JPH0677940A - ダイバーシチ受信装置 - Google Patents

ダイバーシチ受信装置

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JPH0677940A
JPH0677940A JP4250413A JP25041392A JPH0677940A JP H0677940 A JPH0677940 A JP H0677940A JP 4250413 A JP4250413 A JP 4250413A JP 25041392 A JP25041392 A JP 25041392A JP H0677940 A JPH0677940 A JP H0677940A
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clock
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demodulated
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Kazutoshi Okamoto
和敏 岡本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信系が切り替えられる度にクロック生成回
路内で位相がジャンプすることのないダイバーシチ受信
装置を得る。 【構成】 各受信系からの復調データを受信機の受信レ
ベルに応じて選択するとともに、1つの受信系からの復
調クロックを固定的にクロック生成回路に供給して、そ
れに基づく再生クロックおよびシステムクロックの生成
を行い、また、受信アンテナの偏波面を各受信系で異な
るものとした。 【効果】 受信系の切り替え時に送信側と受信側のクロ
ックの同期が外れることがなくなって安定なクロックを
システムに供給することができ、また、偏波ダイバーシ
チの効果も備えたダイバーシチ受信装置が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、同期系のディジタル
通信を行う無線通信システムで用いられるダイバーシチ
受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば「移動通信の基礎」(奥村
善久,進士昌明監修 電子情報通信学会編 昭和61年
10月1日発行)に示された、従来のダイバーシチ受信
装置を示す構成図である。図において、11,12は空
間的に離れて配置された2系統の受信アンテナであり、
21,22は各受信アンテナ11,12に対応して用意
され、これら各受信アンテナ11,12に誘起された電
力より復調データおよび復調クロックを復調する受信機
である。3はこれら各受信機21,22の受信レベルを
比較してその比較結果に基づく選択信号を出力するレベ
ル比較器であり、4はこのレベル比較器3からの選択信
号を受けて、前記受信機11,12中の受信レベルの高
い方の復調データと復調クロックを選択する選択スイッ
チである。5はこの選択スイッチ4で選択された復調ク
ロックに基づいて再生クロックおよびシステムクロック
を生成するクロック生成回路である。
【0003】次に動作について説明する。送信側より空
間に放射された電波によって受信アンテナ11および1
2に誘起された電力は、対応する受信機21あるいは2
2に送られて復調され、各受信機21,22からはそれ
ぞれ復調データおよび復調クロックが選択スイッチ4に
入力される。この時、レベル比較器3は各受信機21お
よび22の受信レベルを取り込んで比較し、その受信レ
ベルが高い方の受信機21あるいは22を検出し、当該
受信機21あるいは22からの復調データおよび復調ク
ロックを選択させる選択信号を選択スイッチ4に送る。
選択スイッチ4では受け取った選択信号に従って切替動
作を行い、受信レベルの高い受信機21あるいは22か
らの復調データを選択データとして出力するとともに、
当該受信機21あるいは22からの復調クロックをクロ
ック生成回路5に入力する。クロック生成回路5はこの
選択スイッチ4で選択された復調クロックに基づいて、
再生クロックおよびシステムクロックを生成する。これ
らのクロックは送信側のクロックと同期しており、受信
側ではそれらに同期してデータの再生やシステム動作を
実行している。
【0004】ここで、図6はその時の各部の波形を示す
説明図であり、同図(a)はレベル比較器3より出力さ
れる選択信号、同図(b)は受信機21より出力される
復調クロック、同図(c)は受信機22より出力される
復調クロック、同図(d)はクロック生成回路5に入力
されるクロックを示している。図示のように、受信機2
1より出力される復調クロックと受信機22より出力さ
れる復調クロックの位相が異なる場合、ダイバーシチに
よって受信系が切り替えられると、クロック生成回路5
に入力されるクロックは図6(d)に示すように選択信
号の切替点において位相が変化し、クロック生成回路5
における再生クロックおよびシステムクロックの生成に
支障をきたす。また、各受信機21,22における受信
レベルの変動は1ビット毎に生じ、受信系の切り替えは
それに応じて頻繁に行われることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のダイバーシチ受
信装置は以上のように構成されているので、ダイバーシ
チによって受信系が切り替えられる都度、クロック生成
回路5内で位相のジャンプが起こり、送信側と受信側と
のクロックの同期がとれなくなってデータの再生が困難
になるという問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、ダイバーシチによる受信系
の切り替えによって、送信側と受信側とのクロックの同
期外れが起こることのないダイバーシチ受信装置を得る
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係るダイバーシチ受信装置は、各受信系からの復調デー
タを受信機の受信レベルに応じて選択するとともに、1
つの受信系からの復調クロックを固定的にクロック生成
回路に供給し、それに基づいて再生クロックおよびシス
テムクロックを生成するものである。
【0008】また、請求項2に記載の発明に係るダイバ
ーシチ受信装置は、各受信系にて受信アンテナの偏波面
を変えたものである。
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明におけるクロック生成回
路は、複数の受信機中の1つから固定的に復調クロック
の供給を受け、それに基づいて再生クロックおよびシス
テムクロックを生成することにより、ダイバーシチによ
って受信系が切り替えられる度にクロック生成回路内で
位相がジャンプすることを防止し、受信系の切り替え時
に送信側と受信側とのクロックの同期が外れることのな
いダイバーシチ受信装置を実現する。
【0010】また、請求項2に記載の発明におけるダイ
バーシチ受信装置は、各受信系で受信アンテナの偏波面
を異なったものとすることにより、偏波ダイバーシチの
効果も備えたダイバーシチ受信装置を実現する。
【0011】
【実施例】実施例1.以下、この発明の実施例1を図に
ついて説明する。図1は請求項1に記載した発明の一実
施例を示す構成図である。図において、11,12は受
信アンテナ、21,22は受信機、3はレベル比較器、
5はクロック生成回路であり、図5に同一符号を付した
従来のそれらと同一、あるいは相当部分であるため詳細
な説明は省略する。また、6はレベル比較器3からの選
択信号に基づいて、受信機11と12の復調データのみ
の選択・切替を行う点で、図5で符号4を付した従来の
ものとは異なる選択スイッチである。なお、クロック生
成回路5には一方の受信機(図示の例では受信機21)
で復調された復調クロックが固定的に入力されている。
【0012】次に動作について説明する。なお、基本的
な動作は従来の場合と同様であるためその説明は省略す
る。ここで、図2は各部の波形を示す説明図で、同図
(a)はレベル比較器3より出力される選択信号、同図
(b)は受信機21よりクロック生成回路5に入力され
るクロックを示している。図2(a)に示す選択信号に
よって選択スイッチ6が切り替えられると、受信レベル
の高い受信機21あるいは22からの復調データが選択
され、選択データとして出力されるため、ダイバーシチ
の効果が損なわれることはない。しかしながら、クロッ
ク生成回路5に入力されるクロックは図2(b)に示す
ように、受信機21から固定的に供給されているため、
ダイバーシチにて受信系が切り替えられても選択信号の
切替点において位相が変化することはない。従って、各
受信機21,22における受信レベルが1ビット毎に変
化して、受信系の切り替えが頻繁に行われても、クロッ
ク生成回路5内でクロックの位相がジャンプすることは
なくなり、再生クロックおよびシステムクロックの生成
は正常に行われる。
【0013】実施例2.なお、上記実施例1では、受信
系が2系統の場合について述べたが、図3に示すように
N系統(Nは3以上の整数)としてもよく、上記実施例
と同様の効果を奏する。図において、11〜1NはN系
統の受信アンテナ、21〜2Nはこれら各受信アンテナ
11〜1Nに対応して用意された受信機であり、7はこ
れら各受信機21〜2N中で最も受信レベルの高いもの
からの復調データを、レベル比較器3からの選択信号に
従って選択する選択スイッチである。なお、他は図1に
同一符号を付したものと同一、もしくは相当部分である
ためその説明は省略する。また、その動作も図1に示し
た実施例1の場合と実質的に同一であるため、説明は省
略する。
【0014】実施例3.また、上記各実施例では、各受
信系における受信アンテナの偏波面が同一である場合に
ついて説明したが、各受信アンテナに異なる偏波面を持
たせるようにしてもよい。図4は請求項2に記載したそ
のような発明の一実施例を示す構成図であり、同一部分
には図1と同一符号を付してその説明を省略する。図に
おいて、81,82は互いに異なった偏波面を有する受
信アンテナである。この実施例においては、互いに偏波
面の異なる受信アンテナ81と82とに誘起された電力
を受信機21および22で復調し、その受信レベルの高
い受信機21あるいは22からの復調データを選択スイ
ッチ6で選択しているため、前記各実施例と同様の効果
を奏するとともに、偏波ダイバーシチの効果をも備えて
いる。
【0015】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、復調データのみを各受信機の受信レベルに応じ
て選択し、受信機中の1つからクロック生成回路に固定
的に復調クロックを供給して再生クロックおよびシステ
ムクロックの生成を行わせるように構成してので、ダイ
バーシチによって受信系が切り替えられる度にクロック
生成回路内で位相がジャンプすることがなくなり、受信
系の切り替え時に送信側と受信側とのクロックの周期外
れが防止できてシステムの動作を安定化することができ
るダイバーシチ受信装置が得られる効果がある。
【0016】また、請求項2に記載の発明によれば、受
信アンテナの偏波面が各受信系で異なるように構成した
ので、偏波ダイバーシチの効果も備えたダイバーシチ受
信装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す構成図である。
【図2】上記実施例の各部の波形を示す説明図である。
【図3】この発明の実施例2を示す構成図である。
【図4】この発明の実施例3を示す構成図である。
【図5】従来のダイバーシチ受信装置を示す構成図であ
る。
【図6】その各部の波形を示す説明図である。
【符号の説明】
11〜1N 受信アンテナ 21〜2N 受信機 3 レベル比較器 5 クロック生成回路 6 選択スイッチ 7 選択スイッチ 81,82 受信アンテナ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数系統の受信アンテナと、前記各受信
    アンテナ対応に用意され、前記受信アンテナに誘起され
    た電力を復調して復調データおよび復調クロックを出力
    する受信機と、前記各受信機の受信レベルを比較するレ
    ベル比較器と、前記レベル比較器の比較結果に基づいて
    受信レベルの最も高い前記受信機の復調データを選択す
    る選択スイッチと、前記受信機の1つで復調された復調
    クロックに基づいて再生クロックおよびシステムクロッ
    クを生成するクロック生成回路とを備えたダイバーシチ
    受信装置。
  2. 【請求項2】 前記受信アンテナが異なる偏波面を持つ
    ことを特徴とする請求項1に記載のダイバーシチ受信装
    置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0284824A (ja) * 1988-06-15 1990-03-26 Matsushita Electric Works Ltd 偏波ダイバーシチ無線通信方式
JPH03214820A (ja) * 1990-01-19 1991-09-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ダイバーシティ受信回路

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