JPH067914Y2 - 食肉スライサーの丸刃カバー - Google Patents

食肉スライサーの丸刃カバー

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Publication number
JPH067914Y2
JPH067914Y2 JP2769389U JP2769389U JPH067914Y2 JP H067914 Y2 JPH067914 Y2 JP H067914Y2 JP 2769389 U JP2769389 U JP 2769389U JP 2769389 U JP2769389 U JP 2769389U JP H067914 Y2 JPH067914 Y2 JP H067914Y2
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JP
Japan
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round blade
blade
cover
round
bow
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Application number
JP2769389U
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JPH02117896U (ja
Inventor
信之 遠藤
Original Assignee
株式会社日立工機原町
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Publication date
Application filed by 株式会社日立工機原町 filed Critical 株式会社日立工機原町
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、丸刃を研磨しない時に丸刃の刃先部より回避
することが可能な丸刃研磨装置を有する食肉スライサー
の丸刃カバーに関するものである。
〔従来の技術〕
第4図に従来技術の丸刃カバーの構造を示す。
図において、丸刃カバー10は弓カバー6の上部の一端
にその一端を回転自在に支承されている。丸刃2の研磨
作業を行う時は、丸刃カバー10を矢印Y方向に開き、
丸刃研磨装置5を丸刃2の刃先部に接触させて研磨を行
う。研磨作業が終わった後は、丸刃研磨装置5を丸刃2
の刃先部より回避させ、丸刃カバー10を反矢印Y方向
に閉じて丸刃2の上部の刃先部をおおうようになってい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来は丸刃カバー10を閉じる際に手で
丸刃カバー10を持つため、丸刃2と丸刃カバー10と
の間で指等をはさみケガをする危険がある。
また、スライス中に肉箱11内に肉塊12が上方向にお
どり上る場合もあり、この時、肉塊12が丸刃カバー1
0に当たり、丸刃カバー10が開いて丸刃2の上部の刃
先部が露出させてしまう。おどり上った肉塊12をとっ
さに手で押え込もうとした時に、露出した丸刃2に手が
接触しケガをする危険がある。
さらに、丸刃2は丸刃研磨装置5により研磨を行うたび
に刃先が減り、外径が小さくなってゆく。これにより、
丸刃2の刃先と当て板4および弓カバー6との間の隙間
Cが大きくなり、指等が入り危険であるため、通常、当
て板4と弓カバー6はZ方向にそれぞれ移動調整が可能
となっている。このため、当て板4と弓カバー6は互い
に接近する方向に移動するため、丸刃カバー10先端と
当て板4の上部先端部が干渉してしまう。これを防止す
るため丸刃カバー10は予め長さを短くしてある。従っ
て、丸刃2が新しい時は当て板4の上部先端部と丸刃カ
バー10との間に隙間Dが大きくなっており、丸刃2の
刃先が露出し、丸刃2の刃先全体をおおうことができ
ず、危険であった。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、丸
刃の外径にかかわらず、常に丸刃をおおうことのできる
丸刃カバーを提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、当て板と弓カバーとの丸刃で露出する丸刃の
刃部上部をおおう丸刃カバーを弓カバーの上部に配設す
るとともに、弓カバーの上部にノブボルトをネジ嵌合さ
せ、丸刃カバーに長穴を設けて前記ノブボルトを係合さ
せ、丸刃カバーを水平方向にに移動可能に設けることに
より達成される。
〔作用〕
丸刃研磨作業を行う場合は、ノブボルトをゆるめ、丸刃
カバーを弓カバー側に移動させて、丸刃の上部の刃先を
露出させる。丸刃の研磨後は丸刃カバーを当て板側移動
させてノブボルトを締め付け、丸刃カバーを固定する。
丸刃の外径が小さくなり、当て板と弓カバーを互いに丸
刃側に移動させた場合には、丸刃カバーの先端と当て板
の上部先端部が接触しないように、丸刃カバーを丸刃上
部刃先を全ておおう位置まで移動させる。
〔考案の実施例〕
本考案の実施例を第1図〜第3図を用いて説明する。第
1図は食肉スライサーの正面図、第2図は第1図のA矢
視図、第3図は第2図のB−B横断面図である。
図において、機台1の片隅に立設した丸刃ベース3に図
示しない電動機により、回転駆動される丸刃2が丸刃ベ
ース3内に支持された丸刃駆動軸に軸支されている。ま
た、機台1には当て板4が丸刃2と並設されている。
機台1上に設けた図示しない案内部材上には、肉塊12
を収納する肉箱11が設けられ、肉箱11は前記案内部
材をガイドとして、図示しない電動機から動力伝達機構
を介して、丸刃2の刃先方向に往復駆動する。内箱11
内には当て板4側に向けてへ順次、肉塊12を微少送り
をする送り部材を備えている。
丸刃2に対し当て板4と反対側に弓カバー6が設けら
れ、丸刃2側面の刃先部をおおっている。丸刃ベース3
の上部には丸刃2の刃先を研磨するための丸刃研磨装置
5が設けられ、丸刃研磨装置5は丸刃2の研磨を必要と
しない時に丸刃2の刃面から回避可能となっている。
当て板4と弓カバー6の間で露出する丸刃2の上部刃先
は丸刃カバー9でおおい、丸刃カバー9の上面には、第
2図、第3図で示すように、長穴8が丸刃2の刃面とほ
ぼ平行に形成され、長穴8は弓カバー6の上部にネジ嵌
合したノブボルト7に係合するように設けられている。
上記構成において、肉塊12をスライスする場合は、ス
イッチをONすることにより、各々図示していない電動
機を介して丸刃2が回転し、肉箱11が往復駆動する。
丸刃2及び肉箱11が駆動すると、肉箱11内の肉塊1
2は、送り部材により当て板4側に微少送りされ、当て
板4に付き当てられながら丸刃2の方向へ移送される。
次に、肉塊12は回転する丸刃2によってスライスされ
る。
丸刃2の研磨作業を行う場合はノブボルト7をゆるめ、
丸刃カバー9を第1図の矢印X方向に移動させて、丸刃
2の上部の刃先を露出させる。次に、丸刃研磨装置5を
丸刃2の刃先に接触させて研磨を行う。丸刃2の研磨後
は丸刃研磨装置5を刃先から回避させ、丸刃カバー9を
反X方向に移動させてノブボルト7を締め付け、丸刃カ
バー9を固定する。
丸刃2は丸刃研磨装置5により研磨を行うたびに刃先が
減り、外径が小さくなった場合には、当て板4と弓カバ
ー6は第4図に示すZ方向にそれぞれ移動調整する。こ
の時、丸刃カバー9の先端と当て板4の上部先端部が接
触しないように丸刃カバー9を丸刃2上部刃先を全てお
おう位置まで移動させることにより、第4図でいう隙間
Dをほぼなくすことができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、丸刃の上部刃先をおおう丸刃カバーを
スライド式にしたので、丸刃と丸刃カバーによる指等の
はさみ込みによるケガを防止できる。
また、肉塊等のはね上がりによりスライド方向に対し直
角方向に力が加わっても、丸刃カバーが動いてしまうこ
とはない。
さらに、丸刃の径の大小にかかわらず当て板先端部と丸
刃カバー先端部との隙間を小さく調整できるので、丸刃
刃先を完全におおうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる食肉スライサーにおける丸刃カバ
ーの一実施例を示す正面図、第2図は第1図のA矢視
図、第3図は第2図のB−B横断面図、第4図は従来技
術の正面図である。 図において、2は丸刃、4は当て板、5は丸刃研磨装
置、6は弓カバー、7はノブボルト、8は長穴、9は丸
刃カバーである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機台の片隅に回転駆動される丸刃を軸支す
    る丸刃ベースを立設し、丸刃に並設する当て板を設け、
    この当て板の反対側の前記丸刃の刃部をおおう弓カバー
    を有し、さらに丸刃を研磨しない時に丸刃の刃面から回
    避させることができる丸刃研磨装置を前記丸刃ベースの
    上部に設けた食肉スライサーにおいて、前記当て板と前
    記弓カバーとの間で露出する丸刃の刃部上部をおおう丸
    刃カバーを弓カバーの上部に配設するとともに、弓カバ
    ーの上部にノブボルトをネジ嵌合させ、丸刃カバーには
    長穴を設けて前記ノブボルトを係合させ、丸刃カバーを
    水平方向に移動可能に設けたことを特徴とする食肉スラ
    イサーの丸刃カバー。
JP2769389U 1989-03-10 1989-03-10 食肉スライサーの丸刃カバー Expired - Lifetime JPH067914Y2 (ja)

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JP2769389U JPH067914Y2 (ja) 1989-03-10 1989-03-10 食肉スライサーの丸刃カバー

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Publication Number Publication Date
JPH02117896U JPH02117896U (ja) 1990-09-20
JPH067914Y2 true JPH067914Y2 (ja) 1994-03-02

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