JP2000300546A - 放射線撮影装置 - Google Patents

放射線撮影装置

Info

Publication number
JP2000300546A
JP2000300546A JP11117974A JP11797499A JP2000300546A JP 2000300546 A JP2000300546 A JP 2000300546A JP 11117974 A JP11117974 A JP 11117974A JP 11797499 A JP11797499 A JP 11797499A JP 2000300546 A JP2000300546 A JP 2000300546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scintillator
optical fiber
light
sensor
optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11117974A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Yonekawa
久 米川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP11117974A priority Critical patent/JP2000300546A/ja
Publication of JP2000300546A publication Critical patent/JP2000300546A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】光ファイバの直径が一定のまま使用でき、製造
コストが安く、歩留まりが良い。また、シンチレータ側
の画像サイズに対するセンサ側の画像サイズの縮小率が
容易にかつ安価に変更できる。 【解決手段】放射線撮影装置は、放射線発生手段によっ
て発生されたX線1が被写体2を透過することによって
得られる被写体情報を、シンチレータ3によって光に変
換し、変換された光をシンチレータ側とセンサ側で集積
密度の異なる光ファイバ束4を介して複数個のセンサ5
に導き、センサ5内で発生した電荷を電気信号として取
得する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば医用画像
を得る放射線撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】放射線撮影装置として、スクリーンとフ
ィルムを密着させた構造を持つスクリーン・フィルム方
式が知られている。この方式は、被写体を透過したX線
がスクリーンによってエネルギーの低い光に変換され、
この光によって感光されたフィルムを現像処理すること
により、被写体の持つX線吸収特性をフィルム上に可視
化する方法である。しかしながら、この方法は、画像情
報を電気信号として得ることができない。フィルム上に
担持された被写体の画像情報を電気信号として取り出す
ためには、フィルムデジ夕イザ等によって、フィルムを
別途デジ夕イズする必要があり、大変手間がかかるとい
う欠点がある。また、フィルムのラチチュードが狭いた
め、撮影の失敗でアンダー露光、オーバー露光になる危
険性が高いという欠点を有する。
【0003】また、被写体と透過したX線画像情報を直
接デジタル信号として取り出すことのできる撮影装置と
してCR(Computed Radiograph
y)が良く知られている。この装置では、被写体を透過
したX線のエネルギーが輝尽性蛍光体に一旦蓄積され、
これをレーザ光で励起することにより蓄積されたX線エ
ネルギーに比例した輝尽発光を出力させ、この輝尽発光
をフォトマルチプライヤー等の光電変換素子で電気信号
として取り出すことができる。この方法は、輝尽発光を
得るために、レーザ光の主走査、副走査方向への走査が
必要なため、全輝尽発光を読み出すのに時間がかかると
いう欠点がある。また、レーザ光を走査するための機構
が必要となり、装置が高価となる他、機械部分の動作不
良を招きやすいという欠点を有する。
【0004】そこで、近年、フラットパネルディテクタ
(FPD)と呼ばれる固体撮像素子が注目を浴びてい
る。この方法は、X線エネルギーを直接電荷に変換し、
この電荷をTFT等の読み出し素子によって電気信号と
して読み出す直接方式FPDと、X線エネルギーをシン
チレータ等で光に変換し、この変換された光を光電変換
素子で電荷に変換し、この電荷をTFT等の読み出し素
子によって電気信号として読み出す間接方式FPDが知
られている。また、CCDセンサやCMOSセンサを複
数個並べて使用する画像分割型間接方式FPDも考えら
れる。この方法では、X線エネルギーをシンチレータ等
で光に変換し、変換した光をレンズや光ファイバ等で複
数個のCCDセンサやCMOSセンサ上に集光する。集
光された光はセンサ内で光電変換され電気信号として読
み出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】直接方式FPDや間接
方式FPDでは、電荷をTFTによって読み出すため、
シンチレータサイズと同サイズのTFT基板が必要とな
る。一般に医用画像では、最大14“×l7”〜17
“×l7”サイズのディタクタが要求されるため、TF
T基板も同サイズものが要求されるが、このサイズのT
FT基板を製造するために必要な設備投資は膨大で、ま
た欠陥画素や歩留まりの点で製造コストがかってしま
う。一方、画像分割型間接方式FPDでは、市販のCC
DセンサやCMOSセンサが使用できるため、巨額な設
備投資を行うことなく安価なFPDを製造することがで
きる。市販のCCDセンサやCMOSセンサ(以後これ
らCCDセンサやCMOSセンサを総称して単にセンサ
と呼ぶ)は、受光面積が小さく、14“×l7”〜1
7”×17”サイズをカバーするためには、複数個のセ
ンサを2次元状に配置する必要がある。
【0006】画像分割型間接方式FPDを実現するため
の第1の方法として、レンズを使用する方法が考えられ
る。図10にレンズを用いた画像分割型間接方式FPD
の概念図を示す。被写体102を透過したX線101の
一部がシンチレータ103に吸収され、シンチレータ1
03から吸収されたX線量に比例した量の光が放出され
る。放出された光は、レンズ104でセンサ105上に
集光され、光電変換によって集光された光量に比例した
電荷が発生する。光電変換により発生した電荷は、読出
回路106によって電気信号として読み出される。
【0007】しかしながら、この方法では、レンズの集
光効率が通常0.1%以下と大変小さいために、シンチ
レータ103で発光した光のほんの一部しかセンサl0
5に集光することができず、システムのDQE(Det
ective Quantum Efficienc
y)を著しく低下させる。また、個々のセンサのピント
合わせを行わなければならないため、調整時間がかかっ
てしまう。また、再生画像中にレンズによる非線形な幾
何学的歪が生じてしまい、補正が大変である。
【0008】画像分割型間接方式FPDを実現するため
の第2の方法として、光ファイバを使用する方法が考え
られる。図11に光ファイバを用いた画像分割型間接方
式FPDの概念図を示す。披写体202を透過したX線
201の一部がシンチレータに吸収され、シンチレータ
203から吸収されたX線量に比例した量の光が放出さ
れる。放出された光は、光ファイバ束204でセンサ2
05上に集光され、光電変換によって集光された光量に
比例した電荷が発生する。光電変換により発生した電荷
は、読出回路206によって電気信号として読み出され
る。このように光ファイバ束を用いてシンチレータから
の光を集光するため、レンズを用いる方法に比べて光の
集光効率を高めることができる。
【0009】しかしながら、画像分割型間接方式FPD
方法では、シンチレータ203上の発光面積aをセンサ
面積b(a>b)に縮小しなければならない。図12
は、このような画像を縮小する際に用いられる光ファイ
バの様子を示している。光ファイバ301のセンサ側の
断面303が、シンチレータ側の断面302に比べて面
積が小さくなるように光ファイバーの径を変化させてい
る。すなわち、センサ側の径がシンチレータ側の径に比
べて小さくなるようにしている。
【0010】しかしながら、このように光ファイバ径を
変えることは技術的に難しく、製造コストが大きくなっ
てしまうという欠点があった。また、シンチレータ側の
光ファイバの配置順序とセンサ側の光ファイバの配置順
序が同じである必要があるため、光ファイバ束を製造す
る際に、各光ファイバの並びがシンチレータ測とセンサ
側で入れ替わらないように正確に作業する必要があっ
た。
【0011】この発明は、かかる実情に鑑みてなされた
もので、第1の目的は、光ファイバの直径が一定のまま
使用でき、製造コストが安く、歩留まりが良い、第2の
目的は、シンチレータ側の画像サイズに対するセンサ側
の画像サイズの縮小率が容易にかつ安価に変更でき、第
3の目的は、光ファイバ束を製造する際に、各光ファイ
バの並びがシンチレータ側とセンサ側で入れ替わらない
ように正確に作業する必要がなく、製造コストを大幅に
削減することができる放射線撮影装置を提供することで
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、この発明は、以下のように構成
した。
【0013】請求項1に記載の発明は、『放射線発生手
段によって発生された放射線が被写体を透過することに
よって得られる被写体情報を、シンチレータによって光
に変換し、変換された光を光ファイバ束を介して複数個
のセンサに導き、センサ内で発生した電荷を電気信号と
して取得することを特徴とする放射線撮影装置。』であ
る。
【0014】この請求項1に記載の発明によれば、放射
線が被写体を透過することによって得られる被写体情報
を、シンチレータによって光に変換し、変換された光を
光ファイバ束を介して複数個のセンサに導き、センサ内
で発生した電荷を電気信号として取得することで、レン
ズを用いて集光する場合に比べて光の集光効率の良い装
置を提供することができる。
【0015】請求項2に記載の発明は、『前記光ファイ
バ束を構成する各光ファイバの直径が、シンチレータ側
からセンサ側に至る経路でほぼ同径であることを特徴と
する請求項1に記載の放射線撮影装置。』である。
【0016】この請求項2に記載の発明によれば、各光
ファイバの直径が、シンチレータ側からセンサ側に至る
経路でほぼ同径であるから、光ファイバの直径が一定の
まま使用でき、製造コストが安く、歩留まりが良い。
【0017】請求項3に記載の発明は、『前記光ファイ
バの集積の密度が、シンチレータ側に比べてセンサ側で
密であることを特徴とする請求項1または請求項2に記
載の放射線撮影装置。』である。
【0018】この請求項3に記載の発明によれば、光フ
ァイバの集積の密度が、シンチレータ側に比べてセンサ
側で密であるから、光ファイバの直径をシンチレータ側
とセンサ側で同じくし、かつシンチレータ側の画像サイ
ズに対してセンサ側の画像サイズが縮小されるような集
光系が実現でき、しかもシンチレータ側の画像サイズに
対するセンサ側の画像サイズの縮小率が容易にかつ安価
に変更できる。
【0019】請求項4に記載の発明は、『前記シンチレ
ータ側の光ファイバ端面もしくはセンサ側の光ファイバ
端面の少なくとも一方が、支持体によって支持されてい
ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1
項に記載の放射線撮影装置。』である。
【0020】この請求項4に記載の発明によれば、シン
チレータ側の光ファイバ端面もしくはセンサ側の光ファ
イバ端面の少なくとも一方が、支持体によって支持され
ているから、シンチレータと光ファイバとをユニット化
でき、かつ光ファイバの位置精度が向上する。
【0021】請求項5に記載の発明は、『前記光ファイ
バ間が光吸収物質で充填されていることを特徴とする請
求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の放射線撮影
装置。』である。
【0022】この請求項5に記載の発明によれば、光フ
ァイバ間が光吸収物質で充填されているから、光ファイ
バ内を通過する以外の光がセンサに到達するのを防ぐこ
とができ、また光ファイバの折れや曲がりを防ぐことが
できる。
【0023】請求項6に記載の発明は、『前記光ファイ
バとシンチレータの間に、シンチレータの光を光ファイ
バに集光するための光学物質を有することを特徴とする
請求項1乃至請求項5いずれか1項に記載の放射線撮影
装置。』である。
【0024】この請求項6に記載の発明によれば、光フ
ァイバとシンチレータの間に、シンチレータの光を光フ
ァイバに集光するための光学物質を有するから、光を漏
れなく光ファイバに集光することができる。
【0025】請求項7に記載の発明は、『前記光学物質
が、光ファイバのシンチレータ側に装着された凸レンズ
もしくは凸レンズと同様の機能を持つ光学物質であるこ
とを特徴とする請求項6に記載の放射線撮影装置。』で
ある。
【0026】この請求項7に記載の発明によれば、光学
物質が、光ファイバのシンチレータ側に装着された凸レ
ンズもしくは凸レンズと同様に集光機能を持つ光学物質
であるから、光を漏れなく光ファイバに集光することが
でき、しかも低コストである。
【0027】請求項8に記載の発明は、『前記光学物質
が、シンチレータの光ファイバ側に装着された凸レンズ
もしくは凸レンズと同様の機能を持つ光学物質であるこ
とを特徴とする請求項6に記載の放射線撮影装置。』で
ある。
【0028】この請求項8に記載の発明によれば、光学
物質が、シンチレータの光ファイバ側に装着された凸レ
ンズもしくは凸レンズと同様に集光機能を持つ光学物質
であり、光を漏れなくシンチレータに集光することがで
き、しかも低コストである。
【0029】請求項9に記載の発明は、『放射線発生手
段によって発生された放射線が被写体を透過することに
よって得られる被写体情報を、シンチレータによって光
に変換し、変換された光を光ファイバ束を介して複数個
のセンサに導き、センサ内で発生した電荷を電気信号と
して取得する放射線撮影装置において、シンチレータ側
の光ファイバの配列順序がセンサ側の光ファイバの配列
順序と異なることを特徴とする放射線撮影装置。』であ
る。
【0030】この請求項9に記載の発明によれば、シン
チレータ側の光ファイバの配列順序がセンサ側の光ファ
イバの配列順序と異なっても良いから、光ファイバ束を
製造する際に、各光ファイバの並びがシンチレータ側と
センサ側で入れ替わらないように正確に作業する必要が
なく、製造コストを大幅に削減することができる。
【0031】請求項10に記載の発明は、『前記シンチ
レータ側の光ファイバの配列順序に従って得られる各画
素位置と、前記センサ側の光ファイバの配列順序に従っ
て得られる各画素位置を対応付ける対応表を記憶する記
憶手段を有することを特徴とする請求項9に記載の放射
線撮影装置。』である。
【0032】この請求項10に記載の発明によれば、シ
ンチレータ側の光ファイバの配列順序に従って得られる
各画素位置と、センサ側の光ファイバの配列順序に従っ
て得られる各画素位置を対応付ける対応表を記憶し、こ
の対応表に従って画素の並べ替えを行うようにしたた
め、各光ファイバの並びがシンチレータ側とセンサ側で
入れ替わっても、正常な再生画像が得られる。
【0033】請求項11に記載の発明は、『前記センサ
側の光ファイバの配列順序に従って得られた画素データ
の並びを、前記記憶手段に記憶された対応表に従って並
べ替る信号処理手段を有することを特徴とする請求項1
0に記載の放射線撮影装置。』である。
【0034】この請求項11に記載の発明によれば、セ
ンサ側の光ファイバの配列順序に従って得られた画素デ
ータの並びを記憶された対応表に従って並べ替るから、
簡単かつ確実な処理により各光ファイバの並びがシンチ
レータ側とセンサ側で入れ替わっても、正常な再生画像
が得られる。
【0035】請求項12に記載の発明は、『前記対応表
が、異なるパターン画像を複数回読み込んで得られる画
像データを解析することによって作成されることを特徴
とする請求項10に記載の放射線撮影装置。』である。
【0036】この請求項12に記載の発明によれば、対
応表が、異なるパターン画像を複数回読み込んで得られ
る画像データを解析することによって作成されるから、
簡単かつ確実な解析処理により各光ファイバの並びがシ
ンチレータ側とセンサ側で入れ替わっても、正常な再生
画像が得られる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、この発明の放射線撮影装置
の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0038】図1に放射線撮影装置の概念図、図2は光
ファイバ部分の構成例を示す図である。放射線発生手段
によって発生されたX線1の一部が被写体2によって吸
収され、吸収されなかったX線が被写体を透過する。こ
の被写体2を透過したX線1の一部がシンチレータ3に
吸収され、シンチレータ3から吸収されたX線量に比例
した量の光が放出される。このようにX線1が被写体2
を透過することによって得られる被写体情報を、シンチ
レータ3によって光に変換し、変換された光を光ファイ
バ束4を介して複数個のセンサ5に導き、センサ5内で
発生した電荷を電気信号として取得する。光電変換によ
り発生した電荷は、読出回路6によって電気信号として
読み出される。
【0039】読み出された電気信号はAD変換回路7に
よってAD変換された後、メモリ8に処理前画像データ
として保存される。メモリ8に保存された処理前画像デ
ータは信号処理回路9にて読み出され、正常な再生画像
を得るための信号処理が施された後、再びメモリ8に保
存される。メモリ8に保存された再生画像データはI/
F回路10によって図示しない別装置やネットワーク等
に向けて出力することができる。
【0040】この発明の光ファイバ部分は、図2に示す
ように、格子402はシンチレータ側の光ファイバ端面
を示しており、格子403はセンサ側の端面を示してい
る。これら格子402,403は、この実施の形態では
何れも正方格子である。401はシンチレータ面とセン
サ面をつなぐ光ファイバであり、その径は一定である。
このように変換された光を光ファイバ束4を介して複数
個のセンサ5に導き、センサ5内で発生した電荷を電気
信号として取得することで、光ファイバ401の直径が
一定のまま使用できるので、製造コストが安く、歩留ま
りが良い。
【0041】この実施の形態では、簡単のために、A〜
Iの9本の光ファイバ401を用いたが、これは光ファ
イバ401の本数を限定するものではない。また、格子
402,403は正方格子で無くとも良い。任意の格子
形状であっても格子形状に関わる情報を記憶しておけ
ば、信号処理を用いて正常な再生画像を得ることができ
る。
【0042】この実施の形態では、シンチレータ側の面
積に対してセンサ側の面積を1/4にする縮小集光系を
採用している。すなわち、シンチレータ面では、9本の
光ファイバA〜Iは正方格子402上で1つおきの格子
間隔で配置される。一方、センサ面では、9本の光ファ
イバa〜iは、正方格子403上で格子間隔を空けるこ
となく密に配置される。シンチレータ側の光ファイバー
束4の集積密度が、センサ側の光ファイバ束4の集積密
度に比べて疎であれば、それぞれの側の光ファイバの間
隔(集積密度)は、任意の値を取ることができる。
【0043】このように光ファイバの集積の密度が、シ
ンチレータ側で疎で、センサ側で密であるから、光ファ
イバの直径をシンチレータ側とセンサ側で同じくし、か
つシンチレータ側の画像サイズに対してセンサ側の画像
サイズが縮小されるような集光系が実現でき、しかもシ
ンチレータ側の画像サイズに対するセンサ側の画像サイ
ズの縮小率が容易にかつ安価に変更できる。
【0044】図3はシンチレータ501からセンサ50
5までの断面を簡略化して図示したものである。502
はシンチレータ面側の光ファイバ端面が格子状に規則正
しく並ぶようにするための支持体であり、光ファイバ5
04が貫通することできる貫通穴が所定の間隔で格子上
に規則正しく並んでいる。このようにシンチレータ側の
光ファイバ端面が、支持体502によって支持されてい
るから、シンチレータ501と光ファイバ504とをユ
ニット化でき、かつ光ファイバ504の位置精度が向上
する。本例ではシンチレータ面側にのみ支持体を設けて
いるが、センサ面側にも、同様に支持体を設けても良い
ことは言うまでもない。
【0045】また、支持体502は光吸収体であること
が好ましい。支持体で余分な光(光ファイバを通過しな
い光)を吸収することでセンサ受光面に余分な光が到達
するのを防ぐことができる。
【0046】503は光ファイバ間に充填された充填材
であり、光ファイバ504の折れや曲がりを防ぐ役目を
果たす。充填材503も支持体と同様の理由から、光吸
収物質の光吸収体であることが好ましい。光ファイバ5
04のシンチレータ側端面から入射した光のみが、光フ
ァイバ504内部で全反射を繰り返し、センサ505の
受光面へと導かれる。
【0047】図4はシンチレータ面、センサ面での面積
比率の一例を示す図である。602はセンサの受光面の
輪郭線を表している。б01は光ファイバ束4のセンサ
側の断面を表している。また、603はシンチレータ側
の光ファイバ束4の断面の輪郭線を表しており、隣り合
う光ファイバ束4の断面と隙間無く接している。
【0048】この実施の形態では、シンチレータ側の面
積に対してセンサ側の面積を1/4に縮小する集光系な
ので、Xl=X2=X3/2、Y1=Y2=Y3/2の
関係になっている。この実施の形態では、4つのセンサ
を使用しているが、これは使用するセンサの個数を限定
するものではない。また、断面603に対する断面60
1の縮小比率も限定するものではない。また、断面60
3、断面601の輪郭線の形状は正方形に限定されるも
のではなく、任意の形状を取ることができる。
【0049】図5(A)〜(H)は、シンチレータと光
ファイバ回りの色々な構成例を示す図である。701は
シンチレータ、702は光ファイバ、703は支持板、
704は支持板上の空間、705と706は凸レンズで
ある。
【0050】図5(A)は、シンチレータ701に光フ
ァイバ702の端面を密着させた例である。光ファイバ
702の接合面の光だけを集光し、その他の部分で発光
した光は集光しない。MTFを最も稼げる方法である。
図5(B)はシンチレータ701と光ファイバ702の
端面の間に空間704を設けた例である。光ファイバ7
02の端面をシンチレータ面から離すことによって、前
述の図5(A)の場合に比べて、より広範囲の光を集光
することができる。図5(C),(D)は、光ファイバ
702の端面に凸レンズ705を配した例である。より
広範囲の光をより多く集光することができる。図5
(E),(F)は、シンチレータ701の端面に凸レン
ズ706を配した例であり、図5(C),(D)と同様
に、より広範囲の光をより多く集光することができる。
図5(G),(H)は図5(C),(D)と図5
(E),(F)を組み合わせた例である。なお、集光率
を向上させるために、空間704の表面を鏡面仕上げし
てもよい。また、空間704で表わされる空間は、ガラ
ス、プラスチック、液体等の光透過物質で置き換えられ
ても良い。また、本例では705、706は凸レンズで
あるが、凸レンズと同様に光を集光する機能のものであ
れば何でも良い。例えば、GRINレンズのように形状
は凸レンズではないが凸レンスのように光を集光できる
ものであっても良い。
【0051】図6は他の発明の実施の形態を示してい
る。図6(1)は、シンチレータ面側の光ファイバ端面
の配置順序を示しており、図6(2),(3)はセンサ
面側の光ファイバ端面の配置順序を示している。また、
アルファベットの大文字と小文字が、同一のファイバの
両端面であることを示している。例えば、ある光ファイ
バのシンチレータ側の端面がAで表されていたとする
と、その光ファイバのセンサ側の端面はaで表される。
【0052】図6(2)の場合は、センサ側の光ファイ
バの端面の並びは、図6(1)に示すシンチレータ側の
光ファイバの端面の並びと同じ順序に配置されている。
しかしながら、この場合は、光ファイバの束を製造する
際に、それぞれの光ファイバが交差しないようにしなけ
ればならず、製造の工数がかりコストが上がってしま
う。
【0053】図6(3)は、製造工数を削滅し、製造コ
ストを低減するための方法を示している。この方法で
は、シンチレータ側の光ファイバの端面の並びとセンサ
側の光ファイバの端面の並びが異なっても良い。例え
ば、図6(2)の並びに対して、図6(3)では、aと
fの位置、cとdの位置、eとhの位置、gとiの位置
が入れ替わっている。従って、図7に示す表1のよう
な、シンチレータ側の光ファイバの端面の並びとセンサ
側の光ファイバの端面の並びの位置関係を示す対応表を
作成すれば、センサからの電気信号をデジタル化した後
に、信号処理手段によって正規の位置に画素位置を並べ
替えることができる。このようにシンチレータ側の光フ
ァイバの配列順序がセンサ側の光ファイバの配列順序と
異なっても良いので、光ファイバ束を製造する際に、各
光ファイバの並びがシンチレータ側とセンサ側で入れ替
わらないように正確に作業する必要がなく、製造コスト
を大幅に削減することができる。
【0054】図8は、図7の表1のような対応表を作成
する装置の1例を示している。905は対応表作成手段
であり、制御手段910から制御される。901はCR
Tディスプレイもしくは液晶モニタ等の画表示手段であ
り、この画面902に、制御手段910によって指定さ
れた図9に示すような様々なパターン画像が表示され
る。表示されたパターンは、光学レンズ903を介し
て、この発明の画像分割型間接方式FPD904へ結像
される。ここで、画像分割型間接方式FPD904は、
シンチレータを装着する前のもので、光ファイバの端面
がむきだしになっている。画像分割型間接方式FPD9
04に結像されたパターン画像は、電気信号として読出
回路906によって読み出され、AD変換回路907に
てデジタルデータ(画素データ)へと変換される。この
画素データは、信号処理回路908へ読み込まれ、所定
の信号処理により、図7の表1に示すような対応表を作
成する。作成された対応表は対応表記憶回路909に記
憶される。
【0055】対応表作成の一例を図9を用いて説明す
る。まず、画面902に1001に示すような左半分が
黒、右半分が白なるパターンを表示させる。この時得ら
れる画素データが黒であるか白であるかによって全画素
を2つのグループに分類する。
【0056】次に、1002、1003に示される様に
白黒パターンの解像度を2倍づつ上げて行き、同様の分
類を行う。以後、この操作を、画像分割型間接方式FP
D904の最高分解能に至るまで繰り返す。このような
操作によって、少なくとも水平方向には画素が正しく配
置される。次に、垂直方向に対しても同様の操作と分類
を行えば、全ての画素データに対して図7の表1に示す
ような対応表を作成することができる。図9のパターン
は、1例であり、パターンの種類を限定するものではな
い。また、この実施の形態のような解像度が異なるパタ
ーンではなく、例えば1画素が白、その他の全画素が黒
となるようなパターンを使用し、1つづつ画素の対応関
係を調べても良い。
【0057】このようにシンチレータ側の光ファイバの
配列順序に従って得られる各画素位置と、センサ側の光
ファイバの配列順序に従って得られる各画素位置を対応
付ける対応表を記憶する記憶手段を有しており、この対
応表に従って画素の並べ替えを行うようにしたため、各
光ファイバの並びがシンチレータ側とセンサ側で入れ替
わっても、正常な再生画像が得られる。
【0058】また、センサ側の光ファイバの配列順序に
従って得られた画素データの並びを、記憶手段に記憶さ
れた対応表に従って並べ替る信号処理手段を有してお
り、センサ側の光ファイバの配列順序に従って得られた
画素データの並びを記憶された対応表に従って並べ替る
から、簡単かつ確実な処理により各光ファイバの並びが
シンチレータ側とセンサ側で入れ替わっても、正常な再
生画像が得られる。
【0059】さらに、対応表が、異なるパターン画像を
複数回読み込んで得られる画像データを解析することに
よって作成することができ、簡単かつ確実な解析処理に
より各光ファイバの並びがシンチレータ側とセンサ側で
入れ替わっても、正常な再生画像が得られる。
【0060】
【発明の効果】前記したように、請求項1に記載の発明
では、放射線が被写体を透過することによって得られる
被写体情報を、シンチレータによって光に変換し、変換
された光を光ファイバ束を介して複数個のセンサに導
き、センサ内で発生した電荷を電気信号として取得する
から、レンズを用いて集光する場合に比べて光の集光効
率の良い装置を提供することができる。
【0061】請求項2に記載の発明では、各光ファイバ
の直径が、シンチレータ側からセンサ側に至る経路でほ
ぼ同径であるから、光ファイバの直径が一定のまま使用
でき、製造コストが安く、歩留まりが良い。
【0062】請求項3に記載の発明では、光ファイバの
集積の密度が、シンチレータ側に比べてセンサ側で密で
あるから、光ファイバの直径をシンチレータ側とセンサ
側で同じくし、かつシンチレータ側の画像サイズに対し
てセンサ側の画像サイズが縮小されるような集光系が実
現でき、しかもシンチレータ側の画像サイズに対するセ
ンサ側の画像サイズの縮小率が容易にかつ安価に変更で
きる。
【0063】請求項4に記載の発明では、シンチレータ
側の光ファイバ端面もしくはセンサ側の光ファイバ端面
の少なくとも一方が、支持体によって支持されているか
ら、シンチレータと光ファイバとをユニット化でき、か
つ光ファイバの位置精度が向上する。
【0064】請求項5に記載の発明では、光ファイバ間
が光吸収物質で充填されているから、光ファイバ内を通
過する以外の光がセンサに到達するのを防ぐことがで
き、また光ファイバの折れや曲がりを防ぐことができ
る。
【0065】請求項6に記載の発明では、光ファイバと
シンチレータの間に、シンチレータの光を光ファイバに
集光するための光学物質を有するから、光を漏れなく光
ファイバに集光することができる。
【0066】請求項7に記載の発明では、光学物質が、
光ファイバのシンチレータ側に装着された凸レンズもし
くは凸レンズと同様に集光機能を持つ光学物質であるか
ら、光を漏れなく光ファイバに集光することができ、し
かも低コストである。
【0067】請求項8に記載の発明では、光学物質が、
シンチレータの光ファイバ側に装着された凸レンズもし
くは凸レンズと同様に集光機能を持つ光学物質であり、
光を漏れなくシンチレータに集光することができ、しか
も低コストである。
【0068】請求項9に記載の発明では、シンチレータ
側の光ファイバの配列順序がセンサ側の光ファイバの配
列順序と異なっても良いから、光ファイバ束を製造する
際に、各光ファイバの並びがシンチレータ側とセンサ側
で入れ替わらないように正確に作業する必要がなく、製
造コストを大幅に削減することができる。
【0069】請求項10に記載の発明では、シンチレー
タ側の光ファイバの配列順序に従って得られる各画素位
置と、センサ側の光ファイバの配列順序に従って得られ
る各画素位置を対応付ける対応表を記憶し、この対応表
に従って画素の並べ替えを行うようにしたため、各光フ
ァイバの並びがシンチレータ側とセンサ側で入れ替わっ
ても、正常な再生画像が得られる。
【0070】請求項11に記載の発明では、センサ側の
光ファイバの配列順序に従って得られた画素データの並
びを記憶された対応表に従って並べ替るから、簡単かつ
確実な処理により各光ファイバの並びがシンチレータ側
とセンサ側で入れ替わっても、正常な再生画像が得られ
る。
【0071】請求項12に記載の発明では、対応表が、
異なるパターン画像を複数回読み込んで得られる画像デ
ータを解析することによって作成されるから、簡単かつ
確実な解析処理により各光ファイバの並びがシンチレー
タ側とセンサ側で入れ替わっても、正常な再生画像が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】放射線撮影装置の概念図である。
【図2】光ファイバ部分の構成例を示す図である。
【図3】シンチレータからセンサまでの断面を簡略化し
て示す図である。
【図4】シンチレータ面、センサ面での面積比率を示す
図である。
【図5】シンチレータと光ファイバ回りの色々な構成例
を示す図である。
【図6】他の放射線撮影装置の構成を示す図である。
【図7】対応表を示す図である。
【図8】対応表を作成する装置を示す図である。
【図9】対応表作成用のパターン画像の一例を示す図で
ある。
【図10】従来のレンズを用いた画像分割型間接方式F
PDの概念図である。
【図11】従来の光ファイバを用いた画像分割型間接方
式FPDの概念図である。
【図12】画像を縮小する際に用いられる光ファイバを
示す図である。
【符号の説明】
1 X線 2 被写体 3 シンチレータ 4 光ファイバ束 5 センサ 6 読出回路 7 AD変換回路 8 メモリ 9 信号処理回路 10 I/F回路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放射線発生手段によって発生された放射線
    が被写体を透過することによって得られる被写体情報
    を、シンチレータによって光に変換し、変換された光を
    光ファイバ束を介して複数個のセンサに導き、センサ内
    で発生した電荷を電気信号として取得することを特徴と
    する放射線撮影装置。
  2. 【請求項2】前記光ファイバ束を構成する各光ファイバ
    の直径が、シンチレータ側からセンサ側に至る経路でほ
    ぼ同径であることを特徴とする請求項1に記載の放射線
    撮影装置。
  3. 【請求項3】前記光ファイバの集積の密度が、シンチレ
    ータ側に比べてセンサ側で密であることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の放射線撮影装置。
  4. 【請求項4】前記シンチレータ側の光ファイバ端面もし
    くはセンサ側の光ファイバ端面の少なくとも一方が、支
    持体によって支持されていることを特徴とする請求項1
    乃至請求項3のいずれか1項に記載の放射線撮影装置。
  5. 【請求項5】前記光ファイバ間が光吸収物質で充填され
    ていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれ
    か1項に記載の放射線撮影装置。
  6. 【請求項6】前記光ファイバとシンチレータの間に、シ
    ンチレータの光を光ファイバに集光するための光学物質
    を有することを特徴とする請求項1乃至請求項5いずれ
    か1項に記載の放射線撮影装置。
  7. 【請求項7】前記光学物質が、光ファイバのシンチレー
    タ側に装着された凸レンズもしくは凸レンズと同様の機
    能を持つ光学物質であることを特徴とする請求項6に記
    載の放射線撮影装置。
  8. 【請求項8】前記光学物質が、シンチレータの光ファイ
    バ側に装着された凸レンズもしくは凸レンズと同様の機
    能を持つ光学物質であることを特徴とする請求項6に記
    載の放射線撮影装置。
  9. 【請求項9】放射線発生手段によって発生された放射線
    が被写体を透過することによって得られる被写体情報
    を、シンチレータによって光に変換し、変換された光を
    光ファイバ束を介して複数個のセンサに導き、センサ内
    で発生した電荷を電気信号として取得する放射線撮影装
    置において、シンチレータ側の光ファイバの配列順序が
    センサ側の光ファイバの配列順序と異なることを特徴と
    する放射線撮影装置。
  10. 【請求項10】前記シンチレータ側の光ファイバの配列
    順序に従って得られる各画素位置と、前記センサ側の光
    ファイバの配列順序に従って得られる各画素位置を対応
    付ける対応表を記憶する記憶手段を有することを特徴と
    する請求項9に記載の放射線撮影装置。
  11. 【請求項11】前記センサ側の光ファイバの配列順序に
    従って得られた画素データの並びを、前記記憶手段に記
    憶された対応表に従って並べ替る信号処理手段を有する
    ことを特徴とする請求項10に記載の放射線撮影装置。
  12. 【請求項12】前記対応表が、異なるパターン画像を複
    数回読み込んで得られる画像データを解析することによ
    って作成されることを特徴とする請求項10に記載の放
    射線撮影装置。
JP11117974A 1999-04-26 1999-04-26 放射線撮影装置 Pending JP2000300546A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11117974A JP2000300546A (ja) 1999-04-26 1999-04-26 放射線撮影装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11117974A JP2000300546A (ja) 1999-04-26 1999-04-26 放射線撮影装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000300546A true JP2000300546A (ja) 2000-10-31

Family

ID=14724895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11117974A Pending JP2000300546A (ja) 1999-04-26 1999-04-26 放射線撮影装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000300546A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005002213A1 (ja) * 2003-06-30 2005-01-06 Japan Science And Technology Agency 開放孔を通過する波動として伝播する情報の中間結像および撮像装置並びに撮像方法
CN100443051C (zh) * 2006-07-18 2008-12-17 中北大学 一种医用数码x光机及其光锥粘接方法
WO2011159911A2 (en) * 2010-06-18 2011-12-22 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Radiation detection system including a scintillating material and an optical fiber and method of using the same
KR101200604B1 (ko) * 2012-05-04 2012-11-12 김현종 X선을 이용한 촬영장치
KR101320891B1 (ko) * 2012-05-29 2013-10-23 한국전기연구원 산란 제거 및 선량 측정이 가능한 그리드 일체형 x선 검출기
US9018591B2 (en) 2010-08-17 2015-04-28 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Ruggedized tool and detector device

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005002213A1 (ja) * 2003-06-30 2005-01-06 Japan Science And Technology Agency 開放孔を通過する波動として伝播する情報の中間結像および撮像装置並びに撮像方法
US8045023B2 (en) 2003-06-30 2011-10-25 Japan Science And Technology Agency Apparatus and method for intermediate image-formation of information propagating as wave motion passing through open hole and for image pick-up
CN100443051C (zh) * 2006-07-18 2008-12-17 中北大学 一种医用数码x光机及其光锥粘接方法
WO2011159911A2 (en) * 2010-06-18 2011-12-22 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Radiation detection system including a scintillating material and an optical fiber and method of using the same
WO2011159911A3 (en) * 2010-06-18 2012-04-12 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Radiation detection system including a scintillating material and an optical fiber and method of using the same
US8637826B2 (en) 2010-06-18 2014-01-28 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Radiation detection system including a scintillating material and an optical fiber and method of using the same
US9024266B2 (en) 2010-06-18 2015-05-05 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Radiation detection system including a scintillating material and an optical fiber
US9018591B2 (en) 2010-08-17 2015-04-28 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Ruggedized tool and detector device
KR101200604B1 (ko) * 2012-05-04 2012-11-12 김현종 X선을 이용한 촬영장치
KR101320891B1 (ko) * 2012-05-29 2013-10-23 한국전기연구원 산란 제거 및 선량 측정이 가능한 그리드 일체형 x선 검출기

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8167486B2 (en) Imaging system and driving method thereof
US7247858B2 (en) Method for creating a contiguous image using multiple X-ray imagers
JP3776485B2 (ja) X線診断装置
JP5089210B2 (ja) 撮像素子画像処理方法
JP5137770B2 (ja) 放射線画像撮影システム
JP2005526961A (ja) X線撮像素子
JP4472407B2 (ja) 多数のx線画像を使用して連続画像を作る方法
JPH08211199A (ja) X線撮像装置
JP4497615B2 (ja) 画像処理装置、補正方法及び記録媒体
KR20000060730A (ko) 다수의 촬상소자를 이용한 고해상도 엑스선 촬영 방법 및 촬영 장치
JP2000300546A (ja) 放射線撮影装置
CN103837555A (zh) 一种x射线数字平板成像检测技术
JP3560624B2 (ja) 画像信号読出方法および装置
US5818900A (en) Image spot noise reduction employing rank order
US6952465B2 (en) Radiographic apparatus
JP2000030046A (ja) 放射線画像検出処理装置
RU78955U1 (ru) Устройство для формирования и регистрации рентгеновского изображения
EP1481262B1 (en) Apparatus and method for detection of radiation
JP2011133441A (ja) 中性子線検出器およびそれを備えた中性子線撮影装置
JPH07193751A (ja) 画像信号読出再生方法および装置
JPH08248542A (ja) 放射線画像読取装置
JP2003199733A (ja) X線画像メモリ、x線画像メモリの使用方法、サブトラクション血管造影原理による被検者の検査方法及びx線画像検出器
JPH0772562A (ja) 画像信号読出方法
Arakawa et al. Compact high-speed computed radiography (CR) system using a linear CCD with a large-area photodiode (PD) and dual transfer lines
JPS60149043A (ja) 放射線画像形成方法および装置