JPH067827Y2 - 粉末調整装置 - Google Patents

粉末調整装置

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JPH067827Y2
JPH067827Y2 JP1989028674U JP2867489U JPH067827Y2 JP H067827 Y2 JPH067827 Y2 JP H067827Y2 JP 1989028674 U JP1989028674 U JP 1989028674U JP 2867489 U JP2867489 U JP 2867489U JP H067827 Y2 JPH067827 Y2 JP H067827Y2
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JP
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powder
drum
mesh
fixed drum
funnel
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JP1989028674U
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JPH02121171U (ja
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智昭 東瀬
渉 高橋
健一 川俣
均 中村
均 橋本
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Mitsubishi Nuclear Fuel Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Nuclear Fuel Co Ltd
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  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、かたまりのある粉末を粉砕して一定粒度以下
に調整するための粉末調整装置に関する。
「従来の技術」 一般に、二酸化ウラン(UO)粉末物性測定の1つと
して見掛密度(AD)、タップ密度(TD)測定を実施
している。この測定法を行うにあたり、金網(30メッ
シュ)を通して、かたまりのある粉末を粉砕して一定粒
度以下に調整した粉末をサンプル容器内に収容するよう
にしている。そして、この粉末を一定粒度以下に調整す
る場合には、従来、第5図に示すように、三脚架台1に
支持されたステンレス製ロート2の上部の金網3の上に
粉末4を載せ、小筆5によってかきまぜながら落下させ
ることにより、粒度調整された粉末6を残サンプル受け
箱7内のサンプル容器8に収容するようにしている。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、上記従来の粉末調整作業はグローブボッ
クス内での手作業であるため、作業性が悪く時間がかか
る上に、金網上に載せた粉末を小筆でかき混ぜて落下さ
せるため、作業者によって個人差が生じ易く、調整粉に
バラツキが生じるおそれが否定できない。
また、振動篩分機のような市販の装置は、装置が大き
く、実用的でない上に効率も良くないという問題があ
る。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、作業性を大幅に改善でき、かつ処理時
間を短縮できる上に、均一な調整粉を得ることができる
粉末調整装置を提供することにある。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するために、本考案は、サンプル容器内
に収容する粉末を一定粒度以下に調整する粉末調整装置
において、中心軸線を水平に向けて設置された固定ドラ
ムと、この固定ドラムの上部に配置された粉末投入ロー
トと、上記固定ドラムの下部に設置された粉末回収ロー
トと、上記固定ドラムの内部にその中心軸線まわりに回
動調整自在に設けられると共に、上部に粉末導入口を有
する内部ドラムと、この内部ドラム内に、内部ドラムの
中心軸線を中心にして回転自在に設けられたブラシとを
備えてなり、上記内部ドラムの下部に、この内部ドラム
の周まわりに複数の網目の径が異なる網目状の出口が設
けられ、かつこれらの網目状の出口がそれぞれ上記粉末
回収ロートの上部開口と同じ大きさに設定されたもので
ある。
「作用」 本考案の粉末調整装置にあっては、固定ドラム内の内部
ドラムを中心軸線回りに回動調整して、所定の網目径を
有する内部ドラムの網目状の出口を固定ドラムの下部に
設置された粉末回収ロートの上部開口に合致させた状態
において、粉末投入ロートから固定ドラム内に投入され
た粉末が、粉末導入口を介して内部ドラム内に入り、網
目状の出口上に落下すると、ブラシを回転させ、この粉
末をかき混ぜて網目状の出口から粉末回収ロートへと降
下させる。
「実施例」 以下、第1図ないし第4図に基づいて本考案の一実施例
を説明する。
これらの図において符号10は円筒状の固定ドラムであ
り、この固定ドラム10はその中心軸線を水平に向けて
設置されている。そして、この固定ドラム10の外周上
部には粉末投入ロート11が配置されており、この粉末
投入ロート11に設けられた粉末投入口12から投入さ
れた粉末は固定ドラム10内に収容されるようになって
いる。また、上記粉末投入ロート11の下部には、粉末
の固定ドラム10内への投入を開閉操作する粉末導入開
閉電磁シャッタ13が設けられている。さらに、上記固
定ドラム10の外周下部には粉末回収ロート14が設置
されており、この粉末回収ロート14の下部には粉末排
出口15が形成されている。
上記固定ドラム10の内部には、内部ドラム16が収納
されており、この内部ドラム16の外周上部には、周ま
わりに等間隔(60度間隔)で3個の粉末導入口17が
形成されている。そして、上記内部ドラム16の外周下
部には、周まわりに3枚の網目の径が異なる(例えば、
20,40,60メッシュ)金網18,19,20が設
けられており、これらの金網18,19,20と上記粉
末回収ロート14の上部開口とは同じ大きさに設定され
ている。また、上記内部ドラム16の外周上部には、回
転ノブ21が突設されており、この回転ノブ21に対向
して固定ドラム10の外周上部には周まわりに長孔22
が所定角度(120度)分だけ形成されている。そし
て、上記回転ノブ21を上記固定ドラム10の長孔22
の両端及び中央部に位置させることにより、内部ドラム
16の各金網18,20,19が粉末回収ロート14の
上部開口に一致するようになっている。さらに、上記固
定ドラム10の両端面にはそれぞれ蓋23が固定ボルト
によって取付けられており、これらの蓋23の中心部に
は回転軸24が回転自在に設けられている。そして、一
方の蓋23から外部に突出した回転軸24の端部には減
速モータ25が連結されている。さらにまた、回転軸2
4には、伸縮可能なスプリング付回転アーム26が設け
られており、このスプリング付回転アーム26の先端に
は、内部ドラム16の内面に接触するブラシ27が取付
けられている。
上記のように構成された粉末調整装置28は固定アーム
29によって支持されており、この粉末調整装置28の
下方には、サンプル容器受アーム30の先端に取付けた
サンプル固定リング31が設けられている。そして、こ
のサンプル固定リング31にはサンプル容器32が着脱
自在に装着されており、このサンプル容器32の上面に
接するように、すり切り板33が水平回動自在に設けら
れている。また、上記サンプル固定リング31に支持さ
れたサンプル容器32の下方には粉末受容器34が設置
されている。
上記粉末調整装置28を用いて粉末を一定粒度以下に調
整する場合には、まず、内部ドラム16の回転ノブ21
を固定ドラム10の長孔22に沿って移動させることに
より、粉末回収ロート14の上部開口に一致する金網1
8,19,20を選択する。次いで、粉末導入開閉電磁
シャッタ13を開き、粉末投入ロート11の粉末投入口
12から粉末を投入すると、この粉末は、粉末投入ロー
ト11内を通り、固定ドラム10内に入り、内部ドラム
16の粉末導入口17から内部ドラム16内に収容され
る。そして、内部ドラム16内に収容された粉末は、金
網18,19,20のいずれかの網目を通って粉末回収
ロート14に落下する。
この場合、減速モータ25によって回転軸24を回転さ
せ、スプリング付回転アーム26の先端のブラシ27に
よって、粉末を金網18,19,20のいずれかに押し
付けるようにすることにより、粉末を円滑に落下させる
ことができる。
上記金網18,19,20によって篩分けられて一定粒
度以下に調整された粉末は、粉末回収ロート14を通っ
て、粉末排出口15から排出され、サンプル容器32内
に収容される。そして、サンプル容器32に粉末が一杯
になると、粉末調整装置28での粉末調整操作を止め、
かつすり切り板33を回動して、サンプル容器32の上
面から盛り上がった粉末を粉末受容器34内に落下させ
た後、サンプル容器32をサンプル固定リング31から
取り外し、見掛密度及びタップ密度を測定する。
なお、本考案の粉末調整装置は、二酸化ウラン粉末の他
に、重ウラン酸アンモン(ADU)粉末等各種の粉末の
調整に適用できる。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案は、サンプル容器内に収容
する粉末を一定粒度以下に調整する粉末調整装置におい
て、中心軸線を水平に向けて設置された固定ドラムと、
この固定ドラムの上部に配置された粉末投入ロートと、
上記固定ドラムの下部に設置された粉末回収ロートと、
上記固定ドラムの内部にその中心軸線まわりに回動調整
自在に設けられると共に、上部に粉末導入口を有する内
部ドラムと、この内部ドラム内に、内部ドラムの中心軸
線を中心にして回転自在に設けられたブラシとを備えて
なり、上記内部ドラムの下部に、この内部ドラムの周ま
わりに複数の網目の径が異なる網目状の出口が設けら
れ、かつこれらの網目状の出口がそれぞれ上記粉末回収
ロートの上部開口と同じ大きさに設定されたものである
から、固定ドラム内の内部ドラムを中心軸線回りに回動
調整して、所定の網目径を有する内部ドラムの網目状の
出口を固定ドラムの下部に設置された粉末回収ロートの
上部開口に合致させた状態において、粉末投入ロートか
ら固定ドラム内に投入された粉末が、粉末導入口を介し
て内部ドラム内に入り、網目状の出口上に落下すると、
ブラシを回転させ、この粉末をかき混ぜて網目状の出口
から粉末回収ロートへと降下させることにより、作業性
を大幅に改善でき、かつ処理時間を短縮できる上に、所
定の網目径に応じた一定粒径以下の均一な調整粉を得る
ことができると共に、機械化、自動化が容易で、しかも
一般の篩分装置として使用でき、汎用性がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示すもので、
第1図は分解斜視図、第2図は側面図、第3図はサンプ
ル容器内に調整粉を収容する装置の全体構成図、第4図
はすり切り板の動作を説明する平面図、第5図は従来の
サンプル容器内への調整粉の収容作業を示す斜視図であ
る。 10……固定ドラム、11……粉末投入ロート、12…
…粉末投入口、14……粉末回収ロート、15……粉末
排出口、16……内部ドラム、17……粉末導入口、1
8,19,20……金網、27……ブラシ、28……粉
末調整装置、32……サンプル容器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中村 均 茨城県那珂郡東海村大字舟石川622番地1 三菱原子燃料株式会社東海製作所内 (72)考案者 橋本 均 茨城県那珂郡東海村大字舟石川622番地1 三菱原子燃料株式会社東海製作所内 (56)参考文献 実開 昭63−174997(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】サンプル容器内に収容する粉末を一定粒度
    以下に調整する粉末調整装置において、中心軸線を水平
    に向けて設置された固定ドラムと、この固定ドラムの上
    部に配置された粉末投入ロートと、上記固定ドラムの下
    部に設置された粉末回収ロートと、上記固定ドラムの内
    部にその中心軸線まわりに回動調整自在に設けられると
    共に、上部に粉末導入口を有する内部ドラムと、この内
    部ドラム内に、内部ドラムの中心軸線を中心にして回転
    自在に設けられたブラシとを備えてなり、上記内部ドラ
    ムの下部に、この内部ドラムの周まわりに複数の網目の
    径が異なる網目状の出口が設けられ、かつこれらの網目
    状の出口がそれぞれ上記粉末回収ロートの上部開口と同
    じ大きさに設定されたことを特徴とする粉末調整装置。
JP1989028674U 1989-03-14 1989-03-14 粉末調整装置 Expired - Lifetime JPH067827Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989028674U JPH067827Y2 (ja) 1989-03-14 1989-03-14 粉末調整装置

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JP1989028674U JPH067827Y2 (ja) 1989-03-14 1989-03-14 粉末調整装置

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Publication Number Publication Date
JPH02121171U JPH02121171U (ja) 1990-10-01
JPH067827Y2 true JPH067827Y2 (ja) 1994-03-02

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ID=31252234

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JP1989028674U Expired - Lifetime JPH067827Y2 (ja) 1989-03-14 1989-03-14 粉末調整装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2906031B1 (fr) * 2006-09-14 2009-01-30 Omya S A S Soc Par Actions Sim Dispositif de caracterisation de la granulometrie des poudres et ses utilisations.
JP2021102189A (ja) * 2019-12-25 2021-07-15 株式会社クボタ 発酵適物選別装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0335428Y2 (ja) * 1987-04-30 1991-07-26

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JPH02121171U (ja) 1990-10-01

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