JPH067883A - プレートロック装置 - Google Patents

プレートロック装置

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JPH067883A
JPH067883A JP3336437A JP33643791A JPH067883A JP H067883 A JPH067883 A JP H067883A JP 3336437 A JP3336437 A JP 3336437A JP 33643791 A JP33643791 A JP 33643791A JP H067883 A JPH067883 A JP H067883A
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lock
drive
drive plate
locking
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Hiroyoshi Yoshinaga
広芳 吉永
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動プレートが常に位置決めされ、また隣接
する駆動プレートのロックとロック解除の時期を完全に
制御することができる。 【構成】 ロック状態にある隣接する駆動プレートが前
進移動すると、隣接する駆動プレートに取り付けられて
いる係止部材を係合することにより、隣接する駆動プレ
ートをロックしているロック部材も前進移動する。駆動
プレートの前進移動が抑止部材により止められると同時
に、ロック部材はアクチュエータに付勢されている方向
に移動し、隣接する駆動プレートのロックは解除され
る。そして一方の駆動プレートは固定状態となり、他方
の駆動プレートはさらに前進移動する。また、ロックが
解除された状態の隣接する駆動プレートにおいて、他方
の駆動プレートが後退移動し、一方の駆動プレートに接
触すると、ロック部材がアクチュエータから付勢されて
いる方向に移動しはじめる。同時にロック部材は隣接す
る駆動プレートに取り付けられている係止部材を係合
し、隣接する駆動プレートをロックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金型などの成形用の型を
用いて製品を成形する装置の動作を制御する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ターボチャージャー用のインペラーを成
形する金型にあっては、インペラーのうちの羽根部つま
りブレードの部分を成形するために多数の入子型が用い
られている。図1はターボチャージャー用のインペラー
の一例を示す図であり、図示するインペラー10は、凹
面形状の外周面を有する円錐形に近い形状のインペラー
本体11と、それぞれ径方向外方に放射状に突出すると
共に軸方向に湾曲して形成された長短それぞれ6枚ずつ
のブレード12、13とを有している。
【0003】このようなインペラー10を成形するに
は、特にブレードつまり羽根部の部分を成形するため
に、ブレードの枚数に対応した数の入子型が使用されて
いる。ブレード12、13は軸方向に湾曲しているの
で、入子型としては、径方向に直線移動して退避させる
ようにした直動入子と、径方向に移動すると共に回転移
動する回転入子とを、円周方向に交互に配置する必要が
ある。そして、成形後の製品の取出しに際しては、直動
入子を最初に退避させた後に、回転入子を退避させるよ
うにしている。また、製品の成形場所は装置の中ほどな
ので、上型や入子型を退避させただけでは、成形品の取
出しは容易でない。そのため成形後の製品の取出しを容
易にするために、入子の退避動作以外に、成形品を軸方
向へ突き出す動作や下型からの離型動作等を行ってい
る。これらの動作を順序正しく、正確に行う手段として
従来は、進退移動自在であると共に近接離反自在である
ように重ね合わされている複数のプレートにおいて、各
プレートと各動作を行う部材とを機械的に連結し、プレ
ートの進退移動に連動して対応する動作がなされるよう
な装置を用いている。また各プレートを進退移動させる
ために、一つまたは少数の駆動装置を用いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、後述す
る比較例において説明されている装置では、隣接する駆
動プレートのロック解除のタイミングを完全には制御で
きない。また、成形品取出し動作終了後、製品成形時の
状態に戻される動作中は、位置決めされない駆動プレー
トがあり、誤動作の原因となっている。そしてロック部
材の係合関係は線接触であり、部品の摩耗が問題となっ
ている。またロック機構に弾性体の伸縮作用を利用した
ものがあるが、弾性体の弾性性能の劣化によりロック解
除時期が変化してしまうという問題がある。
【0005】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
であり、駆動プレートの位置を常に制御でき、また駆動
プレートのロック動作のタイミングを制御できる装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、第1固定プレートと第2固定プレートとの
間に、前記第1固定プレートから第2固定プレートに向
けて順次第1駆動プレート、第2駆動プレート、及び第
3駆動プレートを前記第1固定プレートに対して接近離
反移動自在に装着し、前記それぞれの駆動部材を所定の
位置にロックするようにしたプレートロック装置におい
て、前記第1駆動部材の前記第1固定部材に対する離反
距離を規制する第1抑止部材を前記第1固定部材に取付
けると共に、前記第2駆動部材の前記第1駆動部材に対
する離反距離を規制する第2抑止部材を前記第1駆動部
材に取付け、前記第1駆動部材と前記第2駆動部材とに
対をなして固着された係止部材と係合する第1ロック部
材を、前記第1駆動部材と前記第2駆動部材とが接触し
た状態において前記係止部材に係合するロック位置と係
合を解く解除位置とに移動自在に設け、前記第2駆動部
材と前記第3駆動部材とに対をなして固着された係止部
材と係合する第2ロック部材を、前記第2駆動部材と前
記第3駆動部材とが接触した状態において前記係止部材
に係合するロック位置と、係合を解く解除位置とに移動
自在に設け、前記両ロック部材を前記ロック位置と前記
解除位置とに移動させる駆動手段を有してなるプレート
ロック装置である。
【0007】
【作用】一方の固定プレートに接すると共にロックされ
た状態にある3枚の駆動プレートが前進移動すると、そ
れにつれて第1駆動プレートと第2駆動プレートとをロ
ック位置にてロックしている第1ロック部材と、第2駆
動プレートと第3駆動プレートとをロック位置にてロッ
クしている第2ロック部材とは、溝面と係合しつつ前進
移動する。第1抑止部材により第1駆動プレートの前進
移動が停止されると、それと同時に第1ロック部材と溝
面との係合部分がなくなり、第1ロック部材はアクチュ
エータによりロック解除位置へ移動される。これで、第
1駆動プレートと第2駆動プレートとのロックが解除さ
れる。続いて第2駆動プレートと第3駆動プレートのみ
が前進移動し、第2抑止部材により第2駆動プレートの
前進移動が停止されると、それと同時に第2ロック部材
と溝面との係合が解かれ、第2ロック部材はアクチュエ
ータにより解除位置へ移動される。これにより、第2駆
動プレートと第3駆動プレートとのロックが解除され
る。その後、第3駆動プレートは他方の固定プレートと
接触するまでさらに移動する。以上の動作により3枚の
駆動プレートのロックを解除することができる。また、
この動作を逆にすることで、ロックをすることができ
る。
【0008】このようにすれば、駆動プレートを順次移
動させることができ、各駆動プレートに連動してなされ
る動作を、誤りのない正しい順序で行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、図示するインペラー成形装置に基いて
本発明を詳細に説明する。図2〜図4は、インペラー1
0のうちブレード12、13の部分を成形するために、
成形金型に組込まれている入子型の配列状態を示す図で
あり、直動入子型21と、回転入子型22とが交互に円
周方向に配列されている。直動入子型21は支持ロッド
23により径方向に進退移動自在に保持され、回転入子
型22は支持ロッド24により径方向に進退移動自在と
なると共に、回転するように保持されている。
【0010】このような入子型が組込まれた成形金型3
0の全体構造を示すと、図5〜図10に示す通りであ
る。図5〜図9は固定側成形型31を示し、図10は可
動側成形型32を示している。これらの固定側と可動側
の成形型31、32により1台の成形型が構成され、成
形時には可動側成形型32が固定側成形型31に向けて
接近する。図5で示すように固定側成形型31は、それ
ぞれ図示しない基台に固定され、外側固定プレート33
と、これに対して所定の距離隔てて位置する内側固定プ
レート34とを有している。これらの内外両固定プレー
ト33、34の間には、第1〜第3の3枚の駆動プレー
ト35〜37がそれぞれ両プレート33、34の間で、
可動側成形型32と固定側成形型31が接近離反する方
向に進退移動自在となっている。そして駆動プレートの
図中下側の側面には、駆動プレートの移動位置を制御す
るプレートロック装置が設けられている。
【0011】この部分の構造を図示すると、図12〜図
16の通りである。図12に示すように、外側固定プレ
ート33には、開口部形状が長方形であると共にプレー
ト面に対し垂直な面である溝面101からなる溝102
が形成されている。図13に示されるように、第1駆動
プレート35は、離反距離を制限する部材である第1抑
止部材103を介して外側固定プレート33に連結され
ており、外側固定プレート33に対して距離cのストロ
ークで進退自在となっている。また第2駆動プレート3
6が第2抑止部材104を介して第1駆動プレート35
に連結されており、第1駆動プレート35に対して離反
距離dのストロークで進退自在となっている。そして第
3駆動プレート37は第2駆動プレート36と内側固定
プレート34の間に位置しており、内側固定プレート3
4と第2駆動プレート36との間で進退自在となってい
る。また第1駆動プレート35と第3駆動プレート37
は連結されている図示しない駆動装置により、進退移動
可能となっている。そして第1駆動プレート35の側面
には、図12に示されるように係止部材である角ピン1
05が取付けられており、第2駆動プレート36には、
この角ピン105に対面する、角ピン106が取り付け
られている。2つの角ピン105,106は駆動プレー
トの移動方向で対向している。この駆動プレート36に
は、更に、角ピン106に対してこの駆動プレート36
の側面に沿う方向に所定距離離れた位置に角ピン107
が取付けられ、この角ピン107に対して駆動プレート
36の移動方向に対向して角ピン108が駆動プレート
37に取付けられている。2つの角ピン105、106
は相互に対をなし、他の2つの角ピン107、108は
相互に対をなしている。これら4つの角ピンは、図12
に示されるように直方体となっている。
【0012】3つの駆動プレート35〜37の側面外方
に位置させて、内外両固定プレート33、34の間に
は、図12に示されるように、第1制動部材110と第
2制動部材111とが、所定の隙間を隔てて取付けられ
ている。これらの制動部材110、111の間には、第
1ロック部材112と第2ロック部材113とが収容さ
れている。第1ロック部材112は、図13に示される
ように、駆動部材35、36が接触した状態のときに、
角ピン105のロック用平坦面に当接するロック面F
と、角ピン106のロック用平坦面に当接するロック面
Gと、角ピン105、106の前記それぞれのロック用
平坦面に対して直角をなす位置決め用平坦面に当接する
位置決め面Hとを有し、これらの面F〜Hはコの字形状
となっている。位置決め面Hは駆動プレート35、36
の移動方向に延び、ロック面F、Gは位置決め面Hに対
して直角の方向に延びている。更に、第1ロック部材1
12は、ロック面F、G及び位置決め面Hがそれぞれの
角ピン105、106に接触すると共に第1駆動プレー
ト35が外側固定プレート33に接触した状態のとき
に、前述した溝102に係合する突起部116を有して
いる。この突起部116が溝面101と係合接触する長
さは、第1駆動プレート35が外側固定プレート33に
対して接近離反移動するストロークcとほぼ同一に設定
されている。したがって、図14に示されるように、第
1駆動プレート35が外側駆動プレート33からストロ
ークcだけ離れると、突起部116と溝102との係合
は解かれ、第1ロック部材112は第1制動部材110
と接触するまで移動する。また前記ロック面Gはロック
面Fよりも角ピン106のロック用平坦面の寸法分だけ
短く設定されており、ロック解除時には、図14に示さ
れるように、角ピン106とロック面Gとの接触が解除
される。
【0013】第2ロック部材113は、図13に示され
るように、駆動部材36、37が相互に接触したとき
に、角ピン107のロック用平坦面に当接するロック面
Iと、角ピン108のロック用平坦面に当接するロック
面Kと、角ピン107、108の前記それぞれのロック
用平坦面に対して直角をなす位置決め用平坦面に当接す
る位置決め面Lとを有し、これらの面I〜Lは、コの字
形状となっている。位置決め面Lは駆動プレート36、
37の移動方向に延び、ロック面I、Kは位置決め面L
に対して直角の方向に延びている。更に、第2ロック部
材113は、図13に示されるように、ロック面I、K
及び位置決め面Lがそれぞれの角ピン107、108に
接触すると共に、駆動プレート35が外側固定プレート
33及び駆動プレート36に接触した状態のときに、前
述した溝102に係合する突起部119を有している。
このとき突起部119部分と溝面101との係合部分長
さeは、駆動プレート36の外側固定プレート33に対
する離反ストローク、つまり前述した距離cとdの合計
距離とほぼ同一に設定されている。したがって、図15
に示されるように、第1駆動プレート35が外側固定プ
レート33からストロークc離れ、かつ第2駆動プレー
ト36が第1駆動プレート36からストロークd離れる
と、突起部119と溝102との係合が解かれて、ロッ
ク解除移動が可能となる。この第2ロック部材113の
ロック面Kは、図15から明らかなように、ロック面I
よりも角ピン108のロック用平坦面の寸法分だけ短く
設定されている。これにより、ロック解除時には、図1
5に示されるように、角ピン108と第2ロック部材1
13のロック面Kとの接触が解かれることになる。
【0014】第1ロック部材110には、図13に示さ
れるように、アクチュエータ122が取付けられてお
り、このアクチュエータ122により進退駆動される駆
動ロッド122aの先端は、第2ロック部材113に駆
動部材36、37の移動方向に延びて形成された長溝1
13aに対して摺動自在に係合している。このアクチュ
エータ122によって、2つのロック部材112、11
3は相互にそれぞれの駆動プレート35〜37の移動方
向に対して直角の方向に接近離反移動する。なお図15
および図16においては、簡単のためにアクチュエータ
122と長溝113aは図示していない。そして図15
に示されるように、両ロック部材112、113は最離
反した位置において、両制動部材110、111により
移動が規制される。
【0015】内側固定プレート34の前記可動側成形型
32側には、ブロック保持プレート38が配置されてお
り、このプレート38は駆動プレートに連結されてい
る。上述した内外2つの固定プレート33、34は、駆
動プレート35〜37を貫通する連結ピン41により相
互に連結され、これらの固定プレート33、34の間隔
は一定に保持されている。また、第1駆動プレート35
とブロック保持プレート38は、駆動プレート36、3
7を貫通する連結ピン42により相互に連結されてお
り、これらのプレート35、38の間隔は一定となって
いる。
【0016】内側固定プレート34の中心部には、製品
であるインペラー10の底面14を成形するための成形
ブロック43を有する固定型本体44が取付けられてお
り、成形ブロック43を貫通して内側固定プレート34
には製品押出しピン45が軸方向に摺動自在に装着され
ている。インペラーの成形時には、図5に示されるよう
に、上述した直動入子型21と回転入子型22とが前進
して交互に円周方向に配列される。またブロック保持プ
レート38には、直動入子型21を保持するための第1
ガイドブロック51と、回転入子型22を保持するため
の第2ガイドブロック52とがそれぞれ固定されてい
る。
【0017】ガイドブロック51には傾斜面53が形成
され、この傾斜面53に沿って摺動自在となった摺動ブ
ロック54には、直動入子型21に取付けられた支持ロ
ッド22が取付けられ、この摺動ブロック54によって
直動入子型21が進退移動するようになっている。この
摺動ブロック53を駆動するために、第2駆動プレート
36に後端部で取付けられた駆動ロッド46が内側固定
プレート34に摺動自在に支持されると共に、この駆動
ロッド46の先端部はガイドブロック51内に達してい
る。そして、ガイドブロック51に支持軸55によりこ
れを中心に回動自在となったカム部材56は、これに固
着されたピン57が前記駆動ロッド46の先端部に形成
された係合溝58に係合すると共に、このカム部材56
が摺動ブロック54に取付けられたピン59が係合する
ことにより、駆動ロッド46の駆動力が摺動ブロック5
4に伝達されている。
【0018】第2ガイドブロック52には、回転入子型
22に取付けられた支持ロッド24と一体となっている
摺動ブロック61が、所定の傾斜角度で摺動自在に取付
けられている。この摺動ブロック61によって回転入子
型22が進退移動するようになっている。この摺動ブロ
ック61を駆動するために、第2駆動プレート36に後
端部で取付けられた駆動ロッド47が、内側固定プレー
ト34に摺動自在に支持されると共に、この駆動ロッド
47の先端部は第2ガイドブロック52内に達してい
る。そして、第2ガイドブロック52には、支持軸62
によりこれを中心にカム部材63が回動自在となってお
り、このカム部材63に固着されたピン64が前記摺動
ブロック61に形成された係合溝65に係合している。
一方、駆動ロッド47の先端にはロックブロック66が
固着され、駆動ロッド47が後退限の位置から所定のス
トロークだけ前進する間では、カム部材63に形成され
た係合面67と接触してカム部材63の回転を規制する
ためのロック面68がロックブロック66に形成されて
いる。これらのカム部材63、ロックブロック66、駆
動ロッド47の詳細構造は、図11に分解状態で示され
ている。さらに、駆動ロッド47が所定のストローク前
進した後には、駆動ロッド47がカム部材63と係合し
てこれを駆動するように、カム部材63に突設された係
合ピン71が、駆動ロッド47に形成された係合溝72
の当接面73に接触するようになっている。したがっ
て、図5に示されるように、駆動ロッド47が後退限の
位置となっているときには、係合ピン71と当接面73
との間には、隙間aが形成されるようになっており、こ
の隙間aの寸法よりも大きな寸法bの長さ分で、前記カ
ム部材63の係合面67とロックブロック66のロック
面68とが接触するようになっている。
【0019】この結果、駆動ロッド47が前進すると、
まずロックブロック66が前進することになり、カム部
材63は係合面67がロック面68と接触することか
ら、回転することがない。そして、所定のストロークつ
まり寸法bよりも長いストロークだけ前進すると、駆動
ロッド47の当接面73が係合ピン71と当接すること
により、ロックが解除された状態でカム部材63が回動
を開始することになる。そして、カム部材63が回転す
ると、ピン64と係合溝65との係合により、支持ロッ
ド24は軸方向に駆動される。この軸方向の移動を支持
ロッド24の回転運動に変換するために、摺動ブロック
61には螺旋状のカム溝75が形成され、このカム溝7
5と係合する係合部材76が第2カイドブロック52に
固着されている。
【0020】次に動作手順を説明する。図1に示される
形状のインペラー10つまり回転体を形成するには、図
5に示された固定側成形型31と図10に示された可動
側成形型32とを一体に型合せした状態で、可動側成形
型32に設けられた注入口32aの部分から溶融状態の
金属を注入する。このようにして製品10が成形された
後には、可動形成形型32を固定側成形型31の部分か
ら離反させる。図5は、このようにして型開きした状態
を示す。このとき図13に示されるように、角ピン10
5と角ピン106は、第1ロック部材112のロック面
F,Gにそれぞれ接し、また位置決め面Hにも接してい
る状態なので、第1駆動プレート35と第2駆動プレー
ト36とは第1ロック部材112によりロックされた状
態である。また第1駆動プレート35は外側固定プレー
ト33に接している。このとき第2駆動プレート36と
第3駆動プレート37とは第2ロック部材113により
ロックされている。そして第1ロック部材突起部116
と溝面101との係合長さは最長のcとなっており、第
2ロック部材突起部119と溝面101との係合長さは
最長のdとなってる。この状態のもとで、まず第1駆動
プレート35を駆動手段により前進移動させる。このと
き3枚の駆動プレート35〜37は一体となって前進移
動し、図5に示されている連結ピン42が移動させら
れ、ブロック保持プレート38が前進する。移動が進む
と、第1駆動プレート35は、図14に示されているよ
うに、最後退位置から距離cだけ前進移動した位置で第
1抑止部材103により移動を制止される。これと同時
に第1ロック部材突起部116と溝102との係合が解
かれ、第1ロック部材112は、アクチュエータ122
からの付勢により、図中での下方に移動し、第1制動部
材110と接触する。この状態では図14から解るよう
に、角ピン106とロック用平坦面Gとの係合は解かれ
ており、第1駆動プレート35と第2駆動プレート36
とのロックは解除されている。このとき第1駆動プレー
ト35は、第1抑止部材103により前進移動が制止さ
せられ、また角ピン105と第1ロック部材112を介
して外側固定プレート33に接しているので後退移動も
できない状態、つまり固定状態である。また固定側成形
型31は、図6に示されるように製品押出し状態であ
り、製品10と共に2つのガイドブロック51、52が
移動している。図14に示される状態から、第2駆動プ
レート36を第3駆動プレート37と共に前進移動させ
たとき、固定側成形型31は図7に示される状態にな
る。なお、両ロック部材112,113は、アクチュエ
ータ122と長溝113aとを介して摺動自在に連結さ
れており、第1ロック部材112が固定されていても、
第2ロック部材113は前進移動可能である。図7から
解るように、それぞれの駆動ロッド46、47が前進
し、駆動ロッド46によりピン57が押されてカム部材
56が支持軸55を中心に回転することから、摺動ブロ
ック54が傾斜面53に沿って摺動し、直動入子型21
が後退移動する。しかしこのストロークの間では、係合
溝72の当接面73が係合ピン71には接触しないの
で、カム部材63は回動しない。駆動ロッド47が図7
に示される位置まで前進すると、図7に示されるよう
に、係合面67とロック面68との係合が解かれる。
【0021】この状態のもとで、第3駆動プレート37
と共に第2駆動プレート36がさらに前進し、第1駆動
プレート35から長さdだけ離反すると、図15に示さ
れるように、第2駆動プレート36は第2抑止部材10
4により前進移動を制止される。また第2駆動プレート
36は角ピン107と第2ロック部材113とを介して
外側固定プレート33に接しているので後退移動もでき
ず、固定状態となる。これと同時に第2ロック部材突起
部119と溝102との係合が解かれ、第2ロック部材
113は、第2制動部材111と接するまで、図示して
いないアクチュエータ122の付勢により図中上方へ移
動する。第2ロック部材113が第2制動部材111に
接すると、角ピン108のロック用平坦面と第2ロック
部材ロック面kとの係合は解かれ、第2駆動プレート3
6と第3駆動プレート37とのロックは解除される。こ
の状態になると、固定側成形型31は、図8で示される
ようにそれぞれの駆動ロッド46、47が更に前進する
ことから、直動入子型21が更に後退すると共に、駆動
ロッド47によってカム部材63が回転して、回転入子
型22が後退する。そして、カム溝75と係合部材76
との係合により、摺動ブロック61が回転して回転入子
型22は回転することになる。
【0022】図16は、図15の状態から第3駆動プレ
ート37を内側固定プレート34に接触するまでさらに
前進移動させた状態を示している。このようになると、
第3固定プレート37は内側固定プレート34と図示し
ない駆動装置とにより保持され、固定される。このとき
固定側成形型31は図9に示される通りであり、第3駆
動プレート37にピン77を中心に回転自在に取付けら
れた押出し部材78が内側固定プレート34に固着され
た突起79と当接するので、製品押出しピン45が更に
前進して製品を取出し得る状態となる。製品が取出され
ると、続いて本装置を成形時の状態に戻す動作に移る。
【0023】まず図16に示される状態から第3駆動プ
レート37が後退移動し、第2駆動プレート36と接す
ると、図15で示されているように、第2ロック部材1
13は、角ピン108により制止されていた図中下方へ
の移動ができるようになり、図中下方へ移動しはじめ
る。移動開始と同時に、角ピン108のロック用平坦面
と第2ロック部材ロック面Kとの係合が始まり、第2駆
動プレート36と第3駆動プレート37とは、第2ロッ
ク部材113によりロックされる。下方向への移動がさ
らに進み、角ピン107,108が第2ロック部材位置
決め面Lと接触すると、ロックが完了し、第2ロック部
材113および第2ロック部材113によりロックされ
た第2駆動プレート36と第3駆動プレート37は、後
退移動しはじめる。後退移動が始まると、突起部119
と溝102が係合する。さらに後退移動が進み、図14
で示される状態になると、第1駆動プレート35と第2
駆動プレート36とが接触し、同時に第1ロック部材1
10は、角ピン106による制止が解除され、アクチュ
エータ122の付勢により図中上方向へ移動しはじめ
る。移動が始まると、角ピン105のロック用平坦面と
第1ロック部材112とが係合され、第1駆動プレート
35と第2駆動プレート36とはロックされる。これで
3枚の駆動プレート35〜37がすべて一体にロックさ
れたことになる。角ピン105,106が第1ロック部
材位置決め面Hに接触すると、第1駆動プレート35と
第2駆動プレート36とのロックは完了する。同時に3
枚の駆動プレート35〜37と両ロック部材112,1
13が後退移動しはじめ、第1ロック部材突起部116
と溝102とが係合しはじめる。そしてさらに後退移動
が進み、第1駆動プレート35が外側固定プレート33
に接すると、装置全体は製品成形可能な状態となる。
【0024】このように本発明の装置では、駆動プレー
トが常に構造部材により支持され、位置決め制御されて
いるので、誤動作を発生する余地がなく、入子や型が常
に順序正しく動作する。このため誤動作による入子同志
の衝突や入子と成形品との衝突により、入子や成形品に
損傷を加えることがなくなる。
【0025】尚、角ピンやロック部材の取付け位置は、
各部材相互の係合あるいは係合解除のタイミングがとれ
る位置であればよく、形状の変化を伴ってもよい。また
形状に関しては、例えば係合する相互の部材の係合面形
状を階段状にすることにより動作を断続的なものにする
こともできる。また、各部材とも摺動面は、平滑面であ
ることが望ましく、要求されるロックの実施や解除のタ
イミング精度によっては、摺動面の辺縁部の角を面取等
で処理してもよい。
【0026】このような本発明のロック装置の利点をよ
り理解するために、比較例としてこれまでに開発された
他のロック装置を図17に示し、これについて説明す
る。なお、すでに説明されている部材については、同一
の符号を付している。図17は、第1駆動プレート35
と第2駆動プレート36とがそれぞれ外側固定プレート
から最も離反した位置に固定され、第3駆動プレート3
7が第2駆動プレート36に接触している状態を示して
いる。
【0027】第1駆動プレート35には、第1係合金具
201が取り付け軸回転自在に取り付けられており、第
2駆動プレート36に取り付けられているピン202と
係合することにより、第1駆動プレートと第2駆動プレ
ートとをロックできるようになっている。第2駆動プレ
ート36には、第2係合金具203が取り付けられてお
り、第3駆動プレート37に取り付けられているピン2
04と係合することにより、第2駆動プレート36と第
3駆動プレート37とをロックできるようになってい
る。第1係合金具201は、外側固定プレート33に取
り付けられた第1突起205に接しており、この第1突
起205により図中時計回りへの回転が制止されてい
る。また第2係合金具203は、第2突起206に接し
ており、図中反時計回りへの回転が制止されている。内
側固定プレート34には鍵型カム207が取り付けられ
ており、第1係合金具201の図中反時計回りへの回転
を制止し、第2係合金具203の図中時計回りへの回転
を制止している。このため両係合金具201,203は
進退移動位置により回転位置が定められている。しか
し、図示するように、第2駆動プレートと第3駆動プレ
ートとのロックが解除されている時は、第2駆動プレー
トを位置決めする部材が存在しないので、第2プレート
と連動して行なわれる入子退避当の動作が誤動作する恐
れがあり、位置決めするための部材を別に設ける必要が
ある。また係合金具とピンは、係合金具の回転運動によ
り係合、または係合解除されるようになっているので、
ロック解除の時期を調整するのが難しい。さらに、本発
明と比較した場合、ロック部材とピンとの係合面積が小
さく、接触部の摩耗によるロック動作不良が考えられ
る。
【0028】また別のロック機構として、弾性体を用い
る方法がある。これは、一方の駆動プレートに設けられ
た、対向して近接離反自在になっているとともにバネな
どの弾性体により近接方向に付勢されている一対の球体
からなる挟持部材を、他方の駆動プレートに設けられた
矩形部材の両側面に形成された凹部に接触させて、矩形
部材を挟持し、両駆動プレートをロックする装置であ
る。そしてロックされた両駆動プレートの一方を固定
し、他方の駆動プレートを相離反する方向へ付勢する
と、この付勢が矩形部材を介して前記球体に加わり、こ
の付勢の球体移動方向の力が弾性体の球体を近接する力
より大きくなると、駆動プレートが相離反すると同時に
前記一対の球体が相離反し、前記一対の球体による矩形
部材の凹部での挟持、つまりロックは解除される。しか
し、このような装置では、弾性体の弾性性能の劣化によ
り、挟持解除荷重が変化するので、ロック解除の時期が
変化するという問題が残っている。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、駆動プレ
ートの位置決めが常になされ、またロックとロック解除
のタイミングを制御できるので、各駆動プレートに連動
して作動する装置の誤動作を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は回転体の一例としてのインペラーを示す斜視
図、
【図2】は直動入子型と回転入子型の配列状態を示す平
面図、
【図3】は図2の斜視図、
【図4】は図2の状態から直動型が後退した状態を示す
斜視図、
【図5】は可動側成形型を固定側成形型から離した状態
における固定側成形型を示す断面図、
【図6】は成形後の製品を固定側成形型から離した状態
を示す断面図、
【図7】は直動入子型を後退させた状態を示す断面図、
【図8】は回転入子型を後退させた状態を示す断面図、
【図9】は製品の取出し状態を示す断面図、
【図10】は可動側入子型を示す断面図、
【図11】は回転入子型と図5〜図9に示されたロック
ブロック及びカム部材との詳細を示す分解斜視図、
【図12】はプレートロック装置を示す分解斜視図、
【図13】は製品成形時のプレートロック装置の状態を
示す側面図、
【図14】は成形後の製品を固定側成形型から離した時
のプレートロック装置の状態を示す側面図、
【図15】は回転入子型を後退させた時のプレートロッ
ク装置の状態を示す側面図、
【図16】は製品取出時のプレートロック装置を示す側
面図、
【図17】は一比較例の構成を示す比較図である。
【符号の説明】
10…インペラー 11…インペラー本体 1
2、13…ブレード 21…直動入子型 22…回転入子型 2
3、24…支持ロッド 30…成形型 31…固定側成形型
32…可動側成形型 33…外側固定プレート 34…内側固定プレート 3
5〜37…駆動プレート 51…第1ガイドブロック 52…第2ガイドブ
ロック 63…カム部材 66…ロックブロッ
ク 67…係合面 58…ロック面。 101…溝面 102…溝 1
03…第1抑止部材 104…第2抑止部材 105〜108…角ピン 1
10…第1制動部材 111…第2制動部材 112…第1ロック部材 1
13…第2ロック部材 113a…長溝 116…第1ロック部材突起
部 119…第2ロック部材突起部 1
22…アクチュエータ 122a…駆動ロッド 201…第1係合金具 2
02,204…ピン 203…第2係合金具 205…第1突起 2
06…第2突起 207…鍵型カム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B22D 29/00 Z 7011−4E 46/00 7511−4E

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1固定プレートと第2固定プレートと
    の間に、前記第1固定プレートから第2固定プレートに
    向けて順次第1駆動プレート、第2駆動プレート、及び
    第3駆動プレートを前記第1固定プレートに対して接近
    離反移動自在に装着し、前記それぞれの駆動部材を所定
    の位置にロックするようにしたプレートロック装置にお
    いて、 前記第1駆動部材の前記第1固定部材に対する離反距離
    を規制する第1抑止部材を前記第1固定部材に取付ける
    と共に、前記第2駆動部材の前記第1駆動部材に対する
    離反距離を規制する第2抑止部材を前記第1駆動部材に
    取付け、 前記第1駆動部材と前記第2駆動部材とに対をなして固
    着された係止部材と係合する第1ロック部材を、前記第
    1駆動部材と前記第2駆動部材とが接触した状態におい
    て前記係止部材に係合するロック位置と係合を解く解除
    位置とに移動自在に設け、 前記第2駆動部材と前記第3駆動部材とに対をなして固
    着された係止部材と係合する第2ロック部材を、前記第
    2駆動部材と前記第3駆動部材とが接触した状態におい
    て前記係止部材に係合するロック位置と、係合を解く解
    除位置とに移動自在に設け、 前記両ロック部材を前記ロック位置と前記解除位置とに
    移動させる駆動手段を有してなるプレートロック装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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