JPH067903Y2 - 電動工具 - Google Patents
電動工具Info
- Publication number
- JPH067903Y2 JPH067903Y2 JP13461588U JP13461588U JPH067903Y2 JP H067903 Y2 JPH067903 Y2 JP H067903Y2 JP 13461588 U JP13461588 U JP 13461588U JP 13461588 U JP13461588 U JP 13461588U JP H067903 Y2 JPH067903 Y2 JP H067903Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- small diameter
- diameter portion
- tool
- bit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
Description
本考案は電動ドライバーや電動ドリルのように、ドライ
バービットやドリルビットのような各種ビットを使用し
て作業を行う電動工具に関するものである。
バービットやドリルビットのような各種ビットを使用し
て作業を行う電動工具に関するものである。
このような電動工具においては、複数種のビットを作業
内容に応じて使い分けるために、工具本体にビットの収
納部を設けておくのが通常である。そして、このビット
収納部として、従来は、ヒンジで開閉されるカバーや、
スライド式のカバーを備えたものが主として提供されて
いる。また、このようなカバーが工具本体に対して着脱
するようになっているものでは、カバーの紛失を招きや
すいことから、工具本体からカバーが離脱することがな
いようにされたものが多い。
内容に応じて使い分けるために、工具本体にビットの収
納部を設けておくのが通常である。そして、このビット
収納部として、従来は、ヒンジで開閉されるカバーや、
スライド式のカバーを備えたものが主として提供されて
いる。また、このようなカバーが工具本体に対して着脱
するようになっているものでは、カバーの紛失を招きや
すいことから、工具本体からカバーが離脱することがな
いようにされたものが多い。
上記のようなカバーを備えたビット収納部が設けられて
いるものでは、ビットの取り出しあるいは収納のために
カバーを開いた際に、カバーが工具本体の外面から大き
く突出するものであり、このために開けた状態で工具を
落としたりすると、カバーの脱落や折損が生じてしま
い、役に立たなくなることが多々あった。 本考案はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところはビット収納部のカバーに衝撃が加わ
っても容易に外れたり折損したりすることがない電動工
具を提供するにある。
いるものでは、ビットの取り出しあるいは収納のために
カバーを開いた際に、カバーが工具本体の外面から大き
く突出するものであり、このために開けた状態で工具を
落としたりすると、カバーの脱落や折損が生じてしま
い、役に立たなくなることが多々あった。 本考案はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところはビット収納部のカバーに衝撃が加わ
っても容易に外れたり折損したりすることがない電動工
具を提供するにある。
しかして本考案は、工具本体の器体における大径部と小
径部とが軸方向に連続する部分の大径部に、小径部側へ
スライド自在とされたスライド式カバーで開閉されるビ
ット収納部を形成するとともに、カバーのスライドガイ
ド面を小径部外面に形成していることに特徴を有してい
る。 ［作用］ 本考案によれば、スライド式カバーをスライドさせてビ
ット収納部を開いた時、カバーは小径部のスライドガイ
ド面にガイドされた状態で小径部の外面に位置してお
り、工具本体から大きく突出した状態になく、落下等の
事故による衝撃的負荷がカバーにかかっても、この負荷
は小径部外面によって受けられるものである。 ［実施例］ 以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述すると、図示
の電動工具は電動ドリルドライバーであって、その器体
は本体部とこの本体部の後端部に連続するグリップ部と
からなり、蓄電池２やモータ３、減速機ブロック３０等
は本体部内に内蔵している。そしてグリップ部内には回
路モジュール１０が収められており、グリップ部の下端
には電動コード８のコネクター８０が接続されるコネク
ター１１と、コネクター８０の鍔８１との係止で抜け止
めを行うロックリング１２とが設けられている。またグ
リップ部の根元部分には、スイッチハンドル４と、モー
タ２の回転方向切り換え用の切換ハンドル５とが設けら
れ、更に本体部の外面にモータ２の回転数切り換えハン
ドル６が設けられている。図中Ｌは充電中表示用の発光
素子である。 上記切換ハンドル５は、第２図に示すように、スイッチ
ハンドル４を操作した時にリブ４６によって押されてス
イッチ本体４１の押釦４２を押し込むレバー５２を備え
たものであり、回転方向の切り換えは、切換ハンドル５
を操作して平行に並べられている正転用と逆転用との二
つのスイッチ本体４１，４１のうちのいずれかの前方に
レバー５２を位置させるかによって行う。図中４３はレ
バー５２が両スイッチ本体４１，４１の中間位置にある
時に、レバー５２を介してスイッチハンドル４の操作を
不能とするストッパーである。 先端にビット９が装着される出力軸３１とトルク調整ハ
ンドル３２とが設けられた上記本体部は、この先端側に
比して、グリップ部が連続している後端側が太く形成さ
れており、そして後端側の大径部１３における上面は、
第２図及び第４図に示すように、溝が設けられることに
よってビット収納部７０とされており、スライド式のカ
バー７が装着されている。 このカバー７は、本体部の先端側である小径部１４側へ
とスライドさせることによって、ビット収納部７０を開
くものであって、第４図に示すように、工具本体１の器
体に形成されたガイド溝１８，１８に両側縁の係合リブ
７８，７８が摺接することでスライドのガイドがなされ
ているものであるが、その先端側、つまり小径部１４側
には小径部１４の外面と接する一対の被ガイド部７４，
７４を備えており、ビット収納部７０を開くために第３
図に示すようにカバー７を前方側へとスライドさせる
時、この被ガイド部７４，７４が小径部１４の外面に添
って移動するようになっている。 つまり、カバー７をスライドさせてビット収納部７０を
開いた状態においても、カバー７は工具本体から大きく
突出することがないばかりか、工具本体の小径部１４外
面によって支えられた状態にあり、ビット収納部７０を
開いた状態にあるカバー７に衝撃的負荷が加わったとし
ても、これは小径部１４によって受けられるものであっ
て、カバー７の折損はまず生じないものである。 尚、カバー７はその後端にフック７１を備えて、このフ
ック７１が工具本体１に係合することにより、ビット収
納部７０を閉じた状態が保持される。またカバー７を前
方へとスライドさせる時には、大径部１３と小径部１４
との境界部分に設けられたストッパー７３にフック７１
の根元側が当接することによって、カバー７が工具本体
１から離脱してしまうことが防がれている。
径部とが軸方向に連続する部分の大径部に、小径部側へ
スライド自在とされたスライド式カバーで開閉されるビ
ット収納部を形成するとともに、カバーのスライドガイ
ド面を小径部外面に形成していることに特徴を有してい
る。 ［作用］ 本考案によれば、スライド式カバーをスライドさせてビ
ット収納部を開いた時、カバーは小径部のスライドガイ
ド面にガイドされた状態で小径部の外面に位置してお
り、工具本体から大きく突出した状態になく、落下等の
事故による衝撃的負荷がカバーにかかっても、この負荷
は小径部外面によって受けられるものである。 ［実施例］ 以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述すると、図示
の電動工具は電動ドリルドライバーであって、その器体
は本体部とこの本体部の後端部に連続するグリップ部と
からなり、蓄電池２やモータ３、減速機ブロック３０等
は本体部内に内蔵している。そしてグリップ部内には回
路モジュール１０が収められており、グリップ部の下端
には電動コード８のコネクター８０が接続されるコネク
ター１１と、コネクター８０の鍔８１との係止で抜け止
めを行うロックリング１２とが設けられている。またグ
リップ部の根元部分には、スイッチハンドル４と、モー
タ２の回転方向切り換え用の切換ハンドル５とが設けら
れ、更に本体部の外面にモータ２の回転数切り換えハン
ドル６が設けられている。図中Ｌは充電中表示用の発光
素子である。 上記切換ハンドル５は、第２図に示すように、スイッチ
ハンドル４を操作した時にリブ４６によって押されてス
イッチ本体４１の押釦４２を押し込むレバー５２を備え
たものであり、回転方向の切り換えは、切換ハンドル５
を操作して平行に並べられている正転用と逆転用との二
つのスイッチ本体４１，４１のうちのいずれかの前方に
レバー５２を位置させるかによって行う。図中４３はレ
バー５２が両スイッチ本体４１，４１の中間位置にある
時に、レバー５２を介してスイッチハンドル４の操作を
不能とするストッパーである。 先端にビット９が装着される出力軸３１とトルク調整ハ
ンドル３２とが設けられた上記本体部は、この先端側に
比して、グリップ部が連続している後端側が太く形成さ
れており、そして後端側の大径部１３における上面は、
第２図及び第４図に示すように、溝が設けられることに
よってビット収納部７０とされており、スライド式のカ
バー７が装着されている。 このカバー７は、本体部の先端側である小径部１４側へ
とスライドさせることによって、ビット収納部７０を開
くものであって、第４図に示すように、工具本体１の器
体に形成されたガイド溝１８，１８に両側縁の係合リブ
７８，７８が摺接することでスライドのガイドがなされ
ているものであるが、その先端側、つまり小径部１４側
には小径部１４の外面と接する一対の被ガイド部７４，
７４を備えており、ビット収納部７０を開くために第３
図に示すようにカバー７を前方側へとスライドさせる
時、この被ガイド部７４，７４が小径部１４の外面に添
って移動するようになっている。 つまり、カバー７をスライドさせてビット収納部７０を
開いた状態においても、カバー７は工具本体から大きく
突出することがないばかりか、工具本体の小径部１４外
面によって支えられた状態にあり、ビット収納部７０を
開いた状態にあるカバー７に衝撃的負荷が加わったとし
ても、これは小径部１４によって受けられるものであっ
て、カバー７の折損はまず生じないものである。 尚、カバー７はその後端にフック７１を備えて、このフ
ック７１が工具本体１に係合することにより、ビット収
納部７０を閉じた状態が保持される。またカバー７を前
方へとスライドさせる時には、大径部１３と小径部１４
との境界部分に設けられたストッパー７３にフック７１
の根元側が当接することによって、カバー７が工具本体
１から離脱してしまうことが防がれている。
以上のように本考案においては、工具本体の器体におけ
る大径部と小径部とが軸方向に連続する部分の大径部
に、小径部側へスライド自在とされたスライド式カバー
で開閉されるビット収納部を形成するとともに、カバー
のスライドガイド面を小径部外面に形成しており、スラ
イド式カバーをスライドさせてビット収納部を開いた
時、カバーは小径部のスライドガイド面にガイドされた
状態で小径部の外面に位置し、工具本体から大きく突出
した状態になく、落下等の事故による衝撃的負荷がカバ
ーにかかっても、この負荷は小径部で受けられるもので
あり、このためにカバーの折損が生じることがないもの
である。
る大径部と小径部とが軸方向に連続する部分の大径部
に、小径部側へスライド自在とされたスライド式カバー
で開閉されるビット収納部を形成するとともに、カバー
のスライドガイド面を小径部外面に形成しており、スラ
イド式カバーをスライドさせてビット収納部を開いた
時、カバーは小径部のスライドガイド面にガイドされた
状態で小径部の外面に位置し、工具本体から大きく突出
した状態になく、落下等の事故による衝撃的負荷がカバ
ーにかかっても、この負荷は小径部で受けられるもので
あり、このためにカバーの折損が生じることがないもの
である。
第１図は本考案一実施例の斜視図、第２図及び第３図は
同上の破断側面図、第４図は同上の部分横断面図であっ
て、１は工具本体、７はカバー、９はビット、１３は大
径部、１４は小径部、７０はビット収納部、７４は被ガ
イド部を示す。
同上の破断側面図、第４図は同上の部分横断面図であっ
て、１は工具本体、７はカバー、９はビット、１３は大
径部、１４は小径部、７０はビット収納部、７４は被ガ
イド部を示す。
Claims (1)
- 【請求項１】工具本体の器体における大径部と小径部と
が軸方向に連続する部分の大径部に、小径部側へスライ
ド自在とされたスライド式カバーで開閉されるビット収
納部を形成するとともに、カバーのスライドガイド面を
小径部外面に形成していることを特徴とする電動工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13461588U JPH067903Y2 (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 電動工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13461588U JPH067903Y2 (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 電動工具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0256581U JPH0256581U (ja) | 1990-04-24 |
| JPH067903Y2 true JPH067903Y2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=31393535
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13461588U Expired - Lifetime JPH067903Y2 (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 電動工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH067903Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6124046B2 (ja) * | 2012-07-06 | 2017-05-10 | 日立工機株式会社 | 背負式電源 |
-
1988
- 1988-10-14 JP JP13461588U patent/JPH067903Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0256581U (ja) | 1990-04-24 |
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