被写体のＸ線像として
再現する被写体による散乱Ｘ線及びＸ線イメージ管のベ
ーリンググレアの除去された鮮明なＸ線像を得るＸ線撮
像装置に関する。
従来はＸ線撮像については散乱Ｘ線を除去するために鉛
箔とＸ線を良く透過するアルミ箔や木の箔を重ね合せて
格子にしたＸ線グリツドを被写体とＸ線イメージ管の間
に配設して、１次Ｘ線は極力透過させ、被写体から発生
する散乱Ｘ線を極力除去することが行なわれている。し
かしＸ線像の解像度の劣化を防ぐため、この鉛箔はあま
り厚くでない。また１次Ｘ線の透過率をあまり下げない
ため、鉛箔はあまり厚く出来ないし、また長くもできな
い。従つて散乱Ｘ線除去効果が必ずしも充分でない。
箔とＸ線を良く透過するアルミ箔や木の箔を重ね合せて
格子にしたＸ線グリツドを被写体とＸ線イメージ管の間
に配設して、１次Ｘ線は極力透過させ、被写体から発生
する散乱Ｘ線を極力除去することが行なわれている。し
かしＸ線像の解像度の劣化を防ぐため、この鉛箔はあま
り厚くでない。また１次Ｘ線の透過率をあまり下げない
ため、鉛箔はあまり厚く出来ないし、また長くもできな
い。従つて散乱Ｘ線除去効果が必ずしも充分でない。
更にＸ線イメージ管は管内でのＸ線、光及び電子の散乱
があり、ベーリンググレアと云はれる像の大巾なボケが
生じる。これらを防ぐため、Ｘ線散乱の少ない入力窓材
を用いたり、入力螢光面の光ガイド効果の大きい柱状結
晶構造の螢光面を用いたり不要な電子が出力螢光面に達
しないように電極構造を検討したり、出力螢光面の基板
ガラスの透過率を下げたりしているが必ずしも充分でな
い。そこで複数のＸ線スリツトをＸ線受像面全面をカバ
ーするように、Ｘ線源と被写体の間に配設し、このスリ
ツトをスリツトとスリツトの間隙の間走査し、このスリ
ツトの走査に応じた信号のみを取り出し、１枚のＸ線像
に合成することにより、Ｘ線散乱線及びベーリンググレ
アの影響を除去することが試みられている。
があり、ベーリンググレアと云はれる像の大巾なボケが
生じる。これらを防ぐため、Ｘ線散乱の少ない入力窓材
を用いたり、入力螢光面の光ガイド効果の大きい柱状結
晶構造の螢光面を用いたり不要な電子が出力螢光面に達
しないように電極構造を検討したり、出力螢光面の基板
ガラスの透過率を下げたりしているが必ずしも充分でな
い。そこで複数のＸ線スリツトをＸ線受像面全面をカバ
ーするように、Ｘ線源と被写体の間に配設し、このスリ
ツトをスリツトとスリツトの間隙の間走査し、このスリ
ツトの走査に応じた信号のみを取り出し、１枚のＸ線像
に合成することにより、Ｘ線散乱線及びベーリンググレ
アの影響を除去することが試みられている。
複数のＸ線スリツトで被写体を走査し、そのＸ線束に対
応する被写体の透過Ｘ線像に対応する部分をTVカメラで
撮像するためにＸ線束の走査に同期して撮像の位置を正
確に制御する必要がある。その制御の精度は画面に要求
される解像度に相当するため非常に精密でなければなら
ず容易にできず、非常に高価な装置となる。更にＸ線イ
メージ管はその特性として大きなピンクシヨン形の画像
歪みを有しているためＸ線像で直線が必ずしも直線とな
らず、その位置合せは大変に難しい。
応する被写体の透過Ｘ線像に対応する部分をTVカメラで
撮像するためにＸ線束の走査に同期して撮像の位置を正
確に制御する必要がある。その制御の精度は画面に要求
される解像度に相当するため非常に精密でなければなら
ず容易にできず、非常に高価な装置となる。更にＸ線イ
メージ管はその特性として大きなピンクシヨン形の画像
歪みを有しているためＸ線像で直線が必ずしも直線とな
らず、その位置合せは大変に難しい。
複数のＸ線スリツトによるＸ線束で被写体を走査し、そ
のＸ線束により被写体を透過したＸ線像によるＸ線イメ
ージ管の出力像をTVカメラで撮像し画像を構成するに際
してTVカメラの撮像をＸ線束の走査位置に同期させるこ
となく撮像することにより、むつかしく高価な同期走査
機構の不要な装置を提供することにある。
のＸ線束により被写体を透過したＸ線像によるＸ線イメ
ージ管の出力像をTVカメラで撮像し画像を構成するに際
してTVカメラの撮像をＸ線束の走査位置に同期させるこ
となく撮像することにより、むつかしく高価な同期走査
機構の不要な装置を提供することにある。
本発明はＸ線源と被写体の間に複数のＸ線スリツトを配
設しパルス的にＸ線を照射して、被写体をＸ線束で走査
するようにし、Ｘ線１パルス毎にＸ線イメージ管の出力
像をTVカメラで１フレームの画像を撮像しＸ線走査スリ
ツトが被写体を走査し始める前に、フレームメモリーに
残つている信号を全部消去し、前記TVカメラからの信号
とフレームメモリーの信号を各画素毎に比較して信号と
して大きい方の値を再びフレームメモリーに記録し、こ
の撮像記録をＸ線スリツトが被写体を走査し終わるまで
行い、その後フレームメモリーの信号を受像機に写し出
すことを特徴とするＸ線撮像装置にある。
設しパルス的にＸ線を照射して、被写体をＸ線束で走査
するようにし、Ｘ線１パルス毎にＸ線イメージ管の出力
像をTVカメラで１フレームの画像を撮像しＸ線走査スリ
ツトが被写体を走査し始める前に、フレームメモリーに
残つている信号を全部消去し、前記TVカメラからの信号
とフレームメモリーの信号を各画素毎に比較して信号と
して大きい方の値を再びフレームメモリーに記録し、こ
の撮像記録をＸ線スリツトが被写体を走査し終わるまで
行い、その後フレームメモリーの信号を受像機に写し出
すことを特徴とするＸ線撮像装置にある。
本発明の実施例を第１図について説明する。
第１図はＸ線発生器（１）、Ｘ線スリツト（２）、Ｘ線
グリツド（４）、Ｘ線イメージ管（５）、光学系
（６）、TVカメラ（７）、信号比較器（８）、フレーム
メモリーＡ（９）、フレームメモリーＢ（10）、受像機
（11）、同期信号発生器（12）、Ｘ線線量測定素子（1
6）、Ｘ線スリツト（２）の走査機構（17）より成る。
Ｘ線発生器（１）は同期信号発生器（12）よりの信号に
よりパルス的にＸ線（13）を発生する。このＸ線（13）
はＸ線スリツト（２）により複数のフアン状Ｘ線のＸ線
束（14）を生じ、このＸ線束（14）は被写体（３）を透
過し、Ｘ線グリツド（４）で、被写体（３）で生じた散
乱Ｘ線の可成の部分が除去されＸ線イメージ管（５）に
入射する。本システムでは散乱Ｘ線の除去機能があるの
でＸ線グリツド（４）は必ずしも必要でないが併用した
方が好ましい。Ｘ線イメージ管（５）ではＸ線像が光の
像に変えられる。所がＸ線イメージ管（５）は管内での
Ｘ線の散乱、光の散乱、不要電子の発生等により成り大
きいベーリンググレアを生じ、これに入射Ｘ線像の散乱
Ｘ線成分も加わり、Ｘ線イメージ管（５）の出力光像は
大巾にボケたものとなる。この出力光像のＸ線スリツト
（２）の走査方向断面の輝度分布は第２図第１フレーム
のようになる。ここでＸ線スリツト（２）の走査方向と
はスリツトに垂直な方向である。第２図でｂの領域の輝
度はＸ線束（14）の透過Ｘ線に対応するものである。ａ
及びｃの領域の輝度はｂの領域の輝度を生じたことに伴
う、散乱Ｘ線、光の散乱、不要電子による発光等被写体
（３）の散乱Ｘ線や、Ｘ線イメージ管（５）のベーリン
ググレアによるものであり画像をボケさせるものであり
不用のものである。このような光像をTVカメラ（７）で
１フレーム撮像する。TVカメラ（７）の撮像管としては
ビシマンのようにその入力面に電荷像を蓄積するタイプ
のものを用いることにより、同期信号発生器（12）の信
号によりパルス的にＸ線による像を次のパルスまでの間
の時間に同期信号発生器（12）の信号によりTVカメラ
（７）で１フレームビーム走査により撮像する。このフ
レームの信号は第２図の第１フレームの信号のように得
られる。フレームメモリーＢ（10）はこの第１フレーム
の撮像に先立つてフレームメモリーＢ（10）の信号を全
て消去して置く。このフレームメモリーＢ（10）の信号
とTVカメラ（７）の信号を同期信号発生器（12）の信号
にもとずいて信号比較器（８）で各画素毎に比較し大き
い方の信号をフレームメモリーＡ（９）に記録する。尚
信号比較器（８）ではこの信号比較に際してこのＸ線パ
ルスの線量を線量測定素子（16）測定し、その値に応じ
てTVカメラ（７）からの信号を補正してから比較を行
う。１フレーム分の画像処理が終るとフレームメモリー
Ｂ（９）の記録をフレームメモリーＡ（10）に移す。次
に同期信号発生器（12）の信号によりＸ線スリツト走査
器（17）でＸ線スリツト（２）をスリツト部によるＸ線
投影が一部重複する範囲で移動させ、同期信号発生器
（12）の信号によりＸ線発生器（１）より第２のＸ線パ
ルスを発生し、このＸ線パルスによるＸ線イメージ管
（５）の出力を同期信号発生器（12）の信号によりTVカ
メラ（７）で１フレーム撮像し、フレームメモリーＡ
（10）の信号と信号比較器（８）で各画素毎に比較しフ
レームメモリーＢ（９）で記録する。尚TVカメラ（７）
の信号は線量測定素子（16）の信号で補正して行う。次
にフレームメモリーＢ（９）の記録をフレームメモリー
Ａ（10）に移す。このようにして少なくともＸ線スリツ
ト（２）を相隣るスリツト間隙の一番大きい間隙に相当
する被写体（３）の面全面がＸ線束（14）で走査される
第Ｎフレームまで行う。するとフレームメモリーＢ（1
0）には第２図で各フレームのＸ線束（14）の透過影像
部…b1,b2,…bnの部が取り出され被写体（３）の散乱Ｘ
線やＸ線イメージ管（５）のベーリンググレアによる部
分…a1,a2…an,c1,c2…cn…の部が取り除かれた第２図
の走査１回分の合成の画像が記録される。
グリツド（４）、Ｘ線イメージ管（５）、光学系
（６）、TVカメラ（７）、信号比較器（８）、フレーム
メモリーＡ（９）、フレームメモリーＢ（10）、受像機
（11）、同期信号発生器（12）、Ｘ線線量測定素子（1
6）、Ｘ線スリツト（２）の走査機構（17）より成る。
Ｘ線発生器（１）は同期信号発生器（12）よりの信号に
よりパルス的にＸ線（13）を発生する。このＸ線（13）
はＸ線スリツト（２）により複数のフアン状Ｘ線のＸ線
束（14）を生じ、このＸ線束（14）は被写体（３）を透
過し、Ｘ線グリツド（４）で、被写体（３）で生じた散
乱Ｘ線の可成の部分が除去されＸ線イメージ管（５）に
入射する。本システムでは散乱Ｘ線の除去機能があるの
でＸ線グリツド（４）は必ずしも必要でないが併用した
方が好ましい。Ｘ線イメージ管（５）ではＸ線像が光の
像に変えられる。所がＸ線イメージ管（５）は管内での
Ｘ線の散乱、光の散乱、不要電子の発生等により成り大
きいベーリンググレアを生じ、これに入射Ｘ線像の散乱
Ｘ線成分も加わり、Ｘ線イメージ管（５）の出力光像は
大巾にボケたものとなる。この出力光像のＸ線スリツト
（２）の走査方向断面の輝度分布は第２図第１フレーム
のようになる。ここでＸ線スリツト（２）の走査方向と
はスリツトに垂直な方向である。第２図でｂの領域の輝
度はＸ線束（14）の透過Ｘ線に対応するものである。ａ
及びｃの領域の輝度はｂの領域の輝度を生じたことに伴
う、散乱Ｘ線、光の散乱、不要電子による発光等被写体
（３）の散乱Ｘ線や、Ｘ線イメージ管（５）のベーリン
ググレアによるものであり画像をボケさせるものであり
不用のものである。このような光像をTVカメラ（７）で
１フレーム撮像する。TVカメラ（７）の撮像管としては
ビシマンのようにその入力面に電荷像を蓄積するタイプ
のものを用いることにより、同期信号発生器（12）の信
号によりパルス的にＸ線による像を次のパルスまでの間
の時間に同期信号発生器（12）の信号によりTVカメラ
（７）で１フレームビーム走査により撮像する。このフ
レームの信号は第２図の第１フレームの信号のように得
られる。フレームメモリーＢ（10）はこの第１フレーム
の撮像に先立つてフレームメモリーＢ（10）の信号を全
て消去して置く。このフレームメモリーＢ（10）の信号
とTVカメラ（７）の信号を同期信号発生器（12）の信号
にもとずいて信号比較器（８）で各画素毎に比較し大き
い方の信号をフレームメモリーＡ（９）に記録する。尚
信号比較器（８）ではこの信号比較に際してこのＸ線パ
ルスの線量を線量測定素子（16）測定し、その値に応じ
てTVカメラ（７）からの信号を補正してから比較を行
う。１フレーム分の画像処理が終るとフレームメモリー
Ｂ（９）の記録をフレームメモリーＡ（10）に移す。次
に同期信号発生器（12）の信号によりＸ線スリツト走査
器（17）でＸ線スリツト（２）をスリツト部によるＸ線
投影が一部重複する範囲で移動させ、同期信号発生器
（12）の信号によりＸ線発生器（１）より第２のＸ線パ
ルスを発生し、このＸ線パルスによるＸ線イメージ管
（５）の出力を同期信号発生器（12）の信号によりTVカ
メラ（７）で１フレーム撮像し、フレームメモリーＡ
（10）の信号と信号比較器（８）で各画素毎に比較しフ
レームメモリーＢ（９）で記録する。尚TVカメラ（７）
の信号は線量測定素子（16）の信号で補正して行う。次
にフレームメモリーＢ（９）の記録をフレームメモリー
Ａ（10）に移す。このようにして少なくともＸ線スリツ
ト（２）を相隣るスリツト間隙の一番大きい間隙に相当
する被写体（３）の面全面がＸ線束（14）で走査される
第Ｎフレームまで行う。するとフレームメモリーＢ（1
0）には第２図で各フレームのＸ線束（14）の透過影像
部…b1,b2,…bnの部が取り出され被写体（３）の散乱Ｘ
線やＸ線イメージ管（５）のベーリンググレアによる部
分…a1,a2…an,c1,c2…cn…の部が取り除かれた第２図
の走査１回分の合成の画像が記録される。
Ｘ線束（14）の走査は１部が重複するように走査してい
るのでb1,…bnはお互に一部重複し、重複している部分
はどちらも信号の大きさが同じとなるのでどちらかが記
録され、Ｘ線スリツト（２）の製作のバラツキによるス
リツト間隙の不均一又走査の不均一にする画像の欠落が
生じることなく、被写体のＸ線散乱による影響の非常に
少なく、かつＸ線イメージ管（５）のベーリンググレア
の影響の非常に少ない良質の画像が得られる。このフレ
ームメモリーＢ（10）の記録を受像機（11）に写し出
す。
るのでb1,…bnはお互に一部重複し、重複している部分
はどちらも信号の大きさが同じとなるのでどちらかが記
録され、Ｘ線スリツト（２）の製作のバラツキによるス
リツト間隙の不均一又走査の不均一にする画像の欠落が
生じることなく、被写体のＸ線散乱による影響の非常に
少なく、かつＸ線イメージ管（５）のベーリンググレア
の影響の非常に少ない良質の画像が得られる。このフレ
ームメモリーＢ（10）の記録を受像機（11）に写し出
す。
ここでＸ線スリツト（２）のスリツトの巾を大きくする
と第２図のb1,…bnの各の巾が広くなり、b1,b2,…bnの
部分でのＸ線散乱線の影響及びＸ線イメージ管（５）の
ベーリンググレアの影響が増える。またスリツトの巾を
小さくすると１画面を構成するフレーム数が増加し、Ｘ
線源（１）の負担が増え、また１画面を構成するに要す
る時間が増える。スリツト間隙を大きくすると１画面を
構成するとフレーム数が増える。従つてスリツト巾、ス
リツト間隙は必要に応じて適切に設定する必要がある。
と第２図のb1,…bnの各の巾が広くなり、b1,b2,…bnの
部分でのＸ線散乱線の影響及びＸ線イメージ管（５）の
ベーリンググレアの影響が増える。またスリツトの巾を
小さくすると１画面を構成するフレーム数が増加し、Ｘ
線源（１）の負担が増え、また１画面を構成するに要す
る時間が増える。スリツト間隙を大きくすると１画面を
構成するとフレーム数が増える。従つてスリツト巾、ス
リツト間隙は必要に応じて適切に設定する必要がある。
尚Ｘ線発生器（１）のＸ線パルスの強さが充分安定な場
合は線量測定素子（16）は不要である。またＸ線スリツ
ト（２）を走査する代りにＸ線発生器（１）を走査して
も良い。この走査はＸ線発生器（１）のＸ線源を電子的
に走査しても良い。
合は線量測定素子（16）は不要である。またＸ線スリツ
ト（２）を走査する代りにＸ線発生器（１）を走査して
も良い。この走査はＸ線発生器（１）のＸ線源を電子的
に走査しても良い。
複数のＸ線スリツトによるＸ線束の被写体走査により散
乱Ｘ線の影響の少なく、かつＸ線イメージ管のベーリン
ググレアの少ないＸ線撮像画像を得る装置にて、Ｘ線ス
リツト走査に伴う高価な同期機構を必要としない装置が
得られ、その経済的効果は非常に大きい。
乱Ｘ線の影響の少なく、かつＸ線イメージ管のベーリン
ググレアの少ないＸ線撮像画像を得る装置にて、Ｘ線ス
リツト走査に伴う高価な同期機構を必要としない装置が
得られ、その経済的効果は非常に大きい。
第１図は本発明の一実施例の装置を示す概念図であり、
第２図は本発明の一実施例を説明するための画像構成を
示す説明図である。 １……Ｘ線発生器、２……Ｘ線スリツト ３……被写体、４……Ｘ線グリツド ５……Ｘ線イメージ管、７……TVカメラ ８……信号比較器、9,10……フレームメモリー 11……受像機、12……同期信号発生器 16……線量測定素子、17……Ｘ線スリツト走査器
第２図は本発明の一実施例を説明するための画像構成を
示す説明図である。 １……Ｘ線発生器、２……Ｘ線スリツト ３……被写体、４……Ｘ線グリツド ５……Ｘ線イメージ管、７……TVカメラ ８……信号比較器、9,10……フレームメモリー 11……受像機、12……同期信号発生器 16……線量測定素子、17……Ｘ線スリツト走査器
Claims (4)
- 【請求項１】Ｘ線源と被写体を透過したＸ線像を受けて
Ｘ線像を光の像に変えるＸ線イメージ管と、この光の像
を撮像するTVカメラとこの信号を写し出す受像機を含む
Ｘ線撮像装置にて、Ｘ線源と被写体の間に少なくともＸ
線イメージ管のＸ線受像面全面をカバーする複数のＸ線
スリツトからなり、少なくとも各々の相隣接するＸ線ス
リツト間隙の最大値よりも大きな距離をＸ線スリツトの
スリツトの方向と垂直な方向に走査するようになり、か
つ走査と走査が少しずつオーバラツプするように走査す
るようになつたＸ線スリツト装置を配設し、パルス的に
Ｘ線を照射して、被写体をＸ線束で走査するようにし、
Ｘ線１パルス毎にTVカメラで１フレームの画像を撮像
し、Ｘ線スリツト装置が被写体を走査し始める前にフレ
ームメモリーに残つている信号を全部消去し、前記TVカ
メラの信号とフレームメモリーの信号を比較して信号と
して大きい方の値を再びフレームメモリーに記録し、こ
の撮像を少なくともＸ線スリツト装置が被写体を走査し
終るまで行い、その後フレームメモリーの信号を受像機
に写し出すことを特徴とするＸ線撮像装置。 - 【請求項２】被写体とＸ線イメージ管の間にＸ線グリツ
ドを配設したことを特徴とする特許請求の範囲第１項の
Ｘ線撮像装置。 - 【請求項３】Ｘ線源とＸ線スリツト装置の間にＸ線量を
測定する素子を配設しＸ線パルスのＸ線量に応じてTVカ
メラの信号を修正した信号とフレームメモリーからの信
号を比較することを特徴とする特許請求の範囲第１項な
いし第２項のＸ線撮像装置。 - 【請求項４】Ｘ線スリツト装置を走査する代りに、Ｘ線
源を走査することを特徴とする特許請求の範囲第１項な
いし第３項のＸ線撮像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60024370A JPH0679599B2 (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | Ｘ線撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60024370A JPH0679599B2 (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | Ｘ線撮像装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61184977A JPS61184977A (ja) | 1986-08-18 |
| JPH0679599B2 true JPH0679599B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=12136302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60024370A Expired - Lifetime JPH0679599B2 (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | Ｘ線撮像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0679599B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH071240B2 (ja) * | 1985-05-07 | 1995-01-11 | 株式会社島津製作所 | Ｘ線像撮像装置 |
-
1985
- 1985-02-13 JP JP60024370A patent/JPH0679599B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61184977A (ja) | 1986-08-18 |
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