JPH0679155A - 撹拌装置 - Google Patents

撹拌装置

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Publication number
JPH0679155A
JPH0679155A JP23860592A JP23860592A JPH0679155A JP H0679155 A JPH0679155 A JP H0679155A JP 23860592 A JP23860592 A JP 23860592A JP 23860592 A JP23860592 A JP 23860592A JP H0679155 A JPH0679155 A JP H0679155A
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JP
Japan
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container
stirring
supply port
sealing lid
side walls
Prior art date
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Pending
Application number
JP23860592A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Irie
好夫 入江
Takumi Hatsuda
卓己 初田
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Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓋をあけることなく原料を供給できる撹拌装
置を提供することであって、例えば含水ゲル状重合体等
の被撹拌物を撹拌し、大きくて乾燥しにくい粒子状ゲル
がない、比較的小粒径の含水ゲル状重合体を効率よく得
ることができる撹拌装置を提供することである。 【構成】 容器13は前後左右の側壁14〜17と底壁
18とを有し、上端部に開口部22が設けられている。
この開口部から加圧蓋つまり密閉蓋34が嵌入する。密
閉蓋が嵌入されて密閉状態の下で被撹拌物は、供給口か
ら撹拌室21内に供給され、撹拌腕43を有する回転撹
拌軸41、42により撹拌される。被撹拌物に対して圧
力を加えるには、圧力蓋34が使用される。被撹拌物が
撹拌された後には容器を排出位置まで揺動させることに
よって、被撹拌物は排出されることになるが、このとき
には、被撹拌物は供給口に入り込むことなく、確実に排
出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撹拌装置の特定の位置
に被撹拌物の供給口を設けてなる撹拌装置に関する。特
に、含水ゲル状重合体等の重合体を被撹拌物とし、この
被撹拌物を所望のガス雰囲気中で効率よく撹拌するため
の撹拌装置に関する。さらに、重合により含水ゲル状重
合体となる単量体を、重合の進行にともない生成する含
水ゲル状重合体を回転撹拌軸の回転による剪断力により
細分化しながら重合し、細分化された粒子状含水ゲル状
重合体を効率よく製造するための撹拌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】撹拌装置として、リボンミキサー、ニー
ダー、ピンミキサー、ヘンシェルミキサー、らいかい機
等が知られている。なかでも、強力な撹拌装置としてニ
ーダーが好ましく用いられてきた。ニーダーでは材料の
噛み込みが不十分であったり、撹拌が不十分になる場合
があり、これを改善するために、ニーダーに加圧蓋を設
けた加圧ニーダーが考案された。しかしながら、従来公
知の加圧ニーダーは、加圧蓋を開けなければ原料を供給
できなかった。
【0003】一方、吸水性樹脂が知られており、この吸
水性樹脂は紙おむつ、生理綿等の衛生材料や、農園芸用
保水剤、工業用脱水剤等の様々な分野で利用されてい
る。一般的にこれらの吸水性樹脂は、原料の単量体水溶
液を重合して、含水ゲル状重合体を得て該含水重合体を
乾燥、粉砕し、粉粒体として固体の形態で市販されてい
る。含水ゲル状重合体の乾燥を効率的におこなうため、
乾燥に先立ち、含水ゲル状重合体を粒状または紐状に粉
砕し、その表面積を大きくする方法が行なわれてきた。
特開昭2−19,122号には、重合の進行にともない
生成する含水ゲル状重合体を細分化するという重合方法
が開示されている。この方法によると、効率良く比較的
小粒径の含水ゲル状重合体が得られているが、まだ、1
0mm以上のサイズの乾燥しにくい粒子状ゲルを数重量
%から数十重量%含有していた。
【0004】上記の10mm以上のサイズの大きく乾燥
しにくい粒子状ゲルを少なくする手段として、特開昭2
−19,122号に記載の重合方法を加圧ニーダーを用
いて行なうことが考えられた。しかしながら、前述のよ
うに従来公知の加圧ニーダーは、加圧蓋を開けなければ
原料を供給できなかった。したがって、この公報に記載
の重合方法を加圧ニーダーを用いて行なうと、原料の単
量体水溶液を加圧ニーダーに供給する際に、系内に酸素
が混入することになり、重合が開始しない、重合反応が
遅い、得られる重合体の性能が悪いという問題点を有し
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、蓋を開けることなく原料を供給することができる撹
拌装置を提供することを目的とする。また本発明は、例
えば、含水ゲル状重合体等の被撹拌物を撹拌し、大きく
て乾燥しにくい粒子状ゲルがない、比較的小粒径の含水
ゲル状重合体を効率よく得ることのできる撹拌装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、上部が開口された容器と当該容器内に嵌入
する密閉蓋とを有し、前記容器と前記密閉蓋とにより形
成された撹拌室内において被撹拌物を密閉状態下で撹拌
する撹拌装置であって、前後左右の側壁と底壁とを有し
上部に開口部を有する容器に撹拌腕を有する回転撹拌軸
を備え、前記容器内に嵌入して前記容器の開口を閉塞す
る密閉蓋を、前記容器の上方に上下動自在に装着し、前
記密閉蓋が前記容器内に嵌入した状態における前記密閉
蓋の撹拌操作位置と当該撹拌操作位置よりも上方となっ
た被撹拌物供給位置との間に位置させて、前記被撹拌物
を前記容器内に供給する供給口を前記撹拌室内に開口さ
せて前記容器に設けたことを特徴とする撹拌装置であ
る。
【0007】更に本発明は、回転撹拌軸を有する容器内
で重合性単量体の重合を進行させると共に生成された重
合体を該撹拌軸の回転による剪断力により撹拌しながら
重合するための重合装置であって、前後左右の側壁と底
壁とを有し上部に開口部を有する容器に、撹拌腕を有す
る回転撹拌軸を備え、前記容器内に嵌入して前記容器の
開口を閉塞すると共に前記重合体を加圧する密閉蓋を、
前記容器の上方に上下動自在に装着し、前記密閉蓋が前
記容器内に嵌入した状態における前記密閉蓋の撹拌操作
位置と当該撹拌操作位置よりも上方となった被撹拌物供
給位置との間に位置させて、前記重合性単量体を前記容
器内に供給する供給口を前記撹拌室内に開口させて前記
容器に設けたことを特徴とする重合装置である。
【0008】そして、前記容器は、相互に対向し合う2
つの側壁を貫通する揺動中心軸を中心に撹拌位置と排出
位置との間で揺動自在に支持台に装着され、前記揺動中
心軸に平行な2つの側壁のうち、前記容器の揺動方向の
後側に位置する側壁に前記供給口が形成されている。ま
た、前記容器は、相互に対向し合う2つの側壁を貫通す
る揺動中心軸を中心に撹拌位置と排出位置との間で揺動
自在に支持台に装着され、前記揺動中心軸に直角をなす
2つの側壁の少なくとも何れか一方に、前記容器の揺動
方向の後側に位置させて前記供給口が形成されている。
【0009】
【作用】本発明にあっては、被撹拌物を供給口から容器
内の撹拌室内に供給する際には、密閉蓋は容器内に被撹
拌物供給位置まで嵌入した状態で行なわれる。つまり容
器の開口部は密閉蓋により閉じられた状態で行なわれ
る。このようにして供給が終了した後に、容器内を密閉
蓋が前進して供給口を閉塞し、容器とこれに嵌入した密
閉蓋とにより密閉された状態の下で回転撹拌軸によって
被撹拌物は撹拌される。また、被撹拌物の供給から撹拌
終了まで密閉状態で行なうことができるので、所望の雰
囲気ガス下で前記工程を行なえる。撹拌が終了した後
に、密閉蓋を容器から退避させ、容器を撹拌位置から排
出位置に揺動させる。このときには、供給口は容器が撹
拌位置から排出位置に向かう揺動方向の後側に設けられ
ているので、供給口には撹拌済みの被撹拌物が入り込む
ことなく、円滑かつ確実に被撹拌物が容器から外部に排
出される。
【0010】被撹拌物を重合体とした場合においても、
密閉蓋が被撹拌物供給位置まで容器内に嵌入した状態で
なされる。容器内を密閉状態として重合性単量体を供給
し、重合反応を進行させて重合体を形成した後に、加圧
することのできる密閉蓋を用いて重合体に対して所定の
圧力を加えた状態で更に撹拌することにより、重合体は
粗大粒子を含有しない比較的小粒径の重合体に形成され
る。この場合にも、撹拌して細粒化された重合体を、排
出するために容器を排出位置まで揺動させても、供給口
が撹拌操作位置と被撹拌物供給位置との間に設けられて
いるので、供給口内に重合体が入り込むことはなく、排
出作業が円滑になされ、撹拌排出作業の円滑化が達成さ
れる。
【0011】
【実施例】図1は粒子状に細分化された含水ゲル状重合
体を製造するために本発明を具体化した撹拌装置を示す
一部切欠き正面図、図2は図1の右側面図である。この
撹拌装置は、Z型双腕タイプの加圧ニーダとも指称さ
れ、図示されるように、基台10には支持台11、12
を介して容器13が設けられている。この容器13は図
3に示されるように前後の側壁14、15と、図5に示
されるように左右の側壁16、17と、これらと一体と
なった底壁18とからなる容器本体20を有し、この容
器本体20の上端部にはフランジ部19が設けられてい
る。容器本体20の内部には被撹拌物としての含水ゲル
状重合体を収容するための撹拌室21が形成されてい
る。そして、この容器本体20の上部には開口部22が
設けられている。図示する容器本体20は平面において
ほぼ正方形となっているが、前後の側壁14、15の間
隔を側壁16、17の間隔よりも長くして長方形として
も良い。
【0012】前後の側壁14、15の外側には支持部材
23、24が固定され、この支持部材23、24の部分
で、容器13は支持台11、12に取付けられた軸受2
5、26に対して揺動自在に支持されている。容器13
は図6に実線で示される撹拌位置と、仮想線で示される
排出位置との間で揺動する。容器13を揺動させるため
に、支持台11にハンドル27が取付けられ、このハン
ドル27の回転が、図示しない連動機構を介して容器1
3に伝達されるようになっている。容器13が撹拌位置
となったときには、基台10に固定されたストッパー2
8に容器13の下面が当接し、容器13の撹拌位置が規
制される。
【0013】図1及び図2に示されるように、基台10
に固設された4本の支柱30の上端部には冠部31が取
付けられており、この冠部31に取付けられた油圧シリ
ンダ32のロッド33の下端には加圧蓋つまり密閉蓋3
4が設けられている。したがって、油圧シリンダ32を
駆動することによって、加圧蓋34は図1に示される上
昇限位置から、図5に示されるように容器本体20内に
嵌入し始める位置(被撹拌物供給位置)を経て、図3に
示されるように加圧位置(撹拌操作位置)まで下降す
る。この加圧蓋34には2つの管状のガイド部材35、
36が冠部31を貫通して取付けられており、加圧蓋3
4は上下動時にこれらのガイド部材35、36によって
ガイドされる。加圧蓋34の外方にはこれに対して相対
的に上下動自在にカバー37が装着されている。このカ
バー37は下端に開口部を有する箱形となっており、そ
の下端部には、容器本体20に設けられたフランジ部1
9と対向し合うフランジ部38が設けられ、このフラン
ジ部38にはシール材39が備えられている。このカバ
ー37には、ロッド33と2つのガイド部材35、36
がカバー37に対して相対的に摺動自在に貫通してい
る。図1に示されるように、加圧蓋34を上昇限の位置
にまで上昇させたときには、カバー37は加圧蓋34に
当接して上昇される。一方、加圧蓋34が油圧シリンダ
32により下降移動すると、加圧蓋34の下端部が容器
本体20内に嵌入し始める位置で、カバー37のフラン
ジ部38が容器本体20のフランジ部19にシール材3
9を介して当接し、自重によりカバー37内の空間は外
部からシールされる。フランジ部19、38がシール材
39を介して相互に接触した後には、油圧シリンダ32
によって加圧蓋34のみが下降移動されることになる。
【0014】容器本体20内には2本の回転撹拌軸4
1、42が回転自在に設けられており、両方の回転撹拌
軸41、42はそれぞれ被撹拌物を細分化するためのス
テンレス鋼等からなる撹拌腕43を有し、それぞれ前後
の側壁14、15を貫通する回転中心軸を中心に回転す
る。図3においては、撹拌回転軸41、42は図示省略
されている。この撹拌腕43の回転半径よりもやや大き
な凹部つまり湾曲部が、図5に示されるように底壁18
に形成されると共に、加圧蓋34の底面に形成されてい
る。一方の撹拌軸41は駆動側となっており、その撹拌
軸41の一端部は支持台12に取付けられた軸受44に
より支持されている。この駆動側の撹拌軸41を駆動す
るために、図1に示されるように基台10にモータ45
が取付けられ、このモータ45の主軸に取付けられたプ
ーリー46と駆動側撹拌軸41に取付けられたプーリー
47とにはベルト48が掛け渡されている。これによ
り、撹拌軸41はモータ45によって駆動される。この
撹拌軸41の回転は、図示しない歯車によって従動側の
撹拌軸42に伝達される。2つの回転撹拌軸41、42
の回転方向は相互に同方向でも良く、逆方向でも良い。
また、図6に示されるように、容器13を仮想線の位置
まで揺動させる際には、駆動側の回転撹拌軸41の回転
中心軸を中心軸として容器13が揺動回転される。
【0015】図3に示されるように、前側壁14には第
1と第2の2本のチューブ51、52が接続され、後側
壁15にも第3と第4の2本のチューブ53、54が接
続されている。図5に示されるように、それぞれのチュ
ーブ51〜54は、側壁14、15に開口部51a〜5
4aを有しており、これらの開口部51a〜54aは、
加圧蓋34が、図5に示されるように、容器13内に嵌
入を開始した位置つまり被撹拌物供給位置と、図3に示
されるように、加圧蓋34が最下限位置まで下降移動し
た撹拌操作位置との間に位置させて設けられている。更
に、これらの開口部51a〜54aは、従動側の撹拌軸
42の上方に対応させて容器13の上端部において撹拌
室21内に開口している。つまり、図6に示されるよう
に、図6において実線で示された撹拌位置から二点鎖線
で示された排出位置に向かう揺動方向の後側に位置させ
て容器13に設けられている。
【0016】したがって、図5に示されるように、加圧
蓋34が容器13内に嵌入を開始した状態においては、
図示されるように、それぞれのチューブ51〜54の開
口部は、撹拌室21内に露呈されているが、図3に示さ
れるように、加圧蓋34が撹拌開始状態の位置まで下降
した状態では、加圧蓋34によりそれぞれのチューブの
開口部51a〜54aは閉塞される。更に、図6に示さ
れるように、撹拌終了後の被撹拌物を容器13から排出
する際に、容器13を仮想線で示す排出位置にまで揺動
させた場合には、これらのチューブ51〜54の開口部
51a〜54aは、容器13の上側部となる。そして、
図6において実線で示される撹拌位置においても、これ
らの開口部は、容器13の上側部となる位置に設定され
ている。第1チューブ51は被撹拌物を容器13内に注
入する際の供給口として使用され、第2チューブ52は
撹拌室21内に窒素ガス等の雰囲気ガスを供給する際の
ガス供給口として使用され、他のチューブ53、54は
それぞれ雰囲気ガスを外部に排出するためのガス排出口
として使用される。加圧蓋34が撹拌開始状態の位置ま
で下降した状態では、加圧蓋34によりそれぞれのチュ
ーブの開口部51a〜54aは閉塞されるが、雰囲気ガ
スは側壁と加圧蓋34の隙間を通って容器13内に供給
される。
【0017】チューブ51〜54の開口部つまり被撹拌
物や雰囲気ガスの供給口は、図7において、容器13が
回転撹拌軸41を中心に矢印で示される方向に揺動する
場合には、側壁14、15つまり揺動中心軸41に直角
をなす2つの側壁の少なくとも何れか一方に、容器13
の揺動方向後側に位置させて設けられている。つまり、
図7においては、符号Nで示されるように、側壁14、
15の図における左右方向の寸法の約左半分程度の部分
に形成されている。更に、図7において、側壁16つま
り揺動中心軸41を中心に平行な2つの側壁16、17
のうち、容器13の揺動方向の後側に位置する側壁16
に供給口を形成するようにしても良い。
【0018】カバー37の中央に設けられた頂部には、
カバー37内に雰囲気ガスを流入させて容器13内を所
望のガス雰囲気にするための雰囲気ガス流入口55が設
けられ、カバー37の前後にはガス排出口56が設けら
れている。この雰囲気ガスとしては、例えば不活性ガス
があげられる。カバー38は容器13内の雰囲気をより
完全に所望の雰囲気ガスの状態にするのに有効である。
加圧蓋34内には、被撹拌物を過熱あるいは冷却するた
めに、所定の温度の熱媒体が循環するようになったジャ
ケット57が形成され、容器本体20の外側にもジャケ
ット58が形成されている。ただし、これらのジャケッ
ト57、58に代えるか、あるいは併せて回転腕43内
に温度制御用の熱媒体を循環させるようにしても良い。
これらのジャケット57、58内に供給される熱媒体の
温度は、撹拌室21内の被撹拌物の温度を図示しない温
度計で測定し、その測定値を制御部にフィードバックし
て測定値と設定値とを比較することにより、設定値に調
整される。
【0019】上述した撹拌装置を使用して、吸水性樹脂
を製造する手順について説明する。まず、油圧シリンダ
32を駆動して図5に示されるようにカバー37を容器
13に接触させ、かつ加圧蓋34を容器13内に一部嵌
入させた状態で、第2チューブ52から窒素ガスを雰囲
気ガスとして撹拌室21内に注入し、撹拌室21内のガ
スを第3チューブ53から排出させる。このときには、
第1及び第4チューブ51、54は閉じられており、カ
バー37はシール材39を介して容器13に自重により
密着している。一方、雰囲気ガス流入口55からカバー
37内に窒素ガスを流入して、カバー37内のガスを一
方の雰囲気ガス流出口56から排出させる。このように
して、撹拌室21及びカバー37内の空間が窒素ガスに
置換された後に、被撹拌物としてのエチレン性不飽和単
量体を第1チューブ51から撹拌室21内に供給する。
この単量体には予め架橋剤が含まれている。
【0020】所定量の単量体を供給した後に、回転撹拌
軸41、42を回転させながら、重合開始剤を第1チュ
ーブ51から撹拌室21内に供給する。このときには、
ジャケット57、58に温水を循環させることにより、
容器の撹拌室21内は所定の温度に設定される。系内が
完全に窒素ガスで置換されているため重合はスムーズに
始まり、進行する。このようにして重合がなされると、
粒子状の含水ゲル状重合体が得られる。次いで、油圧シ
リンダ32を再起動させて加圧蓋34を図3に示される
加圧位置まで下降させる。これにより、含水ゲル状重合
体には所定の面圧が加えられると共に、チューブ51〜
54の開口部は、全て加圧蓋34により閉塞される。こ
の状態で回転撹拌軸41、42を回転させることによ
り、含水ゲル状重合体には剪断力が加えられて、細分化
された含水ゲル状重合体が得られる。加圧蓋34による
被撹拌物に対する加圧力は、容器13のフランジ部19
に加圧蓋34の上端部が当接するまで加圧蓋34を下降
させると最大となる。加圧下における撹拌過程において
も、チューブ52から窒素ガスを常時供給するようにし
ても良く、供給された窒素ガスは、容器13の内面と加
圧蓋34の外面との間の隙間を通って撹拌室内に供給さ
れる。細分化された重合体は、図1及び図2に示される
ように、加圧蓋34をを上昇限位置まで退避させた後
に、図6に仮想線で示されるように、容器13を排出位
置に揺動させると、外部に排出される。このときには、
チューブ51〜54の開口部51a〜54aが上部側と
なるので、この中に撹拌済みの含水ゲル状重合体が入り
込むことなく、これを効率良く製造することができる。
また、重合反応、撹拌細分化を完全な雰囲気ガス下で行
なうことができ、未反応単量体の少ない重合物を得るこ
とができる。
【0021】上述したエチレン性不飽和単量体として
は、(メタ)アクリル酸またはこれらの金属塩、アミン
塩もしくはアンモニウム塩、(メタ)アクリルアミド、
アクリロニトリル、マレイン酸、フマル酸またはこれら
不飽和二塩基の半エステル化物またはこれら二塩基酸も
しくは半エステル化物の金属塩、アミン塩もしくはアン
モニウム塩、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等を
具体的に挙げることができる。また、上記エチレン性不
飽和単量体は、これらの1種または2種以上の混合物を
併用したものであってもよい。また、得られる含水ゲル
状重合体の親水性を極度に阻害しない程度の量で、例え
ば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アク
リレート、ブチル(メタ)アクリレート、酢酸ビニル、
プロピオン酸ビニル等の単量体を使用してもよい。
【0022】さらに、被撹拌物として使用される含水ゲ
ル状重合体は、前記単量体と架橋剤とからなるエチレン
性不飽和単量体を重合することによりなる含水ゲル状物
重合体であってもかまわない。この際、架橋剤として
は、例えば、エチレングリコールジアクリレート、エチ
レングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコー
ルジアクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレ
ート、トリエチレングリコールジアクリレート、トリエ
チレングリコールジメタクリレート、トリメチロールプ
ロパントリアクリレート、トリメチロールプロパントリ
メタクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレー
ト、ペンタエリスリトールトリメタクリレート、N,N
´−メチレンビスアクリルアミド、イソシアヌル酸トリ
アリル、ペンタエリスリトールジアクリレート、ペンタ
エリスリトールジメタクリレート等が使用できる。これ
らの架橋剤の使用量は、0.001〜1.0モル%、好
ましくは0.01〜0.5モル%程度である。
【0023】上記したこれらの単量体のうち、アクリル
酸、アクリル酸の金属塩、アミン塩およびアンモニウム
塩、アクリルアミド、2−ヒドロキシ(メタ)アクリレ
ートからなる単量体群より選ばれた1種または2種以上
の単量体を10重量%以上含む単量体成分を重合して得
られた含水ゲル状重合体が好ましく使用でき、特に、ア
クリル酸のアルカリ金属塩、アミン塩またはアンモニウ
ム塩とアクリル酸の共重合架橋体である含水ゲル状重合
体が好ましく使用できる。この際のアクリル酸塩とアク
リル酸との組成比は、モル比で、5:95〜100:0
モル%であることが好ましい。この際、上記アクリル酸
塩とアクリル酸との組成比は、アクリル酸を重合して得
られるポリアクリル酸を部分的に中和して前記モル比と
なるようにしてもかまわない。
【0024】また、上記含水ゲル状重合体は、含水ゲル
状を呈するヒドロゲルであればよく、重合が完了してい
ないものであってもよい。上記エチレン性不飽和単量体
の重合率は、50〜100%、好ましくは60〜100
%、より好ましくは70〜100%である。エチレン性
不飽和単量体の重合率が低い時点で剪断力をかけると、
剪断力のかけ方によっては、基本分子量の低下等の好ま
しくない現象が起こることがある。そのような場合に
は、実質的に重合が完了したものが好ましい。なお、こ
の際、実質的に重合が完了したとは、重合により発生す
る重合熱がピークを過ぎた時点であると考えられる。
【0025】使用される含水ゲル状物の大きさは、容器
に投入できる大きさであれば、特に制限されない。ま
た、例えば、特公平2−19,122号公報に記載され
ている方法にしたがって得られるように既に細分化され
た含水状重合体に対しても、これらの含水ゲル状重合体
を図示する撹拌装置に投入することにより、さらに粒度
分布が狭まく、かつ平均粒子径が小さい粒子状含水ゲル
状重合体を得ることができる。
【0026】本発明の撹拌装置においては、回転撹拌軸
は、2本以上設けることが好ましく、特に、双腕型にす
ることが好ましい。ただし、1本のみの回転撹拌軸を使
用しても良く、更には、2本の回転撹拌軸に併せてスク
リー型の回転軸を並設しても良い。また、本発明におい
て用いられる回転腕の形状としては、図8(a)〜図8
図(f)に示される種々の形状のものを使用することが
可能である。図8(a)はシグマ(δ)形、図8(b)
はゼット(Z)形、図8(c)はスパイラル(S)形、
図8(d)はマスチケータ形、図8(e)はフィシュテ
ール形、そして図8(f)は凸レンズ形状を示す。回転
撹拌軸を2本使用する場合における腕の組合せとして
は、例えば、シグマ形とスパイラル形あるいはゼット形
との組合わせがあり、これら2本の回転軸を互いに逆方
向に等速あるいは不等速に回転させても良い。更に、2
本の撹拌軸としては、図7に示したように、腕相互を重
ね合せたオーバーラップ形以外に、図9に示されるよう
に、重ね合せないようにしたタンゼンシャル形としても
良いが、これらは重合体の粘度等の諸性状によって適宜
選択される。一般的には、重合体が高粘度物質である場
合には、タンゼンシャル形が適している。
【0027】前述した加圧蓋34は、底面が腕部の回転
半径に対応させて湾曲形成されているが、図10(a)
に示されるように、平坦に形成しても良く、図10
(b)に示されるように、回転撹拌軸に平行な側面1
6、17に嵌入する部分を下方に向けて突出させるよう
に形成しても良い。
【0028】尚、上記撹拌装置は、含水ゲル状重合体の
撹拌のみでなく、粒状、粉状等の主原料に、添加物を分
散させて撹拌混合する場合であれば、カーボン、プラス
チック、ゴム、ブレーキライニング原料、陶磁器・耐火
物原料、顔料等種々の材料の撹拌に使用される。特に、
所望の雰囲気ガス下に撹拌操作を行なう場合には好適で
ある。また、被撹拌物を加圧状態で撹拌する場合のみな
らず、加圧力を加えずに、唯単に、密閉状態で撹拌する
場合でも本装置を使用することがきる。更に、被撹拌物
によっては、カバー37を使用しなくとも良い。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、原料の供給から撹拌、
排出までのプロセスを蓋を開けることなく行なうことが
できる。例えば、含水ゲル状重合体を被撹拌物とした場
合には、原料単量体の投入から重合反応を経て、粗大ゲ
ルを含まず残存単量体の少ない粒子状含水ゲル状重合体
を効率良く得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明の一実施例に係る撹拌装置を示す一
部省略正面図、
【図2】は、図2の一部省略右側面図、
【図3】は、加圧蓋が加圧位置まで下降された状態にお
ける図2の要部拡大側面図、
【図4】は、図3における4−4線に沿う断面図、
【図5】は、加圧蓋が容器内に一部嵌入した状態におけ
る図1の要部を示す正面側断面図、
【図6】は、容器の揺動状態を示す正面側断面図、
【図7】は、撹拌軸及び撹拌腕を示すための容器の断面
図、
【図8】(a)〜(f)は、他のタイプの回転撹拌軸を
示す側面図、
【図9】は、撹拌腕の配置態様を示す断面図、
【図10】は、加圧蓋の他の具体例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
13…容器、 14〜17…側壁、 18…底壁、 2
0…容器本体、21…撹拌室、 22…開口部、 27
…ハンドル、 34…加圧蓋(密閉蓋) 41、42…回転撹拌軸、 43…撹拌腕、 51〜5
4…チューブ、54…雰囲気ガス流入口、 55…雰囲
気ガス流出口。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】一方、吸水性樹脂が知られており、この吸
水性樹脂は紙おむつ、生理綿等の衝生材料や、農園芸用
保水剤、工業用脱水剤等の様々な分野で利用されてい
る。一般的にこれらの吸水性樹脂は、原料の単量体水溶
液を重合して、含水ゲル状重合体を得て該含水重合体を
乾燥、粉砕し、粉粒体として固体の形態で市販されてい
る。含水ゲル状重合体の乾燥を効率的におこなうため、
乾燥に先立ち、含水ゲル状重合体を粒状または紐状に粉
砕し、その表面積を大きくする方法が行なわれてきた。
公平2−19,122号には、重合の進行にともない
生成する含水ゲル状重合体を細分化するという重合方法
が開示されている。この方法によると、効率良く比較的
小粒径の含水ゲル状重合体が得られているが、まだ、1
0mm以上のサイズの乾燥しにくい粒子状ゲルを数重量
%から数十重量%含有していた。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】上記の10mm以上のサイズの大きく乾燥
しにくい粒子状ゲルを少なくする手段として、特公平
−19,122号に記載の重合方法を加圧ニーダーを用
いて行なうことが考えられた。しかしながら、前述のよ
うに従来公知の加圧ニーダーは、加圧蓋を開けなければ
原料を供給できなかった。したがって、この公報に記載
の重合方法を加圧ニーダーを用いて行なうと、原料の単
量体水溶液を加圧ニーダーに供給する際に、系内に酸素
が混入することになり、重合が開始しない、重合反応が
遅い、得られる重合体の性能が悪いという問題点を有し
ていた。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部が開口された容器と当該容器内に嵌
    入する密閉蓋とを有し、前記容器と前記密閉蓋とにより
    形成された撹拌室内において被撹拌物を密閉状態下で撹
    拌する撹拌装置であって、 前後左右の側壁と底壁とを有し上部に開口部を有する容
    器に撹拌腕を有する回転撹拌軸を備え、 前記容器内に嵌入して前記容器の開口を閉塞する密閉蓋
    を、前記容器の上方に上下動自在に装着し、 前記密閉蓋が前記容器内に嵌入した状態における前記密
    閉蓋の撹拌操作位置と当該撹拌操作位置よりも上方とな
    った被撹拌物供給位置との間に位置させて、前記被撹拌
    物を前記容器内に供給する供給口を前記撹拌室内に開口
    させて前記容器に設けたことを特徴とする撹拌装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の撹拌装置であって、前
    記容器の前記撹拌室内に雰囲気ガスを供給するガス供給
    口と前記撹拌室内のガスを排出するガス排出口とを、前
    記密閉蓋の前記撹拌操作位置と前記被撹拌物供給位置と
    の間に位置させて前記容器に設けたことを特徴とする撹
    拌装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の撹拌装置であって、前
    記ガス供給口を前記被撹拌物を前記撹拌室内に供給する
    供給口として共用したことを特徴とする撹拌装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の撹拌装置であって、相
    互に対向し合う2つの側壁を貫通する揺動中心軸を中心
    に撹拌位置と排出位置との間で揺動自在に前記容器を支
    持台に装着し、前記揺動中心軸に平行な2つの側壁のう
    ち、前記容器の揺動方向の後側に位置する側壁に前記供
    給口を形成したことを特徴とする撹拌装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の撹拌装置であって、相
    互に対向し合う2つの側壁を貫通する揺動中心軸を中心
    に撹拌位置と排出位置との間で揺動自在に前記容器を支
    持台に装着し、前記揺動中心軸に直角をなす2つの側壁
    の少なくとも何れか一方に、前記容器の揺動方向の後側
    に位置させて前記供給口を形成したことを特徴とする撹
    拌装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の撹拌装置において、前
    記容器内に複数本の回転撹拌軸を備えたことを特徴とす
    る撹拌装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の撹拌装置において、前
    記複数本の回転撹拌軸の何れか1つの回転撹拌軸の中心
    軸を前記容器の揺動中心軸に一致させたことを特徴とす
    る撹拌装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の撹拌装置において、前
    記密閉蓋を覆い前記容器に密着する密閉位置と、当該密
    閉位置から上方に離れた退避位置とに上下動自在に前記
    容器の上方にカバーを設けたことを特徴とする撹拌装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の撹拌装置において、前
    記カバーに雰囲気ガス流入口と雰囲気ガス流出口とを設
    け、前記カバー内の雰囲気を前記雰囲気ガス流入口から
    流入された雰囲気ガスに置換するようにしたことを特徴
    とする撹拌装置。
  10. 【請求項10】 回転撹拌軸を有する容器内で重合性単
    量体の重合を進行させると共に生成された重合体を該撹
    拌軸の回転による剪断力により撹拌しながら重合するた
    めの重合装置であって、 前後左右の側壁と底壁とを有し上部に開口部を有する容
    器に、撹拌腕を有する回転撹拌軸を備え、 前記容器内に嵌入して前記容器の開口を閉塞すると共に
    前記重合体を加圧する密閉蓋を、前記容器の上方に上下
    動自在に装着し、 前記密閉蓋が前記容器内に嵌入した状態における前記密
    閉蓋の撹拌操作位置と当該撹拌操作位置よりも上方とな
    った被撹拌物供給位置との間に位置させて、前記重合性
    単量体を前記容器内に供給する供給口を前記撹拌室内に
    開口させて前記容器に設けたことを特徴とする重合装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の重合装置であっ
    て、前記容器の前記撹拌室内に雰囲気ガスを供給するガ
    ス供給口と前記撹拌室内のガスを排出するガス排出口と
    を、前記密閉蓋の前記撹拌操作位置と前記被撹拌物供給
    位置との間に位置させて前記容器に設けたことを特徴と
    する重合装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の重合装置であっ
    て、前記ガス供給口を前記被撹拌物を前記撹拌室内に供
    給する供給口として共用したことを特徴とする重合装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項10に記載の重合装置であっ
    て、相互に対向し合う2つの側壁を貫通する揺動中心軸
    を中心に撹拌位置と排出位置との間で揺動自在に前記容
    器を支持台に装着し、前記揺動中心軸に平行な2つの側
    壁のうち、前記容器の揺動方向の後側に位置する側壁に
    前記供給口を形成したことを特徴とする重合装置。
  14. 【請求項14】 請求項10に記載の重合装置であっ
    て、相互に対向し合う2つの側壁を貫通する揺動中心軸
    を中心に撹拌位置と排出位置との間で揺動自在に前記容
    器を支持台に装着し、前記揺動中心軸に直角をなす2つ
    の側壁の少なくとも何れか一方に、前記容器の揺動方向
    の後側に位置させて前記供給口を形成したことを特徴と
    する重合装置。
JP23860592A 1992-09-07 1992-09-07 撹拌装置 Pending JPH0679155A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140129069A1 (en) * 2011-06-23 2014-05-08 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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