JPH067937A - 高クロム鋳鉄ライナーの補修方法 - Google Patents
高クロム鋳鉄ライナーの補修方法Info
- Publication number
- JPH067937A JPH067937A JP16627992A JP16627992A JPH067937A JP H067937 A JPH067937 A JP H067937A JP 16627992 A JP16627992 A JP 16627992A JP 16627992 A JP16627992 A JP 16627992A JP H067937 A JPH067937 A JP H067937A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 溶鉱炉に製鉄用の原料を投入する上ベルホッ
パーの高クロム鋳鉄ライナーを低コストかつ短時間で補
修する。 【構成】 上ベルホッパー１の高クロム鋳鉄ライナー２
が局部摩耗して窪み２ａができて鉄皮１ａが露出したと
き、鉄皮１ａの露出面１ｂに軟鋼棒３の一端側を溶接
し、他端に、窪み２ａの開口形状と相似し、かつ表面に
硬化肉盛り層４ｂが形成されてなる軟鋼板部材４の嵌合
穴４ａを嵌込み、硬化肉盛り層４ｂの表面と高クロム鋳
鉄ライナー２の表面が面一になる位置でこの軟鋼板部材
４を軟鋼棒３に溶接して固定すると共に、溶接部の表面
を硬化肉盛りすることにより、短時間で窪み２ａを塞ぐ
ことができ、しかも硬化肉盛り層４ｂによって耐摩耗性
が保持されるので高価な高クロム鋳鉄ライナー２を交換
する必要がなくなる。
パーの高クロム鋳鉄ライナーを低コストかつ短時間で補
修する。 【構成】 上ベルホッパー１の高クロム鋳鉄ライナー２
が局部摩耗して窪み２ａができて鉄皮１ａが露出したと
き、鉄皮１ａの露出面１ｂに軟鋼棒３の一端側を溶接
し、他端に、窪み２ａの開口形状と相似し、かつ表面に
硬化肉盛り層４ｂが形成されてなる軟鋼板部材４の嵌合
穴４ａを嵌込み、硬化肉盛り層４ｂの表面と高クロム鋳
鉄ライナー２の表面が面一になる位置でこの軟鋼板部材
４を軟鋼棒３に溶接して固定すると共に、溶接部の表面
を硬化肉盛りすることにより、短時間で窪み２ａを塞ぐ
ことができ、しかも硬化肉盛り層４ｂによって耐摩耗性
が保持されるので高価な高クロム鋳鉄ライナー２を交換
する必要がなくなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、特に鉄鉱石，焼成鉱，
コークス，石灰石等を溶鉱炉に投入するのに用いるホッ
パーシュートである上ベルホッパーに張設されている高
クロム鋳鉄ライナーが局部摩耗によりその鉄皮が露出し
たときに、その鉄皮の露出面を効果的に塞ぐようにした
高クロム鋳鉄ライナーの補修方法に関する。
コークス，石灰石等を溶鉱炉に投入するのに用いるホッ
パーシュートである上ベルホッパーに張設されている高
クロム鋳鉄ライナーが局部摩耗によりその鉄皮が露出し
たときに、その鉄皮の露出面を効果的に塞ぐようにした
高クロム鋳鉄ライナーの補修方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】周知のように、鉄鉱石，焼成鉱，コーク
ス，石灰石等の原料は上ベルホッパーから溶鉱炉に供給
されるが、上ベルホッパーは原料の通過によって次第に
磨耗が進捗し、ついにはその鉄皮に摩耗穴が明くに至
る。そこで、鉄皮を保護するために、通常は上ベルホッ
パーの下部の漏斗状部位の鉄皮の内側面には耐摩耗性を
有するライナーが張設される。
ス，石灰石等の原料は上ベルホッパーから溶鉱炉に供給
されるが、上ベルホッパーは原料の通過によって次第に
磨耗が進捗し、ついにはその鉄皮に摩耗穴が明くに至
る。そこで、鉄皮を保護するために、通常は上ベルホッ
パーの下部の漏斗状部位の鉄皮の内側面には耐摩耗性を
有するライナーが張設される。
【０００３】このようなライナーの形状は、耐久性，経
済性，運搬時や取付け取り外し時の作業性、設備特有の
メカニズム等により決定されるが、特に大容量でかつ鉄
鉱石，焼成鉱，コークス等の原料を通す上ベルホッパー
の場合には、全肉厚が耐摩耗性に優れていて肉盛りライ
ナーには得られない耐久性を有しているという理由によ
って高クロム鋳鉄ライナーが多用されている。
済性，運搬時や取付け取り外し時の作業性、設備特有の
メカニズム等により決定されるが、特に大容量でかつ鉄
鉱石，焼成鉱，コークス等の原料を通す上ベルホッパー
の場合には、全肉厚が耐摩耗性に優れていて肉盛りライ
ナーには得られない耐久性を有しているという理由によ
って高クロム鋳鉄ライナーが多用されている。
【０００４】しかしながら、高クロム鋳鉄ライナーが如
何に耐摩耗性に優れていても稼動時間の経過につれて次
第に摩耗するので、局部摩耗して上ベルホッパーの鉄皮
が露出すると、高クロム鋳鉄ライナーでは材質的に熱衝
撃に弱く溶接補修することができないため、通常は新品
の高クロム鋳鉄ライナーと交換される。
何に耐摩耗性に優れていても稼動時間の経過につれて次
第に摩耗するので、局部摩耗して上ベルホッパーの鉄皮
が露出すると、高クロム鋳鉄ライナーでは材質的に熱衝
撃に弱く溶接補修することができないため、通常は新品
の高クロム鋳鉄ライナーと交換される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上ベルホッ
パーの高クロム鋳鉄ライナーでは、均等に摩耗する部分
の耐久性が十分であって特に実用上の問題が生じない
が、局部摩耗することによって後述するような解決すべ
き課題が生じる。
パーの高クロム鋳鉄ライナーでは、均等に摩耗する部分
の耐久性が十分であって特に実用上の問題が生じない
が、局部摩耗することによって後述するような解決すべ
き課題が生じる。
【０００６】つまり、高クロム鋳鉄ライナーの摩耗状況
説明図の図３に示すように、上ベルホッパー１では、旋
回シュート５から落下される原料が上ベルホッパー１の
下部の漏斗状部位の内側に機械的手段により張設けられ
ている高クロム鋳鉄ライナー２によって受けられるが、
この高クロム鋳鉄ライナー２は原料の落下位置のみが集
中的に激しく摩耗し、摩耗の進捗により窪み２ａが生じ
て鉄皮１ａが露出してしまうからである。
説明図の図３に示すように、上ベルホッパー１では、旋
回シュート５から落下される原料が上ベルホッパー１の
下部の漏斗状部位の内側に機械的手段により張設けられ
ている高クロム鋳鉄ライナー２によって受けられるが、
この高クロム鋳鉄ライナー２は原料の落下位置のみが集
中的に激しく摩耗し、摩耗の進捗により窪み２ａが生じ
て鉄皮１ａが露出してしまうからである。
【０００７】勿論、高クロム鋳鉄ライナーは略扇状の複
数の分割ライナーからなり、これらを上ベルホッパー１
の下部の漏斗状部位の鉄皮１ａの内側面に並べて漏斗状
に組立られる方式に設計・製造されている。しかしなが
ら、例え高クロム鋳鉄ライナー２の分割ライナーに健全
部が残っていても、上記のとおり溶接補修し得ないた
め、その分割ライナーの全体をそっくり交換しなければ
ならず、部品費を含めた交換工事費が馬鹿にならないだ
けでなく、それらの交換作業に長時間を要し生産性に対
する悪影響もあるという解決すべき課題があった。
数の分割ライナーからなり、これらを上ベルホッパー１
の下部の漏斗状部位の鉄皮１ａの内側面に並べて漏斗状
に組立られる方式に設計・製造されている。しかしなが
ら、例え高クロム鋳鉄ライナー２の分割ライナーに健全
部が残っていても、上記のとおり溶接補修し得ないた
め、その分割ライナーの全体をそっくり交換しなければ
ならず、部品費を含めた交換工事費が馬鹿にならないだ
けでなく、それらの交換作業に長時間を要し生産性に対
する悪影響もあるという解決すべき課題があった。
【０００８】従って、本発明の目的とするところは、高
クロム鋳鉄ライナーの局部摩耗を低コストで補修し得る
ことを可能ならしめる高クロム鋳鉄ライナーの補修方法
を提供するにある。
クロム鋳鉄ライナーの局部摩耗を低コストで補修し得る
ことを可能ならしめる高クロム鋳鉄ライナーの補修方法
を提供するにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る高クロム鋳鉄ライナーの補修方法が採
用した主たる手段の特徴とするところは、高クロム鋳鉄
ライナーの局部摩耗によってホッパーシュートの鉄皮が
露出したとき、該鉄皮の露出面に軟鋼棒部材の一端側を
溶接し、上記局部摩耗の形状に相似した形状であって、
かつ表面に硬化肉盛り層が形成されてなる軟鋼板部材の
嵌合穴を、上記軟鋼棒部材の先端に嵌込んで軟鋼板部材
で局部摩耗した窪みを覆って上記硬化肉盛り層の表面が
高クロム鋳鉄ライナーの表面と面一になるように上記軟
鋼板部材の嵌合穴と軟鋼棒部材とを溶接すると共に、該
溶接部位の表面を硬化肉盛り溶接するところにある。
に、本発明に係る高クロム鋳鉄ライナーの補修方法が採
用した主たる手段の特徴とするところは、高クロム鋳鉄
ライナーの局部摩耗によってホッパーシュートの鉄皮が
露出したとき、該鉄皮の露出面に軟鋼棒部材の一端側を
溶接し、上記局部摩耗の形状に相似した形状であって、
かつ表面に硬化肉盛り層が形成されてなる軟鋼板部材の
嵌合穴を、上記軟鋼棒部材の先端に嵌込んで軟鋼板部材
で局部摩耗した窪みを覆って上記硬化肉盛り層の表面が
高クロム鋳鉄ライナーの表面と面一になるように上記軟
鋼板部材の嵌合穴と軟鋼棒部材とを溶接すると共に、該
溶接部位の表面を硬化肉盛り溶接するところにある。
【００１０】
【作用】本発明に係る高クロム鋳鉄ライナーの補修方法
によれば、軟鋼棒部材を鉄皮の露出面に溶接し、この軟
鋼棒部材と軟鋼板部材とを溶接するだけで、高クロム鋳
鉄ライナーの局部摩耗した窪みを塞ぐことができ、軟鋼
板部材の表面の硬化肉盛り層によって耐摩耗性を確保す
ることができる。
によれば、軟鋼棒部材を鉄皮の露出面に溶接し、この軟
鋼棒部材と軟鋼板部材とを溶接するだけで、高クロム鋳
鉄ライナーの局部摩耗した窪みを塞ぐことができ、軟鋼
板部材の表面の硬化肉盛り層によって耐摩耗性を確保す
ることができる。
【００１１】
【実施例】以下、ホッパーシュートが製鉄所の溶鉱炉に
用いられている上ベルホッパーであって、これに用いら
れている高クロム鋳鉄ライナーを例として、その補修状
況を示す主要部断面図の図１と、図１のＡ部拡大図の図
２とを参照しながら説明すると、図に示す符号１は上ベ
ルホツパーであり、この上ベルホッパー１の下部の漏斗
状部位の鉄皮１ａの内側面には厚さ５０ｍｍの高クロム
鋳鉄ライナー２が張られており、そしてこの高クロム鋳
鉄ライナー２には旋回シュート（図示省略）から投入さ
れる原料による曲部摩耗によって窪み２ａができ、鉄皮
１ａが露出している。なお、鉄皮１ａが露出するのに至
る時間は、長年の操業経験に基づくデータによって極め
て正確に予測することができる。
用いられている上ベルホッパーであって、これに用いら
れている高クロム鋳鉄ライナーを例として、その補修状
況を示す主要部断面図の図１と、図１のＡ部拡大図の図
２とを参照しながら説明すると、図に示す符号１は上ベ
ルホツパーであり、この上ベルホッパー１の下部の漏斗
状部位の鉄皮１ａの内側面には厚さ５０ｍｍの高クロム
鋳鉄ライナー２が張られており、そしてこの高クロム鋳
鉄ライナー２には旋回シュート（図示省略）から投入さ
れる原料による曲部摩耗によって窪み２ａができ、鉄皮
１ａが露出している。なお、鉄皮１ａが露出するのに至
る時間は、長年の操業経験に基づくデータによって極め
て正確に予測することができる。
【００１２】このような高クロム鋳鉄ライナー２の窪み
２ａを後述する手段によって塞いで補修した。即ち、図
１，２に示すように、鉄皮１ａの露出面１ｂに軟鋼棒部
材として直径３２ｍｍ，長さ６０ｍｍの軟鋼棒３の一端
側を鉄皮１ａの露出面１ｂに溶接してこの露出面１ｂに
対して直角に立設した。
２ａを後述する手段によって塞いで補修した。即ち、図
１，２に示すように、鉄皮１ａの露出面１ｂに軟鋼棒部
材として直径３２ｍｍ，長さ６０ｍｍの軟鋼棒３の一端
側を鉄皮１ａの露出面１ｂに溶接してこの露出面１ｂに
対して直角に立設した。
【００１３】そして、窪み２ａの開口形状に相似した形
状であって、かつ上記軟鋼棒３の先端が嵌合される嵌合
穴４ａを有する板厚１９ｍｍの軟鋼板部材４を造り、さ
らにこの軟鋼板部材４の表面に硬化肉盛り用の溶接棒を
用いて、層厚１０ｍｍの硬化肉盛り溶接を施し、この軟
鋼板部材４の嵌合穴４ａを軟鋼棒３の先端に嵌込んで窪
み２ａの開口を塞ぐと共に、硬化肉盛り層４ｂの表面が
高クロム鋳鉄ライナー２の表面と面一になる位置におい
て嵌合穴４ａの内壁と軟鋼棒３の上面との間を溶接によ
り固着した。
状であって、かつ上記軟鋼棒３の先端が嵌合される嵌合
穴４ａを有する板厚１９ｍｍの軟鋼板部材４を造り、さ
らにこの軟鋼板部材４の表面に硬化肉盛り用の溶接棒を
用いて、層厚１０ｍｍの硬化肉盛り溶接を施し、この軟
鋼板部材４の嵌合穴４ａを軟鋼棒３の先端に嵌込んで窪
み２ａの開口を塞ぐと共に、硬化肉盛り層４ｂの表面が
高クロム鋳鉄ライナー２の表面と面一になる位置におい
て嵌合穴４ａの内壁と軟鋼棒３の上面との間を溶接によ
り固着した。
【００１４】なお、上述のとおり軟鋼板部材４に予め硬
化肉盛り溶接を施しておくのは、例えば軟鋼板部材４の
外縁部付近の表面や端面に硬化肉盛り溶接をするに際し
て、高クロム鋳鉄ライナー２に熱影響を及ぼし、高クロ
ム鋳鉄ライナー２に割れが生じる恐れがあるためであ
る。
化肉盛り溶接を施しておくのは、例えば軟鋼板部材４の
外縁部付近の表面や端面に硬化肉盛り溶接をするに際し
て、高クロム鋳鉄ライナー２に熱影響を及ぼし、高クロ
ム鋳鉄ライナー２に割れが生じる恐れがあるためであ
る。
【００１５】次いで、同じく硬化肉盛り用の溶接棒を用
いて、硬化肉盛り溶接を施して嵌合穴４ａを埋め、その
肉盛り溶接の表面が軟鋼板部材４の表面の硬化肉盛り層
４ｂの表面と面一になるようにした。なお、この場合の
硬化肉盛り溶接では、溶接位置が高クロム鋳鉄ライナー
２の局部摩耗による窪み２ａの表面と離れているため、
高クロム鋳鉄ライナー２が割れたりする恐れがない。
いて、硬化肉盛り溶接を施して嵌合穴４ａを埋め、その
肉盛り溶接の表面が軟鋼板部材４の表面の硬化肉盛り層
４ｂの表面と面一になるようにした。なお、この場合の
硬化肉盛り溶接では、溶接位置が高クロム鋳鉄ライナー
２の局部摩耗による窪み２ａの表面と離れているため、
高クロム鋳鉄ライナー２が割れたりする恐れがない。
【００１６】因みに、容量３８００立米の容量の溶鉱炉
に使用されている上ベルホッパー１の高クロム鋳鉄ライ
ナー２の場合について、これを交換する従来の交換方式
による場合と、本発明に係る補修方法によりこれを補修
する場合との時間，費用を比較してみると、従来の交換
方式では高クロム鋳鉄ライナーの交換作業時間が約１５
時間程度であったのに対して、補修に要した時間は７時
間程度で、所要時間が大幅に短縮された。
に使用されている上ベルホッパー１の高クロム鋳鉄ライ
ナー２の場合について、これを交換する従来の交換方式
による場合と、本発明に係る補修方法によりこれを補修
する場合との時間，費用を比較してみると、従来の交換
方式では高クロム鋳鉄ライナーの交換作業時間が約１５
時間程度であったのに対して、補修に要した時間は７時
間程度で、所要時間が大幅に短縮された。
【００１７】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る高ク
ロム鋳鉄ライナーの補修方法によれば、軟鋼棒部材を鉄
皮に溶接し、この軟鋼棒部材と軟鋼板部材とを溶接する
だけで、高クロム鋳鉄ライナーの局部摩耗した窪みを塞
ぐことができ、軟鋼板部材の表面の硬化肉盛り層によっ
て耐摩耗性を確保することができるので、局部摩耗の大
きさによって相違するものの極めて容易かつ安価に高ク
ロム鋳鉄ライナーを補修することができ、しかも局部摩
耗した高クロム鋳鉄ライナーを新品の高クロム鋳鉄ライ
ナーに交換する必要がないため、ホッパーシュートの保
全費の削減と生産性の向上とに対して極めて多大な効果
がある。
ロム鋳鉄ライナーの補修方法によれば、軟鋼棒部材を鉄
皮に溶接し、この軟鋼棒部材と軟鋼板部材とを溶接する
だけで、高クロム鋳鉄ライナーの局部摩耗した窪みを塞
ぐことができ、軟鋼板部材の表面の硬化肉盛り層によっ
て耐摩耗性を確保することができるので、局部摩耗の大
きさによって相違するものの極めて容易かつ安価に高ク
ロム鋳鉄ライナーを補修することができ、しかも局部摩
耗した高クロム鋳鉄ライナーを新品の高クロム鋳鉄ライ
ナーに交換する必要がないため、ホッパーシュートの保
全費の削減と生産性の向上とに対して極めて多大な効果
がある。
【図１】本発明に係る高クロム鋳鉄ライナーの補修状況
を示す上ベルホッパーの主要部断面図である。
を示す上ベルホッパーの主要部断面図である。
【図２】図１のＡ部拡大図である。
【図３】上ベルホッパーの高クロム鋳鉄ライナーの摩耗
状況説明図である。
状況説明図である。
１…上ベルホッパー、１ａ…鉄皮、１ｂ…露出面 ２…高クロム鋳鉄ライナー、２ａ…局部摩耗による窪み ３…軟鋼棒 ４…軟鋼板部材、４ａ…嵌合穴、４ｂ…硬化肉盛り層
Claims (1)
- 【請求項１】 高クロム鋳鉄ライナーの局部摩耗によっ
てホッパーシュートの鉄皮が露出したとき、該鉄皮の露
出面に軟鋼棒部材の一端側を溶接し、上記局部摩耗の形
状に相似した形状であって、かつ表面に硬化肉盛り層が
形成されてなる軟鋼板部材の嵌合穴を、上記軟鋼棒部材
の先端に嵌込んで軟鋼板部材で局部摩耗した窪みを覆っ
て上記硬化肉盛り層の表面が高クロム鋳鉄ライナーの表
面と面一になるように上記軟鋼板部材の嵌合穴と軟鋼棒
部材とを溶接すると共に、該溶接部位の表面を硬化肉盛
り溶接することを特徴とする高クロム鋳鉄ライナーの補
修方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16627992A JPH067937A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 高クロム鋳鉄ライナーの補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16627992A JPH067937A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 高クロム鋳鉄ライナーの補修方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH067937A true JPH067937A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=15828434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16627992A Withdrawn JPH067937A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 高クロム鋳鉄ライナーの補修方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH067937A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2734174A1 (fr) * | 1995-05-19 | 1996-11-22 | Raymond Gleizes | Cendres appliquees a la detoxication de milieux contenant des metaux lourds, procede de detoxication et installation pour sa mise en oeuvre |
| JP2016164466A (ja) * | 2015-03-06 | 2016-09-08 | 住友金属鉱山株式会社 | 精鉱バーナー点検孔用差し込み蓋 |
-
1992
- 1992-06-24 JP JP16627992A patent/JPH067937A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2734174A1 (fr) * | 1995-05-19 | 1996-11-22 | Raymond Gleizes | Cendres appliquees a la detoxication de milieux contenant des metaux lourds, procede de detoxication et installation pour sa mise en oeuvre |
| JP2016164466A (ja) * | 2015-03-06 | 2016-09-08 | 住友金属鉱山株式会社 | 精鉱バーナー点検孔用差し込み蓋 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990831 |