JPH0678933A - 歯科用ハンドピースの駆動装置 - Google Patents

歯科用ハンドピースの駆動装置

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JPH0678933A
JPH0678933A JP25757492A JP25757492A JPH0678933A JP H0678933 A JPH0678933 A JP H0678933A JP 25757492 A JP25757492 A JP 25757492A JP 25757492 A JP25757492 A JP 25757492A JP H0678933 A JPH0678933 A JP H0678933A
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drive
rotor
gear
intermediate shaft
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敏博 堀田
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    • A61C1/08Machine parts specially adapted for dentistry
    • A61C1/18Flexible shafts; Clutches or the like; Bearings or lubricating arrangements; Drives or transmissions
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Abstract

(57)【要約】 [目的]ハンドピース部分を短くし、手の負担を少なく
する。 [構成]駆動シャフト18の回転方向と中間シャフト2
2の回転方向とを互いに逆方向にすることにより、両シ
ャフトの回転軸線の交点Pよりも中間シャフト22側に
駆動シャフト18の一部およびそのベアリングを配置す
ることが可能となり、ハンドピース部分を短縮化でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は歯科用ハンドピースの
駆動装置に関する。さらに詳細には、歯科用切削工具を
駆動回転するための駆動伝達機構を含む装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、歯科用ハンドピースの外観を示
す全体図である。歯科用ハンドピース1はハンドピース
部分Aとモータ部分Bとからなり、モータ部分Bにチュ
ーブ部分Cが連結されている。ハンドピース部分Aはヘ
ッド部2およびシャンク部3を有し、ヘッド部2は押ボ
タン4の操作によりシャンク部3に対して着脱自在とな
っている。図1(a)がヘッド部2を装着した状態であ
り、同図(b)がヘッド部2を取外した状態である。
【0003】ヘッド部2に歯科用切削工具であるラッチ
バー5が着脱自在に装着され、モータ部分Bに組込まれ
たモータの駆動により、ラッチバー5が回転し、歯科治
療が行われる。このラッチバー5の回転のための駆動伝
達は、従来次のような機構によってなされていた。
【0004】図8は、従来の駆動伝達機構の一例を示す
概念図である。駆動シャフト50は、その前端に設けた
傘歯車からなる駆動ギヤ51および中間シャフト53の
後端に設けた傘歯車からなるリヤギヤ52を介して中間
シャフト53に連結されている。また中間シャフト53
は、その前端に設けた傘歯車からなるフロントギヤ54
およびロータ軸6の下部に設けた傘歯車からなるロータ
ギヤ55を介して、ロータ軸56に連結されている。ロ
ータ軸56は、中空軸であり、その内部にラッチバー5
が保持されている。
【0005】図8の例はコントラアングルハンドピース
の場合であり、駆動シャフト50との回転軸線中間シャ
フト53の回転軸線とは鈍角をなし、また中間シャフト
53の回転軸線とロータ軸56の回転軸線とはほぼ直角
をなしている。ここで、駆動シャフト50の回転方向を
正方向とすると、中間シャフト53およびロータ軸56
の回転方向はいずれも正方向である。すなわち、駆動シ
ャフト50とロータ軸56の回転方向は同一である。こ
のような回転関係をとるのは、次のような理由による。
【0006】歯科用切削工具5の切れ刃部分はダイヤモ
ンドポイント(ダイヤモンド粒子を付着させたもの)お
よびエンドミル状のものがあるが、このうちエンドミル
形状のものは図8のロータ軸56の回転方向が切削可能
な方向である。一方、駆動シャフト50は正転、逆転が
可能であるが、切削工具を取付けるハンドピースには図
8のコントラアングルハンドピース以外にロータ軸56
を駆動シャフト50と同軸上に配置するストレートハン
ドピースがある。この場合駆動伝達は一般的にクラッチ
が用いられ、ロータ軸56の回転方向は当然ながら駆動
シャフト50と同一回転方向である。
【0007】したがって、歯科治療においては、ストレ
ートハンドピースおよびコントラアングルハンドピース
を治療部位、方法によって取り換える必要性がある関係
上、駆動シャフト50とロータ軸56が図8の回転関係
にあるのが好ましい。ところで、図9に示すように歯科
用治療の際、ハンドピースはハンドピース部分Aの手持
部中心0の周囲において、把持される。その際、手に加
わるモーメントは、ハンドピースの重心をG、重量を
W、OG間の寸法をL、OGと水平面とのなす角をθと
するとLWcosθで表される。したがって、Lが短い
ほどすなわちハンドピース部分が短いほど手に負担がか
からず、ハンドピースの扱いが容易である。
【0008】しかしながら、図8に示した従来の駆動伝
達機構では、ハンドピース部分を短くするには限度があ
り、改善を図ることが困難であった。すなわち、ハンド
ピース部分の長さを短くするには、ベアリング62端と
中間シャフト53およびロータ軸56の各回転軸線の交
点Qとの間の水平距離L2 を小さくすればよい。しかる
に、駆動シャフト50および中間シャフト53の各回転
軸線の交点Pと交点Qとの間の寸法Sは、人間の手の大
きさや使いやすさの関係で所定の値になるように設計す
る必要がある。
【0009】それ故、L2 を小さくするには、ベアリン
グ62端と交点Pとの間の距離l2を短くするしかな
く、そのためには、駆動ギヤ51の長さを短くするか又
はベアリング61,62間の距離を短くする必要があ
る。
【0010】しかし、駆動ギヤ51の長さを短くする
と、ギアの強度が不足する。またベアリング61,62
間の距離を短くすると、駆動ギヤ51に負荷がかかった
場合、各ベアリング61,62に加わる負荷が大きくな
り、耐久性に欠け、また駆動シャフト51の振れが大き
くなる等の問題が生じる。
【0011】図8の駆動伝達機構の採用は、特に、モー
タ部分に電気式モータを用いている場合、コア、磁石と
もに重量が大きいので、手の負担が大きく、治療の妨げ
になっていた。
【0012】図10は、特開昭58−190434号公
報に開示された別の従来例を示している。この従来例
は、駆動シャフトの構造のみが図8に示した従来例と異
なっている。すなわち、歯科治療時には治療部位に光を
照射する必要があるが、その光伝導路を駆動シャフト内
に形成したものである。具体的には、駆動シャフトを平
歯車57a,57bを有する2つのシャフト50a,5
0bに分割して、一方のシャフト50aから光を取り出
すようにし、両シャフト50a,50b間を平歯車58
a,58bを有する連結シャフト60によって連結して
いる。
【0013】この従来例によれば、駆動シャフト50a
内に光伝導路を設けたので、歯科用ハンドピース内のス
ペースを有効に利用できるという利点がある。しかし、
図10から明らかなように、連結シャフト60の分だけ
ハンドピース部分だけ長くなるので、手にかかる負担の
点では図8に示された従来例よりも一層不利益が大きく
なる。
【0014】また、図8および図10に示した従来例の
ものは、中間シャフト53とロータ軸56との回転方向
が同一方向であるので、ロータ軸6のギヤ55は、ロー
タ軸56の下部に設けられている。ロータギヤ55がこ
のような取付位置にあるということは、次のような不利
益をもたらす。
【0015】すなわち、歯科診療においては直視または
ミラーを用いて切削部を確認しているが、その際の可視
角は図5に示すように歯科用切削工具5の先端とヘッド
部2の下端周縁とのなす角αによって決定される。しか
るに、ロータギヤ55がヘッド部内下部にあるとヘッド
部2の下端外径が大きくなるので、可視角αが大きくな
り、治療部位が見えないことがある。
【0016】次にロータギヤ55をロータ軸56の下部
に設ける場合は、ロータギヤ55をロータ軸に一体に形
成するのが一般的である。この場合、図11に示すよう
に歯切加工時にカッタ70のピッチ線Piとロータギヤ
55のピッチコーン面Cとを完全に一致させることが困
難であり、そのためギヤの十分な耐久性を得ることがで
きない。
【0017】さらに、ロータギヤ55をロータ軸56の
下部に設ける場合は、ロータ軸56にラッチバー5がは
まり合うラッチ部を設けることになる。すなわち、回転
トルクは、ロータ軸56を介して間接的にラッチバーに
伝達されることになる(例えば、特開昭60−1199
38号公報)。このためトラブルが発生しやすいという
不利益が生ずる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上述のよ
うな従来の技術的背景に基づいてなされたものであっ
て、次の目的を達成するものである。
【0019】この発明の目的は、駆動シャフトとロータ
軸との回転方向を同一に保ちつつ、ハンドピース部分の
短縮化を図り、歯科治療時における手の負担が少ない歯
科用ハンドピースの駆動装置を提供することにある。
【0020】この発明の別の目的は、シャフト内での光
伝導路の形成が、ハンドピース部分の短縮化に影響を与
えることのない歯科用ハンドピースの駆動装置を提供す
ることを目的とする。
【0021】この発明のさらに別の目的は、ヘッド部の
可視角が小さく、歯科治療に支障をきたすことのない歯
科用ハンドピースの駆動装置を提供することにある。
【0022】この発明のさらに別の目的は、ロータギヤ
の加工が容易であり、信頼性、耐久性に富んだ歯科用ハ
ンドピースの駆動装置を提供することにある。
【0023】この発明のさらに別の目的は、ロータギヤ
の回転トルクをラッチバーに直接伝達する構造とするこ
とにより、トラブルが少ない歯科用ハンドピースの駆動
装置を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は次のような手段を採用している。
【0025】すなわち、この発明は図2に概念図で示さ
れるように、それぞれハウジング(10),(11)内
に回転可能に支持された駆動シャフト(18)と、この
駆動シャフト(18)から回転が伝達される中間シャフ
ト(22)と、この中間シャフト(22)から回転が伝
達され、内部に歯科用切削工具(5)を保持するための
ロータ軸(6)とを有し、前記駆動シャフト(18)の
回転軸線と前記中間シャフト(22)の回転軸線とが鈍
角をなし、前記中間シャフト(22)の回転軸線と前記
ロータ軸(6)の回転軸線とが略直角をなしている歯科
用ハンドピースにおいて、前記駆動シャフト(18)と
前記中間シャフト(22)との回転方向が互いに逆方向
であり、かつ前記中間シャフト(22)と前記ロータ軸
(6)との回転方向が互いに逆方向である駆動伝達機構
とを有することを特徴とする歯科用ハンドピースの駆動
装置である。
【0026】前記駆動シャフト(18)は中空軸からな
り、内部に光伝導路(19)が形成されている。
【0027】前記駆動シャフト(18)自体の先端に駆
動ギア(21)の歯形が刻設されている。
【0028】前記駆動伝達機構は、前記駆動シャフト
(18)から前記中間シャフト(22)へ駆動伝達する
ために前記駆動シャフト(18)に設けられた駆動ギヤ
(21)が、前記駆動シャフト(18)の回転軸線と前
記中間シャフト(22)の回転軸線との交点(P)と、
前記中間シャフト(22)の回転軸線と前記ロータ軸
(6)の回転軸線との交点(Q)との間に位置してい
る。
【0029】前記駆動伝達機構は、前記中間シャフト
(22)から前記ロータ軸(6)へ駆動伝達するために
前記ロータ軸(6)に設けられたロータギヤ(25)
が、前記中間シャフト(22)の回転軸線と前記ロータ
軸(6)の回転軸線との交点(Q)よりも前記ロータ軸
(6)の基端側に位置している。
【0030】前記ロータギヤ(25)は前記ロータ軸
(6)と別体に形成されている。
【0031】前記ロータギヤ(25)は、前記ロータ軸
(6)に嵌合固定される円筒形の軸部(25a)を有
し、かつ前記歯科用切削工具(5)の一部を前記軸部
(25a)に相対回転不能に嵌合するための連結手段
(37)を有している。
【0032】
【作用】この発明の作用は、図2に示されたこの発明の
構成と図8に示された従来例とを比較することによって
明確になる。
【0033】すなわち、図8の従来例においては、駆動
シャフト50と中間シャフト53との回転方向が同一方
向であるため、両シャフト50,53の各回転軸線の交
点をPとすると、交点Pの駆動シャフト側(図中右側)
にその駆動ギヤ51およびベアリング61,62を配置
しなければならない。
【0034】これに対し、この発明においては、駆動シ
ャフト18と中間シャフト22との回転方向が互いに逆
方向であるため、交点Pの中間シャフト22側(図中左
側)に駆動シャフト18の一部およびベアリングの全部
又は一部を配置することが可能になる。その結果、ΔL
だけハンドピース部分が短くなる。
【0035】この関係を数式で表すと次のようになる。
【0036】図8に示した従来例においてL2 は、
【0037】
【数1】 である。
【0038】他方、図2に示したこの発明においてL1
は、
【0039】
【数2】 である。
【0040】ところで、l1 ,l2 は駆動ギヤ21,5
1の設計によってわずかに異なるが、ほぼ
【0041】
【数3】 で表される。
【0042】したがって、L2 −l1 よりハンドピース
全体としてΔLだけ短くすることができる。
【0043】
【実施例】この発明の一実施例を図面を参照して以下に
説明する。
【0044】図3は、この発明による歯科用ハンドピー
スの駆動装置の断面図である。駆動装置が組込まれるハ
ウジングは、互いに結合されるヘッドハウジング10と
シャンクハウジング11とモータハウジング12とから
なっている。
【0045】モータハウジング12内にはモータ13が
設けられ、そのモータシャフト14はハウジング12に
回転可能に支持されるている。モータ軸14は、中空の
シャフトからなり、内部に光伝導路を形成するモータラ
イトガイド15が設けられている。光源16はモータラ
イトガイド15の後方に配置されている。なお、モータ
の種類は問わず、電気式モータ、エアモータ等を採用で
きる。
【0046】シャンクハウジング11内に駆動シャフト
18が回転自在に支持されている。駆動シャフト18
は、駆動クラッチ17を介して接続、切離し自在にモー
タシャフト14に同軸的に連結されている。駆動シャフ
ト18は、モータシャフト14と同様に中空の軸からな
り、内部に光伝導路を形成するシャンクライトガイド1
9が設けられている。
【0047】シャンクライトガイド19に対向して、柄
部ライトガイド20が配置され、その先端がハウジング
外部に開口している。前述のモータライトガイド15お
よびシャンクライトガイド19には光伝達効率のよいガ
ラスロッドが用いられ、また柄部ライトガイド20には
30〜50μmのガラスファイバー束が用いられてい
る。
【0048】駆動シャフト18の前端に平歯車からなる
駆動ギヤ21が形成され、この駆動ギヤ21は中間シャ
フト22の後端に設けられた傘歯車からなるリヤギヤ2
3に噛合している。駆動ギヤ21は、その歯形が駆動シ
ャフト18自体に刻設され、駆動ギヤ21をこのように
構成することにより外径が小さくなり、また部品点数も
少なくなる。
【0049】中間シャフト22はヘッドハウジング10
に固定されたハウジングジャケット24に回転自在に支
持されている。ジャケット24はシャンクハウジング1
1内に出入れ自在であり、すなわちヘッド部2が交換自
在となっている(図1(b)参照))。
【0050】図4はヘッド部2の詳細を示す断面図であ
る。ヘッドハウジング10内には、中空のロータ軸6が
回転自在に収容され、ロータ軸6の回転軸線は、中間シ
ャフトの回転軸線に対し略直角となっている。ロータギ
ャ25は、円筒形の軸部25aを有し、ロータ軸6とは
別体の傘歯車からなっている。ロータギヤ25は、軸部
25aがロータ軸6の上部に嵌め合い固定され、中間シ
ャフト22の前端に設けた傘歯車からなるフロントギヤ
26に噛合している。ロータ軸6には歯科処置用工具で
あるラッチバー5が挿入される。
【0051】ラッチバー5には、図6に示すように基端
部に嵌合溝30およびその上下にラッチ部35,36が
形成され、ロータ軸6に挿入されたラッチバー5はその
ラッチ部35とロータギヤ25に形成したラッチ部37
とが嵌まり合うことにより、ロータギヤ25から直接回
転トルクが伝達される。さらにロータ軸6に挿入された
ラッチバー5は、チャック装置によって保持される。
【0052】チャック装置は一対の爪部材27,27を
含み、これらの爪部材27,27は固定リング28およ
び固定ねじ29間において、ラッチバー5の半径方向に
移動自在になっている。爪部材27,27はリングスプ
リング29によって半径方向内方に向けて常時付勢され
ている。
【0053】ラッチバー5の取付時にこれをロータ軸6
に挿入し、基端部が爪部材27,27間をリングスプリ
ング29のばね力に抗して通過すると、爪部材27,2
7がラッチバー5の係合溝30に係合し、ラッチバー5
がヘッドハウジング2内に保持される。他方、ラッチバ
ー5の取外時にプッシュキャップ31を押圧して、リン
グスプリング29を変形させると、爪部材27,27が
拡開し、ラッチバー5の取外しが可能となる。
【0054】なお、ロータ軸6の回転軸線から交点Pま
での寸法S、中間シャフト22と駆動シャフト18との
各回転軸線のなす角の補角βは、人間の手の大きさ、形
状により決定され、Sは約38mm、βは15°〜20
°の範囲が採用される(図2参照)。
【0055】実施例の作用 モータ13の駆動力は、モータシャフト14、駆動シャ
フト18、ギヤ21,23、中間シャフト22、ギヤ2
5,26を介してラッチバー5に伝達され、ラッチバー
5が回転する。このような駆動伝達において、駆動シャ
フト18の回転方向を正方向とすると、中間シャフト2
2の回転方向は逆方向、ロータ軸22の回転方向は逆方
向となる。その結果、駆動シャフト18の回転軸線と中
間シャフト22の回転軸線との交点Pよりも中間シャフ
ト22側に駆動シャフト18の一部およびベアリング等
を配置することができ、ハンドピース部分の長さが短く
なる。
【0056】一方、光源16の光は、モータライトガイ
ド15、シャンクライトガイド19および柄部ライトガ
イド20を経て効率よりく伝達され、歯科治療部位に照
射される。このように、駆動シャフト18に光伝導路を
形成してもハンドピース部分の短縮化に何ら影響を及ぼ
さない。
【0057】上述のようにこの発明では中間シャフト2
2とロータ軸6の回転方向が互いに逆方向となる構成を
とっている。すなわち、ロータギヤ25は、中間シャフ
ト22の回転軸線とロータ軸6の回転軸線との交点Q
(図4参照)よりも上方に設けられている。その結果、
次のような利益がもたらされる。
【0058】従来は、既述のようにロータギヤは交点Q
よりも下方に設けられていたので可視角が大きかった
が、この実施例ではロータギヤ25が交点Qよりも上方
に設けられているので、可視角αが小さくなる(図5参
照)。ちなみに、この実施例ではロータ軸6とロータギ
ヤ25とを別体としているので、圧入強度の関係でベア
リング外径をa<bとしているが、ロータギア25の取
付位置が逆であると仮定すると、可視角αが大きくなる
ことは明らかである。
【0059】次にロータギア25をロータ軸6と別体に
形成することが可能であることから、歯切加工時に図7
に示すように、可視角を大きくすることなくカッタ70
のピッチ線Piと歯車のピッチコーン面Cとを充分に一
致させることができる。これによりロータギア25の耐
久性を向上させることが可能となる。
【0060】さらに、図6に示すように、ロータギヤ2
5に形成したラッチ部37とラッチバー5のラッチ部3
5との嵌まり合いにより、ロータギヤ25の回転トルク
をラッチバー5に直接伝達する構造をとることが可能と
なるので、ロータ6およびロータ軸25の圧入部に切削
時の回転トルクが加わらず、トラブルの発生を少なくす
ることができる。
【0061】変形例 上述の実施例は単なる一例にすぎず、この発明は種々の
変更が可能である。例えば、駆動シャフト18の駆動伝
達ギヤには平歯車21が設けられているが傘歯車として
もよい。駆動伝達のみを考えると、傘歯車の方が好まし
いが、歯科診療においては、ヘッド部2が適宜交換され
る。その際、特にヘッド部2の挿入時に、リヤギヤ23
と駆動ギヤ21の端面が接触し、交換が容易でない場合
があるので、この実施例では平歯車を採用している。
【0062】またこの駆動シャフトのギヤを含む全部ま
たは一部の駆動伝達部分をギヤドライブに変えて、トラ
クションドライブとすることも可能である。
【0063】柄部ライトガイド20にファイバータイプ
のものを用いているが、コンジットタイプ等に変更する
のも可能である。またモータライトガイド15およびシ
ャンクライトガイド19については、各シャフト14,
18の内面を鏡面に仕上げればライトガイドは不要であ
る。
【0064】さらに、シャンクライトガイド19と柄部
ライトガイド20間に必ずしも角度を持たせる必要はな
く、各端面間を平行にしてもよい。
【0065】
【発明の効果】以上詳記したように、この発明によれば
次のような効果が得られる。
【0066】(1)ハンドピースの短縮化を図ることが
できるので、手に負担をかけない歯科治療が可能とな
る。
【0067】(2)光伝導路をシャフト内に形成する方
式を採用しても、ハンドピースの短縮化に何ら影響を及
ぼすことがない。
【0068】(3)ロータギヤをロータ軸の上部に設け
ることが可能となり、その結果可視角が小さくなり、歯
科治療を円滑に行える。
【0069】(4)ロータギヤとロータ軸とを別体とす
ることが可能となるので、歯切加工を正確に行うことが
でき、信頼性、耐久性が向上する。
【0070】(5)ロータギヤの回転トルクを直接ラッ
チバーに伝達する構造とすることが可能となり、トラブ
ルの発生が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、一般的な歯科用ハンドピースの外観を
示す図である。
【図2】図2は、この発明の構成を示す概念図である。
【図3】図3は、この発明の一実施例を示す断面図であ
る。
【図4】図4は、ヘッド部の詳細を示す断面図である。
【図5】図5は、歯科治療時の可視角を示す図である。
【図6】図6は、ラッチバーとロータギヤとの結合関係
を示す斜軸投影図である。
【図7】図7は、ロータギヤの歯切加工を示す図であ
る。
【図8】図8は、従来の駆動伝達機構を示す概念図であ
る。
【図9】図9は、歯科治療時における手に加わるモーメ
ントを説明する図である。
【図10】図10は、従来の駆動伝達機構の他の例を示
す図である。
【図11】図11は、従来のロータ部の歯切加工を示す
図である。
【符号の説明】
1…歯科用ハンドピース 2…ヘッド部 5…歯科用切削工具(ラッチバー) 6…ロータ軸 10…ヘッドハウジング 11…シャンクハウジング 12…モータハウジング 13…モータ 14…モータシャフト 15…モータライトガイド 16…光源 18…駆動シャフト 19…シャンクライトガイド 20…柄部ライトガイド 21…駆動ギヤ 22…中間シャフト 23…リヤギヤ 25…ロータギヤ 26…フロントギヤ
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】図8は、従来の駆動伝達機構の一例を示す
概念図である。駆動シャフト50は、その前端に設けた
傘歯車からなる駆動ギヤ51および中間シャフト53の
後端に設けた傘歯車からなるリヤギヤ52を介して中間
シャフト53に連結されている。また中間シャフト53
は、その前端に設けた傘歯車からなるフロントギヤ54
およびロータ軸6の下部に設けた傘歯車からなるロー
タギヤ55を介して、ロータ軸56に連結されている。
ロータ軸56は、中空軸であり、その内部にラッチバー
5が保持されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】図8の例はコントラアングルハンドピース
の場合であり、駆動シャフト50の回転軸線中間シャ
フト53の回転軸線とは鈍角をなし、また中間シャフト
53の回転軸線とロータ軸56の回転軸線とはほぼ直角
をなしている。ここで、駆動シャフト50の回転方向を
正方向とすると、中間シャフト53およびロータ軸56
の回転方向はいずれも正方向である。すなわち、駆動シ
ャフト50とロータ軸56の回転方向は同一である。こ
のような回転関係をとるのは、次のような理由による。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】しかし、駆動ギヤ51の長さを短くする
と、ギアの強度が不足する。またベアリング61,62
間の距離を短くすると、駆動ギヤ51に負荷がかかった
場合、各ベアリング61,62に加わる負荷が大きくな
り、耐久性に欠け、また駆動シャフト5の振れが大き
くなる等の問題が生じる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】また、図8および図10に示した従来例の
ものは、中間シャフト53とロータ軸56との回転方向
が同一方向であるので、ロータ軸6のギヤ55は、ロ
ータ軸56の下部に設けられている。ロータギヤ55が
このような取付位置にあるということは、次のような不
利益をもたらす。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】すなわち、歯科診療においては直視または
ミラーを用いて切削部を確認しているが、その際の
視角は図5に示すように歯科用切削工具5の先端とヘッ
ド部2の下端周縁とのなす角αによって決定される。し
かるに、ロータギヤ55がヘッド部内下部にあるとヘッ
ド部2の下端外径が大きくなるので、可視角αが大き
くなり、治療部位が見えないことがある。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】この発明のさらに別の目的は、ヘッド部の
可視角が小さく、歯科治療に支障をきたすことのない
歯科用ハンドピースの駆動装置を提供することにある。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】すなわち、この発明は図2に概念図で示さ
れるように、それぞれハウジング(10),(11)内
に回転可能に支持された駆動シャフト(18)と、この
駆動シャフト(18)から回転が伝達される中間シャフ
ト(22)と、この中間シャフト(22)から回転が伝
達され、歯科用切削工具(5)を保持するためのロータ
軸(6)とを有し、前記駆動シャフト(18)の回転軸
線と前記中間シャフト(22)の回転軸線とが鈍角をな
し、前記中間シャフト(22)の回転軸線と前記ロータ
軸(6)の回転軸線とが略直角をなしている歯科用ハン
ドピースにおいて、前記駆動シャフト(18)と前記中
間シャフト(22)との回転方向が互いに逆方向であ
り、かつ前記中間シャフト(22)と前記ロータ軸
(6)との回転方向が互いに逆方向である駆動伝達機構
とを有することを特徴とする歯科用ハンドピースの駆動
装置である。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】前記駆動シャフト(18)の先端に駆動ギ
ア(21)の歯形が刻設されている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】したがって、L よりハンドピース
全体としてΔLだけ短くすることができる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】チャック装置は一対の爪部材27,27を
含み、これらの爪部材27,27は固定リング28およ
び固定ねじ9間において、ラッチバー5の半径方向に
移動自在になっている。爪部材27,27はリングスプ
リング29によって半径方向内方に向けて常時付勢され
ている。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】実施例の作用 モータ13の駆動力は、モータシャフト14、駆動シャ
フト18、ギヤ21,23、中間シャフト22、ギヤ2
5,26を介してラッチバー5に伝達され、ラッチバー
5が回転する。このような駆動伝達において、駆動シャ
フト18の回転方向を正方向とすると、中間シャフト2
2の回転方向は逆方向、ロータ軸の回転方向は方向
となる。その結果、駆動シャフト18の回転軸線と中間
シャフト22の回転軸線との交点Pよりも中間シャフト
22側に駆動シャフト18の一部およびベアリング等を
配置することができ、ハンドピース部分の長さが短くな
る。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】
【0058】従来は、既述のようにロータギヤは交点Q
よりも下方に設けられていたので可視角が大きかった
が、この実施例ではロータギヤ25が交点Qよりも上方
に設けられているので、可視角αが小さくなる(図5
参照)。ちなみに、この実施例ではロータ軸6とロータ
ギヤ25とを別体としているので、圧入強度の関係でベ
アリング外径をa<bとしているが、ロータギア25の
取付位置が逆であると仮定すると、可視角αが大きく
なることは明らかである。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0060
【補正方法】変更
【補正内容】
【0060】さらに、図6に示すように、ロータギヤ2
5に形成したラッチ部37とラッチバー5のラッチ部3
5との嵌まり合いにより、ロータギヤ25の回転トルク
をラッチバー5に直接伝達する構造をとることが可能と
なるので、ロータ6およびロータギヤ25の圧入部に
切削時の回転トルクが加わらず、トラブルの発生を少な
くすることができる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0068
【補正方法】変更
【補正内容】
【0060】(3)ロータギヤをロータ軸の上部に設け
ることが可能となり、その結果可視角が小さくなり、
歯科治療を円滑に行える。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、一般的な歯科用ハンドピースの外観を
示す図である。
【図2】図2は、この発明の構成を示す概念図である。
【図3】図3は、この発明の一実施例を示す断面図であ
る。
【図4】図4は、ヘッド部の詳細を示す断面図である。
【図5】図5は、歯科治療時の可視角を示す図であ
る。
【図6】図6は、ラッチバーとロータギヤとの結合関係
を示す斜軸投影図である。
【図7】図7は、ロータギヤの歯切加工を示す図であ
る。
【図8】図8は、従来の駆動伝達機構を示す概念図であ
る。
【図9】図9は、歯科治療時における手に加わるモーメ
ントを説明する図である。
【図10】図10は、従来の駆動伝達機構の他の例を示
す図である。
【図11】図11は、従来のロータ部の歯切加工を示す
図である。
【符号の説明】 1…歯科用ハンドピース 2…ヘッド部 5…歯科用切削工具(ラッチバー) 6…ロータ軸 10…ヘッドハウジング 11…シャンクハウジング 12…モータハウジング 13…モータ 14…モータシャフト 15…モータライトガイド 16…光源 18…駆動シャフト 19…シャンクライトガイド 20…柄部ライトガイド 21…駆動ギヤ 22…中間シャフト 23…リヤギヤ 25…ロータギヤ 26…フロントギヤ
【手続補正17】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正18】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれハウジング(10),(11)内
    に回転可能に支持された駆動シャフト(18)と、 この駆動シャフト(18)から回転が伝達される中間シ
    ャフト(22)と、 この中間シャフト(22)から回転が伝達され、内部に
    歯科用切削工具(5)を保持するためのロータ軸(6)
    とを有し、 前記駆動シャフト(18)の回転軸線と前記中間シャフ
    ト(22)の回転軸線とが鈍角をなし、前記中間シャフ
    ト(22)の回転軸線と前記ロータ軸(6)の回転軸線
    とが略直角をなしている歯科用ハンドピースにおいて、 前記駆動シャフト(18)と前記中間シャフト(22)
    との回転方向が互いに逆方向であり、かつ前記中間シャ
    フト(22)と前記ロータ軸(6)との回転方向が互い
    に逆方向である駆動伝達機構とを有することを特徴とす
    る歯科用ハンドピースの駆動装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記駆動シャフト(1
    8)は中空軸からなり、内部に光伝導路(19)が形成
    されていることを特徴とする歯科用ハンドピースの駆動
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記駆動シャフト(1
    8)自体の先端に駆動ギア(21)の歯形が刻設されて
    いることを特徴とする歯科用ハンドピースの駆動装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記駆動伝達機構は、
    前記駆動シャフト(18)から前記中間シャフト(2
    2)へ駆動伝達するために前記駆動シャフト(18)に
    設けられた駆動ギヤ(21)が、前記駆動シャフト(1
    8)の回転軸線と前記中間シャフト(22)の回転軸線
    との交点(P)と、前記中間シャフト(22)の回転軸
    線と前記ロータ軸(6)の回転軸線との交点(Q)との
    間に位置していることを特徴とする歯科用ハンドピース
    の駆動装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記駆動伝達機構は、
    前記中間シャフト(22)から前記ロータ軸(6)へ駆
    動伝達するために前記ロータ軸(6)に設けられたロー
    タギヤ(25)が、前記中間シャフト(22)の回転軸
    線と前記ロータ軸(6)の回転軸線との交点(Q)より
    も前記ロータ軸(6)の基端側に位置していることを特
    徴とする歯科用ハンドピースの駆動装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、前記ロータギヤ(2
    5)は前記ロータ軸(6)と別体に形成されていること
    を特徴とする歯科用ハンドピースの駆動装置。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記ロータギヤ(2
    5)は、前記ロータ軸(6)に嵌合固定される円筒形の
    軸部(25a)を有し、かつ前記歯科用切削工具(5)
    の一部を前記軸部(25a)に相対回転不能に嵌合する
    ための連結手段(37)を有することを特徴とする歯科
    用ハンドピースの駆動装置。
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